JP2561302Y2 - カメラの撮影表示装置 - Google Patents

カメラの撮影表示装置

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JP2561302Y2 JP1990040653U JP4065390U JP2561302Y2 JP 2561302 Y2 JP2561302 Y2 JP 2561302Y2 JP 1990040653 U JP1990040653 U JP 1990040653U JP 4065390 U JP4065390 U JP 4065390U JP 2561302 Y2 JP2561302 Y2 JP 2561302Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、カメラの撮影表示装置に関し、特に、露光
開始の所定時間前に予告表示を行なうカメラの撮影表示
装置に関する。
[従来の技術] 一般に、マルチ連続発光可能なストロボ装置あるいは
多重露光可能なシャッタ装置を有するカメラは広く知ら
れている。このようなカメラにおいて、ストロボ撮影
時、いわゆる赤目の防止のため、撮影用の本発光の前に
プリ発光させる技術が既に周知である。また、セルフタ
イマを有するカメラにおいて、発光ダイオードなどによ
り撮影タイミングを被写体に伝えることは広く知られて
いる。
第13図は、セルフタイマ撮影時における表示パターン
の従来例である。露光開始の時間N2前までの時間N1の間
は周期P1で表示を行ない、この後、露光開始までの時間
N2は周期P2に変調して表示を行なう。具体的には、時間
N1は8〜10秒間、時間N2は2秒ほどである。
[考案が解決しようとする課題] マルチ連続発光による撮影や多重露光による撮影で
は、撮影タイミングに関して一般の撮影よりも撮影者の
撮影意図が強く働くことが多い。たとえば、ゴルフクラ
ブのスイングの振り始めから振りきりまでの分解写真を
撮りたい場合などがあげられる。
この場合、従来技術では、撮影者は被写体に対して声
などの合図により撮影者の意図する撮影タイミングを伝
える努力がなされた。しかし、測距や測光あるいはレン
ズの繰出しなどに要するカメラ側の制御時間が被写体ま
での距離や被写体の輝度によって変動するために、レリ
ーズ釦を押してから露光開始までのタイムラグがレリー
ズごとに変化してしまう。
このため、撮影者の意図する微妙な撮影タイミングが
カメラのタイムラグに左右されてしまい、被写体にうま
く伝えることができず、出来上った写真は撮影者の意図
と異なることが多かった。たとえ第1レリーズで測距や
測光あるいはレンズ繰出しなどの処理を行なったとして
も、撮影者はカメラの第1レリーズ終了の状態を保持し
ながら(たとえばレリーズ釦を半押ししたまま)被写体
に撮影タイミングを伝える合図を送るとともに、撮影動
作(第2レリーズ)を行なわなければいけないので、撮
影に専念できない。
また、たとえばレリーズから露光開始までの時間を充
分とり、被写体までの距離や被写体の輝度によってカメ
ラの制御時間が変動しないようにしたとしても、レンズ
繰出し音などのカメラの作動音に惑わせられたり、レリ
ーズから露光開始までの微妙な間に対して、被写体が被
撮影動作を行なうきっかけがつかみづらく、撮影タイミ
ングに合わせることが難しい。たとえば、ゴルフクラブ
のスイングの分解写真のような微妙なタイミングを要求
する撮影では狂いを生じ、よいタイミングの写真を得に
くい。
さらに、セルフタイマ撮影時における発光ダイオード
の点滅表示の場合、被写体は常にカメラを注目する必要
があり、被写体は被撮影動作に専念できない。
そこで、本考案は、被写体にカメラ側の撮影タイミン
グを伝えることができ、撮影者の意図する撮影タイミン
グで撮影を行なうことができるカメラの撮影表示装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案のカメラの撮影表示装置は、ストロボ発光装置
を有するカメラにおいて、シャッタレリーズ信号を発生
するためのシャッタレリーズ釦と、このシャッタレリー
ズ釦により発生されたシャッタレリーズ信号に応答して
シャッタレリーズ動作を制御する制御手段と、上記シャ
ッタレリーズ動作中であって、露光開始の所定時間前に
上記ストロボを発光させ、露光の予告表示を行う表示制
御手段と、上記所定時間を任意に設定可能な設定手段と
を具備している。
[作用] カメラの露光開始の撮影者の意図した所定時間前に予
告表示を行なうことにより、被写体にカメラ側の撮影タ
イミングを伝えることができ、被写体はカメラの露光開
始タイミングに合わせて被撮影動作を行なうことができ
