JP2584377B2 - 車載警告灯装置 - Google Patents
車載警告灯装置Info
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- JP2584377B2 JP2584377B2 JP33932991A JP33932991A JP2584377B2 JP 2584377 B2 JP2584377 B2 JP 2584377B2 JP 33932991 A JP33932991 A JP 33932991A JP 33932991 A JP33932991 A JP 33932991A JP 2584377 B2 JP2584377 B2 JP 2584377B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- warning light
- base
- mounting
- light device
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な車載警告灯装置に
関する。詳しくは、搭載する車両の大きさに応じて取付
脚の位置を最適に調整することが出来ると共に、取付脚
の位置の如何に関わらず、本体側のコード挿通孔の位置
を変更する必要がない新規な車載警告灯装置を提供しよ
うとするものである。
関する。詳しくは、搭載する車両の大きさに応じて取付
脚の位置を最適に調整することが出来ると共に、取付脚
の位置の如何に関わらず、本体側のコード挿通孔の位置
を変更する必要がない新規な車載警告灯装置を提供しよ
うとするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の屋根等に取付ける車載警告灯装
置は、警光ユニットを支持したベースを取付脚を介して
自動車の屋根等に取付けるようになっており、そして、
例えば、実公平2−21307号公報に示された車載警
告灯装置にあっては、警光ユニットへの給電等のための
コードをベースの取付脚が位置する部分に形成したコー
ド挿通孔及び取付脚内を通すようにしていた。
置は、警光ユニットを支持したベースを取付脚を介して
自動車の屋根等に取付けるようになっており、そして、
例えば、実公平2−21307号公報に示された車載警
告灯装置にあっては、警光ユニットへの給電等のための
コードをベースの取付脚が位置する部分に形成したコー
ド挿通孔及び取付脚内を通すようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の車載警
告灯装置にあっては、取付脚の位置が異なるごとに、即
ち、車体の屋根等車載警告灯装置を取付ける部分の大き
さが異なるごとに、その取付脚の位置に合わせた位置に
コード挿通孔を形成したものを用意しておけなければな
らず、在庫量が増えてしまうという問題があった。
告灯装置にあっては、取付脚の位置が異なるごとに、即
ち、車体の屋根等車載警告灯装置を取付ける部分の大き
さが異なるごとに、その取付脚の位置に合わせた位置に
コード挿通孔を形成したものを用意しておけなければな
らず、在庫量が増えてしまうという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明車載警告灯装置
は、上記した課題を解決するために、横長のベース上に
警光ユニットが設けられベースの下面に取付けられた取
付脚を備えた車載警告灯装置であって、上記取付脚をベ
ースの長手方向に移動可能に設け、取付脚の側面とベー
スにコード挿通孔をそれぞれ形成し、警光ユニットへの
給電用のコードを上記コード挿通孔に挿通したものであ
る。
は、上記した課題を解決するために、横長のベース上に
警光ユニットが設けられベースの下面に取付けられた取
付脚を備えた車載警告灯装置であって、上記取付脚をベ
ースの長手方向に移動可能に設け、取付脚の側面とベー
スにコード挿通孔をそれぞれ形成し、警光ユニットへの
給電用のコードを上記コード挿通孔に挿通したものであ
る。
【0005】
【作用】従って、本発明車載警告灯装置にあっては、コ
ードを取付脚の側壁に形成したコード挿通孔に挿通する
ので、取付脚の位置に関わらず、ベースに設けるコード
挿通孔の位置は変える必要がなく、しかも、取付脚の位
置は移動可能であるので、屋根等車載警告灯装置を取付
ける部分の大きさの異なる複数の車種に対しても一種類
の車載警告灯装置で対応することが出来るので、従来の
車載警告灯装置に比較して、在庫量を著しく減らすこと
が出来る。
ードを取付脚の側壁に形成したコード挿通孔に挿通する
ので、取付脚の位置に関わらず、ベースに設けるコード
挿通孔の位置は変える必要がなく、しかも、取付脚の位
置は移動可能であるので、屋根等車載警告灯装置を取付
ける部分の大きさの異なる複数の車種に対しても一種類
