JPH0415271Y2 - - Google Patents
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- JPH0415271Y2 JPH0415271Y2 JP1985149683U JP14968385U JPH0415271Y2 JP H0415271 Y2 JPH0415271 Y2 JP H0415271Y2 JP 1985149683 U JP1985149683 U JP 1985149683U JP 14968385 U JP14968385 U JP 14968385U JP H0415271 Y2 JPH0415271 Y2 JP H0415271Y2
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 37
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 4
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は音センサを利用してなる走行玩具に関
する。
する。
[従来の技術及び解決すべき問題点]
従来より走行玩具は種々知られており、制御操
作が遠隔的に行なわれるものも多いが、無線電信
等による、いわゆるラジコン玩具のようなありふ
れた遠隔操縦ではなく、もつと親近感のある操作
手段を用いたものが望まれていた。
作が遠隔的に行なわれるものも多いが、無線電信
等による、いわゆるラジコン玩具のようなありふ
れた遠隔操縦ではなく、もつと親近感のある操作
手段を用いたものが望まれていた。
[問題点の解決手段]
本考案は、マイクロフオン等の音センサを利用
して遠隔操縦せんとするもので、具体的には音セ
ンサを利用して自動車の形態から他の形態に形態
変化をするものであつて、ベースにシヤーシを取
付けると共に車の外形状をしたボデーを組付けて
走行体を形成し、上記ベースは走行機構と変形機
構の二種類の動作機構を収納して後端に後輪を軸
承し、上記シヤーシは二本のアームをベースに回
転可能に支承して前端部に前輪を軸支し、かつ、
ボデイの後部には支持輪を設けてなり、上記走行
機構は上記走行体を前後進させる第1のモータ
と、該モータと上記後輪との間に配した複数の中
間歯車とからなり、上記変形機構は第2のモータ
と、該モータと前記アームとの間に設けた歯車群
とからなり、上記第2のモータと上記歯車群によ
り上記アームを回転させて、シヤーシを自動車形
態の前輪位置から前輪が後輪に当接し支持輪が着
地する走行可能な他の形態の位置まで位置変化さ
せる機能を有してなり、上記走行体には音センサ
と上記動作機構の制御装置とを備えてなり、この
制御装置は、音センサを含み二つの異なる音を検
出可能な音検出手段と、該音検出手段が検出する
一の音により作動する第1音検知手段と他の音に
より作動する第2音検知手段を有する検音部とか
らなり、上記第1音検知手段は上記一の動作機構
のモータを、上記第2音検知手段は上記他の動作
機構のモータを個別もしくは同時に正逆転・停止
制御させるスイツチ手段を夫々有してなる。
して遠隔操縦せんとするもので、具体的には音セ
ンサを利用して自動車の形態から他の形態に形態
変化をするものであつて、ベースにシヤーシを取
付けると共に車の外形状をしたボデーを組付けて
走行体を形成し、上記ベースは走行機構と変形機
構の二種類の動作機構を収納して後端に後輪を軸
承し、上記シヤーシは二本のアームをベースに回
転可能に支承して前端部に前輪を軸支し、かつ、
ボデイの後部には支持輪を設けてなり、上記走行
機構は上記走行体を前後進させる第1のモータ
と、該モータと上記後輪との間に配した複数の中
間歯車とからなり、上記変形機構は第2のモータ
と、該モータと前記アームとの間に設けた歯車群
とからなり、上記第2のモータと上記歯車群によ
り上記アームを回転させて、シヤーシを自動車形
態の前輪位置から前輪が後輪に当接し支持輪が着
地する走行可能な他の形態の位置まで位置変化さ
せる機能を有してなり、上記走行体には音センサ
と上記動作機構の制御装置とを備えてなり、この
制御装置は、音センサを含み二つの異なる音を検
出可能な音検出手段と、該音検出手段が検出する
一の音により作動する第1音検知手段と他の音に
より作動する第2音検知手段を有する検音部とか
らなり、上記第1音検知手段は上記一の動作機構
のモータを、上記第2音検知手段は上記他の動作
機構のモータを個別もしくは同時に正逆転・停止
