JP2559702Y2 - 電線内蔵チューブ用継手及びそれを使用した接続構造 - Google Patents

電線内蔵チューブ用継手及びそれを使用した接続構造

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JP2559702Y2
JP2559702Y2 JP1991099296U JP9929691U JP2559702Y2 JP 2559702 Y2 JP2559702 Y2 JP 2559702Y2 JP 1991099296 U JP1991099296 U JP 1991099296U JP 9929691 U JP9929691 U JP 9929691U JP 2559702 Y2 JP2559702 Y2 JP 2559702Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は空気などの流体の移送及
び電気信号の送受を一体にしたチューブ用の継手及び継
手とチューブの接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、流体の移送に関して、システムの
複雑化、インテリジェント化が進み、単なる流体の移送
にとどまらなくなってきている。すなわち流体と共に電
気信号を同一配管にて移送するようなチューブ及びその
チューブ用の継手が種々開発されている。このようなチ
ューブあるいは継手としては、例えば実開平2−305
95号公報、実開平3−13670号公報などに記載さ
れるように、チューブと継手との間の流体路と電気回路
を同時接続できるものが知られている。これらのチュー
ブは、中心部に流体路、外周部に電線を配しており、継
手は中心部に流体路接続部、外周に接続端子を配してい
る。これらの公報に記載の構造において、継手とチュー
ブとの接続にあたっては、外皮を構成する外側チューブ
と流体路を構成する内側チューブが異なる位置で切断さ
れて、内側チューブが外側チューブより軸方向に突出さ
れる。そして、実開平2−30595号公報の構造にお
いては、内側チューブが継手の接続口内に挿入接続され
るとともに、電線が接続端子に突き当てられる。また、
実開平3−13670号公報の構造においては、内側チ
ューブが突起状の接続口に外嵌接続されるとともに、電
線に対してその外周から接続端子が食い込まれる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、従来の構成に
おいては、内側チューブ及び外側チューブの切断箇所が
異なるため、その切断作業が面倒である。加えて、前述
した公報記載のチューブにおいては電線がチューブ内で
位置保持されず、自在に動きえるため、チューブと継手
との接合時には電線を所定位置で保持するための固定用
部材が必要であり、部品点数が増えて組付に手間と時間
がかかる。また、前述のように外側、内側チューブの切
断場所をずらす必要があり、その間隔が継手の受け側寸
法から外れると流体漏れもしくは電気的な接続不良を起
こす可能性がある。さらに、実開平3−13670号公
報の構造においては、継手側の接続端子がチューブの電
線に食い込むため、一旦継手とチューブとが接続される
と、それらを解き離すのが面倒で、場合によっては無理
な力のために端子等が破損するおそれがあった。
【0004】本考案の目的は以上のような従来技術の欠
点を改善し、組付が容易でチューブの切断等で失敗がな
くしかも電気的な誤接続が起こりにくい電線内蔵チュー
ブとその継手を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の考案では、継手本体に凹部を形成し、継手本
体の開口部から前記凹部へ挿入される電線内蔵チューブ
が接続される電線内蔵チューブ用継手において、前記凹
部の底部から前記開口部へ向けて流体通路接続部を筒状
に突出形成するとともに、前記底部から流体通路接続部
と同方向に突出する電線接続端子を設け、更に前記流体
通路接続部の周面には流体通路と前記電線接続端子との
間の流体の流通を遮断するシール部材を設け、前記電線
内蔵チューブの流路端部と電線端部とが当該チューブの
長手方向の略同位置にある場合に前記流体通路接続部の
最奥部まで電線内蔵チューブが挿入された際に前記電線
接続端子と前記電線端部とが接続されるように電線接続
端子の位置を設定したことをその要旨としている。
【0006】第2の考案では、継手本体に凹部を形成
し、継手本体の開口部から前記凹部へ挿入される電線内
