JP2556309Y2 - パネルスイッチのフレーム構造 - Google Patents

パネルスイッチのフレーム構造

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JP2556309Y2
JP2556309Y2 JP9176692U JP9176692U JP2556309Y2 JP 2556309 Y2 JP2556309 Y2 JP 2556309Y2 JP 9176692 U JP9176692 U JP 9176692U JP 9176692 U JP9176692 U JP 9176692U JP 2556309 Y2 JP2556309 Y2 JP 2556309Y2
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JP
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frame
panel switch
hole
frame structure
notch
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JP9176692U
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通宏 栗山
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本考案は、情報処理機器などの操
作部に用いられるパネルスイッチのフレーム構造の改良
に関するものである。
【従来の技術】図5は従来のパネルスイッチのフレーム
構造を示したものである。フレーム1は例えばABS樹
脂等の合成樹脂材によって成形され、その板面にはキー
操作用の透孔に対応するように、複数(図では1個のみ
示している)の円形状の落し込み部11が配設されてい
る。即ち、フレーム1に落し込み部11を形成するた
め、図においては4個の長孔12が落し込み部11の外
周に沿うようにして等間隔に設けられている。これによ
り、隣接した長孔12間には、フレーム1と落し込み部
11とを接続する連結部13が形成される。次に、この
様なフレーム1を用いて図6に示すパネルスイッチ3を
組み立てるには、先ず、基板2に配設された例えばタク
トスイッチ21に対応した位置にある落し込み部11が
除去される。その場合、連結部13をニッパ等の工具を
用いて、切断することによって落し込み部11が除去さ
れ、フレーム1に透孔14が形成される。次いで、フレ
ーム1の上面には、例えばポリエステル等のシート31
が接着される。その後、フレーム1の透孔14内にタク
トスイッチ21のキートップ21a部分を挿入して、シ
ート31の裏面にキートップ21aを接触させた状態で
フレーム1に基板2を取り付ける。これにより、パネル
スイッチ3はシート31を介してキートップ21aを押
圧し、タクトスイッチ21のスイッチング動作が行なわ
れる。
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述したフ
レーム構造では、パネルスイッチ3が組み込まれる情報
機器等のキー配列に応じて落し込み部11を除去し、透
孔14が設けられるが、透孔14の不要な箇所の落し込
み部11はフレーム1に残されたまま、その上にシート
31が張られる。この場合、押圧力がシート31上から
落し込み部11に対し不用意に加えられると、連結部1
3が破断して落し込み部11をフレーム1から脱落させ
る恐れがあった。これを防ぐため、従来は連結部13の
肉厚をフレーム1と同様に厚くしていたが、連結部13
の肉厚が厚くなると、連結部13の切断作業を困難にし
た。更には、連結部13を切断した後、透孔14の内周
面に連結部13の切り残し部分が残っていると、キー操
作の際、タクトスイッチ21のキートップ21aに引っ
掛かる恐れがある為、その仕上作業を行なう必要もあ
り、甚だ作業性が悪かった。それ故に、本考案は上述し
たような欠点を解決する為になされたものであり、落し
込み部の除去作業を容易にすると共に、押圧力に対し落
し込み部の脱落を防止したパネルスイッチのフレーム構
造を提供する。
【課題を解決する為の手段】本考案は、フレームのパネ
ル面に切り離し可能な落し込み部を配設し、上記落し込
み部を切り離し除去することによって電気部品が挿入さ
れる透孔を設けるパネルスイッチのフレーム構造におい
て、上記透孔の内周面に切欠部を設け、上記切欠部から
上記透孔側へ突出する連結部の先端に、上記落し込み部
を接続すると共に、上記落し込み部は下面に上記フレー
ムに対向配置されたパネルスイッチ固定部に当接する支
持部を突設したものである。以上の如く構成されたフレ
ーム構造では上記落し込み部に押圧力が加えられた際、
上記支持部によって上記フレームより上記落し込み部の
脱落を防ぐことができる。更には、押圧力が上記支持部
と連結部とに分散して加わるため、連結部の肉厚が従来
よりも薄くでき、落し込み部の除去作業を容易にするパ
ネルスイッチのフレーム構造が得られる。
【実施例】以下、本考案の実施例について図1乃至図4
を参照しつつ説明する。図1(a)にフレームの平面
図、同図(b)にその側断面図を示す。フレーム4に
は、例えばタクトスイッチ等のキー配列に対応し得るよ
うに円形状の落し込み部41が複数(図では1個のみ示