制御させるスイツチ手段を夫々有してなる。
[実施例]
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図ないし第6図イ,ロは本考案の一実施例
を示すもので、図示のように自動車とロボツトの
間の形態変化を行なう変形玩具に本考案を適用し
走行玩具としたものである。なお、本考案は図示
の例の玩具の形状、構造以外のものにも適用可能
であることは勿論である。
を示すもので、図示のように自動車とロボツトの
間の形態変化を行なう変形玩具に本考案を適用し
走行玩具としたものである。なお、本考案は図示
の例の玩具の形状、構造以外のものにも適用可能
であることは勿論である。
走行体1は、箱体状のベース2に門形状のシヤ
ーシ3を取付け更に車の外形状をしたボデー4、
ルーフ5、及びルーフ5上に位置する電源搭載部
6を組付けてなる。ベース2は走行機構A及び変
形機構Bを収納してあり、且つ前端にはロボツト
形態における首7を固着すると共に後端には後輪
8,8を回転可能に軸承している。シヤーシ3は
二本のアーム9,9を夫々ベース2の側部中央部
位に回転可能に支承し前端部に前輪10,10を
軸支して形成したものである。ボデー4は後端側
半分はベース2に固定してあるが、前端側は二分
割としてありロボツト形態における腕部となるよ
うに(以下腕部11,11という。)ベース2に
軸承してある。またルーフ5は変形機構Bの一部
ともなるもので、ボデー4の上面に沿つて摺動可
能となつている。さらに電源搭載部6はボデー4
の上面に固設したもので、箱体部分の前端にはマ
イク13を突設し、両側部分には電池ボツクス1
4,14を後端にはロボツト形状における支持輪
15を設けたものである。
ーシ3を取付け更に車の外形状をしたボデー4、
ルーフ5、及びルーフ5上に位置する電源搭載部
6を組付けてなる。ベース2は走行機構A及び変
形機構Bを収納してあり、且つ前端にはロボツト
形態における首7を固着すると共に後端には後輪
8,8を回転可能に軸承している。シヤーシ3は
二本のアーム9,9を夫々ベース2の側部中央部
位に回転可能に支承し前端部に前輪10,10を
軸支して形成したものである。ボデー4は後端側
半分はベース2に固定してあるが、前端側は二分
割としてありロボツト形態における腕部となるよ
うに(以下腕部11,11という。)ベース2に
軸承してある。またルーフ5は変形機構Bの一部
ともなるもので、ボデー4の上面に沿つて摺動可
能となつている。さらに電源搭載部6はボデー4
の上面に固設したもので、箱体部分の前端にはマ
イク13を突設し、両側部分には電池ボツクス1
4,14を後端にはロボツト形状における支持輪
15を設けたものである。
次に走行機構Aを説明する。走行機構Aはモー
タ16に取付けたピニオンギヤ17と後輪8と同
軸の歯車18との間に複数の中間歯車19,20
を配して構成したものである。この走行機構A
は、モータ16の正逆回転に伴なつて回転方向を
変え、後輪8を正逆に回転させて走行体1を前後
進させる。勿論モータ16を停止させれば、玩具
本体1は進行することができない。
タ16に取付けたピニオンギヤ17と後輪8と同
軸の歯車18との間に複数の中間歯車19,20
を配して構成したものである。この走行機構A
は、モータ16の正逆回転に伴なつて回転方向を
変え、後輪8を正逆に回転させて走行体1を前後
進させる。勿論モータ16を停止させれば、玩具
本体1は進行することができない。
変形機構Bは、第2のモータ21のピニオンギ
ヤ22と前輪10を支承するアーム9の支持ピン
23に取付けた歯車24との間に複数の中間歯車
25,26,27を配して主に形成したもので、
シヤーシ3変形用の機構と腕部11変形用の機構
とからなる。シヤーシ3変形用の機構は、モータ
21と前述の歯車群によるもので、モータ21の
回転により支持ピン23を回転させ、これに伴な
つてアーム9を回動させてシヤーシ3全体を自動
車の形態における前輪位置からロボツトの形態に
おける脚位置、即ち後輪8と前輪10が接続する
位置まで位置変化させる。
ヤ22と前輪10を支承するアーム9の支持ピン
23に取付けた歯車24との間に複数の中間歯車
25,26,27を配して主に形成したもので、
シヤーシ3変形用の機構と腕部11変形用の機構
とからなる。シヤーシ3変形用の機構は、モータ
21と前述の歯車群によるもので、モータ21の
回転により支持ピン23を回転させ、これに伴な
つてアーム9を回動させてシヤーシ3全体を自動
