JP2557035Y2 - ガス分析計 - Google Patents
ガス分析計Info
- Publication number
- JP2557035Y2 JP2557035Y2 JP5765491U JP5765491U JP2557035Y2 JP 2557035 Y2 JP2557035 Y2 JP 2557035Y2 JP 5765491 U JP5765491 U JP 5765491U JP 5765491 U JP5765491 U JP 5765491U JP 2557035 Y2 JP2557035 Y2 JP 2557035Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- sample gas
- cell body
- sample
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/01—Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
- G01N21/03—Cuvette constructions
- G01N21/05—Flow-through cuvettes
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/85—Investigating moving fluids or granular solids
- G01N2021/8578—Gaseous flow
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/85—Investigating moving fluids or granular solids
- G01N2021/8578—Gaseous flow
- G01N2021/8585—Gaseous flow using porous sheets, e.g. for separating aerosols
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Optical Measuring Cells (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、サンプルガスに含まれ
た各種の成分を、その成分の光線吸収性を利用して分析
するガス分析計に関する。
た各種の成分を、その成分の光線吸収性を利用して分析
するガス分析計に関する。
【０００２】
【従来の技術】サンプルガスの成分を光線を利用して分
析するガス分析計の試料セルは、赤外線などの光線を透
過させるとともに、その一方から他方にサンプルガスを
通過させるものであって、例えば、図４に示した、特公
昭６２−３３６９号公報に開示されたものが知られてい
る。
析するガス分析計の試料セルは、赤外線などの光線を透
過させるとともに、その一方から他方にサンプルガスを
通過させるものであって、例えば、図４に示した、特公
昭６２−３３６９号公報に開示されたものが知られてい
る。
【０００３】図４において、１１は試料セルで、これは
セル本体１２の一端にガスの入口１３が、他端に出口１
４がそれぞれ設けられるとともに、光線を透過させる窓
１５ａ，１５ｂを設けて構成されている。そして、窓１
５ａと相対して光源１６、窓１５ｂと相対して検出器１
７をそれぞれ配置してガス分析計が構成されるものであ
る。そして、このガス分析計は、入口１３からセル本体
１２にサンプルガスを導入して、それを出口１４から導
出するとともに、光源１６から射出されてセル本体１２
を透過した光線を検出器１７に入射して、前記サンプル
ガスの成分を分析する。
セル本体１２の一端にガスの入口１３が、他端に出口１
４がそれぞれ設けられるとともに、光線を透過させる窓
１５ａ，１５ｂを設けて構成されている。そして、窓１
５ａと相対して光源１６、窓１５ｂと相対して検出器１
７をそれぞれ配置してガス分析計が構成されるものであ
る。そして、このガス分析計は、入口１３からセル本体
１２にサンプルガスを導入して、それを出口１４から導
出するとともに、光源１６から射出されてセル本体１２
を透過した光線を検出器１７に入射して、前記サンプル
ガスの成分を分析する。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の試料セル
は、入口１３から導入したサンプルガスをセル本体１２
内を流動させて出口１４から導出するものであるが、こ
のセル本体１２内におけるサンプルガスは、入口１３と
出口１４とを結ぶ最短距離を流動する。このため、前記
サンプルガス流路からやや離れる、例えば、セル本体１
２のａ，ｂ部がデッドスペースとなって、このａ，ｂ部
におけるサンプルガスの流動性が悪くなり、サンプルガ
スの一部が滞留する状態などになる。したがって、セル
本体１２のサンプルガスの置換が遅れ、ガス分析の応答
速度が遅くなる課題がある。
は、入口１３から導入したサンプルガスをセル本体１２
内を流動させて出口１４から導出するものであるが、こ
のセル本体１２内におけるサンプルガスは、入口１３と
出口１４とを結ぶ最短距離を流動する。このため、前記
サンプルガス流路からやや離れる、例えば、セル本体１
２のａ，ｂ部がデッドスペースとなって、このａ，ｂ部
におけるサンプルガスの流動性が悪くなり、サンプルガ
スの一部が滞留する状態などになる。したがって、セル
本体１２のサンプルガスの置換が遅れ、ガス分析の応答
速度が遅くなる課題がある。
【０００５】本考案は、上記のような課題を解決するも
のであって、サンプルガスの流動むらを少なくして、そ
の置換を迅速に進行させ、応答速度を速くすることが可
能な試料セルを有するガス分析計をうることを目的とす
る。
のであって、サンプルガスの流動むらを少なくして、そ
の置換を迅速に進行させ、応答速度を速くすることが可
能な試料セルを有するガス分析計をうることを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は、サンプルガス
に含まれた成分を、その成分の光線吸収性を利用して分
析するガス分析計において、光線を透過させるととも
に、一方から他方にサンプルガスを通過させるセル本体
の一端側に光源を、他端側に検出器を、それぞれ配置
し、前記セル本体の入口から出口に流動するサンプルガ
スの流動むらを少なくする多孔の整流板が、サンプルガ
スの流れに交差してセル本体内に設けられ、かつ、計測
光路がサンプルガスの流れに交差するよう形成されてい
ることを特徴とする。
に含まれた成分を、その成分の光線吸収性を利用して分
析するガス分析計において、光線を透過させるととも
に、一方から他方にサンプルガスを通過させるセル本体
の一端側に光源を、他端側に検出器を、それぞれ配置
し、前記セル本体の入口から出口に流動するサンプルガ
スの流動むらを少なくする多孔の整流板が、サンプルガ
スの流れに交差してセル本体内に設けられ、かつ、計測
光路がサンプルガスの流れに交差するよう形成されてい
ることを特徴とする。
【０００７】前記整流板は、板に多くの小孔を設けたパ
ンチングプレート、ハニカム構造に形成された板、また
は金属などからなる複数枚のネットを重ねて互いに密着
状または固着して板状にしたものなどで構成する。そし
て、この整流板は間隔をおいて２枚などの複数枚を配
置、または１枚を配置するなど任意であり、かつこの整
流板に設ける孔は、セル本体の前記入口側に近い方を小
径に、入口から遠くなるに従って大径に、または整流板
の全面においてほぼ同径にするなど任意にすることが可
能である。
ンチングプレート、ハニカム構造に形成された板、また
は金属などからなる複数枚のネットを重ねて互いに密着
状または固着して板状にしたものなどで構成する。そし
て、この整流板は間隔をおいて２枚などの複数枚を配
置、または１枚を配置するなど任意であり、かつこの整
流板に設ける孔は、セル本体の前記入口側に近い方を小
径に、入口から遠くなるに従って大径に、または整流板
の全面においてほぼ同径にするなど任意にすることが可
能である。
【０００８】
【作用】本考案のガス分析計は、セル本体の入口から導
入されたサンプルガスの全量が整流板を通過してセル本
体の出口から導出される。そして、サンプルガスは整流
板のほぼ全面に分散して、その孔を通過するとともに、
セル本体の計測光路がサンプルガスの流れに交差するよ
う形成されているから、光線の透過性およびサンプルガ
スに含まれた成分の光線吸収性を維持した状態で、サン
プルガスの流動むらを少なくでき、サンプルガスの置換
が迅速に進行して応答速度を速くできる。
入されたサンプルガスの全量が整流板を通過してセル本
体の出口から導出される。そして、サンプルガスは整流
板のほぼ全面に分散して、その孔を通過するとともに、
セル本体の計測光路がサンプルガスの流れに交差するよ
う形成されているから、光線の透過性およびサンプルガ
スに含まれた成分の光線吸収性を維持した状態で、サン
プルガスの流動むらを少なくでき、サンプルガスの置換
が迅速に進行して応答速度を速くできる。
【０００９】
【実施例】本考案のガス分析計の第１実施例を図１につ
いて説明する。
いて説明する。
【００１０】図１において、１はセル本体で、これにほ
ぼ同径の一対の窓２ａ，２ｂを相対して設けて計測光路
３が構成されている。この計測光路３はサンプルガスの
流れに交差するよう形成されている。４ａ，４ｂは窓２
ａ，２ｂの各径方向の端部に位置させて、セル本体１内
に平行状に配置された一対の整流板で、そのほぼ全面に
小径のガス通孔５ａ，５ｂが形成されている。６は前記
整流板４ａの全面を覆う状態にして前記セル本体１に連
設されたガス入口ポートで、その窓２ａ側の端部にガス
入口７が設けられている。８は整流板４ｂの全面を覆う
状態にしてセル本体１の端部に連設されたガス出口ポー
トで、その窓２ｂ側端部にガス出口９が形成されてい
る。そして、前記整流板４ａ，４ｂは、パンチングプレ
ートで構成され、かつそのガス通孔５ａ，５ｂは、ガス
入口７に近い方を小径に、ガス入口７から遠くなるに従
って大径になるようにして、サンプルガスの通過量が整
流板４ａ，４ｂの全面でほぼ同じになるようにして、計
測光路３をサンプルガスが通過する時間が、整流板４
ａ，４ｂの全面でほぼ同じになるようにしている。
ぼ同径の一対の窓２ａ，２ｂを相対して設けて計測光路
３が構成されている。この計測光路３はサンプルガスの
流れに交差するよう形成されている。４ａ，４ｂは窓２
ａ，２ｂの各径方向の端部に位置させて、セル本体１内
に平行状に配置された一対の整流板で、そのほぼ全面に
小径のガス通孔５ａ，５ｂが形成されている。６は前記
整流板４ａの全面を覆う状態にして前記セル本体１に連
設されたガス入口ポートで、その窓２ａ側の端部にガス
入口７が設けられている。８は整流板４ｂの全面を覆う
状態にしてセル本体１の端部に連設されたガス出口ポー
トで、その窓２ｂ側端部にガス出口９が形成されてい
る。そして、前記整流板４ａ，４ｂは、パンチングプレ
ートで構成され、かつそのガス通孔５ａ，５ｂは、ガス
入口７に近い方を小径に、ガス入口７から遠くなるに従
って大径になるようにして、サンプルガスの通過量が整
流板４ａ，４ｂの全面でほぼ同じになるようにして、計
測光路３をサンプルガスが通過する時間が、整流板４
ａ，４ｂの全面でほぼ同じになるようにしている。
【００１１】このガス分析計では、セル本体１の窓２
ａ，２ｂの一方から計測光路３に光線を入射し、他方か
ら射出する。そして、サンプルガスをガス入口７からガ
ス入口ポート６に導入し、かつ整流板４ａと計測光路３
及び整流板４ｂを通過してガス出口ポート８を経て、ガ
ス出口９から導出するものであって、ガス入口７からガ
ス入口ポート６に導入されたサンプルガスは、整流板４
ａのためにそのほぼ全面に分散し、ガス通孔５ａを通過
して層流状になって計測光路３に流入通過し、かつ整流
板４ｂのガス通孔５ｂを通過する。したがって、サンプ
ルガスは計測光路３の全体をほぼむらなく通過し、計測
光路３の一部にサンプルガスが滞留するようなことがな
く、光線の透過性およびサンプルガスに含まれた各種の
成分の光線吸収性を維持した状態で、サンプルガスの流
動むらを少なくでき、サンプルガスの置換が迅速に進行
し、応答速度を速くすることが可能である。しかも、整
流板４ａ，４ｂのガス通孔５ａ，５ｂは、ガス入口７の
近くを小径に、ガス入口７から遠くなるに従って大径に
して、整流板４ａ，４ｂの全面におけるサンプルガスの
通過量がほぼ同じになるようにしているから、サンプル
ガスの置換をよりむらなくスムーズに進行させることが
可能である。
ａ，２ｂの一方から計測光路３に光線を入射し、他方か
ら射出する。そして、サンプルガスをガス入口７からガ
ス入口ポート６に導入し、かつ整流板４ａと計測光路３
及び整流板４ｂを通過してガス出口ポート８を経て、ガ
ス出口９から導出するものであって、ガス入口７からガ
ス入口ポート６に導入されたサンプルガスは、整流板４
ａのためにそのほぼ全面に分散し、ガス通孔５ａを通過
して層流状になって計測光路３に流入通過し、かつ整流
板４ｂのガス通孔５ｂを通過する。したがって、サンプ
ルガスは計測光路３の全体をほぼむらなく通過し、計測
光路３の一部にサンプルガスが滞留するようなことがな
く、光線の透過性およびサンプルガスに含まれた各種の
成分の光線吸収性を維持した状態で、サンプルガスの流
動むらを少なくでき、サンプルガスの置換が迅速に進行
し、応答速度を速くすることが可能である。しかも、整
流板４ａ，４ｂのガス通孔５ａ，５ｂは、ガス入口７の
近くを小径に、ガス入口７から遠くなるに従って大径に
して、整流板４ａ，４ｂの全面におけるサンプルガスの
通過量がほぼ同じになるようにしているから、サンプル
ガスの置換をよりむらなくスムーズに進行させることが
可能である。
【００１２】なお、セル本体１に対して２枚の整流板４
ａ，４ｂを間隔をおいて配置すると、サンプルガスの流
動むらを少なくすることに対してより適当である。しか
し、サンプルガスの流量などの条件に対応して、整流板
４ａまたは整流板４ｂのいずれが一方のみを設けること
も可能である。このように、整流板４ａ，４ｂのいずれ
か一方のみを設けた場合も、ガス入口７から導入された
サンプルガスを層流状にしてむらなく流動させて、その
置換を迅速に進行させることが可能である。しかも、セ
ル本体１の計測光路３はサンプルガスの流れに交差する
よう形成されているので、光線の透過性およびサンプル
ガスに含まれた各種の成分の光線吸収性を維持できる。
そして、この整流板４ａ，４ｂに設けるガス通孔５ａ，
５ｂは、整流板４ａ，４ｂの全体においてほぼ同径にす
ることも可能である。また、整流板４ａ，４ｂを光線の
透過に支障がない素材で形成し、かつ整流板４ａ，４ｂ
が並んだ方向の位置に窓２ａ，２ｂを設けて計測光路３
を構成することも可能である。
ａ，４ｂを間隔をおいて配置すると、サンプルガスの流
動むらを少なくすることに対してより適当である。しか
し、サンプルガスの流量などの条件に対応して、整流板
４ａまたは整流板４ｂのいずれが一方のみを設けること
も可能である。このように、整流板４ａ，４ｂのいずれ
か一方のみを設けた場合も、ガス入口７から導入された
サンプルガスを層流状にしてむらなく流動させて、その
置換を迅速に進行させることが可能である。しかも、セ
ル本体１の計測光路３はサンプルガスの流れに交差する
よう形成されているので、光線の透過性およびサンプル
ガスに含まれた各種の成分の光線吸収性を維持できる。
そして、この整流板４ａ，４ｂに設けるガス通孔５ａ，
５ｂは、整流板４ａ，４ｂの全体においてほぼ同径にす
ることも可能である。また、整流板４ａ，４ｂを光線の
透過に支障がない素材で形成し、かつ整流板４ａ，４ｂ
が並んだ方向の位置に窓２ａ，２ｂを設けて計測光路３
を構成することも可能である。
【００１３】図２は第２実施例であって、セル本体１に
連設したガス入口ポート６とガス出口ポート８のそれぞ
れが断面台形状に形成されて、それらの突出端部にガス
入口７及びガス出口９が形成され、かつ整流板４ａ，４
ｂのガス通孔５ａ，５ｂは、整流板４ａ，４ｂの中央側
を小径に、周縁になるに従って大径に形成されている。
他の構成は前記第１実施例と同じであるから、同符号を
付して示した。このガス分析計用試料セルも、ガス入口
７からサンプルガスを導入し、整流板４ａ、計測光路
３、整流板４ｂを通過させてガス出口９から導出するも
のである。そして、サンプルガスは整流板４ａのほぼ全
面に分散通過して計測光路３をほぼむらなく通過するか
ら、サンプルガスの置換がスムーズにかつ迅速に進行す
る。
連設したガス入口ポート６とガス出口ポート８のそれぞ
れが断面台形状に形成されて、それらの突出端部にガス
入口７及びガス出口９が形成され、かつ整流板４ａ，４
ｂのガス通孔５ａ，５ｂは、整流板４ａ，４ｂの中央側
を小径に、周縁になるに従って大径に形成されている。
他の構成は前記第１実施例と同じであるから、同符号を
付して示した。このガス分析計用試料セルも、ガス入口
７からサンプルガスを導入し、整流板４ａ、計測光路
３、整流板４ｂを通過させてガス出口９から導出するも
のである。そして、サンプルガスは整流板４ａのほぼ全
面に分散通過して計測光路３をほぼむらなく通過するか
ら、サンプルガスの置換がスムーズにかつ迅速に進行す
る。
【００１４】前記第１〜２実施例から明らかなように、
サンプルガスをガス入口７から整流板４ａに導くガス入
口ポート６及び計測光路３を通過したサンプルガスをガ
ス出口９に導くガス出口ポート８の構成は、サンプルガ
スを整流板４ａに導き、かつ整流板４ｂを通過したサン
プルガスをガス出口９に導くことに適するように構成す
ればよいものであり、かつこのガス入口ポート６とガス
出口ポート８の各構成に対応して、それらの適所にガス
入口７とガス出口９とを設けるものである。
サンプルガスをガス入口７から整流板４ａに導くガス入
口ポート６及び計測光路３を通過したサンプルガスをガ
ス出口９に導くガス出口ポート８の構成は、サンプルガ
スを整流板４ａに導き、かつ整流板４ｂを通過したサン
プルガスをガス出口９に導くことに適するように構成す
ればよいものであり、かつこのガス入口ポート６とガス
出口ポート８の各構成に対応して、それらの適所にガス
入口７とガス出口９とを設けるものである。
【００１５】図３は第３実施例である。このガス分析計
は、径が異なる窓２ａ，２ｂをセル本体１に相対して設
けて計測光路３が構成され、かつ整流板４ａ，４ｂ，が
窓２ａ，２ｂの各径に対応して、窓２ａ側の間隔を小さ
く、窓２ｂ側の間隔を大きくして、互いに傾斜させて配
置されている。他の構成は前記第１実施例と同じである
から、同符号を付して示した。
は、径が異なる窓２ａ，２ｂをセル本体１に相対して設
けて計測光路３が構成され、かつ整流板４ａ，４ｂ，が
窓２ａ，２ｂの各径に対応して、窓２ａ側の間隔を小さ
く、窓２ｂ側の間隔を大きくして、互いに傾斜させて配
置されている。他の構成は前記第１実施例と同じである
から、同符号を付して示した。
【００１６】このガス分析計も、セル本体１のガス入口
７から導入されたサンプルガスは整流板４ａのほぼ全面
に分散して、そのガス通孔５ａを通過するからサンプル
ガスの流動むらが少なく、その置換が迅速に進行し応答
速度が速くなる。なお、前記整流板４ａ，４ｂは、整流
板４ａまたは４ｂのいずれか一方のみを設けることも可
能であり、この場合も、サンプルガスをむらなく流動さ
せることができる。しかも、光線の透過性およびサンプ
ルガスに含まれた各種の成分の光線吸収性を維 持でき
る。
７から導入されたサンプルガスは整流板４ａのほぼ全面
に分散して、そのガス通孔５ａを通過するからサンプル
ガスの流動むらが少なく、その置換が迅速に進行し応答
速度が速くなる。なお、前記整流板４ａ，４ｂは、整流
板４ａまたは４ｂのいずれか一方のみを設けることも可
能であり、この場合も、サンプルガスをむらなく流動さ
せることができる。しかも、光線の透過性およびサンプ
ルガスに含まれた各種の成分の光線吸収性を維 持でき
る。
【００１７】
【考案の効果】本考案のガス分析計は、上記のように、
セル本体の入口に導入されてセル本体内を出口に流動す
るサンプルガスの流れに交差させて、多孔の整流板をセ
ル本体内に設けている。したがって、前記入口に導入さ
れたサンプルガスは、整流板のほぼ全面に分散してその
孔を通過流動するとともに、セル本体の計測光路がサン
プルガスの流れに交差するよう形成されているから、光
線の透過性およびサンプルガスに含まれた成分の光線吸
収性を維持した状態で、サンプルガスの流動むらを少な
くすることが可能であって、サンプルガスの置換が迅速
に進行し応答速度を速くすることができる。
セル本体の入口に導入されてセル本体内を出口に流動す
るサンプルガスの流れに交差させて、多孔の整流板をセ
ル本体内に設けている。したがって、前記入口に導入さ
れたサンプルガスは、整流板のほぼ全面に分散してその
孔を通過流動するとともに、セル本体の計測光路がサン
プルガスの流れに交差するよう形成されているから、光
線の透過性およびサンプルガスに含まれた成分の光線吸
収性を維持した状態で、サンプルガスの流動むらを少な
くすることが可能であって、サンプルガスの置換が迅速
に進行し応答速度を速くすることができる。
【図１】第１実施例の構成図である。
【図２】第２実施例の構成図である。
【図３】第３実施例の構成図である。
【図４】従来例の構成図である。
１…セル本体、２ａ，２ｂ…窓、３…計測光路、４ａ，
４ｂ…整流板、５ａ，５ｂ…ガス通孔、７…ガス入口、
９…ガス出口。
４ｂ…整流板、５ａ，５ｂ…ガス通孔、７…ガス入口、
９…ガス出口。
Claims (1)
- 【請求項１】 サンプルガスに含まれた成分を、その成
分の光線吸収性を利用して分析するガス分析計におい
て、光線を透過させるとともに、一方から他方にサンプ
ルガスを通過させるセル本体の一端側に光源を、他端側
に検出器を、それぞれ配置し、前記セル本体の入口から
出口に流動するサンプルガスの流動むらを少なくする多
孔の整流板が、サンプルガスの流れに交差してセル本体
内に設けられ、かつ、前記セル本体の計測光路がサンプ
ルガスの流れに交差するよう形成されていることを特徴
とするガス分析計。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5765491U JP2557035Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ガス分析計 |
| DE19924219312 DE4219312C2 (de) | 1991-06-26 | 1992-06-12 | Durchflußprobenzelle für einen optischen Analysator |
| US07/902,016 US5374399A (en) | 1991-06-26 | 1992-06-18 | Sample cell for improved gas flow in a gas analyzer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5765491U JP2557035Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ガス分析計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053988U JPH053988U (ja) | 1993-01-22 |
| JP2557035Y2 true JP2557035Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=13061894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5765491U Expired - Lifetime JP2557035Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ガス分析計 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5374399A (ja) |
| JP (1) | JP2557035Y2 (ja) |
| DE (1) | DE4219312C2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5606412A (en) * | 1995-02-07 | 1997-02-25 | Jasco Corporation | Flow cell assembly |
| DE10058469C1 (de) * | 2000-11-24 | 2002-05-02 | Draeger Safety Ag & Co Kgaa | Optischer Gassensor |
| US6890080B2 (en) * | 2002-01-25 | 2005-05-10 | Ircon, Inc. | Air purge system for optical sensor |
| JP6947471B2 (ja) * | 2016-03-24 | 2021-10-13 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | ガス濃度計測装置 |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH542437A (fr) * | 1971-08-27 | 1973-09-30 | Micromedic Systems Inc | Cuvette optique et procédé pour sa fabrication |
| US3975104A (en) * | 1974-07-22 | 1976-08-17 | Varian Associates | Convergent light illuminated flow cell for liquid chromatography |
| US4177381A (en) * | 1974-09-27 | 1979-12-04 | Andros Incorporated | Gas analyzer sample cell |
| DE2732448C2 (de) * | 1977-07-18 | 1982-08-19 | Hartmann & Braun Ag, 6000 Frankfurt | Durchlaufmeßeinrichtung zum Bestimmen von radioaktiven Isotopen in Gasen oder Flüssigkeiten |
| JPS5555241A (en) * | 1978-10-18 | 1980-04-23 | Horiba Ltd | Gas analyzer |
| US4374620A (en) * | 1981-01-29 | 1983-02-22 | Altex Scientific, Inc. | Photometric flow cell |
| SE8302468L (sv) * | 1983-05-02 | 1984-11-03 | Lagesson Andrasko Ludmila | Anordning vid en gasflodescell for spektrofotometrisk analys av kemiska substanser |
| JPS6041850U (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-25 | 株式会社 堀場製作所 | ガス分析計 |
| JPS60105946A (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-11 | Fuji Electric Corp Res & Dev Ltd | 赤外線ガス分析計 |
| US4822166A (en) * | 1985-12-12 | 1989-04-18 | Rossiter Valentine J | Flow-through cells for spectroscopy |
| US4973157A (en) * | 1989-05-05 | 1990-11-27 | Allied-Signal Inc. | Fluid cell for Raman laser providing for fluid flow across the beam path |
| US5146283A (en) * | 1991-03-26 | 1992-09-08 | Andros Incorporated | Spectrophotometer sample cell |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP5765491U patent/JP2557035Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-06-12 DE DE19924219312 patent/DE4219312C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-06-18 US US07/902,016 patent/US5374399A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4219312A1 (de) | 1993-01-07 |
| JPH053988U (ja) | 1993-01-22 |
| DE4219312C2 (de) | 1994-09-01 |
| US5374399A (en) | 1994-12-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4983038A (en) | Sheath flow type flow-cell device | |
| DE69733198T2 (de) | Überlaufnachweis von roten blutzellen | |
| EP0655128B1 (de) | Spektroskopische systeme zur analyse von kleinen und kleinsten substanzmengen | |
| DE69113299T2 (de) | Apparat zur Detektion der chemischen Lumineszenz. | |
| JP2557035Y2 (ja) | ガス分析計 | |
| DE69632385T2 (de) | Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung der Alkoholkonzentration in einem Gasgemisch | |
| JP2005535895A5 (ja) | ||
| US8248604B2 (en) | Flow cytometer and flow cell for the same | |
| DE69909939T2 (de) | Analysegerät zur kontinuierlichen messung von h2s in einem gas und dessen verwendung in einer vorrichtung zur regelung der injizierten luftmenge in einen oxydationsreaktor zur umsetzung von h2s zu schwefel | |
| JPS56122935A (en) | Gas analyzing device of fluid modulation system | |
| DE2201083A1 (de) | Photometer | |
| US3529896A (en) | Flow cell immersed in a fluid having the same refractive index as the flow cell | |
| DE1648820C3 (de) | Gerät zur nichtdispersiven Ultrarot-Gasanalyse | |
| DE102012215805B3 (de) | Prozess-Schnittstelle eines nach dem Durchlichtverfahren arbeitenden Prozess-Gasanalysators | |
| DE3917956A1 (de) | Vorrichtung zur analyse von proben auf quecksilber und/oder hydridbildner | |
| CH468636A (de) | Durchflusszelle für ein Kolorimeter | |
| CN109908754A (zh) | 一种脱硝scr喷氨控制系统及其工作流程 | |
| DE4425462A1 (de) | Spektralphotometer-Zelle | |
| JPH079067Y2 (ja) | ミクロフロ−セル測定装置 | |
| JP2953904B2 (ja) | 水中のシリカ成分の分析装置 | |
| JPS6034047Y2 (ja) | 空気精紡装置 | |
| EP1277505A1 (de) | Vorrichtung, Verfahren und Durchflussanalysensystem zum Erfassen immunogener Partikel | |
| CN218298266U (zh) | 胶体金检测卡 | |
| EP1674864B1 (de) | Vorrichtung zum Analysieren von Flüssigkeiten | |
| JP2006234606A (ja) | 濁度計 |