JP2558705B2 - 無線電話装置 - Google Patents
無線電話装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コードレス電話や自動車電話等に利用する
無線電話装置に関する。
無線電話装置に関する。
従来の技術 一般に、移動局であるコードレス電話機や自動車電話
機等の無線電話機(RTEL)と無線通信を行う無線接続装
置(CE)をそれぞれの無線ゾーンに配置し、これらの無
線接続装置(CE)と通信を行う無線回線制御装置(RC
U)を設け、この無線回線制御装置(RCU)を構内交換機
(PBX)や局交換機等の交換接続装置に接続することに
より無線電話機(RTEL)間の通信や無線電話機(RTEL)
の局線を介した通信等を行う無線電話装置が知られてい
る。
機等の無線電話機(RTEL)と無線通信を行う無線接続装
置(CE)をそれぞれの無線ゾーンに配置し、これらの無
線接続装置(CE)と通信を行う無線回線制御装置(RC
U)を設け、この無線回線制御装置(RCU)を構内交換機
(PBX)や局交換機等の交換接続装置に接続することに
より無線電話機(RTEL)間の通信や無線電話機(RTEL)
の局線を介した通信等を行う無線電話装置が知られてい
る。
尚、上記の無線回線制御装置(RCU)と無線接続装置
(CE)はそれぞれ、自動車電話システムにおけるシステ
ム制御局、各無線ゾーンの基地局に相当する。
(CE)はそれぞれ、自動車電話システムにおけるシステ
ム制御局、各無線ゾーンの基地局に相当する。
従来、この種の無線電話装置は、無線回線制御装置
(RCU)、無線接続装置(CE)及び無線電話機(RTEL)
がそれぞれ、無線通信を行うために各種の動作を行う中
央処理装置(CPU)と、このCPUの実行プログラムが格納
された記憶手段と、CPUが各種の動作を行うためのデー
タが予め格納されるエリアやCPUの作業エリア等を有す
る記憶手段等を有し、各CPUがそのプログラムやデータ
により動作することにより、無線電話機(RTEL)間の通
信や無線電話機(RTEL)の局線を介した通信等を行うよ
うに構成されている。
(RCU)、無線接続装置(CE)及び無線電話機(RTEL)
がそれぞれ、無線通信を行うために各種の動作を行う中
央処理装置(CPU)と、このCPUの実行プログラムが格納
された記憶手段と、CPUが各種の動作を行うためのデー
タが予め格納されるエリアやCPUの作業エリア等を有す
る記憶手段等を有し、各CPUがそのプログラムやデータ
により動作することにより、無線電話機(RTEL)間の通
信や無線電話機(RTEL)の局線を介した通信等を行うよ
うに構成されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の無線接続装置では、各ユー
ザの仕様により無線電話機の通話路を接続するためのデ
ー等が異なるために、1台1台個別のデータ等を記憶手
段に設定した後出荷しなければならず、製造コストが高
価となる問題点がある。
ザの仕様により無線電話機の通話路を接続するためのデ
ー等が異なるために、1台1台個別のデータ等を記憶手
段に設定した後出荷しなければならず、製造コストが高
価となる問題点がある。
本発明は上記問題点に鑑み、製造コストが安価な無線
電話装置を提供することを目的とする。
電話装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、無線接続装置
が無線電話機の通話路を接続するためのデータを入力す
るための入力手段と、前記入力手段を介して入力された
データを格納するための記憶手段とを無線回線制御装置
に設け、立ち上げ時にデータを無線回線制御装置から無
線接続装置に転送し、無線接続装置の記憶手段に格納す
るように構成したことを特徴とする。
が無線電話機の通話路を接続するためのデータを入力す
るための入力手段と、前記入力手段を介して入力された
データを格納するための記憶手段とを無線回線制御装置
に設け、立ち上げ時にデータを無線回線制御装置から無
線接続装置に転送し、無線接続装置の記憶手段に格納す
るように構成したことを特徴とする。
作用 本発明は上記構成により、無線接続装置が無線電話機
の通話路を接続するためのデータを無線接続装置の記憶
手段に設定することなく出荷することができるために、
製造コストが安価な無線電話装置を実現することができ
る。
の通話路を接続するためのデータを無線接続装置の記憶
手段に設定することなく出荷することができるために、
製造コストが安価な無線電話装置を実現することができ
る。
実 施 例 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。第
1図は、本発明に係る無線電話装置の一実施例を示す概
略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置の
詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無線
