JP2516969B2 - 無線電話装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コードレス電話や自動車電話等に利用する
無線電話装置に関する。
無線電話装置に関する。
従来の技術 一般に、移動局であるコードレス電話機や自動車電話
機等の無線電話機(RTEL)と無線通信を行う無線接続装
置(CE)をそれぞれの無線ゾーンに配置し、これらの無
線接続装置(CE)と通信を行う無線回線制御装置(RC
U)を設け、この無線回線制御装置(RCU)を構内交換機
(PBX)や局交換機等の交換接続装置に接続することに
より無線電話機(RTEL)間の通信や無線電話機(RTEL)
の局線を介した通信等を行う無線電話装置が知られてい
る。
機等の無線電話機(RTEL)と無線通信を行う無線接続装
置(CE)をそれぞれの無線ゾーンに配置し、これらの無
線接続装置(CE)と通信を行う無線回線制御装置(RC
U)を設け、この無線回線制御装置(RCU)を構内交換機
(PBX)や局交換機等の交換接続装置に接続することに
より無線電話機(RTEL)間の通信や無線電話機(RTEL)
の局線を介した通信等を行う無線電話装置が知られてい
る。
尚、上記の無線回線制御装置(RCU)と無線接続装置
(CE)はそれぞれ、自動車電話システムにおけるシステ
ム制御局、各無線ゾーンの基地局に相当する。
(CE)はそれぞれ、自動車電話システムにおけるシステ
ム制御局、各無線ゾーンの基地局に相当する。
従来、この主の無線電話装置は、各無線ゾーンに配置
された複数の無線接続装置(CE)の所定の1つが予めそ
の無線ゾーンにおいて無線電話機(RTEL)の通話路を接
続する制御局に設定され、他の無線接続装置(CE)がそ
の無線電話機(RTEL)の通話路を形成する通話局に設定
されている。
された複数の無線接続装置(CE)の所定の1つが予めそ
の無線ゾーンにおいて無線電話機(RTEL)の通話路を接
続する制御局に設定され、他の無線接続装置(CE)がそ
の無線電話機(RTEL)の通話路を形成する通話局に設定
されている。
したがって、無線電話機(RTEL)が発信又は着信によ
り通話を行う場合、制御局である無線接続装置(CE)が
発呼処理、着呼処理の呼び出し処理を行い、通話局であ
る無線接続装置(CE)を介して無線電話機(RTEL)と他
の電話機との通話路を形成するように構成されている。
り通話を行う場合、制御局である無線接続装置(CE)が
発呼処理、着呼処理の呼び出し処理を行い、通話局であ
る無線接続装置(CE)を介して無線電話機(RTEL)と他
の電話機との通話路を形成するように構成されている。
また、上記従来の無線電話装置では、各無線接続装置
(CE)の動作を監視する装置を別個に設け、無線回線制
御装置(RCU)がこれらの監視装置からの信号により、
全無線ゾーンが正常に動作しているか否かを監視するよ
うに構成されている。
(CE)の動作を監視する装置を別個に設け、無線回線制
御装置(RCU)がこれらの監視装置からの信号により、
全無線ゾーンが正常に動作しているか否かを監視するよ
うに構成されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の無線電話装置では、各無線
ゾーンの無線接続装置(CE)の動作を監視するために専
用の監視装置を別個に設けなければならず、また、トラ
フィックの低い無線ゾーンにおいても制御局となる無線
接続装置と通話局となる無線接続装置を配置しなければ
ならず、装置全体が高価となるという問題点がある。
ゾーンの無線接続装置(CE)の動作を監視するために専
用の監視装置を別個に設けなければならず、また、トラ
フィックの低い無線ゾーンにおいても制御局となる無線
接続装置と通話局となる無線接続装置を配置しなければ
ならず、装置全体が高価となるという問題点がある。
また、上記従来の無線電話装置では、トラフィック頻
度より多い数の無線接続装置を配置した場合には、全て
の無線接続装置(CE)が頻繁に動作しなくなり、したが
って、上記監視装置では全ての無線接続装置(CE)の動
作状態を常時監視することができないという問題点があ
る。
度より多い数の無線接続装置を配置した場合には、全て
の無線接続装置(CE)が頻繁に動作しなくなり、したが
って、上記監視装置では全ての無線接続装置(CE)の動
作状態を常時監視することができないという問題点があ
る。
本発明は上記問題点に鑑み、全ての無線接続装置(C
E)の動作状態を監視することができ、また安価な無線
電話装置を提供することを目的とする。
E)の動作状態を監視することができ、また安価な無線
電話装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、無線回線制御
装置が無線接続装置の1つを所定の周期及び所定の順番
で順次無線電話機の通話路を接続する制御局に設定し、
通話時には前記制御局であった無線接続装置を無線電話
機の通話路を形成する通話局に設定するとともに前記順
番により他の無線接続装置を制御局に設定し、無線接続
装置とのそれぞれの接続制御信号を監視するように構成
したことを特徴とする。
装置が無線接続装置の1つを所定の周期及び所定の順番
で順次無線電話機の通話路を接続する制御局に設定し、
通話時には前記制御局であった無線接続装置を無線電話
機の通話路を形成する通話局に設定するとともに前記順
番により他の無線接続装置を制御局に設定し、無線接続
装置とのそれぞれの接続制御信号を監視するように構成
したことを特徴とする。
作用 本発明は、無線接続装置の1つを所定の周期及び所定
の順番で順次無線電話機の通話路を接続する制御局に設
定するために、全ての無線接続装置の動作状態を監視す
ることができ、また無線接続装置の動作状態を監視する
専用の装置を設けたり、トラフィックの低い無線ゾーン
においても制御局となる無線接続装置と通話局となる無
線接続装置を配置する必要がないために、安価な無線電
話装置を実現することができる。
の順番で順次無線電話機の通話路を接続する制御局に設
定するために、全ての無線接続装置の動作状態を監視す
ることができ、また無線接続装置の動作状態を監視する
専用の装置を設けたり、トラフィックの低い無線ゾーン
においても制御局となる無線接続装置と通話局となる無
線接続装置を配置する必要がないために、安価な無線電
話装置を実現することができる。
実 施 例 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。第
1図は、本発明に係る無線電話装置の一実施例を示す概
略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置の
詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無線
回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1図
及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第5
図は、第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの説
明図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の動
作説明図、第7図は、第1図及び第2図の無線接続装置
の状態遷移図である。
1図は、本発明に係る無線電話装置の一実施例を示す概
略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置の
詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無線
回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1図
及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第5
図は、第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの説
明図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の動
作説明図、第7図は、第1図及び第2図の無線接続装置
の状態遷移図である。
第1図において、11は、既設交換機10に接続される固
定局であってこの無線電話装置全体を制御する無線回線
制御装置(RCU)、121、122〜12nはそれぞれ、固定局で
あって通信半径が30〜100m程度の小電力かつ固定の無線
接続装置(CE)であり、これら無線接続装置121、122〜
12nはそれぞれ複数である。そして、これら無線接続装
置121、122〜12nがそれぞれ1つの無線ゾーンZ1、Z2〜Z
nを構成し、当該無線ゾーンに位置する無線電話機(RTE
L)13との無線通信を行う。
定局であってこの無線電話装置全体を制御する無線回線
制御装置(RCU)、121、122〜12nはそれぞれ、固定局で
あって通信半径が30〜100m程度の小電力かつ固定の無線
接続装置(CE)であり、これら無線接続装置121、122〜
12nはそれぞれ複数である。そして、これら無線接続装
置121、122〜12nがそれぞれ1つの無線ゾーンZ1、Z2〜Z
nを構成し、当該無線ゾーンに位置する無線電話機(RTE
L)13との無線通信を行う。
無線ゾーンZ1、Z2〜Znは、無線回線制御装置11が制御
する無線サービスエリアとなり、各無線電話機13を携帯
(コードレス電話の場合)した通話者がこのサービスエ
リア内に位置するときに、無線回線制御装置11及び無線
接続装置121、122〜12nを介して、他の無線電話機13と
の通信や局線を介した通信を行うことができるように構
成されている。
する無線サービスエリアとなり、各無線電話機13を携帯
(コードレス電話の場合)した通話者がこのサービスエ
リア内に位置するときに、無線回線制御装置11及び無線
接続装置121、122〜12nを介して、他の無線電話機13と
の通信や局線を介した通信を行うことができるように構
成されている。
無線回線接続装置11は、既設交換機10に対し無線電話
機13の数と同数の電話回線を介して接続され、各無線ゾ
ーンZ1、Z2〜Znにおける無線接続装置121、122〜12
nは、最繁時トラフィックと呼損率に応じて無線電話機1
3の数の数分の1で配置される。
機13の数と同数の電話回線を介して接続され、各無線ゾ
ーンZ1、Z2〜Znにおける無線接続装置121、122〜12
nは、最繁時トラフィックと呼損率に応じて無線電話機1
3の数の数分の1で配置される。
次に、第2図を参照して無旋回線制御装置11、各無線
接続装置12、各無線電話機13の詳細な構成を説明する。
接続装置12、各無線電話機13の詳細な構成を説明する。
無線回線制御装置11において、110は、無線回線制御
装置11全体を制御する制御部であり、この制御部110
は、マイクロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログ
ラムが格納されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの
作業エリア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)
より概略構成されている。
装置11全体を制御する制御部であり、この制御部110
は、マイクロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログ
ラムが格納されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの
作業エリア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)
より概略構成されている。
1111〜111Nはそれぞれ、電話回線が接続される局線イ
ンターフェース、112は、各種トーン信号を発生するト
ーントランク、1131〜113mはそれぞれ、各無線接続装置
121〜12nに接続される無線回線インターフェース、114
は、局線インターフェース1111〜111Nとトーントランク
112と無線回線インターフェース1131〜113mを接続する
ためのマトリックススイッチである。
ンターフェース、112は、各種トーン信号を発生するト
ーントランク、1131〜113mはそれぞれ、各無線接続装置
121〜12nに接続される無線回線インターフェース、114
は、局線インターフェース1111〜111Nとトーントランク
112と無線回線インターフェース1131〜113mを接続する
ためのマトリックススイッチである。
また、115aは、第3図(a)に示すように、この無線
回線制御装置11の識別番号すなわちこのシステムの識別
番号(SYS−ID)、加入者数を示すシステムの容量、無
線ゾーン数nすなわち無線接続装置12の制御局の数、無
線接続装置の数、後述するように各無線ゾーンの無線接
続装置121〜12nの制御局を順次変更するためのローテー
ション周期やその監視タイマ値等の無線接続装置の局デ
ータ等の各種データ格納され、また、図示省略されてい
るが後述する無線接続装置12の制御部120のプログラム
