JP2556355B2 - ラバーエキスパンシヨン継手及びその製法 - Google Patents

ラバーエキスパンシヨン継手及びその製法

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JP2556355B2
JP2556355B2 JP63173167A JP17316788A JP2556355B2 JP 2556355 B2 JP2556355 B2 JP 2556355B2 JP 63173167 A JP63173167 A JP 63173167A JP 17316788 A JP17316788 A JP 17316788A JP 2556355 B2 JP2556355 B2 JP 2556355B2
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rubber
reinforcing
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arch
arches
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兼久 南川
利光 大喜多
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Kyokuto Rubber Co Ltd
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Kyokuto Rubber Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
    • F16L27/127Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種用水などの流体を送る配管中に接続し
て、配管の曲りや寒暖による伸縮などを緩衝させる目的
に使用されるラバーエキスパンション継手に関するもの
である。
(従来の技術) 従来のラバーエキスパンション継手(以下単にラバー
継手と云う)は、第7図に示す如く、内側から天然ゴム
またはネオプレンなどの合成ゴムからなるチューブゴム
21と、所要の化学繊維で編織された織物にチューブゴム
21と同様なゴムを摺り込まれた複数の補強布を捲きつけ
た補強布層22とを積重して、その外周に鋼材などで造ら
れた複数の補強リング23を嵌着したのち、補強布を捲き
つけた外側補強布層24と、補強布と同様な織物で締めつ
け締付布層25と、チューブゴム21と同様なゴムからなる
カバーゴム26とを順次積重して、伸縮性を有する複数の
アーチ27と筒状部28とを形成したものである。尚29はフ
ランジ、30はフランジ29を形成している固持リングであ
る。
このラバー継手31において、アーチ27が複数個ある場
合各アーチ27間に嵌着する補強リング23は閉環状のもの
を使用することができないため、適当な箇所を所要の形
状に切断した開環状のものを嵌着したのち、その切断さ
れた箇所を適当な接続金具などを用いて接続したり、或
はスパイラル状にしたものを嵌着している。
(発明の解決しようとする課題) ラバー継手31の耐圧性能は、大部分筒体部32に包蔵さ
れた補強リング23に依存しているが、計算上必要な圧力
に耐えられる断面積の補強リング23を使用したとき、補
強リング23の接続箇所における強度が低いため、どうし
ても断面積を計算上よりも大きくした補強リング23を使
用するか、或は材質の強度の高いものを使用している。
そのため補強リング23が比較的高価になってしまう欠点
がある。
又補強リング23は、チューブゴム21と補強布22とを積
重した外側へ嵌着したのち、切断箇所を接続するのであ
るが、その作業が比較的難しく作業工数を多く要する欠
点もある。
又スパイラル状の補強リングは、高価になり、そのう
え嵌着する作業が面倒な欠点がある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たものであって、閉環状の補強リングを使用してラバー
継手を製造できる方法を発明して、計算と一致する断面
積の補強リングを使用可能にすることにより、上記問題
点を解決することを目的としている。
本発明は、複数のアーチを備えたものにおいて、接続
箇所を溶接などにより完全に固着するか、または板金加
工または鋳造加工の何れかで形造された閉環状の補強リ
ングを、各該アーチ間に夫々に1個または複数個筒体部
に包蔵されたことを特徴とするラバーエキスパンション
