JP2562207B2 - 双方向通信装置 - Google Patents

双方向通信装置

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JP2562207B2
JP2562207B2 JP1223926A JP22392689A JP2562207B2 JP 2562207 B2 JP2562207 B2 JP 2562207B2 JP 1223926 A JP1223926 A JP 1223926A JP 22392689 A JP22392689 A JP 22392689A JP 2562207 B2 JP2562207 B2 JP 2562207B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、1本の通信線を用いて双方向通信を行な
う双方向通信装置に関する。
[従来の技術] テープデッキ、CD(コンパクトディスク)プレーヤお
よびアンプ等よりなる音響システムにおいて、操作性向
上のために、いわゆるシンクロ動作を行なうものが提案
されている。シンクロ動作には、例えばCDオートファン
クション、デッキオートファンクション、CDシンクロ録
音等がある。
CDオートファンクションにおいては、CDプレーヤを再
生状態にすると、アンプのファンクションは自動的にCD
プレーヤに切り替り、あるいはアンプのファンクション
をCDプレーヤにすると、CDプレーヤは自動的に再生状態
になる。
デッキオートファンクションにおいては、テープデッ
キを再生状態にすると、アンプのファンクションは自動
的にテープデッキに切り替り、あるいはアンプのファン
クションをテープデッキにすると、テープデッキは自動
的に再生状態になる。
CDシンクロ録音においては、その操作キーが押される
と、アンプのファンクションは自動的にCDプレーヤとな
り、CDプレーヤは自動的に再生状態となり、CDプレーヤ
からの再生信号がテープデッキでもって録音される。
[発明が解決しようとする課題] このようなシンクロ動作をさせるために、テープデッ
キ、CDプレーヤおよびアンプ間ではファンクション切換
信号、再生開始信号等の制御信号の通信が行なわれる
が、シンクロ動作が複雑になればなる程、制御信号が増
えて制御線の数が増加し、コントロールが複雑になると
共に、コストアップとなる欠点があった。
そこで、この発明では、上述欠点を除去できる双方向
通信装置を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、一本通信線と、上記通信線からの入力デ
ータより伝送データを検出する入力処理手段と、上記通
信線に伝送データを出力する出力処理手段とを備える双
方向通信装置において、 上記伝送データは、「1」のデータビットを第1のレ
ベルが第1の時間継続することで表わし、「0」のデー
タビットを上記第1のレベルが第2の時間継続すること
で表わし、第2のレベルが第3の時間継続することで上
記データビット間を表わすものであって、 上記入力処理手段によって上記入力データが上記第3
の時間より大きい時間上記第2のレベルにあることが検
出されるとき、上記出力処理手段より上記通信線に上記
伝送データを出力することが可能となり、 上記入力処理手段は上記入力データが上記第1のレベ
ルから第2のレベルに変化して上記第3の時間より大き
い時間上記第2のレベルにあることを検出するとき、上
記伝送データとして検出されるデータビットの個数が所
定の個数であることを確認して、上記伝送データとして
検出されるデータビットを伝送データとして扱うもので
ある。
[作用] 上述構成においては、シリアルビットデータの表現方
法を細かく規定しているため、受信データがノイズであ
るのか、データであるのかを正しく判別することが可能
となる。また、入力データがないことを判別したときに
のみ伝送データを出力するので、信号線上でのデータの
衝突を防ぐことが可能となる。また、伝送データとして
検出されるデータビットの個数をカウントしていること
から、受信データの増加、欠落を発見することが可能と
なる。
[実 施 例] 以下、第1図を参照しながら、この発明の一実施例に
ついて説明する。
同図において、1はテープデッキであり、このテープ
デッキ1のメカデッキはマイクロコンピュータ(以下
