JP2554562Y2 - 真空発生器組立体 - Google Patents

真空発生器組立体

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JP2554562Y2
JP2554562Y2 JP1988166829U JP16682988U JP2554562Y2 JP 2554562 Y2 JP2554562 Y2 JP 2554562Y2 JP 1988166829 U JP1988166829 U JP 1988166829U JP 16682988 U JP16682988 U JP 16682988U JP 2554562 Y2 JP2554562 Y2 JP 2554562Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は,真空吸着装置などの真空源として好適な,
真空発生器組立体に関するものである。
(従来の技術) 従来,真空吸着装置を接続して真空吸着を行うために
真空を発生させるような小型の真空発生器としては,空
圧噴射ノズルから空気を高速で噴射することによって周
囲の空気を巻込み,排気することによって真空を発生す
るエジェクタ型が一般的である。また、この種の真空発
生装置としては、実開昭62-88582号公報に記載のものが
ある。この真空発生装置は、第10図に示すように、圧縮
空気供給源Aから供給される圧縮空気を負圧発生手段B
の流路Cに流すことにより、流路Cに開口する分岐孔D
内に負圧を発生させるようにしたものであり、分岐孔D
と吸着カップEとを接続する配管Fの中途部には、吸着
カップEから吸引される空気中に含まれる塵を取除くた
めのフィルタGが設けられるとともに、何等かの事故に
よって負圧が発生しない場合、及びフィルタGの目詰ま
りによてフィルタG以降に負圧が発生しない場合を検知
するための検知手段Hが設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記の真空発生装置においては、負圧発生
手段B、フィルタG及び検知手段Hを互いに別個に設置
しているため、スペース的に不利であるし、それらを接
続する配管の接続作業に多大の手間がかかるとともにメ
ンテナンスも面倒であり、そのために真空発生器の真空
確認を検知してシーケンサ制御を必要とする場合、或は
作動流体の不純物を除去することを必要とする場合等が
あっても、確認スイッチやフィルタを必要に応じてシス
テム内に組合わせ使用することが容易に行なえなかっ
た。
本考案の目的は、上述した問題点を解決し、配線或は
配管の接続を不要且つ選択的組合せを可能とし、その選
択的組合せにおいて組合せ接合部毎の気密が保持できる
とともに、組立体におけるフイルタ部材の目詰まりを第
2吸気通路、第1連絡通路、第2連絡通路そして導通孔
を介することで効率的且つ確実に検知してシーケンス制
御を助成し得る効果を有する真空発生器組立体を提供し
ようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するためになされたもので、
その要旨は、器体外部に設けられるエア源から圧送され
る空気を噴射する空圧噴射ノズルと、該空圧噴射ノズル
から噴射される空気を排気する排気通路と、該空圧噴射
ノズル側の該排気通路に連通する第1,第2吸気通路とを
器体内に備えた真空発生器と、前記真空発生器の排気通
路と空圧噴射ノズル間に形成された流路に平行に延びる
中空内にフィルタを装入したフィルタ収納室を有すると
ともに、該フィルタ収納室の一方に一端が該フィルタ収
納室端部に連通され、他端が外面に開口した空気流入口
を有し、該フィルタ収納室の他方にフィルタ収納室を閉
塞する栓を有し、該栓と該フィルタ収納室間に前記真空
発生器の第2吸気通路に連通可能な第1連通通路を有
し、さらに該空気流入口側のフィルタ収納室端部に第2
連絡通路を有するフィルタ部材と、前記フィルタ部材に
沿って延びるシリンダ室を有し、一端が前記フィルタ収