車の形態における前輪位置からロボツトの形態に
おける脚位置、即ち後輪8と前輪10が接続する
位置まで位置変化させる。
腕部11変形用の機構はアーム9の支持ピン取
付け部分に形成したカム部28とルーフ5の下面
に突設した二本の突片29とを係合させて構成す
る。突片29はルーフ5に設けた開口30内に差
込んであり、一体に形成した摺動片31とがボデ
ー4の上面をゆるく挟んでいる。摺動片31は略
コ字形状に形成して突片29に固着したもので、
コーナー部32と腕部11のベース2に対する軸
承位置より若干先端よりの位置との間にはスプリ
ング12が掛け渡してある。アーム9のカム部2
8は、二つの突起33,34の間の周縁部に段部
35を形成したものであり、自動車の形態下では
第3図に示すように、第1の突起33がルーフ5
の突片29を後方へ押付けている。ここで変形動
作を説明すると、モータ21が正回転してアーム
9が下方へ回動を始め突片29がカム部28の周
縁部上を過ぎ第2の突起34に当接すると、突片
29が前方へ押され、これに伴なつてルーフ5と
摺動片31とが同じく前方へと移動する。する
と、腕部11がスプリング12によりベース2へ
の支承位置よりもずれた位置を外方へ向かつて押
されることにより図示のように略直角に開き出
て、頭部7を露出させる。またルーフ5もせり上
つてロボツトの形態における胸部を形成する。ま
たアーム9の回動に伴なつて玩具本体1は前端側
が徐々に持上げられ、前輪10が後輪8に当接す
ると略直立状態となる。なおこのとき走行体1は
前輪10と支持輪15とにより3点支持状態とな
り安定に直立する。
付け部分に形成したカム部28とルーフ5の下面
に突設した二本の突片29とを係合させて構成す
る。突片29はルーフ5に設けた開口30内に差
込んであり、一体に形成した摺動片31とがボデ
ー4の上面をゆるく挟んでいる。摺動片31は略
コ字形状に形成して突片29に固着したもので、
コーナー部32と腕部11のベース2に対する軸
承位置より若干先端よりの位置との間にはスプリ
ング12が掛け渡してある。アーム9のカム部2
8は、二つの突起33,34の間の周縁部に段部
35を形成したものであり、自動車の形態下では
第3図に示すように、第1の突起33がルーフ5
の突片29を後方へ押付けている。ここで変形動
作を説明すると、モータ21が正回転してアーム
9が下方へ回動を始め突片29がカム部28の周
縁部上を過ぎ第2の突起34に当接すると、突片
29が前方へ押され、これに伴なつてルーフ5と
摺動片31とが同じく前方へと移動する。する
と、腕部11がスプリング12によりベース2へ
の支承位置よりもずれた位置を外方へ向かつて押
されることにより図示のように略直角に開き出
て、頭部7を露出させる。またルーフ5もせり上
つてロボツトの形態における胸部を形成する。ま
たアーム9の回動に伴なつて玩具本体1は前端側
が徐々に持上げられ、前輪10が後輪8に当接す
ると略直立状態となる。なおこのとき走行体1は
前輪10と支持輪15とにより3点支持状態とな
り安定に直立する。
またモータ21を逆回転させると、アーム9が
上方へ回動を始め、突片29にカム部28の段部
35がしばらくの間当接して突片29を後方へ押
しやり、突片29が段部35から外れると第1の
突起33が突片29を元の位置まで押し戻し、こ
れに連れてルーフ5も元の位置へ戻る。
上方へ回動を始め、突片29にカム部28の段部
35がしばらくの間当接して突片29を後方へ押
しやり、突片29が段部35から外れると第1の
突起33が突片29を元の位置まで押し戻し、こ
れに連れてルーフ5も元の位置へ戻る。
次に上記走行機構Aと変形機構Bとの制御装置
Zを説明する。この制御装置Zはマイク13と両
モータ16,21との間に配するもので、アンプ
部40と、二つの比較部41,42を備えた検音
部43と、両比較部41,42と両モータ16,
21との間に配したスイツチング部44,45と
からなる。各部は夫々電子回路により構成してあ
り、後述の機能が発揮できればどのようなもので
もよい。比較部41,42の例としては例えば第
5図ロに示すように二つのオペアンプIC46,46
を用いた回路が考えられる。即ち検音部43は
夫々定められた一定の音、換言すればマイク13
で拾つてアンプ部40で増幅された音に対応する
夫々所定の周波数の電気信号にのみ反応して作動
し、出力信号を生ずるようになつているもので、
オペアンプIC46の動作値をオフセツトヌルに接
続した可変抵抗VRにより変化させ種々の音に対
応動作できるものである。スイツチング部44,