や無線回線接続ファイル125a及び局データファイル125b
に格納するための各種データが格納されるシステムファ
イルである。
回線制御装置11の識別番号すなわちこのシステムの識別
番号(SYS−ID)、加入者数を示すシステムの容量、無
線ゾーン数nすなわち無線接続装置12の制御局の数、無
線接続装置の数、後述するように各無線ゾーンの無線接
続装置121〜12nの制御局を順次変更するためのローテー
ション周期やその監視タイマ値等の無線接続装置の局デ
ータ等の各種データ格納され、また、図示省略されてい
るが後述する無線接続装置12の制御部120のプログラム
や無線回線接続ファイル125a及び局データファイル125b
に格納するための各種データが格納されるシステムファ
イルである。
115bは、第3図(b)に示すように、各無線電話機13
の呼び出し番号、識別番号(RTEL−ID)、現在位置する
無線ゾーンの番号等の位置情報、加入者クラスのデータ
が格納された加入者ファイルであり、位置情報は、無線
電話機13が無線ゾーン間を移動したときに書き換えられ
る。
の呼び出し番号、識別番号(RTEL−ID)、現在位置する
無線ゾーンの番号等の位置情報、加入者クラスのデータ
が格納された加入者ファイルであり、位置情報は、無線
電話機13が無線ゾーン間を移動したときに書き換えられ
る。
115cは、第3図(c)に示すように、各局線及び無線
回線の番号、回線の実装状況を示す回線ステータス等の
各種データが格納された局データファイル、115eは、第
3図(d)に示すように、現在通話中の加入者の呼び出
し番号、局線の回線番号、無線接続装置との回線番号、
発呼/着呼等のステータス、回線接続時間等の各種デー
タが格納される回線接続ファイル、115fは、第3図
(e)に示すように、各無線ゾーンの番号、各無線ゾー
ンに設置された無線接続装置の数、その無線接続装置の
識別番号等の各種データが格納される無線エリア構成フ
ァイルである。
回線の番号、回線の実装状況を示す回線ステータス等の
各種データが格納された局データファイル、115eは、第
3図(d)に示すように、現在通話中の加入者の呼び出
し番号、局線の回線番号、無線接続装置との回線番号、
発呼/着呼等のステータス、回線接続時間等の各種デー
タが格納される回線接続ファイル、115fは、第3図
(e)に示すように、各無線ゾーンの番号、各無線ゾー
ンに設置された無線接続装置の数、その無線接続装置の
識別番号等の各種データが格納される無線エリア構成フ
ァイルである。
116は、操作者がファイル115a〜115fの各種データを
入力したり、また、制御局である無線接続装置の監視結
果を表示等する制御卓である。
入力したり、また、制御局である無線接続装置の監視結
果を表示等する制御卓である。
各無線接続装置12において、120は、各無線接続装置1
2全体を制御する制御部であり、この制御部120は、マイ
クロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格
納されるROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリ
ア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略
構成されている。
2全体を制御する制御部であり、この制御部120は、マイ
クロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格
納されるROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリ
ア等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略
構成されている。
121は、無線電話機13との無線通信を行うマルチチャ
ンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、122は、2
線(2W)の伝送線路を介して無線回線制御装置11に接続
されるラインインターフェース、無線回線制御装置11と
の制御信号を送受信する制御信号送受信機、124は、通
話ラインの音声信号をオン/オフしたり、増幅等する音
声制御部である。
ンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、122は、2
線(2W)の伝送線路を介して無線回線制御装置11に接続
されるラインインターフェース、無線回線制御装置11と
の制御信号を送受信する制御信号送受信機、124は、通
話ラインの音声信号をオン/オフしたり、増幅等する音
声制御部である。
125aは、第4図(a)に示すように、当該無線接続装
置12の現在の動作状態、接続されている無線電話機の識
別番号(RTEL−ID)、発呼/着呼処理の制御シーケン
ス、無線電話機13(無線側)との各種制御信号、無線回
線制御装置11(有線側)との各種制御信号等の各種デー
タが格納される無線回線接続ファイルである。
置12の現在の動作状態、接続されている無線電話機の識
別番号(RTEL−ID)、発呼/着呼処理の制御シーケン
ス、無線電話機13(無線側)との各種制御信号、無線回
線制御装置11(有線側)との各種制御信号等の各種デー
タが格納される無線回線接続ファイルである。
125bは、第4図(b)に示すように、無線回線制御装
置11の識別番号(SYS−ID)、当該無線接続装置が設置
された無線ゾーンの番号、当該無線接続装置の識別番
号、空きチャンネルを検索する周期、等の各種データが
格納された局データファイルである。
置11の識別番号(SYS−ID)、当該無線接続装置が設置
された無線ゾーンの番号、当該無線接続装置の識別番
号、空きチャンネルを検索する周期、等の各種データが
格納された局データファイルである。
各無線電話機13において、130は、各無線電話機13全
体を制御する制御部であり、この制御部130は、マイク
ロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格納
されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリア
等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略構
成されている。
体を制御する制御部であり、この制御部130は、マイク
ロコンピュータ(CPU)と、CPUの実行プログラムが格納
されたROM(リードオンリメモリ)と、CPUの作業エリア
等を有するRAM(ランダムアクセスメモリ)より概略構
成されている。
131は、無線接続装置12との無線通信を行うマルチチ
ャンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、132は、
ハンドセット132aのレシーバ及びマイクの音声信号を増
幅したり、オン/オフする送受話器、133は、ダイヤル
番号等を入力するためのダイヤルキー、134は、ハンド
ルセット132aのオフフック/オンフックによりオン/オ
フするフックスイッチ(SW)、135は、無線電話機13が
位置する無線ゾーン等の位置情報を無線回線制御装置11
の加入者ファイル115bに登録するための位置登録ボタ
ン、136は、既設交換機に対するダイヤル信号の方式(P
B信号又はDP信号)を選択するためのPB/DP切替スイッチ
(SW)である。
ャンネルアクセス(MCA)方式の無線送受信機、132は、
ハンドセット132aのレシーバ及びマイクの音声信号を増
幅したり、オン/オフする送受話器、133は、ダイヤル
番号等を入力するためのダイヤルキー、134は、ハンド
ルセット132aのオフフック/オンフックによりオン/オ
フするフックスイッチ(SW)、135は、無線電話機13が
位置する無線ゾーン等の位置情報を無線回線制御装置11
の加入者ファイル115bに登録するための位置登録ボタ
ン、136は、既設交換機に対するダイヤル信号の方式(P
B信号又はDP信号)を選択するためのPB/DP切替スイッチ
(SW)である。
138aは、第5図(a)に示すように、当該無線電話機
の接続状態、接続されている無線接続装置12の番号、接
続されている無線回線制御装置11のシステム番号(SYS
−ID)、無線接続装置12との接続シーケンス、無線接続
装置12との制御信号等の各種データが格納される無線回
線接続ファイルである。
の接続状態、接続されている無線接続装置12の番号、接
続されている無線回線制御装置11のシステム番号(SYS
−ID)、無線接続装置12との接続シーケンス、無線接続
装置12との制御信号等の各種データが格納される無線回
線接続ファイルである。
138bは、第5図(b)に示すように、当該無線電話機
13の識別番号(RTEL−ID)が格納された無線電話機IDフ
ァイル、138cは、第5図(c)に示すように、当該無線
電話機13が位置する無線ゾーンの番号(位置情報)が格
納される無線ゾーン番号ファイル、138dは、第5図
(d)に示すように、短縮番号とダイヤルコードが対応
して格納される短縮ダイヤルファイル、138eは、第5図
(e)に示すように、前回ダイヤルキー133を介して入
力したダイヤル番号に対応するダイヤルコードが格納さ
れたリダイヤルファイルである。
13の識別番号(RTEL−ID)が格納された無線電話機IDフ
ァイル、138cは、第5図(c)に示すように、当該無線
電話機13が位置する無線ゾーンの番号(位置情報)が格
納される無線ゾーン番号ファイル、138dは、第5図
(d)に示すように、短縮番号とダイヤルコードが対応
して格納される短縮ダイヤルファイル、138eは、第5図
(e)に示すように、前回ダイヤルキー133を介して入
力したダイヤル番号に対応するダイヤルコードが格納さ
れたリダイヤルファイルである。
尚、上記部材130〜138eは、コードレス電話機の場合
は携帯可能な筐体に収納され、自動車電話機の場合は自
動車のセンタコソール等に設置可能な筐体に収納され
る。
は携帯可能な筐体に収納され、自動車電話機の場合は自
動車のセンタコソール等に設置可能な筐体に収納され
る。
次に、第6図及び第7図を参照して上記構成に係る実
施例の動作を説明する。
施例の動作を説明する。
(1) 無線接続装置12に対するイニシャルプログラム
ローディング(IPL) 第6図(a)に示すように、1つの無線ゾーンZに配
置された無線接続装置12a〜12dは、電源が投入されると
無旋回線接続装置11から送出される無線接続装置12a〜1
2dの制御部120のプログラムや無線回線接続ファイル125
a及び局データファイル125bの各種IPLデータの受信待機
状態となる。
ローディング(IPL) 第6図(a)に示すように、1つの無線ゾーンZに配
置された無線接続装置12a〜12dは、電源が投入されると
無旋回線接続装置11から送出される無線接続装置12a〜1
2dの制御部120のプログラムや無線回線接続ファイル125
a及び局データファイル125bの各種IPLデータの受信待機
状態となる。
上記のIPLが終了すると、第6図(b)に示すよう
に、全無線接続装置12a〜12dは空きチャンネルの無線局
となり、また、IPL終了の応答信号を無線回線制御装置1
1に送出する。
に、全無線接続装置12a〜12dは空きチャンネルの無線局
となり、また、IPL終了の応答信号を無線回線制御装置1
1に送出する。
無線回線制御装置11は、IPL終了の応答信号を受信す
ると、第6図(c)に示すように、最初の応答信号を受
信した無線接続装置12aに対しその無線ゾーンZの制御
局となる指令を送出する。
ると、第6図(c)に示すように、最初の応答信号を受
信した無線接続装置12aに対しその無線ゾーンZの制御
局となる指令を送出する。
したがって、無線接続装置12aがその無線ゾーンZに
おける制御局となり、他の無線接続装置12b〜12dは空き
チャンネルの無線局となり、後述するように無線電話機
13の位置登録、発呼/着呼制御、通話等が可能となる。
おける制御局となり、他の無線接続装置12b〜12dは空き
チャンネルの無線局となり、後述するように無線電話機
13の位置登録、発呼/着呼制御、通話等が可能となる。
また、無線回線制御装置11の制御部110は、システム
ファイル115aのローテーション周期(例えば、6分毎)
により、例えば無線接続装置12a→12b→12c→12dの順で
制御局に設定し、他の無線接続装置を空きチャンネルの
無線局にする。
ファイル115aのローテーション周期(例えば、6分毎)
により、例えば無線接続装置12a→12b→12c→12dの順で
制御局に設定し、他の無線接続装置を空きチャンネルの
無線局にする。
(2) 無線電話機13からの位置登録 次に、無線電話機13が位置する無線ゾーンを登録する
場合の動作を説明する。
場合の動作を説明する。
無線電話機13の位置登録ボタン135が押下されると、
制御部130は、無線送受信機131をオンにし、無線回線接
続ファイル138aの制御シーケンス、制御信号により位置
登録要求信号と、無線電話機IDファイル138bに格納され
ている無線電話機13の識別番号を無線送受信機131を介
して送出する。
制御部130は、無線送受信機131をオンにし、無線回線接
続ファイル138aの制御シーケンス、制御信号により位置
登録要求信号と、無線電話機IDファイル138bに格納され
