JP2556700B2 - トランクル−ムの床部の内装方法 - Google Patents

トランクル−ムの床部の内装方法

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JP2556700B2 JP62115667A JP11566787A JP2556700B2 JP 2556700 B2 JP2556700 B2 JP 2556700B2 JP 62115667 A JP62115667 A JP 62115667A JP 11566787 A JP11566787 A JP 11566787A JP 2556700 B2 JP2556700 B2 JP 2556700B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスペアタイヤ等の収納するための凹部を設け
た自動車のトランクルームの床部の内装方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、トランクルームの床部を内装するには第6図に
示すように凹部(2)を設けた床基板(1)に沿う形状
に成形した表装材(3)を該床基板(1)に載置敷設し
ており、該凹部(2)をスペアタイヤ収納部(21)と工
具等収納部(22)とに区画する場合にはプラスチック等
からなる隔壁(4)を該凹部(2)内に別材として取付
けていた。そして該スペアタイヤ収納部(21)にはスペ
アタイヤ(5)を収納し、該工具等収納部(22)にプラ
スチックからなり蓋(61)を付した工具等収納箱(6)
を収納しその上から該凹部(2)に蓋(7)が被着され
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の構成においては隔壁(4)や工具等収納箱
(6)をプラスチック等を材料として別部材で作成して
いるのでコストが高くなるし、工具等収納箱(6)内の
工具等が自動車の走行時の震動等により該収納箱(6)
の内壁に衝突して騒音を発生すると言う問題点があっ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記従来の問題点を解決する手段として、リ
ブ(11)が条設され、更に凹部(2)が形成されている
床基板(1)上に、表皮材(3)Aと該表皮材(3)A
に裏打ちされた熱可塑性フェルト(3)Bとからなる表
装材(3)を敷設する場合に、該表装材(3)を該床基
板(1)形状に適合する形状に成形し、この際該床基板
(1)のリブ(11)に適合する形状を熱可塑性フェルト
(3)B裏面に与え、更に該表装材(3)の床基板
(1)凹部(2)に敷設する部分において、該凹部
(2)をスペアタイヤ収納部(21)と工具等収納部(2
2),(23)とに区画する隔壁(31),(32)を形成し
ておくトランクルームの床部の内装方法を提供するもの
である。
〔実施例〕
第1図〜第5図に本発明の一実施例を示す。第2図に
示すように自動車のトランクルームの床基板(1)は鉄
板からなり補強のためのリブ(11)が条設され、更に中
央部には凹部(2)が設けられている。表装材(3)は
第3図に示すように表皮材としてのニードルカーペット
(3)Aと、該ニードルカーペット(3)Aに裏打ちさ
れる熱可塑性フェルト(3)Bとからなり、該熱可塑性
フェルト(3)Bはポリエステル繊維,アクリル繊維,
ポリアミド繊維,アセテート繊維等の合成繊維と、ポリ
エチレン,ポリプロピレン,ポリアミド等の熱接着性合
成樹脂の粉末、フレーク、あるいは繊維である結着剤と
を混合し絡合したものであり目付は通常700g〜1.3kg程
度である。該表装材(3)には熱風が送通されて熱可塑
性フェルト(3)Bに含有される結着剤を軟化させ、コ
ールドプレスにより第4図に示すような床基板(1)の
形状に適合する形状に成形する。この際、熱可塑性フェ
ルト(3)Bの裏面には床基板(1)のリブ(11)に適
合する形状が与えられ、また該表装剤(3)の凹部
(2)に敷設する部分において、該凹部(2)をスペア
タイヤ収納部(21)と工具等収納部(22),(23)とに
区画する隔壁(31),(32)が形成される。更に熱可塑
性フェルト(3)Bの凹部(2)敷設部分は圧縮比を大
きくして若干硬調にして凹部(2)に収納される工具等
を固定する機能を与え、他の部分は圧縮比を小さくして
クッション性を与えて衝撃等の吸収機能を与える。例え
ば熱可塑性フェルト(3)Bの厚さを5〜10mmとすると
凹部(2)敷設部分は2〜3mm、その他の部分は5〜7mm
の厚さとされる。
このようにして成形された表装材(3)は第1図に示
すように床基板(1)上に載置敷設される。
以上のようにして構成したスペアタイヤ収納部(21)
にはスペアタイヤ(5)を収納し固定ボルト(8)等で
固定し、工具等収納部(22),(23)にはジャッキ,三
角標示板,修理工具等を収納する。そして該凹部(2)
には表装材(3)のニードルカーペット(31)と同材料
のニードルカーペット(71)と該ニードルカーペット
(71)に裏打ちされる硬質板(72)とからなる蓋(7)
が被着される。
本実施例以外、工具等収納部は一ヶ所あるいは三ヶ所
以上に設けられてもよく、表装材は例えばポリ塩化ビニ
ルレザーにポリウレタン発泡体やポリエチレン発泡体の
シートを裏打ちした構成のもの等を用いてもよい。更に
表装材を成形する際はホットプレス、あるいは真空成形
等を用いてもよい。
〔作 用〕
スペアタイヤ収納部(21)にスペアタイヤ(5)を収
納し、工具等収納部(22),(23)に工具等を収納す
る。スペアタイヤ(5)や工具等の出入れは蓋(7)を
取りはずして行う。自動車走行中の震動によって工具等
が収納部(22),(23)の内壁に衝突した場合、その衝
撃は表装材(3)により吸収される。蓋(7)を取りは
ずして更にスペアタイヤ(5)や工具等を取出した場
合、凹部(2)の表面には表装材(3)が現われる。ま
た熱可塑性フェルト(3)B裏面はリブ(11)を有する
床基板(1)形状に適合して表装材(3)と床基材
(1)との間には空間が存在しない。
〔発明の効果〕
本発明は上記したような構成および作用を有するか
ら、スペアタイヤ収納部(21)や工具等収納部(22),
(23)を区画する隔壁(31),(32)は表装材(3)に
より形成され別部材が不要になりコストがその分低減さ
れる。また自動車走行中の振動により工具等が収納部
(22),(23)の内壁に衝突しても表装材(3)により
衝撃が吸収され騒音が発生しない。更に凹部(2)を空
にした場合でも該凹部(2)は表装材(3)で被覆され
非常に好ましい外観を呈する。そして表装材(3)と床
基板(1)との間には空間が存在せず防音性が極めて良
好なものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示すものであり、
第1図は側断面図、第2図は床基板側断面図、第3図は
表装材の側面図、第4図は表装材成形後の側面図、第5
図は平面図、第6図は従来例の側断面図である。 図中、(1)……床基板、(2)……凹部、(3)……
表装材、(3)A……表皮材、(3)B……熱可塑性フ
ェルト、(11)……リブ、(21)……スペアタイヤ収納
部、(22),(23)……工具等収納部、(31),(32)
……隔壁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リブが条設され、更に凹部が形成されてい
    る床基板上に表皮材と該表皮材に裏打ちされた熱可塑性
    フェルトとからなる表装材を敷設する場合に、該表装材
    を該床基板形状に適合する形状に成形しこの際該床基板
    のリブに適合する形状を熱可塑性フェルト裏面に与え、
    更に該表装材の床基板凹部に敷設する部分において、該
    凹部をスペアタイヤ収納部と工具等収納部とに区画する
    隔壁を形成しておくことを特徴とするトランクルームの
    床部の内装方法。
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