JPH0455619A - 火花放電式点火装置 - Google Patents

火花放電式点火装置

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JPH0455619A
JPH0455619A JP16753190A JP16753190A JPH0455619A JP H0455619 A JPH0455619 A JP H0455619A JP 16753190 A JP16753190 A JP 16753190A JP 16753190 A JP16753190 A JP 16753190A JP H0455619 A JPH0455619 A JP H0455619A
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明 熊谷
Toshinori Ozawa
小沢 敏典
Mineyuki Nasu
峰幸 那須
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、燃焼機器の点火装置として用いられる火花放
電式点火装置に関する。
[従来の技術] 湯沸器等のバーナの点火装置としては、高圧発生回路に
よって発生した高電圧を点火電極と接地極とによって形
成されたエアギャップ間に印加する火花放電式点火装置
がある。ここで、火花放電を行うために用いられる点火
電極には、絶縁用碍子の中心部に金属棒を配したものが
用いられ、点火電極は、接地極部材との間に適度なエア
ギャップを形成するようにして、バーナ自体あるいはバ
ーナに近接した保炎壁等に固定される。
この点火電極の固定の方法としては、例えば第5図に示
すとおり、点火電極101を接地極102に対してあら
かじめ一体に組み付けて所定のエアギャップを形成した
放電部材100として保炎壁等に固定する方法がある。
すなわち、第5図においては、絶縁用碍子を備えた点火
電極101を、点火電極101に対してエアギャップを
形成する接地極102に対して所定の関係で固定するた
めに、接地極部材102Aには嵌合溝102aが形成さ
れ、他方、点火電極101を固定するための固定金具1
03には嵌合溝102aに嵌まり合う凸部103aか形
成され、固定金具103と接地極部材102Aには貫通
穴103b、102bがそれぞれ形成され、図示しない
捩子を貫通穴103b、102bに貫通させて、放電部
上体104にバーリング成形された捩子穴104aに締
め付けることによって放電部材100として一体化され
る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記のように一体化された放電部材100では
、接地極部材102Aおよび固定金具103に形成され
る貫通穴103b、102bには、固定用の捩子を円滑
に貫通させるために、ある程度の遊びが必要となるため
、放電部材100としての一体化作業において注意深く
作業を行わないと、点火室!Ii!101の尖9101
 a、と接地極102との間隔が一定にならず、組み立
てにおけるばらつきが発生しやすく、その結果、組み叶
は誤差による動作不良が生じたり、また、ばらつきを極
力減少させようとすると、放電部材の生産性が低下する
という問題がある。
本発明は、バーナに備えられる火花放電式点火装置にお
いて、点火電極を含む放電部材の組み付は工程における
生産性を向上させるとともに、組み付けにおけるばらつ
きをなくし、一定のエアギャップが得られやすい点火装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、絶縁部材に周囲が支持された棒状の電極と該
電極との開に放電用エアギャップを形成するエアギャッ
プ形成部材とを具備し、前記電極と前記エアギャップ形
成部材とがバーナを取り囲む保炎壁に形成された貫通穴
を貫通して該保炎壁に固定される火花放電式点火装置に
おいて、前記エアギャップ形成部材は、前記保炎壁の外
側に係止される係A面を有し、該係止面には前記絶縁部
材が嵌合する嵌合口が形成されるとともに、前記絶縁部
材には前記係止面に係止される鍔部が備えられ、前記エ
アギャップ形成部材と前記電極は、一定の放電用エアギ
ャップを形成して前記保炎壁に固定されることを技術的
手段とする。
[作用] 本発明では、棒状の電極は鍔部を備えた絶縁部材で周囲
が支持されており、絶縁部材がエアギャップ形成部材の
停止面に形成された嵌合口に嵌合されると、鍔部が係止
面に係止される。
絶縁部材の一部としての碍子等のセラミックスにより形
成される鍔部は、エアギャップ形成部材の停止面との接
合面の位置は、焼成時の変形等による成形誤差を考慮し
ても、電極の尖端に対して一定の距離が得られやすい。
