JP2558576B2 - 搬送装置の従動部材 - Google Patents
搬送装置の従動部材Info
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Description
材、詳しくは、非磁性体からなる導管内を圧力流体によ
って走行する内側磁石装置を具備した駆動部材を設け、
その駆動部材の内側磁石装置に対応する外側磁石装置を
具備した従動部材を前記導管の外側に滑動自在に嵌合す
ることにより、内側磁石装置と外側磁石装置とを磁気的
に連結させ、駆動部材の走行に伴って従動部材を随伴走
行するようにし、その従動部材によって搬送物を保持し
移送するようにした搬送装置の従動部材に関するもので
ある。
材に設けた外側磁石装置とを磁気的に連結し、導管内の
駆動部材の走行に伴って従動部材を導管に沿って随伴走
行させ、その従動部材によって搬送物を保持する移送装
置は、従来から知られている。
体的に行うことが要求されており、そのために、従動部
材を嵌合支持する導管を曲線的、さらには立体的に架設
する必要がある。従って、導管を支えるために支柱や案
内レールを設ける必要が生じ、この支柱や案内レールに
支えられる導管に嵌合して走行する従動部材には、支柱
や案内レールの存在が走行の障害とならないようその通
路となる開口が設けられることになる。
を形成する外側磁石装置の環状磁石にも開口を設けるこ
とになる。従動部材における外側磁石装置の環状磁石の
一側に開口を設けると、導管内にある駆動部材における
内側磁石装置の磁石との磁気的連結にアンバランスが生
じ、従動部材が導管の一側に寄る傾向を示すことにな
り、その走行が滑らかにできず、立体走行部にあっては
走行障害を生ずることもある。
うな従来装置の欠点を除去することを目的とするもので
あり、従動部材の導管に対する片寄りをなくして、従動
部材の走行を円滑に行うことのできる搬送装置の従動部
材を提供するものである。
体からなる導管内を圧力流体によって走行する内側磁石
装置を具備した駆動部材を設け、その駆動部材の内側磁
石装置に対応する外側磁石装置を具備した従動部材を前
記導管の外側に滑動自在に設けると共にその従動部材に
搬送物の支持装置を設けた搬送装置において、従動部材
における外側磁石装置を形成する筒状磁石カバーの一側
に案内レールが嵌挿される開口を設け、その開口の両側
縁部に筒状磁石カバーの内側に向けて突出する磁石受け
を設けると共に、その開口に対向する筒状磁石カバーの
内側壁に開口幅とほぼ同じ幅を有する磁石隔壁部材を突
設し、それら磁石受けと磁石隔壁部材との間に左右に分
割された半円弧状の磁石を収納することにより、筒状磁
石カバー内に左右に分割された半円弧状の磁石を間隔を
設けて配設したことを特徴とする搬送装置における従動
部材の構造を要旨とするものである。
置を形成する環状磁石を左右に分割し、この分割された
左右の半円弧状磁石を間隔を設けて配設することによ
り、環状に形成される外側磁気装置における上下、左右
など対向する位置における磁力関係を均しくし、導管内
にある駆動部材における内側磁気装置の環状磁石との磁
気的連結をバランスよく保ち、従動部材の導管に対する
片寄りを解消して、従動部材の走行を円滑に行うことが
できる。
成する筒状磁石カバーの一側に設けた案内レールを嵌挿
する開口の両側縁部に筒状磁石カバーの内側に向けて磁
石受けを突設すると共に、その開口に対向する筒状磁石
カバーの内側壁には開口幅とほぼ同じ幅を有する磁石隔
壁部材を設けて、これら磁石受けと磁石隔壁部材との間
に左右に分割された半円弧状磁石を収納することによ
り、その左右に分割された半円弧状磁石を外側磁石装置
内に対して左右対象に間隔を設けて配設することがで
き、導管内にある駆動部材における内側磁石装置の環状
磁石との磁気的連結をバランスよく保ち、従動部材の導
管に対する片寄りを解消して、従動部材の走行を円滑に
行うことができると共に、磁石受け並びに磁石隔壁部材
の筒状磁石カバーに対する形成も極めて容易に行うこと
ができ、さらには、その組立てなどの取扱いをも容易に
行うことができる。
石装置の前後に位置して、対向する案内ローラーを互に
交差させて2組づつ設け、これら案内ローラーによって
従動部材を導管の外側に滑動自在に嵌合支持させること
により、従動部材の導管に対する走行を円滑に行うこと
ができる。
れば、(1)は導管であって、ステンレス、鋼、アルミ
ニウム、ナイロン、テフロンなどの合成樹脂などの非磁
性体により構成され、この導管(1)は別に設けた案内
レール(2)に架設される。
(1)内に配備され、導管(1)内に適宜供給される圧
力流体によって導管(1)内を走行する。駆動部材
(3)は主として内側磁石装置(4)により構成され、
その前後に案内部材を設けることもある。内側磁石装置
(4)は複数の環状磁石(5)(5)……をその磁力線
方向が交互に位置するように組合せて支軸(6)に支持
されている。また、それぞれの環状磁石(5)(5)…
…は鉄板(7)(7)などにより挟持しておくとよい。
また、内側磁石装置(4)のそれぞれの環状磁石(5)
(5)……の外側、或は導管(1)の内側に弗素樹脂な
どの合成樹脂被膜を設けておくこともある。
(1)の外側に滑動自在に嵌合されており、駆動部材
(3)の内側磁石装置(4)に対応する外側磁石装置
(9)が設けられている。この外側磁石装置(9)に
は、内側磁石装置(4)の環状磁石(5)(5)……と
磁気的に連結される磁石(10)(10)が設けられて
いる。
(9)には、導管(1)を立体的に架設するために設け
られた案内レール(2)の存在が従動部材(8)の走行
の障害とならないように、その通路となる開口(11)
が一側に設けられている。
する筒状磁石カバー(12)に、その開口(11)が設
けられる。この開口(11)の両側縁部には筒状磁石カ
バー(12)の内側に向けて突出する磁石受け(13)
(13)が取付られている。また、この開口(11)に
対向する筒状磁石カバー(12)の内側壁には、その開
口(11)幅とほぼ同じ幅を持った磁石隔壁部材(1
4)が突設されるように螺子止めなどの手段によって取
付けられている。
磁石(10)は、左右、或は上下に分割され半円弧状に
形成されている。これら分割された半円弧状磁石(10
a)(10b)を、前述筒状磁石カバー(12)内に対
し鉄板を挟込みながら収納すれば、これら分割された半
円弧状磁石(10a)(10b)は筒状磁石カバー(1
2)内に突設された磁石受け(13)(13)および磁
石隔壁部材(14)とによって左右対象に間隔を設けて
筒状磁石カバー(12)内に配設されることになる。
外側磁石装置(9)の前後に位置して多数個配設される
ものであり、この案内ローラー(15)(15)……に
よって外側磁石装置(9)を導管(1)の外側に滑動自
在に嵌合支持するものである。この案内ローラー(1
5)は、筒状磁石カバー(12)の外側に取付られる支
持部材(16)の両端部に形成される軸受部(17)に
よって回動自在に軸架されている。これら案内ローラー
(15)は対向するものを1組として形成し、互に交差
する方向に2組設けられている。
従動部材(8)を案内レール(2)上に安定よく支持さ
せるためのものであり、従動部材(8)の一側或は両側
における前後位置に必要に応じて設けられる。
て、適宜な搬送物収納部(20)を有しており、従動部
材(8)全体を覆うように形成され、ローラー(21)
(21)……によって案内レール(2)上に支持されて
おり、従動部材(8)の移動に伴って案内レール上を円
滑に走行できるように構成されている。この搬送物の支
持装置(19)と従動部材(9)とを一体に構成する時
には、従動部材(9)の支持ローラー(18)は不要な
ものとなる。従動部材(9)の移動に伴って、これを覆
っている搬送物の支持装置(19)が移動できるもので
あればよく、両者が一体に構成される必要はない。
外側磁石装置を形成する環状の磁石を左右に分割し、こ
の分割された左右の磁石を間隔を設けて配設してあるの
で、環状に形成される外側磁気装置における上下、左右
などの対向する位置にある磁力関係は均くなり、導管内
にある駆動部材における内側磁石装置の磁石との磁気的
連結をバランス良く保つことができ、従動部材の導管に
対する片寄りを解消して、従動部材の導管に対する走行
を円滑に行うことができる実益を有する。
の基体を形成する筒状磁石カバーの一側に設けた案内レ
ールを嵌挿する開口の両側縁部に筒状磁石カバーの内側
に向けて磁石受けを突設すると共に、その開口に対向す
る筒状磁石カバーの内側壁には開口幅とほぼ同じ幅を有
する磁石隔壁部材を設けて、これら磁石受けと磁石隔壁
部材との間に左右に分割された半円弧状磁石を収納する
ものであるから、その左右に分割された半円弧状磁石を
外側磁石装置内に対して左右対象に間隔を設けて配設す
ることができ、導管内にある駆動部材における内側磁石
装置の環状磁石との磁気的連結をバランスよく保ち、従
動部材の導管に対する片寄りを解消して、従動部材の走
行を円滑に行うことができる実益を有すると共に、磁石
受け並びに磁石隔壁部材の筒状磁石カバーに対する形成
も極めて容易に行うことができ、さらには、その組立て
などの取扱いをも容易にすることができる実益を有す
る。
ける外側磁石装置の前後に位置して、対向する案内ロー
ラーを互に交差させて2組づつ設け、これら案内ローラ
ーによって従動部材を導管の外側に対し滑動自在に嵌合
支持してあるので、従動部材の導管に対する走行を円滑
に行うことができる実益を有する。
Claims (2)
- 【請求項1】 非磁性体からなる導管内を圧力流体によ
って走行する内側磁石装置を具備した駆動部材を設け、
その駆動部材の内側磁石装置に対応する外側磁石装置を
具備した従動部材を前記導管の外側に滑動自在に設ける
と共にその従動部材に搬送物の支持装置を設けた搬送装
置において、従動部材における外側磁石装置を形成する
筒状磁石カバーの一側に案内レールが嵌挿される開口を
設け、その開口の両側縁部に筒状磁石カバーの内側に向
けて突出する磁石受けを設けると共に、その開口に対向
する筒状磁石カバーの内側壁に開口幅とほぼ同じ幅を有
する磁石隔壁部材を突設し、それら磁石受けと磁石隔壁
部材との間に左右に分割された半円弧状の磁石を収納す
ることにより、筒状磁石カバー内に左右に分割された半
円弧状の磁石を間隔を設けて配設したことを特徴とする
搬送装置の従動部材。 - 【請求項2】 外側磁石装置の前後に位置して、対向す
る案内ローラーを互に交差させて2組づつ設け、これら
案内ローラーにより外側磁石装置を導管の外側に滑動自
在に嵌合支持させることを特徴とした請求項1項記載の
搬送装置の従動部材。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4140888A JP2558576B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 搬送装置の従動部材 |
US08/046,652 US5388526A (en) | 1992-04-15 | 1993-04-13 | Conveyer system having flexible magnetic inner slider for propelling outer member |
DE69308230T DE69308230T2 (de) | 1992-04-15 | 1993-04-15 | Fördersystem |
EP93106164A EP0569729B1 (en) | 1992-04-15 | 1993-04-15 | Conveyer system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4140888A JP2558576B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 搬送装置の従動部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656270A JPH0656270A (ja) | 1994-03-01 |
JP2558576B2 true JP2558576B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=15279121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4140888A Expired - Lifetime JP2558576B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 搬送装置の従動部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558576B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4873979A (ja) * | 1972-01-08 | 1973-10-05 | ||
JPS59230920A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-25 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 輸送運搬装置 |
DE3425621A1 (de) * | 1984-07-12 | 1986-01-16 | Festo KG, 7300 Esslingen | Transport- und foerdereinrichtung |
JPS6175051A (ja) * | 1984-09-20 | 1986-04-17 | 株式会社ダイフク | 物品搬送設備 |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP4140888A patent/JP2558576B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656270A (ja) | 1994-03-01 |
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