JP2555584Y2 - レーザビームプリンタ用モータ - Google Patents

レーザビームプリンタ用モータ

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JP2555584Y2
JP2555584Y2 JP1989090846U JP9084689U JP2555584Y2 JP 2555584 Y2 JP2555584 Y2 JP 2555584Y2 JP 1989090846 U JP1989090846 U JP 1989090846U JP 9084689 U JP9084689 U JP 9084689U JP 2555584 Y2 JP2555584 Y2 JP 2555584Y2
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JP
Japan
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shaft
motor
polygon mirror
rotor
rotor holder
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JP1989090846U
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JPH0329913U (ja
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正春 多和田
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Nidec America Corp
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Nidec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はレーザビームプリンタ用モータに関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来、レーザビームプリンタ用モータは、第3図と第
4図に示す様に、ブラケットaの円筒部bに枢支される
シャフトcと、該円筒部bに外嵌されるステータdと、
シャフトcの一端側に固着されるロータホルダeと、該
ロータホルダeに取付盤fを介してボルトmにて取付け
られる回転多面鏡体gと、該ロータホルダeに取付けら
れるロータマグネットhと、を備えている。iはロータ
ヨーク、jは軸受、kは制御基板、nはホール素子であ
る。
従来のものでは、回転多面鏡gがアルミニウム又はア
ルミ合金から形成されており、従ってそれを高精度に加
工するのに時間を要し、製造コストが高くなる欠点があ
った。
そこで、本考案では、高精度多面鏡体を比較的容易に
製造することができるレーザビームプリンタ用モータを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案のレーザビーム
プリンタ用モータでは、ブラケットと、該ブラケットに
軸受を介して回転自在に支持されたシャフトと、該シャ
フトと一体的に回転するロータホルダ及び多面鏡体と、
該ロータホルダに装着されたロータマグネットと、該ブ
ラケットに装着されたステータと、を具備するレーザビ
ームプリンタ用モータにおいて、該シャフト、該ロータ
ホルダ及び該多面鏡体はプラスチックの一体成形品であ
り、該シャフトの上端に該多面鏡体が位置すると共に該
多面鏡体の外周部下面に円筒状に該ロータホルダが垂下
しており,該多面鏡体は多角形状で、熱歪防止用スリッ
トが多角形状の角部と該シャフトの中心軸とを結ぶ直線
上に設けられ、且つ、該スリットがモータ内外を貫通す
る。
〔作用〕
本考案のレーザビームプリンタ用モータでは、シャフ
ト、ロータホルダ及び多面鏡体がプラスチックの一体成
形品であるため、それらを取付盤やボルト等の固着具ま
たは嵌合等を必要とすることなく成型によって容易に形
成することができる。また、多面鏡体に熱歪防止用スリ
ットが、多角形状の角部とシャフトの中心軸とを結ぶ直
線上に設けられるので、最も熱歪の発生し易い部位にス
リットが位置するようになり、効果的に熱歪を吸収でき
る。更に、スリットがモータ内外を貫通するように設け
られているので、モータ内で発生する熱がスリットを通
して放熱されシャフト、ロータホルダ及び多面鏡体への
熱歪がしにくいモータ構成となる。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
本実施例は、シャフトと回転多面鏡体とを一体化する
と共に、ロータホルダをも一体化したものである。
第1図と第2図は本考案に係るレーザビームプリンタ
用モータを示し、このモータは、ブラケット1の円筒部
2に軸受3、3を介して枢支されるシャフト4と、該シ
ャフト4に連設される回転多面鏡体5と、該鏡体5に垂
設されるロータホルダ6と、該ロータホルダ6にロータ
ヨーク7を介して取付けられるロータマグネット8と、
