JP2558903B2 - 液晶配向膜とその製造方法およびそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

液晶配向膜とその製造方法およびそれを用いた液晶表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液晶を用いた画像表示装置およびその製造
方法に関するものである。
さらに詳しくは、TV画像やコンピュータ画像等を表示
する液晶を用いた平面表示パネルに用いる液晶配向膜お
よびその製造方法およびそれを用いた液晶表示装置とそ
の製造方法に関するものである。
従来の技術 従来カラー液晶表示パネルは、マトリックス状に配置
された対向電極を形成した2つの基板の間にポリビニル
アルコールやポリイミドをスピナーで塗布した後ラビン
グした液晶配向膜を介して液晶を封入した装置が一般的
であった。
例えば、第8図に示すように、予め、第1のガラス基
板31上に画素電極32を持ったTFTアレイ33を形成したも
のと、第2のガラス基板34上に複数個の赤青緑のカラー
フィルター35が形成され、さらにその上に共通透明電極
36が形成されたもののそれぞれに、ポリビニルアルコー
ルやポリイミドをスピナーを用いて回転塗布形成しラビ
ングを行い液晶配向膜37を形成し、スペーサー38を介し
て対向して接着剤39で接着し組み立てた後、ツイストネ
マチック(TN)液晶40等を注入しパネル構造を形成した
後、パネルの裏表に偏光板41、42を設置し、バックライ
ト43を照射しながら、TFTを動作させ矢印Aの方向にカ
ラー画像を表示する構造である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の配向膜の作成は、ポリビニルア
ルコールやポリイミドを有機溶媒に溶解させ回転塗布法
などを用いて塗布形成した後、フェルト布等を用いてラ
ビングを行う方法が用いられているため、大面積パネル
(例えば14インチディスプレイ)では配向膜の均一コー
ティングが難しいという課題があった。
また、回転塗布では塗布厚が数ミクロン程度にもな
り、強誘電液晶のような1000オングストローム程度の厚
みの配向膜を必要とする表示パネルでは、性能が大幅に
低減されるという大きな欠点があった。
本発明は、大面積パネルにも容易に均一形成でき、か
つ極めて薄い配向膜と、その製造方法、その配向膜を用
いた液晶表示装置及びその製造方法を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、直鎖状の炭素鎖を有するシラン系界面活性
が、電極上に直接又は任意の薄膜を介して間接的に化学
吸着して形成された単分子膜を用いた液晶配向膜および
その製造方法で、従来の課題を解決したものである。
作用 液晶表示装置に使用される配向膜に化学吸着法を用い
ることにより、高能率で均一かつ薄い配向膜を作成でき
る。
実施例 以下、実施例を第1〜7図を用いて説明する。
第1図に示すように、例えばガラスや石英等の親水性
の基板1をよく乾燥した後、直接表面に化学吸着法によ
り全面シラン界面活性剤を吸着反応させて、シラン界面
活性剤よりなる単分子吸着膜2を形成する。(第1図
中、R1、R2は置換基を示すがHでもよい) 即ち例えば第1図に示したような配向膜は、以下のよ
うにして製造される。
シラン界面活性剤として直鎖状の長い炭素鎖3、例え
ばR1−(CH2−SiCl3(nは整数で10〜25程度が最も
扱い易く、配向効果も大きい)を持つと、直鎖状の短い
炭素鎖4、後えばR2−(CH2−SiCl3(mは整数で、
例えばnが10〜25の場合にはmは1〜5が、配向効果が
大きい。またnとmとの差は5以上が望ましい。)を持
つとを、例えば1:2に混合して用い(なお、直鎖状の長
い炭素鎖と、短い炭素鎖のシラン系界面活性剤との混合
比は、1:0〜1:10の範囲が適当である。)、2×10-3
5×10-2mol/l程度の濃度で溶かした80%n−ヘキサデ
カン、12%四塩化炭素、8%クロロホルム溶液を調整
し、前記基板1を浸漬する。
このとき、前記基板1は表面が親水性であり、表面に
は−OH基が含まれている。従って、−SiCl3基と−OHが
脱塩酸反応して の結合が1:2の割合で生成されシラン界面活性剤による
単分子吸着膜2が基板表面に1層形成され、その厚みは
例えば10〜30A程度である。即ち、基板表面に撥水性の
長さの異なる直鎖状の炭素鎖で、特定の比率で並んだ状
態の単分子膜2が形成される。
従って、この様な配向膜の形成された基板に液晶が接
すると、第2図に示すように液晶5の分子は、単分子吸
着膜の長い炭素鎖3aの間隙に入り込み、全体として液晶
の配向角度が制御される。なおここで3a及び4aは、第1
図における長い炭素鎖3と短い炭素鎖4をそれぞれ模式
的に示したものである。
なお、化学吸着用の材料としては、−OH基に対して結
合性を有する基(例えばモノクロロシラン基 を含んでいれば、実施例で示したシラン系界面活性剤に
限定されるものではない。
例えば、直鎖状の炭素鎖の一部にF(フッ素)を含む
シラン界面活性剤、例えばCF3−(CH2−SiCl3(n
は整数で10〜25程度が最も扱いやすい)、またはCF3
(CF2(CH2−SiCl3(m、nは整数で、合計が1
0〜25が最も扱い易い。)等を用いても、単分子吸着膜
を製造できる。
また、直鎖状の長い炭素鎖の一部が任意の置換基
(R1)で、他の一端がトリクロロシラン基のシラン系界
面活性剤と、直鎖状の短い炭素鎖の一部が任意の置換基
(R2)で、他の一端がトリクロロシラン基のシラン系界
面活性剤を所定の比率で混合し、吸着形成を行えば配向
特性を変化させることも可能である。
ここで上述した任意の置換基R1もしくはR2としては、
例えば水素,ビニル基,メチルエチニル基等、液晶分子
の配向を妨げない置換基であれば何れでもよい。
また第3図に示したように、封入する液晶と同じ液晶
分子(例えばネマティック液晶部6)を、置換基の一部
に結合したシラン系界面活性剤と、短い炭素鎖を持つシ
ラン系界面活性剤とを所定の比率で混合し、吸着形成を
行えば、封入する特定の液晶に対して特に配向特性の優
れた配向膜が得られる。(第3図中、R3は、通常炭化水
素鎖の置換基を示すがHでもよい) 従って第4図に示したように、この様なネマティック
液晶部6aを持つ配向膜の形成された基板にネマティック
液晶7が接すると、ネマティック液晶7の分子は単分子
吸着膜のネマティック液晶部6aの間隙に入り込み、全体
として液晶の配向角度が極めてよく制御される。なおこ
こで6a及び4aは、第3図におけるネマティック液晶部6
と短い炭素鎖4をそれぞれ模式的に示したものである。
さらにまた第5図に示したように、封入する液晶分子
が強誘電液晶である場合は、強誘電液晶部8が結合した
シラン系界面活性剤と、短い炭素鎖を持つシラン系界面
活性剤とを所定の比率で吸着形成すれば、単分子吸着膜
の配向膜を作成できる。
なお、強誘電液晶としては、アゾメチン系、アゾキシ
系またはエステル系の何れかを用いることが出来る。
またこの場合にも、この様な強誘電液晶部8を持つ配
向膜の形成された基板に強誘電液晶が接すると、第6図
に示すように強誘電液晶9の分子は、単分子吸着膜の強
誘電液晶部8aの間隙に入り込み、全体として液晶の配向
性が極めてよく制御される。なお、ここで、8a及び4a
は、第5図における強誘電液晶部8と短い炭素鎖4とを
それぞれ模式的に示したものである。
なお、以上の実施例では最も代表的なものとして、所
定の比率で混合された複数種のシラン系界面活性剤を同
時に化学吸着させた液晶配向膜の例、および液晶分子を
結合したシラン系界面活性剤と、短い炭素鎖を持つシラ
ン系界面活性剤とが、所定の比率で吸着形成されている
単分子膜によりなる液晶配向膜の例を示したが、直鎖状
の炭素鎖を含むシラン系界面活性剤のみで液晶配向膜を
吸着作成した場合には、前記液晶をほぼ垂直に配向させ
ることができる液晶配向膜を作成できた。
さらに、この様な配向膜を用いて、液晶表示装置を製
造する場合、第7図に示した一例に基づき説明する。
あらかじめマトリックス状に載置された第1の電極群
11と、この電極を駆動するトランジスタ一群12を有する
第1の基板13上と、第1の電極群と対向するようにカラ
ーフィルター群14と、第2の電極15を載置した第2の基
板16上とを用意する。
これら基板13と基板16をそれぞれシラン系界面活性剤
を有する非水系の有機溶媒中(例えばn−パラフィンを
用いれば、長い分子の配向を効率よく制御することが出
来、特にn−ヘキサデカンは、その効果が著しい。)に
浸漬し、シラン系界面活性剤を化学吸着させ、それぞれ
基板表面に直接前記活性剤のシリコンと前記基板表面の
自然酸化膜とを化学結合させて、液晶配向膜用の単分子
をそれぞれ各1層づつ形成する。
なお基板13及び基板16の表面に例えばSiO2等の薄膜
を、例えばCVD法やスパッタ法を用いて形成して用いて
もよく、また例えばポリビニルアルコール,ゼラチン等
の親水性の高分子を塗布して用いてもよい。
シラン系界面活性剤を化学結合させた第1の基板13と
第2の基板16とを、それぞれ電極が対抗するように位置
合わせして、互いの基板にスペーサー18で間隙を設け、
接着剤19で固定する。
このようにして形成された間隙に、所定の液晶20を注
入する。
その後、偏光板21、22を組み合わせて完成する。
この様なデバイスでは、バックライト23全面に照射し
ながら、ビデオ信号を用いて各々のトランジスタを駆動
すれば、矢印Aの方向に映像を表示できる。
なお本発明によれば、配向膜の製造工程でラビングは
必ずしも必要ではないが、ラビングを行っても良いこと
は勿論である。
発明の効果 以上述べてきた方法は、液晶配向膜の製造に、電極表
示に直接シラン界面活性剤を単分子状に1層化学吸着さ
せる方法を用いているため、高能率で均一かつ薄く作成
できる効果がある。
さらに、吸着形成された配向膜は、特定の液晶例えば
ネマティックス液晶や強誘電液晶を結合させることが可
能なため、極めて配向制御性がよい。
また、液晶と電極の間に挟まれる絶縁性の膜としては
極めて薄いので、液晶表示装置の駆動エネルギーを少な
く出来る効果もある。
なお本発明の方法を用いた配向膜、及びこの配向膜を
用いた液晶セルでは、分子内ダイポールの大きな分子を
特定の方向に向きをそろえて並べることができるので、
極めて大きな2次非線形光学効果を発現させることも可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図及び第5図は分子レベルまで拡大した概
念図、第2図、第4図及び第6図は液晶を封入した場合
の液晶分子の配向の状態の模式的図、第7図は本発名の
配向膜を用いた液晶表示デバイスの断面概念図、第8図
従来の配向膜を用いた液晶表示デバイスの断面概念図を
示す。 1……基板、2……単分子吸着膜、3,3a……長い炭素
鎖、4,4a……短い炭素鎖、5……液晶、6,6a……ネマチ
ック液晶部、7……ネマチック液晶、8,8a……強誘電液
晶部、9……強誘電液晶、17……単分子配向膜

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直鎖状の長い炭素鎖を持つ第1のシラン系
    界面活性剤と直鎖状の短い炭素鎖を持つ第2のシラン系
    界面活性剤を所定の比率で混合して電極上に直接叉は任
    意の薄膜を介して間接に化学吸着して形成された単分子
    膜であることを特長とした液晶配向膜。
  2. 【請求項2】長い炭素鎖の炭素数が10〜25であり、短い
    炭素鎖の炭素数が1〜5であることを特徴とした請求項
    1記載の液晶配向膜。
  3. 【請求項3】液晶分子と類似の構造を有する化合物を含
    む第1のシラン系界面活性剤と直鎖状の炭素鎖を持つ分
    子長が短い第2のシラン系界面活性剤を所定の比率で混
    合して電極上に直接叉は任意の薄膜を介して間接に化学
    吸着して形成された単分子膜であることを特長とした液
    晶配向膜。
  4. 【請求項4】液晶分子がネマチィック液晶であることを
    特徴とした請求項3記載の液晶配向膜。
  5. 【請求項5】液晶分子が強誘電液晶であることを特徴と
    した請求項3記載の液晶配向膜。
  6. 【請求項6】強誘電液晶が、アゾメチン系、アゾキシ
    系、またはエステル系の何れかであることを特徴とした
    請求項5記載の液晶配向膜。
  7. 【請求項7】所定の基板表面に直接叉は任意の薄膜を介
    して間接的に、非水系の有機溶媒中で所定の比率で混合
    された分子長の異なる複数種のシラン系界面活性剤を同
    時に化学吸着させて前記基板表面もしくは前記任意の薄
    膜表面に化学結合した単分子膜を形成する工程を含むこ
    とを特徴とした液晶配向膜の製造方法。
  8. 【請求項8】所定の比率で混合された分子長の異なる複
    数種のシラン系界面活性剤として直鎖状の長い炭素鎖を
    持つ第1のシラン系界面活性剤と直鎖状の短い炭素鎖を
    持つ第2のシラン系界面活性剤を所定の比率で混合して
    用いることを特徴とした請求項7記載の液晶配向膜の製
    造方法。
  9. 【請求項9】所定の比率で混合された分子長の異なる複
    数種のシラン系界面活性剤として、液晶分子と類似の構
    造を有する化合物を含む第1のシラン系界面活性剤と直
    鎖状の炭素鎖を持つ分子長が短い第2のシラン系界面活
    性剤を所定の比率で混合して用いたことを特徴とした請
    求項7記載の液晶配向膜の製造方法。
  10. 【請求項10】シラン系界面活性活性剤として少なくと
    もクロロシラン基を1個含む化合物を用いることを特徴
    とした請求項7、8、又は9記載の液晶配向膜の製造方
    法。
  11. 【請求項11】長い炭素鎖の一端が任意の置換基で他の
    一端がトリクロロシラン基である第1のシラン系界面活
    性剤と、短い炭素鎖の一端が任意の置換基で他の一端が
    トリクロロシラン基である第2のシラン系界面活性剤と
    を用いたことを特徴とした請求項8記載の液晶配向膜の
    製造方法。
  12. 【請求項12】液晶分子と類似の構造を有する化合物を
    含む第1のシラン系界面活性剤として一端がトリクロロ
    シラン基であるシラン系界面活性剤と、直鎖状の短い炭
    素鎖を持つ第2のシラン系界面活性剤として一端が任意
    の置換基で他の一端がトリクロロシラン基であるシラン
    系界面活性剤をとを用いたことを特徴とした請求項9記
    載の液晶配向膜の製造方法。
  13. 【請求項13】所定の比率で混合された複数種のシラン
    系界面活性剤が2種類よりなり、混合比が1:0〜1:10で
    あることを特徴とした請求項7記載の液晶配向膜の製造
    方法。
  14. 【請求項14】液晶分子がネマチィック液晶であること
    を特徴とした請求項9記載の液晶配向膜の製造方法。
  15. 【請求項15】液晶分子が強誘電液晶であることを特徴
    とした請求向9記載の液晶配向膜の製造方法。
  16. 【請求項16】強誘電液晶が、アゾメチン系、アゾキシ
    系、またはエステル系の何れかであることを特徴とした
    請求項15記載の液晶配向膜の製造方法。
  17. 【請求項17】非水系の溶媒としてn−パラフィンを含
    むことを特徴とした請求項7、8、又は9記載の液晶配
    向膜の製造方法。
  18. 【請求項18】少なくとも表面に所定の比率で混合され
    た分子長の異る複数種のシラン系界面活性剤を化学吸着
    して作製した単分子膜状の配向膜を有する電極と対向す
    る他の電極の間に液晶が挟まれていることを特徴とした
    液晶表示装置。
  19. 【請求項19】所定の比率で混合された分子長の異なる
    複数種のシラン系界面活性剤として、直鎖状の長い炭素
    鎖をもつ第1のシラン系界面活性剤と直鎖状の短い炭素
    鎖を持つ第2のシラン系界面活性剤を混合して吸着形成
    されたことを特徴とした請求項18記載の液晶表示装置。
  20. 【請求項20】所定の比率で混合された分子長の異なる
    複数種のシラン系界面活性剤として、液晶分子と類似の
    構造を有する化合物を含む第1のシラン系界面活性剤と
    直鎖状の炭素鎖を持つ分子長が短い第2のシラン系界面
    活性剤を混合して吸着形成されたことを特徴とした請求
    項18記載の液晶表示装置。
  21. 【請求項21】所定の比率で混合された分子長の異なる
    複数種のシラン系界面活性剤が2種類よりなり、混合比
    が1:0〜1:10であることを特徴とした請求項18記載の液
    晶表示装置。
  22. 【請求項22】液晶分子がネマチィック液晶であること
    を特徴とした請求項20記載の液晶表示装置。
  23. 【請求項23】液晶分子が強誘電液晶であることを特徴
    とした請求項20記載の液晶表示装置。
  24. 【請求項24】強誘電液晶が、アゾメチン系、アゾキシ
    系、またはエステル系の何れかであることを特徴とした
    請求項23記載の液晶表示装置。
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