JP2559923B2 - 直列接続のリンクに発生するエラーを分離する方法及び装置 - Google Patents

直列接続のリンクに発生するエラーを分離する方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワーク内のフォー
ルト(誤り)を分離するシステムに関し、特に直列接続
されたリンクを有するネットワークにおけるフォールト
を分離するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直列の光ファイバリンクを介してプロセ
ッサと制御ユニットを相互に接続する入力/出力(I/
O)システムは米国特許出願第07/429267号
(出願日1989年10月30日)、同第07/441
190号(出願日1989年11月28日)、同第07
/516387号(出願日1990年4月30日)の各
明細書に示されている。これらに示されているシステム
においては、直列光ファイバ‐ポートを有する1個以上
の交点スイッチが作動されてポート対間の静的または動
的な接続を形成し、プロセッサと、プリンタ、直接アク
セス記憶装置(DASD)(例えば磁気または光ディス
クドライブ)、または磁気テープドライブのような1個
以上の周辺装置に接続される制御ユニットとの間に双方
向通信路をつくっている。
【0003】代表的な設備では、第1リンクがプロセッ
サとスイッチを相互接続し、第2リンクがそのスイッチ
と制御ユニットを相互接続してそのプロセッサとその制
御ユニット間の接続をつくる。各リンクの長さは数キロ
メートルである。
【0004】上記の形式のシステムでは光ファイバリン
クの一端の送信器の一つの故障モードとは急激で完全な
伝送損失の前の送られた信号量が序々に減少する現象で
ある。このシステムのプロセッサ‐制御ユニット間イン
ターフェースはビットエラーについては許容性をもつよ
うに設計されているエラー率が増加すると性能が劣化す
る。或る点を越えるエラー率により大幅な劣化が生じ
る。ビットエラー率(BER)しきい値プロセスは伝送
が完全に失われあるいはパフォーマンスの許容しえない
劣化が生じる前にそれらの状況を見出すように設計され
る。ビットエラー率は信号が減少すると増大する。それ
故、特定のBERしきい値となったときそのサービスを
必要とすることの表示がなされる。このシステムは劣化
した動作を続行しうるが、しきい値はシステムパフォー
マンスに僅かな影響のある点に選ばれるから、より都合
のよい時点まで保守を延期しうる。
【0005】スイッチの動作モード(すなわち動的スイ
ッチまたは静的スイッチ)により、発信側リンクに生じ
るビットエラーの一部または全部が宛先リンクにそのス
イッチを介して伝えられる。静的スイッチはすべてのビ
ットエラーを一つのリンクから他のリンクに伝えるが、
動的スイッチはそれらエラーの一部しか伝えない。
【0006】あるビットエラーは要素の劣化の結果とし
てではなく、システムパフォーマンスを著しく劣化させ
ない率でランダムに発生しうる。しかしながら他のエラ
ーは要素の劣化についてフォールトを示す。第1のタイ
プのエラーは、一般に周知であり本発明の範囲には属さ
ない種々の検出および修正方法により処理される。要素
の劣化により生じるものであってシステムパフォーマン
スを著しく劣化させる(システムを動作不能にする程著
しくはない)第2のタイプのエラーは劣化する要素を扱
うことによって処理されねばならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】直列接続されるリンク
を有する上記のようなシステムではフォールトが生じた
リンクを分離出来るようにすることが極めて望ましい。
しかしながらそのような明白に簡単な問題は特定のリン
ク内のフォールトをどのようにして検出するかを考える
と、明らかに解決困難である。上記のように、その検出
に使用出来るかもしれない一つの方法はしきい値エラー
率を限定し、そしてそのしきい値を越える率でエラーが
検出される場合にそれをフォールトと宣言するものであ
る。エラーが伝播しうる直列接続のリンクを有するシス
テムでは、エラーリポートがそのような複数のリンクか
ら同時に発生することがありうるから、この方法自体不
充分なものとなる。
【0008】更に、エラーは要素の劣化によりしきい値
より低い率でソースリンクに生じうる。これらエラーは
宛先リンクに伝播するから、そのリンクでも検出され、
宛先ユニットの立場からは宛先リンクに生じたエラーと
区別出来ない。
【0009】これらの状況において、宛先リンクの1つ
のエラーまたはそのリンク上に要素の劣化によらずにラ
ンダムに生じる少数のエラーはしきい値を越えるものと
して宛先リンクで検出される累積エラー率を変化させ
る。その結果、しきい値交差が、上記の仮定におけるよ
うにフォールトが実際にソースリンクにあっても宛先リ
ンクのフォールトに誤って属することになる。それ故、
そのような場合にソースリンクのフォールトにエラーを
正しく属させるフォールト分離システムが望まれる。
【0010】
【課題を解決するための手段】一般に本発明は、発信ユ
ニットがデータを、中間ユニットを介して宛先ユニット
に伝送するシステムにおけるフォールトを分離するため
の方法および装置であって、この発信ユニットが第1リ