「マイコン」という)10によって制御される。マイコン
10には再生キー1aおよびCDからの再生信号をテープに録
音するダビングキー1bが接続される。
マイコン10の入力ボードには制御線50が接続されると
共に、この入力ポートは接続スイッチ12を介して接地さ
れる。この接続スイッチ12のオンオフ制御信号はマイコ
ン10の出力ポートより供給される。
また、2はCDプレーヤであり、このCDプレーヤ2はマ
イコン20によって制御される。マイコン20には再生キー
2aが接続される。
マイコン20の入力ポートには制御線50が接続されると
共に、この入力ポートは接続スイッチ22を介して接地さ
れる。この接続スイッチ22のオンオフ制御信号はマイコ
ン20の出力ポートより供給される。
また、3はアンプであり、このアンプ3のファンクシ
ョン切換はマイコン30によって制御される。マイコン30
には、それぞれテープデッキ1およびCDプレーヤ2を選
択するファンクションキー3aおよび3bが接続される。
マイコン30の入力ポートには制御線50が接続されると
共に、マイコン30の入力ポートは接続スイッチ32を介し
て接地される。この接続スイッチ32のオンオフ制御信号
はマイコン30の出力ポートより供給される。
また、制御線50は、テープデッキ1、CDプレーヤ2お
よびアンプ3の各部分で、それぞれ抵抗器11、21および
31を介して電源端子に接続される。
なお、第1図では、図面の簡単化のために、音声信号
線は省略している。
本例においては、CDオートファンクション、デッキオ
ートファンクション、CDシンクロ録音のシンクロ動作が
行なわれる。
すなわち、CDプレーヤ2の再生キー2aが押されると、
CDプレーヤ2は再生状態になり、アンプ3のファンクシ
ョンはCDプレーヤに切り替り、CDプレーヤ2からの再生
信号はアンプ3を介して出力される。
また、アンプ3のファンクションキー3bが押される
と、アンプ3のファンクションはCDプレーヤに切り替
り、CDプレーヤ2は再生状態になり、CDプレーヤ2から
の再生信号はアンプ3を介して出力される。
また、テープデッキ1の再生キー1aが押されると、テ
ープデッキ1は再生状態になり、アンプ3のファンクシ
ョンはテープデッキに切り替り、テープデッキ1からの
再生信号はアンプ3を介して出力される。
また、アンプ3のファンクションキー3aが押される
と、アンプ3のファンクションはテープデッキに切り替
り、テープデッキ1は再生状態になり、テープデッキ1
からの再生信号はアンプ3を介して出力される。
また、テープデッキ1のダビングキー1bが押される
と、アンプ3のファンクションはCDプレーヤに切り替る
と共に、CDプレーヤ2はボーズ状態となる。そして、テ
ープデッキ1が録音状態になると、CDプレーヤ2は再生
状態になり、CDプレーヤ2からの再生信号はアンプ3を
介してテープデッキ1に供給されて録音される。そし
て、CDプレーヤ2の再生が終了し、またはテープデッキ
1の録音が終了すると、テープデッキ1およびCDプレー
ヤ2は共に停止状態となる。
以上のようなシンクロ動作を行なうために、テープデ
ッキ1より制御線50には、テープデッキ再生開始デー
タ、CD録音開始データ、録音終了データが出力され、CD
プレーヤ2より制御線50にはCDプレーヤ再生開始デー
タ、録音開始データ、CDプレーヤ再生終了データが出力
され、アンプ3より制御線50にはテープデッキ再生開始
データ、CDプレーヤ再生開始データが出力される。
本例において、これらのデータは、2値の8ビットシ
リアルデータD0〜D7であり、各ビットデータはローレベ
ル「L」で構成され、各ビットデータ間に2.5msecのハ
イレベル「H」の期間が設けられて、D7,D6,・・・の順
に順次出力される(第2図に図示)。
ここで、“0"のビットデータ部分では、ローレベル
「L」が7.5msec続くように出力され(第3図Aに図
示)、“1"のビットデータ部分では、ローベル「L」が
2.5msec続くように出力される(同図Bに図示)。つま
り、これらのデータ“0",“1"は、接続スイッチ12、22
および32がオンとされることにより、制御線50に出力さ
れる。
第4図は、データD7〜D0=[11010011]であるとき
の、制御線50における出力波形を示したものである。
