JP2555590Y2 - 自動車の窓開閉装置 - Google Patents
自動車の窓開閉装置Info
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- JP2555590Y2 JP2555590Y2 JP1991019780U JP1978091U JP2555590Y2 JP 2555590 Y2 JP2555590 Y2 JP 2555590Y2 JP 1991019780 U JP1991019780 U JP 1991019780U JP 1978091 U JP1978091 U JP 1978091U JP 2555590 Y2 JP2555590 Y2 JP 2555590Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、案内路に沿つて往復運
動されるギヤードケーブルを用いてガラス板を昇降させ
ることにより開閉するようにした自動車の窓開閉装置に
関し、特に、ガラス板の下縁に係合した昇降体を昇降案
内する部分の構造に改良を加えた窓開閉装置に関する。
動されるギヤードケーブルを用いてガラス板を昇降させ
ることにより開閉するようにした自動車の窓開閉装置に
関し、特に、ガラス板の下縁に係合した昇降体を昇降案
内する部分の構造に改良を加えた窓開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ギヤードケーブルを用いた自動車の窓開
閉装置の一例を、本考案の一実施例を示す図1を参照し
て説明する。
閉装置の一例を、本考案の一実施例を示す図1を参照し
て説明する。
【0003】自動車のドア1内には、ガラス板2がその
左右両側縁を縦方向の案内溝3に嵌めて昇降自由に装置
され、その上昇によりドア1の上部に開口した窓孔5を
閉塞し、また、窓孔5の下側で内外のパネル6、7の間
に形成された収容空間8内に下降して収容されることに
より窓孔5を開放するようになつている。
左右両側縁を縦方向の案内溝3に嵌めて昇降自由に装置
され、その上昇によりドア1の上部に開口した窓孔5を
閉塞し、また、窓孔5の下側で内外のパネル6、7の間
に形成された収容空間8内に下降して収容されることに
より窓孔5を開放するようになつている。
【0004】その収容空間8内には、上記のガラス板2
の昇降経路と平行な昇降案内部Aと、その上端に連通し
て側方に回曲された導通管部11とからなる案内路10
が形成されて、その中にギヤードケーブル12が摺動自
由に挿通され、導通管部11に挿通された一端側が、導
通管部11の途中に介設された駆動装置14内に軸支さ
れてモータ15により回転駆動される図示しない駆動ギ
ヤとかみ合わされているとともに、ギヤードケーブル1
2の他端が、上記の昇降案内部Aに沿つた摺動自由に装
置された昇降体Bと連結され、その昇降体Bに取り付け
られた溝付きの受板17にガラス板2の下縁が嵌められ
ている。そして、モータ15の正逆駆動で駆動ギヤを介
してギヤードケーブル12を押しまたは引き方向に往復
運動させることにより、昇降体Bとともにガラス板2を
昇降させるようになつている。
の昇降経路と平行な昇降案内部Aと、その上端に連通し
て側方に回曲された導通管部11とからなる案内路10
が形成されて、その中にギヤードケーブル12が摺動自
由に挿通され、導通管部11に挿通された一端側が、導
通管部11の途中に介設された駆動装置14内に軸支さ
れてモータ15により回転駆動される図示しない駆動ギ
ヤとかみ合わされているとともに、ギヤードケーブル1
2の他端が、上記の昇降案内部Aに沿つた摺動自由に装
置された昇降体Bと連結され、その昇降体Bに取り付け
られた溝付きの受板17にガラス板2の下縁が嵌められ
ている。そして、モータ15の正逆駆動で駆動ギヤを介
してギヤードケーブル12を押しまたは引き方向に往復
運動させることにより、昇降体Bとともにガラス板2を
昇降させるようになつている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来装置で
は、昇降体Bを昇降案内する部分の構造が、昇降案内部
Aを、背面に長さ方向の開口を形成した金属管で構成す
る一方、昇降体Bにギヤードケーブル12の端末が固着
