JP2558477Y2 - フォトクロミックホログラム - Google Patents
フォトクロミックホログラムInfo
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- JP2558477Y2 JP2558477Y2 JP1990018589U JP1858990U JP2558477Y2 JP 2558477 Y2 JP2558477 Y2 JP 2558477Y2 JP 1990018589 U JP1990018589 U JP 1990018589U JP 1858990 U JP1858990 U JP 1858990U JP 2558477 Y2 JP2558477 Y2 JP 2558477Y2
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- JP
- Japan
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- layer
- photochromic
- hologram
- release
- volume hologram
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- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光により任意の色彩に着色され、使用用途
に合わせた外観を有するフォトクロミックホログラムに
関する。
に合わせた外観を有するフォトクロミックホログラムに
関する。
ホログラムは、光の干渉、回折を利用して立体的な画
像を再生し得るものであり、製造に高度な技術を要する
ところから、偽造防止の手段としてクレジットカードの
一部に設けたり、外観の目新たらしさをねらって雑誌、
単行本等の本の表紙、パンフレット、カレンダー、レコ
ードジャケット、製紙、プラスチック製のパッケージ、
衣類等に設けることが試みられている。
像を再生し得るものであり、製造に高度な技術を要する
ところから、偽造防止の手段としてクレジットカードの
一部に設けたり、外観の目新たらしさをねらって雑誌、
単行本等の本の表紙、パンフレット、カレンダー、レコ
ードジャケット、製紙、プラスチック製のパッケージ、
衣類等に設けることが試みられている。
多くの場合、ホログラムとしては、無色透明な合成樹
脂フィルム表面にエンボス法により微小凹凸形状を設
け、その上に光反射性金属を光反射層として設けたもの
を使用しているが、このようなホログラムでは、ホログ
ラム全体の色彩は光反射性金属層によって決ってしま
い、通常は、光反射性金属層としてアルミニウムを用い
ることから銀灰色に限られてしまうため、使用する場所
によっては周囲の色彩にそぐわないものとなることが多
かった。そこで、ホログラムをカラー化する試みの一つ
として体積ホログラムを形成し、その再生時の波長選択
性を利用することが行われたが、このタイプのものは2
色以上のカラーを再生することは実際上困難であった。
脂フィルム表面にエンボス法により微小凹凸形状を設
け、その上に光反射性金属を光反射層として設けたもの
を使用しているが、このようなホログラムでは、ホログ
ラム全体の色彩は光反射性金属層によって決ってしま
い、通常は、光反射性金属層としてアルミニウムを用い
ることから銀灰色に限られてしまうため、使用する場所
によっては周囲の色彩にそぐわないものとなることが多
かった。そこで、ホログラムをカラー化する試みの一つ
として体積ホログラムを形成し、その再生時の波長選択
性を利用することが行われたが、このタイプのものは2
色以上のカラーを再生することは実際上困難であった。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、
大量複製が可能であると共に、用途に応じた適宜な色調
を有し、使用する部位の周囲の色調にマッチし、しか
も、必要に応じて各種物品に容易に接着することができ
るフォトクロミックホログラムを提供することを目的と
する。
大量複製が可能であると共に、用途に応じた適宜な色調
を有し、使用する部位の周囲の色調にマッチし、しか
も、必要に応じて各種物品に容易に接着することができ
るフォトクロミックホログラムを提供することを目的と
する。
そのために、本考案は、上述の如き従来技術の問題点
を解決すべく鋭意研究の結果完成されたものであり、剥
