JP2554787Y2 - 車載警告灯装置 - Google Patents

車載警告灯装置

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JP2554787Y2
JP2554787Y2 JP1991109990U JP10999091U JP2554787Y2 JP 2554787 Y2 JP2554787 Y2 JP 2554787Y2 JP 1991109990 U JP1991109990 U JP 1991109990U JP 10999091 U JP10999091 U JP 10999091U JP 2554787 Y2 JP2554787 Y2 JP 2554787Y2
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Japan
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warning light
mounting
light device
vehicle
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茂行 曽我
東壱 上村
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は新規な車載警告灯装置に
関する。詳しくは、搭載する車両の大きさに応じて取付
脚の位置を最適に調整することが出来ると共に、警光ユ
ニットへの給電用のコードが外部に対して露出すること
の無い新規な車載警告灯装置を提供しようとするもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車の屋根等に取付ける車載警告灯装
置は、警光ユニットを支持したベースを取付脚を介して
自動車の屋根等に取付けるようになっており、そして、
例えば、実公平2−21307号公報に示された車載警
告灯装置にあっては、警光ユニットへの給電等のための
コードをベースの取付脚が位置する部分に形成したコー
ド挿通孔及び取付脚内を通すようにしていると共に、取
付脚がベースに固定的となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来の車載警
告灯装置にあっては、取付脚がベースに対して固定的で
あるので、取付脚の位置が異なるごとに、即ち、車体の
屋根等車載警告灯装置を取付ける部分の大きさが異なる
ごとに、その取付脚の位置を合わせたものを用意してお
けなければならず、在庫量が増えてしまうという問題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】横長のベース上に警光ユ
ニットが設けられベースの下面に取付けられた取付脚を
備えた車載警告灯装置であって、ベースの底部にベース
の長手方向に沿って延びるとともに内側に突出した突条
と該突条に対応した位置にスリットを形成して該スリッ
トに弾性部材を嵌合させ、上記取付脚をその頭部が上記
突条に摺動自在に係合されることによりベースの長手方
向に移動可能に設け、取付脚の上面部とベースのうち取
付脚の上面部と対向した位置とにコード挿通孔をそれぞ
れ形成し、警光ユニットへの給電用のコードを上記コー
ド挿通孔に挿通したものである。
【0005】
【作用】従って、本考案車載警告灯装置にあっては、取
付脚の位置が移動可能であるので、屋根等車載警告灯装
置を取付ける部分の大きさの異なる複数の車種に対して
も一種類の車載警告灯装置で対応することが出来るの
で、従来の車載警告灯装置に比較して、在庫量を著しく
減らすことが出来る。
【0006】また、警光ユニットへの給電用コードを取
付脚の上面部とベースのうち取付脚の上面部と対向した
位置とにそれぞれ形成したコード挿通孔に挿通するよう
にしたので、コードが外部に対して露出することがな
く、コードが露出することによって生じる種々の不都合
が解消される。さらに、ベースのスリット部分は取付脚
の頭部が挿通されている部分以外は弾性部材により塞が
れているので、装置を走る車に取り付けた場合に、空気
がスリットから浸入することによる空気の流れの乱れを
生じることがなく、従って、空気のスムーズな流れをそ
のまま維持することができる。
【0007】
【実施例】以下に本考案車載警告灯装置の詳細を添付図
に示す実施例1に従って説明する。
【0008】2は車載警告灯装置1の主部を為す警告灯
である。
【0009】3は警告灯2のベースであり、例えば、ア
ルミニウムの押出成形品で形成されており、左右方向
(図2における左斜め下方へ向う方向を左側とし、右斜
め上方へ向う方向を右側とする。尚、「右側」、「左
側」は正面から向って見て「右側」、「左側」という意
