JP2557024Y2 - 電子レンジ用蒸し器 - Google Patents
電子レンジ用蒸し器Info
- Publication number
- JP2557024Y2 JP2557024Y2 JP1993061185U JP6118593U JP2557024Y2 JP 2557024 Y2 JP2557024 Y2 JP 2557024Y2 JP 1993061185 U JP1993061185 U JP 1993061185U JP 6118593 U JP6118593 U JP 6118593U JP 2557024 Y2 JP2557024 Y2 JP 2557024Y2
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- JP
- Japan
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- basket
- container
- steaming
- peripheral wall
- steam
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電子レンジにより比較的
少量の野菜や枝豆、甘藷、馬鈴薯、肉まん、あんまん、
焼売、パスタ類等を蒸し調理する際に用いられる電子レ
ンジ用蒸し器に関するものである。
少量の野菜や枝豆、甘藷、馬鈴薯、肉まん、あんまん、
焼売、パスタ類等を蒸し調理する際に用いられる電子レ
ンジ用蒸し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の蒸し器としては、一般的に
は電気やガスを熱源とする金属製蒸し器やせいろが用い
られている。
は電気やガスを熱源とする金属製蒸し器やせいろが用い
られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
用いられているこれら蒸し器の場合、例えば枝豆一掴み
や肉まん二、三個程度の如く、少量、少数の蒸し調理に
は不向きであると共に蒸し時間が掛かり、独身者や単身
赴任者等には不都合なものとなっている。
用いられているこれら蒸し器の場合、例えば枝豆一掴み
や肉まん二、三個程度の如く、少量、少数の蒸し調理に
は不向きであると共に蒸し時間が掛かり、独身者や単身
赴任者等には不都合なものとなっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような課題
を解決することを目的とするもので、その要旨は、合成
樹脂製の容器体と、該容器体内に収納可能な蒸し籠と、
該容器体に被嵌される蓋体とを備えてなり、上記容器体
の周壁部を略截頭半卵殻状に形成すると共に底壁部を内
方に没入形成し、上記蒸し籠の周壁部を該容器体の周壁
部内面との間に通過間隙を存して沿う略截頭半卵殻状に
形成すると共に蒸し籠を容器体内に完全に収納される大
きさに形成し、該蒸し籠の周壁部及び底壁部に複数個の
通過穴を形成し、かつ該容器体の底壁部内面に複数個の
載置突起を環状に配置して突出形成し、上記蒸し籠の底
壁部底面に該複数個の載置突起に嵌合可能な環状凹部を
形成し、さらに上記蒸し籠の開口周縁部に下げ手を折曲
自在に形成したことを特徴とする電子レンジ用蒸し器に
ある。
を解決することを目的とするもので、その要旨は、合成
樹脂製の容器体と、該容器体内に収納可能な蒸し籠と、
該容器体に被嵌される蓋体とを備えてなり、上記容器体
の周壁部を略截頭半卵殻状に形成すると共に底壁部を内
方に没入形成し、上記蒸し籠の周壁部を該容器体の周壁
部内面との間に通過間隙を存して沿う略截頭半卵殻状に
形成すると共に蒸し籠を容器体内に完全に収納される大
きさに形成し、該蒸し籠の周壁部及び底壁部に複数個の
通過穴を形成し、かつ該容器体の底壁部内面に複数個の
載置突起を環状に配置して突出形成し、上記蒸し籠の底
壁部底面に該複数個の載置突起に嵌合可能な環状凹部を
形成し、さらに上記蒸し籠の開口周縁部に下げ手を折曲
自在に形成したことを特徴とする電子レンジ用蒸し器に
ある。
【0005】
【作用】例えば、容器体内に少量の水を入れ、蒸し籠内
に例えば蒸し物としての枝豆を一掴みの少量入れ、蒸し
籠を容器体内に入れ、容器体の底壁部内面に環状に配置
して突出形成された複数個の載置突起上に、蒸し籠の底
壁部底面に形成された環状凹部を嵌合して載置し、蒸し
籠の開口周縁部に形成された下げ手を内方に折曲して蒸
し籠を容器体内に完全に収納し、その後に蓋体を容器体
に密閉被嵌し、この状態で電子レンジ内において電磁加
熱すると、加熱の進行に従って水が蒸気となり、蒸気は
蒸し籠の底壁部の通過穴を通過すると共に容器体の周壁
部内面と蒸し籠の周壁部外面との間の通過間隙を上昇し
て蒸し籠の周壁部の通過穴を通過して蒸し籠内に入り、
蒸し籠内は蒸気に満たされ、蒸気圧が高くなると蓋体の
一部が強制開口し、所定時間経過後において蒸し調理が
完了し、蒸し調理が完了したら、蓋体を容器体から取り
外し、蒸し籠の開口周縁部に形成された下げ手を掴んで
起こし、そして下げ手を引き上げることにより容器体内
から蒸し籠を取り出すことになる。
に例えば蒸し物としての枝豆を一掴みの少量入れ、蒸し
籠を容器体内に入れ、容器体の底壁部内面に環状に配置
して突出形成された複数個の載置突起上に、蒸し籠の底
壁部底面に形成された環状凹部を嵌合して載置し、蒸し
籠の開口周縁部に形成された下げ手を内方に折曲して蒸
し籠を容器体内に完全に収納し、その後に蓋体を容器体
に密閉被嵌し、この状態で電子レンジ内において電磁加
熱すると、加熱の進行に従って水が蒸気となり、蒸気は
蒸し籠の底壁部の通過穴を通過すると共に容器体の周壁
部内面と蒸し籠の周壁部外面との間の通過間隙を上昇し
て蒸し籠の周壁部の通過穴を通過して蒸し籠内に入り、
蒸し籠内は蒸気に満たされ、蒸気圧が高くなると蓋体の
一部が強制開口し、所定時間経過後において蒸し調理が
完了し、蒸し調理が完了したら、蓋体を容器体から取り
外し、蒸し籠の開口周縁部に形成された下げ手を掴んで
起こし、そして下げ手を引き上げることにより容器体内
から蒸し籠を取り出すことになる。
【0006】
【実施例】図1乃至図6は本考案の実施例を示し、1は
容器体であって、この場合底面外径9.5cm、上面外
径19.5cm、高さ15cmにして耐熱性合成樹脂に
より製作され、容器体1の周壁部1aは略截頭半卵殻状
に形成され、底壁部1bは内方に没入形成され、周壁部
1bの外面に複数個の補強リブ1dを突出形成してい
る。
容器体であって、この場合底面外径9.5cm、上面外
径19.5cm、高さ15cmにして耐熱性合成樹脂に
より製作され、容器体1の周壁部1aは略截頭半卵殻状
に形成され、底壁部1bは内方に没入形成され、周壁部
1bの外面に複数個の補強リブ1dを突出形成してい
る。
【0007】この場合、容器体1の底壁部1aの内面に
例えば五個の載置突起2が環状に配置して突出形成され
ている。
例えば五個の載置突起2が環状に配置して突出形成され
ている。
【0008】3は蒸し籠であって、耐熱性合成樹脂によ
り製作され、容器体1内に収納可能な大きさに形成さ
れ、その周壁部3aは容器体1の周壁部1a内面との間
に通過間隙Rを存して沿う略截頭半卵殻状に形成され、
周壁部3a及び底壁部3bに複数個の通過穴4が形成さ
れ、底壁部3bの底面に複数個の載置突起2の頂部の各
外側面に同時嵌合可能にして蒸し籠3を中央部に位置決
め可能な環状凹部5が形成され、蒸し籠3の開口周縁部
に下げ手6が二個折曲自在に形成されている。
り製作され、容器体1内に収納可能な大きさに形成さ
れ、その周壁部3aは容器体1の周壁部1a内面との間
に通過間隙Rを存して沿う略截頭半卵殻状に形成され、
周壁部3a及び底壁部3bに複数個の通過穴4が形成さ
れ、底壁部3bの底面に複数個の載置突起2の頂部の各
外側面に同時嵌合可能にして蒸し籠3を中央部に位置決
め可能な環状凹部5が形成され、蒸し籠3の開口周縁部
に下げ手6が二個折曲自在に形成されている。
【0009】7は蓋体であって、耐熱性合成樹脂により
製作され、周縁部に吊り下げ穴8が形成され、周縁部内
面に嵌着凹溝7aが形成され、上記容器体1の開口周縁
部に嵌着凸壁1cが形成され、この嵌着凸壁1cと嵌着
凹溝7aとに蓋体7を容器体1に嵌脱可能に設けてい
る。
製作され、周縁部に吊り下げ穴8が形成され、周縁部内
面に嵌着凹溝7aが形成され、上記容器体1の開口周縁
部に嵌着凸壁1cが形成され、この嵌着凸壁1cと嵌着
凹溝7aとに蓋体7を容器体1に嵌脱可能に設けてい
る。
【0010】この実施例は上記構成であるから、例え
ば、容器体1内に少量の水M、例えば容器体1の底壁部
1bの頂部に丁度届く程度、この場合8cc程度の水を
入れ、蒸し籠3内に例えば蒸し物としての枝豆を一掴み
や甘藷二、三個程度の少量入れ、蒸し籠3を容器体1内
に入れ、容器体1の底壁部1a内面に環状に配置して突
出形成された複数個の載置突起2上に、蒸し籠3の底壁
部3b底面に形成された環状凹部5を嵌合して載置し、
蒸し籠3の開口周縁部に形成された下げ手6を内方に折
曲して蒸し籠3を容器体1内に完全に収納し、その後に
蓋体7を容器体1に密閉被嵌し、この状態で電子レンジ
内において電磁加熱すると、加熱の進行に従って水Mが
蒸気Gとなり、蒸気Gは蒸し籠3の底壁部3bの通過穴
4を通過すると共に容器体1の周壁部1a内面と蒸し籠
3の周壁部3a外面との間の通過間隙Rを上昇して蒸し
籠の周壁部3aの通過穴4を通過して蒸し籠3内に入
り、蒸し籠3内は蒸気に満たされ、蒸気圧が高くなると
蓋体7の一部がパンと小さな音を立てて強制開口し、所
定時間経過後において蒸し調理が完了し、蒸し調理が完
了したら、蓋体7を容器体1から取り外し、蒸し籠3の
開口周縁部に形成された下げ手9を掴んで起こし、そし
て下げ手9を引き上げることにより容器体1内から蒸し
籠3を取り出すことができる。
ば、容器体1内に少量の水M、例えば容器体1の底壁部
1bの頂部に丁度届く程度、この場合8cc程度の水を
入れ、蒸し籠3内に例えば蒸し物としての枝豆を一掴み
や甘藷二、三個程度の少量入れ、蒸し籠3を容器体1内
に入れ、容器体1の底壁部1a内面に環状に配置して突
出形成された複数個の載置突起2上に、蒸し籠3の底壁
部3b底面に形成された環状凹部5を嵌合して載置し、
蒸し籠3の開口周縁部に形成された下げ手6を内方に折
曲して蒸し籠3を容器体1内に完全に収納し、その後に
蓋体7を容器体1に密閉被嵌し、この状態で電子レンジ
内において電磁加熱すると、加熱の進行に従って水Mが
蒸気Gとなり、蒸気Gは蒸し籠3の底壁部3bの通過穴
4を通過すると共に容器体1の周壁部1a内面と蒸し籠
3の周壁部3a外面との間の通過間隙Rを上昇して蒸し
籠の周壁部3aの通過穴4を通過して蒸し籠3内に入
り、蒸し籠3内は蒸気に満たされ、蒸気圧が高くなると
蓋体7の一部がパンと小さな音を立てて強制開口し、所
定時間経過後において蒸し調理が完了し、蒸し調理が完
了したら、蓋体7を容器体1から取り外し、蒸し籠3の
開口周縁部に形成された下げ手9を掴んで起こし、そし
て下げ手9を引き上げることにより容器体1内から蒸し
籠3を取り出すことができる。
【0011】このように、敢えて、蒸気抜き穴を形成し
ない構造となっているから、容器体1と蓋体7とにより
食品保存用の密閉容器として使用することができること
は勿論のこと、容器体1と蓋体7とにより密閉された状
態で蒸し調理が進行することから、蒸し効率が良くて極
めて短時間で蒸すことができ、また発生した蒸気Gは蒸
し籠3の底壁部3bの通過穴4のみならず、容器体1の
周壁部1a内面と蒸し籠3の周壁部3a外面との間に通
過間隙Rが形成されているから、この通過間隙Rを上昇
して蒸し籠の周壁部3aの通過穴4からも通過して蒸し
籠3内に進入することになり、蒸し物の底方、側方及び
上方から蒸気Gが進入し、この雰囲気で蒸されるから、
それだけ蒸し効率を高めることができ、しかも容器体1
及び蒸し籠3の周壁部1b・3bは略截頭半卵殻状に形
成されているから、蒸気Gは外側に回り込むように外側
から包み込むように上昇することになり、更に、容器体
1の底壁部1bを内方に没入形成しているから、底壁部
1b内側周縁部は略V状に形成されることから、図3の
如く、水Wの溜まり部分が形成されて少量の水を効果的
に蒸気に変えることができ、蒸気の発生を促進すること
ができ、更なる蒸し効率の向上を期待することができ、
少量の蒸し調理を良好に行うことができて独身者や単身
赴任向けに非常に便利なものとなり、又さらに、上記容
器体1の底壁部1b内面に蒸し籠3の底壁部3b底面を
載置し、容器体1内に蒸し籠3が完全に収納される構造
としているので、容器体1と蓋体7との密閉嵌脱構造を
簡素化することができると共に良好な密閉作用を得るこ
とができ、しかも、この載置構造として、上記容器体1
の底壁部1b内面に複数個の載置突起2を環状に配置し
て突出形成し、上記蒸し籠3の底壁部3b底面に複数個
の載置突起2に嵌合可能な環状凹部5を形成しているか
ら、載置突起2が水切り目皿の役割を果たすことは勿論
のこと、載置突起2と環状凹部5との嵌合により蒸し籠
3の収納状態を安定なものすることができ、さらに、上
記蒸し籠3の開口周縁部に下げ手9を折曲自在に形成し
ているから、容器体1内に完全に収納された蒸し籠3の
取り出し及び容器体1内への蒸し籠3の収納が容易とな
る。
ない構造となっているから、容器体1と蓋体7とにより
食品保存用の密閉容器として使用することができること
は勿論のこと、容器体1と蓋体7とにより密閉された状
態で蒸し調理が進行することから、蒸し効率が良くて極
めて短時間で蒸すことができ、また発生した蒸気Gは蒸
し籠3の底壁部3bの通過穴4のみならず、容器体1の
周壁部1a内面と蒸し籠3の周壁部3a外面との間に通
過間隙Rが形成されているから、この通過間隙Rを上昇
して蒸し籠の周壁部3aの通過穴4からも通過して蒸し
籠3内に進入することになり、蒸し物の底方、側方及び
上方から蒸気Gが進入し、この雰囲気で蒸されるから、
それだけ蒸し効率を高めることができ、しかも容器体1
及び蒸し籠3の周壁部1b・3bは略截頭半卵殻状に形
成されているから、蒸気Gは外側に回り込むように外側
から包み込むように上昇することになり、更に、容器体
1の底壁部1bを内方に没入形成しているから、底壁部
1b内側周縁部は略V状に形成されることから、図3の
如く、水Wの溜まり部分が形成されて少量の水を効果的
に蒸気に変えることができ、蒸気の発生を促進すること
ができ、更なる蒸し効率の向上を期待することができ、
少量の蒸し調理を良好に行うことができて独身者や単身
赴任向けに非常に便利なものとなり、又さらに、上記容
器体1の底壁部1b内面に蒸し籠3の底壁部3b底面を
載置し、容器体1内に蒸し籠3が完全に収納される構造
としているので、容器体1と蓋体7との密閉嵌脱構造を
簡素化することができると共に良好な密閉作用を得るこ
とができ、しかも、この載置構造として、上記容器体1
の底壁部1b内面に複数個の載置突起2を環状に配置し
て突出形成し、上記蒸し籠3の底壁部3b底面に複数個
の載置突起2に嵌合可能な環状凹部5を形成しているか
ら、載置突起2が水切り目皿の役割を果たすことは勿論
のこと、載置突起2と環状凹部5との嵌合により蒸し籠
3の収納状態を安定なものすることができ、さらに、上
記蒸し籠3の開口周縁部に下げ手9を折曲自在に形成し
ているから、容器体1内に完全に収納された蒸し籠3の
取り出し及び容器体1内への蒸し籠3の収納が容易とな
る。
【0012】尚、本考案は上記実施例に限られるもので
はなく、容器体1、蒸し籠3及び蓋体7等の大きさや形
態等は適宜変更して設計されるものである。
はなく、容器体1、蒸し籠3及び蓋体7等の大きさや形
態等は適宜変更して設計されるものである。
【0013】
【考案の効果】本考案は上述の如く、容器体と蓋体とに
より密閉された状態で蒸し調理が進行することから、蒸
し効率が良くて極めて短時間で蒸すことができ、また発
生した蒸気は蒸し籠の底壁部の通過穴のみならず、容器
体の周壁部内面と蒸し籠の周壁部外面との間の通過間隙
を上昇して蒸し籠の周壁部の通過穴からも通過して蒸し