している。)設けられる。即ち、フレーム4に落し込み
部41を設ける為、図に示す如く環状の溝部42が形成
されている。その溝部42を構成する内側面42aは落
し込み部41の外周面となり、又、溝部42の外側面4
2bは落し込み部41を除去することによって形成され
る透孔の内周面になる。溝部42の外側面42bには、
切欠部43,43が互いに180°離間して対向する箇
所に設けられている。その切欠部43,43の底壁面4
3aの下端側からは、フレーム4の板厚よりも薄い連結
部44,44が突出され、連結部44,44の先端間に
落し込み部41を一体に接続している。落し込み部41
の下面中央には、ボス又はリブとなる支持部41aが対
向配置される基板に向けて突設されている。次に、図3
に示す如く本考案のフレーム4を用いてパネルスイッチ
5を組み立てるには、先ず、フレーム4に配設された落
し込み部41のうち、基板2に配列されたタクトスイッ
チ21に対応した位置にある落し込み部41のみフレー
ム4から除去する。即ち、落し込み部41の上面を手指
により押圧して連結部44を破断することで、図2に示
す如く透孔45があけられる。次いで、フレーム4の上
面にシート46を接着した後、基板2が透孔45内にタ
クトスイッチ21のキートップ21aを挿入し、シート
46の裏面にキートップ21aを接触させた状態でフレ
ーム4に取り付けられる。図3(b)は落し込み部41
が除去されていない箇所のフレーム4を示したものであ
り、その場合にはフレーム4が支持部41aを基板2に
当接させて組み立てられる。この為、押圧力がシート4
6上から落し込み部41に加えられた際は、押圧力が連
結部44と支持部41aとに分散して加わる為、連結部
44の肉厚を従来例に比べて薄くできる。これにより、
連結部44の切断作業は容易になり作業性が向上する。
又、落し込み部41を除去した後、連結部44の切り残
し部44aが図2に示す如く透孔45内に突出せず切欠
部43内にある為、スイッチング操作の際はタクトスイ
ッチ21のキートップ21aに引っ掛かる恐れがない。
更には、連結部44が切欠部43の下端から突出してい
るためシート46に当接することもない。この様に連結
部44が切欠部43内にある為、連結部44の切断後の
仕上作業を省くことも可能になる。図4は本考案のフレ
ームを使用したパネルスイッチの他の実施例であり、同
図(a)ではエンボスシート61を使用したパネルスイ
ッチ6を示している。又、同図(b)のパネルスイッチ
7はシート71に透孔71aを設け、タクトスイッチ2
1のキートップ21aを透孔71aから突出させたもの
を示している。尚、上記実施例では落し込み部41の形
状を円形にしたが、これに限定されず種々の形状に設計
変更できる。
【考案の効果】以上実施例により説明したように、本考
案のフレームは落し込み部が透孔の内周面の切欠部から
突出する連結部に接続されていると共に、落し込み部の
下面には基板に当接する支持部が設けられている。これ
により、押圧力が落し込み部に加わった際は支持部によ
って落し込み部の脱落を防止できる、。又、押圧力が連
結部と支持部とに分散して加わる為、連結部の肉厚をフ
レームの内厚よりも薄くでき、落し込み部の除去作業を
容易にしたパネルスイッチのフレーム構造が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本考案の実施例を示す平面図
及び断面図、
【図2】(a),(b)はこの考案のフレームから落し
込み部を除去した状態を示す平面図及び断面図、
【図3】(a),(b)は本考案のフレームを用いたパ
ネルスイッチを示す断面図、
【図4】(a),(b)は本考案のフレームを用いたパ
ネルスイッチの他の実施例を示す断面図、
【図5】(a),(b)は従来例を示す平面図及び断面
図、
【図6】従来のフレームを用いたパネルスイッチの断面
図。
【符号の説明】
2 基板 4 フレーム 41 落し込み部 41a 支持部 43 切欠部 44 連結部 45 透孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームのパネル面に切り離し可能な落
    し込み部を配設し、上記落し込み部を切り離し除去する
    ことによって電気部品が挿入される透孔を設けるパネル
    スイッチのフレーム構造において、上記透孔の内周面に
    切欠部を設け、上記切欠部から上記透孔側へ突出する連
    結部の先端に、上記落し込み部を接続することを特徴と
    するパネルスイッチのフレーム構造。
  2. 【請求項2】 上記落し込み部は、下面に上記フレーム
    に対向配置されたパネルスイッチ固定部に当接する支持
    部を突設したことを特徴とする請求項1記載のパネルス
    イッチのフレーム構造。
JP9176692U 1992-12-01 1992-12-01 パネルスイッチのフレーム構造 Expired - Lifetime JP2556309Y2 (ja)

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JPH0648131U JPH0648131U (ja) 1994-06-28
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