される摺動子を突設してその摺動子を開口を通して金属
管内に摺動自由に嵌合した構造となつていた。
は、昇降体Bを昇降案内する部分の構造が、昇降案内部
Aを、背面に長さ方向の開口を形成した金属管で構成す
る一方、昇降体Bにギヤードケーブル12の端末が固着
される摺動子を突設してその摺動子を開口を通して金属
管内に摺動自由に嵌合した構造となつていた。
【0006】しかしながら、上記のような開口を設けた
金属管は剛性が必ずしも高くはないために、ガラス板2
の重量等により曲がつて摺動子のこじりを招きやすく、
また、開口のクリアランスにより摺動子が軸線回りに回
動し得る構造であるために、ガラス板2も同軸回りに振
つて両側縁がそれを嵌めた案内溝3内でこじり、ガラス
板2の円滑な昇降を期する上で必ずしも好適とは言えな
かつた。
金属管は剛性が必ずしも高くはないために、ガラス板2
の重量等により曲がつて摺動子のこじりを招きやすく、
また、開口のクリアランスにより摺動子が軸線回りに回
動し得る構造であるために、ガラス板2も同軸回りに振
つて両側縁がそれを嵌めた案内溝3内でこじり、ガラス
板2の円滑な昇降を期する上で必ずしも好適とは言えな
かつた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の自動車の窓開閉
装置は叙上の点に鑑み案出されたものであつて、案内路
の昇降案内部を、一方の側縁に底面と略直角な直線部
を、他方の側縁にその底面との間に開口を有する円弧形
部を一体の板により形成してなる金属製のガイドレール
により構成して、その円弧形部内にギヤードケーブルを
挿通し、昇降体に、ガイドレールの円弧形部内に開口を
通してほぼ緊密にかつ摺動自由に嵌合する合成樹脂製の
摺動子を突設して、その摺動子をギヤードケーブルの端
末に固着するとともに、その昇降体に、ガイドレールの
直線部を挿通する縦溝を形成した合成樹脂製の係合子を
突設した構成とした。
装置は叙上の点に鑑み案出されたものであつて、案内路
の昇降案内部を、一方の側縁に底面と略直角な直線部
を、他方の側縁にその底面との間に開口を有する円弧形
部を一体の板により形成してなる金属製のガイドレール
により構成して、その円弧形部内にギヤードケーブルを
挿通し、昇降体に、ガイドレールの円弧形部内に開口を
通してほぼ緊密にかつ摺動自由に嵌合する合成樹脂製の
摺動子を突設して、その摺動子をギヤードケーブルの端
末に固着するとともに、その昇降体に、ガイドレールの
直線部を挿通する縦溝を形成した合成樹脂製の係合子を
突設した構成とした。
【0008】
【作用】本考案は上記構成になり、ギヤードケーブルを
押しまたは引き運動させると、その端末に固着された摺
動子が昇降案内部を構成するガイドレールの円弧形部内
を摺動し、また、係合子がガイドレールの直線部を縦溝
により両側から挟むようにして摺動しつつ、それらを突
設した昇降体が昇降駆動され、昇降体に下縁を係合した
ガラス板が昇降される。
押しまたは引き運動させると、その端末に固着された摺
動子が昇降案内部を構成するガイドレールの円弧形部内
を摺動し、また、係合子がガイドレールの直線部を縦溝
により両側から挟むようにして摺動しつつ、それらを突
設した昇降体が昇降駆動され、昇降体に下縁を係合した
ガラス板が昇降される。
【0009】
【考案の効果】本考案では、昇降案内部が金属製のガイ
ドレールにより構成されて剛性の高いものとなつてお
り、ガラス板等の重量が加わつても容易に曲がることが
ないから、摺動子が円弧形部内でこじれるおそれがな
く、また、係合子がガイドレールの直線部を挟んでいる
ために、昇降体の摺動子の軸線回りの回動、すなわち、
ガラス板の同軸回りの振れが阻止されて、ガラス板の側
縁がそれを嵌めた案内溝内でこじるおそれもない。もち
ろん、摺動子、係合子とも摩擦抵抗の小さい合成樹脂で
形成されているから、上記のこじりの防止と併せ、摺動
抵抗を小さく抑えてガラス板を円滑に昇降させることが
できる効果がある。
ドレールにより構成されて剛性の高いものとなつてお
り、ガラス板等の重量が加わつても容易に曲がることが
ないから、摺動子が円弧形部内でこじれるおそれがな
く、また、係合子がガイドレールの直線部を挟んでいる
ために、昇降体の摺動子の軸線回りの回動、すなわち、