籠内に進入することになり、蒸し物の底方、側方及び上
方から蒸気が進入し、この雰囲気で蒸されるから、それ
だけ蒸し効率を高めることができ、しかも容器体及び蒸
し籠の周壁部は略截頭半卵殻状に形成されているから、
蒸気は外側に回り込むように外側から包み込むように上
昇することになり、更に、容器体の底壁部を内方に没入
形成しているから、底壁部内側周縁部は略V状に形成さ
れることから、水の溜まり部分が形成されて少量の水を
効果的に蒸気に変えることができ、蒸気の発生を促進す
ることができ、更なる蒸し効率の向上を期待することが
でき、少量の蒸し調理を良好に行うことができて独身者
や単身赴任向けに非常に便利なものとなり、又さらに、
上記容器体の底壁部内面に蒸し籠の底壁部底面を載置
し、容器体内に蒸し籠が完全に収納される構造としてい
るので、容器体と蓋体との密閉嵌脱構造を簡素化するこ
とができると共に良好な密閉作用を得ることができ、し
かも、この載置構造として、上記容器体の底壁部内面に
複数個の載置突起を環状に配置して突出形成し、上記蒸
し籠の底壁部底面に複数個の載置突起に嵌合可能な環状
凹部を形成しているから、載置突起が水切り目皿の役割
を果たすことは勿論のこと、載置突起と環状凹部との嵌
合により蒸し籠の収納状態を安定なものすることがで
き、さらに、上記蒸し籠の開口周縁部に下げ手を折曲自
在に形 成しているから、容器体内に完全に収納された蒸
し籠の取り出し及び容器体内への蒸し籠の収納が容易と
なる。
より密閉された状態で蒸し調理が進行することから、蒸
し効率が良くて極めて短時間で蒸すことができ、また発
生した蒸気は蒸し籠の底壁部の通過穴のみならず、容器
体の周壁部内面と蒸し籠の周壁部外面との間の通過間隙
を上昇して蒸し籠の周壁部の通過穴からも通過して蒸し
籠内に進入することになり、蒸し物の底方、側方及び上
方から蒸気が進入し、この雰囲気で蒸されるから、それ
だけ蒸し効率を高めることができ、しかも容器体及び蒸
し籠の周壁部は略截頭半卵殻状に形成されているから、
蒸気は外側に回り込むように外側から包み込むように上
昇することになり、更に、容器体の底壁部を内方に没入
形成しているから、底壁部内側周縁部は略V状に形成さ
れることから、水の溜まり部分が形成されて少量の水を
効果的に蒸気に変えることができ、蒸気の発生を促進す
ることができ、更なる蒸し効率の向上を期待することが
でき、少量の蒸し調理を良好に行うことができて独身者
や単身赴任向けに非常に便利なものとなり、又さらに、
上記容器体の底壁部内面に蒸し籠の底壁部底面を載置
し、容器体内に蒸し籠が完全に収納される構造としてい
るので、容器体と蓋体との密閉嵌脱構造を簡素化するこ
とができると共に良好な密閉作用を得ることができ、し
かも、この載置構造として、上記容器体の底壁部内面に
複数個の載置突起を環状に配置して突出形成し、上記蒸
し籠の底壁部底面に複数個の載置突起に嵌合可能な環状
凹部を形成しているから、載置突起が水切り目皿の役割
を果たすことは勿論のこと、載置突起と環状凹部との嵌
合により蒸し籠の収納状態を安定なものすることがで
き、さらに、上記蒸し籠の開口周縁部に下げ手を折曲自
在に形 成しているから、容器体内に完全に収納された蒸
し籠の取り出し及び容器体内への蒸し籠の収納が容易と
なる。
【0014】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
きる。
【図1】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図2】図1で示す本考案の実施例の全体斜視図であ
る。
る。
【図3】図1で示す本考案の実施例の全体縦断面図であ
る。
る。
【図4】図1で示す本考案の実施例の部分平面図であ
る。
る。
【図5】図1で示す本考案の実施例の部分平面図であ
る。
る。
【図6】図1で示す本考案の実施例の部分縦断面図であ
る。
る。
R 通過間隙 1 容器体 2 載置突起 3 蒸し籠 4 通過穴 5 環状凹部6 下げ手 7 蓋体
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂製の容器体と、該容器体内に収
納可能な蒸し籠と、該容器体に被嵌される蓋体とを備え
てなり、上記容器体の周壁部を略截頭半卵殻状に形成す
ると共に底壁部を内方に没入形成し、上記蒸し籠の周壁
部を該容器体の周壁部内面との間に通過間隙を存して沿
う略截頭半卵殻状に形成すると共に蒸し籠を容器体内に
完全に収納される大きさに形成し、該蒸し籠の周壁部及
び底壁部に複数個の通過穴を形成し、かつ該容器体の底
壁部内面に複数個の載置突起を環状に配置して突出形成
し、上記蒸し籠の底壁部底面に該複数個の載置突起に嵌
合可能な環状凹部を形成し、さらに上記蒸し籠の開口周
縁部に下げ手を折曲自在に形成したことを特徴とする電
子レンジ用蒸し器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993061185U JP2557024Y2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 電子レンジ用蒸し器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993061185U JP2557024Y2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 電子レンジ用蒸し器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727417U JPH0727417U (ja) | 1995-05-23 |
JP2557024Y2 true JP2557024Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=13163855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993061185U Expired - Fee Related JP2557024Y2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 電子レンジ用蒸し器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557024Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100396174B1 (ko) * | 2000-12-30 | 2003-08-27 | 김달종 | 수용함을 갖는 우산 |
JP5173576B2 (ja) * | 2008-05-14 | 2013-04-03 | 忍耐子 三浦 | 電子レンジ用蒸籠台、電子レンジ用蒸籠ユニット、蒸し調理済み食品の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4532397A (en) * | 1982-07-06 | 1985-07-30 | Rubbermaid Incorporated | Ovenware receptacle system |
JPS6158548A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-25 | House Food Ind Co Ltd | 電子レンジ用容器入り食品 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP1993061185U patent/JP2557024Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0727417U (ja) | 1995-05-23 |
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Legal Events
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