納室の第2連絡通路に連通可能に形成され、他端が該シ
リンダ室の一端部に連通された導通孔を設け、該シリン
ダ室の他端部に弾性部材によって該シリンダ室の一端側
から他端側へ向かって付勢され摺動自在に設けられたピ
ストンが該弾性部材の付勢力に抗して所定位置に移動し
たことを検知するセンサを有する検知部材とを備え、当
該真空発生器の第2吸気通路と前記フィルタ部材の第1
連絡通路間及び該フィルタ部材の第2連絡通路と前記検
知部材の導通孔間にそれぞれ密閉材を介在可能とし、前
記真空発生器の流路に対して直交するように該器体の四
隅と、前記フィルタ収納室に対して直交するように該フ
ィルタ部材の四隅と、前記シリンダ室に対して直交する
ように該検知部材の四隅とにそれぞれ連結ねじ孔が螺設
されて、該フィルタ部材および検知部材を当該真空発生
器に連結ねじを介して螺着固定することも、該フィルタ
部材と検知部材のいずれか一方を当該真空発生器に連結
ねじを介して螺着固定することも可能な構成とするよう
にしたものである。
(作用) 真空発生器の器体にフィルタ部材を装着する場合,当
該器体の第2吸気通路とフィルタ部材の第1連絡通路間
に密閉材を介在し,且フィルタ部材の第2連絡通路に栓
を詰めて密閉し、さらに器体の第1吸気通路に栓を詰め
て密閉し、さらにフィルタ部材の空気流入口に真空吸着
用カップを接続した状態で連結ねじを当該器体の連結ね
じ孔とフィルタ部材の連結ねじ孔とに螺入してそれらを
締着固定し単一なノズル−フィルタ型ユニットとなし,
また真空発生器の器体に検知部材を装着する場合,当該
器体の第2吸気通路と検知部材の導通孔間に密閉材を介
在し、且器体の第1吸気通路に真空吸着用カップを配設
して連結ねじを当該器体の連結ねじ孔と検知部材の連結
ねじ孔とに螺入してそれらを締着固定し単一なノズル−
検知型ユニットとなし,さらに真空発生器の器体にフィ
ルタ部材と検知部材とを装着する場合,当該器体の第2
吸気通路とフィルタ部材の第1連絡通路間及びフィルタ
部材の第2連絡通路と検知部材の導通孔間に密閉材をそ
れぞれ介在し,且器体の第1吸気通路に栓を詰めて気密
にし、さらにフィルタ部材の空気流入口に真空吸着用カ
ップを配設して連結ねじを当該器体の連結ねじ孔とフィ
ルタ部材の連結ねじ孔そして検知部材の連結ねじ孔とに
螺入してそれらを締着固定して単一なノズル−フィルタ
−検知型ユニットとなす。
(考案の実施例) 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す断面図で
ある。
すなわち、第1図及び第2図に示した一実施例は、真
空発生器器体1′にフィルタ部材16と検知部材17を一体
的に組合わせ単一にユニット化したノズル−フィルタ−
検知型ユニットを示している。
器体1には空圧噴射ノズル18が螺入されて固定されて
いる。その空圧噴射ノズル18と一体の入力接続部18aは
外部に突出しており,空圧ホース(図示せず)及び電磁
弁4を介してエア源(図示せず)に接続されていて、空
圧噴射ノズル18から空気噴射方向に排気通路19が設けら
れており,排気通路19に直交して連通する第1吸気通路
20が設けられている。その第1吸気通路20にはゴム製の
栓21が着脱可能に挿着されている。
マフラ装着孔部26には、ブッシュ27を介してマフラ28
が螺合固定されている。このマフラ28は、底を有する筒
状形成されたもので、多孔質の焼結金属から構成されて
いる。したがって、排気通路19を通過した圧縮空気は、
マフラ28の内部を通って外部(大気)に流出することと
なり、これによって圧縮空気が排気通路19から外部へ流
出する際に発する騒音を軽減するようになっている。な
お、第1図中マフラ28の左端側の外周面には、マフラ28
を器体1に螺合する際に用いられるセレーション状の凸
条28aが形成されている。また、第1吸気通路20と軸心
が共通な第2吸気通路29が排気通路19から外面に向けて
形成されていて後述するフィルタ部材16の第1連絡通路
30と連通する。
フィルタ部材16には、そのフィルタ収納室31の右端部