ンクにより中間ユニットに接続され、中間ユニットが第
1リンクに生じた少なくともいくつかのエラーを第2リ
ンクに伝えるように構成された、方法および装置にあ
る。本発明によれば、第1しきい値を越えるエラーは第
1リンクで検出され、第1しきい値より大きい第2しき
い値を越えるエラーは第2リンクで検出される。
【0011】
【作用】エラーは夫々のしきい値を越えるエラーの検出
にもとづき一方または両方のリンクにおけるフォールト
に属する。詳細にはエラーは両リンクのしきい値を越え
るエラーの検出に応じて第1リンクに属する。すなわち
1本の通信パスでの連続するリンクからの複数のエラー
リポートが1個のフォールトリンクからのエラーの伝播
によるものである可能性が高いからである。エラーは、
リンクの内の1個のみにおけるしきい値を越えるエラー
の検出に応じて、しきい値を越えたリンクに属する。
【0012】個々のエラーしきい値は、第1リンクに生
じるエラーが第1しきい値より低いとき、正常に機能す
る第2リンクに生じた付加的なエラーが第2しきい値を
越える累積エラー率(第2リンクのエラーに第1リンク
からの伝播されたエラーを加えたもの)をプッシュしな
いようなレベルにセットされるようにするとよい。これ
は第2リンクへのフォールトの誤った属性を生じさせる
第1リンクのフォールトによる望ましくないエラー結果
を回避させる。
【0013】
【実施例】図1において、本発明を使用しうるシステム
10は直列光ファイバリンク20,22,24,26に
より動的交点スイッチ16と18に接続されるホストプ
ロセッサすなわち中央処理ユニット(CPU)12と1
4を含む。図1には示さず、そして本発明の範囲外では
あるが、プロセッサ12または14は中央処理コンプレ
ックス(CPC)の一部として複数の中央処理ユニット
を含む。一対のプロセッサ12と14および一対のスイ
ッチ16と18を図1に示しているが、夫々のタイプの
ユニットの数は本発明の本質に関する限り任意である。
プロセッサ12はリンク20と22に夫々接続される一
対のリンクアダプタ12−1と12−2を有し、プロセ
ッサ14はリンク24と26に接続する一対のリンクア
ダプタ14−1,14−2を有する。リンクアダプタ1
2−1,12−2,14−1,14−2は、チャンネル
パス識別子(CHPID)により識別されるプロセサッ
サ12と14のI/Oチャンネルまたはチャンネルパス
に対応する。特定のプロセッサのチャンネルがそのチャ
ンネルサブシステム(CSS)を補間する。
【0014】リンク20はプロセッサ12のリンクアダ
プタ12−1をスイッチ16のリンクアダプタ16−1
に、リンク22はプロセッサ12のリンクアダプタ12
−2をスイッチ18のリンクアダプタ18−1に、リン
ク24はプロセッサ14のリンクアダプタ14−1をス
イッチ16のリンクアダプタ16−2に、リンク26は
プロセッサ14のリンクアダプタ14−2をスイッチ1
8のリンクアダプタ18−2に夫々接続する。スイッチ
リンクアダプタ16−1,16−2,18−1,18−
2(並びに後述する他のスイッチリンクアダプタ)は、
プロセッサ12と14のリンクアダプタがプロセッサチ
ャンネルサブシステムの夫々のチャンネル(CHPI
D)に対応すると同様にスイッチ16と18の夫々のポ
ートまたはインターフェースに対応する。リンク20−
26の夫々はそのリンクの両端のユニットインターフェ
ース(チャンネルおよびスイッチポート)間の同時双方
向通信のための一対のファイバ光導体を含む二重リンク
である。
【0015】スイッチ16と18は二重直列光ファイバ
リンク28,30,32,34により上記の記憶装置の
ような周辺装置D1−D4に関連した制御ユニット40
と42に接続する。かくしてリンク28はスイッチ16
のリンクアダプタ16−3を制御ユニット40のリンク
アダプタ40−1に、リンク30はスイッチ16のリン
クアダプタ16−4を制御ユニット42のリンクアダプ
タ42−1に、リンク32はスイッチ18のリンクアダ
プタ18−3を制御ユニット40のリンクアダプタ40
−2に、リンク34はスイッチ18のリンクアダプタ4
2−2に、夫々接続する。リンクアダプタ40−1,4
0−2,42−1,42−2はプロセッサ12と14の
リンクアダプタとスイッチ16と18との対応と同じに
制御ユニット40と42の夫々のインターフェースに対
応する。
【0016】スイッチ16と18の夫々は4個のポート
のみを有するように示されているが、これらは他のユニ
ットへの接続のために更に多くのポートを有することが
出来る。一般に、スイッチ16と18の夫々は2n個の
ポートを有し、夫々のポート対間にn個の二重接続をつ
くるように作動しうる。nを32とすると、スイッチ1
6または18は夫々のポート対間に32の接続をつくる
ように作動されうるのであって全部で64のポート対を
与える。
【0017】スイッチ16と18は静的および動的であ
る二つの基本的な接続をつくることが出来る。静的接続
はポート間で伝送される特定のメッセージには無関係に
スイッチポート対間につくられる。これらポートは接続
リンクが不活性であっても接続されたままである。他
方、動的接続はポート間の特定の通信についてつくら
れ、その通信が終了すると切離される。与えられた一つ
のスイッチにおいては或るポート対が静的に接続され、
他のポート対は動的に接続される。便宜上ここでは、実