45トランジスタ等を用いた回路等により実現で
きる。即ち、検音部43の出力信号に対応してモ
ータ16,21を停止、正転、停止、逆転、停止
と動作させるものであれば公知の回路を採用でき
る。
Zを説明する。この制御装置Zはマイク13と両
モータ16,21との間に配するもので、アンプ
部40と、二つの比較部41,42を備えた検音
部43と、両比較部41,42と両モータ16,
21との間に配したスイツチング部44,45と
からなる。各部は夫々電子回路により構成してあ
り、後述の機能が発揮できればどのようなもので
もよい。比較部41,42の例としては例えば第
5図ロに示すように二つのオペアンプIC46,46
を用いた回路が考えられる。即ち検音部43は
夫々定められた一定の音、換言すればマイク13
で拾つてアンプ部40で増幅された音に対応する
夫々所定の周波数の電気信号にのみ反応して作動
し、出力信号を生ずるようになつているもので、
オペアンプIC46の動作値をオフセツトヌルに接
続した可変抵抗VRにより変化させ種々の音に対
応動作できるものである。スイツチング部44,
45トランジスタ等を用いた回路等により実現で
きる。即ち、検音部43の出力信号に対応してモ
ータ16,21を停止、正転、停止、逆転、停止
と動作させるものであれば公知の回路を採用でき
る。
ついでこの玩具の全体動作を説明する。図中4
7は適宜に選択した音出し玩具で、鍵盤49の操
作により多数の音が出せるが、ここでは説明の都
合上、この音出し玩具47でC(ド)とG(ソ)の
音を出して遊ぶようにする。このため制御装置Z
のオペアンプIC46も夫々調節され、比較部41
がC音に比較部42がG音に反応するものとす
る。
7は適宜に選択した音出し玩具で、鍵盤49の操
作により多数の音が出せるが、ここでは説明の都
合上、この音出し玩具47でC(ド)とG(ソ)の
音を出して遊ぶようにする。このため制御装置Z
のオペアンプIC46も夫々調節され、比較部41
がC音に比較部42がG音に反応するものとす
る。
まず、ベース2の下面に設けたスイツチ48を
ONとする。このとき前回操作時に停止以外の状
態であると走行又は変形動作を始めるが、いつさ
い変化が生ぜず自動車の形態のままであつたとす
る。
ONとする。このとき前回操作時に停止以外の状
態であると走行又は変形動作を始めるが、いつさ
い変化が生ぜず自動車の形態のままであつたとす
る。
最初に音出し玩具47からC音を発すると、マ
イク13がこのC音をピツクアツプし、制御装置
Z中の比較部41、スイツチング部44が作動し
てモータ16が正回転する(前回操作によつては
逆転することもあるが、正回転したものとす
る。)。すると走行機構Aが前述の如く作動して後
輪8が回り、走行体1は前進する。ついで第2回
目のC音を発するとマイク13が再びこれをピツ
クアツプし、比較部41の出力信号によりスイツ
チング部44がOFFとなり、モータ16が停止
し、走行体1も前進状態から停止する。そして第
3回目のC音を発すると前進状態とは逆にスイツ
チング部44が作動してモータ16が逆回転し、
走行体1は後進する。さらに第4回目のC音を発
すれば走行体1は停止し、以下これを繰返す。
イク13がこのC音をピツクアツプし、制御装置
Z中の比較部41、スイツチング部44が作動し
てモータ16が正回転する(前回操作によつては
逆転することもあるが、正回転したものとす
る。)。すると走行機構Aが前述の如く作動して後
輪8が回り、走行体1は前進する。ついで第2回
目のC音を発するとマイク13が再びこれをピツ
クアツプし、比較部41の出力信号によりスイツ
チング部44がOFFとなり、モータ16が停止
し、走行体1も前進状態から停止する。そして第
3回目のC音を発すると前進状態とは逆にスイツ
チング部44が作動してモータ16が逆回転し、
走行体1は後進する。さらに第4回目のC音を発
すれば走行体1は停止し、以下これを繰返す。
そして、変形動作は、最初に音出し玩具からG
音を発すると、マイク13がこのG音をピツクア
ツプし、制御装置Z中の比較部42、スイツチン
グ部45が作動してモータ21が正回転する(こ
の場合も前回操作によつては逆回転することがあ
るが、正回転したものとする。)。すると変形機構
Bが前述のように作動してシヤーシ3が回動し、
走行体1は自動車からロボツトの形態へと変形す
る。このとき併せてC音を発すると走行体1は変
形と同時に前述のような走行、停止動作をするの
で、より一層おもしろい変形操作が味わえる。第
