JP2559349Y2 - トランスミッションのスイッチ装置 - Google Patents

トランスミッションのスイッチ装置

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JP2559349Y2
JP2559349Y2 JP10243691U JP10243691U JP2559349Y2 JP 2559349 Y2 JP2559349 Y2 JP 2559349Y2 JP 10243691 U JP10243691 U JP 10243691U JP 10243691 U JP10243691 U JP 10243691U JP 2559349 Y2 JP2559349 Y2 JP 2559349Y2
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JP
Japan
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switch
lever
face
switch device
operating pin
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JP10243691U
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Inventor
義広 村岡
Original Assignee
小松フォークリフト株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この考案はフォークリフトトラッ
ク等の荷役車両のトランスミッションにおいて,トラン
スミッションケースにカバーがボルト等で締結されてい
て,該カバーに装着されたバックランプ(後退合図灯)
等のスイッチに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図3はトランスミッションケースaにカ
バーbがボルトcで締結されていて,該カバーbにバッ
クランプ(図示せず)等のスイッチdが装着されている
要部断面図であって,該スイッチdを作動させるための
従来の構造を示し,シャフトeが回転することにより該
シャフトeに固定されたレバーfに設けられた端面f
が点線で示したfの位置に来て,スイッチdの作動ピ
ンdをスイッチd内に押し込むことにより,該スイッ
チdが属する電気回路をオン・オフ(開閉)するように
なっている。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】上記従来のスイッチ装
置においては,上記図3に示したレバーfの端面f
は,スイッチdの作動ピンdの作動方向d−d
に直角であり,かつ,該作動方向d−dとシャフト
eの中心とは,寸法eだけ偏心しているので,カバー
bをトランスミッションケースaに取付ける位置がバラ
ツクことにより,作動ピンdの押し込み量が変化し
て,スイッチdが作動したり,作動しなかったりする問
題があった。これを更に図5を用いて説明する。図5に
おいてカバーbのスイッチd取付面bにおけるスイッ
チd取付位置のバラツキ量L,及びレバーfの回転角の
バラツキ量Θによる押し込み量の変化Mにより,作動ピ
ンdはH’で示した押し込み量の変化が発生し,この
H’で示した量が大きいので上記したようにスイッチd
が作動したり,作動しなかったりする大きい問題が生ず
るのである。 【0004】 【課題を解決するための手段及び作用】この考案は上記
に鑑みなされたものであって,トランスミッションケー
スに締結されたカバーに装着された電気スイッチであっ
て,回転するシャフトに固定されたレバーが回動して,
該レバーの端面が上記電気スイッチの作動ピンに当接し
て該作動ピンを押し込むことにより,上記スイッチを開
閉するスイッチ装置において,スイッチ当り面となる前
記レバーの端面を斜面に形成して,スイッチ当接時にス
イッチとレバーの端面がほぼ直角となるようにした。上
記構成により電気スイッチの取付位置のバラツキと、レ
バー回転角のバラツキとを総合した作動ピンの作動量の
変化を最小にすることにより,電気スイッチが作動した
り,作動しなかったりする問題をなくし,スイッチ装置
の操作性を良くしたものである。 【0005】 【実施例】以下図面に基づいてこの考案の実施例につい
て説明する。図1はこの考案の第1実施例を示し,トラ
ンスミッションケース1にカバー2がボルト3で締結さ
れていて,該カバー2にバックランプ(図示せず)等の
スイッチ4が装着されている要部断面図であって,該ス
イッチ4を作動させるためにシャフト5に固定されたレ
バー6に設けられた端面61が点線で示した62の位置
に来て,スイッチ4の作動ピン41をスイッチ4内に押
し込むことにより,該スイッチ4が属する電気回路をオ
ン・オフ(開閉)するようになっている。そしてこの実
施例においては,レバー6に設けられた端面61が点線
で示した62の位置に来たときに,スイッチ4の作動ピ
ン41の作動方向42−42に直角になるように,端面
61が線分63−64で示す斜面になるように形成され
ている。 【0006】この実施例の作用を更に図4を用いて説明
する。図4において(図1も参照して)カバー2のスイ
ッチ4取付面21におけるスイッチ4取付装置がバラツ
キ量Lだけバラツイても,作動ピン41の押し込み量に
変化はなく,レバー6の回転角のバラツキ量Θによる押
し込み量の変化Nにより作動ピン41はHで示す小さい
変化量(ほぼNに等しい)が発生するのみであり,また
従来の上記図5と比較したとき,回転角のバラツキ量Θ
が同一でも,レバー端面の変化量は図4におけるNと図
5におけるMと比較すれば明らかなようにNの方が小さ
いので,この実施例における押し込み量の変化は極めて
小さいものである。 【0007】次に図2にこの考案の第2実施例を示す。
この第2実施例の特徴は,4と7の2個のスイッチを1
個のレバー8で作動させるようにしたことであって,レ
バー8に設けた端面81及び82がそれぞれ点線で示し
た作動位置83または84に来ると,スイッチ4または
7が作動するようになっていて,しかもそれぞれの作動
位置において作動ピン41の作動方向42−42,また
は作動ピン71の作動方向72−72に直角になるの
で,スイッチ4または7の取付位置のバラツキ及びレバ
ー8の回転角のバラツキによる作動ピン41または71
の押し込み量の変化が極めて小さいものである。そして
この第2実施例においては,2個のスイッチが同時にバ
ラツキの影響を受けるため,第1実施例に比しより効果
的である。 【0008】 【考案の効果】この考案は以上詳述したようにして成る
ので,電気スイッチの取付位置のバラツキと,レバー回
転角のバラツキとを総合した作動ピンの作動量の変化が
最小になるので,電気スイッチが作動したり,作動しな
かったりする問題が無くなり,スイッチ装置の運転操作
性が大幅に良くなるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】この考案の第1実施例の要部断面図である。 【図2】この考案の第2実施例の要部断面図である。 【図3】従来のスイッチ装置の要部断面図である。 【図4】この考案の該1実施例の作用説明図である。 【図5】従来のスイッチ装置の作用説明図である。 【符号の説明】 2 カバー 4 電気スイッチ 5 シャフト 6 レバー 41 作動ピン 61 レバー端面

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 トランスミッションケースに締結されたカバーに装着さ
    れた電気スイッチであって,回転するシャフトに固定さ
    れたレバーが回動して,該レバーの端面が上記電気スイ
    ッチの作動ピンに当接して該作動ピンを押し込むことに
    より,上記スイッチを開閉するスイッチ装置において,
    スイッチ当り面となる前記レバーの端面を斜面に形成し
    て,スイッチ当接時にスイッチとレバーの端面がほぼ直
    角となるようにしたことを特徴とするトランスミッショ
    ンのスイッチ装置。
JP10243691U 1991-11-18 1991-11-18 トランスミッションのスイッチ装置 Expired - Lifetime JP2559349Y2 (ja)

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JPH0545321U JPH0545321U (ja) 1993-06-18
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