JP2559840Y2 - 飲料注出装置の受皿構造 - Google Patents

飲料注出装置の受皿構造

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JP2559840Y2
JP2559840Y2 JP1993016066U JP1606693U JP2559840Y2 JP 2559840 Y2 JP2559840 Y2 JP 2559840Y2 JP 1993016066 U JP1993016066 U JP 1993016066U JP 1606693 U JP1606693 U JP 1606693U JP 2559840 Y2 JP2559840 Y2 JP 2559840Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、飲料注出装置の受皿
構造に関し、更に詳細には、注出ノズルの下方に配設し
た受皿に載置したコップ等の受容器に、該ノズルを介し
て飲料を供給する飲料注出装置において、前記受容器の
高さ寸法に応じて受皿の高さ調節を簡単に行ない得ると
共に、受皿を取外して清掃を容易に行なうことのできる
受皿構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】ジュース等の濃縮原液を冷却水により稀釈
して飲用に供する装置として、飲料注出装置が知られて
いる。この飲料注出装置の基本構造を一例として述べれ
ば、濃縮原液を貯留した容器を収納する冷蔵庫を備え、
該冷蔵庫内に収納した濃縮原液容器から所要量の原液を
注出ノズルに供給するよう構成されている。また、冷凍
機構から導出した蒸発器を内部に配設した液槽に、該蒸
発器を浸漬させる量の冷却液が貯えられ、蒸発器に冷媒
を循環供給して該蒸発器を冷却することにより、冷却液
の一部を蒸発器の周囲に氷結させるようになっている。
更に、この液槽内には、前記蒸発器と所定間隔離間する
と共に冷却液中に浸漬するよう飲料冷却管が配設され、
該飲料冷却管の一端は外部水道系に連通接続されると共
に、他端は開閉弁を介して前記注出ノズルに接続され
る。すなわち、外部水道系から飲料冷却管に供給された
水道水は、前記液槽内に配設された部分を通過する際に
前記冷却液との熱交換により冷却される。そして、濃縮
原液容器中の原液を注出ノズルに所要量だけ供給するこ
とにより、該ノズルで飲料冷却管からの冷却水により稀
釈されて飲用に供される。
【0003】前記飲料注出装置では、注出ノズルの下方
にコップ等の受容器を載置する受皿を配設して、該受皿
に載置した受容器に飲料を供給するよう構成されてい
る。この受皿には、受容器に飲料を供給した際に該受容
器から溢れた飲料や、飲料供給後に注出ノズルから滴下
する飲料が溜るため、該排液を排出する必要がある。そ
こで、装置本体に固定した受皿に排液管を配設し、該排
液管を介して受皿に溜る飲料を排出する提案がなされて
いる。また、受皿を装置本体にねじ等により着脱自在に
配設することにより、該受皿を取外して飲料を排出した
り清掃する構成も知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記受皿に排液管を配
設する構造では、受皿自体が装置本体に固定されている
ため、受皿に付着する汚れ等を除去する清掃作業を、注
出ノズルの下方の狭い空間内で行なわなければならず、
極めて煩雑であった。また、受皿を装置本体にねじ等に
より着脱する構造では、該受皿の取付けや取外しが煩雑
となる難点があった。更に、何れの構造であっても、受
皿の高さ位置の調節を行なうことができないため、以下
の問題を有していた。
【0005】すなわち、飲料注出装置を設置する店によ
り使用する受容器の高さ寸法が異なる場合が往々にあ
り、前記受皿を定位置に固定する構造では、寸法の高い
受容器が注出ノズルに当接して受皿に載置できないこと
がある。また、逆に寸法の短かい受容器では、注出ノズ
ルからの離間高さが大きいために飲料が受容器の外部に
多量に飛散したり、飲料によっては泡が多量に発生する
等の問題があった。
【0006】これに対処する手段として、昇降機構によ
り昇降移動される下台に受皿を載置し、前記受容器の高
さ寸法に応じて下台を昇降移動することにより、受皿の
