JP2555938B2 - 仮想ウインドウによる仮想端末方式 - Google Patents

仮想ウインドウによる仮想端末方式

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JP2555938B2 JP5167654A JP16765493A JP2555938B2 JP 2555938 B2 JP2555938 B2 JP 2555938B2 JP 5167654 A JP5167654 A JP 5167654A JP 16765493 A JP16765493 A JP 16765493A JP 2555938 B2 JP2555938 B2 JP 2555938B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークステーション端
末上でのウインドウシステムに係り、特に仮想ウインド
ウによる仮想端末方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ウインドウマネージャを使用した
仮想端末方式では、あるユーザーがログインした状態で
は、ウインドウ全体がそのユーザーのウインドウマネー
ジャによって管理されることになる。この場合、ウイン
ドウマネージャは、ウインドウの位置およびアイコン化
の有無等を管理している。
【0003】しかるに、従来において、ワークステーシ
ョン端末上でマルチウインドウを使用してソフトウエア
開発等を行う場合、逐次新しいウインドウを開いていく
際に、一時不要となったウインドウを背後に置くか、あ
るいはアイコン化するという手段がとられている。
【0004】この場合、表示画面に表示するデータを格
納するメモリから切り出された所望の被表示領域を、前
記表示画面の所望位置に設けたウインドウ内に表示する
ウインドウ処理を行うに際し、前記表示画面に表示すべ
きデータを画面対応に格納するコードバッファに前記ウ
インドウに対応する仮想ウインドウを設け、この仮想ウ
インドウ内に前記被表示領域内のデータを格納するよう
構成したウインドウ制御方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、例えば前記従
来のウインドウシステムにおいて、同一コンソールに他
のユーザーがログインしても、個人環境の一部(ターミ
ナルの設定等)を共存させることしかできなかった。こ
のため、新たにログインしたユーザーは、既存のウイン
ドウマネージャの制約を受けてしまう難点があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、先にログインし
ているユーザーの個人環境を退避保存し、後からログイ
ンするユーザーの個人環境を新たに設定できるように、
すなわちログアウト動作を行わずに複数の個人環境を実
現できるように、各個人のウインドウマネージャを起動
することにより、ウインドウシステムの利便性を向上す
ることができる仮想ウインドウによる仮想端末方式を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る仮想ウインドウによる仮想端末方式
は、ワークステーション端末で使用するウインドウシス
テムの仮想端末方式からなり、各ユーザーの個人環境を
退避および復旧する手段退避するユーザーを特定す
る手段と、新たなログインマネージャとウインドウマネ
ージャを起動する手段と、現行のログインマネージャと
前記退避済みの複数のウインドウマネージャとの全体制
御を行う手段とを備えた仮想ウインドウによる仮想端末
方式において前記各ユーザーの個人環境を退避および
復旧する手段により退避されるユーザーの動作中のジョ
ブを、バックグラウンドジョブに切換える手段を備える
と共に前記各ユーザーの個人環境を退避および復旧す
る手段により、新たなユーザーの個人環境を実現する際
に、現ユーザーのウインドウマネージャを仮想ウインド
ウに退避させてこれをアイコン化して表示し、さらにこ
の時仮想ウインドウに既に退避していた仮想ウインドウ
マネージャを呼び出してそのユーザーの個人環境をログ
インするように設定することで、同一コンソール上で前
記各ユーザーの個人環境を完全に独立した状態で共存さ
せるよう構成することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係る仮想ウインドウによる仮想端末方
式によれば、マルチウインドウシステムにおいて、指定
されたユーザーの全個人環境を退避すると同時に、動作
中のジョブを優先度の低いバックグラウンドジョブに切
換え、退避されたユーザーを特定できるようにアイコン
化して画面上に表示し、新たなユーザーがログインでき
るようにし、さらに一度退避したユーザー環境とユーザ
ージョブを復旧して、これらを優先度の高いフォアグラ
ウンド化することができる
【0009】特に、本発明においては、前述したよう
に、各ユーザーの個人環境を退避および復旧する手段に
より退避されるユーザーの動作中のジョブを、バックグ
ラウンドジョブに切換える手段を備えることにより、同
一のコンソールに複数のユーザーがログインした場合
に、各個人のウインドウ環境をダイナミックに設定する
ことができ、これによりシステムの利便性を向上させる
ことができる利点を有する
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る仮想ウインドウによる仮
想端末方式の実施例につき、添付図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明に係る仮想端末方式による
仮想ウインドウの一実施例を示すウインドウ画面の説明
図であり、図2は前記仮想端末方式の動作を示すフロー
チャート図である。
【0012】図1において、本実施例の仮想端末方式に
おいては、3つのウインドウ管理プロセスが動作するよ
う構成されている。すなわち、第1のプロセスは各ユー
ザーのウインドウを管理する各ユーザー個人のウインド
ウマネージャ10を対象とするものであり、第2のプロ
セスは各ユーザーのウインドウマネージャ10を管理す
るための仮想ウインドウマネージャ20を対象とするも
のであり、第3のプロセスはユーザーがシステムにログ
インするためのログインマネージャを対象とするもので
ある。
【0013】次に、本実施例の仮想端末方式のプロセス
動作につき、図2のフローチャートを参照して説明す
る。
【0014】スタートに際し、あるユーザー〔ユーザー
2〕がシステムにログインする時点では、ステップ10
0、101において、それぞれ前記2つのプロセス(仮
想ウインドウマネージャ20とログインマネージャ)は
起動されている。次いで、ステップ102において、あ
るユーザー〔ユーザー2〕がシステムにログインする
と、ステップ103において、そのユーザー個人のウイ
ンドウマネージャが起動され、ステップ104におい
て、マルチウインドウシステムが動作する。すなわち、
ルートウインドウ30上のユーザーウインドウ50上に
現ユーザー〔ユーザー2〕のウインドウマネージャが表
示される(図1参照)。
【0015】ここで、例えばステップ105において、
別のユーザー〔ユーザー1〕から同一のコンソールへの
ログインのイベントが発生した場合、すなわち現ユーザ
ー〔ユーザー2〕のウインドウマネージャの退避要求が
あると、ステップ106において、仮想ウインドウマネ
ージャ20は、現ユーザー〔ユーザー2〕のウインドウ
マネージャの退避動作と、現ユーザーのプロセスを優先
度の低いバックグラウンドのプロセスに切換える処理を
行う。そして、退避した現ユーザー〔ユーザー2〕のウ
インドウマネージャをアイコン化して仮想ウインドウマ
ネージャ20に登録し、ルートウインドウ30上の仮想
ウインドウ上に表示を行う(なお、図1においては、既
にユーザー1のウインドウマネージャが退避され、これ
をアイコン化して登録表示している状態を示す)。
【0016】その後、ステップ108において、退避し
たウインドウマネージャにつきユーザー〔ユーザー2〕
の要求がなければ、ステップ101において、仮想ウイ
ンドウマネージャ20は、ログインマネージャを再起動
することにより、新たなユーザー〔ユーザー1〕のログ
インを可能にすることができる。
【0017】また、仮想ウインドウ上に退避させたユー
ザー〔ユーザー2〕のウインドウマネージャを呼び出し
ルートウインドウ30上のユーザーウインドウ50
上に復旧させる場合は、まず現ユーザー〔ユーザー1〕
のウインドウマネージャを仮想ウインドウマネージャ2
0に登録して、仮想ウインドウ上に退避させた後(ステ
ップ105、106、107)、仮想ウインドウ上で管
理されているユーザー〔ユーザー2〕のウインドウマネ
ージャを呼び出して(ステップ108、103、10
4)、これを優先度の高いフォアグラウンド化すること
により、ユーザー〔ユーザー1〕の個人環境を別のユ
ーザー〔ユーザー2〕の個人環境に切換えることができ
る。
【0018】従って、前記プロセスからなる仮想端末方
式は、各ユーザーの個人環境を退避および復旧する手段
と、退避するユーザーの動作中のジョブをバックグラウ
ンドジョブに切換える手段と、退避するユーザーを特定
する手段と、新たなログインマネージャとウインドウマ
ネージャを起動する手段と、現行のログインマネージャ
と前記退避済みの複数のウインドウマネージャとの全体
制御を行う手段とから構成することにより、容易に実現
することができる。
【0019】
【発明の効果】前述した実施例から明らかなように、本
発明に係る仮想ウインドウによる仮想端末方式によれ
ば、同一のコンソールに異なる個人環境を有する複数の
ユーザーに対して、マルチウインドウ環境を実現する手
段を提供することができる。
【0020】従って、本発明によれば、同一のコンソー
ルに複数のユーザーがログインした場合に、各個人のウ
インドウ環境をダイナミックに設定することができ、こ
れによりシステムの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る仮想端末方式による仮想ウインド
ウの一実施例を示すウインドウ画面の説明図である。
【図2】図1に示す本発明に係る仮想ウインドウによる
仮想端末方式の処理動作を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
10 ウインドウマネージャ 20 仮想ウインドウマネージャ 30 ルートウインドウ 40 ユーザーアイコン 50 ユーザーウインドウ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークステーション端末で使用するウイ
    ンドウシステムの仮想端末方式からなり、各ユーザーの
    個人環境を退避および復旧する手段退避するユーザ
    ーを特定する手段と、新たなログインマネージャとウイ
    ンドウマネージャを起動する手段と、現行のログインマ
    ネージャと前記退避済みの複数のウインドウマネージャ
    との全体制御を行う手段とを備えた仮想ウインドウによ
    る仮想端末方式において前記各ユーザーの個人環境を退避および復旧する手段に
    より退避されるユーザーの動作中のジョブを、バックグ
    ラウンドジョブに切換える手段を備えると共に前記各ユーザーの個人環境を退避および復旧する手段に
    より、新たなユーザーの個人環境を実現する際に、現ユ
    ーザーのウインドウマネージャを仮想ウインドウに退避
    させてこれをアイコン化して表示し、さらにこの時仮想
    ウインドウに既に退避していた仮想ウインドウマネージ
    ャを呼び出してそのユーザーの個人環境をログインする
    ように設定することで、同一コンソール上で前記各ユー
    ザーの個人環境を完全に独立した状態で共存させるよう
    構成 することを特徴とする仮想ウインドウによる仮想端
    末方式。
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