第5図〜第7図のフローチャートは、それぞれ、テー
プデッキ1、CDプレーヤ2およびアンプ3のマイコン1
0、20および30の動作を示している。
これらマイコン10、20および30では、それぞれ制御線
50よりデータを検出する入力処理と、制御線50にデータ
を出力する出力処理が行なわれるので、まず、この入力
処理および出力処理を説明する。
入力処理では、制御線50からの入力データの立ち下が
りから立ち上がりまでの時間を計測し、その時間が5mse
c以下のときにはデータ“1"として入力し、5msecより大
きいときにはデータ“0"として入力する。そして、入力
データが2.5msecより長い所定時間、本例においては10m
secハイレベル「H」の状態が続くとき、データの入力
を終了し、入力されたデータの個数が8個のときのみ有
効データとする。
このような入力処理は、第8図に示すフローチャート
に沿って行なわれる。
まず、ステップ401で、タイマ処理を行なう。このタ
イマ処理は、第9図に示すフローチャートに沿って行な
われる。すなわち、ステップ501で制御線50からの入力
データの状態を判断する。入力データがハイレベル
「H」であるときには、ステップ502で、タイマ3がス
タートしたか判断する。
ステップ501で、入力データがローレベル「L」であ
るとき、あるいはステップ502でタイマ3がスタートし
ていないときには、ステップ503で、タイマ3をスター
トしてリターンする。ステップ502で、タイマ3がスタ
ートしているときはリターンする。
第8図に戻って、つぎに、ステップ402で、入力デー
タがハイレベル「H」からローレベル「L」(立ち下が
り)になったか判断する。立ち下がりであるときには、
ステップ403で、タイマ1をスタートし、ステップ404
で、入力データがローレベル「L」からハイレベル
「H」(立ち上がり)になったか判断する。ステップ40
2で、立ち下がりでないときにも、ステップ404に進む。
ステップ404で、立ち上がりであるときには、ステッ
プ405で、タイマ1の時間が5msec以下であるか判断す
る。5msec以下であるときには、ステップ406で、データ
“1"をメモリに記憶し、5msec以下でないときには、ス
テップ407でデータ“0"をメモリに記憶し、そして、ス
テップ408でN1を1だけカウントアップしてリターンす
る。
ステップ404で、立ち上がりでないときには、ステッ
プ409で、タイマ3の時間が10msecであるか判断する。1
0msecでないときにはリターンし、10msecであるときに
は、ステップ410で、N1=8であるか判断する。N1=8
でないときには、入力されたデータの個数が8でないの
に、入力データが10msecハイレベル「H」の状態が続い
てデータの入力が終了したので、ステップ411で、N1=
0としてリターンする。
ステップ410で、N1=8であるときには、入力された
データの個数が8であって有効データとなるので、ステ
ップ412でN1=0とし、ステップ413で、入力完了フラグ
をセットしてリターンする。
出力処理では、制御線50からの入力データが上述の10
msecより長い所定時間、本例においては、12.5msecハイ
レベル「H」の状態が続くときには、シリアルデータの
出力許可状態となる。そして、上述したようにデータ
“1"のビットでは2.5msecだけローレベル「L」を、デ
ータ“0"のビットでは7.5msecだけローレベル「L」を
制御線50に出力し、各ビットの間には2.5msecのハイレ
ベル「H」を制御線50に出力する。
また、各ビットを出力する直前に、制御線50からの入
力データがローレベル「L」ならば、出力を中止する。
また、データの出力中にも、入力処理を行ない、8ビ
ットのシリアルデータの出力を終了し、10msec後に出力
したシリアルデータと、入力されたシリアルデータとを
比較し、双方のデータが同じとき出力を完了する。デー
タが異なったときは、出力許可状態となってから再び出
力する。
このような出力処理は、第10図に示すフローチャート
に沿って行なわれる。
まず、ステップ601で、タイマ処理(第9図参照)を
行なったのち、ステップ602で、タイマ3の時間が12.5m
secであるか判断する。12.5msecでないときには、出力
許可状態でないので、リターンする。