ブラケット1の円筒部2に外嵌されるステータ9と、ブ
ラケット1のフランジ10に取付られる制御基板11とを、
備えている。12はホール素子である。
しかして、シャフト4とロータホルダ6と回転多面鏡
体5はプラスチックによる一体成形品であり、多面鏡体
5は平面視において(本実施例では)六角形とされ、そ
の下面中先にシャフト4が垂設され、その下面13外周側
に円筒状のロータホルダ6が垂設されている。また、鏡
体5には、中心軸から六角形の角部へ放射状に伸びて設
けられる6本のスリット14…を有している。つまり、こ
のスリット14…は熱歪対策であって、各ミラー面15…
が、凸面又は凹面となってレーザが乱反射しないよう
に、各ミラー面15…を平面状に保持させるためのもので
ある。なお、スリット14の長さ寸法及び幅寸法は、鏡体
5の大きさ、材質等によって変更される。
また、ロータマグネット8は、外鍔部16を有する円筒
体からなり、円筒部17の外周面18がロータヨーク7を介
してロータホルダ6の内周面19に固着され、外鍔部16が
ホール素子12に対面している。
しかして、ロータマグネット8もプラスチックマグネ
ットとすることが可能であり、この場合、このロータマ
グネット8もシャフト4等とともに一体成形品とするこ
ができる。
なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本考案の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、
シャフト4とロータホルダ6と回転多面鏡体5を一体成
型するためのプラスチックとして、アクリロニトリル・
ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂、メタクリル樹脂(P
MMA)等の熱可塑性プラスチックが好適であるが、特に
これに限定されない。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く構成しているので、次に記載する
効果を奏する。
本考案のレーザビームプリンタ用モータでは、シャフ
ト、ロータホルダ及び多面鏡体がプラスチックの一体成
形品であるため、それらを取付盤やボルト等の固着具ま
たは嵌合等を必要とすることなく成型によって容易に形
成することができる。また、多面鏡体に熱歪防止用スリ
ットが、多角形状の角部とシャフトの中心軸とを結ぶ直
線上に設けられるので、最も熱歪の発生し易い部位にス
リットが位置するようになり、効果的に熱歪を吸収でき
る。更に、スリットがモータ内外を貫通するように設け
られているので、モータ内で発生する熱がスリットを通
して放熱されシャフト、ロータホルダ及び多面鏡体への
熱歪がしにくいモータ構成となる。よって、熱歪を起こ
さず高精度の多面鏡体を製作でき、更に、モータが回転
している際も放熱性が良好で熱歪が発生しにくいレーザ
ビームプリンタ用モータが実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は平面
図である。第3図は従来例の断面図、第4図は平面図で
ある。 4……シャフト、5……回転多面鏡体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラケット(1)と、該ブラケット(1)
    に軸受(3、3)を介して回転自在に支持されたシャフ
    ト(4)と、該シャフト(4)と一体的に回転するロー
    タホルダ(6)及び多面鏡体(5)と、該ロータホルダ
    (6)に装着されたロータマグネット(8)と、該ブラ
    ケット(1)に装着されたステータ(9)と、を具備す
    るレーザビームプリンタ用モータにおいて、 該シャフト(4)、該ロータホルダ(6)及び該多面鏡
    体(5)はプラスチックの一体成形品であり、該シャフ
    ト(4)の上端に該多面鏡体(5)が位置すると共に該
    多面鏡体(5)の外周部下面に円筒状に該ロータホルダ
    (6)が垂下しており、該多面鏡体(5)は多角形状
    で、熱歪防止用スリット(14)が多角形状の角部と該シ
    ャフト(4)の中心軸とを結ぶ直線上に設けられ、且
    つ、該スリットがモータ内外を貫通する、ことを特徴と
    するレーザビームプリンタ用モータ。
JP1989090846U 1989-07-31 1989-07-31 レーザビームプリンタ用モータ Expired - Lifetime JP2555584Y2 (ja)

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JPH0329913U JPH0329913U (ja) 1991-03-25
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JPH0329913U (ja) 1991-03-25

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