継手である。
又本発明は、第1モールドアーチを嵌着された鉄心型
に、該モールドアーチ及び該鉄心型の第2モールドアー
チとの中間附近に、加硫剤を混合された天然ゴムまたは
合成ゴムからなるゴムシートを捲きつけたチューブゴム
と、化学繊維からなる布地に該ゴムシートと同様なゴム
を摺り込まれて、完成する継手の全体を被覆する長さの
複数の補強布を、該チューブゴムの外周に捲きつけた補
強布層とを形造したのち、〔その外周に1個または複数
の閉環状補強リングを嵌着し、該複数の補強布を該第1
モールドアーチ側に折返してから、該鉄心型の所定位置
に第2モールドアーチを嵌着し、それらの外周に他のゴ
ムシートを捲きつけると共に、前記複数の補強布を戻し
捲きつけられたゴムシートに積重して、前記チューブゴ
ム及び補強布層を延設する〕作業を一度または必要に応
じて繰返し行なって、モールドアーチにより形成される
アーチ間に1個または複数の閉環状補強リングを嵌着す
ることを特徴とするラバーエキスパンション継手の製造
方法である。
(作用) ラバー継手は、筒体部に閉環状の補強リングを包蔵し
ているので、製造過程で従来のように面倒な接続作業が
なくなって、製造が容易になる。
又補強リングは、端面を溶接などにより一体化された
閉環状なので、理論上の強度を保有しているため、計算
に合致した断面積のものを使用できて、補強リングの価
値を低減できる。
又補強布層は、補強布の接着強度の弱さをなくした、
長さ方向に連続した一枚物の補強布を使用しているの
で、補強布層の強度が高められて、ラバー継手の引張強
度及び切断応力を向上させている。
(実施例) 本発明を第1図〜第5図に示す製造方法の一実施例に
基づいて以下詳述する。先づ、第1アーチ1を形成する
モールドアーチ2を嵌着して所定箇所に固定した円筒状
鉄心型3の外周に、加硫剤を混合された天然ゴムまたは
ネオプレンなどの合成ゴムからなるゴムシートを巻き付
け、円周方向の端部同志と重合し適当な溶剤または接着
材で固着してチューブゴム4を形造する。このときチュ
ーブゴム4の第2アーチ1′が形成される側の端部5
は、両モールドアーチ2、2噴霧の中間附近に位置する
ようにしている。
さらに、所要の化学繊維で編織された布地に、ゴムシ
ートと同様なゴムを摺れ込まれ、完成するラバー継手の
全体を被覆する長さの補強布6を、チューブゴム4の外
周に複数枚捲き付け、端部5附近迄の円周方向の端部同
志を重合し適宜な接着材で固着して補強布層7を形造し
たのち、SS41などの鋼材で造られた切断端部を完全に溶
接して一体化された閉環状の補強リング8の複数本を補
強布層7の外周に嵌着する。(第1図) 次に、複数枚の補強布6をモールドアーチ2側に折り
返して、第2アーチ1′を形成するモールドアーチ2′
を鉄心型3に嵌着して所定位置に固定させたのち、上記
と同様なゴムシートを鉄心型3及びモールドアーチ2′
の外周に巻き付け、形造されているチューブゴム4の端
部5と、円周方向の端部同志とを重合し同様な溶剤また
は接着材で固着してチューブゴム4を形造してチューブ
ゴム4を延設する。(第2図) さらに折り返した複数の補強布6を第2モールドアー
チ2′側に戻して、チューブごむ4、4′の外周に捲き
付け、円周方向の端部同志を重合し同様な接着材で固着
して補強布層7を延長形造した(第3図)のち、嵌着さ
れた補強リング8を所定位置に移動させて補強布層7
に、適宜な接着材で固着して固定するか、或は補強布6
と同一材質からなるテープを補強リング8外周に捲きつ
けて固定する。(第4図) 続けて、第1及び第2モールドアーチ2、2′の両外
側へ補強リング8を嵌着し所要位置で補強布層7に固定
したのち(第5図)、従来と同様な製造方法に従ってラ
バー継手を製作する。即ち、固持リング9を内側にして
チューブゴム4、4′及び補強布層7の両端部を起し固
着せしめてフランジ10、10を形成したのち、両フランジ
10、10間に、補強リング8及びアーチ部分へ複数枚の補
強布6を捲きつけた外側補強布層7′、外側補強布層
7′のアーチ部分を除いた箇所に補強布6と同一材質の
締付布を捲きつけた締付布層11と、最外側にゴムシート
を捲きつけたカバーゴム12とを順次積重して筒体部13を
形造したもの(第6図)を、加硫装置で加硫してチュー
ブゴム4、カバーゴム12及び補強布層7、外側補強布層
7′に含まれているゴムを硬化せしめたのち、鉄心型3
及び両モールドアーチ2、2′を抜き出してラバー継手
14を製作する。
この場合、ラバー継手14は、筒体部13に閉環状の補強
リング8を包蔵しているので、製造過程で従来のように