にゴム製の栓32が着脱可能に挿入され、同左端部にはプ
ラグ33が継手34を介して螺合固定されている。このプラ
グ33は、吸着カップ2の負圧を利用する機器に接続され
た配管(いずれも図示せず)を接続するためのもので、
その中央部には、継手34とでフィルタ収納室31と大気と
を連通する空気流入口35、36が形成されている。また、
フィルタ収納室31の内部には、フィルタ37が挿入されて
いる。このフィルタ37は、多孔質の焼結金属或は繊維な
どからなるもので、栓32とプラグ33との間のフィルタ収
納室31内部全体に亙って充填されている。また、このフ
ィルタ部材16には器体1側の第2吸気通路29と連通する
第1連絡通路30が栓32とフィルタ収納室31の間に設けら
れ、さらにその第1連絡通路30と器体1′との当接面に
密閉材38例えばOリングが嵌入可能な凹部39が形成さ
れ、さらに後述する検知部材17の導通孔40と連通する第
2連絡通路41がプラグ33側のフィルタ収納室31端近傍に
穿設されている。
検知部材17は、シリンダ室42内の右端部に、ピストン
43が気密的に且摺動自在に設けられており、このピスト
ン43の左端面に、永久磁石44が埋設されるとともに、柱
状をなすばね受け部材45が突き当てられている。そし
て、このばね受け部材45を介してピストン43が復帰ばね
46によって左側から右側へ向かって付勢されており、こ
れによってピストン43が検知部材本体17aの右端部に固
定されたストッパ47に突き当てられている。ピストン43
がストッパ47に突き当たった状態において、永久磁石44
より所定距離左方へ離間した検知部材本体17a上面に
は、近接スイッチ48が設けられている。この近接スイッ
チ48は、ピストン43がばね46に抗して所定距離左方へ移
動したか否かを検知するためのもの、ピストン43に追随
して永久磁石44が所定距離左方へ移動すると、永久磁石
44によって作動せしめられる。そして、近接スイッチ48
の作動によってパイロットランプなどの確認手段(図示
せず)が作動するようになっている。ここで、所定距離
とは、シリンダ室42内が所望の負圧になった際にピスト
ン43がばね46に抗して移動する距離である。この検知部
材17の導通孔40にも前記フィルタ部材16の第1連絡通路
30におけるOリング38嵌合用の凹部39と同様にフィルタ
部材16の第2連絡通路41との連通部に凹部50が形成さ
れ、密閉材51たるOリングが嵌挿される。なお、このピ
ストン43にはプラスチック製の樹脂などが充填され、ピ
ストン自身が可及的に軽くなるように形成されている。
これら器体1′,フィルタ部材16,検知部材17の各々
には,その4隅に連結ねじ孔52、53、54が螺設されてい
る。即ち,器体1′には,その第1,第2吸気通路20、29
と並行な連結ねじ孔52a,52b,52c,52dがその上下面4隅
を突抜けて螺設されている。また,フィルタ部材16に
は,その第1,第2連絡通路30、41と並行な連結ねじ孔53
a,53b,53c,53dがその上下面4隅を突抜けて螺設されて
いる。さらに,検知部材17には,その導通孔40に並行な
連結ねじ孔54a,54b,54c,54dがその四隅をその途中の適
宜深さまで穿たれ螺設されている。そして,これらの各
連結ねじ孔52、53、54に連結ねじ55…がねじ込まれ,そ
れを締付け固定することで,前記器体1′,フィルタ部
材16,検知部材17が単一なノズル−フィルタ−検知型ユ
ニットAを形成する。
このユニットにおいて真空吸着カップ2による吸着動
作を行うには、先ず電磁弁4をオンにする。すると,エ
ア源(図示せず)からの空気が,開かれた電磁弁4を介
して空圧噴射ノズル18に達し,さらにそこから高速で流
路19′排気通路19に噴射される。空圧噴射ノズル18から
噴射された空気は流路19′、排気通路19を通り抜けてマ
フラ28より大気に排気される。この際に,第1吸気通路
20内部の空気を吸引し,第2吸気通路29と第1連絡通路
30を介して連通したフィルタ収納室31内を負圧にし、一