際には問題とするポート対間の接続ではあるが、一つの
スイッチを「動的」または「静的」と呼ぶ。システム1
0では一つのプロセッサと一つの制御ユニットとの間に
は夫々のタイプ(静的または動的)の、最大で1個のス
イッチ接続がある。それ故、一つのプロセッサと一つの
制御ユニットの間には最大で3個のリンクに2個のスイ
ッチ接続(夫々のタイプについて1個)を加えたものが
ある。スイッチポート間に動的接続をつくるための特定
のプロトコルは本発明の部分を形成するものではない
が、好適なプロトコルが前記米国特許出願第07/42
9267号明細書に示されている。
【0018】システム10のこれ以上の詳細は前記米国
特許出願第07/441190号および第07/516
387号の各明細書を参照されたい。
【0019】代表的なリンクアダプタAを図2に詳細に
示す。図2に示すように、リンクアダプタAの送信セク
ションTにおいて、並列8ビットライン50上にホスト
ユニット(プロセッサ、スイッチまたは制御ユニット)
から発生されるシステムデータはエンコーダ52に送ら
れ、このエンコーダがこの8ビットシステムデータをラ
イン54の10ビット並列コード化フォームに変換す
る。ここで用いられるエンコード法は米国特許第448
6739号明細書に示されている。並直列変換器56は
このコード化データを直列ビットストリームに変換し、
ライン58に出す。レーザまたは発光ダイオード(LE
D)のような電気‐光変換器60がライン58上の電気
信号を光信号に変え、それがリンクアダプタAからリン
クLの出口ファイバOFに沿って送られる。
【0020】リンクアダプタAの受信セクションRでは
ホトダイオードのような光‐電気変換器62がリンクL
の入口ファイバIFからの光信号をライン64上の電気
信号に変換する。ライン64に応答する直並列変換器6
6はこの直列信号をライン68上の10ビット並列信号
に変換する。デコーダ70がこの10ビット並列信号を
システムデータとして使用される8ビットフォームに変
換しそれをライン72を介してホストユニットに送る。
【0021】光学リンク20−34の内の一個における
通信はそのリンクの一端の送信器Tにより行われて10
ビット文字を1ビットデータストリームに直列化し、こ
れが出口ファイバOFを介して送られる。他端の受信器
Rはその入力データストリームを10ビット文字に変換
する。受信器Rはその入力データストリームを、送信器
Tにおける10ビット文字の組立体とは異なる点で10
ビット文字に分割するときこの送信器Tとの同期をはず
れる。文字の同期化を保証するための適当な手段は米国
特許出願第07/225106号(出願日1988年7
月26日)明細書に示されている。
【0022】受信器Rの直並列変換器66は後述するコ
ード妨害エラーの検出に応じてライン73に第1エラー
信号を、そして同じく後述するランニングディスパリテ
ィエラーの検出に応じてライン74に第2エラー信号を
発生する。後述するエラーバーストロジック76はライ
ン73と74のエラー信号に応じてライン78にエラー
バースト信号を発生する。しきい値ロジック80はエラ
ーバーストライン78に応じてそして所定のしきい値ピ
リオド内で所定数のエラーバーストが計数されるときラ
イン82にフォールト信号を発生する。
【0023】後述するように、エラーしきい値ロジック
80はホストユニットにより二つのモードの内のいずれ
か一方で動作する。ホストユニットがプロセッサ12ま
たは14または制御ユニット40または42である場合
には、しきい値ロジックは時間の等しい連続した固定
(すなわち非ムービング)しきい値ピリオドの終了時に
0にリセットする。
【0024】他方、ホストユニットがスイッチである場
合には、しきい値ロジック80は、所定の時間を有し現
時点で終了するムービングしきい値ピリオドを用いる。
このように各エラーバーストによりエラーカウントがエ
ラーバーストの時点で増加し、そして上記所定のしきい
値ピリオドの終了により減少する。すなわち問題のエラ
ーバーストがもはやこのしきい値ピリオド内にないから
である。この異なる計数モードは、ソースおよび宛先リ
ンク対のソースリンクにあるスイッチ受信器Rが、宛先
リンクにフォールト信号が発生した場合に全しきい値ピ
リオドについて計数を行うようにするために用いられ
る。そのようなムービングしきい値ピリオドをインクリ
メントし計数を増減するための適当なハードウェアまた
はマイクロコード手段は当業者には明らかであるからこ
こでは述べない。
【0025】図2のリンクアダプタA並びにこのシステ
ム内の他のリンクアダプタから発生するフォールト信号
82に応答するフォールトアナライザ84はそのフォー
ルト信号に応じて適当なフォールトメッセージを発生
し、オペレータにそのフォールトの存在と考えられるロ
ケーションを知らせる。フォールトアナライザ84は適
当に構成することが出来、そして前記米国特許第07/
516387号明細書に示されるようにプロセッサ12
と14の一方または両方に付加されるサービスプロセッ
サ(図示せず)におけるようなシステムの任意のロケー
ションに配置しうる。フォールト信号はソース受信器R
からフォールトアナライザ84に、例えば上記米国特許
出願明細書に示されるような光ファイバリンクのような
適当な手段で経路指定される。フォールトアナライザ8
