JP2556668B2 - リード線の接続強度検査装置 - Google Patents

リード線の接続強度検査装置

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JP2556668B2
JP2556668B2 JP20645694A JP20645694A JP2556668B2 JP 2556668 B2 JP2556668 B2 JP 2556668B2 JP 20645694 A JP20645694 A JP 20645694A JP 20645694 A JP20645694 A JP 20645694A JP 2556668 B2 JP2556668 B2 JP 2556668B2
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博至 花房
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NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型電子部品に生産ラ
インにおける帯状板に複数並べ取付けられた第2のリー
ド線に接続された第1のリード線との接続部の強度不良
を検査するリード線の接続強度検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a)〜(c)は従来のリード線の
接続強度検査装置の一例を示す主要部の斜視図(a)お
よび一部を抽出して示す側面図[(b),(c)]であ
る。従来、この種のリード線の接続強度検査装置は、例
えば、図4(a)に示すように、長尺な帯板12に並べ
取り付けられたリード線9に接続されたリード線10を
スプリング22を介して押すプローブ19と、複数のプ
ローブ19を並べ取付ける取付ブロック20と、この取
付ブロック20をリード線10の方向に押しプローブ1
9に押圧力を与える動作用シリンダ21と、接続部11
が剥れ離間してリード線10が撓みを生じその先端と接
触するタッチセンサ検出板24と、タッチセンサ検出板
24の接触の有無を検知し接続強度不良と判定するタッ
チセンサ25を備えている。
【0003】このリード線の接続強度検査装置の動作
は、まず、リード線10が溶接されたリード線9が並べ
取付けられた長尺な帯板12を図示していない位置決め
治具で各々のリード線10にプローブ19が対向するよ
うに位置決めする。次に、動作用シリンダ21を作動し
取付ブロック20を帯板12の方へ移動させる。そし
て、この動作によりプローブ19はリード線9とリード
線10との接続部11の真下に当接する。
【0004】さらに、取付ブロック20の移動させる
と、リード線10の反力によりスプリング22が縮みプ
ローブ19の摺動軸23が後退する。これによってスプ
リング22の反発力によって接続部11に曲げ応力を生
じ、接続部11の溶接強度が十分であれば、図3(b)
に示すように、接続部11は剥れずリード線10はその
ままの状態を保つ。また、強度が規定に達しない場合
は、図3(c)に示すように、接続部11が剥れリード
線9から離間しリード線10は撓みその先端部はタッチ
センサ検出板24と接触しタッチセンサ25で不良と判
定される。
【0005】次に、帯板12を位置決め治具でプローブ
19の数に対応する長さだけ送り、前述と同様に動作さ
せ接続部11の強度の良否を判定する。このように検査
され不良と判定されたリード線9および10を含む帯板
12の部分はオフラインで後工程で切断除去していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のリード
線の接続強度検査装置では、所定の長さで帯板を位置決
め停止させてから検査するという断続的な処理であるの
で処理速度が遅く検査時間がかかるという欠点がある。
また、この処理速度が遅いため前工程のリード線接続機
と整合ができなく無駄な待機時間を生むという問題もあ
った。さらに、接続不良の判定方法はタッチセンサ検出
板とリード線の撓む先端部との接触で行なっているの
で、並べ取付けられたリード線の並び直線性精度の悪さ
を考慮するとともに確実に良否判定を行なうのに、タッ
チセンサ検出板とリード線との間隔を広げリード線の撓
み量を大きくとらざるえなかった。その結果、プローブ
のストロークが長くなりそれだけ無駄な移動時間を長く
したりあるいは応答時間の遅れをもたらすことになっ
た。一方、検査時に不良と判定されたリード線は、排除
しなければならないが、この排除作業を別途オフライン
で行ななければならず生産ラインの円滑な運転を著しく
妨けるとい欠点もあった。
【0007】従って、本発明の目的は、良否判定の応答
速度が早く連続的に処理し円滑に運転できるリード線の
接続強度検査装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、第1の
リード線が接続された複数の第2のリード線を並べ取付
ける帯板を一方向に搬送する搬送機構と、この搬送機構
によって送られる前記第1のリード線を順次乗り越えな
がら該第1のリード線を押圧する回転自在の加圧ローラ
と、この加圧ローラに押圧力を与える押圧機構と、前記
加圧ローラの押圧により前記第1のリード線と前記第2
のリード線の接続部の剥れによる前記第1のリード線の
変位量を検出する検出器と、送られる前記第1のリード
線の位置を検出し前記変位量の有無を検査する時期を制
御するタイミングセンサ7とを備えるリード線の接続強
度検査装置である。また、前記変位量が前記接続部の一
部の剥れによる変位量であるとき接続強度不良とするこ
とが望ましい。さらに、前記接続部の接続強度不良と判
定される前記第1のリードを前記帯板から除去する手段
を備えることが望ましい。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1(a)〜(c)は本発明のリード線の
接続強度検査装置の一実施例を示す主要部の斜視図
(a)および一部を抽出して示す側面図[(b),
(c)]である。このリード線の接続強度検査装置は、
図1に示すように、それぞれリード線10が接続された
リード線9を並べ取付ける帯板12を搬送する搬送レー
ル1と、搬送レール1によって送られるリード線10を
順次乗り越えながらリード線10を押圧する加圧ローラ
2と、加圧ローラ2に押圧力を与える押圧機構5と、押
圧によりリード線10の変位量を検出する近接スイッチ
6と、送られるリード線10の位置を検出し検査時期を
制御するタイミングセンサ7とを備えている。
【0011】また、このリード線の接続強度検査装置に
は、接続部11が不良と判定されたリード線10を切断
除去する切断ユニット8が設けられている。一方、押圧
機構5は、加圧ローラ2を先端に取付けるアーム3と、
このアーム3が帯板12の走行に対し垂直方向に移動す
るスライドユニット4と、アーム3を介して加圧ローラ
2に押圧力を与える市販のテンションゲージ5aとで構
成されている。
【0012】リード線10と9との接続部11の強度の
良否判定は、リード線10の剥れによる0.1mm程度
の僅かな撓みを検出するためにアーム3の後端にある平
坦な検出面3aとスライドユニット4に固定された近接
スイッチ6との間隔の変化を近接スイッチ6で検出し判
定している。このように僅かな剥れを起しても不良とす
る判定の早さは、リード線10が完全に剥れ離間しタッ
チセンサ検出板に接触できない限り不良と判定できない
従来例の判定方法に比べ一桁違う早さで判定できる。ま
た、この間隔の僅かな変化を検知できる検出器は種々あ
るが、取扱いが容易であることや価格の点を考慮する
と、市販の近接スイッチが適している。
【0013】図2は図1のリード線の接続強度検査装置
の動作を説明するためのタイムチャートである。次に、
このリード線の接続強度検査装置の動作について図1と
図2を参照して説明する。まず、リード線接続機から送
られる帯板12を搬送レール1で送り込む。送り込まれ
た帯板12のリード線9の位置をタイミングセンサ7が
検知することにより加圧ローラ2がリード線9の真下の
リード線10に乗上げテンションゲージ5aに設定され
た押圧力でリード線10を押す。
【0014】そして、図1(b)の状態のように接続部
11に剥れが起きなければ、近接スイッチ6と検出面3
aの間隔は変らず近接スイッチ6は作動せず信号を発生
しない。次に、加圧ローラ2が2個目のリード線10に
乗り上げ、同様の動作で検査される。このとき、図1
(c)に示すように、リード線10と9との接続部11
の一部が剥れると、加圧ローラ2のアーム3がスライド
ユニット4上を摺動しながら前進し、アーム3の検出面
3aが近接スイッチ6に近ずく、そして近接スイッチ6
が動作し接続不良検出信号を発生し接続強度不良と判定
する。
【0015】このように接続強度不良と判定されると同
時に接続不良検出信号は、カウンタ回路の記憶部に送ら
れカウントし、タイミングセンサ7の信号のカウンタ回
路のカウント数と記憶部のカウント数と比較し搬送レー
ル1で送られる2回目のリード線10が切断ユニット8
到達すると、カウント数が一致し切断ユニット8が不良
品のリード線10を切断除去する。
【0016】このように、検出のための一時停止するこ
となく搬送レール1で帯板12が連続的に送られn個目
までのリード線10の接続部11の強度の良否を判定
し、不良のものは切断ユニット8で切断除去する。
【0017】なお、ここで、加圧ローラ2の所元寸法に
ついて述べると、例えば、帯板12にリード線9と10
が3mmピッチで取り付いていたとすれば、加圧ローラ
2の直径は6mmφ以上とし接続不良が発生してリード
線10間が広がってもリード線10間に加圧ローラ12
が入り込まないようにすることが望ましい。
【0018】図3は図1のリード線の接続強度検査装置
の変形例を示す図である。前述した実施例ではリード線
10の接続部が1箇所の場合であったが接続部が11a
と11bの2箇所でも上述の装置が適用できる。すなわ
ち、加圧ローラ2の押す位置をリード線10の中央と
し、リード線17との接続部11bとリード線9との接
続部11aとのいずれかが剥れを生じたときに不良と判
定すれば良い。動作の説明は前述の動作と同じであるか
ら省略する。
【0019】ちなみに、この装置を使用することによっ
て検査応答速度を5倍以上早く、また、処理速度を少な
くとも4倍に上げることができ、また、不良品を排除す
る機能をもたせることによって不良品排除をオフライン
で行なうことが無くなり、その結果、処理速度の早いリ
ード線接続機とも整合がとれ、前後の工程に待機時間を
設けることなく製造および検査を連続的に一貫して運転
することができた。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1のリ
ード線が溶接接続された複数の第2のリード線が並べ取
付けられた帯板を連続に送る搬送レールと、送られる第
1のリード線に押圧力を与えながら乗り越える回転自在
の加圧ローラと、この加圧ローラに押圧力を与える押圧
機構と、加圧ローラの押圧によって第1のリード線と第
2のリード線との接続部の一部の僅かな剥れを検出する
検出器を設けることによって、一時停止することなく早
い検査応答速度で連続に運転できるという効果がある。
【0021】また、不良品を排除する機能を装置にもた
せることによって、オフラインで排除する必要が無くな
り一製造・検査ラインの稼働で極めて円滑に行なうこと
ができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリード線の接続強度検査装置の一実施
例を示す主要部の斜視図(a)および一部を抽出して示
す側面図[(b),(c)]である。
【図2】図1のリード線の接続強度検査装置の動作を説
明するためのタイムチャートである。
【図3】図1のリード線の接続強度検査装置の変形例を
示す図である。
【図4】従来のリード線の接続強度検査装置の一例を示
す主要部の斜視図(a)および一部を抽出して示す側面
図[(b),(c)]である。
【符号の説明】
1 搬送レール 2 加圧ローラ 3 アーム 3a 検出面 4 スライドユニット 5 押圧機構 5a テンションゲージ 6 近接スイッチ 7 タイミングセンサ 8 切断ユニット 9,10 リード線 11 接続部 12 帯板 19 プローブ 20 取付ブロック 21 動作用シリンダ 22 スプリング 23 摺動軸 24 タッチセンサ検出板 25 タッチセンサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のリード線が接続された複数の第2
    のリード線を並べ取付ける帯板を一方向に搬送する搬送
    機構と、この搬送機構によって送られる前記第1のリー
    ド線を順次乗り越えながら該第1のリード線を押圧する
    回転自在の加圧ローラと、この加圧ローラに押圧力を与
    える押圧機構と、前記加圧ローラの押圧により前記第1
    のリード線と前記第2のリード線の接続部の剥れによる
    前記第1のリード線の変位量を検出する検出器と、送ら
    れる前記第1のリード線の位置を検出し前記変位量の有
    無を検査する時期を制御するタイミングセンサとを備え
    ることを特徴とするリード線の接続強度検査装置。
  2. 【請求項2】 前記変位量が前記接続部の一部の剥れに
    よる変位量であるとき接続強度不良とする請求項1記載
    のリード線の接続強度検査装置。
  3. 【請求項3】 前記接続部の接続強度不良と判定される
    前記第1のリードを前記帯板から除去する手段を備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のリード
    線の接続強度検査装置
JP20645694A 1994-08-31 1994-08-31 リード線の接続強度検査装置 Expired - Lifetime JP2556668B2 (ja)

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