ている無線電話機13の識別番号を無線送受信機131を介
して送出する。
この信号は、各無線ゾーンにおける制御局の無線接続
装置12により、各無線送受信機131を介して無線電話機1
3の位置する無線ゾーンに応じた異なるレベルで受信さ
れ、受信した各無線接続装置12の制御部120は、無線回
線接続ファイル125aの制御信号により無線電話機13から
の信号の受信レベルをエンコードし、無線回線接続ファ
イル125aの制御シーケンスにより無線回線制御装置11と
の伝送路を閉ループにし、位置登録要求信号及び識別番
号と受信レベルのコードを制御信号送受信機123、ライ
ンインターフェース122を介して無線回線制御装置11に
伝送し、ループを開く。
装置12により、各無線送受信機131を介して無線電話機1
3の位置する無線ゾーンに応じた異なるレベルで受信さ
れ、受信した各無線接続装置12の制御部120は、無線回
線接続ファイル125aの制御信号により無線電話機13から
の信号の受信レベルをエンコードし、無線回線接続ファ
イル125aの制御シーケンスにより無線回線制御装置11と
の伝送路を閉ループにし、位置登録要求信号及び識別番
号と受信レベルのコードを制御信号送受信機123、ライ
ンインターフェース122を介して無線回線制御装置11に
伝送し、ループを開く。
ここで、受信レベルは例えば、20dB以下、20〜40dB、
40〜60dB、60dB以上がそれぞれ、「00」、「01」、「1
0」、「11」の2ビットのデータにエンコードされる。
尚、3ビット以上にエンコードすれば、受信レベルを8
段階以上に区別することができることは勿論である。
40〜60dB、60dB以上がそれぞれ、「00」、「01」、「1
0」、「11」の2ビットのデータにエンコードされる。
尚、3ビット以上にエンコードすれば、受信レベルを8
段階以上に区別することができることは勿論である。
無線回線制御装置11の制御部110は、無線回線インタ
ーフェース113を介して位置登録要求信号及び識別番号
と受信レベルを示すエンコードデータを受信すると、デ
コードした後各無線接続装置12からの受信レベルを比較
する。
ーフェース113を介して位置登録要求信号及び識別番号
と受信レベルを示すエンコードデータを受信すると、デ
コードした後各無線接続装置12からの受信レベルを比較
する。
制御部110は、最高受信レベルの無線ゾーン又は無線
接続装置12の識別番号等の位置情報を選択し、選択した
位置情報を加入者ファイル125bの位置情報記憶エリアに
格納する。
接続装置12の識別番号等の位置情報を選択し、選択した
位置情報を加入者ファイル125bの位置情報記憶エリアに
格納する。
尚、比較した受信レベルが同一の場合には、最も小さ
い番号或いは大きい番号、又は最初或いは最後に入力し
た無線ゾーン又は無線接続装置12の番号を登録するよう
に所定の優先順位に基づいて登録してもよいし、また、
受信レベルが大きい順で無線ゾーン等の番号を登録し、
呼び出しの際に最大受信レベルの無線ゾーンの無線接続
装置12がすべて通信中の場合に下位の受信レベルの無線
ゾーンの無線接続装置12を介して順次呼び出すようにし
てもよい。
い番号或いは大きい番号、又は最初或いは最後に入力し
た無線ゾーン又は無線接続装置12の番号を登録するよう
に所定の優先順位に基づいて登録してもよいし、また、
受信レベルが大きい順で無線ゾーン等の番号を登録し、
呼び出しの際に最大受信レベルの無線ゾーンの無線接続
装置12がすべて通信中の場合に下位の受信レベルの無線
ゾーンの無線接続装置12を介して順次呼び出すようにし
てもよい。
制御部110は、上記の如く位置登録が完了すると線路
電圧を転極し、位置登録完了信号を最大レベルの信号を
受信した無線ゾーンの無線接続装置12に送出する。この
場合、位置登録完了信号は、最大レベルの信号を受信し
た無線接続装置以外の無線接続装置には送出されない。
位置登録完了信号を受信した無線接続装置12はこの信号
を無線信号に変換して無線電話機13に送出する。
電圧を転極し、位置登録完了信号を最大レベルの信号を
受信した無線ゾーンの無線接続装置12に送出する。この
場合、位置登録完了信号は、最大レベルの信号を受信し
た無線接続装置以外の無線接続装置には送出されない。
位置登録完了信号を受信した無線接続装置12はこの信号
を無線信号に変換して無線電話機13に送出する。
無線電話機13は、位置登録完了信号をハンドセット13
2aのレシーバやスピーカにより位置登録完了音に再生し
たり、発光ダイオード等を点滅することにより通話者に
知らせ、また、応答すなわち位置登録完了信号を送出し
た無線接続装置12の無線ゾーンの識別信号を無線ゾーン
番号ファイル138cに登録する。
2aのレシーバやスピーカにより位置登録完了音に再生し
たり、発光ダイオード等を点滅することにより通話者に
知らせ、また、応答すなわち位置登録完了信号を送出し
た無線接続装置12の無線ゾーンの識別信号を無線ゾーン
番号ファイル138cに登録する。
次いで、無線電話機13は、位置登録確認信号をその無
線接続装置12に送り出し、その無線接続装置12がその位
置登録確認信号を無線回線制御装置11に送出し、無線回
線制御装置11はループを復極する。
線接続装置12に送り出し、その無線接続装置12がその位
置登録確認信号を無線回線制御装置11に送出し、無線回
線制御装置11はループを復極する。
尚、上記の無線接続装置12から無線回線制御装置11へ
の位置登録要求信号は、特殊信号を送出する代わりに、
線路ループの開閉で通知するようにしてもよい。また、
無線回線制御装置11から無線接続装置12への位置登録完
了信号も通路電圧の転極により通知するようにしてもよ
いし、無線電話機13に対し直接トーン信号又はこのトー
ン信号を符号信号で送出するようにしてもよい。
の位置登録要求信号は、特殊信号を送出する代わりに、
線路ループの開閉で通知するようにしてもよい。また、
無線回線制御装置11から無線接続装置12への位置登録完
了信号も通路電圧の転極により通知するようにしてもよ
いし、無線電話機13に対し直接トーン信号又はこのトー
ン信号を符号信号で送出するようにしてもよい。
(3) 無線電話機13への着信 次に、無線回線制御装置11を介して無線電話機13に着
信する場合の動作を説明する。
信する場合の動作を説明する。
既設交換機10を介して例えば内線13X1に着信すると、
既設交換機10は、無線回線制御装置11に対して着信した
局線インターフェース11を介して制御部110にアクセス
する。
既設交換機10は、無線回線制御装置11に対して着信した
局線インターフェース11を介して制御部110にアクセス
する。
制御部110は、加入者ファイル115bから無線電話機(1
3X1)が位置する無線ゾーンを読み出し、マトリックス
スイッチ114を制御することによりその無線ゾーンにお
ける無線接続装置12の制御局に対応する無線回線インタ
ーフェース113と着信した局線インターフェース111を接
続する。
3X1)が位置する無線ゾーンを読み出し、マトリックス
スイッチ114を制御することによりその無線ゾーンにお
ける無線接続装置12の制御局に対応する無線回線インタ
ーフェース113と着信した局線インターフェース111を接
続する。
したがって、PBX10からの呼び出し信号が無線回線制
御装置11、無線接続装置12の制御局を介して無線電話機
(13X1)に送出される。
御装置11、無線接続装置12の制御局を介して無線電話機
(13X1)に送出される。
無線電話機(13X1)がオフフックすると、そのデータ
が無線接続装置12の制御局、無線回線制御装置11に送出
され、無線接続装置12の制御部120は、音声制御部124を
オンにすることにより発呼側電話機と無線電話機(13X
1)との通話路を形成する。
が無線接続装置12の制御局、無線回線制御装置11に送出
され、無線接続装置12の制御部120は、音声制御部124を
オンにすることにより発呼側電話機と無線電話機(13X
1)との通話路を形成する。
この場合、第6図(d)に示すように、無線回線制御
装置11の制御部110は、制御局であった無線接続装置12a
を通話局に設定し(通話チャンネル)、空きチャンネル
であった無線接続装置12bを制御局に設定する。
装置11の制御部110は、制御局であった無線接続装置12a
を通話局に設定し(通話チャンネル)、空きチャンネル
であった無線接続装置12bを制御局に設定する。
同様に、無線接続装置12bを介して着信して制御チャ
ンネル(制御局)から通話チャンネル(通話局)になる
と、第6図(e)に示すように、無線接続装置12cが制
御局となり、また、無線接続装置12aを介した通話が終
了すると、その無線接続装置12aは、第6図(f)に示
すように空きチャンネルになる。
ンネル(制御局)から通話チャンネル(通話局)になる
と、第6図(e)に示すように、無線接続装置12cが制
御局となり、また、無線接続装置12aを介した通話が終
了すると、その無線接続装置12aは、第6図(f)に示
すように空きチャンネルになる。
尚、制御チャンネルのキャリアは、全無線ゾーンにお
いて同一の周波数で搬送され、通話チャンネルのキャリ
アは、制御チャンネルのキャリアの周波数と異なり、ま
た、通話チャンネル毎に異なる周波数で搬送される。
いて同一の周波数で搬送され、通話チャンネルのキャリ
アは、制御チャンネルのキャリアの周波数と異なり、ま
た、通話チャンネル毎に異なる周波数で搬送される。
次いで、第6図(g)に示すように、無線回線制御装
置11のシステムファイル115aのローテーション周期によ
り、現在制御局である無線接続装置12cが空きチャンネ
ルになり、次の無線接続装置12dが制御局になる。
置11のシステムファイル115aのローテーション周期によ
り、現在制御局である無線接続装置12cが空きチャンネ
ルになり、次の無線接続装置12dが制御局になる。
すなわち、無線接続装置12aが制御局であるときに呼
が発生して通話局になると、所定のローテーション周期
が経過していなくてもそのローテーション周期のタイマ
がリセットされる。そして、次の順の無線接続装置12d
が制御局となり、ローテーション周期により無線接続装
置12b→12c→12d→12aの順で制御局となる。また、この
ローテーションにおいて、制御局になるべき無線接続装
置が通話中のときは、通話を中止しないように空きチャ
ンネルの次の無線接続装置が制御局となる。
が発生して通話局になると、所定のローテーション周期
が経過していなくてもそのローテーション周期のタイマ
がリセットされる。そして、次の順の無線接続装置12d
が制御局となり、ローテーション周期により無線接続装
置12b→12c→12d→12aの順で制御局となる。また、この
ローテーションにおいて、制御局になるべき無線接続装
置が通話中のときは、通話を中止しないように空きチャ
ンネルの次の無線接続装置が制御局となる。
上記の無線接続装置12aが制御局であるときに、無線
回線接続装置11の制御部110は、無線接続装置12aに制御
信号を送出し、システムファイル115aの監視タイマ値の
時間内に無線接続装置12aから制御信号が応答されない
ときは、第6図(h)に示すように、その無線接続装置
12aが障害が発生したと判別し、通信を行わない。
回線接続装置11の制御部110は、無線接続装置12aに制御
信号を送出し、システムファイル115aの監視タイマ値の
時間内に無線接続装置12aから制御信号が応答されない
ときは、第6図(h)に示すように、その無線接続装置
12aが障害が発生したと判別し、通信を行わない。
この場合、制御部110は、無線接続装置12aに障害が発
生した旨を制御卓116の警告ランプ点灯や警告音等によ
り操作者に警告する。
生した旨を制御卓116の警告ランプ点灯や警告音等によ
り操作者に警告する。
無線接続装置12aの障害が回復して無線回線接続装置1
1が無線接続装置12aに対し、イニシャルプログラムロー
ディング(IPL)処理をすると、第6図(i)に示すよ
うに、無線接続装置12aは空きチャンネルとなる。
1が無線接続装置12aに対し、イニシャルプログラムロー
ディング(IPL)処理をすると、第6図(i)に示すよ
うに、無線接続装置12aは空きチャンネルとなる。
次に、第7図を参照して上記無線接続装置の状態遷移
を説明する。
を説明する。
先ず、電源投入によりIPL待ち状態MIPL〔第6図
(a)に対応〕になり、無線回線制御装置11からのIPL
により空きチャンネル状態MO〔第6図(b)に対応〕に
なり、また、前期ローテーション周期の制御局指示又は
制御局解除指示によりそれぞれ、制御局即ち制御チャン
ネル状態Mcになったり、空きチャンネル状態MOになる
〔第6図(c)に対応〕。
(a)に対応〕になり、無線回線制御装置11からのIPL
により空きチャンネル状態MO〔第6図(b)に対応〕に
なり、また、前期ローテーション周期の制御局指示又は
制御局解除指示によりそれぞれ、制御局即ち制御チャン
ネル状態Mcになったり、空きチャンネル状態MOになる
〔第6図(c)に対応〕。
次いで、制御チャンネル状態Mcのときに発呼や着信が
発生すると通話局即ち通話チャンネル状態Msになり、通
話が終了すると空きチャンネル状態MOになる〔第6図
(d)、(e)、(f)、(g)に対応〕。
発生すると通話局即ち通話チャンネル状態Msになり、通
話が終了すると空きチャンネル状態MOになる〔第6図
(d)、(e)、(f)、(g)に対応〕。
上記の各空きチャンネル状態MO、制御チャンネル状態
Mc及び通話チャンネル状態Msにおける無線回線制御装置
11からの各指示に対して無線接続装置12から応答がない
場合には、障害/回線閉塞状態MIになる〔第6図(h)
に対応〕。尚、障害が回復すると、IPL待ち状態MIPLに
なる〔第6図(i)に対応〕。
Mc及び通話チャンネル状態Msにおける無線回線制御装置
11からの各指示に対して無線接続装置12から応答がない
場合には、障害/回線閉塞状態MIになる〔第6図(h)
に対応〕。尚、障害が回復すると、IPL待ち状態MIPLに
なる〔第6図(i)に対応〕。
また、空きチャンネルMO及び制御チャンネルMcにおい
ては、無線回線制御装置11は、他のどの無線接続装置が
通話チャンネル状態Msでないかを検索して回線接続ファ
イル115eのステータス記憶エリアに記憶し、上記のロー
テーション周期及び順番において通話チャンネル状態Ms
の無線接続装置が制御チャンネル状態Mcにならないよう
に構成されている。
ては、無線回線制御装置11は、他のどの無線接続装置が
通話チャンネル状態Msでないかを検索して回線接続ファ
イル115eのステータス記憶エリアに記憶し、上記のロー
テーション周期及び順番において通話チャンネル状態Ms
の無線接続装置が制御チャンネル状態Mcにならないよう
に構成されている。
したがって、1つの無線ゾーンに4台の無線接続装置
が配置され、1台のローテーション周期を6分に設定す
れば、制御局指示又は制御局解除指示等に対する無線接
続装置の応答信号を監視することにより24分で全無線接
続装置を監視することができ、また、通話等が発生する
と、発呼着呼の制御装置に対する無線接続装置の応答信
号を監視することにより更に短い時間で全無線接続装置
を監視することができる。
が配置され、1台のローテーション周期を6分に設定す
れば、制御局指示又は制御局解除指示等に対する無線接
続装置の応答信号を監視することにより24分で全無線接
続装置を監視することができ、また、通話等が発生する
と、発呼着呼の制御装置に対する無線接続装置の応答信
号を監視することにより更に短い時間で全無線接続装置
を監視することができる。
(4) 無線電話機13からの発信 次に、無線電話機13から局線や他の無線電話機13に発
信する場合の動作を説明する。この場合も同様に、無線
接続装置12a〜12dは、前記のローテーション周期、監視
タイマ値により順次制御局になる。
信する場合の動作を説明する。この場合も同様に、無線
接続装置12a〜12dは、前記のローテーション周期、監視
タイマ値により順次制御局になる。
無線電話機13がオフフックされてフックスイッチ134
がオンになると、その制御部130は、無線回線接続ファ
イル135の接続シーケンス、制御信号によりオフフック
データを生成し、また無線ゾーン番号ファイル138cの現
在位置する無線ゾーンの識別番号を付加して無線送受信
機131を介して送出する。
がオンになると、その制御部130は、無線回線接続ファ
イル135の接続シーケンス、制御信号によりオフフック
データを生成し、また無線ゾーン番号ファイル138cの現
在位置する無線ゾーンの識別番号を付加して無線送受信
機131を介して送出する。
各無線ゾーンにおける無線接続装置12の制御局の制御
部120はそれぞれ、局データファイル125bの自己の無線
ゾーンの識別番号と比較し、識別番号が一致した制御局
の制御部120は、無線電話機13に対し発呼応答信号と通
話チャンネルを指定する信号を送出し、通話チャンネル
に切り替え、その無線接続装置は通話局となる。
部120はそれぞれ、局データファイル125bの自己の無線
ゾーンの識別番号と比較し、識別番号が一致した制御局
の制御部120は、無線電話機13に対し発呼応答信号と通
話チャンネルを指定する信号を送出し、通話チャンネル
に切り替え、その無線接続装置は通話局となる。
無線電話機13の制御部130がチャンネル切り替え信号
を送出すると、無線接続装置12は、無線回線制御装置11
とのループを閉じ、また、無線電話機を13の制御部130
が、隣接する無線ゾーンとの干渉がない場合に干渉検出
完了信号を送出すると、無線回線制御装置11に発呼信号
を送出する。無線回線制御装置11は、発呼信号を受信す
ると加入者線路を閉ループにし、発呼信号を送出する。
を送出すると、無線接続装置12は、無線回線制御装置11
とのループを閉じ、また、無線電話機を13の制御部130
が、隣接する無線ゾーンとの干渉がない場合に干渉検出
完了信号を送出すると、無線回線制御装置11に発呼信号
を送出する。無線回線制御装置11は、発呼信号を受信す
ると加入者線路を閉ループにし、発呼信号を送出する。
次いで、無線回線制御装置の制御部110は、発呼応答
信号を上記の無線接続装置12に送出し、音声制御部124
をオンにするとともに音声回路起動信号を無線電話機13
に送出する。無線電話機13の制御部130は、音声回路起
動信号により送受信部132をオンにする。
信号を上記の無線接続装置12に送出し、音声制御部124
をオンにするとともに音声回路起動信号を無線電話機13
に送出する。無線電話機13の制御部130は、音声回路起
動信号により送受信部132をオンにする。
したがって、既設交換機10から上記閉ループを介して
無線電話機13に送出されるダイヤルトーンがハンドセッ
ト132aにレシーバにより音声が再生され、発呼者は、既
設交換機との閉ループを知得することができる。
無線電話機13に送出されるダイヤルトーンがハンドセッ
ト132aにレシーバにより音声が再生され、発呼者は、既
設交換機との閉ループを知得することができる。
次いで、無線電話機13の制御部130は、ダイヤルキー1
13からダイヤル番号が入力すると、ダイヤルコードに変
換し、PB/DP切替スイッチ136により設定されているダイ
ヤル信号方式を示す信号(例えば、PB信号は「0」、DP
信号は「1」)を付加して無線接続装置12に送出する。
13からダイヤル番号が入力すると、ダイヤルコードに変
換し、PB/DP切替スイッチ136により設定されているダイ
ヤル信号方式を示す信号(例えば、PB信号は「0」、DP
信号は「1」)を付加して無線接続装置12に送出する。
無線接続装置12は、ダイヤル信号方式を示す信号によ
りダイヤルコードをDP信号方式又はPB信号方式のダイヤ
ル信号に変換し、上記閉ループを介して既設交換機に送
出する。既設交換機は、上記閉ループを介して無線接続
装置12にリングバックトーンを送出し、無線接続装置12
はリングバックトーンを当該無線信号に変換して無線電
話機13に送出し、被呼側電話機が応答すると通話状態と
なる。
りダイヤルコードをDP信号方式又はPB信号方式のダイヤ
ル信号に変換し、上記閉ループを介して既設交換機に送
出する。既設交換機は、上記閉ループを介して無線接続
装置12にリングバックトーンを送出し、無線接続装置12
はリングバックトーンを当該無線信号に変換して無線電
話機13に送出し、被呼側電話機が応答すると通話状態と
なる。
発明の効果 以上説明したように、本発明は、無線接続装置の1つ
の所定の周期及び所定の順番で順次無線電話機の通話路
を接続する制御局に設定するために、全ての無線接続装
置の動作状態を監視することができ、また無線接続装置
の動作状態を監視する専用の装置を設けたり、トラフィ
ックの低い無線ゾーンにおいても制御局となる無線接続
装置と通話局となる無線接続装置を配置する必要がない
ために、安価な無線電話装置を実現することができる。
の所定の周期及び所定の順番で順次無線電話機の通話路
を接続する制御局に設定するために、全ての無線接続装
置の動作状態を監視することができ、また無線接続装置
の動作状態を監視する専用の装置を設けたり、トラフィ
ックの低い無線ゾーンにおいても制御局となる無線接続
装置と通話局となる無線接続装置を配置する必要がない
ために、安価な無線電話装置を実現することができる。
第1図は、本発明に係る無線電話装置の一実施例を示す
概略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置
の詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無
線回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1
図及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第
5図は、第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの
説明図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の
動作説明図、第7図は、第1図及び第2図の無線接続装
置の状態遷移図である。 11……無線回線制御装置、12……無線接続装置、13……
無線電話機、110、120、130……制御部、114……マトリ
ックススイッチ、115a……システムファイル、115b……
加入者ファイル、115e……回線接続ファイル、121、131
……無線送受信機、125a、138a……無線回線接続ファイ
ル、125b……局データファイル、138b……無線電話機ID
ファイル、138c……無線ゾーン番号ファイル。
概略構成図、第2図は、第1図の無線電話装置の各装置
の詳細なブロック図、第3図は、第1図及び第2図の無
線回線制御装置の各ファイルの説明図、第4図は、第1
図及び第2図の無線接続装置の各ファイルの説明図、第
5図は、第1図及び第2図の無線電話機の各ファイルの
説明図、第6図は、第1図及び第2図の無線電話装置の
動作説明図、第7図は、第1図及び第2図の無線接続装
置の状態遷移図である。 11……無線回線制御装置、12……無線接続装置、13……
無線電話機、110、120、130……制御部、114……マトリ
ックススイッチ、115a……システムファイル、115b……
加入者ファイル、115e……回線接続ファイル、121、131
……無線送受信機、125a、138a……無線回線接続ファイ
ル、125b……局データファイル、138b……無線電話機ID
ファイル、138c……無線ゾーン番号ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 三男 横浜市港北区綱島東4丁目3番1号 松 下通信工業株式会社内 (72)発明者 村田 嘉利 横須賀市武1丁目2356番地 日本電信電 話株式会社通信網第二研究所内 (72)発明者 廣野 正彦 横須賀市武1丁目2356番地 日本電信電 話株式会社通信網第二研究所内 審査官 井関 守三 (56)参考文献 特開 昭63−217729(JP,A) 特開 昭63−224417(JP,A) 特開 昭63−224418(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】無線ゾーンに配置され、無線電話機との無
線通信を行う複数の無線接続装置と、前記無線接続装置
の1つを所定の周期で及び所定の順番で順次前記無線電
話機の通話路を接続する制御局に設定し、通話時には前
記制御局であった無線接続装置を前記無線電話機の通話
路を形成する通話局に設定するとともに前記順番により
他の無線接続装置を制御局に設定し、前記無線接続装置
とのそれぞれの接続制御信号を監視することにより前記
無線接続装置の状態を監視する無線回線制御装置とを備
えた無線電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11022987A JP2516969B2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11022987A JP2516969B2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 無線電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63275229A JPS63275229A (ja) | 1988-11-11 |
JP2516969B2 true JP2516969B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=14530367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11022987A Expired - Fee Related JP2516969B2 (ja) | 1987-05-06 | 1987-05-06 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516969B2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-06 JP JP11022987A patent/JP2516969B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63275229A (ja) | 1988-11-11 |
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