JP2561565Y2 - コードストッパー - Google Patents
コードストッパーInfo
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- JP2561565Y2 JP2561565Y2 JP1991040142U JP4014291U JP2561565Y2 JP 2561565 Y2 JP2561565 Y2 JP 2561565Y2 JP 1991040142 U JP1991040142 U JP 1991040142U JP 4014291 U JP4014291 U JP 4014291U JP 2561565 Y2 JP2561565 Y2 JP 2561565Y2
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- hole
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G11/00—Means for fastening cables or ropes to one another or to other objects; Caps or sleeves for fixing on cables or ropes
- F16G11/10—Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only
- F16G11/101—Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only deforming the cable by moving a part of the fastener
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B99/00—Subject matter not provided for in other groups of this subclass
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/39—Cord and rope holders
- Y10T24/3969—Sliding part or wedge
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/39—Cord and rope holders
- Y10T24/3984—Alignable aperture and spring pressed moving element
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/57—Distinct end coupler
- Y10T403/5733—Plural opposed sockets
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ジャケットやトレーナ
などのフードの紐締め具として用いられるコードストッ
パーの改良に関するものである。
などのフードの紐締め具として用いられるコードストッ
パーの改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ジャケットやトレーナなどのフードの紐
締め具として用いられているコードストッパーにあって
は、従来、筒形のストッパ本体の両側端部に一対の止め
栓を離脱不能に嵌着し、これら止め栓の間に当該止め栓
をストッパ本体の外方側に付勢する圧縮コイルバネを配
置して、両止め栓を圧縮コイルバネの付勢力に抗してス
トッパ本体の内方側に押圧することによりストッパ本体
の両端部に開設した紐通し穴と当該止め栓に形成した貫
通口とを連通状態に一致させるように構成したもの（実
開昭５７−２０３８０９号公報、実開昭６３−５２４１
２号公報および実開昭６３−１１７３０８号公報参
照）、或いは、筒形のストッパ本体の一側端部にアウタ
