JP2556908Y2 - 缶状おもちゃ - Google Patents

缶状おもちゃ

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JP2556908Y2
JP2556908Y2 JP1991033407U JP3340791U JP2556908Y2 JP 2556908 Y2 JP2556908 Y2 JP 2556908Y2 JP 1991033407 U JP1991033407 U JP 1991033407U JP 3340791 U JP3340791 U JP 3340791U JP 2556908 Y2 JP2556908 Y2 JP 2556908Y2
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JP
Japan
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shaped toy
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toy
drive
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JP1991033407U
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安太 佐藤
初雄 大越
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は伸縮と回転移動とを同時
に行なう缶状おもちゃに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、缶状おもちゃは伸縮動
作を行なうだけであるから、その動きが単純ですぐに飽
きられてしまう難点があり、この点の解決が望まれてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
缶状おもちゃは複雑で変化に富んだ動きをすればする程
面白さが倍加される。
【0004】本考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、特に伸縮に加えて回転移動を同時に行なうこ
とができ且つ回転移動時に安定が得られる缶状おもちゃ
を提案することをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案に係る缶状おもちゃは、変形可能な筒部材の
内部には駆動部が設けられ、該駆動部に連係され且つ上
下動する動作部材には上記筒部材の上部に設けられた上
蓋が連係され、上記動作部材の上下動により上記筒部材
を伸縮させるおもちゃであって、以下の要件を備えるこ
とを特徴とする。 (イ)上記筒部材の底部に設けられた底蓋には缶状おも
ちゃを支持する1つの駆動輪と2つの回転体とが設けら
れていること (ロ)上記駆動輪は上記駆動部に連係されていること
【0006】
【考案の作用、効果】上記構成のように、本考案に係る
缶状おもちゃによれば、駆動部が作動すれば該駆動部に
連係されている動作部材が上下動し、これによって、上
記缶状おもちゃは伸縮を繰返し外観を変化させることが
できて面白い。
【0007】また、上記缶状おもちゃはその底部に設け
た1つの駆動輪と2つの回転体とで支持され且つ駆動輪
は上記駆動部に連係されているから、上記伸縮と同時に
該缶状おもちゃを回転させながら移動することができ
る。このときに、缶状おもちゃは1つの駆動輪と2つの
回転体とによって支持されているが、2つの回転体の何
れか一方が回転の中心になる。しかし、どちらが回転の
中心になるかは定まっていない。したがって、回転の中
心は不規則に変わるので、駆動輪の単なる回転運動にも
かかわらず複雑な移動軌跡を描いて移動させることがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、図面によって本考案の実施態様の一例
について説明する。
【0009】図3及び図4において、符号Aは本考案に
係る缶状おもちゃを示し、該缶状おもちゃAは変形可能
なビニルシートによって形成された筒部材1と、該筒部
材1の上下部に設けられた上蓋2と、底蓋3とによって
外観が形成されている。そして、上部にはヘッドホンを
模した小物部材4が、前部にはメガネを模した小物部材
5がそれぞれ取着されている。また、上記筒部材1の内
部には駆動部6が設けられている。
【0010】上蓋2の表側にはプルトップ7が設けられ
るとともに、裏側にはバネ部材8を介して動作部材9が
上下動可能に配されている。そして、上記動作部材9は
その上部一側寄りに突設された支持部材10によって上
上蓋2に設けた支持凹部2aに支持されている。ま
た、上記動作部材9は上記筒部材1内に設けた案内部材
11、11間に位置され、これによって、上下動を確実
に行なうことができる。さらに、上記案内部材11、1
1の下部は上記底蓋3の内側面に固定されている。
【0011】上記動作部材9は図2に示すように側面略
I字状を有するとともに、表面中央上部から下部にかけ
て連結部材12が配設され且つ該連結部材12の上端は
支軸13によって該動作部材9の表面に可動状態に軸支
されている。
【0012】底蓋3の中央部には電源電池15が収納さ
れた矩形状の収納部16が、また該収納部16を挟むよ
うにしてその両側中央部分の該底蓋3の一方にはメイン
スイッチ18が、他方に駆動部6に連係される駆動輪1
9が支軸20によって底蓋3の接線方向に回転するよう
に軸支されている。上記電源電池15は収納部16に設
けた矩形状の蓋21を取り外すことで交換が可能とな
り、メインスイッチ18は底部より操作ができるととも
に、駆動部6に連係される駆動輪19の一部は上記蓋部
材3の底部から突出されている。また、上記駆動輪19
の支軸20には歯車22が固定されている一方、上記蓋
部材21の表面の略対角線上の隅部近傍に設けられた凹
状の受部23、23’には一部が突出された状態にボー
ルベアリングから成る回転体24、24’が納められて
いる。
【0013】25はを感知し作動するセンサスイッチ
を示し、該センサスイッチ25は上記底蓋3の一側寄り
に配され且つ図4に示すように一部は外部に露出されて
いる。これによって、センサスイッチ25は音を確実に
感知することができる。
【0014】駆動部6はモータ26を駆動源とする複数
の減速歯車群によって形成されている。すなわち、モー
タ26の回転軸に固定された歯車27には駆動部6を構
成する減速歯車群の一つの歯車28が噛合され、また他
の一つの歯車29は上記駆動輪19の支軸20に固定さ
れた歯車22に噛合されている。さらにまた他の一つの
歯車30と同軸に固定された回転円板31の表面外周寄
りには係合軸31aが突設されるとともに、該係合軸3
1aは上記動作部材9の表面に一端が軸支された連結部
材12の他端に設けた係合孔14に噛合されている。こ
れによって、モータ26が作動制御されることにより駆
動部6の各歯車を介して連結部材12が図3の点線で示
すように上下動を繰り返し、これにより動作部材9が同
様に動作し筒部材1を伸縮させることができるととも
に、駆動輪19を回転させることができる。
【0015】33はリーフスイッチを示し、該リーフス
イッチ33は図2に示すように動作部材9の裏面近傍に
設けた支持部材34に固定支持されている。そして、上
記動作部材9の最上限に位置されたときにその裏面に突
設された棒部材35が上記リーフスイッチ33に押圧当
接しリーフスイッチ33を作動させて上記モータ26
停止させることができる。
【0016】上記構成の缶状おもちゃAによれば、セン
サスイッチ25が音を感知するとJ6 を介して感知信号
がトランジスタQ1に供給され、Q1がターンオフし、そ
れによってハイレベルのパルス信号がNANDゲートI
2の入力ピン38に供給されトランジスタQ2がターンオ
ンするとともに、トランジスタQ3がターンオフしJ3
より電圧が供給されモータ26が回転する。モータ26
が回転すると複数の歯車によって構成された駆動部6が
作動し、該駆動部6に連結部材12を介して連係された
動作部材9が該連結部材12とともに下動し始め缶状お
もちゃAは図4に示すように収縮する。これと相俟って
上記駆動部6に連係されている駆動輪19が駆動され
る。上記缶状おもちゃAは駆動部6に連係される駆動輪
19とボールベアリングから成る回転体24、24’と
で支持されているから、上記駆動輪19が駆動されるこ
とにより図4に示すように回転しながら移動する。この
とき回転体24、24’のいずれか一方が回転の中心に
なるので、缶状おもちゃAは複雑な動きをする。
【0017】ところで、上記動作部材9の裏面に突設し
た棒部材35は静止状態ではリーフスイッチ33に押圧
当接した状態にあり、動作部材9が下動することでその
当接状態が解除され、上記リーフスイッチ33はオフ状
態となる。そして、上記動作部材9が再び上動し最上限
に達したときに上記棒部材35が上記リーフスイッチ3
3に当接押圧しオン状態にする。これにより、J8を介
してハイレベルのパルス信号がNANDゲートI1の入
力ピン39に供給されてトランジスタQ2がターンオフ
するとともにトランジスタQ3がターンオンし、J3より
信号が供給されなくなり、上記モータ26は一時停止す
る。これによって、缶状おもちゃAは最初の伸長状態と
なり且つ駆動部6に連係されている駆動輪19も停止す
【0018】また、この状態でセンサスイッチ24が音
を感知すると再び駆動部6が作動を始め、缶状おもちゃ
Aは上記と同様に伸縮動作と回転しながら移動する動作
を行う。
【0019】上述のように缶状おもちゃAによれば、拍
手や人の声に反応してモータ26を作動制御し駆動部6
を介して動作部材9を上下動させ伸縮動作を行うのと同
時に回転しながら移動するという動きの面白さを楽しむ
ことができるのに加え、リーフスイッチ33の作動によ
り上記缶状おもちゃAが正常な缶の状態に戻った時に停
止させて変化に富んだ動きを楽しめる。また、缶状おも
ちゃAは駆動輪19と回転体24、24’とによって3
点支持されているので安定した動作と移動を行わせるこ
とができる。このとき回転体24、24’が回転の中心
となるが、どちらが回転の中心になるかは定まらない。
このため回転の中心が不規則に変化するので複雑な軌跡
を描いて移動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る缶状おもちゃの底部から見た状態
の斜視図である。
【図2】動作部材とリーフスイッチとの関係を示す説明
図である。
【図3】缶状おもちゃの内部構造を示す縦断面図であ
る。
【図4】缶状おもちゃの動作説明図である。
【図5】電気回路図である。
【符号の説明】
A 缶状おもちゃ1 筒部材 2 上蓋 3 底蓋 6 駆動部 9 動作部材 19 駆動輪 24、24’ 回転体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変形可能な筒部材の内部には駆動部が設
    けられ、該駆動部に連係され且つ上下動する動作部材に
    は上記筒部材の上部に設けられた上蓋が連係され、上記
    動作部材の上下動により上記筒部材を伸縮させるおもち
    ゃであって、以下の要件を備えることを特徴とする缶状
    おもちゃ。 (イ)上記筒部材の底部に設けられた底蓋には缶状おも
    ちゃを支持する1つの駆動輪と2つの回転体とが設けら
    れていること (ロ)上記駆動輪は上記駆動部に連係されていること
JP1991033407U 1991-04-12 1991-04-12 缶状おもちゃ Expired - Lifetime JP2556908Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991033407U JP2556908Y2 (ja) 1991-04-12 1991-04-12 缶状おもちゃ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991033407U JP2556908Y2 (ja) 1991-04-12 1991-04-12 缶状おもちゃ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04120795U JPH04120795U (ja) 1992-10-28
JP2556908Y2 true JP2556908Y2 (ja) 1997-12-08

Family

ID=31916081

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5163495U (ja) * 1974-11-11 1976-05-19
JPH02143996U (ja) * 1989-05-11 1990-12-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04120795U (ja) 1992-10-28

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