位置調節を行なうものが提案されている。しかるにこの
構成では、下台に受皿を載置しているだけであるため、
例えば受容器を受皿に載置する際に誤って該受容器を受
皿に側方から当ててしまうと、該受皿が下台から容易に
落下する難点があった。また、昇降機構を配設するため
に構造が複雑になると共に、コストが嵩む問題も指摘さ
れる。
【0007】
【考案の目的】この考案は、前述した従来技術に内在し
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、受皿を取外して簡単に清掃し得る
と共に、受容器の高さ寸法に応じて受皿の高さ調節を行
ない得る簡素な構成の受皿構造を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため本考案は、装置本体に
配設した飲料供給源と、この飲料供給源に接続し、前記
本体の前側に位置する注出ノズルとを備え、このノズル
の下方に臨ませたコップ等の受容器に飲料を供給するよ
うにした飲料注出装置において、前記装置本体に、その
幅方向に離間して配設されると共に、該本体の前面側に
延出する支持部を形成した一対の支持手段と、前記各支
持手段に形成され、該支持手段を装置本体に固定するた
めの係着部材との係着位置を適宜変更することで高さ調
節を許容する通孔と、前記支持手段の支持部に着脱自在
に載置されると共に、前記支持部と係合して幅方向への
移動を規制する一対の側板が垂設され、前記受容器がそ
の上面に載置される受皿と、前記受皿に形成され、前記
支持部に形成した溝部に嵌挿されて、該受皿の前後への
移動を規制する規制部とから構成したことを特徴とす
る。
【0009】
【実施例】次に、本考案に係る飲料注出装置の受皿構造
につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しなが
ら説明する。図1は、実施例に係る受皿構造の要部を分
解して示す概略斜視図、図2は、実施例に係る受皿構造
が採用される飲料注出装置の概略構成を示す縦断側面図
である。なお本考案の趣旨とするところは、受容器の受
皿構造にあるが、全体の理解に資するために、図2に示
す飲料注出装置の概略構成につき先ず説明することとす
る。
【0010】飲料注出装置10は、装置本体11の上部
前側に、前面側に大きく開放する外箱12と、この外箱
12内に所要の間隙を保持して組込まれ、同じく前面側
に大きく開放する内箱14と、両箱12,14間に充填
した発泡ウレタン等の断熱材16とからなる断熱構造の
冷蔵庫18を有している。この冷蔵庫18における前記
内箱14に内部画成した冷却空間20には、被冷却物で
ある複数(実施例では3個)の濃縮原液容器(飲料供給源)
21が幅方向に並列に収納され、各容器21は後述する
接続手段36を介して注出機構22に接続されるよう構
成されている。そして、注出機構22を作動することに
より容器21から注出された濃縮原液は、後述する注出
ノズル24に供給されるようになっている。また冷蔵庫
18の前面には、当該冷蔵庫18に開設した開口部18
aと対応して、該開口部18aを開閉自在に閉塞する断
熱扉26が配設されている。なお断熱扉26の前面に
は、図3に示す如く、複数の注出ボタン27が配設さ
れ、各ボタン27を押すことにより、後述する対応のギ
ヤードモータ34およびウォータバルブ42が作動する
よう設定されている。
【0011】前記冷蔵庫18には、開口部18aから奥
側に所定間隔離間した位置において底部が所定長さで下
方に折曲された垂直部28が形成され、該垂直部28の
前面側に、下方に開放する収納部30が画成される。こ
の収納部30には、複数(実施例では3基)の注出機構2
2が幅方向に並列に配設されるようになっている。注出
機構22は、垂直部28の収納部側に配設されたポンプ
32を備え、該ポンプ32は垂直部28を挟んで反対側
に配設したギヤードモータ34により駆動されるよう構
成される。また、ポンプ32の上側に設けられた吸込口
に、接続手段36を介して前記濃縮原液容器21が連通
接続されると共に、ポンプ32の下側に設けられた吐出
口に、注出ノズル24が連通接続される。従って、前記
ギヤードモータ34によりポンプ32を駆動すれば、濃
縮原液容器21に貯留されている濃縮原液が、ポンプ3
2を介して注出ノズル24に供給される。なお、収納部
30は、冷蔵庫18の下方に臨む装置本体11の前端面
から所定長さだけ前面側に臨むと共に、注出ノズル24
は冷蔵庫18の下面から所定長さだけ下方に突出してい
る。
【0012】前記冷蔵庫18の後側には、図2に示す如
く、水等の飲料を冷却する冷却装置38が配設され、該
冷却装置38から導出した飲料供給管40が、ウォータ
バルブ42の給水口に連通接続されている。またウォー
タバルブ42の吐出口は、ホース44を介して前記注出
ノズル24に連通接続されており、飲料注出に際してウ
ォータバルブ42を開放すれば、冷却装置38により冷
却された冷却水が注出ノズル24に供給され、該ノズル
24内で前記濃縮原液を稀釈する。そして稀釈混合され
た飲料は、後述する受皿58に載置された受容器64に
放出供給される。
【0013】前記装置本体11における冷蔵庫18の下
方に臨む部分は、図1に一部を示す如く、L型のアング
ル部材により形成された枠体46の前後左右に、前面パ
ネル48,後面パネル(図示せず)および側面パネル50,
50を配設して構成される。また枠体46の底面に複数
の脚52が配設され、枠体底面は設置面から所定高さだ
け上方に臨むようになっている。更に、枠体46におけ
る前側の対向する垂直材46a,46aには、前記受皿
58を支持するべく機能するL字形状に形成された平板
状のブラケット(支持手段)54が、その横部(支持部)
4aを前面側に延出させた状態で縦部54bを介して着
脱自在かつ高さ調節可能に夫々取付けられている。すな
わち、垂直材46aの側面下部に、複数(実施例では2
つ)のねじ孔46bが上下に所定間隔で形成されると共
に、ブラケット54の縦部54bに上下方向に所定間隔
で複数(実施例では6つ)の通孔54cが穿設されてい
る。そして、各ねじ穴46bに適宜位置の通孔54cを
一致させた状態で、通孔54cに挿通したねじ(係着部
材)56をねじ穴46bに螺挿することにより、当該ブ
ラケット54は垂直材46aに固定される。また各ねじ
穴46bに対して、これに一致させる通孔54cの位置
を変更することによって、垂直材46aに対するブラケ
ット54の高さ位置を変更することができる(図6参
照)。すなわち、該ブラケット54,54に支持される受
皿58の高さ位置が調節されるものである。なおブラケ
ット54の横部54aには、縦部54bとの連設部にお
いて上方に開放する溝部54dが形成され、該溝部54
dに受皿58の後板(規制部)58e(後述)が嵌挿される
よう構成される(図4参照)。
【0014】前記枠体46に配設した一対のブラケット
54,54には、図5に示す如く、その前面側に延出す
る一対の横部54a,54aに受皿58が着脱自在に支
持されるようになっている。この受皿58は、図1およ
び図4に示す如く、その凹部58aの上端縁に形成され
た水平縁部58bの4つの辺に沿って、側板58c,5
8c,前板58dおよび後板58e(規制部として機能す
る)が垂設されている。そして受皿58は、左右の側板
58c,58cと凹部58aの外側面との間に画成され
た空間60,60に、図5に示すように、前記ブラケッ
ト54,54の横部54a,54aを臨ませることにより
支持される。なお、受皿58の後板58eには切欠部5
8fが形成され、横部54aの上面が前記水平縁部58
bの底面に当接した状態で、後板58eが前記溝部54
dに嵌挿されるよう構成される。すなわち、ブラケット
54,54に支持された受皿58は、溝部54d,54d
と後板58eとにより前後方向への移動が規制される。
また、両横部54a,54aにより受皿58の左右方向
(幅方向)への移動も規制されるので、該受皿58がブラ
ケット54,54から容易に落下するのを防止し得る。
【0015】前記受皿58における凹部58aの内周面
には、その高さ方向の略中間位置に段部58gが形成さ
れ、該段部58gにスノコ62が着脱自在に載置されて
いる。このスノコ62には、図1に示す如く、複数の通
孔62aが所要パターンで穿設されると共に、前記冷蔵
庫18に配設した各注出ノズル24と対応する位置に、
受容器64を載置するべき位置の目印となる凹部62b
が形成されている。また、凹部62bの内部にも通孔6