ースリーブを離脱不能に嵌着し、同ストッパ本体の他側
端部側よりアウタースリーブ内に移動自在に挿入したイ
ンナースリーブをリング形の蓋部材により当該ストッパ
本体の他側端部に離脱不能に装着し、更にアウタースリ
ーブとインナースリーブとの間に両スリーブをストッパ
本体の外方側に付勢する圧縮コイルバネを配置して、両
スリーブを圧縮コイルバネの付勢力に抗しストッパ本体
の内方側に押圧することによりストッパ本体の中央部に
開設した紐通し穴と当該各スリーブの先端部分に形成し
た貫通口とを連通状態に一致させるように構成したもの
（実開平２−２８６０９号公報参照）が提案された。
締め具として用いられているコードストッパーにあって
は、従来、筒形のストッパ本体の両側端部に一対の止め
栓を離脱不能に嵌着し、これら止め栓の間に当該止め栓
をストッパ本体の外方側に付勢する圧縮コイルバネを配
置して、両止め栓を圧縮コイルバネの付勢力に抗してス
トッパ本体の内方側に押圧することによりストッパ本体
の両端部に開設した紐通し穴と当該止め栓に形成した貫
通口とを連通状態に一致させるように構成したもの（実
開昭５７−２０３８０９号公報、実開昭６３−５２４１
２号公報および実開昭６３−１１７３０８号公報参
照）、或いは、筒形のストッパ本体の一側端部にアウタ
ースリーブを離脱不能に嵌着し、同ストッパ本体の他側
端部側よりアウタースリーブ内に移動自在に挿入したイ
ンナースリーブをリング形の蓋部材により当該ストッパ
本体の他側端部に離脱不能に装着し、更にアウタースリ
ーブとインナースリーブとの間に両スリーブをストッパ
本体の外方側に付勢する圧縮コイルバネを配置して、両
スリーブを圧縮コイルバネの付勢力に抗しストッパ本体
の内方側に押圧することによりストッパ本体の中央部に
開設した紐通し穴と当該各スリーブの先端部分に形成し
た貫通口とを連通状態に一致させるように構成したもの
（実開平２−２８６０９号公報参照）が提案された。
【０００３】しかしながら、筒形のストッパ本体の両側
端部に一対の止め栓を離脱不能に嵌着したコードストッ
パーにおいては、ストッパ本体に止め栓を組み付ける場
合、ストッパ本体を２分割し、一方のストッパ本体片に
圧縮コイルバネおよび止め栓を配置した後に、他方のス
トッパ本体片を先のストッパ本体片に接合するか、また
は、ストッパ本体の内面および両止め栓の外面に係止片
を形成し、圧縮コイルバネを収容したストッパ本体に止
め栓を挿入し、次いで、この止め栓をストッパ本体に対
し一定角度回転して当該止め栓の係止片をストッパ本体
の係止片に係止させなくてはならず、組立作業が煩雑で
あるという難点があった。また、筒形のストッパ本体の
両側端部にアウタースリーブおよびインナースリーブを
離脱不能に嵌着したコードストッパーにおいては、アウ
タースリーブに対しインナースリーブを挿入した後に、
このインナースリーブに蓋部材を嵌入してストッパ本体
に固着しなくてはならないために、組立作業の煩雑さは
言うに及ばず、部品点数の増加に基因して製品コストが
高価になるという難点があった。
端部に一対の止め栓を離脱不能に嵌着したコードストッ
パーにおいては、ストッパ本体に止め栓を組み付ける場
合、ストッパ本体を２分割し、一方のストッパ本体片に
圧縮コイルバネおよび止め栓を配置した後に、他方のス
トッパ本体片を先のストッパ本体片に接合するか、また
は、ストッパ本体の内面および両止め栓の外面に係止片
を形成し、圧縮コイルバネを収容したストッパ本体に止
め栓を挿入し、次いで、この止め栓をストッパ本体に対
し一定角度回転して当該止め栓の係止片をストッパ本体
の係止片に係止させなくてはならず、組立作業が煩雑で
あるという難点があった。また、筒形のストッパ本体の
両側端部にアウタースリーブおよびインナースリーブを
離脱不能に嵌着したコードストッパーにおいては、アウ
タースリーブに対しインナースリーブを挿入した後に、
このインナースリーブに蓋部材を嵌入してストッパ本体
に固着しなくてはならないために、組立作業の煩雑さは
