JP2557817Y2 - 液体容器 - Google Patents

液体容器

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JP2557817Y2
JP2557817Y2 JP1992011186U JP1118692U JP2557817Y2 JP 2557817 Y2 JP2557817 Y2 JP 2557817Y2 JP 1992011186 U JP1992011186 U JP 1992011186U JP 1118692 U JP1118692 U JP 1118692U JP 2557817 Y2 JP2557817 Y2 JP 2557817Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
valve
tip
container
holder
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992011186U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0572493U (ja
Inventor
和雄 五味
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は修正液,液状糊等の液体
を収容した液体容器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来容器の1例の構成を示す縦断
面図である。この従来例は修正液1を入れた容器23の
口部23Aに、頭部内面にハケ保持棒24を有するキャ
ップ25をハケ26が修正液1中に浸された状態で着脱
可能に螺着してなる。
【0003】使用時はキャップ25を取り外し、ハケ保
持棒24のハケ26に付着した修正液1の量を容器23
の口部23Aの内側エッジで流落して適量に調節し、こ
れを修正箇所に塗布して修正している。使用後、容器2
3の口部23Aにキャップ25を堅く螺着しておく。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来例に
あっては、長期の使用によりハケ26が曲がったり、拡
散したりするため、塗布し難くなるばかりでなく、ハケ
保持棒24の根元部,容器23の口部23A内周及びキ
ャップ25の裏面等に付着した修正液が固化して使用し
ずらくなると共に、キャップ25が取り外し難くなる等
の課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案容器は上記の課題
を解決するため、図1に示すように液体1を収容した外
容器2の口部2A内の内容器3内に、その底部3Aとの
間に流路4を設けて弁5を収め、弁5と内容器3の底部
3Aとの間に弾性体6を介挿し、弁5にボール受け棒7
を連設し、ボール受け棒7とボールホルダ10との間に
第2流路8を形成し,かつボール受け棒7の先端とボー
ルホルダ10の先端との間にボール9を転動自在に保持
し、ボールホルダ10を突出させ固定した先具11で内
容器3を外容器2の口部2Aに固定してなる。
【0006】
【作用】塗布箇所にボールホルダ10のボール9を押圧
すると、ボール9及びボール受け棒7がボールホルダ1
0の先端を塗布箇所に当接する迄引込み、これに連設し
た弁5が弾性体6の弾力に抗して後退し、ボール9とボ
ールホルダ10との間が開き、弁5が閉じるまで、外,
内容器2,3内の液体1が弁5に沿い第2流路8を通っ
てボール9とボールホルダ10間より自然流出し、塗布
箇所に供給される。
【0007】又、ボールホルダ10のボール9の塗布箇
所への押圧を解くと、ボール9,ボール受け棒7及び弁
5は弾性体6の弾力により元に復し、弁5が開いて外容
器2内の液体が内容器3内に流出すると共に、ボール9
とボールホルダ10間が閉じてボール9とボールホルダ
10の先端への液体1の自然流出が停止される。
【0008】即ち、ボール9の塗布箇所への押圧を繰り
返すことにより液体1をボール及びボールホルダ10の
先端に適量自然流出させ、塗布箇所に適量を供給できる
ことになる。
【0009】
【実施例】図1は本考案容器の第1実施例の構成を示す
縦断面図である。図1において2は修正液1を収容した
外容器、3は外容器2の口部2A内に収めた内容器であ
る。内容器3内に、その底部3Aとの間に流路4を設け
て弁5が収められ、弁5と内容器3の底部3Aとの間に
バネ6が介挿されている。
【0010】弁5に先端が凹曲面のボール受け棒7が連
設され、ボール受け棒7とボールホルダ10との間に第
2流路8を形成し,かつボール受け棒7の先端凹曲面と
ボールホルダ10の先端との間にボール9を転動自在に
保持し、ボールホルダ10を突出させ固定した先具11
で内容器3が外容器2の口部2Aに固定されている。1
3は外容器2内の修正液1中に入れた攪拌材、14は先
具11に被着したキャップである。
【0011】上記構成の第1実施例において、使用時に
キャップ14を外し、塗布箇所にボールホルダ10のボ
ール9を押圧すると、ボール9及びボール受け棒7がボ
ールホルダ10の先端を塗布箇所に当接する迄引込み、
これに連設した弁5がバネ6のバネ力に抗して後退し、
ボール9とボールホルダ10との間が開き、弁5が閉じ
るまで、外,内容器2,3内の修正液1が弁5に沿い第
2流路8を通ってボール9とボールホルダ10間より自
然流出し、塗布箇所に供給される。
【0012】又、ボールホルダ10のボール9の塗布箇
所への押圧を解くと、ボール9,ボール受け棒7及び弁
5はバネ6のバネ力により元に復し、弁5が開いて外容
器2内の修正液1が内容器3内に流出すると共に、ボー
ル9とボールホルダ10間が閉じてボール9とボールホ
ルダ10の先端への修正液1の自然流出が停止される。
【0013】即ち、ボール9の塗布箇所への押圧を繰り
返すことにより修正液1をボール及びボールホルダ10
の先端に適量自然流出させ、塗布箇所に適量を供給でき
ることになる。この場合、ボール9を転動させると、修
正液1の塗布をスムーズに行うことができるので好まし
い。使用後は、乾燥を防止するため先具11にキャップ
14を被着しておくことは記す迄もない。この第1実施
例の場合、外容器2を可撓性部材で作成すればこれを押
圧することにより修正液1の流出を速めることができ
る。
【0014】図2は第2実施例の構成を示す縦断面図で
ある。この第2実施例は図1の第1実施例において、ボ
ール受け棒7に取付け腕12Aで固定したナイロン6
6,ゴム等よりなる弾性ピストン12を先具11に摺動
可能に設けてなる。
【0015】この第2実施例において使用時にキャップ
14を外し、塗布箇所にボールホルダ10のボール9を
押圧すると、ボール9及びボール受け棒7がボールホル
ダ10の先端を塗布箇所に当接する迄引込み、これに連
設した弁5がバネ6のバネ力に抗して後退し、ボール9
とボールホルダ10との間が開き、外,内容器2,3内
の修正液1が弁5に沿い第2流路8を通ってボール9と
ボールホルダ10間より自然流出し、塗布箇所に供給さ
れる。
【0016】更に押圧し続けると、ボール受け棒7及び
弾性ピストン12が更に後退し、その結果、流路4が弁
5の後退により閉じられ、内容器3内の修正液1は弾性
ピストン12の後退により圧縮されて第2流路8よりボ
ール9とボールホルダ10間の隙間を経て強制的に流出
される。
【0017】押圧を解くと、弁5及びボール受け棒7が
バネ6のバネ力により前進しボール9を前方へ移動させ
てボールホルダ10に押圧すると共に、弾性ピストン1
2も前進して元の位置に戻り、ボール9とボールホルダ
10間が閉じられ、修正液1の流出が停止される。
【0018】即ち、ボール9の修正箇所への押圧を繰り
返すことにより修正液1をボール9及びボールホルダ1
0の先端に適量強制的に流出させ、修正箇所に適量を供
給して修正できることになる。
【0019】第1実施例は修正液1をボール9,ボール
受け棒7及び弁5の後退により自然流出してボール9及
びボールホルダ10の先端に供給する作用をなすだけな
ので、修正液1の粘性が比較的に低い場合に適し、第2
実施例は、修正液1をボール9,ボール受け棒7及び弁
5の後退により自然流出した後、弾性ピストン12も後
退させることによるポンプ作用によりボール9及びボー
ルホルダ10の先端に強制的に供給する作用をなすの
で、修正液1の粘性が比較的に高い場合に適する。
【0020】なお、ボールホルダ10の先端部は、内側
に曲げられてボール9を転動自在に保持しその脱落を防
止すると共にボール9との間をシールし修正液1の自然
流出を防止する役目を果たす。
【0021】
【考案の効果】上述のように本考案によれば、液体1を
収容した外容器2の口部2A内の内容器3内に、その底
部3Aとの間に流路4を設けて弁5を収め、弁5と内容
器3の底部3Aとの間に弾性体6を介挿し、弁5にボー
ル受け棒7を連設し、ボール受け棒7とボールホルダ1
0との間に第2流路8を形成し,かつボール受け棒7の
先端とボールホルダ10の先端との間にボール9を転動
自在に保持し、ボールホルダ10を突出させ固定した先
具11で内容器3を外容器2の口部2Aに固定してなる
ので、液体1をボール9及びボール受け棒7の後退によ
り自然流出してボール9及びボールホルダ10の先端に
供給することができ、長期間使用してもボール9及びボ
ール受け棒7及びボールホルダ10等を損なうことがな
いこと、ボール9及びボールホルダ10の先に付着した
液体1が乾燥しても内部よりの液体1で溶かされること
又は乾燥物を剥離できること等により塗布し易く使用し
易いばかりでなく、液体の固化によりキャップ14を取
り外し難くなることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案容器の第1実施例の構成を示す縦断面図
である。
【図2】第2実施例の構成を示す縦断面図である。
【図3】従来容器の1例の構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 液体(修正液) 2 外容器 2A 口部 3 内容器 3A 底部 4 流路 5 弁 6 弾性体(バネ) 7 ボール受け棒 8 第2流路 9 ボール 10 ボールホルダ 11 先具 12 弾性ピストン 14 キャップ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容した外容器の口部内の内容器
    内に、その底部との間に流路を設けて弁を収め、この弁
    と内容器の底部との間に弾性体を介挿し、前記弁にボー
    ル受け棒を連設し、このボール受け棒とボールホルダと
    の間に第2流路を形成し,かつ前記ボール受け棒の先端
    と前記ボールホルダの先端との間にボールを転動自在に
    保持し、前記ボールホルダを突出させ固定した先具で内
    容器を外容器の口部に固定してなる液体容器。
  2. 【請求項2】 前記ボール受け棒に取付け部で固定した
    ピストンを先具に摺動可能に設けてなる請求項1の液体
    容器。
JP1992011186U 1992-03-05 1992-03-05 液体容器 Expired - Lifetime JP2557817Y2 (ja)

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JP1992011186U JP2557817Y2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 液体容器

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JPH0572493U JPH0572493U (ja) 1993-10-05
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ID=11771043

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04128896U (ja) * 1991-02-12 1992-11-25 セーラー万年筆株式会社 液体塗布具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0572493U (ja) 1993-10-05

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