離シート、該剥離シート上に設けられた体積ホログラム
が記録された透光性層、接着剤層からなり、前記剥離シ
ートと体積ホログラム層間に透光性剥離層及び保護層の
一方又は双方が設けられ、前記剥離層、保護層の中の少
なくとも1層がフォトクロミック層から形成されている
ことを特徴とするものである。
を解決すべく鋭意研究の結果完成されたものであり、剥
離シート、該剥離シート上に設けられた体積ホログラム
が記録された透光性層、接着剤層からなり、前記剥離シ
ートと体積ホログラム層間に透光性剥離層及び保護層の
一方又は双方が設けられ、前記剥離層、保護層の中の少
なくとも1層がフォトクロミック層から形成されている
ことを特徴とするものである。
次に、本考案を、添付の図面を参照してさらに詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、本考案の前提となるフォトクロミックホロ
グラムの基本的構成を示す断面図であり、体積ホログラ
ム層が全面的に又は部分的にフォトクロミック層で形成
されている例を示すものである。第2図は、第1図を前
提にして、透光性保護層及び剥離層の一方又は双方が設
けられている本考案のフォトクロミックホログラムの例
を示すものである。第3図は、第1図に示したフォトク
ロミックホログラムを任意の被転写材に転写する方法を
図解的に示す図である。
グラムの基本的構成を示す断面図であり、体積ホログラ
ム層が全面的に又は部分的にフォトクロミック層で形成
されている例を示すものである。第2図は、第1図を前
提にして、透光性保護層及び剥離層の一方又は双方が設
けられている本考案のフォトクロミックホログラムの例
を示すものである。第3図は、第1図に示したフォトク
ロミックホログラムを任意の被転写材に転写する方法を
図解的に示す図である。
まず、第1図について詳細に説明する。図において、
フォトクロミックホログラム20は剥離シート1を有し、
剥離シート1上に設けられた感光樹脂からなる体積ホロ
グラム層3は、後述するようなフォトクロミック層から
形成されている。なお、体積ホログラム層3は、多層の
フォトクロミック層から形成してもよいし、また、分割
してその一部の層をフォトクロミック層から形成しても
よい。
フォトクロミックホログラム20は剥離シート1を有し、
剥離シート1上に設けられた感光樹脂からなる体積ホロ
グラム層3は、後述するようなフォトクロミック層から
形成されている。なお、体積ホログラム層3は、多層の
フォトクロミック層から形成してもよいし、また、分割
してその一部の層をフォトクロミック層から形成しても
よい。
剥離シート1は、この上に体積ホログラム層3を形成
し、その層3にレーザ光を照射して体積ホログラムを形
成し、この層3を転写後、剥離するもので、その表面
が、体積ホログラム層3、又は、その上に必要に応じて
形成した保護層及び剥離層の一方又は双方2(第2図)
と、容易に剥離可能に粘着する程度の剥離性を有する透
明なシート状物であれば、何れの公知の材料でもよく、
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリアミド等のプラスチックフィル
ム、これらのフィルムに離材を塗布した剥離性フィル
ム、さらには、これらのフィルムにシリコン処理を施し
たもの等が、何れも使用できる。このような剥離シート
1の厚さは、適当な強度と耐熱性を有するものであれ
ば、特に制限はない。
し、その層3にレーザ光を照射して体積ホログラムを形
成し、この層3を転写後、剥離するもので、その表面
が、体積ホログラム層3、又は、その上に必要に応じて
形成した保護層及び剥離層の一方又は双方2(第2図)
と、容易に剥離可能に粘着する程度の剥離性を有する透
明なシート状物であれば、何れの公知の材料でもよく、
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリアミド等のプラスチックフィル
ム、これらのフィルムに離材を塗布した剥離性フィル
ム、さらには、これらのフィルムにシリコン処理を施し
たもの等が、何れも使用できる。このような剥離シート
1の厚さは、適当な強度と耐熱性を有するものであれ
ば、特に制限はない。
体積ホログラム層3におけるフォトクロミック層の形
成には、フォトクロミック材料を使用することが望まし
く、使用できるフォトクロミック材料の例としては、例
えば次のような各種の材料が使用できる。スピロピラン
