JPH064216Y2 - 燃焼器に於ける点火装置 - Google Patents

燃焼器に於ける点火装置

Info

Publication number
JPH064216Y2
JPH064216Y2 JP1987089051U JP8905187U JPH064216Y2 JP H064216 Y2 JPH064216 Y2 JP H064216Y2 JP 1987089051 U JP1987089051 U JP 1987089051U JP 8905187 U JP8905187 U JP 8905187U JP H064216 Y2 JPH064216 Y2 JP H064216Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat shield
cord
voltage
shield plate
burner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987089051U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63197958U (ja
Inventor
徳彦 松行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP1987089051U priority Critical patent/JPH064216Y2/ja
Publication of JPS63197958U publication Critical patent/JPS63197958U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH064216Y2 publication Critical patent/JPH064216Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas Burners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はグリル付コンロ等複数個のバーナを備えた燃焼
器に於ける点火装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種装置として、複数個のバーナに夫々臨ませ
た点火電極を高圧コードを介して遮熱板で熱より保護さ
れた共通1個の多極スパーカに接続するものは知られ
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものは、複数の高圧コードを
該当箇所に付設するとき、スパーカをバーナの熱から保
護するための遮熱板を設けるとスパーカと遮熱板との間
に存する部分の配列状態が該遮熱板により妨げられて遮
熱板内を覗かない限り、外部からは確認できないため、
該高圧コードをバーナに臨ませた点火電極に接続すると
き、互いの高圧コードが交叉していたり、接近しすぎて
いたりすると、各高圧コードの浮遊容量が大きく異な
り、或る高圧コードは浮遊容量の影響で点火電極に所定
電力を供給できず、バーナを点火させることができなく
なる不都合を生じる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は遮熱板から導出される部分の高圧コードの配列
を確認するだけで上記不都合が生じることのない装置を
得るものであって、多極スパーカの一側面の接続部に、
バーナに臨む点火電極を一端に接続させた高圧コードの
他端をそれぞれ横一列に整列接続させ、且つ該多極スパ
ーカの外周にこれと間隔を存して囲繞する遮熱板を設け
たものに於いて、該接続部に接続させたコードの数と対
応する数のコード位置決め溝を間隔を存して横一列に形
成した間隔保持部材を、該遮熱板に設けて成る。
(作用) 遮熱板から導出される部分でも高圧コードの配列を接続
部の配列と同じ順に配列させるコード位置決め溝がある
ので、該遮熱板から導出される部分の配列と接続部の配
列とが同一にされ、従って導出される部分のコードを見
れば遮熱板内を覗かなくても互いの高圧コードは遮熱板
の内外において交叉することなく適宜間隔に保持される
ので、各高圧コードのスパーカとは反対側の部分を互い
に交叉することなく適当にはわせてその先端部を該当す
るバーナの点火電極に接続でき、したがって各高圧コー
ドは浮遊容量の影響を受けず、点火電極に常に所定電力
が供給され、バーナを点火させることができる。
(実施例) 次に本考案の1例を図面に基づいて説明する。
第1図において(1)は4極の多極スパーカ、(2)は多極ス
パーカ(1)をバーナの熱より保護する遮熱板を示し、こ
の実施例では該遮熱板(2)は、板金加工により箱体の底
面の全体を背面全体と前面下端部とが開口し、左右両側
面の下端部に取付け部を有する形状に形成され、該スパ
ーカ(1)は該遮熱板(2)の上面内側にねじ等により固定さ
れる。
4本の高圧コード(3)(3)(3)(3)はその一端
を多極スパーカ(1)の一側面の接続部(1)に横1列
に整列させて接続され、且つ該遮熱板(2)の前面板(21)
下端部の開口(22)を介して該遮熱板(2)外に導出され
る。
以上は従来のものと特に異ならないが、本考案によれ
ば、さらに高圧コード(3)(3)(3)(3)の多極スパーカ(1)
の接続部と対応する数のコード位置決め溝(4a)(4a)(4a)
(4a)を、間隔を存して横一列に形成した間隔保持部材
(4)を、該遮熱板(2)に設けた。
これを詳述するに、図示の場合、特に第2図に示すよう
に、該間隔保持部材(4)を、下端部に適宜間隔の4つの
コード位置決め溝(4a)(4a)(4a)(4a)を有し中間部に水平
方向の突起(4b)を有し上端部に垂直方向の突片(4c)を有
するプラスチック製の板状体で構成すると共に、該遮熱
板(2)の前面板(21)中間部に該突片(4c)と係合する凸形
の孔(2a)及び該突起(4b)を係止させる舌片(2b)とを形成
し、該間隔保持部材(4)を突起(4b)と突片(4c)とにおい
て該遮熱板(2)に取付けて該溝(4a)(4a)(4a)(4a)を該遮
熱板(2)の前面板(21)の下端部の開口(22)に臨ませ、各
高圧コード(3)(3)(3)(3)を各溝(4a)(4a)(4a)(4a)によ
り、該開口(22)から導出される部分の高圧コード(3)(3)
(3)(3)の配列を接続部(11)の高圧コード(3)(3)(3)(3)の
配列と同一に保たれるようにした。この場合溝(4a)の開
口は高圧コード(3)の外径より小径にし、高圧コード(3)
の抜けを防止するようにした。かくするときは4本の高
圧コード(3)(3)(3)(3)は前記作用の項で述べたように、
遮熱板(2)から導出される部分のコードの配列を見れ
ば、遮熱板内を覗かなくても互いの高圧コードは遮熱板
の内外において交叉することなく適宜間隔に保持される
ので、浮遊容量の影響を受けず、点火電極に所定電力が
供給されてバーナは確実に点火される。
本案装置は例えば第3図に示すように、4口コンロに適
用されるもので、即ちスパーカ(1)はコンロ本体(5)内の
右側端部に遮熱板(2)に囲繞された状態で設けられ、点
火電極(6)を臨ませたバーナ(7)の4個はコンロ本体(5)
内に適宜間隔を存して設けられ、各点火電極(6)は高圧
コード(3)を介して4極のスパーカ(1)に接続され、各バ
ーナ(7)はアースされて、点火電極(6)とバーナ(7)間に
スパークを発生させるようにした。図中、(8)はバーナ
(7)の点・消火操作等を行なう操作子、(9)は失火を感知
してバーナ(7)の燃料供給路に介設した図示しない電磁
弁を閉弁する熱電対、(10)はリード線を示す。
尚、上記実施例によれば、高圧コード(3)が間隔保持部
材(4)の切欠溝(4a)に収められるので、高圧コード(3)が
遮熱板(2)の前面板(21)の下端部の開口(22)縁部に接触
し、こすれるようなことがない。
尚、上記実施例では、4つの切欠溝(4a)(4a)(4a)(4a)は
4本の高圧コード(3)(3)(3)(3)の間隔を一定に保つスペ
ーサの機能のみを有しているが、これら切欠溝の大きさ
を高圧コード(3)の外径より少し小さくして高圧コード
(3)を把持するようにしておけば、高圧コード(3)のスパ
ーカ(1)の接続部(11)からの抜け防止機能をも有する。
(考案の効果) このように本考案によるときは、接続部と対応する数の
コード位置決め溝を間隔を存して横一列に形成した間隔
保持部材を、該遮熱板に設けたので、接続部に接続され
たコードの配列と同じ順に該コード位置決め溝に高圧コ
ードを挿着するだけの簡単な作業で、該遮熱板から導出
される部分の配列は接続部の配列と同一にされ従って高
圧コードの遮熱板から導出される部分を見れば、遮熱板
内を覗かなくても互いの高圧コードは遮熱板の内外にお
いて交叉することなく適宜間隔に保持されるので、各高
圧コードのスパーカとは反対側の部分を互いに交叉する
ことなく適当にはわせてその先端部を該当するバーナの
点火電極に接続出来従って各高圧コードは浮遊容量の影
響を受けず、点火電極に常にスパーカから所定電力が供
給されることになって、バーナは確実に点火される効果
を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本案装置の実施の1例を示す截断側面図、第2
図はその要部の分解斜視図、第3図は本案装置を4口コ
ンロに適用した場合の実施の1例を示す分解斜視図であ
る。 (1)…スパーカ (2)…遮熱板 (3)…高圧コード (4)…間隔保持部材 (6)…点火電極 (7)…バーナ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多極スパーカの一側面の接続部に、バーナ
    に臨む点火電極を一端に接続させた高圧コードの他端を
    それぞれ横一列に整列接続させ、且つ該多極スパーカの
    外周にこれと間隔を存して囲繞する遮熱板を設けたもの
    に於いて、該接続部の数と対応する数のコード位置決め
    溝を間隔を存して横一列に形成した間隔保持部材を、該
    遮熱板に設けて成る燃焼器に於ける点火装置。
JP1987089051U 1987-06-11 1987-06-11 燃焼器に於ける点火装置 Expired - Lifetime JPH064216Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987089051U JPH064216Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11 燃焼器に於ける点火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987089051U JPH064216Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11 燃焼器に於ける点火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63197958U JPS63197958U (ja) 1988-12-20
JPH064216Y2 true JPH064216Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=30947683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987089051U Expired - Lifetime JPH064216Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11 燃焼器に於ける点火装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064216Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5286568U (ja) * 1975-12-23 1977-06-28
JPS52166671U (ja) * 1976-06-09 1977-12-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63197958U (ja) 1988-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4029936A (en) Igniter assembly
US5468145A (en) Sealed gas burner assembly
GB1060907A (en) Device for mounting in an aperture in a support
JPH0337978A (ja) 多極式差込み装置
US4941817A (en) Ignitor housing for barbecue grill
SE7907293L (sv) Kontaktdon med filter
US5479321A (en) Shielded electrical mounting rack
JPH1125830A (ja) 過電圧保護モジュール
JPH064216Y2 (ja) 燃焼器に於ける点火装置
US4035136A (en) Piezoelectric ignition system for gas burners
JPH04262388A (ja) 内燃機関用スパークプラグ
US7223098B2 (en) Ignition unit
JP2711769B2 (ja) こんろ用ガスバーナ
JP2558645B2 (ja) 点火電極装置
JP3669852B2 (ja) 点火プラグ又は炎検知器
JPH0455619A (ja) 火花放電式点火装置
JP2899984B2 (ja) グリル点火装置
JPH05106840A (ja) 点火装置
JP4200910B2 (ja) バーナ装置
CA1316451C (en) Gas collector electrode assembly for gas burners
JP2667672B2 (ja) ガス燃焼装置用イグナイターの絶縁構造
JPH0345018Y2 (ja)
JP2828164B2 (ja) こんろバーナ
JPH08200675A (ja) 点火装置
JP2899985B2 (ja) グリル点火装置