言うに及ばず、部品点数の増加に基因して製品コストが
高価になるという難点があった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記コード
ストッパーに上述のような難点があったことに鑑みて為
されたものであって、ストッパ本体、このストッパ本体
の内部に配置されるインサート部材および一対の止め栓
を合成樹脂材料により作製して部品点数の少数化と合成
樹脂材料を使用したことによる材料費の低廉化との相乗
効果により製品を安価に製作することができ、またイン
サート部材にバネ機能を付加して当該インサート部材に
両止め栓を止着することにより部品の組立作業の簡略化
を図り、しかも紐を装着する際の紐通し操作、または紐
の長さを調節する際の紐長さ調節操作をも支障なく行う
ことのできる使い勝手のよいコードストッパーを提供す
ることを技術的課題とするものである。
ストッパーに上述のような難点があったことに鑑みて為
されたものであって、ストッパ本体、このストッパ本体
の内部に配置されるインサート部材および一対の止め栓
を合成樹脂材料により作製して部品点数の少数化と合成
樹脂材料を使用したことによる材料費の低廉化との相乗
効果により製品を安価に製作することができ、またイン
サート部材にバネ機能を付加して当該インサート部材に
両止め栓を止着することにより部品の組立作業の簡略化
を図り、しかも紐を装着する際の紐通し操作、または紐
の長さを調節する際の紐長さ調節操作をも支障なく行う
ことのできる使い勝手のよいコードストッパーを提供す
ることを技術的課題とするものである。
【０００５】
【課題を解決するために採用した手段】本考案が上記技
術的課題を解決するために採用した手段を、添附図面に
基づいて説明すれば、次のとおりである。即ち、本考案
によれば、左右の両側端部に紐通し穴１１を有する筒形
のストッパ本体１と、このストッパ本体１の軸心方向に
延びる拡開変形可能な先窄みの複数の弾性片２２を支持
板２１により連結したインサート部材２と、前記ストッ
パ本体１の紐通し穴１１と連通可能な貫通孔３１ａを有
する押圧部３１の内側面側に先細の基端部３２ａおよび
尖鋭な膨大部３２ｂより成る大略矢印形の連結片３２を
突設した一対の止め栓３，３とを合成樹脂材料により作
製し、前記インサート部材２の支持板２１をストッパ本
体１の内部中央に固定する一方、前記ストッパ本体１の
両側端部側より内部に挿入した止め栓３の連結片３２の
膨大部３２ｂをインサート部材１の各弾性片２２が収受
して同連結片３２の基端部３２ａを挟持することによ
り、前記インサート部材２が両止め栓３，３をストッパ
本体１の紐通し穴１１と当該止め栓３の貫通孔３１ａに
通した紐Ｃを咬止可能に付勢する如く構成するという手
段を採用することによって、上述の技術的課題を解決し
たのである。
術的課題を解決するために採用した手段を、添附図面に
基づいて説明すれば、次のとおりである。即ち、本考案
によれば、左右の両側端部に紐通し穴１１を有する筒形
のストッパ本体１と、このストッパ本体１の軸心方向に
延びる拡開変形可能な先窄みの複数の弾性片２２を支持
板２１により連結したインサート部材２と、前記ストッ
パ本体１の紐通し穴１１と連通可能な貫通孔３１ａを有
する押圧部３１の内側面側に先細の基端部３２ａおよび
尖鋭な膨大部３２ｂより成る大略矢印形の連結片３２を
突設した一対の止め栓３，３とを合成樹脂材料により作
製し、前記インサート部材２の支持板２１をストッパ本
体１の内部中央に固定する一方、前記ストッパ本体１の
両側端部側より内部に挿入した止め栓３の連結片３２の
膨大部３２ｂをインサート部材１の各弾性片２２が収受
して同連結片３２の基端部３２ａを挟持することによ
り、前記インサート部材２が両止め栓３，３をストッパ
本体１の紐通し穴１１と当該止め栓３の貫通孔３１ａに
通した紐Ｃを咬止可能に付勢する如く構成するという手
段を採用することによって、上述の技術的課題を解決し
たのである。
【０００６】