ガラス板の同軸回りの振れが阻止されて、ガラス板の側
縁がそれを嵌めた案内溝内でこじるおそれもない。もち
ろん、摺動子、係合子とも摩擦抵抗の小さい合成樹脂で
形成されているから、上記のこじりの防止と併せ、摺動
抵抗を小さく抑えてガラス板を円滑に昇降させることが
できる効果がある。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0011】本実施例では、昇降案内部Aが金属製のガ
イドレール20によつて形成されており、図2及び図4
に詳細に示すように、一方の側縁には、底面21と直角
をなす直線部22が形成され、他方の側縁は、内向きの
円弧形に折り返されて、底面21との間に一定の開口2
3を有する円弧形部24が形成された形状となつてい
て、高い剛性を有している。
イドレール20によつて形成されており、図2及び図4
に詳細に示すように、一方の側縁には、底面21と直角
をなす直線部22が形成され、他方の側縁は、内向きの
円弧形に折り返されて、底面21との間に一定の開口2
3を有する円弧形部24が形成された形状となつてい
て、高い剛性を有している。
【0012】このガイドレール20が、上記したガラス
板2の案内溝3と平行姿勢で収容空間8内に収容され
て、底面21を車内側パネル6に熔接することによつて
固定されており、図1に示すように、円弧形部24の上
端が既述の導通管部11と接続されて、ギヤードケーブ
ル12を挿通する案内路10が形成されている。
板2の案内溝3と平行姿勢で収容空間8内に収容され
て、底面21を車内側パネル6に熔接することによつて
固定されており、図1に示すように、円弧形部24の上
端が既述の導通管部11と接続されて、ギヤードケーブ
ル12を挿通する案内路10が形成されている。
【0013】ガラス板2の下縁に係合する昇降体Bは、
図3に示すように、金属製の基板26と、その背面に取
り付けられる合成樹脂製の取付体27によつて構成され
ている。その取付体27には、先端を直角に屈曲したア
ーム28が前面に突出して形成され、そのアーム28の
先端に、上記したガイドレール20の円弧形部24内に
摺動自由に嵌合する摺動子30が形成されており、その
摺動子30の中心孔31内に、ギヤードケーブル12の
端末が固着されるようになつている。その摺動子30の
両側には、付根部分に夫々座ぐり孔34を周設した3個
の嵌合突部33が形成されている。
図3に示すように、金属製の基板26と、その背面に取
り付けられる合成樹脂製の取付体27によつて構成され
ている。その取付体27には、先端を直角に屈曲したア
ーム28が前面に突出して形成され、そのアーム28の
先端に、上記したガイドレール20の円弧形部24内に
摺動自由に嵌合する摺動子30が形成されており、その
摺動子30の中心孔31内に、ギヤードケーブル12の
端末が固着されるようになつている。その摺動子30の
両側には、付根部分に夫々座ぐり孔34を周設した3個
の嵌合突部33が形成されている。
【0014】一方の基板26には、摺動子30を通す通
し窓36が透設されているとともに、背面に、3個の嵌
合筒部37が取付体27の嵌合突部33と対応して突成
されている。この基板26の前面の、上記の摺動子30
が挿通される位置の少し側方には、ガイドレール20の
直線部22を相対的な摺動自由に挿通する縦溝40を形
成した合成樹脂製の係合子39が、2個上下に対応して
突設されている。各係合子39は、基板26に突設した
金属板41を心材として鋳包み成形することにより形成
されている。
し窓36が透設されているとともに、背面に、3個の嵌
合筒部37が取付体27の嵌合突部33と対応して突成
されている。この基板26の前面の、上記の摺動子30
が挿通される位置の少し側方には、ガイドレール20の
直線部22を相対的な摺動自由に挿通する縦溝40を形
成した合成樹脂製の係合子39が、2個上下に対応して
突設されている。各係合子39は、基板26に突設した
金属板41を心材として鋳包み成形することにより形成
されている。
【0015】そして、基板26の背面に、取付体27が
摺動子30を通し窓36から前面に突出させつつ当てら
れ、図4に示すように、各嵌合突部33を対応する嵌合
筒部37内に嵌入し、また、嵌合筒部37の先端を座ぐ