系化合物、フルギド系化合物、ジヒドロピレン系化合
物、インジゴ系化合物、ビビリジン系化合物、アジリジ
ン、多環芳香族系化合物、アゾベンゼン、サリチリデン
アニリン系化合物、キサンテン系化合物、オキサジン系
化合物、ジアリールエテン系化合物等。また、本フォト
クロミックホログラム20の用途によっては、例えば、カ
ード類、衣類、文房具、その他に適用するのであれば、
耐薬品性、耐溶剤性、耐可塑剤性及び洗濯堅牢度等の諸
物性を考慮したフォトクロミック材料を用いるのが好ま
しい。上記したフォトクロミック材料による体積ホログ
ラム記録材料としては、種々のものが使用でき、光の干
渉縞を、濃度、密度、屈折率等の変調として記録するこ
とのできるのであれば何れのものでもよい。具体的記録
材料としては、ハロゲン化銀−ゼラチン乳剤、ダイクロ
メートゼラチン乳剤、ダイクロメートカゼイン乳剤、フ
ォトポリマー等、公知の体積ホログラム記録材料が使用
できる。上記のフォトクロミック体積ホログラム層3の
厚みは、0.1〜100μm、望ましくは、0.5〜20μmであ
る。フォトクロミック体積ホログラム層3は、均一の記
録材料からなり、その記録材料の成分に上記のようなフ
ォトクロミック材料を混入させたものであってもよく、
また、前記したように、体積ホログラム層3を多層のフ
ォトクロミック層から形成してもよいし、分割してその
一部の層をフォトクロミック層から形成してもよい。
成には、フォトクロミック材料を使用することが望まし
く、使用できるフォトクロミック材料の例としては、例
えば次のような各種の材料が使用できる。スピロピラン
系化合物、フルギド系化合物、ジヒドロピレン系化合
物、インジゴ系化合物、ビビリジン系化合物、アジリジ
ン、多環芳香族系化合物、アゾベンゼン、サリチリデン
アニリン系化合物、キサンテン系化合物、オキサジン系
化合物、ジアリールエテン系化合物等。また、本フォト
クロミックホログラム20の用途によっては、例えば、カ
ード類、衣類、文房具、その他に適用するのであれば、
耐薬品性、耐溶剤性、耐可塑剤性及び洗濯堅牢度等の諸
物性を考慮したフォトクロミック材料を用いるのが好ま
しい。上記したフォトクロミック材料による体積ホログ
ラム記録材料としては、種々のものが使用でき、光の干
渉縞を、濃度、密度、屈折率等の変調として記録するこ
とのできるのであれば何れのものでもよい。具体的記録
材料としては、ハロゲン化銀−ゼラチン乳剤、ダイクロ
メートゼラチン乳剤、ダイクロメートカゼイン乳剤、フ
ォトポリマー等、公知の体積ホログラム記録材料が使用
できる。上記のフォトクロミック体積ホログラム層3の
厚みは、0.1〜100μm、望ましくは、0.5〜20μmであ
る。フォトクロミック体積ホログラム層3は、均一の記
録材料からなり、その記録材料の成分に上記のようなフ
ォトクロミック材料を混入させたものであってもよく、
また、前記したように、体積ホログラム層3を多層のフ
ォトクロミック層から形成してもよいし、分割してその
一部の層をフォトクロミック層から形成してもよい。
上記の体積ホログラム3の表面には、接着剤層4が形
成されており、この接着剤層4は、他物品に対してホロ
グラムシート20を接着しうる接着性材料であれば、いか
なる材料から形成してもよい。第1図に示したものは、
接着剤層4として感熱接着剤を用いるのが好ましい例で
ある。接着剤層4を形成する好ましい感熱接着剤として
は、従来公知の転写シート類に使用されている接着剤は
何れも使用でき、例えば、ポリイソプレンゴム、ポリイ
ソブチルゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンア
クリロニトリルゴム等のゴム系樹脂、メタアクリル酸エ
ステル系樹脂、ポリビニルエーテル系樹脂、ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリ塩素化オレフィン系樹脂、ポリビニルブチ
ラール系樹脂等の任意の接着剤が使用でき、さらに、必
要に応じて、軟化剤、充填剤、老化防止剤等の各種添加
剤も添加することができる。このような接着剤は、何れ
も市場から入手し容易に使用できるものである。このよ
うな接着剤に必要に応じて有機溶剤を添加して粘度を調
整して、例えばロールコーティング、ダイコーティン
グ、ナイフコーティング、グラビアコーティング等、慣
用のコーティング方法により、前記体積ホログラム層3
の面に塗布して接着剤層4を形成する。このように形成