【作用】上記のように構成されたコードストッパーにあ
っては、ストッパ本体１、インサート部材２および一対
の止め栓３，３の４部品により構成され、かつこれら構
成部品が合成樹脂材料により作製されているので、部品
点数の少数化と合成樹脂材料を使用したことによる材料
費の低廉化との相乗効果により製品価格が安価になる。
また、各部品を組み付ける場合、ストッパ本体１の内部
中央にインサート部材２を固定した後に、同ストッパ本
体１の両側端部より止め栓３，３を挿入すると、インサ
ート部材１の複数の弾性片２２間に止め栓３の連結片３
２の膨大部３２ｂが進入して当該各弾性片２２を拡開変
形せしめ、更に止め栓３を挿入すると、各弾性片２２が
膨大部３２ｂを収受して先細の基端部３２ａ部分で閉じ
る。これにより、止め栓３は、連結片３２の膨大部３２
ｂがインサート部材２の各弾性片２２により収受されて
当該インサート部材２に離脱不能に止着され、かつ同連
結片２２の先細の基端部３２ａが各弾性片２２により挟
持されてストッパ本体１の外方側に付勢される。しかし
て、ストッパ本体１の内部にインサート部材２を嵌入
し、次いで、同ストッパ本体１の両端部より止め栓３，
３を挿入するだけで、部品の組立作業が完了する。そし
て、ストッパ本体１の紐通し穴１１と両止め栓３の貫通
孔３１ａとに紐Ｃを通す場合、または当該紐Ｃの長さ調
節を行う場合に、片手の指先をストッパ本体１の中央に
設けた鍔１３に係止すれば、止め栓３をインサート部材
２の付勢力に抗して押圧する際の指の滑りが防止され
る。
っては、ストッパ本体１、インサート部材２および一対
の止め栓３，３の４部品により構成され、かつこれら構
成部品が合成樹脂材料により作製されているので、部品
点数の少数化と合成樹脂材料を使用したことによる材料
費の低廉化との相乗効果により製品価格が安価になる。
また、各部品を組み付ける場合、ストッパ本体１の内部
中央にインサート部材２を固定した後に、同ストッパ本
体１の両側端部より止め栓３，３を挿入すると、インサ
ート部材１の複数の弾性片２２間に止め栓３の連結片３
２の膨大部３２ｂが進入して当該各弾性片２２を拡開変
形せしめ、更に止め栓３を挿入すると、各弾性片２２が
膨大部３２ｂを収受して先細の基端部３２ａ部分で閉じ
る。これにより、止め栓３は、連結片３２の膨大部３２
ｂがインサート部材２の各弾性片２２により収受されて
当該インサート部材２に離脱不能に止着され、かつ同連
結片２２の先細の基端部３２ａが各弾性片２２により挟
持されてストッパ本体１の外方側に付勢される。しかし
て、ストッパ本体１の内部にインサート部材２を嵌入
し、次いで、同ストッパ本体１の両端部より止め栓３，
３を挿入するだけで、部品の組立作業が完了する。そし
て、ストッパ本体１の紐通し穴１１と両止め栓３の貫通
孔３１ａとに紐Ｃを通す場合、または当該紐Ｃの長さ調
節を行う場合に、片手の指先をストッパ本体１の中央に
設けた鍔１３に係止すれば、止め栓３をインサート部材
２の付勢力に抗して押圧する際の指の滑りが防止され
る。
【０００７】
【実施例】以下、本考案を添附図面に示す実施例に基づ
いて、更に詳しく説明する。図１において符号１にて指
示するものはストッパ本体、符号２はインサート部材、
符号３は一対の止め栓であって、これら部品は本考案に
係るコードストッパーの構成部品であり、いずれも合成
樹脂材料により作製してある。
いて、更に詳しく説明する。図１において符号１にて指
示するものはストッパ本体、符号２はインサート部材、
符号３は一対の止め栓であって、これら部品は本考案に
係るコードストッパーの構成部品であり、いずれも合成
樹脂材料により作製してある。
【０００８】ストッパ本体１は、円筒状に形成されてい
て、左右の両側端部に一対の紐通し穴１１が開設してあ
る。そして、前記ストッパ本体１には、両側端部の外周
縁に鍔１２を１条形成し、両紐通し穴１１間の中央部分
の外周面に鍔１３を３条形成している。
て、左右の両側端部に一対の紐通し穴１１が開設してあ