回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1図
及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第5
図は、第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの説
明図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の動
作説明図である。
1図は、本発明に係る無線電話装置の一実施例を示す概
略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置の
詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無線
回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1図
及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第5
図は、第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの説
明図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の動
作説明図である。
第1図において、11は、既設交換機10に接続される固
定局であってこの無線電話装置全体を制御する無線回線
制御装置(RCU)、121、122〜12nはそれぞれ、固定局で
あって通信半径が30〜100m程度の小電力の無線接続装置
(CE)であり、これら無線接続装置121、122〜12nはそ
れぞれ複数である。そして、これら無線接続装置121、1
22〜12nがそれぞれ1つの無線ゾーンZ1、Z2〜Znを構成
し、当該無線ゾーンに位置する無線電話機(RTEL)13と
の無線通信を行う。
定局であってこの無線電話装置全体を制御する無線回線
制御装置(RCU)、121、122〜12nはそれぞれ、固定局で
あって通信半径が30〜100m程度の小電力の無線接続装置
(CE)であり、これら無線接続装置121、122〜12nはそ
れぞれ複数である。そして、これら無線接続装置121、1
22〜12nがそれぞれ1つの無線ゾーンZ1、Z2〜Znを構成
し、当該無線ゾーンに位置する無線電話機(RTEL)13と
の無線通信を行う。
無線ゾーンZ1、Z2〜Znは、無線回線制御装置11が制御
する無線サービスエリアとなり、各無線電話機13を携帯
(コードレス電話の場合)した通話者がこのサービスエ
リア内に位置するときに、無旋回線制御装置11及び無線
接続装置121、122〜12nを介して、他の無線電話機13と
の通信や局線を介した通信を行うことができるように構
成されている。
する無線サービスエリアとなり、各無線電話機13を携帯
(コードレス電話の場合)した通話者がこのサービスエ
リア内に位置するときに、無旋回線制御装置11及び無線
接続装置121、122〜12nを介して、他の無線電話機13と
の通信や局線を介した通信を行うことができるように構
成されている。
無線回線制御装置11は、既設交換機10に対し無線電話
機13の数と同数の電話回線を介して接続され、各無線ゾ
ーンZ1、Z2〜Znにおける無線接続装置121、122〜12n
は、最繁時トラフィックと呼損率に応じて無線電話機13
の数の数分の1で配置される。
機13の数と同数の電話回線を介して接続され、各無線ゾ
ーンZ1、Z2〜Znにおける無線接続装置121、122〜12n
は、最繁時トラフィックと呼損率に応じて無線電話機13
の数の数分の1で配置される。
次に、第2図を参照して無線回線制御装置11、各無線
接続装置12、各無線電話機13の詳細な構成を説明する。
接続装置12、各無線電話機13の詳細な構成を説明する。
無線回線制御装置11において、110は、無線回線制御
装置11全体を制御する制御部であり、この制御部110
は、マイクロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログ
ラムが格納されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの
作業エリア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)
より概略構成されている。
装置11全体を制御する制御部であり、この制御部110
は、マイクロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログ
ラムが格納されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの
作業エリア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)
より概略構成されている。
1111〜111Nはそれぞれ、電話回線が接続される局線イ
ンターフェース、1131〜113mはそれぞれ、各無線接続装