の車載警告灯装置で対応することが出来るので、従来の
車載警告灯装置に比較して、在庫量を著しく減らすこと
が出来る。
【0006】
【実施例】以下に本発明車載警告灯装置の詳細を添付図
に示す実施例1に従って説明する。
に示す実施例1に従って説明する。
【0007】2は車載警告灯装置1の主部を為す警告灯
である。
である。
【0008】3は警告灯2のベースであり、例えば、ア
ルミニウムの押出成形品で形成されており、左右方向
(図2における左斜め下方へ向う方向を左側とし、右斜
め上方へ向う方向を右側とする。尚、「右側」、「左
側」は正面から向って見て「右側」、「左側」という意
味であり、同図における左斜め上方へ向う方向は後側、
右斜め下方へ向う方向は前側とする。以下の説明におい
て向きを示すときはこの方向によるものとする。)に長
細く、かつ、長手方向と直交する断面が略皿状を為すよ
うに形成されると共に、その前後両側縁にそれぞれ内側
へ向けて突出した平面部3a、3aが形成され、かつ、
その底部には左右方向に沿って延びるU字状チャンネル
材を伏せたような突条4、4(図1、図3及び図4参
照)が形成されている。従って、該突条4、4とベース
3の底壁5とによって角柱状を為すように形成されてい
る。
ルミニウムの押出成形品で形成されており、左右方向
(図2における左斜め下方へ向う方向を左側とし、右斜
め上方へ向う方向を右側とする。尚、「右側」、「左
側」は正面から向って見て「右側」、「左側」という意
味であり、同図における左斜め上方へ向う方向は後側、
右斜め下方へ向う方向は前側とする。以下の説明におい
て向きを示すときはこの方向によるものとする。)に長
細く、かつ、長手方向と直交する断面が略皿状を為すよ
うに形成されると共に、その前後両側縁にそれぞれ内側
へ向けて突出した平面部3a、3aが形成され、かつ、
その底部には左右方向に沿って延びるU字状チャンネル
材を伏せたような突条4、4(図1、図3及び図4参
照)が形成されている。従って、該突条4、4とベース
3の底壁5とによって角柱状を為すように形成されてい
る。
【0009】6、6はベース3の上部平面部3a、3a
の左右両端側に偏倚した位置に固定されたグローブであ
り、例えば、所定の警告色を有する透明な合成樹脂によ
って、両端面が閉塞された略楕円筒状に形成されると共
に、その内部の底部にユニット台7、7(図面では一方
のもののみ示してある。)が固定されており、該ユニッ
ト台7、7に警光ユニット8、8(これも一方のものの
み示してある。)が支持されている。
の左右両端側に偏倚した位置に固定されたグローブであ
り、例えば、所定の警告色を有する透明な合成樹脂によ
って、両端面が閉塞された略楕円筒状に形成されると共
に、その内部の底部にユニット台7、7(図面では一方
のもののみ示してある。)が固定されており、該ユニッ
ト台7、7に警光ユニット8、8(これも一方のものの
み示してある。)が支持されている。
【0010】警光ユニット8は、回転ユニット9と順次
点滅ユニット10から成る。
点滅ユニット10から成る。
【0011】そして、回転ユニット9はユニット台7に
回転自在に支持された回転放物面体状の反射鏡11、1
1とこれら反射鏡11、11に共通の焦点位置に配置さ
れた電球12とから成り、該電球12が点灯した状態で
反射鏡11、11を回転することにより、周囲には閃光
状に点滅しているように見える。
回転自在に支持された回転放物面体状の反射鏡11、1
1とこれら反射鏡11、11に共通の焦点位置に配置さ
れた電球12とから成り、該電球12が点灯した状態で
反射鏡11、11を回転することにより、周囲には閃光
状に点滅しているように見える。
【0012】また、順次点滅ユニット10はユニット台
7に立設されかつ3つの反射部を有する傾斜ミラー13
と前記電球12により構成され、前記反射鏡11、11
の回転位置に応じて、傾斜ミラー13の3つの反射部1
3a、13b及び13cが電球12からの光を、順次、
略前方へ向けて反射するようになっている。
7に立設されかつ3つの反射部を有する傾斜ミラー13
と前記電球12により構成され、前記反射鏡11、11
の回転位置に応じて、傾斜ミラー13の3つの反射部1
3a、13b及び13cが電球12からの光を、順次、
略前方へ向けて反射するようになっている。
【0013】14はユニット台7に後方を向くように設
けられた反射鏡、15はその発光部が上記反射鏡14の
焦点位置にあるように配置された電球である。
けられた反射鏡、15はその発光部が上記反射鏡14の
焦点位置にあるように配置された電球である。
【0014】16、16はスピーカであり、ベース3の
うち前記2つのグローブ6、6に挟まれた部分に固定さ
れ、一方のスピーカ16は前方を向き、他方のスピーカ
16は後方を向くように設けられている。
うち前記2つのグローブ6、6に挟まれた部分に固定さ