ステップ602で、12.5msecであるときには、出力許可
状態なので、ステップ603で、N2=8としたのち、ステ
ップ604で、制御線50からの入力データの状態を判断す
る。入力データがローレベル「L」であるときには、リ
ターンして出力を中止し、ハイレベル「H」であるとき
には、ステップ605で、入力ポートに接続されている接
続スイッチをオンとして制御線50にローレベル「L」を
出力する。
そして、ステップ606で、タイマ2をスタートしたの
ち、ステップ607で、N2ビット目のデータが“1"である
か“0"であるか判断する。データ“1"であるときには、
ステップ608で、入力処理(第8図参照)をしたのち、
ステップ609で、タイマ2の時間が2.5msecであるか判断
し、2.5msecでないときには、ステップ608に戻る。ステ
ップ607で、データ“0"であるときには、ステップ610
で、入力処理(第8図参照)をしたのち、ステップ611
で、タイマ2の時間が7.5msecであるか判断し、7.5msec
でないときには、ステップ610に戻る。
ステップ609で、2.5msecであるとき、あるいはステッ
プ611で、7.5msecであるときには、ステップ612で、入
力ポートに接続されている接続スイッチをオフとして制
御線50にハイレベル「H」を出力する。
そして、ステップ613で、N2を1だけカウントダウン
し、ステップ614で、タイマ2をスタートしたのち、ス
テップ615で、N2=0であるか判断する。8ビットのシ
リアルデータD7〜D0を全て出力しておらず、N2=0でな
いときには、ステップ616で、入力処理(第8図参照)
をしたのち、ステップ617で、タイマ2の時間が2.5msec
であるか判断する。2.5msecでないときには、ステップ6
16に戻り、2.5msecであるときには、ステップ604に戻っ
て、次のビットの出力処理を行なう。
8ビットのシリアルデータD7〜D0を全て出力し、ステ
ップ615で、N2=0であるときには、ステップ618で、入
力処理(第8図参照)をしたのち、ステップ619で、タ
イマ2の時間が10msecであるか判断する。10msecでない
ときには、ステップ618に戻り、10msecであるときに
は、ステップ620で、入力完了フラグがセットされてい
るか判断する。セットされていないときには、リターン
し、セットされているときには、ステップ621で、入力
完了フラグをリセットしたのち、ステップ622で、出力
データと入力データとが一致するか判断する。
ステップ622で、一致しないときには、リターンし、
一致するときには、ステップ623で、出力完了フラグを
セットしたのちリターンする。
次に、テープデッキ1のマイコン10の動作を、第5図
を参照して説明する。
すなわち、ステップ101で、再生キー1aが押されたか
判断する。押されていないときには、ステップ102で、
ダビングキー1bが押されたか判断する。押されていない
ときには、ステップ103で、入力処理(第8図参照)を
したのち、ステップ104で、入力完了フラグがセットさ
れているか判断する。
ステップ104で、セットされていないときには、ステ
ップ101に戻り、セットされているときには、ステップ1
05で、入力完了フラグをリセットしたのち、ステップ10
6で、入力された8ビットのシリアルデータがテープデ
ッキ再生開始データであるか判断する。テープデッキ再
生開始データでないときには、ステップ101に戻る。
ステップ101で、再生キー1aが押されているときに
は、ステップ107で、テープデッキ再生開始データの出
力処理(第10図参照)をしたのち、ステップ108で、出
力完了フラグがセットされているか判断する。セットさ
れていないときには、ステップ107に戻って再び出力処
理をし、セットされているときには、ステップ109で、
出力完了フラグをリセットしたのち、ステップ110で、
テープデッキ1を再生状態にして、再生を開始する。
なお、ステップ106で、入力された8ビットのシリア
ルデータがテープデッキ再生開始データであるときに
も、ステップ110に進み、テープデッキ1を再生状態に
して、再生を開始する。
ステップ102で、ダビングキー1bが押されているとき
には、ステップ111で、CD録音開始データの出力処理
(第10図参照)をしたのち、ステップ112で、出力完了
フラグがセットされているか判断する。セットされてい
ないときには、ステップ111に戻って再び出力処理を
し、セットされているときには、ステップ113で、出力
完了フラグをリセットする。
そして、ステップ114で、入力処理(第8図参照)を
したのち、ステップ115で、入力完了フラグがセットさ
れているか判断する。セットされていないときには、ス
テップ114に戻り、セットされているときには、ステッ
プ116で、入力完了フラグをリセットしたのち、ステッ
プ117で、入力された8ビットのシリアルデータがCD録
音開始データであるか判断する。CD録音開始データでな
いときには、ステップ114に戻り、CD録音開始データで
あるときには、ステップ118で、テープデッキ1を録音
状態にする。
そして、ステップ119で、録音終了か判断する。録音
終了でないときには、ステップ120で入力処理(第8図
参照)をしたのち、ステップ121で、入力完了フラグが
セットされているか判断する。セットされていないとき
には、ステップ119に戻り、セットされているときに
は、ステップ122で、入力完了フラグをリセットしたの
ち、ステップ123で、入力された8ビットのシリアルデ
ータがCD再生終了データであるか判断する。CD再生終了
データでないときには、ステップ119に戻り、CD再生終
了データであるときには、ステップ124で、テープデッ
キ1を停止状態にして、CD録音を終了する。
ステップ119で、録音終了であるときには、ステップ1
25で、テープデッキ1を停止状態とする。そして、ステ
ップ126で、録音終了データの出力処理(第10図参照)
をしたのち、ステップ127で、出力完了フラグがセット
されているか判断する。セットされていないときには、
ステップ126に戻って再び出力処理をし、セットされて
いるときには、ステップ128で、出力完了フラグをリセ
ットして、CD録音を終了する。
次に、CDプレーヤ2のマイコン20の動作を、第6図を
参照して説明する。
すなわち、ステップ201で、再生キー2aが押されたか
判断する。押されていないときには、ステップ202で、
入力処理(第8図参照)をしたのち、ステップ203で、
入力完了フラグがセットされているか判断する。セット
されていないときには、ステップ201に戻る。
ステップ203で、セットされているときには、ステッ
プ204で、入力完了フラグをリセットしたのち、ステッ
プ205で、入力された8ビットのシリアルデータがCDプ
レーヤ再生開始データであるか判断する。CDプレーヤ再
生開始データでないときには、ステップ206で、CD録音
開始データであるか判断する。CD録音開始データでない
ときには、ステップ201に戻る。
ステップ201で、再生キー2aが押されているときに
は、ステップ207で、CDプレーヤ再生開始データの出力
処理(第10図参照)をしたのち、ステップ208で、出力
完了フラグがセットされているか判断する。セットされ
ていないときには、ステップ207に戻って再び出力処理
をし、セットされているときには、ステップ209で、出
力完了フラグをリセットしたのち、ステップ210で、CD
プレーヤ2を再生状態にして、再生を開始する。
なお、ステップ205で、入力された8ビットのシリア
ルデータがCDプレーヤ再生開始データであるときにも、
ステップ210に進み、CDプレーヤ2を再生状態にして、
再生を開始する。
ステップ206で、入力された8ビットのシリアルデー
タがCD録音開始データであるときには、ステップ211
で、CDプレーヤ2をボーズ状態とする。
そして、ステップ212で、CD録音開始データの出力処
理(第10図参照)をしたのち、ステップ213で、出力完
了フラグがセットされているか判断する。セットされて
いないときには、ステップ212に戻って再び出力処理を
し、セットされているときには、ステップ214で、出力
完了フラグをリセットしたのち、ステップ215で、CDプ
レーヤ2を再生状態にする。
そして、ステップ216で、再生終了か判断する。再生
終了でないときには、ステップ217で入力処理(第8図
参照)をしたのち、ステップ218で、入力完了フラグが
セットされているか判断する。セットされていないとき
にはステップ216に戻り、セットされているときには、
ステップ219で、入力完了フラグをリセットしたのち、