蔵チューブが接続される接続構造において、前記凹部の
底部から前記開口部へ向けて流体通路接続部を筒状に突
出形成するとともに、前記流体通路接続部外の前記底部
から流体通路接続部と同方向に突出する電線接続端子を
設け、更に前記流体通路接続部の外周面には流体通路と
前記電線接続端子との間の流体の流通を遮断するシール
部材を設け、電線内蔵チューブの軸心部分に流体通路
を、外周部分に電線をそれぞれ配置するとともに、電線
を環状に形成し、前記流体通路端部と電線端部とを電線
内蔵チューブの長手方向の略同位置に設定し、前記流体
通路接続部及び電線接続端子をそれぞれ前記流体通路内
及び電線内に挟入し、前記流体通路接続部の最奥部まで
電線内蔵チューブが挿入された際に前記電線接続端子と
前記電線端部とが接続されるように電線接続端子の位置
を設定したことをその要旨としている。
【0007】第3の考案では、継手本体に凹部を形成
し、継手本体の開口部から前記凹部へ挿入される電線内
蔵チューブが接続される接続構造において、前記凹部の
底部から前記開口部へ向けて流体通路接続部を筒状に突
出形成するとともに、前記流体通路接続部外の前記底部
から流体通路接続部と同方向に突出する電線接続端子を
設け、更に前記流体通路接続部の内周面には流体通路と
前記電線接続端子との間の流体の流通を遮断するシール
部材を設け、電線内蔵チューブの軸心部分に流体通路
を、外周部分に電線をそれぞれ配置するとともに、電線
を流体通路と同心の環状面上に形成し、前記流体通路端
部と電線端部とを電線内蔵チューブの長手方向の略同位
置に設定し、前記流体通路接続部内に前記流体通路を挟
入させるとともに、前記電線接続端子を前記電線内に挟
入し、前記流体通路接続部の最奥部まで電線内蔵チュー
ブが挿入された際に前記電線接続端子と前記電線端部と
が接続されるように電線接続端子の位置を設定したこと
をその要旨としている。
【0008】
【0009】
【作用】上記構成により、第1の考案では、電線内蔵チ
ューブと継手を接続する場合、継手の流体通路接続部の
流体通路と、電線接続端子の電気回路が同時に形成され
る。
【0010】第2の考案では、電線内蔵チューブと継手
を接続する場合、継手の流体通路接続部とチューブの流
体通路が嵌合され、それと同時に電線接続端子と電線が
挟着される。
【0011】第3の考案では、電線が外周部分に配置さ
れ、チューブの挿入とともに筒状の流体通路接続部に周
設された電線接続端子が電線を押し電気回路を形成す
【0012】
【実施例】(第1実施例) 以下、この考案を具体化した第1実施例を図1〜図8に
従って説明する。
【0013】継手本体3は合成樹脂材料よりなり、中央
部に継手凹部4が形成されている。この継手凹部4の中
央に位置するように、継手本体3にはニップル5が嵌合
されている。そして、このニップル5により筒状に突出
する流体通路接続部が構成されている。継手側流体通路
6はニップル5内を貫通し、継手本体3に穿設され、本
体下端面に通じている。ニップル5の先端部外周にはシ
ールリング7が嵌合されている。ニップル5の近傍両脇
には電線接続端子である複数のリードピン8(コンタク
トピン18及びリード端子19からなる)が貫設され
て、ニップル5と同方向に突出している。継手本体3の
挿入口9には段差が形成され、その段差には図4に示す
ように突起歯を持つ長円環状の爪10が同じく長円環状
の固定筒11によって固定されている。固定筒11には
長円筒状の開放筒12が継手凹部4の中心軸方向に移動
自在に挿入されている。開放筒12の一端にはテーパー
部13が形成され、それが爪10に対向されている。
【0014】一方電線内蔵チューブ1(以下チューブと
いう)は合成樹脂材料よりなり、断面長円形に形成され
ている。そのチューブ1の内部中央には流体通路である
流体管路14が形成され、その両脇に電線である管状導
電線15が埋設固定されている。この管状導電線15は
導電性プラスチックでもよい。あるいは図6に示すよう
に管状導電線15に換えて管状導電路16,16aの円
周上、すなわち環状面上に埋設された線状導電体17,
17aであってもよい。通常管状導電線15はチューブ
1の長円形の短径を二分する中心線上に配設されるが、
図7に示すようにこの中心線を離れて配設されることも
ある。また流体管路14はただ一つである必要はなく、
図8に示すように複数の流体管路14が形成される場合
もある。同様に図8の管状導電線15も複数配設される
が、その配置状態として前に述べた中心線に対して非対
称であることが望ましく、その理由は後述する。
【0015】次に第1実施例の作用を説明する。任意の
位置で切断されたチューブ1を継手2に接続するには、
まずそのチューブ1の切断端部を継手凹部4に挿入す
る。この挿入の際にはチューブ1の流体管路14と管状
導電線15とにそれぞれニップル5及びリードピン8の
先端部であるコンタクトピン18が挿入されるようにす
る。挿入後チューブ1を挿入方向と逆方向に引くことに
より、挿入口9内壁に配設されかつ固定筒11に固定さ
れている爪10がチューブ1の外周部に食い込みチュー
ブ1を保持する。この状態において、流体管路14の内
周面とニップル5の外周面はシールリング7によりシー
ルされる。
【0016】従って、チューブ1の流体管路14と継手
2の継手側流体通路6とが接続されるとともに、管状導
電線15とコンタクトピン18とが電気的に導通状態と
なる。チューブ1を継手2より分離するには開放筒12
を継手側に押し込めばよい。それにより、先端のテーパ
ー部13がチューブ1に食い込んでいる爪10を押し広
げ、爪10はチューブ1を保持しなくなる。この時チュ
ーブ1を開放筒12の押し込み方向と逆の方向に引くこ
とにより、簡単にチューブ1が継手2より引き抜かれ
る。
【0017】以上のように、本実施例において、継手2
とチューブ1との接続にあたっては、その継手2内にお
いてニップル5及びリードピン8がチューブ1の流体管
路14及び管状導電線15内に挿入されるだけである。
従って、従来とは異なりチューブ1を2箇所で切断する
必要はなく、1箇所のみで切断すればよく、しかも、導
電線15を保持するような部材が不要である。このた
め、チューブ1の切断が容易で、部品点数が少なくな
り、結果として継手2とチューブ1との接続組付がきわ
めて簡単になる。また、以上のようにチューブ1を1箇
所で切断して接続できるので、継手2のニップル5とリ
ードピン8との間の位置関係や寸法に対してチューブ1
の流体管路14や管状導電線15が一致しないというこ
とがない。従って、流体漏れや導電不良の問題も生じな
い。
【0018】さらに、チューブ1と継手2とを解き離す
場合には、開放筒12を押し込んでチューブ1を引き抜
くだけでよく、その作業を容易に行うことができる。加
えて、図7及び図8の例のように、管状導電線15をチ
ューブ1の中心線に対して変位させれば、誤接続を防止
できるものとなる。 (第2実施例) 次に、この考案を具体化した第2実施例を図9〜図13
に従って説明する。なお、以降の説明においては前記第
1実施例の構成と同様な構成については図面に同一番号
を記すのみで、説明は省略する。
【0019】筒状の流体通路接続部である接続突起20
は継手本体3aと一体形成され、その内周にシールリン
グ7aが配設されている。接続突起20の周囲には電線
接続端子である導電板21が固設されており、その導電
板21の端部に継手本体3aの側面から貫設されたリー
ド端子19aが接続されている。
【0020】一方電線内蔵チューブ1aは同心円状に二
つのチューブを有している。この内部チューブ22は一
定間隔ごとに外部チューブ23に形成された支持体29
により支持されている。前記外部チューブ23の外周部
には指示ペイント24a,24bが施され、指示ペイン
ト24aはチューブ切断位置が前記支持体29の部分を
外れて行われるようにしている。また外部チューブ23
と内部チューブ22の間には電線用のスペースが形成さ
れ、外部チューブ23の内側に電線である導電体25が
接着等により接合されている。内部チューブ22は流体
通路である流体管路14aとなっている。指示ペイント
24bは、開放筒12の指示ペイント24cと対応され
るものであり、これら24b,24cを対応させること
により、導電体25と導電板21とが正確に接続され
る。
【0021】この第2実施例においては、切断指示ペイ
ント24aで示される任意の位置で電線内蔵チューブ1
aを切断して、そのチューブ1aを継手2aに挿入す
る。チューブ1aを完全に挿入すると継手2aの内部に
おいてはチューブ1aの内部チューブ22が接続突起2
0の内部に接続された形となる。外部チューブ23の内
側に接着された導電体25と継手2aの内部にある導電
板21は接続の際チューブ1aの長手方向に傾斜を持っ
ている導電板21が外部チューブ23を押し広げる形と
なり互いに接触し電気的な接続状態となる。
【0022】このように本実施例では、テーパー状の導
電板21に導電体25を挟入するため電気的な接続状態
が非常に良く接続不良を起こしにくく、接続部の耐久性
についても向上することができる。 (第3実施例) 次に、本考案を具体化した第3実施例を図14〜図18
に従って説明する。
【0023】接続部の中央に位置するように継手本体3
bには筒状部をなす流体通路接続部である絶縁ブッシュ
26が貫設され、その内部に電線接続端子である導電ピ
ン27が貫設されている。絶縁ブッシュ26の先端には
凹部が形成されており、その底面から導電ピン27が突
出している。この導電ピン27は図16に示すようにそ
の先端部はバネ28で押圧されており、軸方向に移動可
能である。継手側流体通路6bは絶縁ブッシュ26のま
わりに形成されている。
【0024】一方電線内蔵チューブ1bの外部チューブ
23aの内部には丸棒樹脂30が配設されている。その
丸棒樹脂30と外部チューブ23aとの間を流体通路で
ある流体管路14bとし、この丸棒樹脂30は一定間隔
ごとに外部チューブ23aに形成された支持体29aで
外部チューブ23aにより支持されている。丸棒樹脂3
0内部には電線である導電体25aが埋設されている。
【0025】従って、この第3実施例においては、チュ
ーブ1bを完全に挿入すると継手2bの内部においては
チューブ1b内の丸棒樹脂30が絶縁ブッシュ26に挿
入された形となる。丸棒樹脂30内の導電体25aと継
手2b内のリードピン8bは接続の際、導電体25aの
端面をリードピン8bの先端、導電ピン27が押す状態
となる。前記接続操作が完了した後も導電ピン27はバ
ネ28によってある程度導電体25aの方向へ押さえら
れる形となり、導電体25aと電気的な接続状態とな
る。
【0026】図17、図18に別例の断面図を示した。
チューブ内の丸棒樹脂30aには導電体25b以外に位
置決め穴31が形成されている。また絶縁ブッシュ26
aの凹部にはリードピン8bとは別に位置決めピン32
が突設されている。
【0027】位置決めピン32と位置決め穴31との嵌
合により絶縁ブッシュ26aとチューブ1cとを所定の
位置関係をもって接続でき、電気的誤接続を防止するこ
とができる。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように、第1の考案によれ
ば、チューブ切断場所が一箇所ですみ、従来技術が原因
としている規定外の切断間隔による流体漏れあるいは、
接続不良がなく、更にはチューブ接続と同時に電線も接
続できることからその接続作業が容易になるという効果
を奏する。
【0029】第2の考案によれば、接続時においてチュ
ーブに対して特別な処理を必要とすることなく、しかも
どの部分で切断しても構わず作業が容易であるという効
果を奏する。
【0030】第3の考案によれば、電気的な接続時に
ューブの挿入とともに筒状の流体接続部に周設された電
線接続端子が電線を押し電気回路を構成するため、接触
不良を起こしにくいという効果を奏する。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した第1実施例に係わる電線内
蔵チューブ及び継手の接続状態を示す断面図である。
【図2】同じく本考案の第1実施例に係わる電線内蔵チ
ューブ及び継手の接続状態を示す断面図である。
【図3】同じく本考案の第1実施例に係わる継手の正面
図である。
【図4】同じく本考案の第1実施例に係わる爪の正面図
である。
【図5】同じく本考案の第1実施例に係わる電線内蔵チ
ューブの断面図である。
【図6】同じく本考案の第1実施例に係わる電線内蔵チ
ューブの別例を示す断面図である。
【図7】同じく本考案の第1実施例に係わる電線内蔵チ
ューブの別例を示す断面図である。
【図8】同じく本考案の第1実施例に係わる電線内蔵チ
ューブの別例を示す断面図である。
【図9】本考案を具体化した第2実施例に係わる電線内
蔵チューブ及び継手の接続状態を示す半断面図である。
【図10】同じく本考案の第2実施例に係わる電線内蔵
チューブ及び継手の接続状態を示す軸方向の断面図であ
る。
【図11】同じく本考案の第2実施例に係わる電線内蔵
チューブの断面図である。
【図12】同じく本考案の第2実施例に係わる継手の正
面図である。
【図13】同じく本考案の第2実施例に係わる電線内蔵
チューブの平面図である。
【図14】本考案を具体化した第3実施例に係わる電線
内蔵チューブ及び継手の接続状態を示す半断面図であ
る。
【図15】同じく本考案の第3実施例に係わる電線内蔵
チューブの断面図である。
【図16】同じく本考案の第3実施例に係わる導電ピン
の断面図である。
【図17】同じく本考案の第3実施例に係わる電線内蔵
チューブの別例を示した断面図である。
【図18】同じく本考案の第3実施例に係わる電線内蔵
チューブの別例の接続状態を示した部分断面図である。
【符号の説明】
5 流体通路接続部を構成するニップル、8 電線接続
端子を構成するリードピン、14 流体通路を構成する
流体管路、15 電線を構成する管状導電線、20 流
体通路接続部を構成する接続突起、21 電線接続端子
を構成する導電板、25 電線を構成する導電体、26
流体通路接続部を構成する絶縁ブッシュ、27 電線
接続端子を構成する導電ピン。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手本体に凹部を形成し、継手本体の開
    口部から前記凹部へ挿入される電線内蔵チューブが接続
    される電線内蔵チューブ用継手において、前記凹部の底
    部から前記開口部へ向けて流体通路接続部を筒状に突出
    形成するとともに、前記底部から流体通路接続部と同方
    向に突出する電線接続端子を設け、更に前記流体通路接
    続部の周面には流体通路と前記電線接続端子との間の流
    体の流通を遮断するシール部材を設け、前記電線内蔵チ
    ューブの流路端部と電線端部とが当該チューブの長手方
    向の略同位置にある場合に前記流体通路接続部の最奥部
    まで電線内蔵チューブが挿入された際に前記電線接続端
    子と前記電線端部とが接続されるように電線接続端子の
    位置を設定したことを特徴とする電線内蔵チューブ用継
    手。
  2. 【請求項2】 継手本体に凹部を形成し、継手本体の開
    口部から前記凹部へ挿入される電線内蔵チューブが接続
    される接続構造において、 前記凹部の底部から前記開口部へ向けて流体通路接続部
    を筒状に突出形成するとともに、前記流体通路接続部外
    の前記底部から流体通路接続部と同方向に突出する電線
    接続端子を設け、更に前記流体通路接続部の外周面には
    流体通路と前記電線接続端子との間の流体の流通を遮断
    するシール部材を設け、 電線内蔵チューブの軸心部分に流体通路を、外周部分に
    電線をそれぞれ配置するとともに、電線を環状に形成
    し、前記流体通路端部と電線端部とを電線内蔵チューブ
    の長手方向の略同位置に設定し、 前記流体通路接続部及び電線接続端子をそれぞれ前記流
    体通路内及び電線内に挟入し、前記流体通路接続部の最
    奥部まで電線内蔵チューブが挿入された際に前記電線接
    続端子と前記電線端部とが接続されるように電線接続端
    子の位置を設定したことを特徴とする接続構造。
  3. 【請求項3】 継手本体に凹部を形成し、継手本体の開
    口部から前記凹部へ挿入される電線内蔵チューブが接続
    される接続構造において、 前記凹部の底部から前記開口部へ向けて流体通路接続部
    を筒状に突出形成するとともに、前記流体通路接続部外
    の前記底部から流体通路接続部と同方向に突出する電線
    接続端子を設け、更に前記流体通路接続部の内周面には
    流体通路と前記電線接続端子との間の流体の流通を遮断
    するシール部材を設け、 電線内蔵チューブの軸心部分に流体通路を、外周部分に
    電線をそれぞれ配置するとともに、電線を流体通路と同
    心の環状面上に形成し、前記流体通路端部と電線端部と
    を電線内蔵チューブの長手方向の略同位置に設定し、 前記流体通路接続部内に前記流体通路を挟入させるとと
    もに、前記電線接続端子を前記電線内に挟入し、前記流
    体通路接続部の最奥部まで電線内蔵チューブが挿入され
    た際に前記電線接続端子と前記電線端部とが接続される
    ように電線接続端子の位置を設定したことを特徴とする
    接続構造。
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JPH0222493U (ja) * 1988-07-29 1990-02-14
JPH0230595U (ja) * 1988-08-18 1990-02-27
JPH0231204U (ja) * 1988-08-23 1990-02-27

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