れ、一方のスピーカ16は前方を向き、他方のスピーカ
16は後方を向くように設けられている。
【0015】17、17は側方から見て横倒U字状を為
すと共に多数の放音孔17a、17a、・・・(図面で
は一部のみ示してある。)が形成されたスピーカカバー
であり、これらスピーカカバー17、17は側方から見
て略楕円筒状を為すようにベース3に取着されており、
スピーカ16、16はこのスピーカカバー17、17に
よって覆われている。
すと共に多数の放音孔17a、17a、・・・(図面で
は一部のみ示してある。)が形成されたスピーカカバー
であり、これらスピーカカバー17、17は側方から見
て略楕円筒状を為すようにベース3に取着されており、
スピーカ16、16はこのスピーカカバー17、17に
よって覆われている。
【0016】18、18は警告灯2のベース3の左右両
端寄りの位置に位置調整自在に支持されたブラケットで
あり、警告灯2を車輌に固定された後述する取付台に取
着するためのものである。
端寄りの位置に位置調整自在に支持されたブラケットで
あり、警告灯2を車輌に固定された後述する取付台に取
着するためのものである。
【0017】尚、これら2つのブラケット18、18は
互いに同じ構造を有しているので、その構造の説明は、
一方のブラケット18について詳細に行ない、他方のブ
ラケット18については省略する。
互いに同じ構造を有しているので、その構造の説明は、
一方のブラケット18について詳細に行ない、他方のブ
ラケット18については省略する。
【0018】ブラケット18は金属板により形成され、
前記ベース3の幅より稍短い長さをした板状の主部19
と、該主部19の幅方向の両側縁から下方へ向けて突出
した補強片20、20と、主部19の長さ方向の両端縁
から下方へ向けて突出した脚部21、21とが一体に形
成されている。
前記ベース3の幅より稍短い長さをした板状の主部19
と、該主部19の幅方向の両側縁から下方へ向けて突出
した補強片20、20と、主部19の長さ方向の両端縁
から下方へ向けて突出した脚部21、21とが一体に形
成されている。
【0019】そして、主部19の前後両端部よりそれぞ
れ中央に寄った位置に取付孔22、22が形成され、ま
た、脚部21、21には上下方向、即ち、その高さ方向
に沿って延びる長孔23、23が形成されている。
れ中央に寄った位置に取付孔22、22が形成され、ま
た、脚部21、21には上下方向、即ち、その高さ方向
に沿って延びる長孔23、23が形成されている。
【0020】24、24、・・・は上記ベース3の底壁
5の左右両端寄りのある程度の長さに亘って上記突条
4、4に対応した位置に形成されたスリットである。そ
して、これらスリット24、24の内側端24a、24
a、・・・はその余の部分より大径に形成されている。
5の左右両端寄りのある程度の長さに亘って上記突条
4、4に対応した位置に形成されたスリットである。そ
して、これらスリット24、24の内側端24a、24
a、・・・はその余の部分より大径に形成されている。
【0021】25、25、・・・はボルトであり、その
頭部25a、25a、・・・は上記スリット24、2
4、・・・よりは大径で、スリット24、24、・・・
の大径部24a、24aよりは小径に形成されている。
このようなボルト25、25、・・・は、その頭部25
a、25a、・・・がスリット24、24、・・・の大
径部24a、24a、・・・から突条4、4内に入れら
れ、これによって、スリット24、24、・・・に沿っ
て移動自在にベース3に支持される。
頭部25a、25a、・・・は上記スリット24、2
4、・・・よりは大径で、スリット24、24、・・・
の大径部24a、24aよりは小径に形成されている。
このようなボルト25、25、・・・は、その頭部25
a、25a、・・・がスリット24、24、・・・の大
径部24a、24a、・・・から突条4、4内に入れら
れ、これによって、スリット24、24、・・・に沿っ
て移動自在にベース3に支持される。
【0022】26はベース3の底壁5の一端部のスリッ
ト24、24の大径部24a、24aより稍中央寄りで
ベース3の幅方向の略中央に穿設されたコード挿通孔で
ある。
ト24、24の大径部24a、24aより稍中央寄りで
ベース3の幅方向の略中央に穿設されたコード挿通孔で
ある。
【0023】しかして、ブラケット18、18は、前後
方向に延びる向きで、前記ベース3の下面の左右両端寄
りに位置され、ブラケット18、18の主部19、19
に形成された取付孔22、22、・・・にスリット2
4、24、・・・から突出している上記ボルト25、2
5、・・・を挿通し、該ボルト25、25の主部19、
19から下に突出した部分にナット27、27、・・・
(図1及び図3参照)を螺合することによって、ベース
3の下面に固定されている。
方向に延びる向きで、前記ベース3の下面の左右両端寄
りに位置され、ブラケット18、18の主部19、19
に形成された取付孔22、22、・・・にスリット2
4、24、・・・から突出している上記ボルト25、2
5、・・・を挿通し、該ボルト25、25の主部19、
19から下に突出した部分にナット27、27、・・・
(図1及び図3参照)を螺合することによって、ベース
3の下面に固定されている。
【0024】従って、ナット27、27、・・・を緩め
れば、ブラケット18、18をスリット24、24、・
・・に沿って移動させることが出来る。
れば、ブラケット18、18をスリット24、24、・
・・に沿って移動させることが出来る。
【0025】28、28は前記ブラケット18の脚部2
1、21に固定されたナットホルダー(図2においては
これらナットホルダーの図示を省略してある。)であ
る。
1、21に固定されたナットホルダー(図2においては
これらナットホルダーの図示を省略してある。)であ
る。
【0026】尚、これらナットホルダー28、28は、
上記脚部21、21のうち前側のものに取り付けられた
ものと後側のものに取り付けられたものとは、前後の向
きが逆であること以外はいずれも同じ構造をしているの
で、後側の脚部21に取着されたナットホルダー28に
ついて詳細に説明をし、前側の脚部21に取着されたも
のについては上記後側のナットホルダー28の同様の部
分に付した符号と同じ符号を付して説明を省略する。
上記脚部21、21のうち前側のものに取り付けられた
ものと後側のものに取り付けられたものとは、前後の向
きが逆であること以外はいずれも同じ構造をしているの
で、後側の脚部21に取着されたナットホルダー28に
ついて詳細に説明をし、前側の脚部21に取着されたも
のについては上記後側のナットホルダー28の同様の部
分に付した符号と同じ符号を付して説明を省略する。
【0027】ナットホルダー28は、その長さ(上下方
向の寸法)がブラケット18の脚部21の高さより稍短
く、かつ、幅(左右方向の寸法)が上記脚部21の幅と
略等しい矩形の板状を為すと共に、その左右方向におけ
る中央部が前方に突出するように折り曲げられて、後方
を向いた浅溝が形成されている。即ち、ナットホルダー
28は中央部の前方へ突出した部分28a(以下、「支
持部」と言う。)と、該支持部28aの稍後方で左右両
脇に位置した部分28b、28b(以下、「取付部」と
言う。)と、該取付部28b、28bと支持部28aの
左右両縁との間を連結している上下方向に細長い部分2
8c、28c(以下、「連続部」と言う。)とが、金属
板により一体に形成されており、支持部28aには前記
ブラケット18の長孔23の幅より稍広い幅を有し、上
方に開口した略U字状の切欠28dが形成されている。
向の寸法)がブラケット18の脚部21の高さより稍短
く、かつ、幅(左右方向の寸法)が上記脚部21の幅と
略等しい矩形の板状を為すと共に、その左右方向におけ
る中央部が前方に突出するように折り曲げられて、後方
を向いた浅溝が形成されている。即ち、ナットホルダー
28は中央部の前方へ突出した部分28a(以下、「支
持部」と言う。)と、該支持部28aの稍後方で左右両
脇に位置した部分28b、28b(以下、「取付部」と
言う。)と、該取付部28b、28bと支持部28aの
左右両縁との間を連結している上下方向に細長い部分2
8c、28c(以下、「連続部」と言う。)とが、金属
板により一体に形成されており、支持部28aには前記
ブラケット18の長孔23の幅より稍広い幅を有し、上
方に開口した略U字状の切欠28dが形成されている。
【0028】そして、ナットホルダー28はブラケット
18の脚部21の内側の面に、その切欠28dが長孔2
3と対向する状態で固定される。
18の脚部21の内側の面に、その切欠28dが長孔2
3と対向する状態で固定される。
【0029】尚、ナットホルダー28の脚部21への取
付は、例えば、ナットホルダーの取付部28b、28b
を脚部21にスポット溶接することにより為される。
付は、例えば、ナットホルダーの取付部28b、28b
を脚部21にスポット溶接することにより為される。
【0030】しかして、ナットホルダー28の支持部2
8aとナットホルダー28が取着された脚部21との間
に比較的薄い空間29が形成されると共に、該空間29
の左右両側部を除く部分の大部分は長孔23及び切欠2
8dにより前後に開口し、かつ、上記空間29の左右両
側部に互いに内側を向いて略コ字形に開いた上下方向に
長い支持溝29a、29aが形成される。
8aとナットホルダー28が取着された脚部21との間
に比較的薄い空間29が形成されると共に、該空間29
の左右両側部を除く部分の大部分は長孔23及び切欠2
8dにより前後に開口し、かつ、上記空間29の左右両
側部に互いに内側を向いて略コ字形に開いた上下方向に
長い支持溝29a、29aが形成される。
【0031】30は後述する車載取付台に支持されたボ
ルトが螺合されるナットであり、その主部30aが所謂
「六角ナット」構造を有すると共に、主部30aの軸方
向における一端面にナットホルダー28の支持部28a
に形成された切欠28dの幅より稍小さい外径を有する
環状の突部30bが一体に形成されている。尚、ナット
30の螺孔30cは主部30a及び突部30bに亘って
形成されている。
ルトが螺合されるナットであり、その主部30aが所謂
「六角ナット」構造を有すると共に、主部30aの軸方
向における一端面にナットホルダー28の支持部28a
に形成された切欠28dの幅より稍小さい外径を有する
環状の突部30bが一体に形成されている。尚、ナット
30の螺孔30cは主部30a及び突部30bに亘って
形成されている。
【0032】そして、これらナット30は、前記空間2
9、即ち、ブラケット18の脚部21とナットホルダー
28の支持部28aとの間の空間29に上下方向へ一定
の範囲内で移動自在に、かつ、回り止めが為された状態
で支持される。
9、即ち、ブラケット18の脚部21とナットホルダー
28の支持部28aとの間の空間29に上下方向へ一定
の範囲内で移動自在に、かつ、回り止めが為された状態
で支持される。
【0033】即ち、ナット30は、その主部30aのう
ち軸心を挟んで反対側に位置した2つの側端部が前記空
間29の支持溝29a、29aに摺動自在に係合するこ
とによって上下方向へ移動可能に支持され、その突部3
0bがナットホルダー28の切欠28dの下端縁に当接
することによって前記空間29から下方へ抜け落ちるの
が阻止され、主部30aがブラケット18の主部19と
脚部21とが連続した屈曲部に下方から当接することに
よって空間29から上方への抜けが阻止されており、更
に、ナット30の主部30aの外周面のうち互いに平行
に対向する2つの部分がナットホルダー28の連続部2
8c、28cの内側面と摺動自在に接触されていて、そ
れにより、ナット30の回り止めが為されている。
ち軸心を挟んで反対側に位置した2つの側端部が前記空
間29の支持溝29a、29aに摺動自在に係合するこ
とによって上下方向へ移動可能に支持され、その突部3
0bがナットホルダー28の切欠28dの下端縁に当接
することによって前記空間29から下方へ抜け落ちるの
が阻止され、主部30aがブラケット18の主部19と
脚部21とが連続した屈曲部に下方から当接することに
よって空間29から上方への抜けが阻止されており、更
に、ナット30の主部30aの外周面のうち互いに平行
に対向する2つの部分がナットホルダー28の連続部2
8c、28cの内側面と摺動自在に接触されていて、そ
れにより、ナット30の回り止めが為されている。
【0034】しかして、ナット30はブラケット18に
その高さ方向における位置を調整することができる状態
で支持されている。
その高さ方向における位置を調整することができる状態
で支持されている。
【0035】尚、ナットホルダー28のブラケット18
への取り付けは、これらの間にナット30を配置した状
態で行なわれる。
への取り付けは、これらの間にナット30を配置した状
態で行なわれる。
【0036】31、31は車輌の屋根の左右方向に適宜
離間した2箇所にそれぞれ固定される取付台である。
尚、取付台31、31は同一形状をしているため、その
うちの一方についてのみ説明し、他方については一方の
ものの同様の部分に付した符号と同一の符号を付して説
明を省略する。
離間した2箇所にそれぞれ固定される取付台である。
尚、取付台31、31は同一形状をしているため、その
うちの一方についてのみ説明し、他方については一方の
ものの同様の部分に付した符号と同一の符号を付して説
明を省略する。
【0037】取付台31はブラケット18の長さより稍
長く前後方向に長い底板32と、該底板32の前後両端
部から上方へ向けて突出し、かつ、前後方向から見て略
扇形を為す立上部33、33と底板32の左右両側部か
ら立設された補強壁34、34とが一体に形成されて成
り、立上部33、33の略上方斜め前方又は後方を向く
面に凹部33a、33aが形成され、立上部33、33
の互いに対向する対向面33b、33bと上記凹部33
a、33aとの間の壁部33c、33cの略中央部にこ
こを前後方向へ貫通したボルト挿通孔35、35が形成
されている。
長く前後方向に長い底板32と、該底板32の前後両端
部から上方へ向けて突出し、かつ、前後方向から見て略
扇形を為す立上部33、33と底板32の左右両側部か
ら立設された補強壁34、34とが一体に形成されて成
り、立上部33、33の略上方斜め前方又は後方を向く
面に凹部33a、33aが形成され、立上部33、33
