JP2558906B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2558906B2
JP2558906B2 JP2026495A JP2649590A JP2558906B2 JP 2558906 B2 JP2558906 B2 JP 2558906B2 JP 2026495 A JP2026495 A JP 2026495A JP 2649590 A JP2649590 A JP 2649590A JP 2558906 B2 JP2558906 B2 JP 2558906B2
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    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディスク状の情報記録媒体を用いてセクタ
単位でのデータ記録再生を行なう情報記録再生装置に関
するものであり、特にホストコンピュータとの間の効率
的なデータ転送を実行するための情報記録再生装置であ
る。
従来の技術 近年、光ディスクのようなスパイラル状のトラック構
造を持つ情報記録媒体を用いた情報記録再生装置は、パ
ーソナルコンピュータからワークステーションまで様々
なホストコンピュータの二次記憶装置として使用されつ
つある。このような情報記録再生装置では、情報記録媒
体に対して一定の速度でデータ記録再生動作が実行され
るにもかかわらず、ホストコンピュータと情報記録再生
装置との間のデータ転送速度にはホストコンピュータの
性能によって大きな差異がある。したがって、高密度記
録やディスク回転速度の高速化にともなってデータ記録
再生速度が向上しつつあるにもかかわらず、パーソナル
コンピュータでは情報記録再生装置との間のデータ転送
速度がデータ記録再生速度よりも遅いために情報記録再
生装置がもつ性能を十分に引き出すことが出来ないこと
がある。
以下では図面を参照しながら、上述した従来の情報記
録再生装置のデータ記録再生動作の一例について説明す
る。第8図は、従来の情報記録再生装置のブロック構成
図である。第8図において、1は情報記録媒体が装着さ
れたドライブ装置、2はドライブ装置1に対するデータ
記録再生動作を制御するドライブ制御装置、3はドライ
ブ制御装置2に対してデータ記録再生動作を要求するホ
ストコンピュータ、4はその内部に格納された制御手順
によりドライブ制御装置2全体を制御するマイクロプロ
セッサ、5はマイクロプロセッサ4が設定した目標セク
タアドレス100にしたがってデータ記録再生動作を実行
する目標セクタを検出する目標セクタ検出回路、6はホ
ストコンピュータ3との間で目標セクタに記録する記録
情報101および目標セクタから再生した再生情報102の転
送動作を制御するホストインタフェース制御回路、7は
記録情報101にエラー訂正符号を付加し記録データを生
成したり再生データに対するエラー訂正処理を実行して
再生情報102を生成するエラー訂正回路、8は記録デー
タを変調して記録信号103を生成して目標セクタに記録
したり目標セクタ内から読みださる再生信号104を復調
して再生データを生成するデータ変復調回路、9はホス
トインタフェース回路6やエラー訂正回路7そしてデー
タ変復調回路8とデータバス10を介して接続されデータ
記録再生動作の中で実行される処理において必要とする
データを一時記憶するメモリ回路である。
以上のように構成された従来の情報記録再生装置につ
いて、その動作を以下に説明する。
なお、説明の簡単化のため、以下では目標セクタが位
置したトラックへのシーク動作に関する説明を省略す
る。まず、1セクタのデータ記録動作では、マイクロプ
ロセッサ4がホストコンピュータ3からデバイスコマン
ド105を受け取るとデータ転送起動信号106をホストイン
タフェース回路6に送出すると、ホストインタフェース
回路6は起動されてデータ転送ビジー信号107を送出す
るとともに記録情報101の転送を実行してデータバス10
を介してメモリ回路9に一時記憶させる。次に、データ
転送ビジー信号107の送出停止によりデータ転送動作の
実行完了を検知したマイクロプロセッサ4が続いてエラ
ー訂正処理起動信号108を送出すると、エラー訂正回路
7は起動されてエラー訂正ビジー信号109を送出すると
ともにメモリ回路7から記録情報101を読みだし、これ
に対応したエラー訂正符号を計算した後これを付加した
記録データを再びメモリ回路9に一時記憶する。さら
に、エラー訂正ビジー信号109の送出停止によりエラー
訂正処理動作の実行完了を検知したマイクロプロセッサ
4がデータ記録動作を実行するセクタのアドレスを目標
セクタアドレス100として目標セクタ検出回路5に設定
すると、目標セクタ検出回路5はドライブ装置1が送出
する再生信号104からアドレス信号を弁別・復調して目
標セクタのアドレスとの一致検出を行う。目標セクタの
アドレスが検出されると目標セクタ検出回路5は変復調
処理起動信号110を送出する。起動されたデータ変復調
回路8は変復調ビジー信号111を送出するとともにメモ
リ回路9に一時記憶された記録データを読みだして変調
し、生成された記録信号103をドライブ装置1へ送出し
て目標セクタに記録する。最後に、変復調ビジー信号の
送出停止によってデータ変復調動作の実行完了を検知し
たマイクロプロセッサ4は、コマンドステータス112を
ホストコンピュータ3へ送出することによりコマンド処
理を完了する。
また、1セクタからのデータ再生動作は次のように実
行される。マイクロプロセッサ4がホストコンピュータ
3からデバイスコマンド105を受け取ると、データ再生
動作を実行するセクタのアドレスを目標セクタアドレス
100として目標セクタ検出回路5に設定する。目標セク
タ検出回路5はドライブ装置1が送出する再生信号104
からアドレス信号を弁別・復調して目標セクタアドレス
100との一致検出を行う。目標セクタのアドレスが検出
されると目標セクタ検出回路5は変復調処理起動信号11
0を送出する。起動されたデータ変復調回路8は、変復
調ビジー信号111を送出するとともに再生信号104から弁
別・復調した再生データをメモリ回路9内に一時記憶す
る。次に、変復調ビジー信号111の送出停止によってデ
ータ復調動作の実行完了を検知したマイクロプロセッサ
4が続いてエラー訂正処理起動信号108を送出すると、
エラー訂正回路7は起動されてエラー訂正ビジー信号10
9を送出するとともにメモリ回路9に一時記憶された再
生データを読みだしてエラー訂正処理を実行する。エラ
ー訂正処理ビジー信号109の送出停止によりエラー訂正
処理の実行完了を検知したマイクロプロセッサ4がデー
タ転送起動信号106をホストインタフェース制御回路6
に送出すると、ホストインタフェース制御回路6は起動
されてデータ転送ビジー信号107を送出するとともにエ
ラー訂正処理によって生成された再生情報101をメモリ
回路9から読みだしホストコンピュータ3へ転送する。
最後に、データ転送ビジー信号の送出停止によってデー
タ転送動作の実行完了を検知したマイクロプロセッサ4
は、コマンドステータス112をホストコンピュータ3へ
送出することによってコマンド処理を完了する。
これまでに説明した1セクタを対象とするデータ記録
再生動作では、データ転送処理とエラー訂正処理そして
データ変復調処理がシーケンシャルに実行される。しか
し、複数のセクタを対象としたデータ記録再生動作で
は、これら3種類の処理が並列して実行される。つまり
メモリ回路9は複数のページに分割して管理され、各ペ
ージは個々の目標セクタに対応した記録データや再生デ
ータなどが一時記憶される。そして、ホストインタフェ
ース回路6やエラー訂正回路7そしてデータ変復調回路
8はそれぞれ異なるページを使用してデータ転送処理と
エラー訂正処理そしてデータ変復調処理を並列に実行す
る。第9図は、これらの処理が並列的に実行されるデー
タ再生動作におけるドライブ制御装置2の動作状態を概
略的に示した動作説明図である。第9図において、ドラ
イブ制御装置2はページ0からページ3までの4ページ
に分割されたメモリ回路9を内蔵し、セクタS0からセク
タS4までの5セクタについてデータ再生動作を実行す
る。第9図(a)はデータ変復調回路8が送出するデー
タ変復調ビジー信号111の状態を示している。第9図
(b)はデータ復調処理と同程度の処理速度でエラー訂
正処理を実行することができるエラー訂正回路7が送出
するエラー訂正ビジー信号109の状態を示している。ま
た、第9図(c)はデータ復調処理と同程度の処理速度
でデータ転送処理が実行されたときにホストインタフェ
ース制御回路6が送出するデータ転送ビジー信号107の
状態を示している。さらに、第9図(d)はデータ復調
処理の約3倍の処理時間を必要とするようなデータ転送
処理が実行されたときにホストインタフェース制御回路
6が送出するデータ転送ビジー信号107を示している。
なお、図中におけるPn(n=0〜3)は、データ転送処
理、エラー訂正処理あるいはデータ変復調処理を実行す
るために使用するメモリ回路9のページ番号を表してい
る。ホストインタフェース回路6、エラー訂正回路7そ
してデータ変復調回路8が使用するメモリ回路9のペー
ジは、これらの回路が内蔵するページカウンタ(図示せ
ず)を使用して次のように制御される。まず、マイクロ
コンピュータ4がホストコンピュータ3から送出された
デバイスコマンド105を解釈すると、ホストインタフェ
ース回路6、エラー訂正回路7そしてデータ変復調回路
8に内蔵されたページカウンタに対して各回路が先頭ペ
ージ(ページ0)を使用するように初期設定を行う。次
に、各回路は1セクタの処理が終了する毎に内蔵したペ
ージカウンタの内容をインクリメントする。このとき、
最終ページ(ページ3)がインクリメンされるとページ
カウンタの内容は再び先頭ページに設定され、メモリ回
路9内の各ページは周期的に使用される。
まず、第9図(c)に示すようにデータ復調処理と同
程度の処理速度でデータ転送処理が実行可能な場合につ
いて、データ再生動作を以下に説明する。
(1)ページ0(P0)を使用したセクタS0のデータ復調
処理の実行 (2)ページ1(P1)を使用したセクタS1のデータ復調
処理とページ0に一時記憶されたセクタS0からの再生デ
ータに対するエラー訂正処理の並列実行 (3)ページ2(P2)を使用したセクタS2のデータ復調
処理とページ1に一時記憶されたセクタS1からの再生デ
ータに対するエラー訂正処理とページ0に一時記憶され
たのセクタS0からの再生情報に対するデータ転送処理の
並列実行 (4)上記の処理(3)を後続の2つのセクタについて
繰り返し実行 (5)ページ0に一時記憶されたセクタS4からの再生デ
ータに対するエラー訂正処理とページ3に一時記憶され
たのセクタS3からの再生情報に対するデータ転送処理の
並列実行 (6)ページ0に一時記憶されたセクタS4からの再生情
報に対するデータ転送処理の実行 以上で説明したように、データ転送処理の実行速度が
データ復調処理と同程度あるいはそれ以上の処理速度で
が実行される場合、連続的なデータ再生動作の実行が可
能となる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、これまでに説明したようなデータ転送
処理とエラー訂正処理そしてデータ変復調処理を並列実
行する情報記録再生装置が、第9図(d)に示すように
データ転送処理の実行速度がデータ復調処理よりも遅い
ホストコンピュータに接続されることがある。この場
合、時刻t0においてページ0に一時記憶されたのセクタ
S0からの再生情報に対するデータ転送処理が完了する前
にページ0を使用したセクタS0のデータ復調処理が起動
されるような状態が発生する。このような状態において
データ復調処理が起動されれば、データ転送処理を実行
するホストインタフェース制御回路6とデータ復調処理
を実行するデータ変復調回路8が同一ページをアクセス
することとなり、ページ0の内容はデータ復調処理によ
って書き換えられる結果となる。つまり、ホストコンピ
ュータ3がメモリ回路9の容量を超えるデータ転送を要
求しながらもデータ転送速度がデータ記録再生速度より
遅い場合には、誤った再生情報がホストコンピュータ3
へ転送されるという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、ホストコンピュータが持つ
様々なデータ転送速度に適応したデータ記録再生動作の
制御を実現することによって、データ信頼性を損なわず
に効率的なデータ転送動作を実行できることを特徴とし
た情報記録再生装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本発明の情報記録再生
装置は、複数セクタから読みだされたデータを一時記憶
するデータ保持手段と、情報記録媒体からデータを再生
するためのデータ復調処理とホストコンピュータとのデ
ータ転送処理の実行時間を比較するデータ転送モード判
定手段と、情報記録媒体から読みだされるべきデータ量
をデータ保持手段によって保持できるデータ量以下のデ
ータ処理単位に分割し、このデータ処理単位に対するデ
ータ復調処理が終了した後にデータ処理単位に対するデ
ータ転送処理を実行するバッファリングモード再生制御
手段と、データ復調処理とデータ転送処理を並列実行す
る連続モード再生制御手段と、データ転送モード判定手
段による判定結果により連続モード再生制御手段あるい
はバッファリングモード再生制御手段を選択するデータ
再生動作選択手段という構成を備えたものである。
さらに、本発明の情報記録再生装置は、複数セクタに
記録されるデータを一時記憶するデータ保持手段と、情
報記録媒体にデータを記録するためのデータ変調処理の
実行時間とホストコンピュータとのデータ転送処理の実
行時間とを比較するデータ転送モード判定手段と、情報
記録媒体に記録されるべきデータ量をデータ保持手段に
よって保持できるデータ量以下のデータ処理単位に分割
し、このデータ処理単位に対するデータ転送処理が終了
した後にデータ処理単位に対するデータ変調処理を実行
するバッファリングモード記録制御手段と、データ転送
処理とデータ変調処理を並列実行する連続モード記録制
御手段と、データ転送モード判定手段による判定結果に
より連続モード記録制御手段あるいはバッファリングモ
ード記録制御手段を選択するデータ記録動作選択手段と
いう構成を備えたものである。
作用 上記の構成によって、本発明の情報記録再生装置はデ
ータ再生動作においてデータ転送処理の実行時間をデー
タ復調処理の実行時間と比較する。そして、データ転送
処理の実行速度が遅い場合には、情報記録再生装置に一
時記憶できるデータ量に対応してデータ再生領域を複数
のデータ処理単位て分割し、各データ処理単位について
データ復調処理とデータ転送処理を交互に実行するバッ
ファリングモードでデータ再生動作を実行することによ
り誤った再生情報がホストコンピュータへ転送されるこ
とを防止する。逆に、データ転送処理の実行速度が早い
場合、データ変調処理とデータ転送処理を並列実行する
連続モードにより高速のデータ再生動作実行可能とな
る。
また、本発明の情報記録再生装置はデータ記録動作に
おいてデータ転送処理の実行時間をデータ変調処理の実
行時間と比較する。そして、データ転送処理の実行速度
が遅い場合には、情報記録再生装置に一時記憶できるデ
ータ量に対応してデータ記録領域を複数のデータ処理単
位て分割し、各データ処理単位についてデータ転送処理
とデータ変調処理を交互に実行するバッファリングモー
ドでデータ記録動作を実行することにより誤った記録情
報が情報記録媒体へ記録されることを防止する。逆に、
データ転送処理の実行速度が早い場合、データ転送処理
とデータ変調処理を並列して実行することによって高速
のデータ記録動作が実行可能となる。
実施例 本発明の情報記録再生装置について、図面を参照しな
がら以下に説明する。第1図は、本発明の情報記録再生
装置の一実施例におけるブロック構成図である。第1図
において、1から10までは従来例の説明に使用した第5
図の構成要素と同一である。また、11はデータ変復調回
路8が送出する変復調ビジー信号111からデータ変復調
処理の実行時間を計測するデータ変復調時間計測回路、
12はホストインタフェース制御回路6が送出するデータ
転送ビジー信号107からデータ転送処理の実行時間を計
測するデータ転送時間計測回路、13はデータ変復調時間
計測回路11あるいはマイクロプロセッサ4が送出するデ
ータ変復調時間112をホストインタフェース制御回路6
が送出するデータ転送時間113と比較してデータ転送処
理の動作モードを判定するデータ転送モード制御回路で
ある。
以上のように構成された本実施例の情報記録再生装置
について、その動作を以下に説明する。以下ではメモリ
回路9がページ0からページ3までの4ページに分割さ
れるものとし、セクタS0からセクタS5までの6セクタに
対するデータ再生動作とデータ記録動作のそれぞれにつ
いて説明する。第2図は、データ復調処理と同程度の処
理速度を持つデータ転送処理が実行されるデータ再生動
作(以下では、このような動作モードを連続モードと呼
ぶ)においてドライブ制御装置2の動作状態を概略的に
示した動作説明図である。また、第3図はデータ復調処
理より低速のデータ転送処理が実行されるデータ再生動
作(以下では、このような動作モードをバッファリング
モードと呼ぶ)においてドライブ制御装置2の動作状態
を概略的に示した動作説明図である。第2図および第3
図において、(a)はデータ変復調回路8が送出するデ
ータ変復調ビジー信号111の状態を、(b)はエラー訂
正回路7が送出するエラー訂正ビジー信号109の状態
を、また(c)はホストインタフェース制御回路6が送
出するデータ転送ビジー信号107の状態をそれぞれ示し
ている。なお、図中におけるPn(n=0〜3)は、デー
タ転送処理、エラー訂正処理あるいはデータ変復調処理
を実行するために使用するメモリ回路9のページ番号を
表している。次に、目標セクタが位置したトラックへの
シーク動作は既に完了したものとして、セクタS0から始
まるデータ再生動作を、第1図のブロック図と第2図お
よび第3図の動作説明図を参照しながら第4図のフロー
チャートに従って以下に説明する。
(1)ホストコンピュータ3がデータ再生動作を要求す
るデバイスコマンド105を送出すると、マイクロプロセ
ッサ4はホストインタフェース制御回路6・エラー訂正
回路7・データ変復調回路8に内蔵されたページカウン
タをページ0に初期設定する。次に、データ再生動作を
実行する先頭セクタS0のアドレスを目標セクタアドレス
100として目標セクタ検出回路5に設定する。目標セク
タ検出回路5はドライブ装置1から送出される再生信号
104からアドレス信号を弁別・復調し目標セクタアドレ
スとの一致を検出すると、データ変復調回路8およびデ
ータ変復調時間計測回路11に対して変復調処理起動信号
110を送出する。起動されたデータ変復調回路8は、ペ
ージ0(P0)を使用してセクタS0のデータ復調処理の実
行する。また、第2図および第3図の時刻t1において起
動されたデータ変復調時間計測回路11は、データ復調処
理の実行中に送出される変復調ビジー信号111からその
実行時間の計測を開始する。そして、時刻t2に変復調ビ
ジー信号111の送出が停止されてデータ復調処理が終了
すると、データ変復調時間計測回路11は計測したデータ
変復調時間112をデータ転送モード制御回路13に送出す
る。
(2)先頭セクタのデータ復調処理が終了すると、マイ
クロプロセッサ4は目標セクタアドレス100の再設定を
行い目標セクタ検出回路5が目標セクタを一致検出する
ことによりページ1(P1)を使用したセクタS1のデータ
復調処理が起動される。変復調ビジー信号111の送出に
よってデータ復調処理の起動を検出したマイクロプロセ
ッサ4は、エラー訂正処理起動信号108を送出してペー
ジ0に一時記憶されたセクタS0からの再生データに対す
るエラー訂正処理を並列実行する。
(3)セクタS1のデータ復調処理およびページ0を使用
したエラー訂正処理が終了すると、マイクロプロセッサ
4は目標セクタアドレス100の再設定を行って、ページ
2(P2)を使用したセクタS2のデータ復調処理を起動す
る。データ復調処理の起動を検出すると、マイクロプロ
セッサ4はページ1に一時記憶されたセクタS1からの再
生データに対するエラー訂正処理とページ0に一時記憶
されたのセクタS0からの再生情報に対するデータ転送処
理の並列実行を起動する。
(4)第2図および第3図の時刻t3においてセクタS2
対するデータ復調処理の終了を検出すると、マイクロプ
ロセッサ4はデータ転送ビジー信号107の状態を検査す
る。このとき、データ転送ビジー信号107がデータ転送
処理の終了状態にあれば、マイクロプロセッサ4は処理
手順(5)から(8)にしたがって第2図の動作説明図
に記載したような連続モードによりデータ再生動作を実
行する。一方、時刻t3にデータ転送ビジー信号107がデ
ータ転送処理の実行中を示していれば、マイクロプロセ
ッサ4は処理手順(9)から(14)にしたがって第3図
の動作説明図に記載しなようなバッファリングモードに
よりデータ再生動作を実行する。
(5)連続モードによるデータ再生動作では、最終セク
タS5に対するデータ復調処理が終了するまで次の処理手
順(6)を繰り返し実行する。
(6)マイクロプロセッサ4は目標セクタアドレス100
の再設定を行って、後続セクタに対するデータ復調処理
を起動する。データ復調処理の起動を検出すると、マイ
クロプロセッサ4はデータ復調された再生データのエラ
ー訂正処理とエラー訂正処理が完了した再生情報に対す
るデータ転送処理を並列して実行する。
(7)最終セクタS5のデータ復調処理が完了すると、マ
イクロプロセッサ4はページ1に一時記憶されたセクタ
S5からの再生データに対するエラー訂正処理とページ0
に一時記憶されたセクタS4からの再生情報に対するデー
タ転送処理を並列実行する。
(8)ページ1に一時記憶された最終セクタS5からの再
生情報に対するデータ転送処理を実行して、マイクロプ
ロセッサ4は連続モードによるデータ再生動作を完了し
て、コマンドステータス112をホストコンピュータ3へ
送出しコマンド実行を完了する。
(9)バッファリングモードによるデータ再生動作にお
いて、最終ページP3を使用したデータ復調処理が終了す
るまでマイクロプロセッサ4はデータ復調処理とエラー
訂正処理を並列して実行する。そして、最終ページに一
時記憶された再生データに対するエラー訂正処理を実行
する。
(10)マイクロプロセッサ4は、ページ1(P1)から最
終ページ(P3)までに一時記憶された再生情報に対する
データ転送処理を連続的に実行することによりメモリ回
路9の容量に対応した4セクタのデータ再生動作を終了
する。
(11)マイクロプロセッサ4は、デバイスコマンド105
内にブロックカウントとして与えられたデータ再生動作
を実行する総セクタ数から既にデータ再生動作が終了し
たセクタ数を差し引いて未処理セクタ数を算出する。そ
して、この未処理セクタ数をメモリ回路9の容量と比較
し、未処理セクタ数が大きければメモリ回路9の容量つ
まり4セクタをデータ処理単位とし、未処理セクタ数が
大きくなければこの未処理セクタ数をデータ処理単位と
して処理手順(12)および(13)を実行する。したがっ
て、ブロックカウントとして6セクタが設定されたこの
データ再生動作では、データ処理単位として2セクタが
与えられる。
(12)マイクロプロセッサ4は算出されたデータ処理単
位の各セクタについて、以下のようなデータ復調処理と
エラー訂正処理を実行する。最初に、データ処理単位の
先頭セクタに対するデータ復調処理を実行し、次にデー
タ処理単位の2番目以降のセクタに対するデータ復調処
理とエラー訂正処理を並列して実行し、最後にデータ処
理単位の最終セクタに対するエラー訂正処理を実行す
る。
(13)エラー訂正処理まで完了したデータ処理単位の各
セクタについて、マイクロプロセッサ4はデータ転送処
理を連続的に実行しデータ処理単位に対するデータ再生
動作を完了する。
(14)マイクロプロセッサ4は、デバイスコマンド105
で与えられたデータ再生動作を実行すべき総セクタ数と
これまでにデータ再生動作を完了したセクタ数を比較し
て、全セクタに対するデータ再生動作の完了を判定す
る。全てのデータ再生動作が完了していれば、マイクロ
プロセッサ4はコマンドステータス112をホストコンピ
ュータ3へ送出しコマンド実行を完了する。また、デー
タ再生動作を実行していない未処理セクタがあれば、処
理手順(11)に戻って次のデータ処理単位に対するデー
タ再生動作を実行する。
ここでは、4セクタ分の再生データを保持できるメモ
リ回路9を用いてセクタS0からセクタS5までの6セクタ
に対するデータ再生動作を説明した。一般に、メモリ回
路9の容量より大きなデータに対する連続モードの再生
動作では、処理手順(6)が繰り返し実行される。ま
た、バッファリングモードの再生動作では、再生される
データがより多くのデータ処理単位に分割され、処理手
順(11)から(13)が繰り返し実行される。一方、再生
データがメモリ回路9の容量より小さい場合、動作モー
ドを判定する処理手順(4)をスキップして連続モード
によって全セクタのデータ再生動作が実行される。
また、上記の処理手順ではマイクロプロセッサ4がデ
ータ復調処理とデータ転送処理の実行時間を直接的に比
較してデータ転送の動作モードを判定した。しかし、デ
ータ復調処理の実行時間は情報記録媒体のディスクフォ
ーマットから算術的に計算することも可能である。例え
ば、1トラック内に25個のセクタが形成されたディスク
を2400rpmで回転させる情報記録再生装置では、1セク
タ相当の回転時間が1msとなり、この値からアドレスが
記録されたID部やギャップ領域が占める回転時間を差し
引いてデータが記録されるデータフィールドに対応した
回転時間を算出し、これをデータ復調時間として与える
ことができる。このようにして計算されたデータ復調処
理の実行時間をマイクロプロセッサ4は予め内部タイマ
ーに設定するとともに、このタイマーをデータ転送処理
の開始と同時に起動し、タイマーによる時間計測が完了
した時点でデータ転送処理の実行状態を検査して動作モ
ードを判定することも可能である。
さらに、上記の制御手順では先頭セクタに対するデー
タ復調処理とデータ転送処理の実行時間と比較して動作
モードを判定した。しかしながら、MCAV(Modified Con
stant Angular Velocity)フォーマットのようにディス
ク上に形成された多数のトラックが複数のゾーンに分割
されゾーン間で1トラック当りのセクタ数が異なるディ
スクフォーマットを使用した情報記録媒体では、データ
復調処理の実行時間が外周のセクタと内周のセクタで異
なり、内周トラック上のセクタほど実行時間が長くな
る。このような情報記録媒体を使用する情報記録再生装
置において、デバイスコマンドが複数のゾーン内のセク
タにまたがるデータ再生動作を要求したとき、先頭セク
タにおけるデータ復調処理の実行時間を基準として判定
したデータ転送の動作モードをコマンド実行途中に変更
することがある。つまり、ゾーン内の最終セクタに対す
るデータ再生動作が終了して次のゾーン内のセクタに対
するデータ復調処理が開始されたとき、再びデータ復調
処理の実行時間をデータ転送処理の実行時間と比較して
動作モードを判定する。そして、新たな判定結果にした
がってこのゾーン内の各セクタに対するデータ再生動作
を実行する。例えば、データ再生動作が外周よりのセク
タから内周方向へ進む場合、外周よりのゾーン内のセク
タではデータ復調処理の実行時間が短いためにデータ転
送処理の実行速度が相対的に遅いことからバッファリン
グモードでデータ再生動作が実行されるが、内周よりの
ゾーン内のセクタに対するデータ再生動作が開始される
とデータ復調処理の実行時間がデータ転送処理よりも長
くなり連続モードに切り替えられる結果となる。逆に、
データ再生動作が内周よりのセクタから外周方向へ進む
場合、連続モードで実行されていたデータ再生動作が途
中からバッファリングモードへ切り替えられることにな
る。
次に、セクタS0からセクタS5までの6セクタに対する
データ記録動作について説明する。第5図は、データ変
調処理と同程度の処理速度を持つデータ転送処理が実行
されるデータ記録動作(以下では、このような動作モー
ドを連続モードと呼ぶ)におけるドライブ制御装置2の
動作状態を概略的に示した動作説明図である。また、第
6図はデータ変調処理より低速のデータ転送処理が実行
されるデータ記録動作(以下では、このような動作モー
ドをバッファリングモードと呼ぶ)におけるドライブ制
御装置2の動作状態を概略的に示した動作説明図であ
る。第5図および第6図において、(a)はホストイン
タフェース制御回路6が送出するデータ転送ビジー信号
107の状態を、(b)はエラー訂正回路7が送出するエ
ラー訂正ビジー信号109の状態を、また(c)はデータ
変復調回路8が送出するデータ変復調ビジー信号111の
状態をそれぞれ示している。なお、図中におけるPn(n
=0〜3)は、データ転送処理、エラー訂正処理あるい
はデータ変復調処理を実行するために使用するメモリ回
路9のページ番号を表している。次に、目標セクタが位
置したトラックへのシーク動作は既に完了したものとし
て、セクタS0から始まるデータ記録動作を、第1図のブ
ロック図と第5図および第6図の動作説明図を参照しな
がら第7図のフローチャートに従って以下に説明する。
(15)ホストコンピュータ3がデータ記録動作を要求す
るデバイスコマンド105を送出すると、マイクロプロセ
ッサ4は、ホストインタフェース制御回路6・エラー訂
正回路7そしてデータ変復調回路8に内蔵されたページ
カウンタをページ0に初期設定した後に、ホストインタ
フェース制御回路6およびデータ転送時間計測回路12に
対してデータ転送起動信号106を送出する。起動された
ホストインタフェース制御回路6は、セクタS0に記録さ
れる記録情報101をページ0へ転送するデータ転送処理
の実行する。また、第5図および第6図の時刻t6におい
て起動されたデータ転送時間計測回路12は、データ転送
処理の実行中に送出されるデータ転送ビジー信号107か
らその実行時間の計測を開始する。そして、時刻t7にお
いてデータ転送ビジー信号107の送出が停止されてデー
タ転送処理が終了すると、データ転送時間計測回路12は
計測したデータ転送時間113をデータ転送モード制御回
路13に送出する。
(16)第5図および第6図の時刻t7においてデータ転送
時間113を受け取ると、データ転送モード制御回路13は
データ再生動作中にデータ変復調時間計測回路11から送
出されたデータ変復調時間112と比較する。このとき、
データ転送時間113がデータ変復調時間112よりも短けれ
ば、マイクロプロセッサ4は処理手順(17)から(21)
にしたがって第5図の動作説明図に記載したような連続
モードによってデータ記録動作を実行する。一方、デー
タ転送時間113がデータ変復調時間112よりも長ければ、
マイクロプロセッサ4は処理手順(22)から(27)にし
たがって第6図の動作説明図に記載したようなバッファ
リングモードによってデータ記録動作を実行する。
(17)連続モードによるデータ記録動作では、ページ0
に対するデータ転送処理が完了すると、マイクロプロセ
ッサ4はホストインタフェース制御回路6に再びデータ
転送起動信号106を送出してセクタS1に記録される記録
情報101をページ1へ転送するデータ転送処理を実行す
る。データ転送ビジー信号107の検出によってデータ転
送処理の起動を検出したマイクロプロセッサ4は、エラ
ー訂正処理起動信号108を送出してページ0に一時記憶
された記録情報にエラー訂正符号を付加するエラー訂正
処理を並列して実行する。
(18)ページ1を使用したデータ転送処理とページ1を
用いたエラー訂正処理が完了すると、マイクロプロセッ
サ4はデータ記録動作を実行する先頭セクタS0のアドレ
スを目標セクタアドレス100として目標セクタ検出回路
5に設定する。目標セクタ検出回路5はドライブ装置1
から送出される再生信号104からアドレス信号を弁別・
復調し目標セクタアドレスとの一致を検出すると、デー
タ変復調回路8に変復調処理起動信号110を送出する。
起動されたデータ変復調回路8は、ページ0に一時記憶
された記録データを変調してセクタS0のデータ変調処理
を実行する。データ変復調回路8が送出する変復調ビジ
ー信号111を検出すると、マイクロプロセッサ4は新た
なページを使用したデータ転送処理とエラー訂正処理を
並列して実行する。
(19)連続モードによるデータ記録動作においては、最
終セクタS5に記録される記録情報101をページ1へ転送
するデータ転送処理が完了するまで、マイクロプロセッ
サ4は処理手順(18)を繰り返し実行する。
(20)最終セクタS5に関するデータ転送処理が完了する
と、マイクロプロセッサ4はページ1に一時記憶された
記録情報に対するエラー訂正処理とページ0に一時記憶
された記録データに対するデータ変調処理を並列して実
行する。
(21)ページ1に一時記憶された記録データを最終セク
タS5に記録するデータ変調処理を実行して、マイクロプ
ロセッサ4は連続モードによるデータ記録動作を完了
し、コマンドステータス112をホストコンピュータ3へ
送出しコマンド実行を完了する。
(22)バッファリングモードによるデータ記録動作にお
いて、マイクロプロセッサ4はまだデータ転送処理が実
行されていないページ1(P1)から最終ページ(P3)を
使用したデータ転送処理のみを連続して実行する。
(23)全てのページにデータが転送されると、マイクロ
プロセッサ4はページ0に対するエラー訂正処理を実行
した後に、2番目以降のページに対するエラー訂正処理
とデータ変調処理を並列実行する。そして、最終ページ
(P3)に対するデータ変調処理を実行し、セクタS0から
セクタS4に対するデータ記録動作を完了する。
(24)マイクロプロセッサ4は、デバイスコマンド105
内にブロックカウントとして与えられたデータ記録動作
を実行する総セクタ数から既にデータ記録動作が終了し
たセクタ数を差し引いて未処理セクタ数を算出する。そ
して、この未処理セクタ数をメモリ回路9の容量と比較
し、未処理セクタ数が大きければメモリ回路9の容量つ
まり4セクタをデータ処理単位とし、未処理セクタ数が
大きくなればこの未処理セクタ数をデータ処理単位とし
て処理手順(24)から(26)を実行する。したがって、
ブロックカウントとして6セクタが設定されたこのデー
タ再生動作では、データ処理単位として2セクタが与え
られる。
(25)マイクロプロセッサ4は、算出されたデータ処理
単位の各セクタに対するデータ転送処理を連続的に実行
する。
(26)データ転送処理が完了したデータ処理単位の各セ
クタについて、マイクロプロセッサ4は以下のようなデ
ータ復調処理とエラー訂正処理を実行する。まず、デー
タ処理単位の先頭セクタに対するエラー訂正処理を実行
した後、データ処理単位の2番目以降のセクタに対する
エラー訂正処理とデータ変調処理を並列して実行する。
最後にデータ処理単位の最終セクタに対するデータ変調
処理を実行して、データ処理単位つまりセクタS4とセク
タS5に対するデータ記録動作を完了する。
(27)マイクロプロセッサ4は、デバイスコマンド105
で与えられたデータ記録動作を実行すべき総セクタ数と
これまでにデータ記録動作を完了したセクタ数を比較し
て、全セクタに対するデータ記録動作の完了を判定す
る。全てのデータ記録動作が完了していれば、マイクロ
プロセッサ4はコマンドステータス112をホストコンピ
ュータ3へ送出しコマンド実行を完了する。また、デー
タ記録動作を実行していない未処理セクタがあれば、処
理手順(24)に戻って次のデータ処理単位に対するデー
タ記録動作を実行する。
ここでは、4セクタ分の記録データを保持できるメモ
リ回路9を用いてセクタS0からセクタS5までの6セクタ
に対するデータ記録動作を説明した。一般に、メモリ回
路9の容量より大きなデータに対する連続モードの記録
動作では、処理手順(18)が繰り返し実行される。ま
た、バッファリングモードの記録動作では、記録される
データがより多くのデータ処理単位に分割され、処理手
順(24)から(26)が繰り返し実行される。しかし、記
録データがメモリ回路9の容量より小さい場合、動作モ
ードを判定する処理手順(16)をスキップして連続モー
ドによって全セクタのデータ記録動作が実行される。
また、上記の制御手順では先頭セクタに対するデータ
転送処理の実行時間を計測し、これをデータ変調処理と
ほぼ同一であるデータ復調処理の実行時間と比較して動
作モードを判定した。しかしフォーマット処理のように
データ記録動作に先だってデータ再生動作が実行されて
いない場合、このような制御手順を実行することはでき
ない。このような場合には、データ転送の動作モードを
判定する第2の方法としてデータ変調処理の実行時間を
情報記録媒体のディスクフォーマットから算術的に計算
するこが必要となる。例えば、1トラック内に25個のセ
クタが形成されたディスクを2400rpmで回転させる情報
記録再生装置では、1セクタ相当の回転時間が1msとな
り、この値からアドレスが記録されたID部やギャップ領
域が占める回転時間を差し引いてデータが記録されるデ
ータフィールドに対応した回転時間を算出し、これをデ
ータ変調時間として与えることができる。マイクロプロ
セッサ4はこのようにして計算されたデータ変復調時間
112を予めデータ転送モード制御回路13に対して設定し
た後、処理手順(16)を実行することによって動作モー
ドを判定することができる。また、第3の方法ではデー
タ再生動作と同様にデータ転送処理とデータ変調処理を
並列して実行し、これらの実行時間を直接的に比較して
動作モードを判定することも可能である。つまり、先頭
セクタに対するデータ転送処理とエラー訂正処理そして
2番目のセクタに対するデータ転送処理を実行した後
に、マイクロプロセッサ4は先頭セクタに対するデータ
変調処理、2番目のセクタに対するエラー訂正処理さら
には3番目のセクタに対するデータ転送処理を並列して
実行する。そして、マイクロプロセッサ4はデータ再生
動作で述べた処理手順(4)と同様に、データ変調処理
が完了した時点でデータ転送ビジー信号107の状態を検
査し、データ転送の動作モードを判定する。このとき動
作モードとして連続モードが選択されると、処理手順
(18)以降の制御手順にしたがって後続セクタに対する
データ記録動作が実行される。また、バッファリングモ
ードが選択されると、処理手順(22)以降の制御手順に
したがって後続セクタに対するデータ記録動作が実行さ
れる。
さらに、データ再生動作でも説明したように、MCAV
(Modified Constant Angular Velocity)フォーマット
のようにディスク上に形成された多数のトラックが複数
のゾーンに分割されゾーン間で1トラック当りのセクタ
数が異なるディスクフォーマットを使用した情報記録媒
体では、データ変調処理の実行時間が外周のセクタと内
周のセクタで異なり、内周トラック上のセクタほど実行
時間が長くなる。このような情報記録媒体を使用する情
報記録再生装置において、デバイスコマンドが複数のゾ
ーン内のセクタにまたがるデータ記録動作を要求したと
き、先頭セクタの記録データに対するデータ転送処理の
実行時間から判定したデータ転送の動作モードをコマン
ド実行途中に変更することがある。つまり、ゾーン内の
最終セクタに対するデータ記録動作が終了して次のゾー
ン内のセクタに対するデータ変調処理が開始されたと
き、再びデータ転送処理の実行時間をデータ変調処理の
実行時間と比較して動作モードを判定する。そして、新
たな判定結果にしたがってこのゾーン内の各セクタに対
するデータ記録動作を実行する。例えば、データ記録動
作が外周よりのセクタから内周方向へ進む場合、外周よ
りのゾーン内のセクタではデータ変調処理の実行時間が
短いためにデータ転送処理の実行速度が相対的に遅くな
り、バッファリングモードでデータ再生動作が実行され
るが、内周よりのゾーン内のセクタに対するデータ記録
動作が開始されるとデータ変調処理の実行時間がデータ
転送処理よりも長くなり連続モードに切り替えられる結
果となる。逆に、データ記録動作が内周よりのセクタか
ら外周方向へ進む場合、連続モードで実行されていたデ
ータ記録動作が途中からバッファリングモードへ切り替
えられることになる。
発明の効果 以上で説明したように、本発明の情報記録再生装置は
データ再生動作においてデータ転送処理の実行時間をデ
ータ復調処理の実行時間と比較する。そして、データ転
送処理の実行速度が遅い場合、情報記録再生装置に内蔵
したメモリ回路の容量に対応してデータ再生領域を複数
のデータ処理単位て分割し、各データ処理単位について
データ復調処理とデータ転送処理を交互に実行するバッ
ファリングモードでデータ再生動作を実行することによ
り誤った再生情報がホストコンピュータへ転送されるこ
とを防止する。逆に、データ転送処理の実行速度が早い
場合、データ変調処理とデータ転送処理を並列して実行
することによって高速のデータ再生動作が実行可能とな
る。
また、本発明の情報記録再生装置はデータ記録動作に
おいてデータ転送処理の実行時間をデータ変調処理の実
行時間と比較する。そして、データ転送処理の実行速度
が遅い場合、情報記録再生装置に内蔵したメモリ回路の
容量に対応してデータ記録領域を複数のデータ処理単位
て分離し、各データ処理単位についてデータ転送処理と
データ変調処理を交互に実行するバッファリングモード
でデータ記録動作を実行することにより誤った記録情報
が情報記録媒体へ記録されることを防止する。逆に、デ
ータ転送処理の実行速度が早い場合、データ転送処理と
データ変調処理を並列して実行する連続モードにより高
速のデータ記録動作が実行可能となる。
このように、本発明の情報記録再生装置はホストコン
ピュータのデータ転送能力に適応した制御手順を選択す
ることにより、信頼性の高いデータ記録再生動作と効率
的なデータ記録再生動作をともに実行することが可能と
なり、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の情報記録再生装置のブロッ
ク構成図、第2図は連続モードにおけるデータ再生動作
説明図、第3図はバッファリングモードにおけるデータ
再生動作説明図、第4図はデータ再生動作の制御手順を
説明するためのフローチャート、第5図は連続モードに
おけるデータ記録動作説明図、第6図はバッファリング
モードにおけるデータ記録動作説明図、第7図はデータ
記録動作の制御手順を説明するためのフローチャート、
第8図は従来例の情報記録再生装置のブロック構成図、
第9図は従来例の情報記録再生装置におけるデータ再生
動作説明図である。 1……ドライブ装置、2……ドライブ制御回路、3……
ホストコンピュータ、4……マイクロプロセッサ、5…
…目標セクタ検出回路、6……ホストインタフェース制
御回路、7……エラー訂正回路、8……データ変復調回
路、9……メモリ回路、10……データバス、1……デー
タ変復調時間計測回路、12……データ転送時間計測回
路、13……データ転送モード制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東谷 易 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 濱坂 浩史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータに接続され、セクタ単
    位で情報が記録再生されるディスク状の情報記録媒体を
    使用する情報記録再生装置であり、 ホストコンピュータとの間でデータ転送動作を制御する
    ホストインタフェース制御手段と、 セクタ単位でデータの変調動作あるいはデータの復調動
    作を実行するデータ変復調手段と、 複数セクタから読みだされたデータあるいは複数セクタ
    に対して記録されるデータを一時記憶するデータ保持手
    段と、 情報記録媒体上の単一セクタに対するデータ変復調時間
    とホストコンピュータとの間の単一セクタに対するデー
    タ転送時間とを比較して、データ転送モードを判定する
    データ転送モード制御手段と、 データ転送モード制御手段によりデータ転送時間がデー
    タ変復調時間よりも短いと判定されたとき、目標セクタ
    に対するデータ変復調処理とデータ転送処理を並行実行
    するように情報記録再生装置を制御する連続モード制御
    手段と、 データ転送モード制御手段によりデータ転送時間がデー
    タ変復調時間よりも長いと判定されたとき、情報記録媒
    体に対して読み出しあるいは書き込みされるデータ量を
    データ保持手段により保持できるデータ量以下のデータ
    処理単位に分割し、前記データ処理単位に対するデータ
    変復調処理と前記データ処理単位に対するデータ転送処
    理を交互に実行するように情報記録再生装置を制御する
    バッファリングモード制御手段とを備えたことを特徴と
    する情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】データ転送モード制御手段は、複数セクタ
    に対してデータ記録動作あるいはデータ再生動作が実行
    されるとき、先頭セクタに対するデータ変調動作あるい
    はデータ復調動作とホストコンピュータに対するデータ
    転送動作を同時に起動して、データ変調動作あるいはデ
    ータ復調動作の終了時点におけるデータ転送動作の実行
    状態を検査することによりデータ転送モードを判定する
    ことを特徴とした請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】データ転送モード制御手段は、情報記録媒
    体の物理フォーマットから予めデータ変復調時間を算出
    し、データ転送動作と同時にタイマを起動して、タイマ
    が算出されたデータ変復調時間の計測を完了した時点に
    おけるデータ転送動作の実行状態を検査することにより
    データ転送モードを判定することを特徴とした請求項1
    記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】ホストインタフェース制御手段による1セ
    クタ分のデータ転送動作の実行時間を計測するデータ転
    送時間計測手段と、 前記データ変復調手段による1セクタ分のデータ変復調
    動作の実行時間を計測するデータ変復調時計測手段とを
    備え、 前記データ転送モード制御手段は、データ転送時間計測
    手段により計測されたデータ転送動作の実行時間とデー
    タ変復調時計測手段により計測されたデータ変復調動作
    の実行時間とを比較することによりデータ転送モードを
    判定することを特徴とした請求項1記載の情報記録再生
    装置。
  5. 【請求項5】情報記録媒体上に形成された多数のトラッ
    クが複数のゾーンに分割され、外周寄りのゾーンほど1
    トラック当りのセクタ数が増加するMCAVフォーマットを
    用いた情報記録媒体を使用するとき、 前記データ転送モード制御手段は、各ゾーンの先頭に位
    置したセクタに対するデータ変復調時間を用いてデータ
    転送モードを判定することを特徴とした請求項1記載の
    情報記録再生装置。
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