JP2561368B2 - 循環システムおよびこれを用いた循環ろ過装置 - Google Patents

循環システムおよびこれを用いた循環ろ過装置

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JP2561368B2
JP2561368B2 JP14031590A JP14031590A JP2561368B2 JP 2561368 B2 JP2561368 B2 JP 2561368B2 JP 14031590 A JP14031590 A JP 14031590A JP 14031590 A JP14031590 A JP 14031590A JP 2561368 B2 JP2561368 B2 JP 2561368B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、循環液、例えばプール水、特に有機物、無
機物等により汚染された水から前記有機物等の不純物を
好適に取り除く際に用いられる循環システムおよびこれ
を用いた循環ろ過装置に関する。
<従来の技術> 近年のフィットネスブームに伴い、健康増進やストレ
ス解消に適した全身運動として水泳を行うものが増え、
老若男女を問わずプールに親しむものが増えている。
これに伴い、水泳をより安全かつ衛生的に楽しむため
に、プールの衛生状態、特に水質に対する関心が高まっ
ており、このプールの水質を決定する浄水設備に対する
要求はますます厳しいものとなってきている。
これは、プールを一年を通して利用できる温水プール
では、特に人の汗や毛髪等が混じることによって、雑菌
等が繁殖し、汚染され、水質が悪化しやすいためであ
る。
このため、プール水を浄化するためのプール水ろ過装
置として、種々の方法を適用する装置がある。このよう
なろ過方法としては、一般的に、ろ過と塩素殺菌とを組
み合わせた方法が行われているが、最近は、紫外線殺菌
法やオゾン処理法を用いる方法などや、ろ過法も、ろ材
とて砂を用いる方法からセラミックフィルタや活性炭な
どの多孔質ろ材を用いる方法などが提案されている(特
開昭63−143917号公報、および本出願人による特願昭63
−311319号、同63−311320号、特願平1−126035号およ
び同1−126036号参照)。
特に、プールの浄水設備のろ過装置として、多孔質セ
ラミックフィルタを適用するものが注目されている。
多孔質セラミックフィルタは、プールに、特に温水プ
ールのろ過に好ましい極めて微細なろ過空間を立体的に
有し、従来のフィルタではろ過することが不可能であっ
た、人体より放出される油分等の有機物も好適にろ過す
ることが可能である。
<発明が解決しようとする課題> このような従来のプール水ろ過装置を始めるとして、
産業用水などのろ過装置には、一般的にろ過槽、殺菌槽
などの多数のタンク類が設けられ、プール水や汚染水な
どの循環液をこれらのタンク類を通して循環させる必要
があるため、前述の多数のタンク類とこれらのタンク類
を連通する配管系からなる循環システムが構成されてい
る。
従来のろ過装置においても、循環システムに循環液を
循環させるのみならず、タンク内の洗浄や、必要に応じ
て循環液をバイパスさせ、または逆流させるためにバイ
パスライン、洗浄ライン、逆流ラインなどが設けられ
る。
このため、従来の循環システム100は、第5図に示す
ように各タンク102a,102bおよび102c1つ当りにそれぞれ
取り付けられる入側および出側の2本の接続配管104a,1
06aを主配管108に直接接続し、一方の接続配管104aの接
続部の両側の主配管部分に開閉弁110a,112aを設け他方
の接続配管106aに開閉弁114aを設けて循環ライン116を
構成し、バイパスライン118を形成するために別途バイ
パス管120を設け、このバイパス管120の各タンク102a,1
02bおよび102c相当部分に開閉弁122aを設け、この開閉
弁122a両側で主配管108とバイパス管120とを接続するこ
とにより、循環ライン116、バイパスライン118および逆
流ライン124aを必要に応じて切り換えられるように構成
している。
また、第6図に示す循環システム150のようにタンク1
52aの開閉弁154a付出側接続配管156aと次のタンク152b
の開閉弁158b付入側の接続配管160bとの間に主配管162
を接続して循環ライン164を形成し、別途バイパス管166
からなるバイパスライン168を設け、循環ライン164とバ
イパスライン168とを連結してこの各連結管170aおよび
バイパス管166の各タンク対応部分にそれぞれ開閉弁172
a,174aを設けている。さらに次のタンク152cに対しても
同様な構成として、ラインを形成する。
このような循環システムを循環ろ過装置に適用する
と、主配管の他にバイパス管が必要であるばかりか、循
環ライン、バイパスラインおよび逆流ラインなどを切り
換えて使用するための開閉弁の個数が増加、部品点数が
増加して装置構成が複雑になり、コンパクト化できず、
コストアップとなるばかりか、各種ライン切換のための
