JPH0421585Y2 - - Google Patents

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JPH0421585Y2
JPH0421585Y2 JP1985149680U JP14968085U JPH0421585Y2 JP H0421585 Y2 JPH0421585 Y2 JP H0421585Y2 JP 1985149680 U JP1985149680 U JP 1985149680U JP 14968085 U JP14968085 U JP 14968085U JP H0421585 Y2 JPH0421585 Y2 JP H0421585Y2
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Japan
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metal
conductor
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drive
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、金属等の導体を探知しつつ走行する
金属探知走行玩具に関する。
[技術的課題] 金属等の導体を探知するための装置は、従来よ
り知られているものがあるが、これを玩具に応用
したもの、特にロボツト玩具に応用したものは、
考案者等の知るところでは、これまでなかつた。
本考案は、走行玩具に金属探知装置を組合せ、
玩具として非常におもしろ味のあるものを提供す
ることを目的としている。
[技術的課題の解決手段] 駆動装置を内蔵し所望の外形状を備えた走行体
に、金属探知装置と制御装置とを搭載してなり、
上記走行体は、上記駆動装置と金属探知装置を連
結する歯車等による該金属探知装置の回動機構
と、上記駆動装置と走行輪を連結する歯車等によ
る回転伝達機構とを並列的に備え、上記金属探知
装置は、可変発振回路及び固定発振回路を備え、
該可変発振回路のコイルが導体近傍に位置したと
きに生じる磁束変化に基づく発振周波数の変化に
より走行面上にある金属等の導体の位置を探知
し、導体を認知したとき所定の信号を送出し、上
記制御装置は、上記金属探知装置が走行面上にあ
る金属等を発見したことを示す上記所定の信号を
受けると上記回転伝達機構を駆動する信号を送出
し、上記信号を受けていないときは上記回動機構
を駆動する信号を送出し、上記回転伝達機構は、
上記駆動信号に基づき上記走行体を走行させ、上
記回動機構は、上記駆動信号に基づき上記金属探
知装置を回動して走行面上の導体を走査する。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図ないし第5図は、本考案の一実施例を示
すものである。図中1が走行体で、卵形のベース
プレート2に鴨の嘴のような外形状のカバー3を
被せ、ベースプレート2の下面側に前輪4と後輪
5とを取付けて構成してある。このカバー3の内
部は、空洞で、ベースプレート2上にはモータ6
や歯車装置、リンク機構等からなる駆動装置X、
更には電池Eを納めたボツクス32が配してあ
る。さらに、ベースプレート2の前端には駆動装
置Xの一部をなす前輪4の支持板7と共に水平回
動するコイル8が取付けてあり、このコイル8に
鴨の嘴の頭のような形状のカバー3aを被せてあ
る。コイル8は第1図等では図示を省略した後述
の電気回路とともに金属探知装置Yを構成してい
る。
まず駆動装置Xを説明する。ベースプレート2
上に固定したモータ6の出力軸にはピニオンギヤ
9が嵌着してあり、さらにこのピニオンギヤ9と
モータ6の前面との間には同じく出力軸にゆるく
支承させた円板10が配してある。この円板10
には偏心させてピニオンギヤ11が設けてあり、
同ピニオンギヤ9,11は常に噛合つている。ま
た円板10には長孔12が設けてあり、モータ6
の前面に突設したピン13にゆるく嵌合して円板
10の回転範囲を規制している。
モータ6の回転は、ピニオンギヤ9からピニオ
ンギヤ11を介して後段の歯車装置等に伝達され
るが、この歯車装置等は図示のように前輪4の回
転駆動用の機構REと前輪4の支持板7及びコイ
ル8回動駆動用の機構ROに分かれる。
前輪4の回動駆動用の機構REは、前述のピニ
オンギヤ11と噛合可能な位置に配した平歯車1
4、この平歯車14と同軸のウオームギヤ15、
このウオームギヤ15と噛合うベースプレート2
上に位置固定の平歯車16、この平歯車16と同
軸にしてベースプレート2の下面に突設したクラ
ウンギヤ17、そして前輪4の支持軸18に設け
たピニオンギヤ19とからなる。即ち、円板10
がモータ6の回転とピニオンギヤ9,11の噛合
いにより平歯車14側に振られ、ピニオンギヤ1
1と平歯車14とが噛合うと、この機構REが作
動し、前輪4が回転し、玩具は頭3aの向いてい
る方向へ前進する。
前輪4の支持板7及びコイル8の回動駆動用の
機構ROは、前述のピニオンギヤ11と噛合可能
な位置で、先の機構REの平歯車14と対称的な
位置に配した平歯車20、この平歯車20と同軸
のウオームギヤ21、このウオームギヤ21と噛
合う平歯車22、この平歯車22の下面の偏心位
置に突設したピン23と支持板7の上面に突設し
たピン24との間に掛け渡した連結アーム25と
からなる。
即ち、円板10が前記とは逆に平歯車20側に
振られてピニオンギヤ11と平歯車20とが噛合
い、第2段目の平歯車22が回転すると、ピン2
3との係止した連結アーム25の一端側も回転
し、ベースプレート2に設けた円弧状の溝開口2
a内でピン24にガイドされつつ連結アーム25
の他端側が往復揺動する。これにつれてコイル8
と頭部3aとが一体に回動し、玩具は停止状態で
頭を振る動作を行なう。
次に金属探知装置Y及び制御装置Zの回路を説
明する。
金属探知装置Yは、可変発振回路26、固定発
振回路27、増幅回路28とからなる。可変発振
回路26は、コイル8を備えており、コイル8が
コイン29等の金属の上に位置して磁束に変化が
生じると発振周波数が変化する。固定発振回路2
7は、可変発振回路26のコイル8の磁束に変化
が生じていない状態におけるものと同一の発振周
波数としてある。そして、可変発振回路26の周
波数に変化が生じると、接続点Aに電圧が信号と
して生じ、後段の増幅回路28の動作により制御
装置Z、即ち4箇のトランジスタTR1〜TR4を用
いたスイツチング回路が作動する。
この制御装置ZはトランジスタTR1〜TR4
ON、OFFに伴なつてモータ6と電源30との接
続を切替えることにより駆動装置Xの動作を制御
するようになつている。即ち、第2図でコイル8
がコイン29上にないときは、トランジスタ
TR1,TR2がOFF、TR3,TR4がONでモータ6
は前述のコイル8の回動駆動用の機構ROを動作
させる方向へ回転し、頭部3aを左右に振つて探
知動作を行なう。なお図示せぬが、制御装置Zに
は頭部3aの二つの目となつているLED等のラ
ンプ31,31が接続してあり、上記の状態では
OFFのままで点灯しない。また第5図ではスイ
ツチ33の図示を省略してある。
一方コイル8がコイン29上に位置すると磁束
に変化が生じ、発振周波数が変化して、増幅回路
28と制御装置Zとの接続点Bに出力が生じトラ
ンジスタTR1とTR2がONとなり、トランジスタ
TR3とTR4がOFFとなつてモータ6は逆に回転
する。すると、前述の前輪4の回転駆動用の機構
REが作動し、玩具は頭部3aの向いている方向
へと前進する。このとき、ランプ31,31は点
灯するようになつており、あたかもロボツトが金
属を探知して嬉々として進んでいるかのように見
せる。
前進方向は、前輪4の方向に沿うのでコイン2
9の列を曲げて並べておくと、少し進んでコイル
8がコイン29の列から外れ、コイル8を振って
探知動作を行ない、再びコイン29を見つけると
コイン29の列に沿つて前進するという動作を繰
返す。
[考案の効果] 本考案に係る金属探知ロボツト玩具は、駆動装
置を内蔵し所望の外形状を備えた走行体に、走行
面上にある金属等の導体を探知しては所定の信号
を送出する金属探知装置と、該金属探知装置の送
出する信号により上記駆動装置により作動させら
れる回動機構と回転伝達機構の選択作動を制御す
る制御装置を搭載するようにしたため、単にロボ
ツトが走行するというおもしろさだけでなく、走
行体が体を振つて金属等の導体の存在を追いかけ
まわしつつ走行し、また導体がないときや、急激
に進行方向を変化させるような場合にはロボツト
が一旦立ち止まり首を振つて導体を探しまわると
いう非常に大きなおもしろ味を発揮し、遊戯者に
単に遊びとしてのおもしろさだけでなく、なぜ金
属等を追いかけつつ動いたり金属等を探しまわつ
たりするのかという科学的な疑問や興味を抱かせ
得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の一部破断斜視
図、第2図は、全体斜視図、第3図は底面図、第
4図は作動機構図、第5図は回路図である。 1……走行体、6……モータ、8……コイル、
X……駆動装置、Y……金属探知装置、Z……制
御装置、RE……回転伝達機構、RO……回動機
構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車輪を備えてなる走行体が走行面上に置かれた
    金属等の導体を探知しつつ走行する下記の要件を
    備えたことを特徴とする金属探知走行玩具。 (イ) 駆動装置を内蔵し所望の外形状を備えた走行
    体に、金属探知装置と制御装置とを搭載してな
    る。 (ロ) 上記走行体は、上記駆動装置と金属探知装置
    を連結する歯車等による該金属探知装置の回動
    機構と、上記駆動装置と走行輪を連結する歯車
    等による回転伝達機構とを並列的に備える。 (ハ) 上記金属探知装置は、可変発振回路及び固定
    発振回路を備え、該可変発振回路のコイルが導
    体近傍に位置したときに生じる磁束変化に基づ
    く発振周波数の変化により走行面上にある金属
    等の導体の位置を探知し、導体を認知したとき
    所定の信号を送出する。 (ニ) 上記制御装置は、上記金属探知装置が走行面
    上にある金属等を発見したことを示す上記所定
    の信号を受けると上記回転伝達機構を駆動する
    信号を送出し、上記信号を受けていないときは
    上記回動機構を駆動する信号を送出する。 (ホ) 上記回転伝達機構は、上記駆動信号に基づき
    上記走行体を走行させる。 (ヘ) 上記回動機構は、上記駆動信号に基づき上記
    金属探知装置を回動して走行面上の導体を走査
    する。
JP1985149680U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0421585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985149680U JPH0421585Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP1985149680U JPH0421585Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6256079U JPS6256079U (ja) 1987-04-07
JPH0421585Y2 true JPH0421585Y2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=31065117

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985149680U Expired JPH0421585Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP (1) JPH0421585Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60217492A (ja) * 1984-04-12 1985-10-31 Sony Corp カ−ド状小型電子機器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60217492A (ja) * 1984-04-12 1985-10-31 Sony Corp カ−ド状小型電子機器

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Publication number Publication date
JPS6256079U (ja) 1987-04-07

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