置121〜12nに接続される無線回線インターフェース、11
4は、局線インターフェース1111〜111Nと無線回線イン
ターフェース1131〜113mを接続するためのマトリックス
スイッチである。
ンターフェース、1131〜113mはそれぞれ、各無線接続装
置121〜12nに接続される無線回線インターフェース、11
4は、局線インターフェース1111〜111Nと無線回線イン
ターフェース1131〜113mを接続するためのマトリックス
スイッチである。
また、115aは、第3図(a)に示すようにこの無線回
線制御装置11の識別番号すなわちこのシステムの識別番
号(SYS−ID)、加入者数を示すシステムの容量、無線
ゾーン数nすなわち無線接続装置12の制御局の数、無線
接続装置の数、局データファイル125bに格納するための
各種データが格納されるシステムファイルである。
線制御装置11の識別番号すなわちこのシステムの識別番
号(SYS−ID)、加入者数を示すシステムの容量、無線
ゾーン数nすなわち無線接続装置12の制御局の数、無線
接続装置の数、局データファイル125bに格納するための
各種データが格納されるシステムファイルである。
局データファイル125bの各種データは、この装置の工
場出荷時には格納されず、ユーザサイトにおける設置時
に格納される。
場出荷時には格納されず、ユーザサイトにおける設置時
に格納される。
115bは、第3図(b)に示すように、各無線電話機13
の呼び出し番号(加入者番号)、識別番号(RTEL−I
D)、現在位置する無線ゾーンの番号等の位置情報、加
入者クラスのデータが格納された加入者ファイルであ
り、位置情報は、無線電話機13が無線ゾーン間を移動し
たときに書き換えられる。
の呼び出し番号(加入者番号)、識別番号(RTEL−I
D)、現在位置する無線ゾーンの番号等の位置情報、加
入者クラスのデータが格納された加入者ファイルであ
り、位置情報は、無線電話機13が無線ゾーン間を移動し
たときに書き換えられる。
115cは、第3図(c)に示すように、各局線及び無線
回線の番号、回線の実装状況を示す回線ステータス等の
各種データが格納された局データファイルである。
回線の番号、回線の実装状況を示す回線ステータス等の
各種データが格納された局データファイルである。
115dは、第3図(d)に示すように、現在通話中の加
入者の呼び出し番号(加入者番号)、局線の回線番号、
無線接続装置との回線番号、発呼/着呼等のステータ
ス、回線接続時間等の各種データが格納される回線接続
ファイル、115eは、第3図(e)に示すように、各無線
ゾーンの番号、各無線ゾーンに設置された無線接続装置
の数、その無線接続装置の識別番号等の各種データが格
納される無線エリア構成ファイルである。
入者の呼び出し番号(加入者番号)、局線の回線番号、
無線接続装置との回線番号、発呼/着呼等のステータ
ス、回線接続時間等の各種データが格納される回線接続
ファイル、115eは、第3図(e)に示すように、各無線
ゾーンの番号、各無線ゾーンに設置された無線接続装置
の数、その無線接続装置の識別番号等の各種データが格
納される無線エリア構成ファイルである。
116は、操作者がファイル115a〜115eの各種データを
入力したり、また、制御局である無線接続装置の監視結
果を表示等する制御卓である。
入力したり、また、制御局である無線接続装置の監視結
果を表示等する制御卓である。
各無線接続装置12において、120は、各無線接続装置1
2全体を制御する制御部であり、この制御部120は、マイ
クロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格
納されるROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリ
ア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略
構成されている。
2全体を制御する制御部であり、この制御部120は、マイ
クロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格
納されるROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリ
ア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略
構成されている。
121は、無線電話機13との無線通信を行うマルチチャ
ンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、122は、2
線(2W)の伝送線路を介して無線回線制御装置11に接続
されるラインインターフェース、123は、無線回線制御
装置11との制御信号を送受信する制御信号送受信機、12
4は、通話ラインの音声信号をオン/オフしたり、増幅
等する音声制御部である。
ンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、122は、2