開閉弁の制御が複雑になるという問題がある。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、循
環ろ過装置などの循環装置に用いられる配管数、開閉弁
の個数が少なく簡単な構成のコンパクトで低コストであ
り、ライン切換制御が容易な循環システムを提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、上記循環システムを適用した簡
単な構成のコンパクトな循環ろ過装置、および上記循環
システムを用いて同一の配管を多数のライン、例えばろ
過タンク、殺菌タンクおよび吸着タンクと多数の配管類
から構成される循環ライン、排水ラインおよび逆洗ライ
ン、必要に応じてプレコートラインおよび吸着タンク洗
浄ラインなどとして用いた簡単かつコンパクトかつ低コ
ストの構成の循環ろ過装置ならびにこれに加え、各ライ
ンの切換制御が容易な循環ろ過装置を提供することにあ
る。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様は、
複数のタンクと、循環液を流す1本の主配管ラインと、
前記タンクと主配管ラインとを接続する、各タンクにつ
き2本の接続配管と、各接続配管に設けられる開閉弁
と、前記主配管ラインにおける、各タンクの2本の接続
配管の接続部の間に設けられる開閉弁とを有する循環シ
ステムを提供するものである。
前記循環液が、水であるのが好ましい。
また、前記循環液が、プール水であるのが好ましい。
また、本発明の第2の態様は、ろ過タンク、殺菌タン
クおよび吸着タンクと、循環液を流す1本の主配管ライ
ンと、前記各タンクと主配管ラインとを接続され、各タ
ンクにつき入側と出側の2本の接続配管と、各接続配管
に設けられる開閉弁と、前記主配管ラインにおける、各
タンクの入側と出側の接続配管の接続部の間に設けられ
る開閉弁と、前記主配管ラインの入側および出側が接続
される循環液源と、主配管ラインに接続されるポンプと
を有することを特徴とする循環ろ過装置を提供するもの
である。
前記循環液源がプールであり、前記循環液がプール水
であるのが好ましい。
また、上記態様において、前記プール、前記ポンプ、
前記ろ過タンク、前記殺菌タンク、前記吸着タンクをこ
の順序で順次配置して循環ラインを形成するとともに、
この循環ラインから分岐する開閉弁付の排水ラインを備
え、さらに、前記ポンプとろ過タンクとの間に接続され
る、開閉弁付の入側分岐管および前記ろ過タンクの出側
接続配管に接続される、開閉弁付の出側分岐管を備え
た、前記ろ過タンク内のフィルタを洗浄するための高圧
空気混合水流を得るための混合装置と、前記ろ過タンク
の入側接続配管に接続される、開閉弁付の排水配管とか
らなる逆洗ラインを有するのが好ましい。
また、上記態様において、さらに、前記ポンプおよび
ろ過タンクと循環経路を形成する開閉弁付のプレコート
タンクを有するプレコートラインと、前記吸着タンクの
出側から入側に逆流洗浄させる吸着タンク洗浄ラインと
を設け、前記循環ライン、前記排水ライン、前記逆洗ラ
イン、前記プレコートラインおよび前記吸着タンク洗浄
ラインとを切り換える複数の開閉弁を電磁弁で構成し、
この複数の電磁弁を前記各ラインに応じて切り換えるよ
うに制御する制御装置を設けるのが好ましい。
<発明の作用> 本発明の第1の態様の循環システムは、1つのタンク
の2本の開閉弁付接続配管を1本の主配管に接続し、そ
の間の主配管部分に開閉弁を設けた構成を多数のタンク
について有しているので、循環ラインとして用いる場合
には主配管ラインに設けられた開閉弁を閉じ、全接続配
管の開閉弁を開いて循環ラインとして用い、逆に主配管
ラインの開閉弁を開き、全接続配管の開閉弁を閉じてバ
イパスラインとして用いることができる。また、逆流ラ
インとする場合には必要なタンクのみを循環させ、他の
タンクはバイパスさせればよい。
また、本発明の第2の態様の循環ろ過装置は、ろ過タ
ンク、殺菌タンクおよび吸着タンクを上記第1の態様の
循環システムとして有し、その主配管ラインを循環液源
に接続して循環ラインとし、その途中に循環液を循環さ
せるポンプを設けたものであり、循環液源がプールであ
る場合には、上述の循環ラインおよびバイパスラインす
なわち排水ラインに加え、これらのラインを部分的に用
いてさらに必要に応じて逆洗ライン、プレコートライン
および吸着タンク洗浄ラインを構成し、これらのライン
に設けられている電磁弁を制御装置により切換制御して
各ラインの切換を行うものである。
従って、本発明の循環システムおよびこれを用いた循
環ろ過装置は、装置構成が簡単、コンパクトかつ低コス
トであり、各ラインの切換制御が容易である。
<実施態様> 以下に、本発明に係る循環システムおよびこれを用い
た循環ろ過装置について添付の図面に示す好適実施例に
基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る循環システムの一実施例の線
図である。
同図に示すように、本発明の循環システム10は、複数