り孔34内に嵌めることによつて、一体の昇降体Bが組
み付けられる。この昇降体Bの前面に突出した摺動子3
0には、既述したとおりにギヤードケーブル12の端末
が固着され、その摺動子30が、アーム28の屈曲部2
9をガイドレール20の開口23に通して円弧形部24
内に嵌合されるとともに、両係合子39の縦溝40にわ
たつて直線部22が挿通されることにより、昇降体Bが
ガイドレール20に沿つた昇降自由に支持される。
摺動子30を通し窓36から前面に突出させつつ当てら
れ、図4に示すように、各嵌合突部33を対応する嵌合
筒部37内に嵌入し、また、嵌合筒部37の先端を座ぐ
り孔34内に嵌めることによつて、一体の昇降体Bが組
み付けられる。この昇降体Bの前面に突出した摺動子3
0には、既述したとおりにギヤードケーブル12の端末
が固着され、その摺動子30が、アーム28の屈曲部2
9をガイドレール20の開口23に通して円弧形部24
内に嵌合されるとともに、両係合子39の縦溝40にわ
たつて直線部22が挿通されることにより、昇降体Bが
ガイドレール20に沿つた昇降自由に支持される。
【0016】この昇降体Bの背面には、図2に示すよう
に、取付溝18を形成した受板17が取付体27を跨ぐ
ようにして当てられてボルト42により固定され、その
受板17の取付溝18内にガラス板2の下縁が嵌められ
ている。
に、取付溝18を形成した受板17が取付体27を跨ぐ
ようにして当てられてボルト42により固定され、その
受板17の取付溝18内にガラス板2の下縁が嵌められ
ている。
【0017】本実施例はこのような構造になり、ギヤー
ドケーブル12を案内路10に沿つて押しまたは引き運
動させると、その端末に固着された摺動子30が昇降案
内部Aを構成するガイドレール20の円弧形部24内を
摺動し、また、係合子39がガイドレール20の直線部
22を縦溝40により両側から挟むようにして摺動しつ
つ昇降体Bが昇降駆動され、それに伴いガラス板2が案
内溝3に沿つて昇降される。
ドケーブル12を案内路10に沿つて押しまたは引き運
動させると、その端末に固着された摺動子30が昇降案
内部Aを構成するガイドレール20の円弧形部24内を
摺動し、また、係合子39がガイドレール20の直線部
22を縦溝40により両側から挟むようにして摺動しつ
つ昇降体Bが昇降駆動され、それに伴いガラス板2が案
内溝3に沿つて昇降される。
【0018】本実施例によれば、昇降案内部Aが剛性の
高い金属製のガイドレール20で構成されていて、ガラ
ス板2等の重量が加わつても容易に曲がることがないか
ら、摺動子30が円弧形部24内でこじれるおそれがな
く、また、係合子39がガイドレール20の直線部22
を挟んでいるために、昇降体Bの摺動子30の軸線回り
の回動、すなわち、ガラス板2の同軸回りの振れが阻止
されて、ガラス板2の側縁が案内溝3内でこじるおそれ
もない。もちろん、摺動子30、係合子39とも合成樹
脂で形成されていて、ガイドレール20との間の摩擦抵
抗も小さく抑えられるから、上記のこじりの防止と併せ
て、ガラス板2を円滑に昇降させることができる。
高い金属製のガイドレール20で構成されていて、ガラ
ス板2等の重量が加わつても容易に曲がることがないか
ら、摺動子30が円弧形部24内でこじれるおそれがな
く、また、係合子39がガイドレール20の直線部22
を挟んでいるために、昇降体Bの摺動子30の軸線回り
の回動、すなわち、ガラス板2の同軸回りの振れが阻止
されて、ガラス板2の側縁が案内溝3内でこじるおそれ
もない。もちろん、摺動子30、係合子39とも合成樹
脂で形成されていて、ガイドレール20との間の摩擦抵
抗も小さく抑えられるから、上記のこじりの防止と併せ
て、ガラス板2を円滑に昇降させることができる。
【0019】なお、本考案は、ギヤードケーブル12を
ハンドル操作により駆動するようにした手動式の窓開閉
装置にも、同様に適用することができる。
ハンドル操作により駆動するようにした手動式の窓開閉
装置にも、同様に適用することができる。
【図1】本考案の一実施例の一部切欠外観斜視面図であ
る。
る。
【図2】昇降体の昇降案内部分の詳細を示す一部切欠拡
大斜視図である。
大斜視図である。
【図3】昇降体の分解斜視図である。
【図4】昇降案内部分の断面図である。
1:自動車のドア 2:ガラス板 3:案内溝 5:窓
孔 10:案内路 11:導通管部 12:駆動装置
17:受板 20:ガイドレール 21:底面22:直
線部 23:開口 24:円弧形部 26:基板 2
7:取付体 28:アーム 30:摺動子 36:通し
窓 39:係合子 40:縦溝 A:昇降案内部 B:
昇降体
孔 10:案内路 11:導通管部 12:駆動装置
17:受板 20:ガイドレール 21:底面22:直
線部 23:開口 24:円弧形部 26:基板 2
7:取付体 28:アーム 30:摺動子 36:通し
窓 39:係合子 40:縦溝 A:昇降案内部 B:
昇降体
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車のガラス板の昇降により開閉され
る窓孔の下方に、前記ガラス板の昇降方向に沿つた昇降
案内部と、該昇降案内部の上端を駆動ギヤに連通する導
通管部とからなる案内路を配設し、該案内路にギヤード
ケーブルを摺動自由に挿通してその一端側を前記駆動ギ
ヤにかみ合わせるとともに、該ギヤードケーブルの他端
を、前記昇降案内部に昇降自由に嵌装されかつ前記ガラ
ス板の下縁に係合された昇降体に連結し、前記駆動ギヤ
の正逆方向の回転で前記ギヤードケーブルを前記案内路
に沿つて往復運動させることにより、前記ガラス板を昇
降させて前記窓孔を開閉するようにした自動車の窓開閉
装置において、前記案内路の前記昇降案内部を、一方の
側縁に底面と略直角な直線部を、他方の側縁に該底面と
の間に開口を有する円弧形部を一体の板により形成して
なる金属製のガイドレールにより構成して、該円弧形部
内に前記ギヤードケーブルを挿通し、前記昇降体に、前
記ガイドレールの前記円弧形部内に前記開口を通してほ
ぼ緊密にかつ摺動自由に嵌合する合成樹脂製の摺動子を
突設して、該摺動子を前記ギヤードケーブルの端末に固
着するとともに、該昇降体に、前記ガイドレールの前記
直線部を挿通する縦溝を形成した合成樹脂製の係合子を
突設したことを特徴とする自動車の窓開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991019780U JP2555590Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 自動車の窓開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991019780U JP2555590Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 自動車の窓開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04108775U JPH04108775U (ja) | 1992-09-21 |
JP2555590Y2 true JP2555590Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=31905995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991019780U Expired - Fee Related JP2555590Y2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 自動車の窓開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555590Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS564992B2 (ja) * | 1973-06-15 | 1981-02-02 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP1991019780U patent/JP2555590Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04108775U (ja) | 1992-09-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |