JP2558674Y2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2558674Y2
JP2558674Y2 JP1991070807U JP7080791U JP2558674Y2 JP 2558674 Y2 JP2558674 Y2 JP 2558674Y2 JP 1991070807 U JP1991070807 U JP 1991070807U JP 7080791 U JP7080791 U JP 7080791U JP 2558674 Y2 JP2558674 Y2 JP 2558674Y2
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JP
Japan
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lamp
lid
vending machine
door
locked
Prior art date
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Application number
JP1991070807U
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English (en)
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JPH0523286U (ja
Inventor
芳昭 町田
明久 南雲
寿 野村
Original Assignee
東芝機器株式会社
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、販売商品の見本品を展
示して販売を行う自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機においては、商品や売上金が
盗難されたり、機体内への悪戯を防止する目的で前面扉
側から施錠され、これを管理する人やオペレータ等の特
定者以外は解錠できないようになっており、販売商品や
釣り銭の補充、あるいは売上金を回収する作業のため
に、上記特定者は解錠用のメインキーを常備してその管
理に当たっているのが普通である。
【0003】ところで、販売商品が缶入りやビン入りの
飲料であるような場合は、商品数も多く、通常は飲料メ
ーカーであるボトラーと提携して、ボトラー毎に用意し
た自動販売機で、指定の商品を取り扱うのが通例化され
ているが、特定ボトラーと提携した設置管理者の中に
は、指定を無視して提携先以外の販売利益率の高い商品
であるとか人気商品を展示室に展示される見本品と共に
入替えて利益を確保するいわゆるコラムジャックと呼ば
れている提携管理が出現し、ボトラー側からはこれらの
対応策が自動販売機の開発製造元に求められてきてい
る。
【0004】この一方策として、特開昭63−1507
93号公報に記載されているように、通電回路を付設し
た見本品を展示室にセットすることにより対応商品の販
売を可能とし、これ以外の通電回路が付設されていない
見本品に入替えられた場合には販売できないようにした
特殊な方法をとる場合も見られているが、コストアップ
要因となり、製造者側から見て実用性に問題がある。
【0005】そのため、一般的には、展示する見本品が
交換できないようにしたり、この部分をボトラーでなけ
れば解錠できないような八万ロックで施錠する方法が採
られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上述の中で、八万ロッ
クで施錠する方法は、展示室の裏面側を覆う蓋体を施錠
するだけでたりるので、既存品を大きく変えずに対応で
きる点でコストが安く容易である。しかし、展示室内に
は商品を照射したり看板照明をするためにランプが配設
されているが、上記裏面部を覆う蓋体を施錠するので、
球切れ等でランプを交換したくとも、ボトラー側のオペ
レータ等でなければ交換できないという不便さが発生
し、オペレータの負担が増大する問題を持ちあわすもの
となっていた。
【0007】本考案は、このような点に鑑みてなされた
もので、コラムジャック対応として展示室を施錠させる
自動販売機において、電照用のランプを展示室が施錠さ
れたままでも設置先ユーザーが容易に交換できるように
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】考案は、販売機本体の
前面を開閉する扉体を設け、この扉体内に販売商品の見
本品を展示するとともにランプで照明する展示室を設け
た自動販売機において、前記展示室の裏面を覆って施錠
される蓋体を設け、この蓋体にランプ挿通部を設け、こ
のランプ挿通部を通じて前記扉体内に配置される前記ラ
ンプを支持したランプ支持体を蓋体に対して着脱可能に
設けたものである。
【0009】
【作用】考案では、扉体の展示室の裏面を覆う蓋体の
施錠をボトラー側で管理することにより、設置先ユーザ
ー側で展示室内の見本品を交換できないようにし、コラ
ムジャックを防止する。扉体内に配置されるランプは、
蓋体に対して着脱可能とするランプ支持体に支持され、
蓋体のランプ挿通部を通じて挿脱可能とされているの
で、設置先ユーザーが容易にランプ交換を行える。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例の構成を図1ないし
図3を参照して説明する。
【0011】図3は缶入り飲料の自動販売機を示し、1
は販売機本体で、飲料を種類別に収納する複数のコラム
や、飲料を冷却あるいは加熱するための装置等が内蔵さ
れている。
【0012】販売機本体1の前面には扉体2が開閉可能
に設けられている。この扉体2の上部には、透明板3で
閉塞された展示窓4の内側に販売飲料の見本品5を展示
する展示室6が上下2段に設けられ、各展示室6の下側
に各見本品5に対応して選択ボタン7が設けられてい
る。中央部には、硬貨投入口8、投入金額や釣銭切れ等
を表示する表示器9、返却レバー10が設けられている。
下部には、商品取出口11および返却口12が設けられてい
る。
【0013】図1および図2において、扉体2の裏面に
は蓋体21が開閉可能に設けられており、この蓋体21は、
ボトラー側によって管理される八万ロック22によって扉
体2に対して施錠、解錠される。
【0014】この蓋体21の前面には、各展示室6に対応
して、複数の見本品5がホルダ23により取付けられてい
るとともに、複数の見本品5の下側に沿って直管型蛍光
灯からなるランプ24が配置される。
【0015】また、蓋体21の裏面には、ランプ24の点灯
部品を構成する安定器25、グロー26を接続するソケット
27等が取付けられている。
【0016】また、蓋体21にはランプ24の配置位置に対
応して横長のランプ挿通部28が開口形成され、このラン
プ挿通部28の両側に取付ねじ29が螺合されているととも
に、この取付ねじ29の上下部に引掛孔30が形成されてい
る。
【0017】前記ランプ24はランプ支持体31によって支
持されている。このランプ支持体31は、断面略コ字状で
ランプ挿通部28よりやや長い横長に形成されており、前
面両端近傍にランプ24が接続されるソケット32を有する
ホルダ33が突設されている。前面両端部には、下側が取
付ねじ29の頭部が挿通する大径で上側が取付ねじ29の頭
部と係合する小径のだるま孔状の取付孔34が設けられ、
また、上下面両端部には、引掛片35が上方に向けて折曲
形成されている。なお、ソケット32はコードによって点
灯回路に接続されている。
【0018】次に、本実施例の作用を説明する。
【0019】ランプ24を展示室6にセットするには、ラ
ンプ支持体31によって支持したランプ24を蓋体21のラン
プ挿通部28を通じて扉体2内に挿入し、ランプ支持体31
の取付孔34の下側の大径部を取付ねじ29の頭部に挿通
し、ランプ支持体31を蓋体21に接合する。そのままラン
プ支持体31を下方に移動させ、取付孔34の上側の小径部
を取付ねじ29の頭部と蓋体21との間で取付ねじ29の軸部
に係合し、取付ねじ29を締付けてランプ支持体31を蓋体
21に締付け固定する。
【0020】ところで、蓋体21はボトラー側で管理され
る八万ロック22によって扉体2に施錠されているため、
設置先ユーザー側では見本品5を交換することはでき
ず、コラムジャックを防止することができる。
【0021】また、蓋体21が設置先ユーザー側で開放で
きなくとも、球切れ等により交換の必要性の生じたラン
プ24の交換は、設置先ユーザーによって容易に交換する
ことができる。
【0022】すなわち、取付ねじ29を緩め、ランプ支持
体31を上方に移動させ、取付孔34の大径部を通じて取付
ねじ29から抜き外す。ランプ支持体31の前後面を反転さ
せ、ランプ支持体31の引掛片35を蓋体21の引掛孔30に引
掛ける。そのため、ランプ支持体31が蓋体21に支持され
た状態で、設置先ユーザーは両手を使ってソケット32間
からのランプ24の交換を容易に行える。
【0023】ランプ24の交換後は、取外し時とは逆にラ
ンプ支持体31の前後面を元に戻し、前述のように取付け
る。
【0024】したがって、コラムジャック対応として展
示室6を施錠した自動販売機において、ランプ24を展示
室6が施錠されたままでも設置先ユーザーが容易に交換
でき、ボトラー側のオペレータの負担を軽減することが
できる。
【0025】
【考案の効果】考案によれば、扉体の展示室の裏面を
覆う蓋体の施錠をボトラー側で管理することにより、設
置先ユーザー側で展示室内の見本品を交換できないよう
にし、コラムジャックを防止することができる。しか
も、扉体内に配置されるランプは、蓋体に対して着脱可
能とするランプ支持体に支持され、蓋体のランプ挿通部
を通じて挿脱可能とされているので、蓋体が施錠された
ままでも、設置先ユーザーがランプを容易に交換するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動販売機の一実施例を示す一部の斜
視図である。
【図2】その一部の側面図である。
【図3】その全体の斜視図である。
【符号の説明】
1 販売機本体 2 扉体 5 見本品 6 展示室 21 蓋体 24 ランプ 28 ランプ挿通部 31 ランプ支持体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売機本体の前面を開閉する扉体を設
    け、この扉体内に販売商品の見本品を展示するとともに
    ランプで照明する展示室を設けた自動販売機において、 前記展示室の裏面を覆って施錠される蓋体を設け、 この蓋体にランプ挿通部を設け、 このランプ挿通部を通じて前記扉体内に配置される前記
    ランプを支持したランプ支持体を蓋体に対して着脱可能
    に設けたことを特徴とする自動販売機。
JP1991070807U 1991-09-04 1991-09-04 自動販売機 Expired - Lifetime JP2558674Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991070807U JP2558674Y2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991070807U JP2558674Y2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0523286U JPH0523286U (ja) 1993-03-26
JP2558674Y2 true JP2558674Y2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=13442207

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JP1991070807U Expired - Lifetime JP2558674Y2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 自動販売機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0276773U (ja) * 1988-11-30 1990-06-12

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Publication number Publication date
JPH0523286U (ja) 1993-03-26

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