のタンク12a,12bおよび12c(図示例では3槽を代表例と
して説明するが、本発明はこれに限定されない。)と、
主配管14と、各タンク12a,12bおよび12cを主配管14に接
続するためのそれぞれ入側と出側の2本の接続配管16a
と18a、16bと18bおよび16cと18cと、これらの接続配管1
6a,16b,16c,18a,18bおよび18cにそれぞれ設けられる開
閉弁20a,20b,20c,22a,22bおよび22cと、主配管14におけ
るこれら各2本の接続配管16aと18aの接続部の間、接続
配管16bと18bの接続部の間および接続配管16cと18cの接
続部の間にそれぞれ設けられる開閉弁24a,24bおよび24c
とを有する。
循環システム10で循環液を全タンク12a,12bおよび12c
に循環させる際には、開閉弁24a,24bおよび24cを閉止
し、各接続配管の全開閉弁16a,16b,16c,18a,18bおよび1
8cを開放することにより、循環ラインを構成し、循環液
を循環させることができる。次に、全タンク12a,12bお
よび12cの全部をバイパスさせる際には、上記とは逆
に、開閉弁16a,16b,16c,18a,18bおよび18cを閉止し、開
閉弁24a,24bおよび24cを開放して主配管14そのものをバ
イパスラインとして循環液をバイパスさせることができ
る。
もちろん、この3つのタンクの1つのタンク付のみを
通過させ、残りのタンクをバイパスさせることもでき
る。この場合は、例えば、タンク12a内のみを通過させ
る場合には、開閉弁16a,18a,24bおよび24cを開放し、残
りの開閉弁はすべて閉止すればよい。この時、流路を逆
にすれば、タンク12aのみを逆流させることもできる。
このように構成することにより、第1図に示す循環シ
ステム10は、第5図および第6図に示すような従来の循
環システムに比べて、バイパス管路および主配管とバイ
パス配管との接続配管が不要であり、必要な開閉弁の数
も1つのタンクにつき少なくとも4個から3個へと減ら
すことができるので、循環システムの構成を簡単、コン
パクトかつ低コストとすることができる。
次に、本発明の循環システムを適用した循環ろ過装置
について第2図〜第4図を参照して詳細に説明する。
第2図は、本発明の循環ろ過装置を適用したプール水
循環ろ過装置の一実施例の流路を示す線図である。
同図に示すプール水循環ろ過装置30は、基本的に、プ
ール32から循環流路に従って配置されたオーバーフロー
タンク34、プレフィルタタンク36、ポンプ38、ろ過タン
ク40、殺菌タンク42、吸着タンク44、熱交換器46をこの
順序で有し、さらに、ろ過タンク40と並列に配置される
逆流洗浄用の高圧空気含有洗浄水流を発生させる混合装
置48、ポンプ38およびろ過タンク40と並列に配置される
プレコートタンク50,52、熱交換器46とプール32との間
の配管に接続されるアルカリタンク54、塩素タンク56、
プール32に追加する水を貯留するバランシングタンク5
8、プール排水、ろ過タンク逆洗排水および吸着タンク
洗浄排水中の固形分を沈殿させるための沈殿タンク60、
さらにこれらのタンク類を接続してプール水が流れる各
ラインを構成する循環配管62、プレコート分岐配管64,6
6、逆洗配管68、排水配管70,72,74さらにその他多数の
配管およびこれらの配管に設けられる多数の開閉弁V1〜
V44ならびにこれらの開閉弁を各ライン構成に従って切
換制御する制御装置80とを有する。
オーバーフロータンク34は、プール32からオーバーフ
ローしたプール水あるいは、自然排水もしくはポンプ等
により強制排水されたプール水を一時的に貯留するもの
であり、循環配管62に接続され、所定量のプール水を循
環配管62に排出する。プール32の底部からは、プール32
の掃除等のためプール水を排出するための排出配管70が
延出し、オーバーフロータンク34の後流直後で循環配管
62に接続される。排出配管70には開閉弁V1が設けられ
る。
プレフィルタタンク36は、オーバーフロータンク34か
ら流出したプール排水中に含まれ、あるいは浮遊してい
る髪の毛、糸くず、ばんそうこうやゴミなどの粗大な不
純物を除去するためのもので、循環配管62との間で本発
明の循環システムを構成し、入側バルブV2、出側バルブ
V3およびバイパスバルブV4を有する。
プレフィルタタンク36は複数個からなっていてもよ
い。
ポンプ38は、循環ポンプであってプール水を本発明の
循環ろ過装置30の流路に流動させるためのエネルギを与
えるものであればどのようなものでもよく、入側、出側
およびバイパスバルブV5,V6,V7を有している。ポンプ38
は1台のポンプであってもよいし、複数のポンプを並列
または直列に配置したものであってもよい。
ろ過タンク40は、プール水中に持ち込まれてあるいは
生成されて混在している金属塩類、油分、汚れなどの有
機物、不純物、細菌などの微細粒子、例えば0.25〜1μ
m程度の微細粒子までろ過して、プール水を浄化するた
めの装置である。ろ過タンク40の内部には、上述した0.
25〜1μm程度の微細粒子までろ過可能なセラミックフ
ィルタが複数本、例えば100〜150本装置が装着されてい
る。
本発明に用いられるセラミックフィルタは、非常に微
細な孔を三次元的に有するものであり、細菌などの微粒
子はもちろん人間の体から放出される油分等もろ過する
ことが可能なフィルタである。しかし、セラミックフィ
ルタは微細な孔を有するため、直接的にはろ過に用いる
と、この微細な孔がすぐに目詰まりして、短時間のうち
にろ過能力が低下し、洗浄できなくなってしまう。この
ため、セラミックフィルタは一般的にその流入側面に、
後述する除去が容易なろ過助剤層を形成して用いてい
る。
殺菌タンク42は、プール水中に含まれる大腸菌やブド
ウ状球菌などの細菌やウィルスを殺菌、滅菌および不活
化するためのもので、透明の石英ガラス管内に挿入され
たオゾンランプおよび紫外線ランプにより、前記石英ガ
ラス管の外側を循環するろ過後のプール水を殺菌するば
かりでなく、石英ガラス管内に乾燥空気を送気して前記
オゾンランプおよび紫外線ランプによりオゾンを発生さ
せ、発生したオゾンを含む空気をプール水中に十分にバ
ブリングして攪拌し、小さな気泡として混合させプール
水をオゾンによる酸化殺菌を行うものである。後述する
ように、通常、プール水は塩素殺菌が行われるが、この
紫外線殺菌およびオゾン殺菌はプール水に混入される塩
素剤の効果をより一層効果的にするものである。
吸着タンク44は、ゼオライトと活性炭などの吸着剤が
充填されたタンクであって、ろ過および殺菌後のプール
水中に含まれている汗や尿などから発生したアンモニア
や殺菌タンク42で分解された細菌、色素および結合塩素
などを吸着剤の吸着作用等により吸着して除去するため
のものである。吸着剤としては、人体に有害な物質をプ
ール水中に溶解させるものでなければなんでもよいが、
ゼオライトおよび活性炭が好ましい。ここで、特に、ゼ
オライトは、上述のアンモニアを吸着除去するもので、
活性炭は特に、臭気成分、色素、プール水の結合塩素な
どを吸着除去する。
なお、ろ過タンク40、殺菌タンク42および吸着タンク
44は、いずれも循環配管62との間で本発明の循環システ
ムを構成し、それぞれ開閉弁V9,V10およびV11,V12,V13
およびV14,V15,V16およびV17を有する。
熱交換器46は、浄化プール水を所定の温度、例えば、
25〜40℃、好ましくは30〜35℃まで暖めるためのもの
で、プール32に付随する種々の設備に用いられる温水を
貯えておく貯湯タンク47用の熱交換器としても共用する
のが好ましく、循環配管62に対して開閉弁V18,V19,V20
を有する。温水プールには必須であるが、温水プールで
なければ特に設けなくともよい。
混合装置48は、ろ過タンク40内のセラミックフィルタ
のろ過能力を常に良好な状態に保つように、ろ過効率が
低下する前に、例えば、一定期間ごとに前記セラミック
フィルタに堆積したろ滓を除去し、前記セラミックフィ
ルタを洗浄するために、逆流させ噴出させるための高圧
空気含有洗浄水流、すなわち、洗浄水と図示しない高圧
空気源から供給される高圧空気からなるジェット水流を
発生させるためのものである。混合装置48は、入側でポ
ンプ38とろ過タンク40の上流に設けられた開閉弁V8との
間の循環配管62から分岐し、開閉弁V22を有する配管お
よびろ過タンク40の出側の接続配管に接続されるプレコ
ート分岐配管64に接続され、開閉弁V23を有する配管か
らなる逆洗配管68により循環系を形成する。
プレコートタンク50および52は、ろ過タンク40内のセ
ラミックフィルタのろ過能力を常に良好な状態に維持
し、洗浄を容易にするろ過助剤層を形成するためのろ過
助剤を充填しておくものである。ろ過助剤としては、ケ
イソウ土や石灰などの粉末状ろ過助剤およびパルプ繊維
やアスベスト等の繊維状ろ過助剤などを用いるのが好ま
しい。従って、前記セラミックフィルタの流入側面には
除去が容易な粉末状ろ過助剤からなる剥離層およびその
上層に繊維状ろ過助剤からなるろ過層を形成しておくの
が好ましい。例えば、プレコートタンク50には粉末状ろ
過助剤を、プレコートタンク52には繊維状ろ過助剤を充
填しておくことができる。
プレコートタンク50は、プレフィルタタンク36とポン
プ38との間の循環配管62から分岐し、ろ過タンク40の出
側接続配管と循環配管62との接続部分に接続されるプレ
コート分岐配管64に、本発明の循環システムを構成する
3つの開閉弁V27,V28,V29を介して接続される。なお、
プレコート分岐配管64は、循環配管62からの分岐部分の