4へのフォールト信号の経路指定の詳細は本発明の範囲
外であるからここでは述べない。フォールトアナライザ
84は入来フォールトレポートが特定の接続パスに沿っ
て直列に接続されたリンクから発生されたことを決定す
るための適当な手段を含む。この決定は予め発生された
テーブルまたは上記米国特許出願明細書に示されるよう
なリポーティングリンクアダプタとリンクの他端の“隣
り”のアダプタからの構成データからなされる。
【0026】図4に示すように、フォールトアナライザ
84は第1フォールトリポートを受けるとリポート拾得
ピリオドをスタートし、そのピリオド内に入る他のリポ
ートがあればそれを集める。このピリオドの終了時にア
ナライザ84はそれらリポートを分析してそのフォール
トを一つのリンクに属させる。1ビットエラー率しきい
値のみが生じるとすると、そのしきい値に寄与するエラ
ーがそのしきい値の検出されたリンクに生じたことは明
らかである。ビットエラー率しきい値が複数の接続され
たリンクに生じたとすると、アナライザ84により集め
られたこれらしきい値のリポートが分析されてどのリン
クにそれらビットエラーが発生したかを決定する。これ
らしきい値がプロセッサ12または14からの信号を受
けていた受信器Rで検出されたとすると、そのプロセッ
サに最も近いしきい値を検出するリンクがそれらビット
エラーに対し責任があるものとして宣言されることにな
る。これらしきい値が制御ユニット40または42から
発生される信号を受けていた受信器で検出されたとする
と、その制御ユニットに最も近いしきい値を検出するリ
ンクがそれらビットエラーについて責任があるものとし
て宣言されることになる。
【0027】スイッチ16と18のリンクアダプタは構
成上、リンクアダプタAと同様である。しかしながら、
入来する文字はスイッチアダプタにより直並列変換さ
れ、そして8ビットバイトにデコードされて、スイッチ
自体について意図される特殊なメッセージ(接続または
分離の要求のような)の存在を決定するが、これら文字
はそれらの本来の10ビットエンコードフォームでスイ
ッチマトリクスを通り指向される。これら文字は意図さ
れる宛先ユニット(プロセッサまたは制御ユニット)に
達するまでそのフォームのままであり、そのときにこれ
らはシステムデータである8ビットフォームに変換され
て戻される。
【0028】上記のように、システムデータは8ビット
バイトからなり、これらバイトは光ファイバリンク20
−34を介しての伝送のために10ビット文字にエンコ
ードされる。使用される送信器Tと受信器R(図2)の
特性はビットストリームがほぼ同数の1と0からなるも
のであることを要件とする。一つの文字の“ディスパリ
ティ”はその文字内の1と0の数の差である。正および
負のディスパリティ数は夫々1と0の数の大きい方を意
味する。エンコーダ52への入力バイトの夫々はディス
パリティ0(1と0の数が等しい)の1つの文字または
一方がディスパリティ+2(0より1が2個だけ多い)
を有し、他方がディスパリティ2(1より0の数が2個
だけ多い)を有する2個の文字の一方にエンコードされ
る。“ランニングディスパリティ”は夫々の文字のディ
スパリティを加算することにより計算される。任意の文
字の終りに許されるランニングディスパリティは+2,
−2または0のみである。それ故、エンコード中にビッ
トストリームが一つの文字の終りのランニングディスパ
リティ+2を有するものであるとき、次の文字はディス
パリティが0または−2を有するように選ばれる。ビッ
トストリームが一つの文字の終りにランニングディスパ
リティ0を有するときには次の文字はディスパリティ0
または最後の0でないディスパリティ文字の極性とは反
対の極性を有するように選ばれる。文字を受けると、ラ
ンニングディスパリティが計算される。一つの文字の終
りでランニングディスパリティが+2,−2または0以
外であるならば、ビットストリームにエラーが発生した
ことがわかり、ディスパリティエラーが検出される。
【0029】一つの10ビット文字には1024個のビ
ットの組合せがある。また一つの8ビットシステムデー
タバイトには256個のビットの組合せがある。1個の
0ディスパリティ文字または2個の非0ディスパリティ
文字が256個のバイトの組合せの夫々に割当てられ、
数個の制御文字が同様にその残りの内の1個または2個
の文字を割当てられる。これは約500の割当のない、
文字の組合せが生じる。これら割当てのない文字の一つ
が生じたときコード妨害エラーが検出される。
【0030】システム10ではビットエラーは直接には
検出されない。これらは一般に次のエラー形式の内の1
つまたはそれ以上を生じさせる。 1. コード妨害またはディスパリティエラー(許され
たものまたは余剰の0または1以外の10ビット文字) 2. シーケンスエラー(許された以外の順で入る文
字) 3. 周期的冗長度チェック(CRC)エラー(リンク
20〜34を介して送られる各データフレームは、その
フレーム内の文字のいずれかが伝送中に変更されたかど
うかを決定するためにその終りに付加される周期的冗長
文字を有する。受信されたフレームは変更が生じたかど
うかを決定するために検査される。もしこの検査が変更
の発生を示す場合にはCRCエラーの存在が宣言され
る)。
【0031】ビットエラーは上記エラーを単独であるい
