JP2560622B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2560622B2
JP2560622B2 JP5247567A JP24756793A JP2560622B2 JP 2560622 B2 JP2560622 B2 JP 2560622B2 JP 5247567 A JP5247567 A JP 5247567A JP 24756793 A JP24756793 A JP 24756793A JP 2560622 B2 JP2560622 B2 JP 2560622B2
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JP5247567A
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正彦 関本
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置に係り、
とくに用紙センサのセンサ面に付着した紙粉の除去する
清掃手段を備えたプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタは、用紙ガイドの用
紙搬送経路上の所定位置に用紙の有無を検出する用紙セ
ンサを備えており、用紙ガイドに沿って外部から吸入供
給された用紙の先端が用紙ガイドの所定位置に達する
と、用紙センサが当該用紙を検出し、同時にこの用紙セ
ンサからの信号出力のタイミングで、図示しない制御部
が作動しフィードローラを駆動する。このフィードロー
ラは、用紙を用紙ガイドに沿って印字ヘッドの印字位置
まで搬送するように機能する。
【0003】この用紙の有無を検出しフィードローラの
駆動開始のタイミングを設定する用紙センサは、光反射
型又は光透過型のセンサが従来より多く使用されてい
る。この内、光反射型センサは、一対の発光素子及び受
光素子を同一のセンサ面に装着して構成し、搬送される
用紙に対向した状態で用紙ガイドの所定位置に配設され
る。そして、用紙により反射される発光素子からの光を
受光素子で受光することにより用紙の有無が検出され
る。
【0004】また、光透過型センサは、一対の発光素子
及び受光素子が用紙を挟んで用紙ガイド部分に各々の素
子のセンサ面を対向した状態で配設される。そして、発
光素子からの光が用紙により遮断されて受光素子で受光
できない場合に用紙有りとして用紙検出信号が出力され
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、用紙の搬送あるいは印字動作等により
発生する紙粉が徐々に用紙センサのセンサ面に付着
、光の反射又は透過が遮断されるという事態が生じて
いた。かかる事態が発生すると、用紙センサは反射光又
は透過光をを受信することが出来ないため、例えば用紙
無しの状態を用紙有りと誤って検出することとなり、こ
れがため、用紙無しの状態でフィードローラが駆動され
印字動作が開始されるという不都合があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに用紙センサの正常動作を確保すると共
に装置全体の動作の安定を図ったプリンタ装置を提供す
ることをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、まず、用紙
ガイドおよびフィードローラを備えた用紙送り機構と、
印字ヘッドを搭載し用紙の送り方向に直交する方向に往
復移動自在に装備されたキャリッジと、前記用紙ガイド
の用紙搬送経路上に設けられ用紙の有無を検出すると共
に印字開始位置特定用の位置データを出力する用紙セン
サとを有するプリンタ装置において、キャリッジの印字
開始位置の原点近傍に、用紙センサのセンサ面上を往復
移動し当該センサ面を払拭するセンサ清掃部を備えたセ
ンサ用清掃機構を装備する。
【0008】そして、このセンサ用清掃機構を、前述し
たセンサ清掃部をその一端部で支持する回動アームと、
この回動アームを回動自在に支持する支点部材と、キャ
リッジに装備され回動アームの他端部の被押圧部を押圧
する押圧部材と、回動アームに装備された元位置復帰ば
ねとにより構成する、という手法を採っている。これに
よって前述した目的を達成しようとするものである。
【0009】
【作用】電源投入すると、キャリッジは、印字開始に当
たり第一印字位置を決めるために、まずガイドシャフト
に沿って一度印字範囲外の左端へ移動し、その後、第一
印字位置である原点に復帰する印字位置決め動作を行
う。キャリッジが印字範囲外に出た位置において、セン
サ清掃機構の他端にキャリッジの一部が当接し、その押
圧力によりセンサ清掃機構が作動し、その一端に設けら
れたセンサ清掃部がセンサ面に向けて移動しセンサ面に
付着した紙粉を払い取る。その後、キャリッジは第一印
字位置に戻って停止し、印字位置決め動作を終了する。
キャリッジが第一印字位置に戻る方向に移動を始める
と、センサ清掃機構も元位置に復帰し、これによりセン
サ清掃部はセンサ面から離れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。
【0011】この図1において、符号1は印字ヘッドを
示す。この印字ヘッド1はプラテン2に対向し且つ当該
プラテン2に沿って往復移動自在に配置されている。符
号3は、印字ヘッド1の印字面にインクリボンを配置す
るためのインクリボン組立体を示す。このインクリボン
組立体3と印字ヘッド1とが、キャリッジ4に装着され
支持されて、前述したようにプラテン2に沿っての往復
が可能に構成されている。
【0012】プラテン2側に対して用紙Pを送り込む第
1の用紙ガイド5A,5Bおよびフィードローラ6が、
用紙走行路におけるプラテン2の上流側に設けられてい
る。この第1の用紙ガイド5A,5Bおよびフィードロ
ーラ6Aによって、第1の用紙送り機構6が構成されて
いる。
【0013】また、用紙走行路におけるプラテン2の下
流側には、プラテン2を通過した用紙Pを送り出す第2
の用紙ガイド7A,7Bおよびフィードローラ8Aが装
備されている。この第2の用紙ガイド7A,7Bおよび
フィードローラ8Aによって、第2の用紙送り機構8が
構成されている。
【0014】符号9は用紙搬送経路上の用紙Pの有無を
検出する用紙センサを示す。この用紙センサ9は、印字
ヘッド1による印字開始位置特定用の位置データを出力
するもので、印字開始位置の原点近傍に配設されてい
る。また、キャリッジ4の印字開始位置の原点近傍に、
用紙センサ9のセンサ面上を往復移動し該センサ面を払
拭するセンサ清掃部10Aを備えたセンサ用清掃機構1
0が配設されている。
【0015】このセンサ用清掃機構10は、キャリッジ
4の原点近傍への往復移動時に当該キャリッジ4の走行
力に付勢されて作動するようになっている。即ち、この
センサ用清掃機構10は、具体的には、センサ清掃部1
0Aを支持する回動アーム10Bと、この回動アーム1
0Bの中心部を回動自在に支持する支点部材10aと、
前述したキャリッジ4に装備され回動アーム10Bの他
部に設けられた被押圧部10eを押圧する押圧部材1
0bと、回動アーム10Bに装備された元位置復帰ばね
10sとにより構成されている。
【0016】センサ清掃部10Aには、前述した用紙セ
ンサ1の上面を払拭するブラシが装着されている。押圧
部材10bは、印字位置決め動作時にキャリッジ4が印
字範囲外に出た位置において前述した回動アーム10B
の被押圧部10eに当接し、キャリッジ4によって図1
の左端方向に押圧される。このキャリッジ4の図1にお
ける左端方向への移動により、センサ清掃部10Aが回
動アーム10Bの支点部材10aを中心に回動してセン
サ面上に移動し、このセンサ面を払拭する。
【0017】そして、キャリッジ4が印字開始位置に向
けて図1の右方向に移動を始めると、元位置復帰ばね1
0sの作用によりセンサ清掃部10Aはセンサ面から離
れ初期の位置に戻される。符号13はキャリッジ用のガ
イドシャフトを示す。
【0018】次に、上記実施例の動作を説明する。
【0019】プリンタ装置の電源投入すると、キャリッ
ジ4は、左右方向における第一印字位置を決めるため、
ガイドシャフト13に沿って一度印字範囲外の左端へ移
動し、その後に第一印字位置に復帰する印字位置決め動
作を行う。キャリッジ4が印字範囲外に出た位置におい
て、キャリッジ4に装着されたセンサ清掃機構10の押
圧部材10bが、回動アーム10Bの被押圧部10eに
当接し、当該回動アーム10Bの被押圧部10e図1の
矢印Aの方向に押し出す。このため、回動アーム10B
の一端部に装備されたセンサ清掃部10Aがセンサ面上
を移動し、そのブラシがセンサ面を払拭し、これによっ
てセンサ面に付着した紙粉が払い取られる。
【0020】その後、キャリッジ4は第一印字位置に戻
り停止し、印字開始位置の位置決め動作を終了する。そ
して、キャリッジ4が第一印字位置に戻るために図1の
右方向に移動を始めると、回動アーム10Bは元位置復
帰ばね10sによって元の位置に戻され、同時にセンサ
清掃部10Aもセンサ面から離れる。
【0021】ここで、上記実施例では、用紙センサ9と
して光反射型のセンサを使用した場合について説明した
が、光透過型のセンサを使用したものであってもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、電源投入時に行われるキャリッジ
の印字位置決め動作に連動して、センサ清掃部がセンサ
面を払拭し当該センサ面に付着した紙粉を払い取るよう
にしたので、印字動作開始時には常に用紙センサのセン
サ面の紙粉が払い取られた状態に設定することができ、
回動アームの回動動作を利用して用紙センサを清掃する
ようにしたので、用紙センサがキャリッジから離れてい
ても有効に清掃する事ができ、このため、用紙センサの
誤動作をほぼ確実に防止することができ、従って、かか
る点において、取り付け位置如何にかかわらず、用紙セ
ンサの正常動作を確保すると共に装置全体の動作の安定
を図り得るという従来にない優れたプリンタ装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 プラテン 3 インクリボン組立体 4 キャリッジ 6,8 用紙送り機構 5A,5B,7A,7B 用紙ガイド 6A,8A フィードローラ 9 用紙センサ 10 センサ用清掃機構 10A センサ清掃部 10B 回動アーム 10a 支点部材 10b 押圧部材 10e 被押圧部 10s 元位置復帰ばね P 用紙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙ガイドおよびフィードローラを備え
    た用紙送り機構と、印字ヘッドを搭載し用紙の送り方向
    に直交する方向に往復移動自在に装備されたキャリッジ
    と、前記用紙ガイドの用紙搬送経路上に設けられ用紙の
    有無を検出するすると共に印字開始位置特定用の位置デ
    ータを出力する用紙センサとを有するプリンタ装置にお
    いて、 前記キャリッジの印字開始位置の原点近傍に、前記用紙
    センサのセンサ面上を往復移動し当該センサ面を払拭す
    るセンサ清掃部を備えたセンサ用清掃機構を装備すると
    共に、前記センサ用清掃機構が、前記センサ清掃部をその一端
    部で支持する回動アームと、この回動アームを回動自在
    に支持する支点部材と、前記キャリッジに装備され前記
    回動アームの他端部の被押圧部を押圧する押圧部材と、
    前記回動アームに装備された元位置復帰ばねとにより構
    成されていることを特徴としたプリンタ装置。
JP5247567A 1993-09-03 1993-09-03 プリンタ装置 Expired - Lifetime JP2560622B2 (ja)

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JPH0769488A JPH0769488A (ja) 1995-03-14
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US6190071B1 (en) 1997-04-02 2001-02-20 Seiko Epson Corporation Printer and control method therefor
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960723