線(2W)の伝送線路を介して無線回線制御装置11に接続
されるラインインターフェース、123は、無線回線制御
装置11との制御信号を送受信する制御信号送受信機、12
4は、通話ラインの音声信号をオン/オフしたり、増幅
等する音声制御部である。
125aは、第4図(a)に示すように、当該無線接続装
置12の現在の動作状態、現在接続されている無線電話機
の識別番号(RTEL−ID)、発呼/着呼処理等の処理シー
ケンス、無線電話機13(無線側)との各種制御信号、無
線回線制御装置11(有線側)との各種制御信号等の各種
データが格納された無線回線接続ファイルである。
置12の現在の動作状態、現在接続されている無線電話機
の識別番号(RTEL−ID)、発呼/着呼処理等の処理シー
ケンス、無線電話機13(無線側)との各種制御信号、無
線回線制御装置11(有線側)との各種制御信号等の各種
データが格納された無線回線接続ファイルである。
125bは、第4図(b)に示すように、無線回線制御装
置11の識別番号(SYS−ID)、当該無線接続装置が設置
された無線ゾーンの番号、当該無線接続装置の識別番
号、空きチャネルを検索する周期外線発信時等のダイヤ
ルポーズ時間、ダイヤルパルスのスピード(10pps又は2
0pps)、ダイヤルパルスのメイク率(33%、50%又は66
%)等の各種データが格納される局データファイルであ
る。
置11の識別番号(SYS−ID)、当該無線接続装置が設置
された無線ゾーンの番号、当該無線接続装置の識別番
号、空きチャネルを検索する周期外線発信時等のダイヤ
ルポーズ時間、ダイヤルパルスのスピード(10pps又は2
0pps)、ダイヤルパルスのメイク率(33%、50%又は66
%)等の各種データが格納される局データファイルであ
る。
この局データファイル125bの各種データは、後述する
ように立ち上げ時に無線回線制御装置11から転送され
る。
ように立ち上げ時に無線回線制御装置11から転送され
る。
各無線電話機13において、130は、各無線電話機13全
体を制御する制御部であり、この制御部130は、マイク
ロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格納
されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリア
等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略構
成されている。
体を制御する制御部であり、この制御部130は、マイク
ロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格納
されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリア
等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略構
成されている。
131は、無線接続装置12との無線通話を行うマルチチ
ャンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、132は、
ハンドセット132aのレシーバ及びマイクの音声信号を増
幅したり、オン/オフする送受話部、133は、ダイヤル
番号等を入力するためのダイヤルキー、134は、ハンド
セット132aのオフフック/オンフックによりオン/オフ
するフックスイッチ(SW)、135は、無線電話機13が位
置する無線ゾーン等の位置情報を無線回線制御装置11の
加入者ファイル115bに登録するための位置登録ボタン、
136は、既設交換機10に対するダイヤル信号の方式(PB
信号又はDP信号)を選択するためのPB/DP切替スイッチ
(SW)である。
ャンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、132は、
ハンドセット132aのレシーバ及びマイクの音声信号を増
幅したり、オン/オフする送受話部、133は、ダイヤル
番号等を入力するためのダイヤルキー、134は、ハンド
セット132aのオフフック/オンフックによりオン/オフ
するフックスイッチ(SW)、135は、無線電話機13が位
置する無線ゾーン等の位置情報を無線回線制御装置11の
加入者ファイル115bに登録するための位置登録ボタン、
136は、既設交換機10に対するダイヤル信号の方式(PB
信号又はDP信号)を選択するためのPB/DP切替スイッチ
(SW)である。
138aは、第5図(a)に示すように、当該無線電話機
の接続状態、接続されている無線接続装置12の番号、接
続されている無線回線制御装置11のシステム番号(SYS
−ID)、無線接続装置12との接続シーケンス、無線接続
装置12との制御信号等の各種データが格納される無線回
線接続ファイルである。
の接続状態、接続されている無線接続装置12の番号、接
続されている無線回線制御装置11のシステム番号(SYS
−ID)、無線接続装置12との接続シーケンス、無線接続