2回目のG音を発すると、マイク13が再びこれ
をピツクアツプし、比較部42の出力信号により
スイツチング部45がOFFとなり、モータ21
が停止して変形動作が止まる。この場合、変形途
中でも変形完了後でも自由に停止操作ができ、C
音による走行、停止動作も併せて行なえる。そし
て第3回目のG音を発すると、前進状態とは逆に
スイツチング部45が作動してモータ21が逆回
転し、シヤーシ3は回動復帰動作を行ない、ロボ
ツトから自動車の形態へと変化する。この状態で
もC音による操作が可能である。更に第4回目の
G音を発すれば変形動作は再び停止し、以下上記
の繰返しとなる。即ち、図示の例では2音で6つ
の動作パターンが形成できる。
音を発すると、マイク13がこのG音をピツクア
ツプし、制御装置Z中の比較部42、スイツチン
グ部45が作動してモータ21が正回転する(こ
の場合も前回操作によつては逆回転することがあ
るが、正回転したものとする。)。すると変形機構
Bが前述のように作動してシヤーシ3が回動し、
走行体1は自動車からロボツトの形態へと変形す
る。このとき併せてC音を発すると走行体1は変
形と同時に前述のような走行、停止動作をするの
で、より一層おもしろい変形操作が味わえる。第
2回目のG音を発すると、マイク13が再びこれ
をピツクアツプし、比較部42の出力信号により
スイツチング部45がOFFとなり、モータ21
が停止して変形動作が止まる。この場合、変形途
中でも変形完了後でも自由に停止操作ができ、C
音による走行、停止動作も併せて行なえる。そし
て第3回目のG音を発すると、前進状態とは逆に
スイツチング部45が作動してモータ21が逆回
転し、シヤーシ3は回動復帰動作を行ない、ロボ
ツトから自動車の形態へと変化する。この状態で
もC音による操作が可能である。更に第4回目の
G音を発すれば変形動作は再び停止し、以下上記
の繰返しとなる。即ち、図示の例では2音で6つ
の動作パターンが形成できる。
[効果]
本考案に係る走行玩具は以上説明してきたよう
に、音センサと制御装置とにより走行体の二つの
モータを駆動して走行動作と、アームからなるシ
ヤーシが回転して前輪が後輪に近接する他の形態
への変形動作を制御するようにしたので、従来の
変形玩具にない音による複数パターンの遠隔操縦
という大人にとつても興趣深いものになり、これ
によつて子供達が夢のある遊びを行なえると共
に、音と物体の動作等につき科学的興味を持たせ
ることもできる、という効果を奏する。
に、音センサと制御装置とにより走行体の二つの
モータを駆動して走行動作と、アームからなるシ
ヤーシが回転して前輪が後輪に近接する他の形態
への変形動作を制御するようにしたので、従来の
変形玩具にない音による複数パターンの遠隔操縦
という大人にとつても興趣深いものになり、これ
によつて子供達が夢のある遊びを行なえると共
に、音と物体の動作等につき科学的興味を持たせ
ることもできる、という効果を奏する。
しかも本考案は、シヤーシを回転させて自動車
の形態から他の形態に形態変化させた状態で走行
機構を作動させることを可能にしてあるので、他
の形態においても前輪と後輪によつて走行を可能
ならしめて一層興味を深めることができるという
効果を奏する。
の形態から他の形態に形態変化させた状態で走行
機構を作動させることを可能にしてあるので、他
の形態においても前輪と後輪によつて走行を可能
ならしめて一層興味を深めることができるという
効果を奏する。
第1図ないし第6図イ,ロは本考案の一実施例
を示し、第1図は変形を示す斜視図、第2図は車
の形態と操作用の音出し玩具の斜視図、第3図は
変形機構と走行機構を示す側面図、第4図イ,ロ
は変形機構の一部平面図、第5図イ,ロは制御回
路図、第6図イ,ロは変形過程を示す側面図であ
る。 1……走行体、2……ベース、3……シヤー
シ、4……ボデー、5……ルーフ、7……首、8
……後輪、10……前輪、11……腕部、13…
…マイク、16,21……モータ、47……音出
し玩具、A……走行機構、B……変形機構、Z…
…制御装置。
を示し、第1図は変形を示す斜視図、第2図は車
の形態と操作用の音出し玩具の斜視図、第3図は
変形機構と走行機構を示す側面図、第4図イ,ロ
は変形機構の一部平面図、第5図イ,ロは制御回
路図、第6図イ,ロは変形過程を示す側面図であ
る。 1……走行体、2……ベース、3……シヤー
シ、4……ボデー、5……ルーフ、7……首、8
……後輪、10……前輪、11……腕部、13…
…マイク、16,21……モータ、47……音出
