JP2558136Y2 - 金型冷却機 - Google Patents

金型冷却機

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JP2558136Y2
JP2558136Y2 JP4926391U JP4926391U JP2558136Y2 JP 2558136 Y2 JP2558136 Y2 JP 2558136Y2 JP 4926391 U JP4926391 U JP 4926391U JP 4926391 U JP4926391 U JP 4926391U JP 2558136 Y2 JP2558136 Y2 JP 2558136Y2
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和彦 喜多
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、主としてプラスチッ
クの射出成形機その他各種の成形機に使用される金型冷
却機に関する。
【0002】
【従来の技術】(A) 一般に、電気ヒーター等の加熱
装置を機内に装着していない金型冷却機では、水媒体の
温度が、品質の良い製品を成形するのに必要な所定金型
温度よりも低い場合には、水媒体は成形中における溶融
樹脂からの金型への熱移動による温度上昇と、水媒体循
環ポンプの駆動熱による温度上昇を利用して、所定温度
(例えば最高50°C)に昇温させていた。
【0003】(B) また、圧縮機と凝縮器と膨張弁と
水冷却器(蒸発器)の冷媒系路を順次接続して循環する
冷媒回路と、水冷却器(蒸発器)の水系路と金型の冷却
水入口及び冷却水出口とポンプとを接続して循環する水
媒体回路とを備えた金型冷却機が知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、上記従来例
(A)のものでは、 特に冬季の成形開始時の水媒体
温度が低く、周囲の室内温度も低い場合には、成形中の
周囲への放熱が大きくなり、所定金型温度に昇温するま
での待機時間が相当長くかかり、素早く成形できない欠
点があった。 しかも、前記待機時間を無視して成形すると、成形
不良品(製品)が相当量できて、無駄な費用が嵩む欠点
があった。 所定金型温度に昇温するまでの待機時間を短縮また
は解消するためには、水媒体回路中に専用のヒーターを
備えなければならない上に、該ヒーターの過熱防止ある
いは空炊き防止などの火災防止用の安全装置も必要にな
るという問題点があった。 従来例(B)のものでは、 冷媒回路においては20
°C以上は昇温できなかったし、例えば50°Cなどの
高温度に昇温したい場合には、水媒体回路の循環ポンプ
の吸引側などにヒーターを接続しなければならず、前記
と同様の問題点があった。
【0005】この考案は、上記従来例(A)、(B)の
有する問題点をことごとく解消するために案出されたも
ので、水冷却器(蒸発器)の出口の水媒体温度を検知
し、それによって自動的に同水冷却器(蒸発器)の冷媒
回路入口側に、圧縮機で圧縮された高温高圧の冷媒ホッ
トガスをバイパスすることにより、上記問題点をことご
とく解決することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この考案は、圧縮機と凝縮器と開閉弁と膨張弁と水
冷却器(蒸発器)の冷媒系路を順次接続して循環する冷
媒回路と、水冷却器(蒸発器)の水系路と金型の冷却水
入口及び冷却水出口とポンプとを接続して循環する水媒
体回路とを備えた金型冷却機において、前記冷媒回路の
圧縮機と凝縮器の間にはバイパス管の一端を接続すると
ともに、該バイパス管の他端は膨張弁と水冷却器(蒸発
器)の入口側間の適宜個所に接続して、該バイパス管の
他端より水冷却器(蒸発器)、圧縮機及びバイパス管の
一端を経て前記他端に戻るバイパス循環回路を形成し、
前記バイパス管には開閉弁を設けてなるものである。
【0007】また、上記構成に加え、冷媒回路の圧縮機
と凝縮器の間には第2バイパス管の一端を接続するとと
もに、該第2バイパス管の他端は水冷却器(蒸発器)の
出口側と圧縮機間の適宜個所に接続して、該第2バイパ
ス管の他端より圧縮機及び第2バイパス管の一端を経て
前記他端に戻る第2バイパス循環回路を形成し、前記第
2バイパス管には開閉弁を設けることもできる。
【0008】さらに、冷媒回路の凝縮器と膨張弁の間に
は第3バイパス管の一端を接続するとともに、該第3バ
イパス管の他端は水冷却器(蒸発器)の出口側と圧縮機
間の適宜個所に接続して、該第3バイパス管の他端より
圧縮機、凝縮器及び第3バイパス管の一端を経て前記他
端に戻る第3バイパス循環回路を形成し、前記第3バイ
パス管には開閉弁を設けることもできる。
【0009】
【作用】冷媒回路中の圧縮機で圧縮された高温高圧の冷
媒ガスは、凝縮器で冷却水により冷却され高圧下で液化
され、膨張弁で減圧された冷媒液は水冷却器(蒸発器)
中で蒸発し完全にガス状となり、この時冷水より熱を吸
収して冷水の温度を低下する。ガス状になった冷媒は再
び圧縮機低圧側へ吸入され、上記サイクルを繰り返す。
一方、水媒体回路中に導入された水媒体は、ポンプによ
り水冷却器(蒸発器)に送られ、そこで冷媒と熱交換さ
れ冷却される。その冷却水は金型の冷却水入口より通さ
れて金型を冷却して冷却水出口から前記水冷却器(蒸発
器)に循環され、上記サイクルを繰り返す。
【0010】このとき、水媒体温度が温度調節器の設定
値より低い場合には、前述のバイパス循環回路イ中の開
閉弁を開放して、該バイパス循環回路イ中に圧縮機下流
側からの冷媒ホットガスを貫流させることにより水媒体
温度を速く所定温度に昇温させて、その冷却水を金型の
冷却水入口へ供給する。所定温度到達後に温度調節器に
よる水媒体の温度を調節して、必要に応じて前述の第2
バイパス循環回路ロ中の開閉弁を開放して、該第2バイ
パス循環回路ロ中に上記冷媒ホットガスを貫流させるこ
とにより、該冷媒ホットガスが水冷却器(蒸発器)に流
れないようにする。第3バイパス循環回路ハにより、凝
縮器下流の冷却液と水冷却器(蒸発器)出口側の冷媒ガ
スと熱交換することができる。
【0011】
【実施例】この考案の一実施例を図1に基づいて以下に
説明する。この金型冷却機は、水媒体回路20と冷媒回
路10から構成されており、水冷却器(蒸発器)5にて
水媒体と冷媒が熱交換される構造になっている。水媒体
回路20は水媒体給送用のポンプ21と水冷却器(蒸発
器)5からなり、ポンプ21吐出側の冷却水入口22a
とポンプ21吸入側の冷却水出口22bとの間にプラス
チック成形機用の金型30が接続してある。水冷却器
(蒸発器)5の出口側には熱電対等からなる温度センサ
ー23が装備され、金型30へ送媒される水媒体の温度
を検出して温度調節器24に入力し、指示設定された所
定温度と比較して所定温度に対する温度差に応じた信号
が送信されるようになっている。
【0012】前記ポンプ21として、実施例ではカスケ
ードポンプを使用しているが、渦巻ポンプやその他任意
のものを使用できる。25a、25bは開閉弁、26は
金型30の冷却水入口22a側の送媒流路と冷却水出口
22b側の返媒流路との間に接続した分岐管で、この分
岐管26には圧力調整弁26aが取り付けてある。27
は水媒体回路20へ給水するための給水路で、その先端
は冷却塔水等の給水源に接続されており、27aは給水
制御弁である。28は排水路で、その途中にはフロート
スイッチ28aが設けてある。
【0013】冷媒回路10は、冷媒系路を形成する圧縮
機1と凝縮器2と膨張弁4と水冷却器(蒸発器)5と吸
入圧力調整弁6等のほかに、温度調節器24の信号によ
り圧縮機1の吐出側からの冷媒ホットガスを水冷却器
(蒸発器)5の入口側へ流すように制御するための電磁
弁等の開閉弁9と、圧縮機1の吸入側(水冷却器(蒸発
器)5の出口側)へ流すように制御するための電磁弁等
の開閉弁11と、膨張弁4へ冷媒を液送するように制御
するための電磁弁等の開閉弁7と、圧縮機1の吸入側に
装備されている所定温度に設定されたサーモスタット1
2により、圧縮機1の吸入側からの冷媒ガスの温度が所
定の温度を越えないようにするために制御される電磁弁
等の開閉弁8とより構成されている。前記開閉弁9は温
度調節器24の信号により水媒体を昇温させる必要があ
る場合に、開弁して水冷却器(蒸発器)5に冷媒ホット
ガスを流し、水媒体と熱交換して水媒体の温度を上げて
いく役目をする。
【0014】本実施例において、受液器3と吸入圧力調
整弁6を使用しているが、それらを使用しない場合もあ
る。また、凝縮器2として水冷式凝縮器を使用している
が、空冷式凝縮器を使用する場合もある。
【0015】前記冷媒回路10の圧縮機1と凝縮器2の
間にはバイパス管13の一端13aを接続するととも
に、該バイパス管13の他端13bは膨張弁4と水冷却
器(蒸発器)5の入口側5a間の適宜個所に接続して、
該バイバス管13の他端13bより水冷却器(蒸発器)
5、圧縮機1及びバイパス管13の一端13aを経て前
記他端13bに戻るバイパス循環回路イを形成してお
り、前記バイパス管13に前記開閉弁9を設けている。
【0016】また、冷媒回路10の圧縮機1と凝縮器2
の間には第2バイパス管14の一端14aを接続すると
ともに、該第2バイパス管14の他端14bは水冷却器
(蒸発器)5の出口側5bと圧縮機1間の適宜個所に接
続して、該第2バイパス管14の他端14bより圧縮機
1及び第2バイパス管14の一端14aを経て前記他端
14bに戻る第2バイパス循環回路ロを形成しており、
前記第2バイパス管14に前記開閉弁11を設けてい
る。
【0017】さらに、冷媒回路10の凝縮器2と膨張弁
4の間には第3バイパス管15の一端15aを接続する
とともに、該第3バイパス管15の他端15bは水冷却
器(蒸発器)5の出口5b側と圧縮機1間の適宜個所に
接続して、該第3バイパス管15の他端15より圧縮
機1、凝縮器2及び第3バイパス管15の一端15aを
経て前記他端15bに戻る第3バイパス循環回路ハを形
成しており、前記第3バイバス管15には前記開閉弁8
を設けている。
【0018】
【実施例の作用】前記実施例の作用を以下に説明する。
図2は水媒体の所定温度(設定値)に対する温度差によ
り冷媒回路10の各開閉弁7・8・9・11の動作を示
す動作チャートである。動作チャートの横軸は水媒体温
度、縦軸は開閉弁の動作(ONあるいはOFF)を表
し、ONであれば弁開状態となり、流体が流れることに
なる。OFFであれば弁閉状態となり、流れていないこ
とになる。金型冷却機のスタート時、水媒体温度が温度
調節器24の設定値(SV値)に対して低い場合を例に
すると、水媒体温度が設定値の3°C手前に到達するま
で開閉弁9が弁開状態となり、他の開閉弁7、8、11
は弁閉状態となって、圧縮機1下流側からの冷媒ホット
ガスをバイパス管13を介して水冷却器(蒸発器)5に
流して水媒体を昇温させる。(バイパス循環回路イが働
く。)。3°Cという値はそれ以外の値、例えば2°
C、4°Cでも構わない。
【0019】次に、水媒体温度が、SV値の3°C手前
(SV−3°C)に到達した時点で開閉弁9は弁閉状態
となり、それとは逆に開閉弁11が弁開状態となって、
冷媒ホットガスは第2バイパス管14を介して水冷却器
(蒸発器)5をバイパスして圧縮機1の吸入側に流され
循環する。(第2バイパス循環回路ロが働く。)。他の
開閉弁7、8は弁閉状態のままである。このとき開閉弁
8が開弁し第3バイパス循環回路ハが開放されることも
ある。上記の状態は、水媒体温度が設定値(SV値)に
到達するまで続く。その後、水媒体温度が設定値に到達
すれば、開閉弁9は常に弁閉状態であるが、温度調節器
24の機能信号により開閉弁7は弁開あるいは弁閉状態
になり、開閉弁11は弁閉状態あるい弁開状態になる。
開閉弁7と11は逆の動作をするようになっている。ま
た、サーモスタット12の信号により開閉弁8は弁開状
態あるいは弁閉状態になるようになっている。
【0020】図3は水媒体回路20の変形例を示し、冷
媒回路10は図1と同様に構成しているため一部しか示
していない。この水媒体回路20は、ポンプ21の吸入
側に水冷却器(蒸発器)5を設けるとともに、該ポンプ
21と水冷却器(蒸発器)5との間に逆止弁29を設け
た点に特徴を有し、ポンプ21の吐出側には水媒体温度
検出用の温度センサー23を設けるとともに、図1と同
一符号は同様な構成を示すものである。前記ポンプ21
は、図1のように水冷却器(蒸発器)5の上流側に設け
た場合には、この水冷却器(蒸発器)5により冷却水入
口22aから金型30内に流れる流体の流路抵抗が生じ
ることがあるが、図3のようにポンプ21を水冷却器
(蒸発器)5の下流側に設けた場合には、このような欠
点が解消できる。逆止弁29を設けたことにより、ポン
プ21の吸入側が負圧になるのを防止するとともに、初
期給水時にエア抜きを行うことができる。
【0021】
【考案の効果】この考案によれば、(1) 冷媒回路1
0の圧縮機1と凝縮器2の間にはバイパス管13の一端
13aを接続するとともに、該バイパス管13の他端1
3bは膨張弁4と水冷却器(蒸発器)5の入口側5a間
の適宜個所に接続して、該バイパス管13の他端13b
より水冷却器(蒸発器)5、圧縮機1及びバイパス管1
3の一端13aを経て前記他端13bに戻るバイパス循
環回路イを形成し、前記バイパス管13には開閉弁9を
設けているから、開閉弁7を閉じてバイパス管13の開
閉弁9を開き、該バイパス管13を介して圧縮機1から
の冷媒ホットガスを水冷却器(蒸発器)5に貫流させる
ことにより、水媒体を所定温度に素早くかつ高温域まで
昇温することができ、昇温までの待機時間が大幅に短縮
できるばかりか、従来見られた所定金型温度になるまで
の成形不良品の発生が大幅に減少することができる。 (2) また、本考案は、従来例の如く水媒体回路中に
水媒体昇温用の専用ヒーターを用いることなく、圧縮機
にて圧縮された高温高圧の冷媒ガスを巧みに利用したこ
とにより、ヒーターが省略できるほか、ヒーターに対す
る過熱防止や空炊き防止あるいは漏電防止等の装置は不
要であり、より安全な金型冷却機が提供できる。 (3) 請求項2記載のように、第2バイパス管14を
水冷却器(蒸発器)5の出口側5bに設けて、第2バイ
パス循環回路口を設けたことから、バイパス循環回路イ
と第2バイパス循環回路口とを可逆的に使用することが
でき、圧縮機1を連続駆動しながら温度の制御が良好に
できる。 (4) 請求項3記載のように、第3バイパス管15の
一端15aを冷媒回路10の凝縮器2と膨張弁4の間
に、該第3バイパス管15の他端15bを水冷却器(蒸
発器)5の出口側5bと圧縮機1間の適宜個所にぞれぞ
れ接続して、第3バイパス循環回路ハを設けたことか
ら、前記(3)と同様に圧縮機1を連続駆動しながら温
度の制御が良好にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す金型冷却機の回路図
である。
【図2】冷媒回路の各開閉弁の動作を示すチャート図で
ある。
【図3】水媒体回路の変形例を示す概略回路図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 4 膨張弁 5 水冷却器(蒸発器) 7 開閉弁 8 開閉弁 9 開閉弁 10 冷媒回路 11 開閉弁 12 サーモスタット 13 バイパス管 14 第2バイパス管 15 第3バイパス管 20 水媒体回路 21 水媒体給送用ポンプ 22a 冷却水入口 22b 冷却水出口 23 温度センサー 24 温度調節器 29 逆止弁 30 金型 イ バイパス循環回路 ロ 第2バイパス循環回路 ハ 第3バイパス循環回路

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機1と凝縮器2と開閉弁7と膨張弁
    4と水冷却器(蒸発器)5の冷媒系路を順次接続して循
    環する冷媒回路10と、水冷却器(蒸発器)5の水系路
    と金型30の冷却水入口22a及び冷却水出口22bと
    ポンプ21とを接続して循環する水媒体回路20とを備
    えた金型冷却機において、 前記冷媒回路10の圧縮機1と凝縮器2の間にはバイパ
    ス管13の一端13aを接続するとともに、該バイパス
    管13の他端13bは膨張弁4と水冷却器(蒸発器)5
    の入口側5a間の適宜個所に接続して、該バイパス管1
    3の他端13bより水冷却器(蒸発器)5、圧縮機1及
    びバイパス管13の一端13aを経て前記他端13bに
    戻るバイパス循環回路イを形成し、前記バイパス管13
    には開閉弁9を設けたことを特徴とする金型冷却機。
  2. 【請求項2】 冷媒回路10の圧縮機1と凝縮器2の間
    には第2バイパス管14の一端14aを接続するととも
    に、該第2バイパス管14の他端14bは水冷却器(蒸
    発器)5の出口側5bと圧縮機1間の適宜個所に接続し
    て、該第2バイパス管14の他端14bより圧縮機1及
    び第2バイパス管14の一端14aを経て前記他端14
    bに戻る第2バイパス循環回路ロを形成し、前記第2バ
    イパス管14には開閉弁11を設けてなる請求項1記載
    の金型冷却機。
  3. 【請求項3】 冷媒回路10の凝縮器2と膨張弁4の間
    には第3バイパス管15の一端15aを接続するととも
    に、該第3バイパス管15の他端15bは水冷却器(蒸
    発器)5の出口側5bと圧縮機1間の適宜個所に接続し
    て、該第3バイパス管15の他端15より圧縮機1、
    凝縮機2及び第3バイバス管15の一端15aを経て前
    記他端15bに戻る第3バイパス循環回路ハを形成し、
    前記第3バイパス管15には開閉弁8を設けてなる請求
    項1または2記載の金型冷却機。
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