味であり、同図における左斜め上方へ向う方向は後側、
右斜め下方へ向う方向は前側とする。以下の説明におい
て向きを示すときはこの方向によるものとする。)に長
細く、かつ、長手方向と直交する断面が略薄皿状を為す
ように形成されると共に、その前後両側縁にそれぞれ内
側へ向けて突出した平面部3a、3aが形成され、か
つ、その底部には左右方向に沿って延びるU字状チャン
ネル材を伏せたような突条4、4(図1、図3及び図4
参照)が形成されている。従って、該突条4、4とベー
ス3の底壁5とによって角柱状を為すように形成されて
いる。
【0010】6、6はベース3の上部平面部3a、3a
の左右両端側に偏倚した位置に固定されたグローブであ
り、例えば、所定の警告色を有する透明な合成樹脂によ
って、両端面が閉塞された略楕円筒状に形成されると共
に、その内部の底部にユニット台7、7(図面では一方
のもののみ示してある。)が固定されており、該ユニッ
ト台7、7に警光ユニット8、8(これも一方のものの
み示してある。)が支持されている。
【0011】警光ユニット8は、回転ユニット9と順次
点滅ユニット10とから成る。
【0012】そして、回転ユニット9はユニット台7に
回転自在に支持された回転放物面体状の反射鏡11、1
1とこれら反射鏡11、11に共通の焦点位置に配置さ
れた電球12とから成り、該電球12が点灯した状態で
反射鏡11、11を回転することにより、周囲には閃光
状に点滅しているように見える。
【0013】また、順次点滅ユニット10はユニット台
7に立設されかつ3つの反射部を有する傾斜ミラー13
と前記電球12とにより構成され、前記反射鏡11、1
1の回転に応じて、傾斜ミラー13の3つの反射部13
a、13b及び13cが電球12からの光を、順次、略
前方へ向けて反射するようになっている。
【0014】14はユニット台7に後方を向くように設
けられた反射鏡、15はその発光部が上記反射鏡14の
焦点位置にあるように配置された電球である。
【0015】16、16はスピーカであり、ベース3の
うち前記2つのグローブ6、6に挟まれた部分に固定さ
れ、一方のスピーカ16は前方を向き、他方のスピーカ
16は後方を向くように設けられている。
【0016】17、17は側方から見て横倒U字状を為
すと共に多数の放音孔17a、17a、・・・(図面で
は一部のみ示してある。)が形成されたスピーカカバー
であり、これらスピーカカバー17、17は側方から見
て略楕円筒状を為すようにベース3に取着されており、
スピーカ16、16はこのスピーカカバー17、17に
よって覆われている。
【0017】18、18は警告灯2のベース3の左右両
端寄りの位置に位置調整自在に支持されたブラケットで
あり、警告灯2を車輌に固定された後述する取付台に取
着するためのものである。
【0018】尚、これら2つのブラケット18、18は
互いに同じ構造を有しているので、その構造の説明は、
一方のブラケット18について詳細に行ない、他方のブ
ラケット18については省略する。
【0019】ブラケット18は金属板により形成され、
前記ベース3の幅より稍短い長さをした板状の主部19
と、該主部19の幅方向の両側縁から下方へ向けて突出
した補強片20、20と、主部19の長さ方向の両端縁
から下方へ向けて突出した脚部21、21とが一体に形
成されている。
【0020】そして、主部19の前後両端部よりそれぞ
れ中央に寄った位置に取付孔22、22が形成され、ま
た、脚部21、21には上下方向、即ち、その高さ方向
に沿って延びる長孔23、23が形成されている。
【0021】また、一方のブラケット18の主部19の
略中央部にはコード挿通孔19aが形成されている。
【0022】24、24、・・・は上記ベース3の底壁
5の左右両端寄りのある程度の長さに亘って上記突条
4、4に対応した位置に形成されたスリットである。そ
して、これらスリット24、24の内側端24a、24
a、・・・(以下、「大径部」と言う。)はその余の部
分より大径に形成されている。
【0023】25、25、・・・はボルトであり、その
頭部25a、25a、・・・は上記スリット24、2
4、・・・の幅よりは大きい径をしており、スリット2
4、24、・・・の大径部24a、24aよりは小径に
形成されている。このようなボルト25、25、・・・
は、その頭部25a、25a、・・・がスリット24、
24、・・・の大径部24a、24a、・・・から突条
4、4内に入れられ、これによって、スリット24、2
4、・・・に沿って移動自在にベース3に支持される。
【0024】26はベース3の底壁5の幅方向の略中央
に穿設されたコード挿通孔であり、警告灯2を搭載する
車両に合わせてブラケット18、18の位置が決まって
から、その一方のもの18のコード挿通孔19aに対向
した位置に形成される。
【0025】しかして、ブラケット18、18は、前後
方向に延びる向きで、前記ベース3の下面の左右両端寄
りに位置され、ブラケット18、18の主部19、19
に形成された取付孔22、22、・・・にスリット2
4、24、・・・から突出している上記ボルト25、2
5、・・・を挿通し、該ボルト25、25の主部19、
19から下に突出した部分にナット27、27、・・・
(図1及び図3参照)を螺合することによって、ベース
3の下面に固定される。
【0026】従って、ナット27、27、・・・を緩め
れば、ブラケット18、18をスリット24、24、・
・・に沿って移動させることが出来る。
【0027】28、28は前記ブラケット18の脚部2
1、21に固定されたナットホルダー(図2においては
これらナットホルダーの図示を省略してある。)であ
る。
【0028】尚、これらナットホルダー28、28は、
上記脚部21、21のうち前側のものに取り付けられた
ものと後側のものに取り付けられたものとは、前後の向
きが逆であること以外はいずれも同じ構造をしているの
で、後側の脚部21に取着されたナットホルダー28に
ついて詳細に説明をし、前側の脚部21に取着されたも
のについては上記後側のナットホルダー28の同様の部
分に付した符号と同じ符号を付して説明を省略する。
【0029】ナットホルダー28は、その長さ(上下方
向の寸法)がブラケット18の脚部21の高さより稍短
く、かつ、幅(左右方向の寸法)が上記脚部21の幅と
略等しい矩形の板状を為すと共に、その左右方向におけ
る中央部が前方に突出するように折り曲げられて、後方
を向いた浅溝が形成されている。即ち、ナットホルダー
28は中央部の前方へ突出した部分28a(以下、「支
持部」と言う。)と、該支持部28aの稍後方で左右両
脇に位置した部分28b、28b(以下、「取付部」と
言う。)と、該取付部28b、28bと支持部28aの
左右両縁との間を連結している上下方向に細長い部分2
8c、28c(以下、「連続部」と言う。)とが、金属
板により一体に形成されており、支持部28aには前記
ブラケット18の長孔23の幅より稍広い幅を有し、上
方に開口した略U字状の切欠28dが形成されている。
【0030】そして、ナットホルダー28はブラケット
18の脚部21の内側の面に、その切欠28dが長孔2
3と対向する状態で固定される。
【0031】尚、ナットホルダー28の脚部21への取
付は、例えば、ナットホルダーの取付部28b、28b
を脚部21にスポット溶接することにより為される。
【0032】しかして、ナットホルダー28の支持部2
8aとナットホルダー28が取着された脚部21との間
に比較的薄い空間29が形成されると共に、該空間29
の左右両側部を除く部分の大部分は長孔23及び切欠2
8dにより前後に開口し、かつ、上記空間29の左右両
側部に互いに内側を向いて略コ字形に開いた上下方向に
長い支持溝29a、29aが形成される。
【0033】30は後述する車載取付台に支持されたボ
ルトが螺合されるナットであり、その主部30aが所謂
「六角ナット」構造を有すると共に、主部30aの軸方
向における一端面にナットホルダー28の支持部28a
に形成された切欠28dの幅より稍小さい外径を有する
環状の突部30bが一体に形成されている。尚、ナット
30の螺孔30cは主部30a及び突部30bに亘って
形成されている。
【0034】そして、これらナット30は、前記空間2
9、即ち、ブラケット18の脚部21とナットホルダー
28の支持部28aとの間の空間29に上下方向へ一定
の範囲内で移動自在に、かつ、回り止めが為された状態
で支持される。
【0035】即ち、ナット30は、その主部30aのう
ち軸心を挟んで反対側に位置した2つの側端部が前記空
間29の支持溝29a、29aに摺動自在に係合するこ
とによって上下方向へ移動可能に支持され、その突部3
0bがナットホルダー28の切欠28dの下端縁に当接
することによって前記空間29から下方へ抜け落ちるの
が阻止され、主部30aがブラケット18の主部19と
脚部21とが連続した屈曲部に下方から当接することに
よって空間29から上方への抜けが阻止されており、更
に、ナット30の主部30aの外周面のうち互いに平行
に対向する2つの部分がナットホルダー28の連続部2
8c、28cの内側面と摺動自在に接触されていて、そ
れにより、ナット30の回り止めが為されている。
【0036】しかして、ナット30はブラケット18に
その高さ方向における位置を調整することができる状態
で支持されている。
【0037】尚、ナットホルダー28のブラケット18
への取り付けは、これらの間にナット30を配置した状
態で行なわれる。
【0038】31、31は車輌の屋根の左右方向に適宜
離間した2箇所にそれぞれ固定される取付台である。
尚、取付台31、31は同一形状をしているため、その
うちの一方についてのみ説明し、他方については一方の
ものの同様の部分に付した符号と同一の符号を付して説
明を省略する。
【0039】取付台31はブラケット18の長さより稍
長く前後方向に長い底板32と、該底板32の前後両端
部から上方へ向けて突出し、かつ、前後方向から見て略
扇形を為す立上部33、33と底板32の左右両側部か
ら立設された補強壁34、34とが一体に形成されて成
り、立上部33、33の略上方斜め前方又は後方を向く
面に凹部33a、33aが形成され、立上部33、33
の互いに対向する対向面33b、33bと上記凹部33
a、33aとの間の壁部33c、33cの略中央部にこ
こを前後方向へ貫通したボルト挿通孔35、35が形成
されている。
【0040】36、36は底板32の前後両端寄りの位
置に形成された取付孔である。
【0041】また、37は底板32の中央部に形成され
たコード挿通孔である。尚、コード挿通孔37は一方の
取付台31にのみ形成されれば良い。
【0042】しかして、取付台31、31は左右方向へ
互いに所定の距離、即ち、前記2つのブラケット18と
18との間の距離と同じ距離離間した状態で、車輌の屋
根38に固定される。即ち、底板32、32に形成され
た取付孔36、36、・・・に挿通されたボルト39、
39、・・・を屋根38に挿通し、ナット40、40に
螺合することによって行なわれる。
【0043】そこで、警告灯2の上記取付台31、31
への取付は、次のように行なう。
【0044】即ち、警告灯2のブラケット18、18の
脚部21、21、・・・を取付台31、31の立上部3
3、33、・・・の前記対向面33b、33b、・・・
と対向させると共に、ボルト41、41 、・・・を取
付台31、31のボルト挿通孔35、35、・・・とブ
ラケット18、18の脚部21、21・・・の長孔2
3、23、・・・に挿通し、かつ、ナット30、30、
・・・に螺合する。
【0045】これにより、左右各別のブラケット18、
18の脚部21、21、・・・と取付台31、31の立
上部33、33、・・・とがボルト41、41 、・・
・及びナット30、30、・・・によって互いに締結さ
れ、警告灯2が取付台31、31に固定されることにな
る。
【0046】42は上記警光ユニット8、8やスピーカ
16、16等に給電したり制御信号を送るための配線を
束ねたコードであり、該コード42はベース3のコード
挿通孔26、取付台31のコード挿通孔37及び車両の
屋根38に穿設されたコード挿通孔38aを挿通され
る。
【0047】そして、警告灯2をこのように車輌に搭載
した状態において、警告灯2の当該車輌に対する傾きを
調整することが出来る。
【0048】この傾き調整は、例えば、ブラケット1
8、18と取付台31、31とを締結しているボルト4
1、41 、・・・の全部又は一部のナット30、3
0、・・・に対する締結力を適当にゆるめた状態で、警
告灯2を上下方向へ動かすことにより行ない、警告灯2
の前後いずれか一方の端部を上方又は下方へ押圧すれば
警告灯2の前後方向における傾きが調整され、また、警
告灯2の左右いずれか一方の端部を上方又は下方へ押圧
すれば警告灯2の左右方向における傾きが調整される。
【0049】従って、例えば、警告灯2を取付台31、
31に取り付けた際の姿勢が前上がりに傾いているとき
は、ボルト41、41 、・・・を稍ゆるめた状態で、
警告灯2の前端部を下方へ押圧しあるいは後端部を上方
へ押圧すれば、ナット30がブラケット18、18に対
して相対的に上下方向へ移動してブラケット18、18
の取付台31、31に対する締結位置が上下方向へ変位
するので、警告灯2を略水平な姿勢とすることができ
る。
【0050】そして、警告灯2の姿勢をこのようにして
調整した後、再びボルト41、41、・・・を締め付け
れば、警告灯2が上記調整が為された姿勢のまま取付台
31、31に固定されることになる。
【0051】43は両端部を除いた部分43aが蛇腹状
に形成されたゴム製の保護筒であり、該保護筒43の上
下両端部が警告灯1のコード挿通孔26と車体の屋根3
8のコード挿通孔38aとに各別に係着され、この保護
筒43の中を上記警光ユニット6等への給電のため等の
上記コード42が挿通される。
【0052】尚、44、44、・・・はベース3に形成
されたスリット24、24、・・・に嵌合されて、ボル
ト25、25、・・・が挿通されている部分以外の部分
を閉塞するゴム製のパッキングである。
【0053】上記した車載警告灯装置1にあっては、ブ
ラケット18、18を警告灯2のベース3に対して移動
可能にしてあるので、各種大きさの車両に対しても共通
のベースを使用したり、警告灯自体を共通化することが
出来る。
【0054】
【考案の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本考案車載警告灯装置は、横長のベース上に警光ユ
ニットが設けられベースの下面に取付けられた取付脚を
備えた車載警告灯装置であって、ベースの底部にベース
の長手方向に沿って延びるとともに内側に突出した突条
と該突条に対応した位置にスリットを形成して該スリッ
トに弾性部材を嵌合させ、上記取付脚をその頭部が上記
突条に摺動自在に係合されることによりベースの長手方
向に移動可能に設け、取付脚の上面部とベースのうち取
付脚の上面部と対向した位置とにコード挿通孔をそれぞ
れ形成し、警光ユニットへの給電用のコードを上記コー
ド挿通孔に挿通したことを特徴とする。
【0055】従って、本考案車載警告灯装置にあって
は、取付脚の位置が移動可能であるので、屋根等車載警
告灯装置を取付ける部分の大きさの異なる複数の車種に
対しても一種類の車載警告灯装置で対応することが出来
るので、従来の車載警告灯装置に比較して、在庫量を著
しく減らすことが出来る。
【0056】また、警光ユニットへの給電用コードを取
付脚の上面部とベースのうち取付脚の上面部と対向した
位置とにそれぞれ形成したコード挿通孔に挿通するよう
にしたので、コードが外部に対して露出することがな
く、コードが露出することによって生じる種々の不都合
が解消される。さらに、ベースのスリット部分は取付脚
の頭部が挿通されている部分以外は弾性部材により塞が
れているので、装置を走る車に取り付けた場合に、空気
がスリットから浸入することによる空気の流れの乱れを
生じることがなく、従って、空気のスムーズな流れをそ
のまま維持することができる。
【0057】尚、上記実施例において示した具体的な形
状乃至構造は何れも本考案の具体化に当たってのほんの
一例を示したものにすぎず、これらによって本考案の技
術的範囲が限定的に解釈されるものではない。例えば、
警光ユニットとは、上記実施例で示したようなもののみ
を指称するものではなく、当該警告灯装置を装備した車
両外のものに対して警告的効果を奏する発光ユニットで
あればよく、回転ユニットのみのもの、順次点滅ユニッ
トだけのもの、その他の発光ユニット等種々のものが有
り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案車載警告灯装置の実施の一例を示し、車
体に装着された状態を一部を切断して示す拡大側面図で
ある。
【図2】警告灯及び取付台を分離し、警告灯を一部切り
欠いて示す斜視図である。
【図3】図1の要部を拡大して示す断面図である。
【図4】図3の各部を分解して示す断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】要部の斜視図である。
【図7】要部を分解して示す斜視図である。
【図8】車体に装着された状態を一部を省略して示す拡
大正面図である。
【図9】ブラケットを一部を分解しかつ切断して示す拡
大斜視図である。
【符号の説明】
1 車載警告灯装置 3 ベース4 突条 8 警光ユニット 18 取付脚 19 取付脚の上面部 19a 取付脚のコード挿通孔24 スリット 25 取付脚の頭部 26 ベースのコード挿通孔 42 コード44 弾性部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長のベース上に警光ユニットが設けら
    れベースの下面に取付けられた取付脚を備えた車載警告
    灯装置であって、ベースの底部にベースの長手方向に沿
    って延びるとともに内側に突出した突条と該突条に対応
    した位置にスリットを形成して該スリットに弾性部材を
    嵌合させ、上記取付脚をその頭部が上記突条に摺動自在
    に係合されることによりベースの長手方向に移動可能に
    設け、取付脚の上面部とベースのうち取付脚の上面部と
    対向した位置とにコード挿通孔をそれぞれ形成し、警光
    ユニットへの給電用のコードを上記コード挿通孔に挿通
    したことを特徴とする車載警告灯装置。
JP1991109990U 1991-12-14 1991-12-14 車載警告灯装置 Expired - Lifetime JP2554787Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015118751A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 名古屋電機工業株式会社 警光灯

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