JP2556672Y2 - 半導体装置の接続構造 - Google Patents

半導体装置の接続構造

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JP2556672Y2 JP12274889U JP12274889U JP2556672Y2 JP 2556672 Y2 JP2556672 Y2 JP 2556672Y2 JP 12274889 U JP12274889 U JP 12274889U JP 12274889 U JP12274889 U JP 12274889U JP 2556672 Y2 JP2556672 Y2 JP 2556672Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、半導体基板内の拡散領域に多結晶シリコン
(Poly−Si)の配線が接続される埋込みコンタクトを有
する半導体装置の接続構造に関する。
(ロ)従来の技術 第2図に従来の半導体装置の埋込みコンタクト部の平
面を示し、第2図のX−Y線断面図を第3図に示す。
P型のシリコン(Si)基板(1)上には、ゲート電極
等に連続するPoly−Si配線(2)が形成され、このPoly
−Si配線(2)に信号を供給するN型の拡散領域(3)
がPoly−Si配線(2)に交差して設けられる。この拡散
領域(3)は、Poly−Si配線(2)が形成された後にリ
ン等のN型不純物をセルフアラインで注入或いは拡散し
て形成されるもので、Poly−Si配線(2)と交差する部
分で不連続となっている。また、Poly−Si配線(2)両
側のSi基板(1)には、Poly−Si配線(2)に沿って溝
部(4)が形成される。この溝部(4)は、Poly−Si配
線(2)をパターニングする際のオーバーエッチングに
依って形成されるもので、拡散領域(3)まで達する。
そして、拡散領域(3)を覆って酸化シリコン(SiO2
膜5が形成される。このような構造のままでは、拡散領
域(3)とPoly−Si配線(2)との接続が得られないた
め、加熱処理に依ってPoly−Si配線(2)の下の領域に
もN型の不純物を拡散して第4図に示す如く新たな拡散
領域(6)を設け、この拡散領域(6)と拡散領域
(3)とをつなげている。即ち、Poly−Si配線(2)に
はリンが含まれており、このリンが加熱処理に依ってN
型の不純物としてSi基板(1)内に拡散され、2つの拡
散領域(3)(6)がつなげられる。従って、Poly−Si
配線(2)と拡散領域(3)とが、拡散領域(6)を介
して電気的に接続される。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかしながら、両拡散領域(3)(6)をつなげるた
めには、Poly−Si配線(2)の下の拡散領域(6)を少
なくとも溝部(4)の深さより深くまで拡散し、溝部
(4)をまわりこむ様にして両拡散領域(3)(6)を
つなげる必要がある。このような、深い拡散領域(6)
を形成するためには、高温で長時間の加熱処理が必要で
あるが、高集積化に依るパターンの微細化に伴なって処
理温度が低下すると、深い拡散領域を形成できないため
に第5図に示すようにPoly−Si配線(2)の下の拡散領
域(6′)が拡散領域(3)につながらず、Poly−Si配
線(2)と拡散領域(3)との十分な接続を得られない
といった問題が生じる。
そこで本考案は、Poly−Si配線(2)と拡散領域
(3)との十分な接続を得る埋込みコンタクト構造を提
供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述の課題を解決するためになされたもの
で、一導電型の半導体基板の一主面上に設けられた多結
晶シリコン配線と、上記半導体基板の一主面に上記多結
晶シリコン配線と交差して埋設され信号の入出力線とな
る逆導電型の拡散領域と、を備え、上記多結晶シリコン
配線と上記拡散領域とが交差部で接続されてなる半導体
装置の接続構造に於いて、上記半導体基板は、上記多結
晶シリコン配線の端部に沿って上記拡散領域に達する溝
部を有し、上記多結晶シリコン配線上から上記半導体基
板の溝部内に亘る高融点金属膜を上記交差部に選択的に
被着したことを特徴としている。
(ホ)作用 本考案に依れば、多結晶シリコン配線と拡散領域との
交差部に高融点金属膜を被着したことで、多結晶シリコ
ン配線と拡散領域とが高融点金属膜で電気的に接続され
る。
(ヘ)実施例 本考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図は本考案の半導体装置の接続構造を示す断面図
であり、第3乃至第5図と同一部分を示す。この図に於
いて、Si基板(1)、Poly−Si配線(2)、拡散領域
(3)及びSiO2膜(5)は第3図と同一であり、同一部
分に同一符号を付してある。本考案の特徴とするところ
は、Poly−Si配線(2)と拡散領域(3)との交差部に
タングステン(W)等の高融点金属を選択的に被着して
金属膜(10)を形成したことにある。即ち、Poly−Si配
線(2)と拡散領域(3)とを接続する埋込みコンタク
ト部に於いて、Poly−Si配線(2)からのN型不純物拡
散(固相拡散)で形成される拡散領域(6′)と拡散領
域(6)とのつながりに依るPoly−Si配線(2)と拡散
領域(3)との接続に加えて金属膜(10)に依るPoly−
Si配線(2)と拡散領域(3)との接続が得られる。従
って、Poly−Si配線(2)の下の拡散領域(6′)が深
く広がらず、拡散領域(3)と十分につながらなかった
場合でもPoly−Si配線(2)と拡散領域(3)とが確実
に接続される。
このような金属膜(10)は、拡散領域(3)上にSiO2
膜(5)を形成した状態で、選択CVD法に依ってPoly−S
i配線(2)上から溝部(4)内にかけて選択的に形成
される。例えば、原料ガスとして6弗化タングステン
(WF6)を用いてSi及びPoly−Siの露出部分にタングス
テンを500Å程度堆積させてW膜を形成することで金属
膜(10)を得られる。
(ト)考案の効果 本考案に依れば、Poly−Si配線と拡散領域とが金属膜
でも電気的に接続されるために、Poly−Si配線の下の拡
散領域が溝部を隔てた拡散領域と十分につながらず、両
拡散領域の電気的な接続が不十分であってもPoly−Si配
線と拡散領域とが確実に接続される。従って、埋込みコ
ンタクト部の抵抗の低減を図ることができる。
また、高温での加熱処理が特に必要なくなるために、
高集積化に依るパターンの微細化に対する処理温度の低
下に対応することができるため、高集積化に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の半導体装置の接続構造を示す断面図、
第2図は従来の半導体装置の接続構造を示す平面図、第
3図乃至第5図は、第2図のX−Y線断面図である。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電型の半導体基板の一主面上に、この
    半導体基板に接して設けられた多結晶シリコン配線と、
    上記半導体基板の一主面に上記多結晶シリコン配線と交
    差して埋設され信号の入出力線となる逆導電型の拡散領
    域とを備え、上記多結晶シリコン配線と上記拡散領域と
    が交差部で接続されてなる半導体装置の接続構造に於い
    て、 上記半導体基板は、上記多結晶シリコン配線の端部に沿
    って形成され、少なくとも上記拡散領域まで達して上記
    拡散領域の一部を露出させる溝部を有し、上記多結晶シ
    リコン配線上から上記拡散領域が露出された上記半導体
    基板の溝部内に亘る高融点金属膜を上記交差部に選択的
    に被着したことを特徴とする半導体装置の接続構造。
  2. 【請求項2】上記高融点金属膜はタングステンを主成分
    とすることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の接
    続構造。
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