両側に開閉弁V21およびV25を有し、逆洗配管68との接続
部の下流側にV26を有する。
プレコートタンク52は、プレコート分岐配管64からさ
らに並列に分岐するプレコート分岐配管66に接続され、
開閉弁V30,V31,V32とともに本発明の循環システムを構
成する。
ろ過タンク40の入側接続配管と循環配管62との接続部
分からは逆洗排水を流すための排水配管が接続される。
排水配管72には分岐側に開閉弁V24、排出側に開閉弁V40
が設けられ、途中で分岐して開閉弁V37を介して沈殿タ
ンク60に排水できるようにも構成される。
吸着タンク44の入側接続配管の開閉弁V15の下流側
(吸着タンク側)からは排水配管74が分岐する。排水配
管74は分岐側に開閉弁V33を有し、循環配管62と接続さ
れ、その下流に開閉弁V35、排水出口に開閉弁V39が設け
られており、途中で分岐して開閉弁36を介して沈殿タン
ク60に排水できるようになっている。また循環配管62の
排水配管74との接続部の下流には開閉弁V34が設けられ
る。
沈殿タンク60は、プール排水、ろ過タンク40のセラミ
ックフィルタの逆洗排水、吸着タンク44のゼオライト、
活性炭の逆洗排水中に沈殿物が多く含まれ、直接外部へ
排水できない場合に沈殿物を沈殿させるためのもので、
開閉弁V38により沈殿後の排水を外部へ放出できるよう
に構成される。
アルカリタンク54は、プール水中に殺菌のために混入
させる塩素のために酸性化し、低下するpHをpH5.8〜8.6
の基準値内に調整するために必要に応じて清浄化プール
水中に混入するアルカリを充填するもので、一般的に苛
性ソーダ(水酸化ナトリウム)溶液が充填されており、
開閉弁V41を介して循環配管62に接続される。
塩素タンク56は、ろ過タンク40、殺菌タンク42、吸着
タンク44においてろ別されず、吸着されずまた殺菌され
なかった細菌やウィルスをも殺菌、不活化する塩素ガス
を充填しているもので、開閉弁V42を介して循環配管62
に接続される。第1図に示すプール水の循環ろ過装置30
においては、塩素殺菌を省略しても、上述のろ過タンク
40、殺菌タンク42、吸着タンク44による殺菌により十分
にプール水を浄化できるが、塩素殺菌は法定されている
こともあり、また細菌やウィルスの殺菌や不活化をより
完全なものとすることもあり塩素殺菌を行うほうが好ま
しい。
プール32へのプール水の補給は、水道などの清浄水の
供給源(図示せず)から開閉弁V44から予めバランシン
グタンク58に供給された後、この清浄水をバランシング
タンク58から供給するように構成される。バランシング
タンク58はプールの水面を常に水平にかつ一定に保つた
めに設けられるが、本発明の循環ろ過装置30を用いる場
合には、プール32およびオーバーフロータンク34に直接
プール水を補給するように構成すればバランシングタン
ク58を省略することができる。こうすることにより、プ
ール設備、プール水浄化設備をコンパクト化でき、コス
ト低減できる。
ここで、プール32およびオーバーフロータンク34へ直
接清浄水を補充する際にプール32およびオーバーフロー
タンク34内の温度ムラが問題になる場合には、プール32
内またはオーバーフロータンク34内のプール水と補充洗
浄水とを十分に混合できるような構成にすればよい。
本発明においては、開閉弁V1〜V44は、どのような弁
を用いてもよいが、必要に応じ、その一部または全部を
開閉の制御が容易な電磁弁とするのがよい。
制御装置80は、後述するプール水循環ライン、プール
水排水ライン、ろ過タンク逆洗ライン、吸着タンク逆洗
ラインおよびプレコートラインなどの各ラインを構成す
るのに必要な開閉弁V1〜V44を自動的に切換制御するも
のである。
プール32は、本発明の循環ろ過装置30の特徴を生かす
ために、底面給水、なぎさ型オーバーフロー方式のプー
ルであるのが好ましい。
底面給水であれば、プール水中の不純物などの沈殿物
がプールの底面に沈殿せず、常に消波しつつオーバーフ
ローして排水される。さらにプール排水は完全に浄化さ
れるので不純物がプール水中に残存することがなく、透
明度が極めて高く、例えば25m以上で、髪や肌のねばつ
きを感じないプールとすることができる。
本発明の循環ろ過装置30は基本的には以上のように構
成されるが、以下にその作用について説明する。
第2図に示すプール水の循環ろ過装置において、プー
ル使用時には、制御装置80により開閉弁V2,V3,V5,V6,V
8,V9,V10,V12,V13,V15,V16,V34,V18,V19が開放され、V4