の互いに対向する対向面33b、33bと上記凹部33
a、33aとの間の壁部33c、33cの略中央部にこ
こを前後方向へ貫通したボルト挿通孔35、35が形成
されている。
【0038】36、36は底板32の前後両端寄りの位
置に形成された取付孔である。
置に形成された取付孔である。
【0039】また、37は一方の補強壁34に、38は
底板32の中央部に、それぞれ形成されたコード挿通孔
である。尚、コード挿通孔37は一方の取付台31にの
み形成されれば良い。
底板32の中央部に、それぞれ形成されたコード挿通孔
である。尚、コード挿通孔37は一方の取付台31にの
み形成されれば良い。
【0040】しかして、取付台31、31は左右方向へ
互いに所定の距離、即ち、前記2つのブラケット18と
18との間の距離と同じ距離離間した状態で、車輌の屋
根39に、直接に、あるいは、該屋根39に搭載された
支持部材40を介して固定される。即ち、底板32、3
2に形成された取付孔36、36、・・・に挿通された
ボルト41、41、・・・を屋根39又は支持部材40
に挿通し、ナット42、42に螺合することによって行
なわれる。
互いに所定の距離、即ち、前記2つのブラケット18と
18との間の距離と同じ距離離間した状態で、車輌の屋
根39に、直接に、あるいは、該屋根39に搭載された
支持部材40を介して固定される。即ち、底板32、3
2に形成された取付孔36、36、・・・に挿通された
ボルト41、41、・・・を屋根39又は支持部材40
に挿通し、ナット42、42に螺合することによって行
なわれる。
【0041】そこで、警告灯2の上記取付台31、31
への取付は、次のように行なう。
への取付は、次のように行なう。
【0042】即ち、警告灯2のブラケット18、18の
脚部21、21、・・・を取付台31、31の立上部3
3、33、・・・の前記対向面33b、33b、・・・
と対向させると共に、ボルト43、43、・・・を取付
台31、31のボルト挿通孔35、35、・・・とブラ
ケット18、18の脚部21、21・・・の長孔23、
23、・・・に挿通し、かつ、ナット30、30、・・
・に螺合する。
脚部21、21、・・・を取付台31、31の立上部3
3、33、・・・の前記対向面33b、33b、・・・
と対向させると共に、ボルト43、43、・・・を取付
台31、31のボルト挿通孔35、35、・・・とブラ
ケット18、18の脚部21、21・・・の長孔23、
23、・・・に挿通し、かつ、ナット30、30、・・
・に螺合する。
【0043】これにより、左右各別のブラケット18、
18の脚部21、21、・・・と取付台31、31の立
上部33、33、・・・とがボルト43、43、・・・
及びナット30、30、・・・によって互いに締結さ
れ、警告灯2が取付台31、31に固定されることにな
る。
18の脚部21、21、・・・と取付台31、31の立
上部33、33、・・・とがボルト43、43、・・・
及びナット30、30、・・・によって互いに締結さ
れ、警告灯2が取付台31、31に固定されることにな
る。
【0044】44は上記警光ユニット8、8やスピーカ
16、16等に給電したり制御信号を送るための配線を
束ねたコードであり、該コード44はベース3のコード
挿通孔26、取付台31のコード挿通孔37、38及び
車両の屋根39に穿設されたコード挿通孔39aを挿通
される。
16、16等に給電したり制御信号を送るための配線を
束ねたコードであり、該コード44はベース3のコード
挿通孔26、取付台31のコード挿通孔37、38及び
車両の屋根39に穿設されたコード挿通孔39aを挿通
される。
【0045】従って、取付台31の位置がスリット2
4、24に沿ったどの位置にあっても、コード44を支
承無く挿通することが出来る。
4、24に沿ったどの位置にあっても、コード44を支
承無く挿通することが出来る。
【0046】そして、警告灯2をこのように車輌に搭載
した状態において、警告灯2の当該車輌に対する傾きを
調整することが出来る。
した状態において、警告灯2の当該車輌に対する傾きを
調整することが出来る。
【0047】この傾き調整は、例えば、ブラケット1
8、18と取付台31、31とを締結しているボルト4
3、43、・・・の全部又は一部のナット30、30、
・・・に対する締結力を適当にゆるめた状態で、警告灯
2を上下方向へ動かすことにより行ない、警告灯2の前
後いずれか一方の端部を上方又は下方へ押圧すれば警告
灯2の前後方向における傾きが調整され、また、警告灯
2の左右いずれか一方の端部を上方又は下方へ押圧すれ
ば警告灯2の左右方向における傾きが調整される。
8、18と取付台31、31とを締結しているボルト4
3、43、・・・の全部又は一部のナット30、30、
・・・に対する締結力を適当にゆるめた状態で、警告灯
2を上下方向へ動かすことにより行ない、警告灯2の前
後いずれか一方の端部を上方又は下方へ押圧すれば警告
灯2の前後方向における傾きが調整され、また、警告灯
2の左右いずれか一方の端部を上方又は下方へ押圧すれ
ば警告灯2の左右方向における傾きが調整される。
【0048】従って、例えば、警告灯2を取付台31、
31に取り付けた際の姿勢が前上がりに傾いているとき
は、ボルト43、43、・・・を稍ゆるめた状態で、警
告灯2の前端部を下方へ押圧しあるいは後端部を上方へ
押圧すれば、ナット30がブラケット18、18に対し
て相対的に上下方向へ移動してブラケット18、18の
取付台31、31に対する締結位置が上下方向へ変位す
るので、警告灯2を略水平な姿勢とすることができる。
31に取り付けた際の姿勢が前上がりに傾いているとき
は、ボルト43、43、・・・を稍ゆるめた状態で、警
告灯2の前端部を下方へ押圧しあるいは後端部を上方へ
押圧すれば、ナット30がブラケット18、18に対し
て相対的に上下方向へ移動してブラケット18、18の
取付台31、31に対する締結位置が上下方向へ変位す
るので、警告灯2を略水平な姿勢とすることができる。
【0049】そして、警告灯2の姿勢をこのようにして
調整した後、再びボルト43、43、・・・を締め付け
れば、警告灯2が上記調整が為された姿勢のまま取付台
31、31に固定されることになる。
調整した後、再びボルト43、43、・・・を締め付け
れば、警告灯2が上記調整が為された姿勢のまま取付台
31、31に固定されることになる。
【0050】尚、45、45、・・・はベース3に形成
されたスリット24、24、・・・に嵌合されて、ボル
ト25、25、・・・が挿通されている部分以外の部分
を閉塞するゴム製のパッキングである。
されたスリット24、24、・・・に嵌合されて、ボル
ト25、25、・・・が挿通されている部分以外の部分
を閉塞するゴム製のパッキングである。
【0051】図10及び図11は本発明車載警告灯装置
の変形例を示すものである。
の変形例を示すものである。
【0052】尚、この変形例の説明に当たっては、上記
実施例におけると同様の部分には上記実施例における同
様の部分に付した符号と同様の符号を付して説明を省略
する。
実施例におけると同様の部分には上記実施例における同
様の部分に付した符号と同様の符号を付して説明を省略
する。
【0053】46はベース3の一方の側端部の底面のう
ちスリット24と24との間の部分に形成された凹溝で
あり、スリット24、24が形成されている領域の全長
に亘って形成されている。
ちスリット24と24との間の部分に形成された凹溝で
あり、スリット24、24が形成されている領域の全長
に亘って形成されている。
【0054】そして、コード挿通孔26は上記凹溝46
の内端、即ち、ベース3の中央側の端部に形成されてい
る。
の内端、即ち、ベース3の中央側の端部に形成されてい
る。
【0055】しかして、コード44はコード挿通孔26
からベース3外に導出された後、コード挿通孔37から
取付台31内に入るまでの間、上記凹溝46内に位置さ
れ、外部から見えないようにされる。
からベース3外に導出された後、コード挿通孔37から
取付台31内に入るまでの間、上記凹溝46内に位置さ
れ、外部から見えないようにされる。
【0056】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明車載警告灯装置は、横長のベース上に警光ユ
ニットが設けられベースの下面に取付けられた取付脚を
備えた車載警告灯装置であって、上記取付脚をベースの
長手方向に移動可能に設け、取付脚の側面とベースにコ
ード挿通孔をそれぞれ形成し、警光ユニットへの給電用
のコードを上記コード挿通孔に挿通したことを特徴とす
る。
に、本発明車載警告灯装置は、横長のベース上に警光ユ
ニットが設けられベースの下面に取付けられた取付脚を
備えた車載警告灯装置であって、上記取付脚をベースの
長手方向に移動可能に設け、取付脚の側面とベースにコ
ード挿通孔をそれぞれ形成し、警光ユニットへの給電用
のコードを上記コード挿通孔に挿通したことを特徴とす
る。
【0057】従って、本発明車載警告灯装置にあって
は、コードを取付脚の側壁に形成したコード挿通孔に挿
通するので、取付脚の位置に関わらず、ベースに設ける
コード挿通孔の位置は変える必要がなく、しかも、取付
脚の位置は移動可能であるので、屋根等車載警告灯装置
を取付ける部分の大きさの異なる複数の車種に対しても
一種類の車載警告灯装置で対応することが出来るので、
従来の車載警告灯装置に比較して、在庫量を著しく減ら
すことが出来る。
は、コードを取付脚の側壁に形成したコード挿通孔に挿
通するので、取付脚の位置に関わらず、ベースに設ける
コード挿通孔の位置は変える必要がなく、しかも、取付
脚の位置は移動可能であるので、屋根等車載警告灯装置
を取付ける部分の大きさの異なる複数の車種に対しても
一種類の車載警告灯装置で対応することが出来るので、
従来の車載警告灯装置に比較して、在庫量を著しく減ら
すことが出来る。
【0058】尚、上記実施例において示した具体的な形
状乃至構造は何れも本発明の具体化に当たってのほんの
一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技
術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
状乃至構造は何れも本発明の具体化に当たってのほんの
一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技
術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
【図1】本発明車載警告灯装置の実施の一例を示し、車
体に装着された状態を一部を切断して示す拡大側面図で
ある。
体に装着された状態を一部を切断して示す拡大側面図で
ある。
【図2】警告灯及び取付台を分離し、警告灯を一部切り
欠いて示す斜視図である。
欠いて示す斜視図である。
【図3】図1の要部を拡大して示す断面図である。
【図4】図3の各部を分解して示す断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】要部の斜視図である。
【図7】要部を分解して示す斜視図である。
【図8】車体に装着された状態を一部を省略して示す拡
大正面図である。
大正面図である。
【図9】ブラケットを一部を分解しかつ切断して示す拡
大斜視図である。
大斜視図である。
【図10】図11と共に本発明車載警告灯装置の変形例
を示すもので、要部の斜視図である。
を示すもので、要部の斜視図である。
【図11】要部の拡大断面図である。
1 車載警告灯装置 3 ベース 8 警光ユニット 18、31 取付脚 26 コード挿通孔 34 取付脚の側面 37 コード挿通孔 44 コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−204304(JP,A) 実開 昭61−189506(JP,U) 実開 昭63−138256(JP,U) 実開 昭63−138255(JP,U) 実公 平2−21307(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】 横長のベース上に警光ユニットが設けら
れベースの下面に取付けられた取付脚を備えた車載警告
灯装置であって、上記取付脚をベースの長手方向に移動
可能に設け、取付脚の側面とベースにコード挿通孔をそ
れぞれ形成し、警光ユニットへの給電用のコードを上記
コード挿通孔に挿通したことを特徴とする車載警告灯装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33932991A JP2584377B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 車載警告灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33932991A JP2584377B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 車載警告灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05151803A JPH05151803A (ja) | 1993-06-18 |
JP2584377B2 true JP2584377B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=18326424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33932991A Expired - Lifetime JP2584377B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 車載警告灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584377B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP33932991A patent/JP2584377B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05151803A (ja) | 1993-06-18 |
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