る。そして、前記ストッパ本体１には、両側端部の外周
縁に鍔１２を１条形成し、両紐通し穴１１間の中央部分
の外周面に鍔１３を３条形成している。
【０００９】インサート部材２は、ストッパ本体１の径
方向に延びる支持板２１の上下にストッパ本体１の軸心
方向に延びる一対の弾性片２２，２２を有している。こ
れら弾性片２２は、その中央部において支持板２１によ
り一体に連結されていて、上方側の弾性片の両端部を下
向きに湾曲する一方、下方側の弾性片の両端部を上向き
に湾曲することによって拡開変形可能な先窄みに形成し
てある。そして、前記インサート部材２には、上下の連
結片２２の背面中央にリブ２３が突設され、支持板２１
の側面中央に環状の係止突部２４が形成されている。こ
のように形成されたインサート部材２は、図２に示すよ
うに、ストッパ本体１の上下の内周面に形成したガイド
溝１４にリブ２３を挿入して、同ストッパ本体１の左右
の内周面に形成した突起１５に係止突部２４の凹部２４
ａを嵌入することにより、ストッパ本体１の内部中央に
固定される（図３参照）。因みに、リブ２３とガイド溝
１４とを圧入密嵌する構造にすれば、係止突部２４と突
起１５は省略することが可能である。
方向に延びる支持板２１の上下にストッパ本体１の軸心
方向に延びる一対の弾性片２２，２２を有している。こ
れら弾性片２２は、その中央部において支持板２１によ
り一体に連結されていて、上方側の弾性片の両端部を下
向きに湾曲する一方、下方側の弾性片の両端部を上向き
に湾曲することによって拡開変形可能な先窄みに形成し
てある。そして、前記インサート部材２には、上下の連
結片２２の背面中央にリブ２３が突設され、支持板２１
の側面中央に環状の係止突部２４が形成されている。こ
のように形成されたインサート部材２は、図２に示すよ
うに、ストッパ本体１の上下の内周面に形成したガイド
溝１４にリブ２３を挿入して、同ストッパ本体１の左右
の内周面に形成した突起１５に係止突部２４の凹部２４
ａを嵌入することにより、ストッパ本体１の内部中央に
固定される（図３参照）。因みに、リブ２３とガイド溝
１４とを圧入密嵌する構造にすれば、係止突部２４と突
起１５は省略することが可能である。
【００１０】止め栓３は、ストッパ本体１の内部に挿入
可能な大きさに形成された円柱状の押圧部３１に前記イ
ンサート部材２側に延出する連結片３２を有している。
この連結片３２は、大略矢印形に成形されていて基端部
３２ａおよび膨大部３２ｂの上下面をインサート部材２
側に傾斜するテーパ面に形成することによって、基端部
３２ａを先細の断面三角形状に形成し、膨大部３２ｂを
尖鋭な断面三角形状に形成している。そして、押圧部３
１には、ストッパ本体１の紐通し穴１１と対面する位置
に貫通孔３１ａが形成してある。しかして、前記止め栓
３は、図３に示すように、連結片３２をストッパ本体１
の両側端部より内部に挿入すると、インサート部材２の
各弾性片２２間に膨大部３２ｂが進入して当該各弾性片
２２を拡開変形せしめ、更に連結片３２を挿入すると、
各弾性片２２が膨大部３２ｂを収受して基端部３２ａ部
分で閉じる。これにより止め栓３は、連結片３２の膨大
部３２ｂがインサート部材２の各弾性片２２により収受
されて当該インサート部材２に離脱不能に止着され、か
つ同連結片３２の基端部３２ａが各弾性片２２により挟
持されてストッパ本体１の外方側に付勢される。この状
態において止め栓３の貫通孔３１ａは、ストッパ本体１
の紐通し穴１１と離隔している。
可能な大きさに形成された円柱状の押圧部３１に前記イ
ンサート部材２側に延出する連結片３２を有している。
この連結片３２は、大略矢印形に成形されていて基端部
３２ａおよび膨大部３２ｂの上下面をインサート部材２
側に傾斜するテーパ面に形成することによって、基端部
３２ａを先細の断面三角形状に形成し、膨大部３２ｂを
尖鋭な断面三角形状に形成している。そして、押圧部３
１には、ストッパ本体１の紐通し穴１１と対面する位置
に貫通孔３１ａが形成してある。しかして、前記止め栓
３は、図３に示すように、連結片３２をストッパ本体１
の両側端部より内部に挿入すると、インサート部材２の
各弾性片２２間に膨大部３２ｂが進入して当該各弾性片
２２を拡開変形せしめ、更に連結片３２を挿入すると、
各弾性片２２が膨大部３２ｂを収受して基端部３２ａ部
分で閉じる。これにより止め栓３は、連結片３２の膨大
部３２ｂがインサート部材２の各弾性片２２により収受
されて当該インサート部材２に離脱不能に止着され、か
つ同連結片３２の基端部３２ａが各弾性片２２により挟
持されてストッパ本体１の外方側に付勢される。この状
態において止め栓３の貫通孔３１ａは、ストッパ本体１
の紐通し穴１１と離隔している。
【００１１】かゝる構成のコードストッパーにおいてス
トッパ本体１の紐通し穴１１および止め栓３の貫通孔３
１ａに紐Ｃを通す場合、図４に示すように、片手の指先
をストッパ本体１の所望の鍔１２，１３に係止して止め
栓３の押圧部３１をインサート部材２の付勢力に抗して
押圧すると、インサート部材２の各弾性片２２が拡開変
形して止め栓３がストッパ本体１の内部に移動する。そ
して、止め栓３の貫通孔３１ａがストッパ本体１の紐通
し穴１１と連通した状態に当該止め栓３を保持し、紐Ｃ
をストッパ本体１１の紐通し穴１１より止め栓３の貫通
孔３１ａに通した後に、止め栓３から手を離すことで紐
Ｃがストッパ本体１と止め栓３とにより咬止される（図
５参照）。
トッパ本体１の紐通し穴１１および止め栓３の貫通孔３
１ａに紐Ｃを通す場合、図４に示すように、片手の指先
をストッパ本体１の所望の鍔１２，１３に係止して止め
栓３の押圧部３１をインサート部材２の付勢力に抗して
押圧すると、インサート部材２の各弾性片２２が拡開変
形して止め栓３がストッパ本体１の内部に移動する。そ
して、止め栓３の貫通孔３１ａがストッパ本体１の紐通
し穴１１と連通した状態に当該止め栓３を保持し、紐Ｃ
をストッパ本体１１の紐通し穴１１より止め栓３の貫通
孔３１ａに通した後に、止め栓３から手を離すことで紐
Ｃがストッパ本体１と止め栓３とにより咬止される（図
５参照）。
【００１２】また、紐Ｃの長さを調節する場合、上記紐
通し操作と同様に止め栓３の押圧部３１を押圧して当該
止め栓３の貫通孔３１ａとストッパ本体１の紐通し穴１
１とを連通状態にし、次いで、紐Ｃをストッパ本体１に
対し所定の方向へ引っ張って当該紐Ｃの長さを調節した
後に、止め栓３から手を離すことで紐Ｃがストッパ本体
１と止め栓３とにより咬止される（図５参照）。
通し操作と同様に止め栓３の押圧部３１を押圧して当該
止め栓３の貫通孔３１ａとストッパ本体１の紐通し穴１
１とを連通状態にし、次いで、紐Ｃをストッパ本体１に
対し所定の方向へ引っ張って当該紐Ｃの長さを調節した
後に、止め栓３から手を離すことで紐Ｃがストッパ本体
１と止め栓３とにより咬止される（図５参照）。
【００１３】本実施例品は概ね上記のように構成されて
いるが、本考案は前述した実施例に限定されるものでは
決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内にお
いて種々の変形が可能であって、例えば、インサート部
材２の支持板２１の左右の両側面に拡開変形可能な先窄
みの多数の弾性片を突設したり、止め栓３の矢印形の連
結片３２の基端部３２ａおよび膨大部３２ｂを円柱状に
形成したりするような変更は、本考案の技術的範囲に当
然に属する。
いるが、本考案は前述した実施例に限定されるものでは
決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内にお
いて種々の変形が可能であって、例えば、インサート部
材２の支持板２１の左右の両側面に拡開変形可能な先窄
みの多数の弾性片を突設したり、止め栓３の矢印形の連
結片３２の基端部３２ａおよび膨大部３２ｂを円柱状に
形成したりするような変更は、本考案の技術的範囲に当
然に属する。
【００１４】
【考案の効果】以上、詳述したように、本考案のコード
ストッパーは、合成樹脂製のストッパ本体、インサート
部材および一対の止め栓より成っているので、部品点数
の少数化と合成樹脂材料を使用したことによる材料費の
低廉化との相乗効果により製品価格が安価になる上、ス
トッパ本体の内部にインサート部材を固定した後に、同
ストッパ本体の両端部より止め栓を挿入すれば当該止め
栓の連結片がインサート部材の各弾性片に止着されるの
で、部品の組立作業が頗る簡単になり、更に、ストッパ
本体の鍔に片手の指先を係止して止め栓の押圧部を押圧
できるので、ストッパ本体の紐通し穴と両止め栓の貫通
孔とに紐を通す場合、または当該紐の長さ調節を行う場
合の操作性が向上するなど、その実用的なメリットは誠
に大きい。
ストッパーは、合成樹脂製のストッパ本体、インサート
部材および一対の止め栓より成っているので、部品点数
の少数化と合成樹脂材料を使用したことによる材料費の
低廉化との相乗効果により製品価格が安価になる上、ス
トッパ本体の内部にインサート部材を固定した後に、同
ストッパ本体の両端部より止め栓を挿入すれば当該止め
栓の連結片がインサート部材の各弾性片に止着されるの
で、部品の組立作業が頗る簡単になり、更に、ストッパ
本体の鍔に片手の指先を係止して止め栓の押圧部を押圧
できるので、ストッパ本体の紐通し穴と両止め栓の貫通
孔とに紐を通す場合、または当該紐の長さ調節を行う場
合の操作性が向上するなど、その実用的なメリットは誠
に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案に係るコードストッパーの分解斜視図で
ある。
ある。
【図２】同コードストッパーにおけるストッパ本体とイ
ンサート部材の結合関係を示す説明図である。
ンサート部材の結合関係を示す説明図である。
【図３】同コードストッパーの組立状態を表わす内部構
造図である。
造図である。
【図４】同コードストッパーに紐を装着する際の作用説
明図である。
明図である。
【図５】紐をストッパ本体と止め栓とで咬止した状態の
説明図である。
説明図である。
１ ストッパ本体 １１ 紐通し穴 １３ 鍔 ２ インサート部材 ２１ 支持板 ２２ 弾性片 ３ 止め栓 ３１ 押圧部 ３１ａ 貫通孔 ３２ 連結片 ３２ａ 基端部 ３２ｂ 膨大部 Ｃ 紐
Claims (2)
- 【請求項１】 左右の両側端部に紐通し穴１１を有する
筒形のストッパ本体１と、このストッパ本体１の軸心方
向に延びる拡開変形可能な先窄みの複数の弾性片２２を
支持板２１により連結したインサート部材２と、前記ス
トッパ本体１の紐通し穴１１と連通可能な貫通孔３１ａ
を有する押圧部３１の内側面側に先細の基端部３２ａお
よび尖鋭な膨大部３２ｂより成る大略矢印形の連結片３
２を突設した一対の止め栓３，３とを合成樹脂材料によ
り作製し、前記インサート部材２の支持板２１をストッ
パ本体１の内部中央に固定する一方、前記ストッパ本体
１の両側端部側より内部に挿入した止め栓３の連結片３
２の膨大部３２ｂをインサート部材１の各弾性片２２が
収受して同連結片３２の基端部３２ａを挟持することに
よって、前記インサート部材２が両止め栓３，３をスト
ッパ本体１の紐通し穴１１と当該止め栓３の貫通孔３１
ａに通した紐Ｃを咬止可能に付勢することを特徴とする
コードストッパー。 - 【請求項２】 前記ストッパ本体１の中央の外周面に指
先を係止する鍔１３を設けたことを特徴とする請求項１
記載のコードストッパー。
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|---|---|---|---|
| JP1991040142U JP2561565Y2 (ja) | 1991-05-01 | 1991-05-01 | コードストッパー |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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