緒にマフラ28から排気することによってフィルタ収納室
31のプラグ33を介して接続された真空吸着カップ2内の
空気が真空吸引される。なお,この時,シリンダ室42内
部も同様に真空になるため,ピストン43が右側から大気
圧によって押されて左側へ移動する。ピストン43と一体
の永久磁石44の移動を,検知部材本体17aの表面に取付
けられた近接スイッチ48により検出することにより,真
空を検出することができる。なお、圧縮空気の流量が不
足していたり,或はフィルタ37が過度に目詰まりしてい
ると、フィルタ収納室31の右端部内が所望の負圧に達し
ない。この結果、導通孔40を介してフィルタ収納室31の
左端部の第2連絡通路41に連通されたシリンダ室42内も
所望の負圧に達しない。したがって、ピストン43が所定
の位置まで左方へ移動せず、近接スイッチ48が作動しな
い。これによって所望の負圧が得られていないことが確
認される。
第4図乃至第6図は本考案の他実施例を示し,これは
器体1′に検知部材17を一体的に組合わせ単一にユニッ
ト化したノズル−検知型ユニットBである。このユニッ
トBは一実施例に示したユニットAからフィルタ部材16
を除いたものであって,器体1′の第2吸着通路29に検
知部材17の導通孔40を直接結合したものである。勿論,
これら吸気通路29及び導通孔40間には検知部材17側に形
成された凹部50に嵌装されたOリング51が介在され,器
体1′と検知部材17が連結ねじ55…によって一体的にユ
ニット化される。また,作用においても,同様にフィル
タ部材16を介さずに器体1′の第2吸気通路29から直接
検知部材17の導通孔40を介してシリンダ室42内を真空に
し、真空吸着カップ2を真空にする。このユニットBは
さほど除塵効果を期待しない場合に用いられる。なお,
本実施例の場合,器体1′の第1吸器通路20上部に詰め
られた栓21は外され,そこに真空吸着カップ2が配管さ
れる。
また、第7図乃至9図は本考案の他実施例を示し,こ
れは器体1′にフィルタ部材16を一体的に組合わせ単一
にユニット化したノズル−フィルタ型ユニットCであ
る。このユニットCは一実施例に示したユニットAから
検知部材17を除いたもので,器体1′へのフィルタ部材
16の装着構成は同様である。但し,フィルタ部材16の第
2連絡通路41にはゴム栓35が詰められる。また,器体
1′の第1吸気通路20上部に配管された真空吸着カップ
2は外され,そこにゴム栓21が詰められる。その外され
た真空吸着カップ2はフィルタ部材16の第2連絡通路41
に配管される。作用においては,器体1′の第2吸気通
路29からフィルタ部材16の第1連絡通路30を介してフィ
ルタ収納室31を真空にし、流路19′及び真空吸着カップ
2を真空にする。このユニットCはシーケンサー制御を
行う時の吸着センサー機能を必要としない場合に用いら
れる。
なお、本実施例は、真空吸着カップを用いる場合につ
いて行ったが、他の機器に用いることも勿論可能であ
る。また、検知部材におけるセンサとして、永久磁石に
よって作動する近接スイッチを用いているが、他のセン
サ、例えばピストンの移動によって作動するリミットス
イッチ等を用いてもよい。その場合、永久磁石が不用に
なるのは勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は器体外部に設けられる
エア源から圧送される空気を噴射する空圧噴射ノズル
と、該空圧噴射ノズルから噴射される空気を排気する排
気通路と、該空気噴射ノズル側の該排気通路に連通する
第1、第2吸気通路とを器体内に備えた真空発生器と、
その真空発生器の排気通路と空圧噴射ノズル間に形成さ
れた流路に平行に延びる中空内にフィルタを装入したフ
ィルタ収納室を有するとともに、該フィルタ収納室の一
方に一端が該フィルタ収納室端部に連通され、他端が外
面に開口した空気流入口を有し、該フィルタ収納室の他
方にフィルタ収納室を閉塞する栓を有し、該栓と該フィ
