JP2561049Y2 - 通報装置 - Google Patents

通報装置

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JP2561049Y2
JP2561049Y2 JP1991072089U JP7208991U JP2561049Y2 JP 2561049 Y2 JP2561049 Y2 JP 2561049Y2 JP 1991072089 U JP1991072089 U JP 1991072089U JP 7208991 U JP7208991 U JP 7208991U JP 2561049 Y2 JP2561049 Y2 JP 2561049Y2
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JP
Japan
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signal
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message
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JP1991072089U
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JPH0517797U (ja
Inventor
欣也 貝崎
Original Assignee
日通工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は火災感知器やガス警報器
から発せられた警報を通報する通報装置に関し、特に音
声による通報メッセージを正確かつ容易に録音できる通
報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、設置工事現場において通報装置
を設置する際に、通報装置のマイクに向かって工事者が
音声による通報メッセージ例えば、「こちらは ○○
です火災が 発生 しました」を録音していた。しかし
ながら、一般的に工事現場は環境が悪く、周囲騒音等の
影響をうけやすい。
【0003】この周囲騒音を避けるために、音声による
通報メッセージを録音したテープレコーダを工事現場に
持ち込み、このテープレコーダの出力を通報装置に入力
することによって解決している。この従来例を図4に基
づいて説明する。通報装置30には、マイク26からの
出力を受ける入力録音ジャック31と、テープレコーダ
27の出力プラグ28からの出力を受ける入力録音ジャ
ック32と、マイク26からの入力信号とテープレコー
ダ27からの入力信号を切り換える切換スイッチSW3
と、入力された音声による通報メッセージを構成する音
声信号を録音し、かつ音声信号を合成する音声合成IC
12と、この音声による通報メッセージをフレーズ単位
で格納するメモリ13と、録音スタートボタンSW1
と、録音ストップボタンSW2と、装置全体を制御する
CPU15等から音声による通報メッセージを録音する
回路構成としている。
【0004】テープレコーダ27から音声による通報メ
ッセージを通報装置30に録音する際は、テープレコー
ダ27から出力される音声による通報メッセージを構成
する音声信号をフレーズ単位としてこの単位毎に録音ス
タートボタンSW1と録音ストップボタンSW2を操作
しながら一つづつ録音する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このように、テープレ
コーダを通報装置設置現場に持ち込んでも、テープレコ
ーダの再生、停止ボタン及び通報装置の録音スタートボ
タン、録音ストップボタンの操作が必要であり、音声に
よる通報メッセージをフレーズ分けして通報装置へ録音
するのは大変に難しく、感に頼るので失敗が多い。しか
もテープレコーダの録音には音声による通報メッセージ
と共に無音状態(無声音)が混在しており、通報装置に
有効な音声による通報メッセージ(有声音)のみを録音
するこはできない。このために、無音状態による無駄な
時間が発生し、通報装置のメモリも有効に利用されな
い。
【0006】本考案はこのような点に鑑みてなされたも
ので、通報装置の録音スタートボタン及び録音ストップ
ボタンの操作を不要とし、自動的にフレーズ分け録音が
でき、録音の失敗が無く、かつ、メモリを有効に利用す
ることができる通報装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案による通報装置
は、テープレコーダからの音声出力を音声入力源とし、
音声による通報メッセージをフレーズ単位で格納したメ
モリを有し、通報時にはこのフレーズを合成した音声に
よる通報メッセージを予め登録されている通報先に電話
回線を介して通報する通報装置において、テープレコー
ダからの2チャンネル信号を受ける入力録音ジャック
と、チャンネル1の音声による通報メッセージを構成す
る音声信号を録音し、かつ音声信号を合成する音声合成
ICと、チャンネル2のスタート、ストップ信号を検知
するスタート・ストップ検知部と、音声による通報メッ
セージをフレーズ単位で格納するメモリと、装置全体を
制御するCPUとを有し、テープレコーダに録音されて
いる2チャンネルの信号が入力されると、スタート、ス
トップ信号を検知し、自動的に有声音である音声信号の
みを録音するように構成したことに特徴を有している。
【0008】
【作用】テープレコーダのチャンネル1に音声による通
報メッセージをフレーズ分けして録音し、チャンネル2
にフレーズ分けされた音声による通報メッセージを構成
する音声信号の頭にスタート信号を、尾にストップ信号
をステレオ録音しておく。通報装置はテープレコーダの
出力を録音する際に、CPUの制御の基にチャンネル2
に録音されているスタート信号及びストップ信号をスタ
ート・ストップ検知部で検知してフレーズ分け録音を行
う。従って、一度の操作のみで録音可能となり、工事者
の通報装置への音声による通報メッセージの録音作業が
容易となる。かつ、有声音のみを録音するので、メモリ
を有効に利用でき、通報の際も不必要な無声音が無いの
で、要領を得た的確な通報ができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案による一実施例を図面に基づい
て説明する。図3(a)及び(b)は本考案を実施する
ためのテープレコーダに録音する録音内容を説明する説
明図である。チャンネル1(以下CH1と略記する)に
は通常の音声による通報メッセージをフレーズに分けて
して録音する。図において音声信号1は音声による通報
メッセージの1番目のフレーズであり、音声信号2は音
声による通報メッセージの2番目のフレーズである。チ
ャンネル2(以下CH2と略記する)には音声信号に対
応して、音声信号録音のスタート及びストップを検知す
るための検知信号を録音しておく。この検知信号の例と
して、PBダイヤル信号や単一周波数等を用いることが
できる。
【0010】図1は本考案の一実施例における通報装置
の回路ブロック構成図である。図において、通報装置1
0には、テープレコーダ21の出力プラグ22からの出
力を受ける入力録音ジャック11と、CH1から入力さ
れた音声による通報メッセージを構成する音声信号を録
音し、かつ音声信号を合成する音声合成IC12と、C
H2から入力された検知信号から音声による通報メッセ
ージのフレーズである音声信号のスタート及びストップ
を検知するスタート・ストップ検知部14と、音声によ
る通報メッセージをフレーズ単位で格納するメモリ13
と、装置全体を制御するCPU15等から音声による通
報メッセージを録音する回路構成としている。この場
合、PBダイヤル信号をスタート、ストップ信号に用い
れば、スタート・ストップ検知部はPB信号受信ICを
使用すればよい。また、スタート、ストップ信号として
他の単一周波数を用いればスタート・ストップ検知部は
その周波数をピックアップできるようなフィルタとコン
パレータで構成すればよい。
【0011】次に、この通報装置の動作について図2
(a)及び(b)を参照しながら説明する。(a)に示
すように、CH2にPBダイヤル信号が流れると、スタ
ート・ストップ検知部14は(b)に示すようなスター
ト、ストップを検知してCPU15に検知情報を出力す
る。CPU15はスタートとストップの期間だけCH1
からの音声による通報メッセージを構成する音声信号を
音声合成IC12に録音させる。従って、有声音のみ音
声合成IC12に録音される。この録音された音声によ
る通報メッセージはフレーズ分けされた状態でメモリ1
3に格納される。なお、火災感知器やガス警報器からの
情報を受信して予め登録されている通報先に電話回線を
介して通報する場合は、メモリ13からのフレーズを音
声合成IC12で合成し、図示されてない出力回路を介
して通報される。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案になる通報装
置は、テープレコーダからの音声出力を音声入力源と
し、音声による通報メッセージをフレーズ単位で格納し
たメモリを有し、通報時にはこのフレーズを合成した音
声による通報メッセージを予め登録されている通報先に
電話回線を介して通報する通報装置において、テープレ
コーダからの2チャンネル信号を受ける入力録音ジャッ
クと、チャンネル1の音声による通報メッセージを構成
する音声信号を録音し、かつ音声信号を合成する音声合
成ICと、チャンネル2のスタート、ストップ信号を検
知するスタート・ストップ検知部と、音声による通報メ
ッセージをフレーズ単位で格納するメモリと、装置全体
を制御するCPUとを有し、テープレコーダに録音され
ている2チャンネルの信号が入力されると、スタート、
ストップ信号を検知し、自動的に有声音である音声信号
のみを録音するように構成したので、音声信号と検知信
号のステレオ録音されたテープレコーダから音声による
通報メッセージを録音する場合は、通報装置の録音スタ
ートボタン、録音ストップボタンが不要となり、工事者
の現場での録音作業が容易かつ正確にできる。また、通
報に必要な有声音のみを録音することができるので、メ
モリを有効に使用でき、通報は要領を得た的確な通報と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における通報装置の回路ブロ
ック構成図である。
【図2】(a)及び(b)はスタート・ストップ検知部
の入出力信号の波形を示す波形図である。
【図3】(a)及び(b)は本考案を実施するためのテ
ープレコーダに録音する録音内容を説明する説明図であ
る。
【図4】従来例における通報装置の回路ブロック構成図
である。
【符号の説明】
10 通報装置 11 録音ジャック 12 音声合成IC 13 メモリ 14 スタート・ストップ検知部 15 CPU 21 テープレコーダ 22 プラグ 26 マイク 27 テープレコーダ 28 プラグ 30 通報装置 31 録音ジャック 32 録音ジャック SW1〜3 スイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープレコーダからの音声出力を音声入
    力源とし、音声による通報メッセージをフレーズ単位で
    格納したメモリを有し、通報時にはこのフレーズを合成
    した音声による通報メッセージを予め登録されている通
    報先に電話回線を介して通報する通報装置において、 テープレコーダからの2チャンネル信号を受ける入力録
    音ジャックと、 チャンネル1の音声による通報メッセージを構成する音
    声信号を録音し、かつ音声信号を合成する音声合成IC
    と、 チャンネル2のスタート、ストップ信号を検知するスタ
    ート・ストップ検知部と、 音声による通報メッセージをフレーズ単位で格納するメ
    モリと、 装置全体を制御するCPUとを有し、テープレコーダに
    録音されている2チャンネルの信号が入力されると、ス
    タート、ストップ信号を検知し、自動的に有声音である
    音声信号のみを録音するように構成したことを特徴とす
    る通報装置。
JP1991072089U 1991-08-13 1991-08-13 通報装置 Expired - Lifetime JP2561049Y2 (ja)

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JP1991072089U JP2561049Y2 (ja) 1991-08-13 1991-08-13 通報装置

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JP1991072089U JP2561049Y2 (ja) 1991-08-13 1991-08-13 通報装置

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JPH0517797U JPH0517797U (ja) 1993-03-05
JP2561049Y2 true JP2561049Y2 (ja) 1998-01-28

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ID=13479334

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02237262A (ja) * 1988-12-27 1990-09-19 Takasago Denki Sangyo Kk 非常通報装置

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JPH0517797U (ja) 1993-03-05

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