する接着剤層4は何れの厚みでもよいが、一般的には約
10〜50g/m2(固形分)に相当する厚みに形成するのが望
ましい。このようにして、本考案のフォトクロミックホ
ログラム20が完成する。
成されており、この接着剤層4は、他物品に対してホロ
グラムシート20を接着しうる接着性材料であれば、いか
なる材料から形成してもよい。第1図に示したものは、
接着剤層4として感熱接着剤を用いるのが好ましい例で
ある。接着剤層4を形成する好ましい感熱接着剤として
は、従来公知の転写シート類に使用されている接着剤は
何れも使用でき、例えば、ポリイソプレンゴム、ポリイ
ソブチルゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンア
クリロニトリルゴム等のゴム系樹脂、メタアクリル酸エ
ステル系樹脂、ポリビニルエーテル系樹脂、ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリ塩素化オレフィン系樹脂、ポリビニルブチ
ラール系樹脂等の任意の接着剤が使用でき、さらに、必
要に応じて、軟化剤、充填剤、老化防止剤等の各種添加
剤も添加することができる。このような接着剤は、何れ
も市場から入手し容易に使用できるものである。このよ
うな接着剤に必要に応じて有機溶剤を添加して粘度を調
整して、例えばロールコーティング、ダイコーティン
グ、ナイフコーティング、グラビアコーティング等、慣
用のコーティング方法により、前記体積ホログラム層3
の面に塗布して接着剤層4を形成する。このように形成
する接着剤層4は何れの厚みでもよいが、一般的には約
10〜50g/m2(固形分)に相当する厚みに形成するのが望
ましい。このようにして、本考案のフォトクロミックホ
ログラム20が完成する。
次に、第2図を参照すると、この図に図解的に示した
ものは、第1図のフォトクロミックホログラム20のホロ
グラム層3と剥離シート1との間に、透光性の保護層2
を設けた本考案のフォトクロミックホログラムの例であ
る。この例においては、ホログラム層3の一部の層をフ
ォトクロミック層から形成する代わりに、保護層2がフ
ォトクロミック層から形成されている。保護層2は、転
写後のホログラム層3を保護すると共に、転写時の剥離
シート1とホログラム層3との剥離性をよくするための
ものである。剥離性を重視すれば、もちろん保護層と剥
離層の両者を設けてもよいのは当然である。このような
保護層及び剥離層2としては、十分に透光性である材料
であれば何れでもよく、例えば、セルロース系樹脂、メ
タアクリル酸エステル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸
ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、ポリ
エステル系樹脂等の単体、混合物及び共重合体等、さら
に、これに各種添加剤を添加した樹脂からなる塗料から
各種コーティング法で形成した層でもよい。これらの保
護層又は剥離層2は、0.05〜10μm、望ましくは0.1〜
5μm程度の厚さが好ましい。接着剤層4である感熱接
着剤層は、従来公知の感熱性接着剤、すなわち常温では
粘着性を示さないが加熱することによって粘着性を生じ
る樹脂から形成したものである。
ものは、第1図のフォトクロミックホログラム20のホロ
グラム層3と剥離シート1との間に、透光性の保護層2
を設けた本考案のフォトクロミックホログラムの例であ
る。この例においては、ホログラム層3の一部の層をフ
ォトクロミック層から形成する代わりに、保護層2がフ
ォトクロミック層から形成されている。保護層2は、転
写後のホログラム層3を保護すると共に、転写時の剥離
シート1とホログラム層3との剥離性をよくするための
ものである。剥離性を重視すれば、もちろん保護層と剥
離層の両者を設けてもよいのは当然である。このような
保護層及び剥離層2としては、十分に透光性である材料
であれば何れでもよく、例えば、セルロース系樹脂、メ
タアクリル酸エステル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸
ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、ポリ
エステル系樹脂等の単体、混合物及び共重合体等、さら
に、これに各種添加剤を添加した樹脂からなる塗料から
各種コーティング法で形成した層でもよい。これらの保
護層又は剥離層2は、0.05〜10μm、望ましくは0.1〜
5μm程度の厚さが好ましい。接着剤層4である感熱接
着剤層は、従来公知の感熱性接着剤、すなわち常温では
粘着性を示さないが加熱することによって粘着性を生じ
る樹脂から形成したものである。
なお、第1図、第2図の体積ホログラム層3、保護層
又は剥離層2の何れかには、用途に応じて周囲の色調に
マッチした適宜な色調を付与するようにすることもでき
る。
又は剥離層2の何れかには、用途に応じて周囲の色調に
マッチした適宜な色調を付与するようにすることもでき
る。
第3図は、第1図に示した例のフォトクロミックホロ
グラム20を使用し、これを被転写材5に加熱ロール6を
用いて押圧接着し、その後剥離シート1を剥離すること
により、ホログラム層3を被転写材5に転写する方法の
例を示すものである。被転写材5としては、プラスチッ
ク成形品、織布、紙、金属、木材、ガラス、陶磁器、そ
の他あらゆる物品が使用できるが、被転写材5の材質に
応じて接着剤層4を形成する接着剤を適当に選択するの
は当然のことである。転写の各種条件は従来技術と同様
であるが、体積ホログラムの干渉縞を劣化させる程の高
い転写温度は避けなければならない。
グラム20を使用し、これを被転写材5に加熱ロール6を
用いて押圧接着し、その後剥離シート1を剥離すること
により、ホログラム層3を被転写材5に転写する方法の
例を示すものである。被転写材5としては、プラスチッ
ク成形品、織布、紙、金属、木材、ガラス、陶磁器、そ
の他あらゆる物品が使用できるが、被転写材5の材質に
応じて接着剤層4を形成する接着剤を適当に選択するの
は当然のことである。転写の各種条件は従来技術と同様
であるが、体積ホログラムの干渉縞を劣化させる程の高
い転写温度は避けなければならない。
以上が本考案のフォトクロミックホログラムの好まし
い例であるが、これらの例、その他の例示しない例にお
いて、その製造の際に、保護層2、体積ホログラム層
3、接着剤層4の積層に際して、必要に応じてアンカー
層(図示せず)を設けて、それらの層間の接着力を向上
させるようにすることもできる。アンカー層としては、
塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、アクリル系樹脂、
ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂
等の従来アンカー層として既知のものが広く使用でき
る。このアンカー層の膜厚は、0.01〜10μm、好ましく
は0.2〜2μmである。
い例であるが、これらの例、その他の例示しない例にお
いて、その製造の際に、保護層2、体積ホログラム層
3、接着剤層4の積層に際して、必要に応じてアンカー
層(図示せず)を設けて、それらの層間の接着力を向上
させるようにすることもできる。アンカー層としては、
塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、アクリル系樹脂、
ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂
等の従来アンカー層として既知のものが広く使用でき
る。このアンカー層の膜厚は、0.01〜10μm、好ましく
は0.2〜2μmである。
本考案のフォトクロミックホログラムは、ホログラム
の干渉縞で形成されている体積ホログラム層と剥離シー
トの間に設けられた透光性剥離層又は保護層の中の少な
くとも1層がフォトクロミック層から形成されており、
大量複製が可能であると共に、種々の任意の色彩がとり
難く周囲の色彩にそぐわない体積ホログラムに用途に応
じて周囲の色調にマッチした適宜の色調を付与すること
ができ、また、光照射によりフォトクロミック層が着色
化してフォトクロミックホログラムの貼着位置を不明確
にすることができるため、偽造防止効果を増すことがで
きる。しかも、必要に応じて各種物品に容易に接着する
ことができる。
の干渉縞で形成されている体積ホログラム層と剥離シー
トの間に設けられた透光性剥離層又は保護層の中の少な
くとも1層がフォトクロミック層から形成されており、
大量複製が可能であると共に、種々の任意の色彩がとり
難く周囲の色彩にそぐわない体積ホログラムに用途に応
じて周囲の色調にマッチした適宜の色調を付与すること
ができ、また、光照射によりフォトクロミック層が着色
化してフォトクロミックホログラムの貼着位置を不明確
にすることができるため、偽造防止効果を増すことがで
きる。しかも、必要に応じて各種物品に容易に接着する
ことができる。
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
剥離シート1として厚み50μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルムを用い、その層1の上にフォトクロミ
ック保護層2として、トリメチロールプロパンアクリレ
ート100重量部に対して、1,3,3−トリメチルインドリー
ノ−8′−メトキシベンゾピリロスピラン3重量部を溶
解したものを厚みが2μmになるように塗布し、80W/cm
水銀灯下10cmの位置を、2m/分の速さで通して硬化させ
た。その面上にゼラチン(新田ゼラチン社製)を20μm
厚に塗布し、乾燥後に5%クロム酸アルミニウム水溶液
中に10分間浸漬し、乾燥して体積ホログラム層3とし
た。その後、その層3の表面に体積ホログラム原版を密
着させ、アルゴンレーザー光を用いて体積ホログラムの
光学的複製を行った。体積ホログラム層3の現像後に、
その表面に接着剤層4としてアクリル系の接着剤(東栄
化成社製、アクリナール#3000アクリル樹脂)を5μm
厚に塗布して、フォトクロミックホログラム20を作製し
た。
タレートフィルムを用い、その層1の上にフォトクロミ
ック保護層2として、トリメチロールプロパンアクリレ
ート100重量部に対して、1,3,3−トリメチルインドリー
ノ−8′−メトキシベンゾピリロスピラン3重量部を溶
解したものを厚みが2μmになるように塗布し、80W/cm
水銀灯下10cmの位置を、2m/分の速さで通して硬化させ
た。その面上にゼラチン(新田ゼラチン社製)を20μm
厚に塗布し、乾燥後に5%クロム酸アルミニウム水溶液
中に10分間浸漬し、乾燥して体積ホログラム層3とし
た。その後、その層3の表面に体積ホログラム原版を密
着させ、アルゴンレーザー光を用いて体積ホログラムの
光学的複製を行った。体積ホログラム層3の現像後に、
その表面に接着剤層4としてアクリル系の接着剤(東栄
化成社製、アクリナール#3000アクリル樹脂)を5μm
厚に塗布して、フォトクロミックホログラム20を作製し
た。
このようにして、作製したフォトクロミックホログラ
ム20は、当初の目的を充分達成することができるもので
あった。
ム20は、当初の目的を充分達成することができるもので
あった。
以上のように、本考案によれば、フォトクロミックホ
ログラムは、ホログラムの干渉縞が形成されている体積
ホログラム層と剥離シートの間に設けられた透光性剥離
層又は保護層の中の少なくとも1層がフォトクロミック
層から形成されているので、次のような効果を有してい
る。
ログラムは、ホログラムの干渉縞が形成されている体積
ホログラム層と剥離シートの間に設けられた透光性剥離
層又は保護層の中の少なくとも1層がフォトクロミック
層から形成されているので、次のような効果を有してい
る。
(1)種々の任意の色彩がとり難く周囲の色彩にそぐわ
ないフォトクロミックホログラムに用途に応じて周囲の
色調にマッチした適宜の色調を付与することができる。
ないフォトクロミックホログラムに用途に応じて周囲の
色調にマッチした適宜の色調を付与することができる。
(2)製造自体は、既存の塗布設備、賦型設備、現像設
備を利用して、効率よく大量に行うことができる。
備を利用して、効率よく大量に行うことができる。
(3)本考案のフォトクロミックホログラムをIDカー
ド、金券等に貼着することにより、偽造が技術的に難し
いものとすることができ、また、フォトクロミック層の
色調と、カード、金券等の基材の色調とを一致させるこ
とにより、フォトクロミックホログラムの貼着位置を不
明確にすることができるため、偽造防止効果を増すこと
ができる。
ド、金券等に貼着することにより、偽造が技術的に難し
いものとすることができ、また、フォトクロミック層の
色調と、カード、金券等の基材の色調とを一致させるこ
とにより、フォトクロミックホログラムの貼着位置を不
明確にすることができるため、偽造防止効果を増すこと
ができる。
(4)そして、上記のようなフォトクロミックホログラ
ムは、必要に応じて直ちに各種物品に容易に貼着および
剥離することが可能である。
ムは、必要に応じて直ちに各種物品に容易に貼着および
剥離することが可能である。
第1図は本考案の前提となるフォトクロミックホログラ
ムの基本的構成を示す断面図、第2図は第1図を前提に
して透光性保護層及び剥離層の一方又は双方が設けられ
ている本考案のフォトクロミックホログラムの例を示す
断面図、第3図は第1図に示したフォトクロミックホロ
グラムを任意の被転写材に転写する方法を説明するため
の図である。 1……剥離シート 2……保護層及び剥離層の一方又は双方 3……体積ホログラム層 4……接着剤層 5……被転写材 6……加熱ロール 20……フォトクロミックホログラム
ムの基本的構成を示す断面図、第2図は第1図を前提に
して透光性保護層及び剥離層の一方又は双方が設けられ
ている本考案のフォトクロミックホログラムの例を示す
断面図、第3図は第1図に示したフォトクロミックホロ
グラムを任意の被転写材に転写する方法を説明するため
の図である。 1……剥離シート 2……保護層及び剥離層の一方又は双方 3……体積ホログラム層 4……接着剤層 5……被転写材 6……加熱ロール 20……フォトクロミックホログラム
Claims (4)
- 【請求項1】剥離シート、該剥離シート上に設けられた
体積ホログラムが記録された透光性層、接着剤層からな
り、前記剥離シートと体積ホログラム層間に透光性剥離
層及び保護層の一方又は双方が設けられ、前記剥離層、
保護層の中の少なくとも1層がフォトクロミック層から
形成されていることを特徴とするフォトクロミックホロ
グラム。 - 【請求項2】前記剥離層、保護層の何れかに適宜な色調
を付与したことを特徴とする請求項1記載のフォトクロ
ミックホログラム。 - 【請求項3】前記接着剤層が感熱接着剤層であることを
特徴とする請求項1又は2記載のフォトクロミックホロ
グラム。 - 【請求項4】前記各層の積層に際して層間の接着力を向
上させるアンカー層を設けたことを特徴とする請求項1
から3の何れか1項に記載のフォトクロミックホログラ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990018589U JP2558477Y2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | フォトクロミックホログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990018589U JP2558477Y2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | フォトクロミックホログラム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03110436U JPH03110436U (ja) | 1991-11-13 |
| JP2558477Y2 true JP2558477Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=31521745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990018589U Expired - Lifetime JP2558477Y2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | フォトクロミックホログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558477Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4220708A (en) * | 1977-07-22 | 1980-09-02 | Heller Harold G | Photochromic compounds |
| JPS61272773A (ja) * | 1986-01-20 | 1986-12-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 透明型ホログラム |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP1990018589U patent/JP2558477Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03110436U (ja) | 1991-11-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |