JP2548471Y2 - 鋏吊下げ具 - Google Patents

鋏吊下げ具

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JP2548471Y2
JP2548471Y2 JP1993026405U JP2640593U JP2548471Y2 JP 2548471 Y2 JP2548471 Y2 JP 2548471Y2 JP 1993026405 U JP1993026405 U JP 1993026405U JP 2640593 U JP2640593 U JP 2640593U JP 2548471 Y2 JP2548471 Y2 JP 2548471Y2
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JP
Japan
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scissors
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hanging
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scissor
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JP1993026405U
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JPH0675370U (ja
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省吾 藪内
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ARS Corp
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ARS Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】木考案は販売店の売場等で、主と
して刈込み鋏を壁面に吊下げて、狭いスペースを有効に
利用しながら、沢山の刈込み鋏を人々に見やすく展示す
るのに便利な鋏吊下げ具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の鋏吊下げ具としては、図
6に示すごとく、ビニールやナイロン等の比較的軟質の
合成樹脂で形成されており、本体aと、該本体aに一体
的に取付けられ、かつ鋏Hの両刃体b,bを被覆しうる
鞘状刃体収納部cと、売場等の壁面に吊下げて展示すべ
く前記本体aに設けられる展示用吊下げ部dと、基端が
前記本体aの下縁に一体的に突設される帯体gと、前記
鞘状刃体収納部cの下縁近く及び帯体gの先端近くにそ
れぞれ取着される互いに係脱可能な一対のホックe,f
とを備えており、前記帯体gが両刃体b,bの交叉部h
を下方から跨ぐように抱持して前記鋏Hを支持しうるよ
うにした鋏吊下げ具Kが提供されている。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】しかしながら、かかる
鋏吊下げ具Kにおいては、帯体gやホックe,fのごと
き余分な部材を必要とするばかりでなく、それら帯体g
やホックe,fの取付加工にも余分な労力と経費を必要
とするので、必然的にコストアップを招きかねない。ま
た、重量の大きい鋏Hを支持する場合、鋏吊下げ具K全
体が軟質の合成樹脂にて製作されているので、本体aや
帯体gが伸びて劣化したり、更に、鋏Hに何物かがぶっ
かって衝撃的な荷重が加わった場合には、鋏吊下げ具K
が破損したりあるいはホックe,fの係着が外れて鋏H
が鋏吊下げ具Kから落下する等、安全面からも好ましく
ない問題が生じた。
【0004】本考案は、かかる課題を解消した鋏吊下げ
具を、極めて簡単な構成で、しかも安価に提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る鋏吊下げ具
は、本体1と、該本体1に一体的に取付けられる鞘状刃
体収納部7と、壁等に吊下げて展示すべく前記本体1に
設けられる展示用吊下げ部8とを備えており、ボルト2
及びナット3からなる支軸4にて回動自在に枢着した鋏
5の両刃体6,6を、鋏5の閉成状態のまま鞘状刃体収
納部7にて被覆しうるようにした硬質又は半硬質の合成
樹脂製の鋏吊下げ具であって、前記本体1には、前記支
軸4の刃体6とナット3の間の部位に、ナット3が係脱
可能に嵌入しうる係合孔9を設けるように構成したこと
を特徴とするものである。なお、ここでいう硬質又は半
硬質の合成樹脂は、係合孔9で鋏5を支持したとき、係
合孔9の部分が伸びて劣化したり、破損したりしない程
度の十分な硬度と強度を有するものをいう。
【0006】
【作用】しかして、本考案に係る鋏吊下げ具によって、
鋏5を吊下げるに際しては、まず、鋏5及び鋏吊下げ具
をそれぞれ鋏5のナット3が、鋏吊下げ具の鞘状刃体収
納部7を有する本体1側面を向けて係合孔9に対向しう
るように手に持つ。そして、両刃体6,6を鋏吊下げ具
の鞘状刃体収納部7に収容すると共に鋏5のナット3を
鋏吊下げ具の係合孔9に嵌入する。そうすれば、図1〜
図2に示すごとく、前記鋏5のナット3の部分だけが鋏
吊下げ具の係合孔9から外へ突出し、鋏5は支軸4の両
刃体6,6とナット3の間の部位が鋏吊下げ具の係合孔
9に係着支持されると共に両刃体6,6を鞘状刃体収納
部7にて閉成状態に保つことができる。一方、鋏吊下げ
具は、鋏5を支持したとき、該鋏5の重量によって伸び
て劣化してしまうことのない程度の十分な硬度及び強度
を有する材料で製作されているので、仮に重量の大きい
鋏Hの荷重や多少の衝撃的な荷重が加わった場合でも係
合孔9の部分が破損したり劣化したりすることなく安全
確実に支持された展示状態を保つことができるのであ
る。また、前記鋏5を、鋏吊下げ具から取り出して使用
する場合は、前述したのと逆の動作を加える。つまり、
鋏5の支軸4を、係合孔9の係着支持状態から外すと共
に、両刃体6,6を鞘状刃体収納部7の収容状態から抜
けば、鋏5及び鋏吊下げ具の別々の分離した状態が得ら
れるのである。
【0007】
【考案の効果】本考案に係る鋏吊下げ具は、以上のごと
き構成及び作用を有するから、従来のごとき、帯体gや
ホックe,fのごとき、別個の特別な部材を必要としな
いので、極めて構成が簡単になり、大幅なコストダウン
を図りうる。そして、鋏の鋏吊下げ具による吊下げ操作
が至って容易であるほか、鋏吊下げ具自体が強固かつ丈
夫に製作されているので、重量の大きい鋏を支持した
り、多少衝撃的な荷重を加えても、鋏5が鋏吊下げ具か
ら落下したりすることなく、安全確実に吊下げられた展
示状態が保たれるのである。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1〜図5は、本考案に係る鋏吊下げ具
の一実施例を示すもので、図1は鋏吊下げ具によって鋏
を吊り下げ展示する状態の正面図、図2は図1の一部縦
断した側面図、図3は鋏吊下げ具の背面図、図4は図3
の矢印IV−IVに沿う横断面図、図5は図3の側面
図、図6は従来の鋏吊下げ具を示す図1相当の図面であ
る。
【0009】これらの図において、1は本考案に係る鋏
吊下げ具の本体で、この本体1は、ポリスチレン等の透
明で、かつ硬質又は半硬質の約1.5mm程度の厚さを
有する板状の合成樹脂製素材でもって形成されている。
そして、前記本体1には、該本体1と同一素材の鞘状刃
体収納部7が一体成形されており、一方、前記本体1下
部、つまり、本体1の下端縁より若干上方の位置には係
合孔9が設けられている。
【0010】前記鞘状刃体収納部7は、刈込み鋏5の両
刃体6,6よりやや大きい形状を有し、本体1との間に
形成される鞘状の中空部分に両刃体6,6を、図1又は
図2に示すごとく収容して両刃体6,6を閉成状態のま
ま該鞘状刃体収納部7によって被覆できるようになって
いる。換言すれば、刈込み鋏5が前記係合孔9に収容さ
れた状態においては、刈込み鋏5の両刃体6,6の上端
は、前記鞘状刃体収納部7のほぼ上端近くに達して刈込
み鋏5が勝手に開かないよう閉成した垂直姿勢に保たれ
るようになっている。
【0011】前記刈込み鋏5は、図1〜図2に示すごと
く、通常よく使用されている形状のもので、前記両刃体
6,6を回動自在に枢着する支軸4は、一対のボルト2
及びダイヤルナット3からなっている。そして、刈込み
鋏5のダイヤルナット3の部分を、まず鋏吊下げ具の鞘
状刃体収納部7を有する側の本体1の面に対向させ、該
係合孔9にダイヤルナット3を嵌入すると共に両刃体
6,6を鞘状刃体収納部7に挿入すれば、ダイヤルナッ
ト3の部分だけが鋏吊下げ具の係合孔9から外へ突出し
て、刈込み鋏5が鋏吊下げ具に係着支持されると同時に
両刃体6,6が勝手に開いたりしない閉成した垂直姿勢
に保たれる。
【0012】前記本体1の上部には、壁面に吊下げて展
示すべく展示用吊下げ部、つまり、壁面に突設されるフ
ック10に掛止できる吊下げ用開口孔8が設けられてお
り、該開口孔8には、強度を保つためにその周縁部に沿
って厚く膨出形成又は金属環を嵌着している。そして、
前記開口孔8を、壁面から突出しているフック10に掛
止すれば、刈込み鋏5の鋏吊下げ具より露出している部
分はもとより、露出していない部分も透明な本体1を通
して透けて見え、刈込み鋏5が壁面に安全確実に吊下っ
ており、しかも大したスペースをとらずして見やすい展
示状態を保つことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る鋏吊下げ具によって鋏を吊り下げ
展示する状態の正面図である。
【図2】図1の一部縦断した側面図である。
【図3】本考案に係る鋏吊下げ具の背面図である。
【図4】図3の矢印IV−IVに沿う横断面図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】従来の鋏吊下げ具を示す図1相当の図面であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 ボルト 3 ナット 4 支軸 5 鋏 6 刃体 7 鞘状刃体収納部 8 展示用吊下
げ部 9 係合孔 10 フック a 本体 b 刃体 c 鞘状刃体収納部 d 展示用吊下
げ部 e ホック f ホック g 帯体 h 交叉部 H 鋏 K 鋏吊下げ具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体1と、該本体1に一体的に取付けら
    れる鞘状刃体収納部7と、壁等に吊下げて展示すべく前
    記本体1に設けられる展示用吊下げ部8とを備えてお
    り、ボルト2及びナット3からなる支軸4にて回動自在
    に枢着した鋏5の両刃体6,6を、鋏5の閉成状態のま
    ま鞘状刃体収納部7にて被覆しうるようにした硬質又は
    半硬質の合成樹脂製の鋏吊下げ具であって、前記本体1
    には、前記支軸4の刃体6とナット3の間の部位に、ナ
    ット3が係脱可能に嵌入しうる係合孔9を設けるように
    構成したことを特徴とする鋏吊下げ具。
JP1993026405U 1993-04-09 1993-04-09 鋏吊下げ具 Expired - Lifetime JP2548471Y2 (ja)

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JP1993026405U JP2548471Y2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 鋏吊下げ具

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JPH0675370U JPH0675370U (ja) 1994-10-25
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JPS56139471U (ja) * 1980-03-24 1981-10-21
JPH0727015Y2 (ja) * 1990-09-10 1995-06-21 株式会社貝印刃物開発センター ケースに対する鋏の位置決め構造

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