JP2560952Y2 - 電気錠動作装置 - Google Patents

電気錠動作装置

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JP2560952Y2 JP1993015999U JP1599993U JP2560952Y2 JP 2560952 Y2 JP2560952 Y2 JP 2560952Y2 JP 1993015999 U JP1993015999 U JP 1993015999U JP 1599993 U JP1599993 U JP 1599993U JP 2560952 Y2 JP2560952 Y2 JP 2560952Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、出入制御装置と制御
対象電気錠との間に設けられ、出入制御装置からの施/
解錠要求に従い制御対象電気錠の動作を制御する電気錠
動作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の出入管理システムの構成を図9に
示す。この出入管理システムは本出願人らが先に提案し
た特開平1−90374号公報に開示されたものであ
る。同図において、18は出入制御装置、50は制御対
象電気錠である。出入制御装置18は、CPUおよび記
憶部を含む制御部、時計,バックアップ用バッテリーを
含む電源部等からなる基本回路部52と、テンキーおよ
びカード読取器19との接続用インターフェイス(リー
ダテンキーI/F)56と、制御対象電気錠50との接
続用インターフェイス(電気錠I/F)58と、簡易プ
リンタ54との接続用インターフェイス(PRTI/
F)60と、タンパー/破壊センサからの信号や外部か
らの解錠指令が入力される接点入力部62と、警戒状態
と非警戒状態の切り換え(警備セット/リセット)信
号,施解錠を示す信号および外部の適所に配置されたブ
ザー等の警報手段63を作動させる信号等を出力する接
点出力部64と、状態表示用の発光体(LED)68を
点灯させる信号を出力するLED出力部66とを具備し
ている。なお、この出入管理システムを上位の管理装置
に接続する場合には、出入制御装置18に上位接続用イ
ンターフェイス74が付設される。一方、制御対象電気
錠50は、ノブ76およびサムターン78を備えた扉8
5の施解錠をソレノイド80の駆動で行うように構成さ
れ、ソレノイド80は出入制御装置18からの施解錠出
力により制御される。また、制御対象電気錠50には、
施解錠状態を検出するセンサ82および扉85の開閉状
態を検出するセンサ84が設けられ、各センサからの検
出信号は出入制御装置18の電気錠I/F58を介して
基本回路部52へ送られる。この出入管理システムにお
いて、出入制御装置18は、読取器19を介して与えら
れる情報(通行者のテンキー操作やカード挿入により入
力される情報)を記憶部で保持している照合データと比
較し、両者が一致した場合に制御対象電気錠50を動作
させ、扉85を解錠あるいは施錠する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の出入管理システムでは、制御対象電気錠毎
(扉毎)に出入制御装置を設けるものとしているため、
照合データの変更作業が煩わしいという問題があった。
すなわち、例えば図10に示すように、扉85−1,8
5−2について制御対象電気錠50−1,50−2を設
け、制御対象電気錠50−1,50−2の動作を出入制
御装置18−1,18−2により制御するようにしてい
るため、照合データの変更があった場合には、出入制御
装置18−1,18−2の保持している照合データを個
別に変更してやる必要があった。
【0004】なお、照合データの変更作業を容易とする
ために、例えば図10において、出入制御装置18−1
にリーダテンキーI/F56−2と電気錠I/F58−
2を付加し、制御対象電気錠50−1,50−2の動作
を出入制御装置18−1だけで制御するようにすること
が考えられる。しかし、この場合、制御対象電気錠50
−1,50−2の種別(動作型式:通電時解錠型,通電
時施錠型,瞬時通電施解錠型(1極),瞬時通電施解錠
型(2極),モータ駆動施解錠型など)が異なっている
ものとすると、出入制御装置18−1において電気錠I
/F58−1,58−2を同一とすることができず、そ
の構成が複雑化する。また、電気錠の種別によって電気
錠I/F58−1,58−2からの施解錠出力もその適
合形式が異なるものとなり、出入制御装置18−1にお
ける通信負荷が増大する。また、電気錠によっては扉が
閉まっている状態でなければ施錠を行うことができない
ものがあり、従来はポーリング動作で扉が閉まるのを確
認してから施解錠出力を出すようにしている。このた
め、制御対象電気錠50−1,50−2の動作を出入制
御装置18−1だけで制御するようにした場合、扉85
−1,85−2についてその閉状態をポーリング動作で
確認して施解錠出力を出すものとなり、出入制御装置1
8−1における通信負荷およびソフトウェア負荷が増大
する。
【0005】本考案はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、1つの出入
制御装置で複数の制御対象電気錠の動作を制御するよう
にして照合データの変更作業の容易化を図る場合に、出
入制御装置における通信負荷およびソフトウェア負荷を
軽減することのできる電気錠動作装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本考案は、出入制御装置と制御対象電気錠と
の間に設けられ、出入制御装置からの施/解錠要求に従
い制御対象電気錠の動作を制御する電気錠動作装置であ
って、制御対象電気錠の種別を設定し得る電気錠種別設
定手段と、制御対象電気錠の動作によって施解錠される
扉の開閉状態に基づき、閉状態時の出力制御装置からの
施/解錠要求についてはこれを直ちに受け付け、開状態
時の出力制御装置からの施/解錠要求についてはこれを
保持したうえ閉状態とされた時に受け付ける施錠要求受
付手段と、この施錠要求受付手段により受け付けられた
施/解錠要求を入力とし、この施/解錠要求に基づいて
種別の異なる第1〜第Nの電気錠に適合する第1〜第N
の施解錠出力を作成する第1〜第Nの出力作成手段と、
これら第1〜第Nの出力作成手段の作成する第1〜第N
の施解錠出力の中から電気錠種別設定手段を用いて設定
されている種別に応ずる施解錠出力を選択し制御対象電
気錠へ出力する出力選択手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】例えば、1つの出入制御装置で第1および第2
の制御対象電気錠の動作(第1および第2の扉の施解
錠)を制御する場合、出入制御装置と第1の制御対象電
気錠との間に第1の電気錠動作装置を設け、出入制御装
置と第2の制御対象電気錠との間に第2の電気錠動作装
置を設ける。第1の電気錠動作装置では第1の制御対象
電気錠の種別を予め設定しておく。第2の電気錠動作装
置では第2の制御対象電気錠の種別を予め設定してお
く。第1の電気錠動作装置は、出入制御装置からの施/
解錠要求を第1の扉の開閉状態に基づき、閉状態時には
直ちに受け付け、開状態時にはこれを保持して閉状態と
された時に受け付ける。そして、この受け付けた施/解
錠要求に基づき、種別の異なる第1〜第Nの電気錠に適
合する第1〜第Nの施解錠出力を作成する。ここで、第
1の制御対象電気錠の種別が第1の電気錠の種別と同じ
であるものとすると、第1の電気錠に適合する施解錠出
力が選択され、第1の制御対象電気錠へ出力される。一
方、第2の電気錠動作装置は、出入制御装置からの施/
解錠要求を第2の扉の開閉状態に基づき、閉状態時には
直ちに受け付け、開状態時にはこれを保持して閉状態と
された時に受け付ける。そして、この受け付けた施/解
錠要求に基づき、第1〜第Nの電気錠に適合する第1〜
第Nの施解錠出力を作成する。ここで、第2の制御対象
電気錠の種別が第2の電気錠の種別と同じであるものと
すると、第2の電気錠に適合する施解錠出力が選択さ
れ、第2の制御対象電気錠へ出力される。したがって、
この場合、出入制御装置から第1および第2の電気錠動
作装置への施/解錠要求は「1」/「0」というような
単純な信号形式でよく、また出入制御装置で第1および
第2の扉の開閉状態を確認する必要もない。
【0008】
【実施例】以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明す
る。
【0009】図2はこの考案の一実施例を含む出入管理
システムの構成図である。同図において、図9および図
10と同一符号は同一あるいは同等構成要素を示し、そ
の説明は省略する。
【0010】本実施例においては、出入制御装置18に
読取器19−2との接続用インターフェイス(リーダテ
ンキーI/F)56−2を付加すると共に、電気錠I/
F58に代えて電気錠動作装置I/F58’−1,5
8’−2を設けている。また、出入制御装置18と制御
対象電気錠50−1との間および50−2との間に電気
錠動作装置1−1および1−2を設けている。そして、
電気錠動作装置I/F58’−1より電気錠動作装置1
−1へ、また電気錠動作装置I/F58’−2より電気
錠動作装置1−2へ、「1」/「0」信号を施/解錠要
求として与えるものとしている。また、電気錠動作装置
1−1から制御対象電気錠50−1のソレノイド80ー
1へ施解錠出力を送り、センサ82−1および84−1
の検出する扉85−1の施解錠状態および開閉状態を電
気錠動作装置1−1へ与えるものとしている。また、電
気錠動作装置1−2から制御対象電気錠50−2のソレ
ノイド80ー2へ施解錠出力を送り、センサ82−2お
よび84−2の検出する扉85−2の施解錠状態および
開閉状態を電気錠動作装置1−2へ与えるものとしてい
る。
【0011】図1は電気錠動作装置1−1(1−2)の
内部構成を示すブロック図である。電気錠動作装置1−
1(1−2)は、制御対象電気錠50−1(50−2)
の種別を設定し得る電気錠種別設定スイッチ1Aと、出
入制御装置18からの施/解錠要求を受け付ける要求信
号受付回路1Bと、この要求信号受付回路1Bの受け付
けた施/解錠要求を入力とし各種電気錠の種別に適合し
た施解錠出力を作成する出力作成回路1C〜1Gと、こ
の出力作成回路1C〜1Gの作成した施解錠出力SC〜
SGを入力とし、これら施解錠出力SC〜SGの中から
電気錠種別設定スイッチ1Aを用いて設定されている種
別に応ずる施解錠出力を選択して制御対象電気錠50−
1(50−2)へ出力する出力選択回路1Hとを備えて
いる。
【0012】電気錠種別設定スイッチ1Aは、図3に示
すようなDIPスイッチS0,S1,S2よりなり、こ
れらスイッチS0,S1,S2のオン・オフモードによ
って、出力選択回路1Hでの施解錠出力SC〜SGの選
択ラインが定まる。
【0013】また、要求信号受付回路1Bは、電気錠5
0−1(50−2)からの扉85−1(85−2)の開
閉状態を入力とし、閉状態時の施/解錠要求については
これを直ちに受け付け、開状態時の施/解錠要求につい
てはこれを保持したうえ閉状態とされた時に受け付け
る。
【0014】また、出力作成回路1Cは、要求信号受付
回路1Bの受け付けた施/解錠要求に基づいて、電気錠
50−1(50−2)からの扉85−1(85−2)の
施解錠状態を参照とし、通電時解錠型の電気錠に適合す
る施解錠出力SCを作成する。また、出力作成回路1
D,1E,1F,1Gは、出力作成回路1Cと同様に、
通電時施錠型,瞬時通電施解錠型(1極),瞬時通電施
解錠型(2極),モータ駆動施解錠型の各電気錠に適合
する施解錠出力SD,SE,SF,SGを作成する。
【0015】次に、出力作成回路1C〜1Gの要部回路
構成を示しながら、この出入管理システムの動作につい
て説明する。
【0016】但し、本実施例において、制御対象電気錠
50−1の種別は通電時解錠型、制御対象電気錠50−
2の種別は通電時施錠型とする。そして、電気錠動作装
置1−1において、制御対象電気錠50−1の種別に合
わせて、その電気錠種別設定スイッチ1AのスイッチS
0,S1,S2が全てオフモード(S2=0,S1=
0,S0=0)とされ、電気錠動作装置1−2におい
て、制御対象電気錠50−2の種別に合わせて、その電
気錠種別設定スイッチ1AのスイッチS0がオンモー
ド,S1,S2がオフモード(S2=0,S1=0,S
0=1)とされているものとする。
【0017】今、出入制御装置18より、電気錠動作装
置1ー1へ解錠要求が発せられたとする。この解錠要求
(「0」レベルの信号)は、電気錠動作装置1−1の要
求信号受付回路1Bへ与えられる。要求信号受付回路1
Bは、電気錠50−1からの扉85−1の開閉状態に基
づき、扉85−1が閉じた状態にあればこの解錠信号を
直ちに受け付けて、出力作成回路1C〜1Gへ送る。
【0018】出力作成回路1C〜1Gはその要部が例え
ば図4〜図7に示すような回路とされている。
【0019】これにより、出力作成回路1Cは、解錠要
求(「0」レベル)をインバータINV1で反転して
「1」レベルの解錠出力とし、また、インバータINV
1での反転出力と扉85−1の施解錠状態(錠ステータ
ス:解錠の場合「1」レベル)との論理積をアンドゲー
トAND1で得る。この場合、扉85−1は施錠状態と
されていることから、錠ステータスは「0」レベルとさ
れており、アンドゲートAND1の出力(電流制限出
力)は「0」レベルを維持する。この出力作成回路1C
で作成される解錠出力と電流制限出力とが施解錠出力S
Cとして出力選択回路1Hへ与えられる。
【0020】また、出力作成回路1Dは、解錠要求
(「0」レベル)を「0」レベルの施錠出力とし、ま
た、解錠要求(「0」レベル)と扉85−1の施解錠状
態(錠ステータス:施錠の場合「1」レベル)との論理
積をアンドゲートAND2で得る。この場合、扉85−
1は施錠状態とされていることから、錠ステータスは
「1」レベルとされており、アンドゲートAND2の出
力(電流制限出力)は「0」レベルを維持する。この出
力作成回路1Dで作成される施錠出力と電流制限出力と
が施解錠出力SDとして出力選択回路1Hへ与えられ
る。
【0021】また、出力作成回路1Fは、解錠要求
(「0」レベル)と扉85−1の施解錠状態(錠ステー
タス:解錠の場合「0」レベル)との排他的論理和をE
XOR1で得る。この場合、扉85−1は施錠状態とさ
れていることから、錠ステータスは「1」レベルとされ
ており、EXOR1の出力(施解錠兼用出力)は「1」
レベルとされる。この出力作成回路1Eで作成される施
解錠兼用出力が施解錠出力SEとして出力選択回路1H
へ与えられる。
【0022】また、出力作成回路1Eは、解錠要求
(「0」レベル)と扉85−1の施解錠状態(第1の錠
ステータス:施錠の場合「1」レベル)のインバータI
NV2での反転出力との論理積をアンドゲートAND3
で得、また解錠要求(「0」レベル)と扉85−1の施
解錠状態(第2の錠ステータス:解錠の場合「1」レベ
ル)との論理積を負論理入力アンドゲートAND4で得
る。この場合、扉85−1は施錠状態とされていること
から、第1の錠ステータスは「1」レベル,第2の錠ス
テータスは「0」レベルとされており、アンドゲートA
ND3の出力(施錠出力)は「0」レベルとされ、アン
ドゲートAND4の出力(解錠出力)は「1」レベルと
される。この出力作成回路1Fで作成される施錠出力お
よび解錠出力が施解錠出力SFとして出力選択回路1H
へ与えられる。
【0023】また、出力作成回路1Gは、解錠要求
(「0」レベル)と扉85−1の施解錠状態(第1の錠
ステータス:施錠の場合「1」レベル)のインバータI
NV3での反転出力との論理積をアンドゲートAND5
で得、また解錠要求(「0」レベル)と扉85−1の施
解錠状態(第2の錠ステータス:解錠の場合「1」レベ
ル)との論理積を負論理入力アンドゲートAND6で得
る。この場合、扉85−1は施錠状態とされていること
から、第1の錠ステータスは「1」レベル,第2の錠ス
テータスは「0」レベルとされており、アンドゲートA
ND5の出力(施錠出力)は「0」レベルとされ、アン
ドゲートAND6の出力(解錠出力)は「1」レベルと
される。この出力作成回路1Gで作成される施錠出力お
よび解錠出力が施解錠出力SGとして出力選択回路1H
へ与えられる。
【0024】出力選択回路1Hは、出力作成回路1C〜
1Gから与えられる施解錠出力SC〜SGの中から、電
気錠種別設定スイッチ1Aを用いて設定されている種別
の電気錠に適合する施解錠出力を選択する。すなわち、
電気錠動作装置1−1において電気錠種別設定スイッチ
1AのスイッチS0,S1,S2は全てオフモード(S
2=0,S1=0,S0=0)とされていることから、
この設定モードに従い出力作成回路1Cの出力する施解
錠出力SCを選択する。この施解錠出力SCは制御対象
電気錠50−1のソレノイド80−1へ送られる。ソレ
ノイド80−1は、この施解錠出力SC(「1」レベル
の解錠出力,「0」レベルの電流制限出力)を受けて動
作し(通電付勢状態)、扉85−1を解錠する。扉85
−1が解錠されると、出力作成回路1Cでの錠ステータ
スが「1」レベルとなることから、アンドゲートAND
1の出力すなわち電流制限出力が「1」レベルとなり、
ソレノイド80−1への通電電流(保持電流)が減少さ
れる。
【0025】次に、出入制御装置18より、電気錠動作
装置1ー1へ施錠要求が発せられたとする。この施錠要
求(「1」レベルの信号)は、電気錠動作装置1−1の
要求信号受付回路1Bへ与えられる。要求信号受付回路
1Bは、電気錠50−1からの扉85−1の開閉状態に
基づき、扉85−1が閉じた状態にあればこの施錠信号
を直ちに受け付けて出力作成回路1C〜1Gへ送るが、
扉85−1が開いた状態にあればこの施錠信号を保持し
たうえ閉状態とされた時に受け付けて出力作成回路1C
〜1Gへ送る。すなわち、扉85−1が開かれている場
合に施錠要求が発せられると、この施錠要求を扉85−
1が閉じられるまで保持し、扉85−1が閉じられた時
点で出力作成回路1C〜1Gへ送る。この施錠要求を受
けて、出力作成回路1Cは、解錠出力を「0」レベルと
すると同時に、電流制限出力も「0」レベルとする。こ
の出力作成回路1Cの施解錠出力SC(「0」レベルの
解錠出力,「0」レベルの電流制限出力)は、出力選択
回路1Hで選択されたうえ、制御対象電気錠50−1の
ソレノイド80−1へ送られる。ソレノイド80−1
は、この施解錠出力SCを受けて動作し(通電遮断状
態)、扉85−1を施錠する。
【0026】出入制御装置18より電気錠動作装置1ー
2へ施/解錠要求が発せられた場合も電気錠動作装置1
−1へ発せられた場合と同様の動作が行われる。この場
合、電気錠動作装置1−2の出力選択回路1Hは、電気
錠種別設定スイッチ1AのスイッチS0がオンモード,
S1,S2がオフモード(S2=0,S1=0,S0=
1)とされているこから、出力作成回路1Dの出力する
施解錠出力SDを選択し、制御対象電気錠50−2のソ
レノイド80−2へ送る。
【0027】すなわち、出入制御装置18より電気錠動
作装置1ー2へ施錠要求(「1」レベルの信号)が発せ
られた場合、扉85−2が閉じた状態あるいは閉じた状
態とされた時にこの施錠要求を受け付け、出力作成回路
1Dの作成する施解錠出力SD(「1」レベルの施錠出
力,「0」レベルの電流制限出力)を選択のうえ、制御
対象電気錠50−2のソレノイド80−2へ送る。ソレ
ノイド80−2は、この施解錠出力SCを受けて動作し
(通電付勢状態)、扉85−1を施錠する。扉85−1
が施錠されると、出力作成回路1Dでの錠ステータスが
「1」レベルとなることから、アンドゲートAND2の
出力すなわち電流制限出力が「1」レベルとなり、ソレ
ノイド80−2への通電電流(保持電流)が減少され
る。
【0028】出入制御装置18より、電気錠動作装置1
ー2へ解錠要求(「0」レベルの信号)が発せられる
と、出力作成回路1Dにおいて施錠出力が「0」レベ
ル,電流制限出力が「0」レベルとなる。この出力作成
回路1Dの施解錠出力SD(「0」レベルの施錠出力,
「0」レベルの電流制限出力)は、出力選択回路1Hで
選択されたうえ、制御対象電気錠50−2のソレノイド
80−2へ送られる。ソレノイド80−2は、この施解
錠出力SDを受けて動作し(通電遮断状態)、扉85−
2を解錠する。
【0029】
【考案の効果】以上説明したことから明らかなように本
考案によれば、例えば、1つの出入制御装置で第1およ
び第2の制御対象電気錠の動作(第1および第2の扉の
施解錠)を制御する場合、出入制御装置と第1の制御対
象電気錠との間に第1の電気錠動作装置を設け、出入制
御装置と第2の制御対象電気錠との間に第2の電気錠動
作装置を設けるものとすれば、出入制御装置からの第1
および第2の電気錠動作装置への施/解錠要求を「1」
/「0」というような単純な信号形式とすることが可能
となり、また出入制御装置で第1および第2の扉の開閉
状態の確認を行う必要もなくなり、照合データの変更作
業を容易としたうえ、出入制御装置における通信負荷お
よびソフトウェア負荷を軽減することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気錠動作装置の内部
構成を示すブロック図である。
【図2】この電気錠動作装置を含む出入管理システムの
構成図である。
【図3】電気錠種別設定スイッチでのオン・オフモード
に応じて定まる出力選択回路での施錠出力の選択ライン
を示す図である。
【図4】通電時解錠型用出力作成回路の要部を示す図で
ある。
【図5】通電時施錠型用出力作成回路の要部を示す図で
ある。
【図6】瞬時通電施解錠型(1極)用出力作成回路の要
部を示す図である。
【図7】瞬時通電施解錠型(2極)用出力作成回路の要
部を示す図である。
【図8】モータ錠用出力作成回路の要部を示す図であ
る。
【図9】従来の出入管理システムの構成を示す図であ
る。
【図10】複数の制御対象電気錠の動作を制御する場合
の従来の出入管理システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
18 出入制御装置 58’−1 電気錠動作装置I/F 58’−2 電気錠動作装置I/F 1−1 電気錠動作装置 1−2 電気錠動作装置 50−1 制御対象電気錠 50−2 制御対象電気錠 85−1 扉 85−2 扉 1A 電気錠種別設定スイッチ 1B 要求信号受付回路 1C〜1G 出力作成回路 1H 出力選択回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入制御装置と制御対象電気錠との間に
    設けられ、前記出入制御装置からの施/解錠要求に従い
    前記制御対象電気錠の動作を制御する電気錠動作装置で
    あって、 前記制御対象電気錠の種別を設定し得る電気錠種別設定
    手段と、 前記制御対象電気錠の動作によって施解錠される扉の開
    閉状態に基づき、閉状態時の前記出力制御装置からの施
    /解錠要求についてはこれを直ちに受け付け、開状態時
    の前記出力制御装置からの施/解錠要求についてはこれ
    を保持したうえ閉状態とされた時に受け付ける施錠要求
    受付手段と、 この施錠要求受付手段により受け付けられた施/解錠要
    求を入力とし、この施/解錠要求に基づいて種別の異な
    る第1〜第Nの電気錠に適合する第1〜第Nの施解錠出
    力を作成する第1〜第Nの出力作成手段と、 これら第1〜第Nの出力作成手段の作成する第1〜第N
    の施解錠出力の中から前記電気錠種別設定手段を用いて
    設定されている種別に応ずる施解錠出力を選択し前記制
    御対象電気錠へ出力する出力選択手段とを備えたことを
    特徴とする電気錠動作装置。
JP1993015999U 1993-03-10 1993-03-10 電気錠動作装置 Expired - Lifetime JP2560952Y2 (ja)

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