1,V42,V44は必要に応じて開放され、残りの開閉弁は閉
止され、図中点線で示すプール水循環ラインを形成す
る。
プール32からオーバーフローして流出したプール水は
オーバーフロータンク34に一時的に貯留された後、所定
量ずつプレフィルタタンク36へ流出する。プレフィルタ
タンク36内でプール水中の髪の毛、糸くずなどの粗大な
ゴミが捕獲され、除去された後、プール水は循環ポンプ
38により循環力(圧力および流出速度)を与えられ、ろ
過タンク40へ送られる。
ろ過タンク40では、セラミックフィルタにより全ての
微細粒子、例えば1μm以上の微細粒子、さらには0.25
μm〜1μmの微細粒子までろ別される。ろ過タンク40
でろ過されたプール水は、その中に含まれており、殺菌
タンク42においてろ別できなかった細菌やウィルスが紫
外線およびオゾンにより殺菌、滅菌および不活化された
後に、吸着タンク44に送られる。
吸着タンク44では、プール水中に混入しているアンモ
ニア等の悪臭成分、色素、結合塩素、細菌やウィルスの
分解成分などがゼオライト・活性炭により吸着除去さ
れ、プール水は清浄化される。清浄化されたプール水は
ボイラの熱交換器46により所定温度、例えば30℃前後の
温度に温調された後、必要に応じて、アルカルタンク54
内のアルカリによりほぼpH7〜8の範囲内にpH調整さ
れ、法定の塩素殺菌が行われたのち、再びプールへ戻さ
れ、例えば、底面から給水される。
こうしてプール水は第2図中点線で示されるプール水
循環ラインに沿って浄化循環される。
この循環系によりプール水は浄化循環され、プール32
の水量の調整はオーバーフロータンク34からの循環水量
を調整することにより行われるので新たに洗浄水を補充
する必要はない。
しかし、はじめに、プール32にプール水を入れる場合
やプール32のプール水が大幅に不足した場合には、水道
水などの清浄水がその供給源から開閉弁V44を通してバ
ランシングタンク58を経てプール32に供給される。
こうして循環ろ過されるプール水は、その分析結果が
水質検査のいずれの項目も基準値に適合するもので、極
めて良質かつ良好なプール水とすることができるもので
あった。
本発明の循環ろ過装置を用いることによりプール32の
清掃はほとんど必要はないが、必要に応じてプール32の
排水を行う場合には、制御装置80により開閉弁V2,V3,V
9,V10,V12,V13,V15,V16,V34を閉止し、開閉弁V1,V4,V1
1,V14,V17,V40を開放し、第2図中一点鎖線で示すプー
ル水排水ラインを構成し、このプール水排水ラインに沿
ってプール水のポンプ38による強制排水を行うが、ポン
プ38を用いず自然排水の場合には、さらに開閉弁V5,V6
を閉止し、開閉弁V7を開放してプール水排水ラインを構
成する。これも図中一点鎖線で示す。
プール水はプール32から排水ライン70、循環配管62、
排水ライン74を経由して開閉弁V40から外部に排水され
る。
次に、第2図に示すプール水循環ラインが所定期間作
動した後、ろ過タンク40内のセラミックフィルタの洗浄
が必要な場合には、第3図に示すように、プール水循環
ラインを構成する開閉弁の状態から、制御装置80により
開閉弁V3,V8,V12を閉止し、開閉弁V21,V22,V23,V26,V29
を開放して、循環配管62、開閉弁V5、ポンプ38、開閉弁
V6、循環配管62、開閉弁V22、逆洗配管68、逆洗用混合
装置48、逆洗配管68、開閉弁V23、V26、プレコート配管
64、開閉弁V29、プレコート配管64、開閉弁V21を径で再
び循環配管62に戻る図中点線で示すろ過タンク逆洗ライ
ンのうちの加速ラインを構成し、逆洗するための高圧空
気を含有するジェット水流を循環させて加速する。逆洗
用のジェット水流が十分に加速されると、制御装置80
は、開閉弁V26を閉止して循環加速ラインを遮断すると
同時に開閉弁V25,V24,V37を開放し、逆洗用混合装置48
で生成された高圧空気含有高速入ジェット水流を図中点
線で示すように、開閉弁V23,V25,V10を経て出側ろ過タ
ンク40内のセラミックフィルタに逆流させ、セラミック
フィルタに付着したろ滓やろ過助剤とともに剥ぎ取る。
そして、ろ滓やろ過助剤を含む逆洗水を入側から排出
し、開閉弁V9,V24、排水配管72、開閉弁37を経て沈殿タ
ンク60に排出する。ろ滓などがほとんど含まれない状態
になったら開閉弁V37を閉止し、開閉弁V39を開放して直
接外部へ排出してもよい。
沈殿タンク60において、含有するろ滓やろ過助剤など
の沈殿物が十分に沈殿した後には、開閉弁V38を開放し
て、上澄液を外部へ放出してもよい。
このような逆洗装置および逆洗方法については、本出
願人の出願に係る特願平02−035029号明細書に詳細に開
示された方式を用いることができるが、本発明はこれに
限定されず、フラッシュタンクにより高圧空気を供給す
る方法であってもよい。
一方、吸着タンク44内のゼオライトおよび活性炭の洗
浄の際には、殺菌タンク42までは、上述したプール水排
水ラインと同様に制御装置80により開閉弁V2,V3,V9,V1
0,V12,V13を閉止し、開閉弁V1,V4,V11,V14を開放する
が、吸着タンク44では、開閉弁V15,V34を閉止し、開閉
弁V17,V33,V35,V36を開放し、第3図にその一部を一点
鎖線で示す吸着タンク逆洗ラインを構成する。この時、
プール水はプール32から排水配管70、循環配管62を経
て、図中一点鎖線で示すように、開閉弁V14、V16、V17
を経て吸着タンク44へ出口側から流入し、ゼオライトお
よび活性炭を洗浄し、入口側から流出して、開閉弁V3
3、排水配管74、開閉弁V35、V36を経て沈殿タンク60に
排出される。この時沈殿タンク60への排水配管74の出口
に袋状物を取り付け、ゼオライトや活性炭を回収するよ
うにしてもよい。また、沈殿物が含まれていないプール
水となれば開閉弁V36を閉止し、開閉弁V40を開放して外
部に直接排出してもよいし、沈殿タンク60に沈澱物が十
分に沈澱した後では、その上澄液を外部へ直接排出して
もよい。吸着タンク44の洗浄が終了したら、制御装置80
によりプール水循環ラインの状態に開閉弁を切り換え
る。
ろ過タンク40のセラミックフィルタを十分に洗浄した
後には、第4図に示すように、制御装置80により、ろ過
タンク逆流ラインの開閉弁の閉状態から、開閉弁V22,V2
3,V24を閉止し、開閉弁V29、V32は開放されていれば閉
止し、開閉弁V8,V26,V27,V28を開放して、図中点線で示
すプレコートラインを構成する。プレコートタンク50内
の粉末状ろ過助剤をプール水中に混入させスラリー状に
して、開閉弁V27、プレコート配管64、開閉弁V21,V5、
ポンプ38(これはスラリーポンプが好ましい。)、開閉
弁V6、循環配管62、開閉弁V8,V9を経て、ろ過タンク40
に流入させ、その中のセラミックフィルタに粉末状ろ過
助剤を付着させて、前記セラミックフィルタに剥離層を
形成する。この後、セラミックフィルタを通過してろ過
されたプール水はろ過タンク40から排出され、開閉弁V2
5,V26、プレコート配管64、開閉弁V28を経て再びプレコ
ートタンク50に入る。こうしてプール水をプレコートラ
イン内で循環させて、前記セラミックフィルタに所定量
の剥離層を形成する。
次に制御装置80により開閉弁V27,V28を閉止し、開閉
弁V30,31を開放して、図中点線で示すもう一つのプレコ
ートラインを構成し、プレコートタンク52内の繊維状ろ
過助剤をろ過タンク内セラミックフィルタの剥離層上に
付着させてろ過層を形成する。所定量の前記ろ過層が形
成されると、プレコートラインから、プール水循環ライ
ンとなるように各開閉弁が制御装置80により切り換えら
れる。
こうして、本発明の循環ろ過装置によれば、プール水
循環ライン、プール水排水ライン、ろ過タンク逆洗ライ
ン、プレコートライン、吸着タンク逆洗ラインなどの複
数のラインをより少ない配管と開閉弁で構成することが
でき、またこれらのラインの切換も電磁弁を用いること
により、容易かつ瞬時に行うことができる。
上述の例では、ポンプ38は同一のものを用いている
が、複数のポンプを用いて、各ライン毎に使用するポン
プも切り換えるようにしてもよい。
本発明の循環ろ過装置は、上述の例に限定されず、プ
ール水の循環ろ過に限定されず、種々の醸造、水処理等
に適用できる他、他の付随するタンクおよび付帯設備、
さらにはそれらに設けられる配管および開閉弁などを付
加することならびにこれらにより他のラインを構成する
ことをも本発明に含まれるものである。
<発明の効果> 本発明の循環システムによれば、複数のタンクを一本
の主配管に3つの開閉弁を用いて接続して構成されたも
のであるので、種々のライン構成が簡単に構成でき、構
成部品の数も少ないので、前記開閉弁の切り換えにより
ライン切り換えも容易であり、低コストとすることがで
きる。
本発明の循環ろ過装置によれば、上述の循環システム
を用いるので、ライン構成が容易かつコンパクトかつ開
閉弁の切換、およびその制御が容易で、低コストである
ことの他、ろ過タンクや吸着タンクの清浄化を所定期間
毎に容易に行うことができ、ろ過タンク内のろ材のプレ
コートなども容易に行うことができるので、装置のろ過
能力を低下させることなく、良好な状態で連続して運転
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る循環システムの一実施例のブロ
ック線図である。 第2図、第3図および第4図は、本発明に係る循環ろ過
装置の一実施例のそれぞれ異なる使用態様に示すブロッ
ク線図である。 第5図および第6図は、従来の循環ろ過装置に用いられ
る循環システムのブロック線図である。 符号の説明 10……循環システム、 12a,12b,12c……タンク、 14……主配管、 16a,16b,16c,18a,18b,18c……接続配管、 20a,20b,20c,22a,22b,22c,24a,24b,24c……開閉弁、 30……循環ろ過装置、 32……プール、 34……オーバーフロータンク、 36……プレフィルタタンク、 38……ポンプ、 40……ろ過タンク、 42……殺菌タンク、 44……吸着タンク、 46……熱交換器、 48……逆洗用混合装置、 50,52……プレコートタンク、 54……アルカリタンク、 56……塩素タンク、 58……バランシングタンク、 60……沈殿タンク、 62……循環配管、 64,66……プレコート配管、 68……逆洗配管、 70,72,74……排水配管、 80……制御装置

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のタンクと、循環液を流す1本の主配
    管ラインと、前記タンクと主配管ラインとを接続する、
    各タンクにつき2本の接続配管と、各接続配管に設けら
    れる開閉弁と、前記主配管ラインにおける、各タンクの
    2本の接続配管の接続部の間に設けられる開閉弁とを有
    する循環システム。
  2. 【請求項2】前記循環液が、水である請求項1に記載の
    循環システム。
  3. 【請求項3】前記循環液が、プール水である請求項1に
    記載の循環システム。
  4. 【請求項4】ろ過タンク、殺菌タンクおよび吸着タンク
    と、循環液を流す1本の主配管ラインと、前記各タンク
    と主配管ラインとを接続され、各タンクにつき入側と出
    側の2本の接続配管と、各接続配管に設けられる開閉弁
    と、前記主配管ラインにおける、各タンクの入側と出側
    の接続配管の接続部の間に設けられる開閉弁と、前記主
    配管ラインの入側および出側が接続される循環液源と、
    主配管ラインに接続されるポンプとを有することを特徴
    とする循環ろ過装置。
  5. 【請求項5】前記循環液源がプールであり、前記循環液
    がプール水である請求項4に記載の循環ろ過装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の循環ろ過装置であって、
    前記プール、前記ポンプ、前記ろ過タンク、前記殺菌タ
    ンク、前記吸着タンクをこの順序で順次配置して循環ラ
    インを形成するとともに、この循環ラインから分岐する
    開閉弁付の排水ラインを備え、さらに、前記ポンプとろ
    過タンクとの間に接続される、開閉弁付の入側分岐管お
    よび前記ろ過タンクの出側接続配管に接続される、開閉
    弁付の出側分岐管を備えた、前記ろ過タンク内のフィル
    タを洗浄するための高圧空気混合水流を得るための混合
    装置と、前記ろ過タンクの入側接続配管に接続される、
    開閉弁付の排水配管とからなる逆洗ラインを有すること
    を特徴とする循環ろ過装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の循環ろ過装置であって、
    さらに、前記ポンプおよびろ過タンクと循環経路を形成
    する開閉弁付のプレコートタンクを有するプレコートラ
    インと、前記吸着タンクの出側から入側に逆流洗浄させ
    る吸着タンク洗浄ラインとを設け、前記循環ライン、前
    記排水ライン、前記逆洗ライン、前記プレコートライン
    および前記吸着タンク洗浄ラインとを切り換える複数の
    開閉弁を電磁弁で構成し、この複数の電磁弁を前記各ラ
    インに応じて切り換えるように制御する制御装置を設け
    たことを特徴とする循環ろ過装置。
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