JP2556174Y2 - 歯科用チェアユニット - Google Patents

歯科用チェアユニット

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JP2556174Y2
JP2556174Y2 JP1306891U JP1306891U JP2556174Y2 JP 2556174 Y2 JP2556174 Y2 JP 2556174Y2 JP 1306891 U JP1306891 U JP 1306891U JP 1306891 U JP1306891 U JP 1306891U JP 2556174 Y2 JP2556174 Y2 JP 2556174Y2
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JP
Japan
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dust collecting
dust
chair
pipe
backrest
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JPH0648646U (ja
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敏夫 荒井
健一 竹原
一道 石神
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Morita Tokyo Manufacturing Corp
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Morita Tokyo Manufacturing Corp
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、歯科治療で用いられる
歯科用チェアユニットに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、患者口腔内の切削作業を行う場合
には、切削粉とともに患者が保有する細菌等が空気中に
飛散することがあり、歯科医師あるいは歯科衛生士への
感染が問題となっていた。また、補綴物の微調整をする
ために切削作業をチェアサイドで行った場合には、治療
室内に切削粉が飛散し、治療室内の清浄状態が保てない
という問題があった。
【0003】これらの問題に対処するために、これまで
吸引装置を用いた集塵装置があったが、歯科医師が治療
中にこの集塵装置を使用しようとするときには、集塵装
置を取りに歩き回る必要があるため取り扱いが面倒であ
るばかりでなく、この装置は比較的大型であるため使用
しない時には場所を占拠し邪魔であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこれらの問題
すなわち、患者口腔内の切削作業時の切削粉の飛散ある
いは患者の保有する細菌等の飛散を防止して、歯科医師
あるいは歯科衛生士への感染を予防するとともに、補綴
物微調整のための切削作業における切削粉の飛散を防止
して治療室内の清浄化を行い、取り扱いが容易であるう
え、省スペース化を図ることができる集塵装置を得るこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案においては、集塵カップが先端に設けられ可撓
管よりなる2本の集塵パイプを一方は歯科用チェアユニ
ットのチェアベースの上部に取り着け、他方をバックレ
ストの背面に取り着け、集塵作業を行わない時には集塵
パイプをチェアベース上部及びバックレスト背面に格納
するようにしたものであり、すなわち「シート、バック
レスト、ヘッドレスト、フットレストよりなるチェア及
びチェアベースからなる歯科用チェアユニットであっ
て、集塵カップが先端に設けられ集塵装置に接続された
可撓管よりなる第1及び第2の2本の集塵パイプが設け
られ、第1の集塵パイプはチェアベースの上部に回転自
在に取り付けられ、第2の集塵パイプはチェアのバック
レストの背面に回転自在に取り付けられ、集塵作業を行
わない時には第1の集塵パイプがチェアベースの上部に
格納され、第2の集塵パイプがバックレストの背面に格
納されるように構成したことを特徴とする歯科用チェア
ユニット」である考案を提供する。
【0006】
【作用】本考案に係るチェアを用いて患者口腔内の切削
作業を行う場合には、バックレスト背面に取り着けられ
た可撓管よりなる集塵カップ及び集塵パイプを用いて集
塵作業を行い、補綴物微調整のための切削作業を行う場
合には、チェアベース上部に取り着けられた硬質可撓管
よりなる集塵カップ及び集塵パイプを用いて集塵作業を
行うことにより、切削粉の飛散あるいは患者の保有する
細菌等の飛散を防止し、集塵作業を行わない時には集塵
パイプをバックレスト背面及びチェアベースの上部に格
納しておく。
【0007】
【実施例】図面を用いて本願考案の実施例を説明する。
図1に本考案実施例の歯科用チェアユニットの使用時の
状態を示す。この歯科用チェアユニットは、シート3、
バックレスト4、ヘッドレスト5、フットレスト6より
なるチェア1と、チェアベース2から構成されている。
【0008】バックレスト4の背面には先端に集塵カッ