装置12との制御信号等の各種データが格納される無線回
線接続ファイルである。
138bは、第5図(b)に示すように、当該無線電話機
13の識別番号(RTEL−ID)が格納された無線電話機IDフ
ァイル、138cは、第5図(c)に示すように、当該無線
電話機13が位置する無線ゾーンの番号(位置情報)が格
納される無線ゾーン番号ファイル、138dは、第5図
(c)に示すように、短縮番号とダイヤルコードが対応
して格納される短縮ダイヤルファイル、138eは、第5図
(e)に示すように、前回ダイヤルキー133を介して入
力したダイヤル番号に対応するダイヤルコードが格納さ
れたリダイヤルファイルである。
13の識別番号(RTEL−ID)が格納された無線電話機IDフ
ァイル、138cは、第5図(c)に示すように、当該無線
電話機13が位置する無線ゾーンの番号(位置情報)が格
納される無線ゾーン番号ファイル、138dは、第5図
(c)に示すように、短縮番号とダイヤルコードが対応
して格納される短縮ダイヤルファイル、138eは、第5図
(e)に示すように、前回ダイヤルキー133を介して入
力したダイヤル番号に対応するダイヤルコードが格納さ
れたリダイヤルファイルである。
尚、上記部材130〜138eは、コードレス電話機の場合
は携帯可能な筐体に収納され、自動車電話機の場合は自
動車のセンタコンソール等に設置可能な筐体に収納され
る。
は携帯可能な筐体に収納され、自動車電話機の場合は自
動車のセンタコンソール等に設置可能な筐体に収納され
る。
(1) イニシャルプログラムロード(IPL) 次に、第6図を参照して上記構成に係る実施例の動作
を説明する。
を説明する。
第6図(a)に示すように、1つの無線ゾーンZに配
置された無線接続装置12a〜12dは、電源が投入されると
無旋回線制御装置11から送出される局データファイル12
5bの各種IPLデータの受信待機状態となる。
置された無線接続装置12a〜12dは、電源が投入されると
無旋回線制御装置11から送出される局データファイル12
5bの各種IPLデータの受信待機状態となる。
次いで、無線回線制御装置11の操作卓116を介してIPL
の開始指示が入力すると、制御部110は、システムファ
イル115aに格納されている局データファイル125bの各種
IPLデータを読み出し、PB信号や無線電話機13が誤動作
しないデジタル信号で各無線接続装置12a〜12dに送出す
る。
の開始指示が入力すると、制御部110は、システムファ
イル115aに格納されている局データファイル125bの各種
IPLデータを読み出し、PB信号や無線電話機13が誤動作
しないデジタル信号で各無線接続装置12a〜12dに送出す
る。
各無線接続装置12a〜12dの制御部120は、無線回線制
御装置11からの各種IPLデータを局データファイル125b
に格納する。
御装置11からの各種IPLデータを局データファイル125b
に格納する。
上記のIPLが終了すると、第6図(b)に示すよう
に、全無線接続装置12a〜12dは、IPL終了の応答信号を
無線回線制御装置11に送出し、また、無線回線制御装置
11からの制御信号により空きチャンネルの無線局とな
る。
に、全無線接続装置12a〜12dは、IPL終了の応答信号を
無線回線制御装置11に送出し、また、無線回線制御装置
11からの制御信号により空きチャンネルの無線局とな
る。
無線回線制御装置11は、IPL終了の応答信号を受信す
ると、第6図(c)に示すように、最初の応答信号を受
信した無線接続装置12aに対しその無線ゾーンZの制御
局となる指令を送出する。
ると、第6図(c)に示すように、最初の応答信号を受
信した無線接続装置12aに対しその無線ゾーンZの制御
局となる指令を送出する。
無線接続装置12aは、上記指令によりその無線ゾーン
Zにおける制御局となり、他の無線接続装置12b〜12dは
空きチャンネルの無線局となり、無線電話機13の位置登
録、発呼/着呼制御、通話等が可能となる。
Zにおける制御局となり、他の無線接続装置12b〜12dは
空きチャンネルの無線局となり、無線電話機13の位置登
録、発呼/着呼制御、通話等が可能となる。
したがって、上記実施例によれば、工場においては局
データファイル125bの各種データを設定しないため、同
一の構成の無線接続装置12を大量生産し、出荷すること
ができ、したがって安価な無線接続装置を実現すること
ができる。
データファイル125bの各種データを設定しないため、同
一の構成の無線接続装置12を大量生産し、出荷すること
ができ、したがって安価な無線接続装置を実現すること
ができる。
尚、上記実施例では、局データファイル125bの各種デ
ータをユーザサイトにおいて無線接続装置12に転送する
ように構成したが、無線接続装置12の動作を診断するた
めの制御部120のプログラム等を転送するように構成す
ることもできる。
ータをユーザサイトにおいて無線接続装置12に転送する
ように構成したが、無線接続装置12の動作を診断するた
めの制御部120のプログラム等を転送するように構成す