従って、エアギャップ形成部材の嵌合穴に嵌合された場
合に、電極の尖端とエアギャップ形成部材との相対位置
が一定になり、放電用エアギャップは組み付けによるば
らつきを生ぜず、一定となる。
[発明の効果] 本発明では、電極とエアギャップ形成部材との距離が、
組み付けの影響を受けないため、一定のエアギャップを
形成することができる。
その結果、放電性能はばらつきがなくなり、−定となる
ため、放電不良は発生しない。
し実施例] 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は、給湯器用加熱器1を示すもので、加熱器ケー
ス2内には、加熱用のバーナ10が収容される。
バーナ10は、複数の板状バーナ11と、これらの板状
バーナ11を収容するバーナケース20とからなる。
バーナケース20は、第2図に示すとおり、底板21、
前板22、後板23からなり、底板21の上方に多数の
板状バーナ11が配され、これらの板状バーナ11に対
して板状バーナ11の給気口11a側からは前板22が
、給気口1 ]、 aの反対側からは後板23が各板状
バーナ11を両側から挟み込むようにして設けられて、
それぞれ底板21と一体化されている。
ここでは、前板22は図示しないリベットによってあら
かじめ底板21に同定され、各板状バーナ]1が配列さ
れた後に後板23が組み付けられ、後板23は、底板2
1に固定され、るとともに、前板22を介して後述する
マニホールド30と固定される。
そのために、マニホールド30には、固定用の捩子と貫
通させるための貫通穴31.32か形成され、上方の貫
通穴31は前述のとおり前板22を介して後板23との
結合に利用され、下方の貫通穴32は、前板22を介し
て底板21との結合に利用される。
なお、マニホールド30には、各板状バーナ1]の給気
口11aに燃料ガスを噴出するための図示しないノズル
が形成されている。
以上の構成からなるバーナ10は、第1図における加熱
器ケース2内に収容される。
加熱器ケース2は、U字形状の断面を呈する側板と送風
機を固定するための底板とが気密に加締め加工された主
ケース3と、主ケース3に対して捩子締めされる前蓋ケ
ース4とからなり、加熱器ケース2の上部は内側に収容
されるバーナ10の炎口面に対I7てやや高い壁部が形
成され、バーナ10に対する保炎壁3a、4aとなる。
前蓋ケース4の保炎壁4aには、バーナ10の炎口面の
上方に突出するようにして点火装置40が備えられ、ま
た前蓋ケース4には、バーナ10の炎を検知するための
フレームロッド50が、この点火装置40に近接して備
えられている。
なお、点火装置40とフレームロッド50との間の60
は、バーナの炎を視認するためにガラスが嵌め込まれた
覗き窓である。
点火装置40は、図示しない高電圧発生回路と接続され
て火花放電を行う火花放電式のもので、第3図に示すと
おり、火花放電を発生するための放電電極41と、この
放電室4fi41に対する接地極として設けられてエア
ギャップを形成するためのターゲット部材42とを主構
成とし、その他に、これらを前蓋ケース4に一体に固定
するために、バッキング43と押え板44とか備えられ
ている。
放電電極41は、絶縁部材としてのアルミナ磁器からな
る碍子41aの中心部に金属製の電極部材41bを固定
した棒状を呈する周知のものであり、ここでは、碍子4
1aの外側には鍔部41cが形成されている。
この鍔部41cは、前蓋ケース4に固定される際に、後
述する押え板44によって押えられるとともに、放電電
極41の尖端41dとターゲット部材42のターゲット
42aとの距離を一定にするための位置決めのためにも
用いられるものである。
すなわち、ターゲット部材42には、碍子41aの円筒
部41eを貫通させるための嵌合口42bが形成されて
おり、放電電極41は、碍子41aの円筒部41eか嵌
合口42b内に貫通されたとき、嵌合口42bが形成さ
れた主板部42cによって鍔部41cが係止される。
ここで、電極部材41bを取り囲む碍子41aは、焼成
時において、主板部42cに係山される鍔部41cの接
合面と電極部材41bの尖端41dとの距離を一定に製
造することが容易である。
一方、ターゲット部材42には、電極部材43bの尖端
41dに対応するターゲット42aが一体に形成されて
おり、放電電極41の碍子41 aの円筒部41eが嵌
合口42bに嵌合され、鍔部41cが主板部42cに係
1されることによってターゲット42aと尖端41dど
の相対位置が決定されるため、組み付けにおいては、タ
ーゲット42aと尖′jjA41 dとの距離、すなわ
ちエアギャップ40aにばらつきが発生せず一定に形成
される。
以上の構成からなる点火装740は、以下のとおり前蓋
ケース4に組み付けられる。
板状のグラスウールをシリコンでコーティングしたバッ
キング43の各式43a、43b内にターゲット部材4
2のターゲット42aおよび位置決め突起42dがそれ
ぞれ貫通され、さらに、バッキング43の開口43cお
よびターゲット部材42の嵌合口42b内に放電電極4
1の碍子41aの円筒部41eが貫通されて、鍔部41
cが主板部42cに係止される。
ここて、放電電極41の外側から押え板44を当てて、
放電電極41とターゲット部材42をバッキング43を
介して前蓋ケース4の穴4bに通し、押え板44ととも
に、捩子45によって前蓋ケース4に固定する。
この結果、点火装置40は、第4図に示すとおり、放電
電極41の尖端41dと、ターゲット部材42のターゲ
ット42aどの距離が、組み付けによる影響を受けるこ
となく一定に保たれ、所定のエアギャップ40aが形成
される。
従って、エアギャップ40aのばらつきによって放電不
良を発生させることがない。
また、保炎壁への固定方法は、押え板44で鍔部41c
を覆うことによって行われるため、形成されるエアギャ
ップ40 aに関して、特別な注意を払うことなく、組
み付は作業を行うことかできるため、生産性か向上する
なお、保炎壁4aへの固定方法は、押え板で碍子41a
の円筒部41eを覆って押えてもよく、また鍔部41c
に貫通穴を設けて直接捩子で保炎壁4aに締めけけても
よい。
以上の実施例では、複数の板状バーナを保炎壁内に並べ
たものを示したが、バーナプレートが配されたバーナで
もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す給湯器用加熱器を示す分
解図、第2図は本実施例の加熱用バーナを示す分解図、
第3図は本発明の実施例を示す点火装置の分解図、第4
図は本実施例の点火装置を示す断面図、第5図は従来例
を示す分解図である。 図中、4a・・・保炎壁、4b・・穴(貫通穴)、10
・・・バーナ、40・・点火装置(火花放電式点火装置
)、40a・・・エアギャップ(放電用エアギャップ)
、41・・・放電電極(棒状の電極)、41a・・碍子
(絶縁部材)、41c・・・鍔部、42・・・ターゲッ
ト部材(エアギャップ形成部材)、42b・・嵌合口、
42c・・・主板部(係止面)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)絶縁部材に周囲が支持された棒状の電極と該電極と
    の間に放電用エアギャップを形成するエアギャップ形成
    部材とを具備し、前記電極と前記エアギャップ形成部材
    とがバーナを取り囲む保炎壁に形成された貫通穴を貫通
    して該保炎壁に固定される火花放電式点火装置において
    、 前記エアギャップ形成部材は、前記保炎壁の外側に係止
    される係止面を有し、該係止面には前記絶縁部材が嵌合
    する嵌合口が形成されるとともに、前記絶縁部材には前
    記係止面に係止される鍔部が備えられ、前記エアギャッ
    プ形成部材と前記電極は、一定の放電用エアギャップを
    形成して前記保炎壁に固定されることを特徴とする火花
    放電式点火装置。
JP16753190A 1990-06-26 1990-06-26 火花放電式点火装置 Expired - Fee Related JPH06103097B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6594143B2 (en) 1998-12-11 2003-07-15 Nec Corporation Liquid crystal module mounting structure and mobile terminal mounted with the same
US6976799B2 (en) 2002-07-03 2005-12-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Keyboard of a personal digital assistant
KR100581581B1 (ko) * 2004-06-30 2006-05-22 주식회사 롯데기공 보일러용 열교환기의 화염감지애자 결합구조
KR100581580B1 (ko) * 2004-06-30 2006-05-22 주식회사 롯데기공 보일러용 열교환기의 고압애자 결합구조
JP2017219300A (ja) * 2016-06-02 2017-12-14 リンナイ株式会社 熱源機

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