プ7が取り付けられた金属製コルゲートパイプ等の自立
可能な硬質可撓管よりなる集塵パイプ8が回転接続部9
により取り付けられ、チェアベース2の上部には先端に
集塵カップ10が取り付けられた金属製コルゲートパイ
プ等の自立可能な硬質可撓管よりなる集塵パイプ11が
回転接続部12により取り付けられている。また、チェ
アベース2の内部には、歯科用チェアユニット制御部及
びチェア駆動部(何れも図示せず)並びに乾湿両用の集
塵装置13が内蔵されており、この集塵装置13に回転
接続部9及び12を経て集塵パイプ8及び11が接続さ
れている。集塵装置12を操作するスイッチ等の操作部
14及び15は集塵パイプ8の集塵カップ7側端部及び
集塵パイプ11の集塵カップ10側端部に設けられてい
る。
【0009】この集塵装置を用いて患者口腔内の切削作
業時の切削粉を捕集する場合には、図に示すAの位置に
位置に集塵カップ7及び集塵パイプ8を位置させ、補綴
物微調整時における切削作業時の切削粉を捕集する場合
には、図に示すBの位置に集塵カップ10及び集塵パイ
プ11を位置させる。
【0010】図2に本考案の集塵カップ7、集塵パイプ
8、集塵カップ10及び集塵パイプ11の格納状態を示
す。集塵作業を行わない時には、集塵カップ7及び集塵
パイプ8はバックレスト4の背面のCで示す位置に、集
塵カップ10及び集塵パイプ11はチェアベース2の上
部のDで示す位置に格納される。
【0011】次に、前記実施例とは異なる本考案の他の
実施態様について説明する。集塵パイプ8及び11は金
属製コルゲートパイプである硬質可撓管の他に、合成樹
脂等の硬質可撓管あるいは軟質の可撓管で構成し適当な
手段により作業位置付近に位置させるように構成しても
よい。集塵装置13は乾湿両用のもの他に、乾燥状態専
用のものであってもよい。集塵装置13の設置位置はチ
ェアベース2内の他に、チェアベース2外あるいは治療
室とは別の機械室内であって床下配管を経て集塵パイプ
に接続するように構成してもよい。集塵装置13の操作
部14の取り着け位置は集塵パイプ8及び11の集塵カ
ップ7及び10側端部の他に、バックレスト4あるいは
チェアベース2であってもよく、その場合第1の集塵パ
イプ8の格納位置付近及び第2の集塵パイプ11の格納
位置付近に集塵装置13のスイッチを設けて、集塵作業
を行うためにこれらを格納位置から移動させることによ
り、集塵装置13が自動的に動作を開始するように構成
してもよい。
【0012】
【考案の効果】本考案の歯科用チェアユニットは、切削
粉を集める集塵パイプ8をバックレスト4の背面に回転
接続部9により取り着け、集塵パイプ11をチェアベー
ス2の上部に回転接続部12により取り着けているの
で、歯科医師あるいは歯科衛生士が治療中に集塵装置を
取りに歩き回る必要がなくなり、患者口腔内の切削作業
時の切削粉の飛散あるいは患者の保有する細菌等の飛散
を防止して、歯科医師あるいは歯科衛生士への感染を予
防するとともに、補綴物の微調整をするための切削作業
による切削粉の飛散防止による治療室内の清浄化を行う
ことができ、取り扱いが容易であるうえ、省スペース化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の歯科用チェアユニットの使用状
態を説明する図。
【図2】本考案実施例の歯科用チェアユニットの格納状
態を説明する図。
【符号の説明】
1 チェア 2 チェアベース 3 シート 4 バックレスト 5 ヘッドレスト 6 フットレスト 7,10 集塵カップ 8,11 集塵パ
イプ 9,12 回転接続部 13 集塵装置 14 操作部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート、バックレスト、ヘッドレスト、
    フットレストよりなるチェア及びチェアベースからなる
    歯科用チェアユニットであって、集塵カップが先端に設
    けられ集塵装置に接続された可撓管よりなる第1及び第
    2の2本の集塵パイプが設けられ、第1の集塵パイプは
    チェアベースの上部に回転自在に取り付けられ、第2の
    集塵パイプはチェアのバックレストの背面に回転自在に
    取り付けられ、集塵作業を行わない時には第1の集塵パ
    イプがチェアベースの上部格納され、第2の集塵パイプ
    がバックレストの背面に格納されるように構成されてい
    ることを特徴とする歯科用チェアユニット。
  2. 【請求項2】 集塵パイプが自立可能な硬質可撓管で構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の歯科用チ
    ェアユニット。
  3. 【請求項3】 集塵装置が乾湿両用集塵装置であること
    を特徴とする請求項1又は2記載の歯科用チェアユニッ
    ト。
JP1306891U 1991-02-18 1991-02-18 歯科用チェアユニット Expired - Fee Related JP2556174Y2 (ja)

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JPH0648646U JPH0648646U (ja) 1994-07-05
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