JP2558645B2 - 点火電極装置 - Google Patents

点火電極装置

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JP2558645B2
JP2558645B2 JP61194338A JP19433886A JP2558645B2 JP 2558645 B2 JP2558645 B2 JP 2558645B2 JP 61194338 A JP61194338 A JP 61194338A JP 19433886 A JP19433886 A JP 19433886A JP 2558645 B2 JP2558645 B2 JP 2558645B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガス又は灯油を熱源とする燃焼装置の点火
電極部の構成に関するものである。
従来の技術 従来の点火電極は第13図・第14図に示す通り碍子32に
アルミナセメント等で接着固定された電極33及び電極34
によって放電距離が確保された点火電極35を、バーナ側
板36に固定金具37によって固定されるものである。
そして、ビス38によって固定金具37と点火電極35が固
定され、バーナ側面36へは点火電極35を固定した固定金
具37を介してビス39によって固定されていた。
固定金具37は略コ字型に曲げられ且つ他面はバーナに
取付けるため、90゜曲げ加工が追加されているものであ
る。斜線を入れた部分40はバーナ側板36と点火電極35と
の隙間部である。この隙間部40は碍子32の焼成加工上か
ら、バーナ側板36の取付孔41に気密に嵌合するような形
にはバラツキが大きくてできず、またビス38,39の2個
所で締付けている関係から、これらビスの取付孔の加工
誤差等から、これらを吸収するため、取付孔41をやや大
き目にしているのである。
発明が解決しようとする問題点 ところが、ガス及び灯油を燃焼させる装置そのものに
高負荷燃焼を要求されるようになった結果、バーナ部の
構成そのものに気密を要求されるに至った。このような
背景のなかで従来例に示す点火電極35を使用しようとす
ると、第14図の斜線部で示す隙間部40から空気が燃焼室
へ流入したり、又は燃焼ガスが噴き出し、燃焼をみだ
し、異常音を発生することもあった。又、点火電極35そ
のものが大きいことや、固定金具37そのものも大きいた
めに、必然的に空間距離やえん面距離を確保するために
取付けスペースも大きくする必要があり、製品のコンパ
クト化を要求される背景から、さらに点火電極35のコン
パクト化が要求されるに至った。本発明はこのような従
来の問題点を解消するものであり、燃焼室へ気密に取付
けられ且つコンパクトな点火電極を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の点火電極装置
は、直円筒の一部にこの直円筒径より突出した非円形状
のフランジを有した碍子と、直円筒の中心穴に貫通して
接着固定する放電用の電極を有した点火プラグを備え、
点火プラグに直円筒を電極放電端側から挿入する2個の
プラグ穴と、点火プラグを挿入する面側にバーリング立
てしてあけたバーリング穴を有する金具Aを備え、この
金具Aと略同一外形を有した平面に、直円筒を通す穴を
有してフランジをその非円形状に沿って収納する凸部
と、バーリング穴に嵌合するカシメ穴を有した金具Bを
備え、金具Aのプラグ穴に2本の点火プラグを電極放電
端側から貫通し、金具Bを覆せて面接触し、カシメ穴に
バーリングをカシメて点火プラグを固定するようにした
ものである。
作 用 本発明の点火電極装置は、前記金具Aに点火プラグ2
本を挿入した後、金具Bをかぶせた後、一体にカシメた
点火電極ユニットの点火プラグ2本の先端部を同一平面
上にて対向するように設けてあるので、パッキンを介し
て、点火プラグ2本の碍子先端部外径より若干大きい穴
2個の間を点火プラグの線径より若干大きいスリット部
に連通したバーナ側板へ、ネジにて気密を保って固定で
きるようにしたものである。
実施例 以下、本発明の一実施例の点火電極装置を図面を参照
して説明する。第1図は点火電極装置28の断面図であ
り、第2図は点火電極装置28の正面図である。第1図に
は、金具A1上に配置された点火プラグ2を金具B6を覆い
カシメたあと、パッキン21を介してバーナ側板27のネジ
部29へネジ30によって固定した構成を示す。第2図は同
装置を金具B6側から見た正面図で、第2図のA−B−C
−D−E−F断面を第1図に示してある。
第3図は金具A1の断面図を示し、第4図は金具A1の平
面図である。点火プラグ2の挿入する穴3a,3bが2個
と、金具A1と金具B6をカシメるためのバーリング部4a,4
bが2個と、バーナ側板27への取付面穴1個5が設けら
れている。
金具B6の詳細は第5図と第6図に示す通りで、第5図
は断面図で第6図は平面図である。
金具B6は略型に成型され、略型部31の天面には点
火プラグ2の挿入部8a,8bが設けられ、両側のフラット
な腕には前記バーリング部4a,4bの外径より大なる穴7a,
7b2個とバーナ側板27への取付穴9が設けられている。
点火プラグ2の側電極2aの詳細は第7図に示す通り
で、碍子11の角型フランジ部10の両端部は断面が円形で
あり、一部を細く加工し縁面距離を大とした碍子11の中
心に点火プラグ12が挿入され、アルミナセメント等で接
着されている。碍子11の先端部13と後端部14は同一径で
も異径でもかまわないが同一径の方が加工上は有利であ
る。
点火プラグ2の側電極2bの詳細は第8図に示す通り
で、碍子11の角型フランジ部10の両端部は断面で円形で
あり、一部を細く加工し縁面距離を大とした碍子11の中
心に点火プラグ15が挿入され、アルミナセメント等で接
着されている。碍子11の先端部13と後端部14は同一径で
も異径でもかまわないが同一径の方が加工上は有利であ
る。
第9図は点火電極装置を電極2a,2bの先端側から見た
平面図で、側電極2aと側電極2bの先端部が同一平面
(X−Y線上)にて対向するようにカシメられている。
第10図は側面図で放電距離A寸法は4±0.5mm前後にな
るようにカシメられている。
第11図はパッキン21の平面図であり、碍子11の先端部
13の外径と同程度の穴16,17とスリット18が設けられネ
ジ締め用穴19と20があいている。
第12図はバーナ側板27の平面図であり、碍子11の先端
部13の外径より若干大きい穴22と23と点火プラグ2の線
径よりも若干大きいスリット部24が設けられ、さらにネ
ジ部25と26が設けられている。
第1図に示すように、金具A1に点火プラグ2を2本挿
入した後、金具B6を上からかぶせ、且つ、前記金具A1の
バーリング部4a,4bに金具B6の穴7a,7bを合せた後カシメ
ることにより、点火プラグ2の放電距離を確保するよう
にしてある。
金具A1と金具B6および点火プラグ2の2本をカシメた
後、バーナ側板27に設けられたネジ部25と26に、バーリ
ング部4aと相対する穴7aでカシメた穴と取付穴5と9を
重ねた部分へ固定されている。もちろんバーリング部4a
と7a,4bと7bの2個の孔を利用して固定しても良いが、
バーリング部2個所はカシメ後の寸法規制が困難である
ため、寸法出しのし易い取付用穴5と9の穴径をシビア
にすれば、取付時ガタのないようにできる。パッキン21
とバーナ側板27の点火プラグ2を差し込む部分は、第9
図の点火プラグ2の先端部が同一平面上X−Y線に配置
してあるので、X−Y線に相対するように、パッキン21
とバーナ側板27に穴又はスリットが設けてあるので、容
易で且つ気密を保って取付け、取りはずしができる。バ
ーナ側板27の点火電極装置28の取付面は一段低く一部切
削加工し、バーナ側板27と外装部(図示せず)との距離
をかせいでいる。一方、バーナ側板27のバーナ側は点火
プラグ2の貫通部周囲を座ぐり加工して、空間距離をか
せいでいる。
発明の効果 以上のように本発明の点火電極装置は、前記金具Aに
点火プラグ2本を挿入した後、金具Bをかぶせてから一
体にカシメた点火電極装置の点火プラグ2本の先端部を
同一平面にて対向するように設け、そして点火プラグ2
本の碍子先端部外径より若干大きい穴2個の間を点火プ
ラグの線径より若干大きいスリット部に連通したバーナ
側板へ、ネジにて気密を保って固定できるようにしたも
のであるので、次のような特長を期待できる。
(1) 金具Aの一面がフラットであるので、点火電極
装置28とバーナ側板27とが気密に保つことができる。
(2) 従来の碍子全長35m/mに対し、全長を25m/m程度
に短くできるので、器具をコンパクトにできる。
(3) 従来の碍子に比べ形状がシンプルな碍子2個を
カシメることによって、点火電極装置を構成できるので
コストの低減が図れる。
(4) 点火プラグ先端部がバーナ側板へ容易に且つ気
密を保って取付けることができる。
(5) 点火プラグ先端部が同一平面上に加工され、バ
ーナ側板の穴とスリット部へ着脱が容易である。
(6) パッキンを介することによって、さらに気密を
確保することができる。
(7) 従来に比べバーナへの取付金具と点火プラグが
一体となっているので、取付工数の大幅な低減ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例における点火電極装置の断面
図、第2図は同点火電極装置の正面図、第3図は同金具
Aの断面図、第4図は同金具Aの平面図、第5図は同金
具Bの断面図、第6図は同金具Bの平面図、第7図は同
点火プラグの側電極図、第8図は同点火プラグの側
電極図、第9図は同点火電極装置を先端側から見た平面
図、第10図は同点火電極装置の側面図、第11図は同パッ
キンの平面図、第12図はバーナ側板の平面図、第13図,1
4図は従来の点火電極取付けを示し、側面図と上面図で
ある。 1……金具A、2……点火プラグ、3a,3b……穴(カシ
メ部)、4a,4b……バーリング部(カシメ部)、5……
取付穴、6……金具B、7a,7b……バーリング外径より
大なる穴、8a,8b……取付用穴、10……碍子の角型フラ
ンジ部、13……碍子の先端部、14……碍子の後端部、2
2,23……穴、24……スリット部、27……バーナ側板、28
……点火電極装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直円筒の一部にこの直円筒の径より突出し
    た非円形状のフランジを有した碍子と、前記直円筒の中
    心穴に貫通して接着固定する放電用の電極を有した点火
    プラグと、この点火プラグの直円筒を電極放電端側から
    挿入する2個のプラグ穴と、前記点火プラグを挿入する
    面側にバーリング立てしてあけたバーリング穴を有する
    金具Aと、この金具Aと略同一外形を有した平面に、前
    記直円筒を通す穴を有して前記フランジをその非円形状
    に沿って収納する凸部と、前記バーリング穴に嵌合する
    カシメ穴を有した金具Bとを備え、前記金具Aのプラグ
    穴に2本の点火プラグを前記電極放電端側から貫通し、
    前記金具Bを覆せて面接触し、前記カシメ穴にバーリン
    グをカシメて前記点火プラグを固定するようにした点火
    電極装置。
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