ることもできる。
(2) 無線電話機13に対する着信 次に、無線回線制御装置11を介して無線電話機13に着
信する場合の動作を説明する。
信する場合の動作を説明する。
既設交換機10を介して例えば内線13X1に着信すると、
既設交換機10は、無線回線制御装置11に対して着信した
局線インターフェース111を介して制御部110にアクセス
する。
既設交換機10は、無線回線制御装置11に対して着信した
局線インターフェース111を介して制御部110にアクセス
する。
制御部110は、加入者ファイル115bから内線に対応す
る無線電話機(13X1)が位置する無線ゾーンを読み出
し、その無線ゾーンに配置された無線接続装置12(制御
局)に無線電話機(13X1)の識別番号を含む着呼信号を
送出する。この場合、制御部10は、マトリックススイッ
チ114を制御することによりその無線ゾーンにおける無
線接続装置12に対応する無線回線インターフェース113
と着信した局線インターフェース111を接続する。
る無線電話機(13X1)が位置する無線ゾーンを読み出
し、その無線ゾーンに配置された無線接続装置12(制御
局)に無線電話機(13X1)の識別番号を含む着呼信号を
送出する。この場合、制御部10は、マトリックススイッ
チ114を制御することによりその無線ゾーンにおける無
線接続装置12に対応する無線回線インターフェース113
と着信した局線インターフェース111を接続する。
無線接続装置12の制御部120は、上記着呼信号等をラ
インインターフェース122、制御信号送受信機123を介し
て受信し、無線接続ファイル125aの制御信号データによ
り無線用の無線電話機(13X1)の識別番号を含む無線着
呼信号を生成し、無線送受信機121を介して送出する。
インインターフェース122、制御信号送受信機123を介し
て受信し、無線接続ファイル125aの制御信号データによ
り無線用の無線電話機(13X1)の識別番号を含む無線着
呼信号を生成し、無線送受信機121を介して送出する。
無線電話機13は、無線電話機(13X1)の識別番号を含
む無線着呼信号を受信すると、受信した識別番号と無線
電話機IDファイル138bの識別番号と比較し、一致した無
線電話機13の制御部130は着呼応答を送出する。
む無線着呼信号を受信すると、受信した識別番号と無線
電話機IDファイル138bの識別番号と比較し、一致した無
線電話機13の制御部130は着呼応答を送出する。
無線接続装置12の制御部120は、無線着呼信号を受信
すると、無線回線制御装置11へ着呼応答信号を送出し、
送出後音声制御部124をオンにし、無線回線制御装置11
と無線電話機13との間で制御信号の送受信が出来るよう
になる。
すると、無線回線制御装置11へ着呼応答信号を送出し、
送出後音声制御部124をオンにし、無線回線制御装置11
と無線電話機13との間で制御信号の送受信が出来るよう
になる。
無線回線制御装置11の制御部110は着呼応答信号を受
信すると、既設交換機10からの着信信号のON−OFFによ
り、ベル鳴動信号又はベル停止信号を無線電話機13へ送
出する。
信すると、既設交換機10からの着信信号のON−OFFによ
り、ベル鳴動信号又はベル停止信号を無線電話機13へ送
出する。
無線電話機13の制御部はベル鳴動信号、又はベル停止
信号によりベル137をON−OFFし加入者へ着信を知らせ
る。加入者がオフフックすると、フックSW134がオンに
なり、制御部130は、無線回線制御装置11へオフフック
信号を送出し、送出後送受話部132をオンにする。
信号によりベル137をON−OFFし加入者へ着信を知らせ
る。加入者がオフフックすると、フックSW134がオンに
なり、制御部130は、無線回線制御装置11へオフフック
信号を送出し、送出後送受話部132をオンにする。
無線回線制御部11の制御部110はオフフック信号を受
信すると、ベル鳴動信号又はベル停止信号の送出を停止
し、マトリックススイッチ114を制御し無線回線インタ
ーフェース113と着信した局線インターフェース111Lを
接続し、既設交換機10へ着信応答を知らせる。したがっ
て、発呼側電話機と無線電話機13Lとの通話路が形成さ
れる。
信すると、ベル鳴動信号又はベル停止信号の送出を停止
し、マトリックススイッチ114を制御し無線回線インタ
ーフェース113と着信した局線インターフェース111Lを
接続し、既設交換機10へ着信応答を知らせる。したがっ
て、発呼側電話機と無線電話機13Lとの通話路が形成さ
れる。
(3) 無線電話機13からの発信 次に、無線電話機13から局線や他の無線電話機13に発
信する場合の動作を説明する。
信する場合の動作を説明する。
無線電話機13がオフフックされてフックスイッチ134
がオンになると、その制御部130は、無線回線接続ファ
イル138aの接続シーケンス、制御信号データにより発呼
信号を生成し、また無線ゾーン番号ファイル138cの現在
位置する無線ゾーンの識別番号を付加して無線送受信機
131を介して送出する。