ステップ220で、入力された8ビットのシリアルデータ
が録音終了データであるか判断する。録音終了データで
ないときには、ステップ216に戻り、録音終了データで
あるときには、ステップ221で、CDプレーヤ2を停止状
態にして、CD録音を終了する。
ステップ216で、再生終了であるときには、ステップ2
22で、CDプレーヤ2を停止状態とする。そして、ステッ
プ223で、CDプレーヤ再生終了データの出力処理(第10
図参照)をしたのち、ステップ224で、出力完了フラグ
がセットされているか判断する。セットされていないと
きには、ステップ223に戻って再び出力処理をし、セッ
トされているときには、ステップ225で、出力完了フラ
グをリセットして、CD録音を終了する。
次に、アンプ3のマイコン30の動作を、第7図を参照
して説明する。
すなわち、ステップ301で、ファンクションキー3bが
押されたか判断する。押されていないときには、ステッ
プ302で、ファンクションキー3aが押されたか判断す
る。押されていないときには、ステップ303で、入力処
理(第8図参照)をしたのち、ステップ304で、入力完
了フラグがセットされているか判断する。セットされて
いないときには、ステップ301に戻る。
ステップ304で、セットされているときには、ステッ
プ305で、入力完了フラグをリセットしたのち、ステッ
プ306で、入力され8ビットのシリアルデータがCDプレ
ーヤ再生開始データであるか判断する。CDプレーヤ再生
開始データでないときには、ステップ307で、入力され
た8ビットのシリアルデータがテープデッキ再生開始デ
ータであるか判断する。テープデッキ再生開始データで
ないときには、ステップ308で、CD録音開始データであ
るか判断する。CD録音開始データでないときには、ステ
ップ301に戻る。
ステップ301で、ファンクションキー3bが押されてい
るときには、ステップ309で、CDプレーヤ再生開始デー
タの出力処理(第10図参照)をしたのち、ステップ310
で、出力完了フラグがセットされているか判断する。セ
ットされていないときには、ステップ309に戻って再び
出力処理をし、セットされているときには、ステップ31
1で、出力完了フラグをリセットしたのち、ステップ312
で、ファンクションをCDプレーヤにして終了する。
なお、ステップ306で、入力された8ビットのシリア
ルデータがCD再生開始データであるとき、あるいは、ス
テップ308で、入力された8ビットのシリアルデータがC
D録音開始データであるときにも、ステップ312に進み、
ファンクションをCDプレーヤにして終了する。
ステップ302で、ファンクション3aが押されていると
きには、ステップ313で、テープデッキ再生開始データ
の出力処理(第10図参照)をしたのち、ステップ314
で、出力完了フラグがセットされているか判断する。セ
ットされていないときには、ステップ313に戻って再び
出力処理をし、セットされているときには、ステップ31
5で、出力完了フラグをリセットしたのち、ステップ316
で、ファンクションをテープデッキにして終了する。
なお、ステップ307で、入力された8ビットのシリア
ルデータがテープデッキ再生開始データであるときに
も、出力信号316に進み、ファンクションをテープデッ
キにして終了する。
このように本例によれば、テープデッキ1、CDプレー
ヤ2およびアンプ3の間に配された1本の制御線50を用
いて、テープデッキ1、CDプレーヤ2およびアンプ3の
間で複数の制御信号の送受信が行なわれる。したがっ
て、シンクロ動作のコントロールが容易であり、また、
制御線の増加によるコストアップを防止することができ
る。
また、入力処理において、シリアルデータの全てのデ
ータD7〜D0が入力されないときには、有効データとされ
ないので、誤データによる誤動作を防止することができ
る。
また、出力処理において、制御線50からの入力がロー
レベル「L」であるときには、制御線50への出力は中止
されるので、他からの入力データと出力データとが衝突
することがなく、1本の制御線50によって双方向の通信
を良好に行なうことができる。
さらに、出力処理において、同時に入力処理が行なわ
れ、出力データと入力データとが一致しないときには、
再び出力データを制御線50に出力するので、制御信号の
送信を正確に行なうことができる。
なお、制御線50で送受信されるデータのビット数、デ
ータ“1"および“0"を形成するためのローレベル「L」
の時間、各ビット間のハイレベル「H」の時間等は、上
述実施例に限定されるものでないことは勿論である。
また、上述実施例においては、“1",“0"の2値のデ
ータを送受信するようにしたものであるが、3値以上の
データもローレベル「L」の時間変化を3段階以上に変
化させることにより、同様に実現することができる。
また、上述実施例において、接続スイッチ12、22およ
び32の部分は、それぞれマイコン10、20および30の外部
に設けられたものであるが、これら接続スイッチ12、22
および32の部分をマイコン10、20および30内に含むよう
に構成することもできる(第1図破線部分参照)。
また、上述実施例は、テープデッキ1、CDプレーヤ2
およびアンプ3よりなる音響システムの例であるが、こ
の発明は、複数の電子機器がシンクロ動作をするシステ
ムにおいて制御信号を送受信するのに同様に適用するこ
とができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、一本の通信
線を用いてデータ伝送を行なっていることから、低コス
トである。また、シリアルビットデータの表現方法を細
かく規定しているため、受信データがノイズであるの
か、データであるのかを正しく判別することができる。
また、入力データが少ないことを判別したときにのみ伝
送データを出力するので、信号線上でのデータの衝突を
防ぐことができる。また、伝送データとして検出される
データビットの個数をカウントしていることから、受信
データの増加、欠落を発見することができる。したがっ
て、この発明の複数の電子機器がシンクロ動作するシス
テムにおいて各電子機器間で送受信される制御信号の通
信に適用すれば、シンクロ動作が複雑になって制御信号
の数が増えても制御線の数は1本でよく、コントロール
が容易となると共に、制御線の増加によるコストアップ
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図〜第
4図は入出力データの説明図、第5図〜第10図は実施例
の動作を説明するフローチャートである。 1……テープデッキ 1a……再生キー 1b……ダビングキー 2……CDプレーヤ 2a……再生キー 3……アンプ 3a,3b……ファンクションキー 10……マイクロコンピュータ 12……接続スイッチ 20……マイクロコンピュータ 22……接続スイッチ 32……接続スイッチ 50……制御線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一本の通信線と、 上記通信線からの入力データより伝送データを検出する
    入力処理手段と、 上記通信線に伝送データを出力する出力処理手段とを備
    える双方向通信装置において、 上記伝送データは、「1」のデータビットを第1のレベ
    ルが第1の時間継続することで表わし、「0」のデータ
    ビットを上記第1のレベルが第2の時間継続することで
    表わし、第2のレベルが第3の時間継続することで上記
    データビット間を表わすものであって、 上記入力処理手段によって上記入力データが上記第3の
    時間より大きい時間上記第2のレベルにあることが検出
    されるとき、上記出力処理手段より上記通信線に上記伝
    送データを出力することが可能となり、 上記入力処理手段は上記入力データが上記第1のレベル
    から第2のレベルに変化して上記第3の時間より大きい
    時間上記第2のレベルにあることを検出するとき、上記
    伝送データとして検出されるデータビットの個数が所定
    の個数であることを確認して、上記伝送データとして検
    出されるデータビットを伝送データとして扱う ことを特徴とする双方向通信装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6251331A (ja) * 1985-08-29 1987-03-06 Mitsubishi Electric Corp 車載用電子制御装置
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