面倒な接続作業がなくなって、製造が容易になる。
又補強リング8は、端面を溶接により一体化された閉
環状なので、理論上の強度を保有しているため、計算に
合致した断面積のものを使用できて、補強リング8の価
格を低減できる。
又補強布層7は、補強布6の接着強度の弱さをなくし
た、長さ方向に連続した一枚物の補強布6を使用してい
るので、補強布層の強度が高められて、ラバー継手14の
引張強度及び切断応力を向上させている。
上記の一実施例において、補強リング8は断面円状の
ものを使用したが、ラバー継手14の使用目的になどによ
り、断面で楕円状、方形状、連円状の何れかを用いても
良い。
又補強リング8は、端部を溶接で一体化して閉環状に
したが、この代わりに板状素材から打抜き加工したり、
或は鋳造で加工して閉環状に形成しても良い。
又2個のアーチ1、1′を有するラバー継手14につい
て説明したが、2個を越えるアーチを備えたラバー継手
については、第2モールドアーチ2′以降のモールドア
ーチを、一実施例における第2モールドアーチ2′を鉄
心型3に嵌着固定した作業に従って繰返し行なうことに
より製作することができる。
(発明の効果) (1)閉環状補強リングを使用したので、製造が容易に
なり、製造工数の節減を計ることができる。
(2)計算に合致した強度の補強リングを使用できるの
で、材質の選択範囲が広くなり、補強リング価値の低減
を計ることができる。
(3)前2項が相俟って製品価格の引下げに寄与する。
(4)長さ方向に連続した一枚物の補強布層を形造した
ので、製品の引張強度及び切断応力を向上せしめて、重
要範囲の拡大に貢献する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例の製造方法を説明す
るための一部切欠した主要部の断面図、第7図は従来の
ラバーエキスパンション継手で、(イ)が側面図、
(ロ)がA−A拡大断面図である。 1……第1アーチ、1′……第2アーチ 2……第1モールドアーチ 2′……第2モールドアーチ 3……鉄心型、4、4′……チューブゴム 6……補強布、7……補強布層 8……補強リング、13……筒体部 14……ラバーエキスパンション継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアーチを備えたものにおいて、接続
    箇所を溶接などにより完全に固着するか、または板金加
    工または鋳造加工の何れかで形造された閉環状の補強リ
    ングを、各該アーチ間に夫々1個または複数個を筒体部
    に包蔵されたことを特徴とするラバーエキスパンション
    継手。
  2. 【請求項2】第1モールドアーチを嵌着された鉄心型
    に、該モールドアーチ及び該鉄心型の第2モールドアー
    チとの中間附近に、加硫剤を混合された天然ゴムまたは
    合成ゴムからなるゴムシートを捲きつけたチューブゴム
    と、化学繊維からなる布地に該ゴムシートと同様なゴム
    を摺り込まれて、完成する継手の全体を被覆する長さの
    複数の補強布を、該チューブゴムの外周に捲きつけた補
    強布層とを形造したのち、〔その外周に1個または複数
    の閉環状補強リングを嵌着し、該複数の補強布を該第1
    モールドアーチ側に折返してから、該鉄心型の所定位置
    に第2モールドアーチを嵌着し、それらの外周に他のゴ
    ムシートを捲きつけると共に、前記複数の補強布を戻し
    捲きつけられたゴムシートに積重して、前記チューブゴ
    ム及び補強布層を延設する〕作業を単独または必要に応
    じて繰返し行なって、モールドアーチにより形成される
    アーチ間に1個または複数の閉環状補強リングを嵌着す
    ることを特徴とするラバーエキスパンション継手の製造
    方法。
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JP3770673B2 (ja) * 1996-03-08 2006-04-26 東洋ゴム工業株式会社 フランジと一体成形された鋼製コイル補強埋設可とう継手およびその製造方法
BR0302538B1 (pt) 2003-07-29 2013-11-26 Junta de expansão, processo de fabricação de junta e perfil de reforço

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