がオンになると、その制御部130は、無線回線接続ファ
イル138aの接続シーケンス、制御信号データにより発呼
信号を生成し、また無線ゾーン番号ファイル138cの現在
位置する無線ゾーンの識別番号を付加して無線送受信機
131を介して送出する。
各無線ゾーンにおける無線接続装置12の制御局の制御
部120はそれぞれ、局データファイル125bの自己の無線
ゾーンの識別番号と比較し、識別番号が一致した制御局
の制御部120は、無線電話機13に対し発呼応答信号と通
話チャンネルを指定する信号を送出し、通話チャンネル
に切り替え、その無線接続装置は通話局となる。
部120はそれぞれ、局データファイル125bの自己の無線
ゾーンの識別番号と比較し、識別番号が一致した制御局
の制御部120は、無線電話機13に対し発呼応答信号と通
話チャンネルを指定する信号を送出し、通話チャンネル
に切り替え、その無線接続装置は通話局となる。
無線電話機13の制御部130がチャンネル切り替え信号
を送出すると、無線接続装置12は、無線回線制御装置11
とのループを閉じ、また、無線電話機13の制御部130
が、隣接する無線ゾーンとの干渉がない場合に干渉検出
完了信号を送出すると、無線回線制御装置11に発呼信号
を送出する。無線回線制御装置1は、発呼信号を受信す
ると加入者線路を閉ループにし、発呼信号を送出する。
を送出すると、無線接続装置12は、無線回線制御装置11
とのループを閉じ、また、無線電話機13の制御部130
が、隣接する無線ゾーンとの干渉がない場合に干渉検出
完了信号を送出すると、無線回線制御装置11に発呼信号
を送出する。無線回線制御装置1は、発呼信号を受信す
ると加入者線路を閉ループにし、発呼信号を送出する。
次いで、無線回線制御装置の制御部110は、発呼応答
信号を上記の無線接続装置12に送出し、音声制御部124
をオンにするとともに音声回路起動信号を無線電話機13
に送出する。無線電話機13の制御部130は、音声回路起
動信号により送受話部132をオンにする。
信号を上記の無線接続装置12に送出し、音声制御部124
をオンにするとともに音声回路起動信号を無線電話機13
に送出する。無線電話機13の制御部130は、音声回路起
動信号により送受話部132をオンにする。
したがって、既設交換機10から上記閉ループを介して
無線電話機13に送出されるダイヤルトーンがハンドセッ
ト132aのレシーバにより音声に再生され、発呼者は、既
設交換機10との閉ループを知得することができる。
無線電話機13に送出されるダイヤルトーンがハンドセッ
ト132aのレシーバにより音声に再生され、発呼者は、既
設交換機10との閉ループを知得することができる。
次いで、無線電話機13の制御部130は、ダイヤルキー1
33からダイヤル番号が入力すると、ダイヤルコードに変
換し、PB/DP切替スイッチ136により設定されているダイ
ヤル信号方式を示す信号(例えば、PB信号は「0」、DP
信号は「1」)を付加して無線接続装置12に送出する。
33からダイヤル番号が入力すると、ダイヤルコードに変
換し、PB/DP切替スイッチ136により設定されているダイ
ヤル信号方式を示す信号(例えば、PB信号は「0」、DP
信号は「1」)を付加して無線接続装置12に送出する。
無線接続装置12は、ダイヤル信号方式を示す信号によ
りダイヤルコードをDP信号方式又はPB信号方式のダイヤ
ル信号に変換し、上記閉ループを介して既設交換機10に
送出する。既設交換機10は、上記閉ループを介して無線
接続装置12を中経してリングバックトーンを無線機13に
送出し、被呼側電話機が応答すると通話状態となる。
りダイヤルコードをDP信号方式又はPB信号方式のダイヤ
ル信号に変換し、上記閉ループを介して既設交換機10に
送出する。既設交換機10は、上記閉ループを介して無線
接続装置12を中経してリングバックトーンを無線機13に
送出し、被呼側電話機が応答すると通話状態となる。
発明の効果 以上説明したように、本発明は、無線接続装置が無線
電話機の通話路を接続するためのデータを入力するため
の入力手段と、前記入力手段を介して入力されたデータ
を格納するための記憶手段とを無線回線制御装置に設
け、無線回線制御装置は、立ち上げ時に無線接続装置に
転送するように構成したので、無線接続装置のデータを
設定することなく出荷することができ、したがって、製
造コストが安価な無線電話装置を実現することができ
る。
電話機の通話路を接続するためのデータを入力するため
の入力手段と、前記入力手段を介して入力されたデータ
を格納するための記憶手段とを無線回線制御装置に設
け、無線回線制御装置は、立ち上げ時に無線接続装置に
転送するように構成したので、無線接続装置のデータを
設定することなく出荷することができ、したがって、製
造コストが安価な無線電話装置を実現することができ
る。
第1図は、本発明に係る無線電話装置の一実施例を示す
概略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置
の詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無
線回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1
図及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第
5図は、第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの
説明図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の
動作説明図である。 11……無線回線制御装置、12……無線接続装置、13……
無線電話機、110、120、130……制御部、114……マトリ
ックススイッチ、115a……システムファイル、115b……
加入者ファイル、115d……回線接続ファイル、121、131
……無線送受信機、125a、138a……無線回線接続ファイ
ル、125b……局データファイル、138b……無線電話機識
別番号(ID)ファイル、138c……無線ゾーン番号ファイ
ル。
概略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置
の詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無
線回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1
図及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第
5図は、第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの
説明図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の
動作説明図である。 11……無線回線制御装置、12……無線接続装置、13……
無線電話機、110、120、130……制御部、114……マトリ
ックススイッチ、115a……システムファイル、115b……
加入者ファイル、115d……回線接続ファイル、121、131
……無線送受信機、125a、138a……無線回線接続ファイ
ル、125b……局データファイル、138b……無線電話機識
別番号(ID)ファイル、138c……無線ゾーン番号ファイ
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 三男 横浜市港北区綱島東4丁目3番1号 松 下通信工業株式会社内 (72)発明者 村田 嘉利 横須賀市武1丁目2356番地 日本電信電 話株式会社通信網第二研究所内 (72)発明者 三枝 伸 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気 株式会社内 審査官 伊東 和重
Claims (1)
- 【請求項1】無線電話機の通話路を接続するためのデー
タを格納する第1の記憶手段を有する無線接続装置と、 上記データを入力する入力手段と、この入力手段を介し
て入力された上記データを格納する第2の記憶手段と、
立ち上げ時に上記第2の記憶手段のデータを、上記無線
接続装置に転送し、上記第1の記憶手段に格納する手段
とを有する無線回線制御装置とを備えた無線電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14967187A JP2558705B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14967187A JP2558705B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 無線電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63313924A JPS63313924A (ja) | 1988-12-22 |
JP2558705B2 true JP2558705B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=15480287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14967187A Expired - Fee Related JP2558705B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558705B2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-16 JP JP14967187A patent/JP2558705B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63313924A (ja) | 1988-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |