JP2561148Y2 - 風防付き天びん - Google Patents
風防付き天びんInfo
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- JP2561148Y2 JP2561148Y2 JP6728192U JP6728192U JP2561148Y2 JP 2561148 Y2 JP2561148 Y2 JP 2561148Y2 JP 6728192 U JP6728192 U JP 6728192U JP 6728192 U JP6728192 U JP 6728192U JP 2561148 Y2 JP2561148 Y2 JP 2561148Y2
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- JP
- Japan
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- switch
- glass
- switches
- doors
- windshield
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スイッチ操作によって
開閉可能な扉を2つ以上備えた風防を持つ天びんに関す
る。
開閉可能な扉を2つ以上備えた風防を持つ天びんに関す
る。
【0002】
【従来の技術】高精度の天びんにおいては、風による計
量値の変動を防止する目的で、ひょう量皿を風防によっ
て覆うことが行われるが、このような風防には、その上
面、前面、および左右両側面のうち、少なくとも2面に
扉が設けられることが多い。また、この各扉を、人手に
よらずモータ等のアクチュエータにより開閉駆動するよ
うにしたものも既に実用化されている。
量値の変動を防止する目的で、ひょう量皿を風防によっ
て覆うことが行われるが、このような風防には、その上
面、前面、および左右両側面のうち、少なくとも2面に
扉が設けられることが多い。また、この各扉を、人手に
よらずモータ等のアクチュエータにより開閉駆動するよ
うにしたものも既に実用化されている。
【0003】ところで、風防の本来の機能からすれば、
ひょう量皿に対する試料の載せ降ろしに際して、1つの
扉を開くことが望ましいが、試料の載せ降ろし作業の種
類によっては、例えば上面の扉と利き腕側の扉の2つの
扉を同時に開放するようにした方がその作業性が著しく
向上する場合があり、従来の扉開閉機構を備えた天びん
においても、1つもしくは複数の扉を選択的に同時に開
閉し得るようにしたせのがある。
ひょう量皿に対する試料の載せ降ろしに際して、1つの
扉を開くことが望ましいが、試料の載せ降ろし作業の種
類によっては、例えば上面の扉と利き腕側の扉の2つの
扉を同時に開放するようにした方がその作業性が著しく
向上する場合があり、従来の扉開閉機構を備えた天びん
においても、1つもしくは複数の扉を選択的に同時に開
閉し得るようにしたせのがある。
【0004】扉開閉機構を備え、複数の扉を選択的に同
時に開閉し得るようにした天びんにおいて、どの面の扉
を開閉するかの選択は、従来、次のいずれかの方法によ
っている。
時に開閉し得るようにした天びんにおいて、どの面の扉
を開閉するかの選択は、従来、次のいずれかの方法によ
っている。
【0005】一つは、駆動部材に対してメカ的に任意の
1つもしくは複数の扉を連結し得るようにしておき、一
つのスイッチの操作によって連結されている扉が開閉さ
れるようにしたものであり、他の一つは、扉ごとに駆動
用のアクチュエータを設けておき、別途天びん内のコン
ピュータシステムにキー操作等によってあらかじめ設定
された扉が開閉されるようにしたものである。
1つもしくは複数の扉を連結し得るようにしておき、一
つのスイッチの操作によって連結されている扉が開閉さ
れるようにしたものであり、他の一つは、扉ごとに駆動
用のアクチュエータを設けておき、別途天びん内のコン
ピュータシステムにキー操作等によってあらかじめ設定
された扉が開閉されるようにしたものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な従来の扉の選択手法によると、測定すべき試料の取扱
い方の相違や、複数の操作者により入れ替わり立ち替わ
り使用されるような場合にその利き腕の相違に基づき、
開閉させるべき扉を頻繁に変更する必要がある場合、そ
の都度メカ的な連結部材を動かしたり、あるいはキー操
作によりコンピュータに対して記憶内容の変更を行う必
要があり、使用の利便性の点で問題があった。
な従来の扉の選択手法によると、測定すべき試料の取扱
い方の相違や、複数の操作者により入れ替わり立ち替わ
り使用されるような場合にその利き腕の相違に基づき、
開閉させるべき扉を頻繁に変更する必要がある場合、そ
の都度メカ的な連結部材を動かしたり、あるいはキー操
作によりコンピュータに対して記憶内容の変更を行う必
要があり、使用の利便性の点で問題があった。
【0007】本考案はこのような実情に鑑みてなされた
もので、事前に何らの設定変更等を要することなく、容
易に、しかも直観的な操作によって間違えることなく、
随時に所望の扉を開閉させることのできる風防付き天び
んの提供を目的としている。
もので、事前に何らの設定変更等を要することなく、容
易に、しかも直観的な操作によって間違えることなく、
随時に所望の扉を開閉させることのできる風防付き天び
んの提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の電子天びんは、ひょう量皿が風防で覆われ
ているとともに、その風防には、上面、前面、右側面お
よび左側面のうち少なくともいずれかの2面に扉が設け
られており、この各扉は、それぞれに対応して設けられ
たスイッチの操作により出力される開閉指令信号に基づ
くアクチュエータの駆動によって開閉されるよう構成さ
れているとともに、上記各扉の開閉指令用の各操作スイ
ッチの中間位置には別のスイッチが配設され、この中間
位置のスイッチは、その操作によって当該スイッチを挟
む少なくとも2つの操作スイッチをそれぞれ操作したと
きに出力される開閉指令信号の全てを出力するよう構成
されていることによって特徴づけられる。
め、本考案の電子天びんは、ひょう量皿が風防で覆われ
ているとともに、その風防には、上面、前面、右側面お
よび左側面のうち少なくともいずれかの2面に扉が設け
られており、この各扉は、それぞれに対応して設けられ
たスイッチの操作により出力される開閉指令信号に基づ
くアクチュエータの駆動によって開閉されるよう構成さ
れているとともに、上記各扉の開閉指令用の各操作スイ
ッチの中間位置には別のスイッチが配設され、この中間
位置のスイッチは、その操作によって当該スイッチを挟
む少なくとも2つの操作スイッチをそれぞれ操作したと
きに出力される開閉指令信号の全てを出力するよう構成
されていることによって特徴づけられる。
【0009】
【作用】各扉に対応して設けられた操作スイッチを操作
することにより、それぞれの扉が単独で開閉され、ま
た、その各操作スイッチの中間に設けられたスイッチを
操作することで、これを挟む複数のスイッチに対応する
複数の扉の開閉信号が出力される。例えば、右面と上面
とを開閉したい場合、右面扉の開閉用スイッチと上面扉
の開閉用スイッチの中間位置に設けられた1つのスイッ
チを操作することにより右面扉と上面扉が同時に開閉さ
れることになり、前もってメカ的な連結を変更したりコ
ンピュータの記憶内容を変更する従来の方式に比して、
簡単な操作でしかも直観的に間違えることなく所望の扉
の開閉が可能となる。
することにより、それぞれの扉が単独で開閉され、ま
た、その各操作スイッチの中間に設けられたスイッチを
操作することで、これを挟む複数のスイッチに対応する
複数の扉の開閉信号が出力される。例えば、右面と上面
とを開閉したい場合、右面扉の開閉用スイッチと上面扉
の開閉用スイッチの中間位置に設けられた1つのスイッ
チを操作することにより右面扉と上面扉が同時に開閉さ
れることになり、前もってメカ的な連結を変更したりコ
ンピュータの記憶内容を変更する従来の方式に比して、
簡単な操作でしかも直観的に間違えることなく所望の扉
の開閉が可能となる。
【0010】
【実施例】図1は本考案実施例の外観図である。ケース
1は天びんメカニズムや制御回路基板等を収容してお
り、その上面から天びんメカニズムに係合するひょう量
皿2が突出配置されている。
1は天びんメカニズムや制御回路基板等を収容してお
り、その上面から天びんメカニズムに係合するひょう量
皿2が突出配置されている。
【0011】ケース1の上面にはひょう量皿2の周囲を
囲むように風防3と駆動ケース4が配設されており、風
防3は天井ガラスGC、前面ガラスGF、右側ガラスG
Rおよび左側ガラスGLによって構成され、この風防3
と駆動ケース4の前面によって囲まれた空間がひょう量
室を形成している。
囲むように風防3と駆動ケース4が配設されており、風
防3は天井ガラスGC、前面ガラスGF、右側ガラスG
Rおよび左側ガラスGLによって構成され、この風防3
と駆動ケース4の前面によって囲まれた空間がひょう量
室を形成している。
【0012】風防3の各ガラスのうち、天井ガラスGC
と右側ガラスGRおよび左側ガラスGLはそれぞれ開閉
自在の扉を形成しており、駆動ケース4内には、これら
の各ガラス(扉)GC,GRおよびGLに対応して、そ
れぞれモータMC,MRおよびMLと駆動メカニズムが
収容されている。そして、対応するモータを駆動するこ
とにより、天井ガラスGC、右側ガラスGR、および左
側ガラスGLをそれぞれ独立して開閉し得るように構成
されている。
と右側ガラスGRおよび左側ガラスGLはそれぞれ開閉