2cが穿設されており、受容器64から溢れた飲料や注
出ノズル24から滴下する飲料を、各通孔62a,62
cを介して凹部58aの底部に集水し得るようになって
いる。なお、受皿58の段部58gにスノコ62を載置
した状態で、受皿58の水平縁部58bはスノコ上面よ
り所要高さだけ上方に臨んでいるので、受容器64から
溢れた飲料が外部に流出することはない。
【0016】
【実施例の作用】次に、実施例に係る飲料注出装置の受
皿構造の作用につき以下説明する。装置本体11に配設
した受皿58のスノコ62に、前記受容器64を、前記
各注出ノズル24の下方に対応して設けた凹部62bに
載置する。この状態で前記注出ボタン27を押せば、前
記ギヤードモータ34によりポンプ32が駆動され、前
記濃縮原液容器21に貯留されている濃縮原液が所定量
だけ注出ノズル24に注出される。また、前記ウォータ
バルブ42が開放して冷却装置38により冷却された冷
却水が注出ノズル24に供給され、該ノズル24の内部
で前記濃縮原液が稀釈された後、前記受容器64に飲料
が放出供給される。
【0017】前述した飲料の供給を行なうと、受皿58
には受容器64から溢れた飲料や、飲料供給後に注出ノ
ズル24から滴下する飲料等により経時的に汚れる。こ
の場合は、受皿58を前記ブラケット54,54から取
外すだけで、該受皿58およびスノコ62を外部で清掃
することができる。また受皿58を取外した状態では、
装置本体11の前面(冷蔵庫18の下方)にはブラケット
54,54の横部54a,54aが延出しているだけであ
るので、前面パネル48や飲料注出装置10の設置面等
の汚れも容易に除去し得る。更に、清掃した受皿58
は、ブラケット54,54の横部54a,54aに上方か
ら載置するだけでよく、取付けおよび取外しが極めて簡
単である。しかも受皿58の前後および左右方向への移
動が規制されるので、作業者が誤って受容器64等を受
皿58に側方から接触させても、該受皿58がブラケッ
ト54,54から落下することはない。
【0018】次に、例えば前記受容器64として高い寸
法のものを使用する場合は、図6に示す如く、前記ブラ
ケット54の縦部54bに穿設した上側に位置する通孔
54cを、前記枠体46の垂直材46aに形成したねじ
孔46bに一致させる。そして、該通孔54cに挿通し
たねじ56をねじ孔46bに螺挿することにより、ブラ
ケット54を垂直材46aに位置決め固定する。このよ
うに位置決めした一対のブラケット54,54の装置本
体11の前面側に延出する横部54a,54aに、受皿
58を載置すれば、前記注出ノズル24と受皿58との
離間高さが変更される。従って、高い寸法の受容器64
を、注出ノズル24に当接させることなく受皿58に載
置することができる。
【0019】なお、前記枠体46の垂直材46aに、図
1に示す位置より上側に多数のねじ孔46bを形成すれ
ば、受皿58を図2に示す位置より更に上方に位置決め
することができ、短い寸法の受容器64を注出ノズル2
4から適正な離間高さ位置に臨ませることができる。
【0020】
【変形例について】図7〜図11は、前記受皿58の支
持手段の変形例を示すものであって、図7に示す支持手
段は、基本的には図1に示す実施例と同様にブラケット
54単体で構成される。但しこのブラケット54は、そ
の横部54aの高さ寸法が、縦部54bの高さと同一に
設定されている。すなわちこのブラケット54を、枠体
46に対して図1に示す実施例のブラケット54と同一
高さ位置に配設するだけで、該ブラケット54に載置さ
れる受皿58の高さ位置を、高さ寸法の短かい受容器6
4に対応させることができる。
【0021】図8に示す変形例では、ブラケット54と
補助板66とから支持手段を構成し、ブラケット54の
横部54aに形成した複数のねじ孔68,68(図1参
照)を介して補助板66が、ねじ70により着脱自在に
配設固定されるようになっている。そしてこのブラケッ
ト54を枠体46に配設すれば、図7に示す変形例と同
様に、受皿58を高さ寸法の短かい受容器64に対応さ
せる位置に臨ませることができる。
【0022】図9および図10に示す変形例は、基本的
には図8に示す変形例と同様にブラケット54と補助板
66とから支持手段が構成される。但し、図9の変形例
ではブラケット54の縦部54bに、上下方向に延在す
る2つの長孔72を形成し、該長孔72によりブラケッ
ト54の高さ位置を調節するよう構成される。また図1
0の変形例では、補助板66に長孔74を形成し、該補
助板66を長孔74に沿って高さ調節することにより、
ブラケット54の位置を変更することなく受皿58の高
さ位置を微調節し得るようになっている。
【0023】更に図11に示す変形例では、ブラケット
54の縦部54bが、枠体46の垂直材46aにおける
前面側に取付け得るように、図1の実施例に対して90
°折曲されている。この場合は、前記前面パネル48を
取外すことにより、ブラケット54の調節および交換を
行ない得る。
【0024】
【考案の効果】以上に述べた如く、本考案に係る飲料注
出装置の受皿構造によれば、装置本体に高さ調節自在に
配設した支持手段に受皿が支持されているので、受容器
の高さ寸法の変更等に容易に対応し得る。従って、注出
ノズルから供給される飲料の泡立ちおよび飛散を抑制す
ることができ、飲料の飛沫により周囲が汚れるのを有効
に防止し得る。また受皿の取外しおよび取付けは極めて
簡単であるから、該受皿の清掃を簡単かつ確実に行なう
ことができ、常に衛生的に保ち得る。更に、受皿は支持
手段に対して水平方向の移動が規制されているため、該
受皿が支持手段から容易に脱落するのを防止し得る。更
にまた、構成が簡単であるので、低コストで提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係る受皿構造を分解して示す要部概
略斜視図である。
【図2】 実施例に係る受皿構造を採用した飲料注出装
置の概略縦断側面図である。
【図3】 実施例に係る飲料注出装置の正面図である。
【図4】 図3の4−4線で示す飲料注出装置の要部縦
断側面図である。
【図5】 図2の5−5線で示す飲料注出装置の要部縦
断正面図である。
【図6】 実施例に係る受皿構造の受皿の高さ位置を変
更した状態で示す飲料注出装置の要部説明図である。
【図7】 実施例に係る支持手段の変形例を示す概略斜
視図である。
【図8】 実施例に係る支持手段の変形例を示す概略斜
視図である。
【図9】 実施例に係る支持手段の変形例を示す概略斜
視図である。
【図10】 実施例に係る支持手段の変形例を示す概略
斜視図である。
【図11】 実施例に係る支持手段の変形例を示す概略
斜視図である。
【符号の説明】
11 装置本体 21 濃縮原液容器
(飲料供給源) 24 注出ノズル 54 ブラケット
(支持手段) 54a 横部(支持部) 54c 通孔 54d 溝部 56 ねじ(係着部
材) 58 受皿 58c 側板 58e 後板(規制部) 64 受容器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体(11)に配設した飲料供給源(21)
    と、この飲料供給源(21)に接続し、前記本体(11)の前側
    に位置する注出ノズル(24)とを備え、このノズル(24)の
    下方に臨ませたコップ等の受容器(64)に飲料を供給する
    ようにした飲料注出装置において、 前記装置本体(11)に、その幅方向に離間して配設される
    と共に、該本体(11)の前面側に延出する支持部(54a)を
    形成した一対の支持手段(54,54)と、前記各支持手段(54)に形成され、該支持手段(54)を装置
    本体(11)に固定するための係着部材(56)との係着位置を
    適宜変更することで高さ調節を許容する通孔(54c)と、 前記支持手段(54,54)の支持部(54a,54a)に着脱自在に載
    置されると共に、前記支持部(54a,54a)と係合して幅方
    向への移動を規制する一対の側板(58c,58c)が垂設さ
    、前記受容器(64)がその上面に載置される受皿(58)
    と、 前記受皿(58)に形成され、前記支持部(54a,54a)に形成
    した溝部(54d,54d)に嵌挿されて、該受皿(58)の前後へ
    の移動を規制する規制部(58e)とから構成したことを特
    徴とする飲料注出装置の受皿構造。
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