は組合せで生じさせる。或るビットエラーは許される文
字を許されない文字に変えさせて直接にコード妨害エラ
ーを発生させる。この変更される文字によりディスパリ
ティエラーが次の文字に生じる場合がある。更に或るビ
ットエラーは許される文字を他の許される文字に変える
こともある。それらの場合のいくつかにおいてはディス
パリティエラーは次の文字に生じない。周期的冗長度チ
ェックはコード妨害またはディスパリティエラーとして
検出されないフレーム伝送中のビットエラーに対する保
護のために行われる。一つの許される文字を他の許され
る文字へ変えるいくつかのビットエラーもシーケンスエ
ラーを生じる。これらの場合のいくつかにおいて、その
ビットエラーのロケーションにより、ディスパリティエ
ラーが同じく続くかあるいはCRCエラーが生じる。
【0032】予期されるエラーの主たるタイプは単一ビ
ットエラーであるから、コード妨害とディスパリティエ
ラーが優勢となる。コード妨害とディスパリティエラー
のみの計数はエラーの総体性の良好な近似となる。それ
故コード妨害とディスパリティエラーのみが本発明のシ
ステムにおけるBERしきい値法に用いられる。
【0033】単一エラーは接近して生じる数個の関係エ
ラーを生じさせ、それが複数のカウントを生じさせる。
単一エラーは、その内部および次の文字にコード妨害を
生じさせた一つの文字の終りに生じうる。更に、ディス
パリティエラーは同一の単一エラーにより次の文字に生
じうる。単一エラーから複数のエラーカンウトが生じる
のを防ぐために、エラーバーストの次の概念を用いる。 1. エラーバーストは1以上のコード妨害またはディ
スパリティエラーが生じる一つの時間ピリオド(例えば
1〜2秒)を有する。 2. 一つのエラーバースト内の1つのエラーのみがビ
ットエラーしきい値に向けて計数される。
【0034】図3はこの概念を詳細に示す。ライン73
または74に直並列変換器66からエラー検出信号を受
けることによりエラーバーストロジック76(図2)は
ライン78上の適当な信号でしきい値ロジック80に知
らせそして直並列変換器66による他のエラーの検出に
応じる前に一般にはしきい値ピリオド(例えば1〜2
秒)よりかなり短い所定のエラーバーストインターバル
を待つ。図3に示すエラーバーストルーチンはハードウ
ェアまたはマイクロコードのような適当な手段により実
現される。
【0035】BERは同期化損失が生じるとき、リンク
の故障が生じるとき、またはリンクがラインをはずれる
ときを除き、連続的に測定される。BERが測定され続
けるとき、通過するビットの数は、特定の時間ピリオド
において既知のビット数が通るから通過するビットの数
はタイミングにより計数される。BERしきい値測定は
所定(例えば5分)のピリオド中に生じるエラーバース
トの数を計数することにより行われる。カウントが特定
の数となると、しきい値を越えたものといえる。この特
定の数はしきい値エラーカウントと呼ばれる。この光フ
ァイバシステム10は一般に200メガビット/秒のデ
ータ速度を有する。5分のピリオドにおいて6×1010
個のビットが生じる。正確に5分のピリオドは人間のフ
ァクタを考慮して好適である。
【0036】システム10ではすべての接続において1
-10 のビットエラー率はシステムのパフォーマンスに
は小さな効果しか有さない。一般にこのシステムの期待
される寿命中に10-15 のビットエラー率を越える非故
障光ファイバ接続の数は極めて少ない。従って、適当な
初期エラーしきい値は10-10 でありうる。カウントし
きい値は、それが越えられるときエラーしきい値を越え
る確率が少なくとも95%となるようにセットされる
(「エラーしきい値」は特定の5分ピリオド中に得られ
るカウントではなく、問題のリンクの長時間にわたる平
均エラー率を意味する)。ランダムエラーについては特
定のエラーしきい値の3倍のカウントが、長時間平均率
がこの特定のしきい値を越える確率を95%として5分
間のピリオド中に発生しなければならない。
【0037】5分間に18回のエラーを発生するのが、
そのピリオドについての結果が現在のプロセスについて
一般的(エラーカウントのない1〜2秒のエラーバース
トを5分から減算しなければならないため)であるなら
ば、約3×10-10 のエラー率となる。逆に、5分間の
ピリオドに6×1010個のビットが生じるから、3×1
-10 のエラー率は5分間のピリオドに平均18個のエ
ラーが生じることになる。このシステムでは18より小
さいカウントしきい値が便宜上選ばれ、従ってエラーし
きい値は10-10 よりわずかに小さい(確率を95%と
して)。しかしながらそれはしきい値プロセスの許容範
囲内である。
【0038】システム10では二つのリンクがスイッチ
接続を介して接続されるとき、第1リンクからスイッチ
に入るエラーのいくつか(動的接続の場合)またはすべ
て(静的接続の場合)が第2リンクに通る。従ってプロ
セッサ12と14および制御ユニット40と42の受信
器Rは15エラーバースト/5分ピリオドにセットされ
たカウントしきい値を有するが、スイッチ16と18の
受信器は12エラーバースト/任意5分ピリオドにセッ
トされたカウントしきい値を有する。スイッチ受信器に
ついてのカウントしきい値はチャンネルおよび制御ユニ
ット受信器のそれらとは異なる値にセットされて、カウ
ントしきい値かをソースリンクからのエラー伝播により
非故障宛先リンクにおいてのみ越えるようにする。
【0039】その理由を、プロセッサ12のリンクアダ
プタ12−1から発生されたメッセージがスイッチ16
のリンクアダプタ16−1,16−3を通じてリンク2
0と28を介して制御ユニット40のリンクアダプタ4
0−1に送られるものと仮定した次の例について更に説
明する。更に、スイッチポート間の接続が静的接続であ
ってそれらリンクが不活性となった後にそのままとなる
ものと仮定する。
【0040】カウントしきい値がリンク20のスイッチ
側(アダプタ16−1)とリンク28の制御ユニット側
(アダプタ40−1)の両方で15にセットされたとす
れば、スイッチ16がリンク20からそのリンクについ
てのカウントしきい値を越えることなく5分間のピリオ
ドにおいて14個のエラーを受ける(そして通す)こと
が可能となってしまう。しかもそのピリオドにおけるリ
ンク28上の単一ランダムエラーはそのカウントしきい
値をリンク28において越えてしまう。その結果、フォ
ールトは、リンク20に生じたにかかわらずリンク28
に誤って割当てられてしまう。エラーの伝播のためリン
ク20と28の両方でカウントしきい値を越えることは
許容出来ないが、カウントしきい値を1個のエラーを有
するリンク28でのみ越えるべきでない。
【0041】夫々12と15にセットされたリンク20
と28(仮定される通信の方向について)のカウントし
きい値では、リンク28とそれに関連するアダプタ16
−3と40−1はリンク20のカウントしきい値を越え
ることなくリンク28のカウントしきい値を越えるには
少なくとも4個のエラーを発生しなければならない。一
つのリンクが10-12 のビットエラー率(BER)で動
作しているとすれば、そのリンクの5分間のピリオドに
ついての平均エラー数は0.06である。そのレベルあ
るいはそれより低いレベルで動作するリンクが5分間に
4個のエラーを発生することは殆どありえない。それ
故、リンク28のカウント4は、そのリンクが10-10
のエラーしきい値には達しないが、10-12 のエラー率
を大きく越えることを示している。そのような事象の組
合せが生じることはまれであるが、生じたときには4個
のエラーを発生しているリンク28を修理すべきであ
る。
【0042】スイッチ16のアダプタ16−1について
のカウントしきい値もリンク20(上記の例で)に対し
保守を行うべき時点を知らせる。カウントしきい値12
となるときエラー率7×10-11 が生じる確率は95%
より大である(10-10 のエラー率の確率はこれよりい
く分小さい)。7×10-11 のエラー率は70,000
×3σ寿命エラー率であり、それ故このリンクは保守を
受けるべきである。スイッチ受信器Rは任意の5分間、
すなわち上記のムービングしきい値ピリオドにしきい値
カウントとなったことを検出しなければならない。この
エラー計数プロセスはリセットされ、オフライン条件の
ときあるいはリンクの故障が認められなくなるときに再
スタートする。ユニットの電源が入っていれば、そして
ほぼ再初期化される時点でオフライン条件となり、それ
故エラー計数プロセスがリセットされ、その時点で再ス
タートする。
【0043】同様に、プロセッサ12と14および制御
ユニット40と42に関連するアダプタはオフライン条
件(電源接続および再初期化を含む)のあるときまたは
リンクの故障が認められなくなったとき、このエラー計
数プロセスをリセットし再スタートする。更に上記のよ
うに、プロセッサ12と14および制御ユニット40と
42は夫々その5分間タイマーのタイムアップ後にカウ
ントしきい値を越えていなくてもエラー計数プロセスを
再スタートする。
【0044】これまで重ねて述べたようにプロセッサチ
ャンネルまたは制御ユニットは夫々の5分間の計数ピリ
オドの終りにビットエラー計数プロセスをリセットし再
スタートしうるがスイッチはそうでない。ビットエラー
率しきい値プロセスのリセットと再スタートの異なる目
安は、ビットエラー率しきい値が、スイッチによりエラ
ーが伝播されるときしきい値を実際に越えるエラーのあ
るリンクで確実に検出されるようにすることである。こ
の目安の差により、エラー率の低いリンクについてビッ
トエラー率しきい値を検出するに充分なエラーをスイッ
チが伝播する5分間のピリオドにおいて、そのスイッチ
がビットエラーしきい値も検出することになる。このた
めにスイッチは任意の5分間ピリオドにおいて生じるし
きい値を検出出来ねばならない。
【0045】スイッチは動的接続をつくるために用いら
れる時一方の側からビットエラーのすべてを他方に伝播
させないから、そのスイッチの他方の側のリンクで検出
されるべきしきい値15について充分なエラーを伝播し
つつ一つのリンクのしきい値12のエラーを検出しない
ことは殆どあり得ない。任意の5分間ピリオドにおいて
しきい値12を検出するという制限により、動的スイッ
チはスイッチの他方の側のリンクで検出されるべき充分
なエラーを伝播するときにしきい値を検出することにな
る。
【0046】プロセッサチャンネルと制御ユニットの拘
束条件は比較的ゆるい。リンクのエラー率が10-10
越えるならばそれは検出される。このシステムは僅かな
劣化を伴うかいぜんとして動作するから、時間的な緊急
性はない。
【0047】しきい値点を変えることはシステムによっ
ては望ましいことである。これはしきい値ピリオドを変
えることで容易に可能である。この時間ピリオドは5分
から500分まで変化しうるのであり、それによりエラ
ーしきい値(確率95%)を10-10 から10-12 にあ
るいはその間の任意の値に変えることが出来る。
【0048】以上述べた概念は、ソースユニットが3以
上の直列リンクにより宛先ユニットに結合されるシステ
ムに容易に適用しうる。一般に2個のエンドユニット
が、n個の中間ユニットとn+1個のリンクをユニット
間に含むパスに沿って互いに接続される。複数の連続す
るリンクからフォールトリポートが入ると、そのフォー
ルトは、複数のエラーが1つのフォールトリンクからの
エラーの伝播によるものであることが殆どであるから、
そのソースユニットに最も近い、リポートを行っている
リンクに属するものとされる。単一のフォールトリポー
トが入ればそのフォールトは明らかにそれをリポートす
るリンクに属するものとしうる。非連続リンクまたは一
つのパスに沿ったリンク群からフォールトリポートが入
れば、夫々のリンクは別々に分析される。すなわち、伝
播確率が有効に排除されているからである。2リンクの
例におけるように、低いしきい値カウントは静的スイッ
チ(あるいはビットエラーを伝播する任意の他のユニッ
ト)の宛先側ではなくソース側で用いられて、単一のフ
ォールトリポートがエラーの伝播のために正常に機能し
ているユニットから発生しないようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を使用しうる直列相互接続されたユニッ
トからなるシステムを示す図。
【図2】図1のプロセッサの内の1個についてのリンク
アダプタを示す図。
【図3】図2のシステムのエラーバーストロジックの動
作を示すフローチャート。
【図4】図2のフォールトアナライザの動作を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
10 システム 12,14 ホストプロセッサ(CPU) 16,18 動的交点スイッチ 20,22,24,26,28,30,32,34 光
ファイバリンク 12−1,12−2,14−1,14−2,16−1,
16−2,18−1,18−2 リンクアダプタ 40,42 制御ユニット 52 エンコーダ 56 並直列変換器 60 電気‐光変換器 62 光‐電気変換器 66 直並列変換器 76 エラーバーストロジック 80 エラーしきい値ロジック 84 フォールトアナライザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルバート、ウイリアム、ガーリガン アメリカ合衆国ニューヨーク州、ワッピ ンガース、フォールズ、ブライアン、ロ ード、30 (72)発明者 ウェイン、ハシンガー アメリカ合衆国ニューヨーク州、エンド ウェル、アルパイン、ドライブ、3717 (72)発明者 ジェラルド、トーマス、モフィット アメリカ合衆国カリフォルニア州、サン ノゼ、コールビル、ドライブ、341 (72)発明者 ジョーダン、エム、タイラー アメリカ合衆国ニューヨーク州、ポーキ プシー、ロレイン、ブールバード、17 (72)発明者 ナンダカマール、ニティアナンド、テン ドルカール アメリカ合衆国ニューヨーク州、ワッピ ンガース、フォールズ、サブラ、レー ン、18

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1リンクを通じて中間ユニットに接続さ
    れたソースユニットが第2リンクを通じて上記中間ユニ
    ットに接続された宛先ユニットに上記中間ユニットを介
    してデータを伝送するようになっており、上記中間ユニ
    ットが上記第1リンク上の少なくともいくつかのエラー
    を上記第2リンクに伝播させるようにしたシステムにお
    いて、 (a) 第1しきい値を越える上記第1リンク上のエラー
    の発生を検出するステップ、 (b) 上記第1しきい値より大きい第2しきい値を越え
    る上記第2リンク上のエラーの発生を検出するステッ
    プ、及び (c) 上記両しきい値を越える上記両エラーの検出にも
    とづき上記リンクに上記両エラーを属させるステップを
    含んでいる、直列接続のリンクに発生するエラーを分離
    する方法。
  2. 【請求項2】前記両エラーは前記リンクの両方での前記
    しきい値を越えるエラーの検出に応じて前記第1リンク
    に前記エラーを属させる請求項1の方法。
  3. 【請求項3】前記エラーを、前記リンクの内の一方のみ
    のしきい値を越えるエラーの検出に応じて、そのしきい
    値を越えたリンクに属させる請求項1の方法。
  4. 【請求項4】前記送られるデータは文字ストリームから
    なり、それからの或る文字は許されず、前記検出ステッ
    プの夫々は対応するリンク上の許されない文字の発生を
    検出するステップを含んでいる請求項1の方法。
  5. 【請求項5】前記送られるデータは夫々関連ディスパリ
    ティを有する文字のストリームからなり、前記検出ステ
    ップの夫々は対応するリンクで送信される上記文字の累
    積ディスパリティを決定するステップを含んでいる請求
    項1の方法。
  6. 【請求項6】前記検出ステップの夫々は予定のピリオド
    内に生じるエラーの数を計数するステップを含んでいる
    請求項1の方法。
  7. 【請求項7】前記検出ステップの夫々は1個以上のエラ
    ーの生じるピリオドより短い予定の時間のインターバル
    の数をカウントするステップを含んでいる請求項6の方
    法。
  8. 【請求項8】前記第1ステップは現在の予定のピリオド
    内で前記第1リンクに生じるエラーの数のランニングカ
    ウントを維持するステップを含んでいる請求項1の方
    法。
  9. 【請求項9】前記リンクの夫々は前記ソースユニットに
    近いソースエンドと前記宛先ユニットに近い宛先エンド
    を有し、前記エラーが上記リンクの上記宛先エンドで検
    出される請求項1の方法。
  10. 【請求項10】前記システムはスイッチングユニットを
    介して装置制御ユニットに接続される少なくとも1個の
    処理ユニットを含み、上記処理ユニットと上記スイッチ
    ングユニットおよび上記スイッチングユニットと上記制
    御ユニットは夫々のリンクで相互に接続される請求項1
    の方法。
  11. 【請求項11】第1リンクを通じて中間ユニットに接続
    されたソースユニットが第2リンクを通じて上記中間ユ
    ニットに接続された宛先ユニットに上記中間ユニットを
    介してデータを伝送するようになっており、上記中間ユ
    ニットが上記第1リンク上の少なくともいくつかのエラ
    ーを上記第2リンクに伝播させるようにしたシステムに
    おいて、 (a) 第1しきい値を越える上記第1リンク上のエラー
    の発生を検出する手段、 (b) 上記第1しきい値より大きい第2しきい値を越え
    る上記第2リンク上のエラーの発生を検出する手段、及
    び (c) 上記検出手段に応答して上記エラーを上記リンク
    に属させる手段を備えた、直列接続のリンクに発生する
    エラーを分離する装置。
  12. 【請求項12】前記検出手段の夫々は所定のピリオド内
    に発生するエラーの数をカウントする手段を含んでい
    る、請求項11の装置。
  13. 【請求項13】前記検出手段の夫々は1個以上のエラー
    の生じるピリオドより短い所定の時間ピリオドの数をカ
    ウントする手段を含んでいる請求項11の装置。
  14. 【請求項14】前記リンクの夫々は前記ソースユニット
    に近いソースエンドと前記宛先ユニットに近い宛先エン
    ドを有し、前記検出手段は前記リンクの上記宛先ユニッ
    トに配置されている請求項11の装置。
  15. 【請求項15】前記システムはスイッチングユニットを
    介して装置制御ユニットに接続される少なくとも1個の
    処理ユニットを含み、上記処理ユニットと上記スイッチ
    ングユニットおよび上記スイッチングユニットと上記制
    御ユニットは夫々のリンクで相互に接続されている請求
    項11の装置。
  16. 【請求項16】第1リンクを通じて中間ユニットに接続
    されたソースユニットが第2リンクを通じて上記中間ユ
    ニットに接続された宛先ユニットに上記中間ユニットを
    介してデータを伝送するようになっており、上記中間ユ
    ニットが上記第1リンク上の少なくともいくつかのエラ
    ーを上記第2リンクに伝播させるようにしたシステムに
    おいて、 (a) 第1しきい値を越える上記第1リンク上のエラー
    の発生を検出するステップ、 (b) 第2しきい値を越える上記第2リンク上のエラー
    の発生を検出するステップ、 (c) 上記リンクの両方における上記しきい値を越える
    エラーの検出に応じて上記第1リンクに上記エラーを属
    させるステップ、及び (d) 上記リンクの一方のみでの上記しきい値を越える
    エラーの検出に応じて、 そのしきい値を越えた上記エラーを上記リンクに属させ
    るステップとを含んでいる、直列接続のリンクに発生す
    るエラーを分離する方法。
  17. 【請求項17】前記送られるデータは文字ストリームか
    らなり、それからの或る文字は許されず、前記検出ステ
    ップの夫々は対応するリンク上の許されない文字の発生
    を検出するステップを含んでいる請求項16の方法。
  18. 【請求項18】前記送られるデータは夫々関連するディ
    スパリティを有する文字のストリームからなり、前記検
    出ステップの夫々は対応するリンクで送信される上記文
    字の累積ディスパリティを決定するステップを含んでい
    る請求項16の方法。
  19. 【請求項19】前記検出ステップの夫々は予定のピリオ
    ド内に生じるエラーの数を計数するステップを含んでい
    る請求項16の方法。
  20. 【請求項20】前記検出ステップの夫々は1個以上のエ
    ラーの生じるピリオドより短い所定の時間のインターバ
    ルの数をカウントするステップを含んでいる請求項19
    の方法。
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