自在の扉を形成しており、駆動ケース4内には、これら
の各ガラス(扉)GC,GRおよびGLに対応して、そ
れぞれモータMC,MRおよびMLと駆動メカニズムが
収容されている。そして、対応するモータを駆動するこ
とにより、天井ガラスGC、右側ガラスGR、および左
側ガラスGLをそれぞれ独立して開閉し得るように構成
されている。
【0013】ケース1の風防3よりも前方側の面には、
計量値を表示するための表示パネル5と風袋消去スイッ
チ6のほかに、天井ガラスGC,右側ガラスGRおよび
左側ガラスGLに対して選択的に開閉駆動指令を与える
ためのスイッチ7が配設されている。
計量値を表示するための表示パネル5と風袋消去スイッ
チ6のほかに、天井ガラスGC,右側ガラスGRおよび
左側ガラスGLに対して選択的に開閉駆動指令を与える
ためのスイッチ7が配設されている。
【0014】図2はスイッチ7の平面図である。最上面
には、天井ガラスGC,右側ガラスGRおよび左側ガラ
スGLに対応して、円形を三等分した領域内にそれぞれ
C,RおよびLと書かれたシートが配設されている。そ
のシートの下には、C,RおよびLの各領域の直下にそ
れぞれスイッチSW1,SW3およびSW5が配設され
ている。この各スイッチSW1,SW3およびSW5
は、それぞれを押圧することによってモータMC,MR
およびMLに対して駆動指令信号を出力するようになっ
ている。
には、天井ガラスGC,右側ガラスGRおよび左側ガラ
スGLに対応して、円形を三等分した領域内にそれぞれ
C,RおよびLと書かれたシートが配設されている。そ
のシートの下には、C,RおよびLの各領域の直下にそ
れぞれスイッチSW1,SW3およびSW5が配設され
ている。この各スイッチSW1,SW3およびSW5
は、それぞれを押圧することによってモータMC,MR
およびMLに対して駆動指令信号を出力するようになっ
ている。
【0015】そして、スイッチSW1とSW3の中間位
置には、シートの領域CとRに跨がるようにスイッチS
W2が配設されており、同様にしてスイッチSW3とS
W5の中間位置に領域RとLに跨がるようにスイッチS
W4が、スイッチSW5とSW1の中間位置に領域Lと
CにまたがにようにスイッチSW6が配設され、更にス
イッチSW1,SW3およびSW5で囲まれた中央位置
には、領域C,RおよびLの全てに跨がるようにスイッ
チSW7か配設されている。
置には、シートの領域CとRに跨がるようにスイッチS
W2が配設されており、同様にしてスイッチSW3とS
W5の中間位置に領域RとLに跨がるようにスイッチS
W4が、スイッチSW5とSW1の中間位置に領域Lと
CにまたがにようにスイッチSW6が配設され、更にス
イッチSW1,SW3およびSW5で囲まれた中央位置
には、領域C,RおよびLの全てに跨がるようにスイッ
チSW7か配設されている。
【0016】スイッチSW2は、これを押圧することよ
ってモータMCとMRに対して同時に駆動指令信号を出
力し、同様にスイッチSW4を操作することによりモー
タMRとMLに対して同時に駆動指令信号か出力され、
スイッチSW6を操作することによってモータMLとM
Cに対して同時に駆動指令信号が出力され、更にスイッ
チSW7を操作することによって全モータMC,MRお
よびMLに対して同時に駆動指令信号が出力されるよう
に結線されている。
ってモータMCとMRに対して同時に駆動指令信号を出
力し、同様にスイッチSW4を操作することによりモー
タMRとMLに対して同時に駆動指令信号か出力され、
スイッチSW6を操作することによってモータMLとM
Cに対して同時に駆動指令信号が出力され、更にスイッ
チSW7を操作することによって全モータMC,MRお
よびMLに対して同時に駆動指令信号が出力されるよう
に結線されている。
【0017】このような構成により、天井ガラスGC、
右側ガラスGRおよび左側ガラスGLをそれぞれ単独で
開閉させたいときには領域C,RあるいはLの真ん中を
押せばよく、領域CとRの中間を押すことによって天井
ガラスGCと右側ガラスGRが同時に開閉駆動され、領
域RとLの中間部分を押すことで右側ガラスGRと左側
ガラスGLが、また、領域LとCの中間部分を押すこと
で左側ガラスGLと天井ガラスGCが、それぞれ同時に
開閉駆動される。更に、全領域の中央部分を押すことに
よって天井ガラスGC,右側ガラスGRおよび左側ガラ
スGLの全てが同時に開閉駆動される。
右側ガラスGRおよび左側ガラスGLをそれぞれ単独で
開閉させたいときには領域C,RあるいはLの真ん中を
押せばよく、領域CとRの中間を押すことによって天井
ガラスGCと右側ガラスGRが同時に開閉駆動され、領
域RとLの中間部分を押すことで右側ガラスGRと左側
ガラスGLが、また、領域LとCの中間部分を押すこと
で左側ガラスGLと天井ガラスGCが、それぞれ同時に
開閉駆動される。更に、全領域の中央部分を押すことに
よって天井ガラスGC,右側ガラスGRおよび左側ガラ
スGLの全てが同時に開閉駆動される。
【0018】以上の実施例において特に注目すべき点
は、スイッチSW1〜SW7を環状に配置した点であ
り、これにより、上、右、左という風防3の開閉部分の
配置とよく合致したスイッチ配列となって、各スイッチ
SW1〜SW7を例えば直線的に配置する場合に比し
て、開閉したい位置と視覚的に対応した直観的な操作に
よって、間違うことなく迅速に所望の位置の開閉が可能
となる。
は、スイッチSW1〜SW7を環状に配置した点であ
り、これにより、上、右、左という風防3の開閉部分の
配置とよく合致したスイッチ配列となって、各スイッチ
SW1〜SW7を例えば直線的に配置する場合に比し
て、開閉したい位置と視覚的に対応した直観的な操作に
よって、間違うことなく迅速に所望の位置の開閉が可能
となる。
【0019】図3は本考案の他の実施例の風防ガラス開
閉用のスイッチの平面図である。この例はソフトウエア
で動作するスイッチに対して本考案を適用した場合を示
し、実際の各スイッチの構造としてはタッチスイッチを
用いている。すなわち、この例においては3個のタッチ
スイッチSW11〜SW13を環状に配置してそれぞれ
にC,R,Lの符号を記入している。そして、各スイッ
チSW11〜SW13を単独で押した場合には前記例と
同様にモータMC,MR,MLに対する駆動指令信号が
出力され、スイッチSW11〜SW13の2個または3
個を同時に押した場合には、押されたスイッチに対応す
るモータに対して同時に駆動指令信号が出力されるよう
構成されている。すなわち、例えばCとRの中間位置を
押すと、スイッチSW11とSW12がONとなって、
モータMCとMRに対して同時に駆動指令信号が出力さ
れ、天井ガラスGCと右側ガラスGRが同時に開閉され
るようになっている。
閉用のスイッチの平面図である。この例はソフトウエア
で動作するスイッチに対して本考案を適用した場合を示
し、実際の各スイッチの構造としてはタッチスイッチを
用いている。すなわち、この例においては3個のタッチ
スイッチSW11〜SW13を環状に配置してそれぞれ
にC,R,Lの符号を記入している。そして、各スイッ
チSW11〜SW13を単独で押した場合には前記例と
同様にモータMC,MR,MLに対する駆動指令信号が
出力され、スイッチSW11〜SW13の2個または3
個を同時に押した場合には、押されたスイッチに対応す
るモータに対して同時に駆動指令信号が出力されるよう
構成されている。すなわち、例えばCとRの中間位置を
押すと、スイッチSW11とSW12がONとなって、
モータMCとMRに対して同時に駆動指令信号が出力さ
れ、天井ガラスGCと右側ガラスGRが同時に開閉され
るようになっている。
【0020】図4は本考案の更に他の実施例の風防ガラ
ス開閉用のスイッチの構造を示す図で、(A)は平面
図、(B)はそのB−B断面図である。この例は3個の
メカニカルスイッチSW21〜SW23を用いて上記各
例と同様の作用を得るものであって、各スイッチSW2
1〜SW23の上面には、図2に示した例と同様に、そ
れぞれC,R,Lの各領域が描かれたシート41が設け
られている。各スイッチSW21,SW22およびSW
23は、その各領域C、RおよびLの直下に配置されて
いる。この各スイッチSW21〜SW23のキートップ
K1〜K3は、それぞれ下方側にフランジ状の大径部を
持った形状となっている。
ス開閉用のスイッチの構造を示す図で、(A)は平面
図、(B)はそのB−B断面図である。この例は3個の
メカニカルスイッチSW21〜SW23を用いて上記各
例と同様の作用を得るものであって、各スイッチSW2
1〜SW23の上面には、図2に示した例と同様に、そ
れぞれC,R,Lの各領域が描かれたシート41が設け
られている。各スイッチSW21,SW22およびSW
23は、その各領域C、RおよびLの直下に配置されて
いる。この各スイッチSW21〜SW23のキートップ
K1〜K3は、それぞれ下方側にフランジ状の大径部を
持った形状となっている。
【0021】そして、各スイッチSW21〜23のキー
トップK1〜K3の中間位置に、スイッチを伴わないキ
ートップK4〜K7が配置されており、このキートップ
K4〜K7は、それぞれスイッチを伴うキートップK1
〜K3の大径部の2個または3個に跨がるような位置関
係で配置されている。すなわち、例えばキートップK4
は、キートップK1とK2の大径部の双方に跨がるよう
にその上側に配置されており、このキートップK4を押
圧することによって、キートップK1とK2を介してメ
カニカルスイッチSW1とSW2が同時に押圧され、モ
ータMCおよびMRに対して同時に駆動指令信号が出力
され、天井ガラスGCと右側ガラスGRが同時に開閉さ
れるようになっている。スイッチを伴わない他のキート
ップK5〜K7についても同様であり、これらの操作に
よってメカニカルスイッチSW21〜SW23の2個ま
たは3個が同時に押圧されることになり、対応する風防
ガラスの2個または3個が同時に開閉する。なお、42
は回路基板である。
トップK1〜K3の中間位置に、スイッチを伴わないキ
ートップK4〜K7が配置されており、このキートップ
K4〜K7は、それぞれスイッチを伴うキートップK1
〜K3の大径部の2個または3個に跨がるような位置関
係で配置されている。すなわち、例えばキートップK4
は、キートップK1とK2の大径部の双方に跨がるよう
にその上側に配置されており、このキートップK4を押
圧することによって、キートップK1とK2を介してメ
カニカルスイッチSW1とSW2が同時に押圧され、モ
ータMCおよびMRに対して同時に駆動指令信号が出力
され、天井ガラスGCと右側ガラスGRが同時に開閉さ
れるようになっている。スイッチを伴わない他のキート
ップK5〜K7についても同様であり、これらの操作に
よってメカニカルスイッチSW21〜SW23の2個ま
たは3個が同時に押圧されることになり、対応する風防
ガラスの2個または3個が同時に開閉する。なお、42
は回路基板である。
【0022】以上の各実施例において、各スイッチSW
をガラス開放用と閉鎖用の2組を設けてもよいが、天び
ん小型化が進んでいる現在、開放用と閉鎖用のスイッチ
を設けることは困難な場合が多い。
をガラス開放用と閉鎖用の2組を設けてもよいが、天び
ん小型化が進んでいる現在、開放用と閉鎖用のスイッチ
を設けることは困難な場合が多い。
【0023】そこで、1組のスイッチを設けておき、全
ての開閉ガラスが閉じている場合には、スイッチ操作に
より前記したように該当の1個または複数個のガラスを
開けるようにするとともに、いずれかのガラスが開いて
いる場合には、どのスイッチを操作してもそのガラスを
閉じるような指令信号を発生するよう構成することが望
ましい。このような構成により、コストダウンのみなら
ず、デザイン上においてもレイアウトし易く、しかも操
作者にとっても風防の開閉に係るスイッチが一か所に集
約されることになり、操作性の点でも向上する。
ての開閉ガラスが閉じている場合には、スイッチ操作に
より前記したように該当の1個または複数個のガラスを
開けるようにするとともに、いずれかのガラスが開いて
いる場合には、どのスイッチを操作してもそのガラスを
閉じるような指令信号を発生するよう構成することが望
ましい。このような構成により、コストダウンのみなら
ず、デザイン上においてもレイアウトし易く、しかも操
作者にとっても風防の開閉に係るスイッチが一か所に集
約されることになり、操作性の点でも向上する。
【0024】なお、キー並びに各領域C,R,L等のレ
イアウトについては、以上の各実施例のように円形ない
しは環状に限らず、図5に平面図で例示するように三角
形状(A)や四角形状(B)の内部を適宜に各領域に分
割するように構成し得ることは勿論である。また、風防
の外形形状についても、図6に例示するように円筒形で
あってもよいことは言うまでもない。
イアウトについては、以上の各実施例のように円形ない
しは環状に限らず、図5に平面図で例示するように三角
形状(A)や四角形状(B)の内部を適宜に各領域に分
割するように構成し得ることは勿論である。また、風防
の外形形状についても、図6に例示するように円筒形で
あってもよいことは言うまでもない。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
風防に設けられた複数の開閉部に対応してそれぞれ駆動
指令を与えるためのスイッチ群を設けるとともに、その
各スイッチの中間位置に別途スイッチを設け、この中間
位置のスイッチ操作により、この中間位置のスイッチを
挟むスイッチの全てを操作した場合と同等の複数の開閉
駆動指令が発生するように構成しているので、複数の扉
を開けたい場合、操作者は事前に何らの設定を行うこと
なく、1回のスイッチ操作によって直ちに所望の扉を開
けることができる。しかも、各扉に対応して設けられて
いるスイッチの中間位置にこれらを同時に開閉するため
のスイッチが設けられているから、スイッチ操作を直観
的に正確に行うことができる。
風防に設けられた複数の開閉部に対応してそれぞれ駆動
指令を与えるためのスイッチ群を設けるとともに、その
各スイッチの中間位置に別途スイッチを設け、この中間
位置のスイッチ操作により、この中間位置のスイッチを
挟むスイッチの全てを操作した場合と同等の複数の開閉
駆動指令が発生するように構成しているので、複数の扉
を開けたい場合、操作者は事前に何らの設定を行うこと
なく、1回のスイッチ操作によって直ちに所望の扉を開
けることができる。しかも、各扉に対応して設けられて
いるスイッチの中間位置にこれらを同時に開閉するため
のスイッチが設けられているから、スイッチ操作を直観
的に正確に行うことができる。
【図1】本考案実施例の外観図
【図2】そのスイッチ7の平面図
【図3】本考案の他の実施例の風防ガラス開閉用のスイ
ッチの平面図
ッチの平面図
【図4】本考案の更に他の実施例の風防ガラス開閉用の
スイッチの平面図(A)およびそのB−B断面図(B)
スイッチの平面図(A)およびそのB−B断面図(B)
【図5】本考案の更にまた他の実施例の風防ガラス開閉
用のスイッチの平面図
用のスイッチの平面図
【図6】本考案を適用可能な風防の他の例を示す外観図
1 ケース 2 ひょう量皿 3 風防 GC 天井ガラス GR 右側ガラス GL 左側ガラス MC,MR,ML モータ 4 駆動ケース 7 風防ガラス開閉用スイッチ SW1〜SW7 スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 ひょう量皿が風防で覆われているととも
に、その風防には、上面、前面、右側面および左側面の
うち少なくともいずれかの2面に扉が設けられており、
この各扉は、それぞれに対応して設けられたスイッチの
操作により出力される開閉指令信号に基づくアクチュエ
ータの駆動によって開閉されるよう構成されているとと
もに、上記各扉の開閉指令用の各操作スイッチの中間位
置には別のスイッチが配設され、この中間位置のスイッ
チは、その操作によって当該スイッチを挟む少なくとも
2つの操作スイッチをそれぞれ操作したときに出力され
る開閉指令信号の全てを出力するよう構成されてなる風
防付き天びん。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6728192U JP2561148Y2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 風防付き天びん |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6728192U JP2561148Y2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 風防付き天びん |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0630731U JPH0630731U (ja) | 1994-04-22 |
JP2561148Y2 true JP2561148Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=13340438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6728192U Expired - Fee Related JP2561148Y2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 風防付き天びん |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561148Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019215318A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-12-19 | メトラー−トレド ゲーエムベーハー | 風防の電動摺動頂壁を含む実験用天秤 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2060885A1 (de) * | 2007-11-19 | 2009-05-20 | Mettler-Toledo AG | Laborgerät mit einem geschützten arbeitsraum |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP6728192U patent/JP2561148Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019215318A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-12-19 | メトラー−トレド ゲーエムベーハー | 風防の電動摺動頂壁を含む実験用天秤 |
JP7198134B2 (ja) | 2018-04-17 | 2022-12-28 | メトラー-トレド ゲーエムベーハー | 風防の電動摺動頂壁を含む実験用天秤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0630731U (ja) | 1994-04-22 |
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