JP2554605Y2 - ブリスターパックの取手構造 - Google Patents

ブリスターパックの取手構造

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JP2554605Y2
JP2554605Y2 JP8207992U JP8207992U JP2554605Y2 JP 2554605 Y2 JP2554605 Y2 JP 2554605Y2 JP 8207992 U JP8207992 U JP 8207992U JP 8207992 U JP8207992 U JP 8207992U JP 2554605 Y2 JP2554605 Y2 JP 2554605Y2
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blister
blister pack
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hanging portion
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学 山田
元康 牛田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はブリスターパックの取
手構造に係わり、特に外観、形状に特徴を有するブリス
ターパックの取手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器等を納置するブリスター
パック21は図3に示すように、樹脂から成り、電子機
器等を納置する納置部28が形成されたブリスター22
と、ボール紙等から成り、このブリスター22に嵌合す
ることができる台紙23とから構成され、ブリスター2
2には、購入者等が持運ぶ時に使用する取手用開口24
が穿設され、この取手用開口24の上部中央の位置には
陳列棚に備えられたフック等に吊り下げるための吊り下
げ部25が切欠され、また、台紙23には、ブリスター
22の取手用開口24及び吊り下げ部25と同一形状の
取手用開口26及び吊り下げ部27が形成される。
【0003】このようなブリスター22と台紙23とか
ら成るブリスターパック21を用いて電子機器等を梱包
し、このブリスターパック21を図4に示すように、陳
列棚に備えられたフック50に吊り下げて並べることに
より、店頭販売される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の取手構造のブリスターパック21では、ブリスタ
ー22の取手用開口24と、台紙23の取手用開口26
との形状が同一形状なので、購入者が持運びの際に、手
に透明の樹脂から成るブリスター22の取手用開口24
が圧接され、特に納置部28に納置される電子機器等の
製品重量が重いと、取手用開口24が手に食込んで痛く
なることがあった。
【0005】このような問題点に対して、図5(a)に
示すようなゴム等から成る自在ブッシュ51を、図5
(b)に示すようにブリスター22の吊り下げ部25以
外の取手用開口24の外縁に添着して、取手用開口24
の手への食込みを防いでいる。しかし、ブリスター22
及び台紙23以外に自在ブッシュ51を作らなければな
らず、販売製品のコストアップの要因になっていた。ま
た、自在ブッシュ51を取手用開口24に添着する際、
吊り下げ部25の位置を除くように取付位置に注意をし
なければならず、取付作業が煩雑であった。
【0006】また、ブリスター22の吊り下げ部25
と、台紙23の吊り下げ部27との形状が同一形状なの
で、ブリスター22及び台紙23の製造工程のバラツキ
により台紙23の吊り下げ部27の方が小さくなること
があった。この場合にブリスターパック21を陳列棚に
備えられたフック50に吊り下げると、吊り下げ部27
にフック50が直接、圧接されるので、ボール紙から成
る台紙23の吊り下げ部27は破損する虞があった。
【0007】
【目的】本考案は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、ブリスターパックの持運びを安
全に行うことができ、また、ブリスターパックをフック
等に吊り下げる際の破損を防止することができるブリス
ターパックの取手構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本考案のブリスターパックの取手構造は、ブリスター
と台紙とから成り、持運び用の取手用開口と陳列棚に備
えられるフック等に吊り下げるための吊り下げ部とを有
するブリスターパックにおいて、ブリスターと台紙とを
添着の際、台紙の取手用開口の上端面はブリスターの取
手用開口の上端面より下方に形成され、ブリスターの吊
り下げ部の上面は台紙の吊り下げ部の上面より下方に形
成されているものである。
【0009】
【作用】電子機器等を納置するブリスターパックの取手
構造を、台紙の取手用開口はブリスターの取手用開口に
手が触れることのない形状に形成し、台紙の吊り下げ部
は陳列棚に備えられたフック等に支持されない形状に形
成したので、ブリスターパックの持運びを安全に行うこ
とができ、また、ブリスターパックをフック等に吊り下
げる際の破損を防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面を参照
して説明する。本考案のブリスターパックの取手構造を
適用するブリスターパックは図1に示すように、電子機
器等を納置する納置部8が形成されたブリスター2と、
このブリスター2に嵌合させることができる台紙3とか
ら構成される。
【0011】ブリスター2は、ブリスター2の長手にな
る両側面を所定の長さに折曲され、また、ブリスター2
の上部端面を所定の長さに折曲される。これにより、台
紙3をブリスター2に容易に挿入することができ、ま
た、挿入した台紙3を、確実にブリスター2の上部で係
止することができる。このブリスター2は例えば厚さ
0.3mm程度の塩化ビニル等の透明の樹脂で形成され
ているので、納置部8の形状を自由に形成することがで
き、また納置された電子機器等を直接視認できるので購
入者は製品の確認ができる。
【0012】台紙3は、台紙3をブリスター2の所定の
位置まで容易に挿入することができる形状で形成されて
おり、この台紙3の材質は例えば厚さ0.5mm程度の
ボール紙が、材料費の低減においても好ましい。このよ
うなブリスター2及び台紙3には、購入者等が持運ぶ時
に使用する取手用開口4(ブリスター側)、6(台紙
側)が穿設され、この取手用開口4の上部中央の位置に
は陳列棚に備えられた、例えばフック50に吊り下げる
ための吊り下げ部5が切欠され、同様に取手用開口6の
上部中央の位置には吊り下げ部7が切欠される。
【0013】取手用開口4、6は図2に示すように長円
形に形成されており、台紙側の取手用開口6はブリスタ
ー2に台紙3を係止するまで挿入した時に、ブリスター
側の取手用開口4の上端面より低くなるような長円形に
形成されている。これにより購入者等がブリスターパッ
ク1を持運ぶ際に、厚さ0.3mm程度の塩化ビニル等
の樹脂から成る硬質な端面の取手用開口4に接触するこ
となく持運ぶことができる。
【0014】また、ブリスター側の吊り下げ部5は、な
だらかな円弧で形成されており、台紙側の吊り下げ部7
はブリスター2に台紙3を係止するまで挿入した時に、
吊り下げ部5の円弧の頂点より上部に位置するような半
円形で形成されている。これによりブリスターパック1
をフック50に吊り下げる際に、厚さ0.5mm程度の
ボール紙から成る軟質な端面の吊り下げ部7に、フック
50が接触することなく吊り下げることができる。
【0015】以上のように構成された本考案のブリスタ
ーパックの取手構造を用いたブリスターパック1の取扱
を以下に述べる。ブリスターパック1は、電子機器等を
ブリスター2の納置部8に納置し、この電子機器等が飛
び出さないように台紙3をブリスター2の折曲部に挿入
し、例えば鋲着部材9を用いてブリスター2と台紙3と
を固定させている。このブリスターパック1を、店頭販
売用の陳列棚に備えられたフック50に吊り下げるとき
には、樹脂から成るブリスター2の吊り下げ部5のみに
フック50が圧接するので、ボール紙から成る台紙3の
吊り下げ部7を破損することがなくなる。
【0016】また、購入者等がブリスターパック1を持
運ぶ際に、手にボール紙から成る台紙3の取手用開口6
のみが圧接するので、手にブリスターパック1の取手用
開口4が食込んで痛くなるようなことがなくなる。
【0017】
【考案の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
考案のブリスターパックの取手構造は取手用開口と吊り
下げ部との形状を変更したことにより、ブリスターパッ
クの持運びを安全に行うことができ、また、ブリスター
パックをフック等に吊り下げる際の破損を防止すること
ができる。
【0018】また、これにより自在ブッシュ等の弾性部
品を削除することができたので、材料費や工程費を削減
できコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のブリスターパックの取手構造の一実施
例を使用したブリスターパックを示す斜視図。
【図2】本考案のブリスターパックの取手構造の一実施
例を示す説明図。
【図3】従来のブリスターパックを示す斜視図。
【図4】従来のブリスターパックを陳列棚のフック等に
吊り下げた状態を示す斜視図。
【図5】従来のブリスターパックの一態様を示す全体図
で、(a)は部品図、(b)は説明図。
【符号の説明】
1…ブリスターパック 2…ブリスター 3…台紙 4…取手用開口(ブリスター側) 5…吊り下げ部(ブリスター側) 6…取手用開口(台紙側) 7…吊り下げ部(台紙側)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブリスターと台紙とから成り、持運び用の
    取手用開口と陳列棚に備えられるフック等に吊り下げる
    ための吊り下げ部とを有するブリスターパックにおい
    て、前記ブリスターと前記台紙とを添着の際、前記台紙
    の前記取手用開口の上端面は前記ブリスターの前記取手
    用開口の上端面より下方に形成され、前記ブリスターの
    前記吊り下げ部の上面は前記台紙の前記吊り下げ部の上
    面より下方に形成されていることを特徴とするブリスタ
    ーパックの取手構造。
JP8207992U 1992-11-27 1992-11-27 ブリスターパックの取手構造 Expired - Lifetime JP2554605Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0644760U JPH0644760U (ja) 1994-06-14
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JP4577767B2 (ja) * 2004-12-14 2010-11-10 紀伊産業株式会社 ブリスターパック

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