し玩具、A……走行機構、B……変形機構、Z…
…制御装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 音センサを利用して自動車の形態から他の形態
に形態変化をする下記の要件を備えることを特徴
とする走行玩具。 (イ) ベースにシヤーシを取付けると共に車の外形
状をしたボデーを組付けて走行体を形成し、上
記ベースは走行機構と変形機構の二種類の動作
機構を収納して後端に後輪を軸承し、上記シヤ
ーシは二本のアームをベースに回転可能に支承
して前記部に前輪を軸承し、かつ、ボデーの後
部には支持輪を設けてなる。 (ロ) 上記走行機構は上記走行体を前後進させる第
1のモータと、該モータと上記後輪との間に配
した複数の中間歯車とからなる。 (ハ) 上記変形機構は第2のモータと、該モータと
前記アームとの間に設けた歯車群とからなり、
上記第2のモータと上記歯車群により上記アー
ムを回転させて、シヤーシを自動車形態の前輪
位置から前輪が後輪に当接し支持輪が着地する
走行可能な他の形態の位置まで位置変化させる
機能を有してなる。 (ニ) 上記走行体には音センサと上記動作機構の制
御装置とを備えてなり、この制御装置は、音セ
ンサを含み二つの異なる音を検出可能な音検出
手段と、該音検出手段が検出する一の音により
作動する第1音検知手段と他の音により作動す
る第2音検知手段を有する検音部とからなる。 (ホ) 上記第1音検知手段は上記一の動作機構のモ
ータを、上記第2音検知手段は上記他の動作機
構のモータを個別もしくは同時に正逆転・停止
制御させるスイツチ手段を夫々有してなる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985149683U JPH0415271Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985149683U JPH0415271Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256081U JPS6256081U (ja) | 1987-04-07 |
JPH0415271Y2 true JPH0415271Y2 (ja) | 1992-04-06 |
Family
ID=31065123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985149683U Expired JPH0415271Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415271Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60119978A (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-27 | 株式会社ヨネザワ | 走行玩具 |
JPS60160983A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-22 | 株式会社タカラ | 動作玩具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59145989U (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | 株式会社トミー | 動物玩具 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP1985149683U patent/JPH0415271Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60119978A (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-27 | 株式会社ヨネザワ | 走行玩具 |
JPS60160983A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-22 | 株式会社タカラ | 動作玩具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6256081U (ja) | 1987-04-07 |
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