るので、撮影者の意図した撮影タイミングの撮影ができ
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案に係るカメラの構成を示すものであ
る。図において、101はカメラ全体の動作を制御する制
御部、102は測距を行なうAF(オートフォーカス)部、1
03は測光を行なう測光部、104は第1レリーズスイッチR
1SWや第2レリーズスイッチR2SWを含む各種スイッチの
入力操作部、105はフイルムの巻上げおよび巻戻しを行
なう巻上・巻戻部、106は合焦および露光を行なうシャ
ッタ部、107はストロボ部、108は各種表示を行なう表示
部である。これら各部102〜108は、制御部101からの制
御信号に基づき必要な信号や情報の交換を行なうことに
より、測距、測光、露光、フイルム給送、表示などを行
なうようになっている。
このような構成において、第2図に示すフローチャー
トを参照しつつ第1実施例の動作を説明する。まず、第
1レリーズスイッチR1SWがオンか否かをチェックし(S0
1)、オフならば何もせず終了する。ステップS01におい
て、第1レリーズスイッチR1SWがオンならばステップS0
2に進み、AF(オートフォーカス)を行なうことによ
り、その出力からAF演算を行ない(S03)、レンズの繰
出し量に換算する。次に、ステップS04へ進み、測光を
行ない、その出力を用いて測光演算を行ない(S05)、
シャッタ秒時を決め、ステップS03で決定されたレンズ
繰出し量にしたがってレンズの繰出しを行なう(S0
6)。
次に、ステップS07へ進み、第2レリーズスイッチR2S
Wがオンか否かをチェックし、オフならばもう一度第1
レリーズスイッチR1SWがオンか否かをチェックし(S0
8)、オンならばステップS07に戻る。ステップS08にお
いて、第1レリーズスイッチR1SWがオフならばステップ
S19に進み、レンズリセットを行ない、以降の処理へ進
む。
ステップS07において、第2レリーズスイッチR2SWが
オンならばステップS09に進み、セルフモードであるか
否かのチェックを行なう。セルフモードであれば、セル
フタイマを作動させ(S10)、ステップS11に進む。ステ
ップS09において、セルフモードでなければ何もせず、
ステップS11に進む。
ステッブS11では、ストロボ発光が必要か否かが判断
され、ストロボ発光が必要な場合、ステップS12におい
てマルチ連続発光モードか否かが判断される。ステップ
S12において、マルチ連続発光モードであればステップS
14に進む。ステップS11においてストロボ発光が必要な
かったり、ステップS12においてマルチ連続発光モード
でなかった場合、ステップS13に進む。
ステップS13では、多重露光モードか否かが判断さ
れ、多重露光モードでなければステップS16へ進む。ス
テップS13において、多重露光モードであればステップS
14に進む。ステップS14では、シャッタの露光開始予告
の表示を行ない、露光開始予告タイマを作動させる(S1
5)。ステップS16では、演算されたシャッタ秒時によっ
てシャッタ制御を行なう。
次に、ステップS17に進み、多重露光を続けるか否か
を判断し、多重露光を続けるならばステップS14に戻
る。ステップS17において、多重露光を終了するならば
ステップS18に進み、フイルムの巻上げを行ない、さら
にステップS19,S20に進み、レンズリセットを行ない、
ストロボチャージを行なって一連の処理を終了する。
なお、ステップS14における露光開始予告表示は、ス
トロボの微少光量の発光を所定時間行なう。このストロ
ボの微少光量の発光に要するエネルギは僅かなので、引
続いて撮影用のストロボ本発光を行なうことができる。
ストロボの微少光量の発光は、発光ダイオードの光に比
べ充分輝度があるので、明るい場所でも、また被写体が
カメラの方を向いていなくても表示を認知できる。した
がって、被写体は被撮影動作(たとえばゴルフクラブの
スイング)に専念できる。
また、ストロボの微少光量の発光に加えてPCV(ピエ
ゾ・セラミック・バイブレータ;圧電振動子)による発
振音を加えてもよい。いうまでもなく、音を発するもの
であれば、ギヤとラチェットによる衝突音など、何もPC
Vによる発振音に限ったものではない。さらに、ストロ
ボの微少光量の発光の代りにPCVによる発振音などの音
のみの表示であってもよい。
また、ステップS15における露光開始予告タイマは、
被写体の被撮影動作あるいは被写体の動作し易いタイミ
ングに応じて露光開始予告表示から露光開始までの時間
を左右するタイマの作動時間を変更することができる。
第3図は、露光開始予告表示をストロボの微少光量の
発光で行なう場合のブロック概念図の一部分である。す
なわち、制御部101から出力される発光信号により微少
光量発光回路302が作動し、発光部303において微少光量
の発光が行われる。
第4図は、露光開始予告表示をPCVの発振音で行なう
場合のブロック概念図の一部分である。すなわち、制御
部101からPCV発振回路402に露光開始予告表示のための
信号を入力し、PCV403を発振動作させることにより、音
による表示を行なう。
第5図は、露光開始予告タイマのブロック概念図の一
部分である。すなわち、制御部101から出力された露光
開始予告表示のための信号が表示制御部502で処理さ
れ、露光開始予告タイマ504を作動させ、表示装置503に
より表示を行なう。なお、505はタイマ設定入力部であ
り、設定されたタイマ作動時間によって露光開始予告タ
イマ504が作動する。
第6図は、露光開始予告表示の表示パターンの一例を
示す。第2レリーズが行なわれた後、露光開始の時間x1
前から露光開始予告の表示を開始する。この表示によ
り、被写体は被撮影動作の前動作を行なうタイミングを
得ることができる。露光開始の時間x2前から露光開始予
告の表示を変調させ、露光開始の直前まで表示を行な
う。この表示により、被写体は被撮影動作の前動作を行
なうタイミング取りの微調を行なうことができる。
表示の変調は、ストロボの微少光量の発光による表示
であれば、発光間隔を変えたり、発光光量を変えたり、
ストロボ光に加えてPCVによる発振音などの音の表示を
行なうことなどによる。あるいは、PCVの発振音による
表示であっても、同様に発振音の間隔を変えたり、音程
を変えたり、音の長さを変えたり、音の大きさを変えた
りすることなどによる。
また、被写体の被撮影動作に合わせて時間x1および時
間x2を任意に設定可能とすることにより、被写体の被撮
影動作のタイミング取りがより行ない易くなる。
第7図は、露光開始予告表示の表示パターンの他の例
を示す。第2レリーズが行なわれた後、露光開始の時間
x1前から時間x3だけ露光開始予告の表示を表示装置Aを
用いて行なう。表示装置Aとしては、ストロボの微少光
量の連続発光やPCVの発振音などがある。この表示によ
り、被写体は被撮影動作の前動作を行なうタイミングを
得ることができる。
次に、露光開始の時間x2前から露光開始予告の表示を
表示装置Bを用いて周期T1で行なう。表示装置Bとして
は、表示装置A以外の表示装置であり、PCVの発振音や
ストロボの微少光量の発光などがある。この場合のスト
ロボの微少光量の発光に要するエネルギは僅かなので、
引続き必要に応じて撮影用のストロボ本発光を行なうこ
とができる。
表示装置Bは、露光開始の時間x2前から露光開始まで
の露光開始予告表示に引続き、同じ周期T1で露光開始と
同じに1回だけ表示を行なう。これにより、より明確に
被写体は撮影のタイミングを知ることができ、被撮影動
作を行なうことができる。この露光開始と同時に行なわ
れる表示がストロボの発光による表示である場合、発光
光量は微少であるので、露出への影響は無視できる。
ただし、表示装置Bがストロボの発光によって表示を
行なう場合で、撮影時にストロボの発光を必要とする場
合は、露光開始と同時に行なう表示は行なわない。
次に、第8図に示すフローチャートを参照しつつ第2
実施例の動作を説明する。まず、撮影モードの設定を行
なう(S21)。通常撮影以外の撮影モード、たとえば多
重露光モードやセルフタイマ撮影などの場合に撮影モー
ドの設定を行なう。次に、ステップS22,S23では、露光
開始予告表示が必要な撮影モードか否かを判定する。こ
の判定の結果、露光開始予告表示が不必要な撮影モード
であれば、ステップS26へ進む。もし、マルチ連続発光
モードか多重露光モードの場合、露光開始予告表示が必
要と判断され、ステップS24,S25において露光開始予告
表示の表示モードと表示パターンの設定が行なわれ、ス
テップS26へ進む。ステップS26では、第1レリーズスイ
ッチR1SWの入力を待機する状態となる。
ステップS27で第1レリーズスイッチR1SWが入力され
ると、ステップS01において第1レリーズスイッR1SWの
状態が確認され、オフならばステップS26へ戻り、オン
ならばステップS02へ進む。ステップS02,S03では、AFを
行なうことにより、その出力からAF演算を行ない、レン
ズの繰出し量に換算する。次に、ステップS04へ進み、
測光を行ない、その出力を用いて測光演算を行ない(S0
5)、シャッタ秒時を決め、ステップS03で決定されたレ
ンズ繰出し量にしたがってレンズの繰出しを行なう(S0
6)。
次に、ステップS07へ進み、第2レリーズスイッチR2S
Wがオンか否かをチェックし、オフならばもう一度第1
レリーズスイッチR1SWがオンか否かをチェックし(S0
8)、オンならばステップS07に戻る。ステップS08にお
いて、第1レリーズスイッチR1SWがオフならばステップ
S19に進み、レンズリセットを行ない、以降の処理へ進
む。
ステップS07において、第2レリーズスイッチR2SWが
オンならばステップS09に進み、セルフモードであるか
否かのチェックを行なう。セルフモードであれば、セル
フタイマを作動させ(S10)、ステップS11に進む。ステ
ップS09において、セルフモードでなければ何もせず、
ステップS11に進む。
ステップS11では、ストロボ発光が必要か否かが判断
され、ストロボ発光が必要な場合、ステップS12におい
てマルチ連続発光モードか否かが判断される。ステップ
S12において、マルチ連続発光モードであればステップS
14に進む。ステップS11においてストロボ発光が必要な
かったり、ステップS12においてマルチ連続発光モード
でなかった場合、ステップS13に進む。
ステップS13では、多重露光モードか否かが判断さ
れ、多重露光モードでなければステップS16へ進む。ス
テップS13において、多重露光モードであればステップS
14に進む。ステップS14では、シャッタの露光開始予告
の表示をステップS24,S25における設定内容にしたがっ
て行なう。次に、ステップS28では、露光開始予告表示
が設定条件を満足する形で行なわれたか否かを判断し、
満足していなければステップS14へ戻り、満足していれ
ばステップS16へ進む。ステップS16では、演算されたシ
ャッタ秒時によってシャッタ制御を行なう。
次に、ステップS17に進み、多重露光を続けるか否か
を判断し、多重露光を続けるならばステップS14に戻
る。ステップS17において、多重露光を終了するならば
ステップS18に進み、フイルムの巻上げを行ない、さら
にステップS19,S20に進み、レンズリセットを行ない、
ストロボチャージを行なって一連の処理を終了する。
第9図は、表示モードおよび表示パターンの設定操作
手段の一例を示す。図において、901は表示モード設定
つまみであり、ストロボの微少光量の発光による表示や
PCVの発振音などの音による表示と、ストロボの微少光
量の発光による表示とPCVの発振音などの音による表示
とを組合わせた表示とを切換えて設定する。902は表示
パターン設定つまみであり、このつまみ902により、い
くつかの表示パターンのうちどのパターンで表示を行な
うか選択する。たとえば、つまみ902を指標の「1」に
合わせれば、第6図および第7図に示す期間x2におい
て、T1は1回、すなわちx2=T1となるようにする。ま
た、つまみ902を指標の「2」に合わせれば、T1は2
回、すなわちx2=2T1となるようにする。また、つまみ9
02を指標の「3」に合わせれば、T1は3回、すなわちx2
=3T1となるようにする。また、つまみ902を指標の
「4」に合わせれば、T1は4回、すなわちx2=4T1とな
るようにする。903はストロボの発光部、904は音による
表示のための開口部、905はカメラボディーである。
第10図は、表示モードおよび表示パターンの設定操作
手段の他の例を示す。図において、1101は表示モードお
よび表示パターンの設定状態を表示する表示装置、1102
は表示モード設定釦、1103および1104は表示パターン設
定釦であり、1103は表示パターンの設定箇所の選択釦、
1104は設定箇所の設定変更入力釦である。たとえば、第
6図の表示パターンの場合、時間x1および時間x2の設定
を103および104の操作釦によって設定する。設定された
表示パターンは表示装置1011により確認する。
第11図は、露光開始予告表示処理を行なうサブルーチ
ンの一例を示す。第6図の予告表示パターンをストロボ
の微少光量の発光で行ない、第8図に示すフローチャー
トの動作を行なう場合の第8図におけるステップS14に
対応するサブルーチンを示す。
すなわち、まず、ステップS29では、露光開始の時間x
1前から露光開始の時間x2までの間に行なう第1露光開
始予告表示の表示条件、すなわち発光時間、発光回数お
よび発光周期を決定する。次に、ステップS30では、露
光開始の時間x2前から露光開始までの間に行なう第2露
光開始予告表示の表示条件を決定する。次に、ステップ
S31で第1露光開始予告表示のための発光を行ない、ス
テップS32で所定の発光回数に達したか否かを判定し、
達していればステップS33に進み、達していなければス
テップS31に戻る。ステップS33では、第2露光開始予告
表示のための発光を行ない、ステップS34で所定の発光
回数に達したか否かを判定し、達していなければステッ
プS33に戻り、達していれば露光開始予告表示のサブル
ーチンを終了する。
第12図は第3実施例を示しており、これは最も単純な
実施例である。すなわち、シャッタ釦を完全に押下(第
2レリーズオン)してから一定時間K後に予告表示を行
ない、所定時間T0後に露光開始を行なう。ここで、時間
T0を任意に設定するようにしておけば、撮影タイミング
を取ることができる。たとえば、第9図の表示パターン
設定つまみ902をアナログ的に可変設定できるようにし
ておいてもよいし、図中の指標の数字「1,2,3,4」をそ
れぞれ1秒後、2秒後、3秒後、4秒後というようにし
てもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、カメラの露光開
始の撮影者の意図した所定時間前に予告表示を行なうこ
とにより、被写体にカメラ側の撮影タイミングを伝える
ことができ、被写体はカメラの露光開始タイミングに合
わせて被撮影動作を行なうことができるので、撮影者の
意図した撮影タイミングの撮影ができるカメラの撮影表
示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカメラの構成を示すブロック図、
第2図は第1実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート、第3図は露光開始予告表示をストロボの微少光量
の発光で行なう場合のブロック概念図、第4図は露光開
始予告表示をPCVの発振音で行なう場合のブロック概念
図、第5図は露光開始予告タイマのブロック概念図、第
6図は露光開始予告表示の表示パターンの一例を示す
図、第7図は露光開始予告表示の表示パターンの他の例
を示す図、第8図は第2実施例の動作を説明するための
フローチャート、第9図は表示モードおよび表示パター
ンの設定操作手段の一例を示す図、第10図は表示モード
および表示パターンの設定操作手段の他の例を示す図、
第11図は露光開始予告表示処理を行なうサブルーチンの
一例を示すフローチャート、第12図は第3実施例を説明
する図、第13図はセルフタイマ撮影時における表示パタ
ーンの従来例を説明する図である。 101……制御部、102……AF部、103……測光部、104……
入力操作部、105……巻上・巻戻部、106……シャッタ
部、107……ストロボ部、108……表示部、302……微少
光量発光回路、303……発光部、402……PCV発振回路、4
03……PCV、901……表示モード設定つまみ、902……表
示パターン設定つまみ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−47637(JP,A) 特開 昭48−47330(JP,A) 特開 昭56−159634(JP,A) 実開 昭62−19638(JP,U) 実開 昭58−170627(JP,U) 実開 平2−95029(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストロボ発光装置を有するカメラにおい
    て、 シャッタレリーズ信号を発生するためのシャッタレリー
    ズ釦と、 このシャッタレリーズ釦により発生されたシャッタレリ
    ーズ信号に応答してシャッタレリーズ動作を制御する制
    御手段と、 マルチ連続発光モードまたは多重露光モードを選択する
    モード選択手段と、 このモード選択手段によって、上記マルチ連続発光モー
    ドまたは上記多重露光モードが選択された場合に、上記
    シャッタレリーズ動作中であって、露光開始の所定時間
    前に上記ストロボを発光させ、露光の予告表示を行う表
    示制御手段と、 上記所定時間を任意設定可能な設定手段と、 を具備したことを特徴とするカメラの撮影表示装置。
  2. 【請求項2】ストロボ発光装置を有するカメラにおい
    て、 シャッタレリーズ信号を発生するためのシャッタレリー
    ズ釦と、 このシャッタレリーズ釦により発生されたシャッタレリ
    ーズ信号に応答してシャッタレリーズ動作を制御する制
    御手段と、 上記シャッタレリーズ動作中であって、露光開始の所定
    時間前に上記ストロボを発光させ、露光の予告表示を行
    う表示制御手段と、 上記所定時間を任意設定可能な設定手段と、 を具備し、 上記表示制御手段は上記所定時間内に複数回発光が可能
    であり、上記設定手段は、上記所定時間内における発光
    回数を手動設定可能であることを特徴とするカメラの撮
    影表示装置。
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