ルタ収納室間に前記真空発生器の第2吸気通路に連通可
能な第1連絡通路を有し、さらに該空気流入口側のフィ
ルタ収納室端部に第2連絡通路を有するフィルタ部材
と、前記フィルタ部材に沿って延びるシリンダ室を有
し、一端が前記フィルタ収納室の第2連絡通路に連通可
能に形成され、他端が該シリンダ室の一端部に連通され
た導通孔を設け、該シリンダ室の他端部に弾性部材によ
って該シリンダ室の一端側から他端側へ向かって付勢さ
れ摺動自在に設けられたピストンが該弾性部材の付勢力
に抗して所定位置に移動したことを検知するセンサを有
する検知部材とを備え、当該真空発生器の第2吸気通路
と前記フィルタ部材の第1連絡通路間および該フィルタ
部材の第2連絡通路と前記検知部材の導通孔間にそれぞ
れ密閉材を介在可能とし、前記真空発生器の流路に対し
て直交するように該器体の四隅と、前記フィルタ収納室
に対して直交するように該フィルタ部材の四隅と、前記
シリンダ室に対して直交するように該検知部材の四隅と
に連結ねじ孔を螺設し、これらフィルタ部材と検知部材
とのどちらか一方を或は両者を前記真空発生器に選択的
に連結ねじを介して螺着固定してなるので、低コスト、
省スペース、且簡単な構造のもとで、必要に応じ、たと
えば真空発生器とフィルタ部材、或は検知部材との各組
合わせによる各ユニットとして、さらに真空発生器とフ
ィルタ部材及び検知部材の組合わせによるユニットなど
各々のユニットを必要に応じて選択的に使い分けでき、
真空発生器の真空確認のためのシーケンサ制御を必要と
する場合、或は作動流体中の不純物除去を必要とする場
合等に応じて自由に容易に組合せて使用でき、組合わせ
に際しては、複雑な配管を要することがないので手間も
かからず、保守も容易である。しかも、従来の真空発生
装置に比べ、配線或は配管の接続を不要且つ選択的組合
せを可能とし、その選択的組合せにおいて組合せ接合部
毎の気密が保持できるとともに、組立体におけるフイル
タ部材の目詰まりを第2吸気通路、第1連絡通路、第2
連絡通路そして導通孔を介することで効率的且つ確実に
検知してシーケンス制御を助成し得る効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
その断面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第2図
の分解斜視図であり、第4図乃至第9図は本考案の他実
施例を示し、第4図はその断面図、第5図は第4図の側
面図、第6図は第5図の分解斜視図、第7図はその断面
図、第8図は第7図の側面図、第9図は第8図の分解斜
視図であり、第10図は従来の瞬間離脱システムの概略図
である。 1′……真空発生器、16……フィルタ部材、17……検知
部材、18……空圧噴射ノズル、19……排気通路、19′…
…流路、20……第1吸気通路、29……第2吸気通路、30
……第1連絡通路、31……フィルタ収納室、32……栓、
35、36……空気流入口、37……フィルタ、38……密閉
材、40……導通孔、41……第2連絡通路、42……シリン
ダ室、46……弾性部材(復帰ばね)、48……センサ、5
2、53、54……連結ねじ孔、55……連結ねじ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】器体外部に設けられるエア源から圧送され
    る空気を噴射する空圧噴射ノズルと、該空圧噴射ノズル
    から噴射される空気を排気する排気通路と、該空圧噴射
    ノズル側の該排気通路に連通する第1,第2吸気通路とを
    器体内に備えた真空発生器と、 前記真空発生器の排気通路と空圧噴射ノズル間に形成さ
    れた流路に平行に延びる中空内にフィルタを装入したフ
    ィルタ収納室を有するとともに、該フィルタ収納室の一
    方に一端が該フィルタ収納室端部に連通され、他端が外
    面に開口した空気流入口を有し、該フィルタ収納室の他
    方にフィルタ収納室を閉塞する栓を有し、該栓と該フィ
    ルタ収納室間に前記真空発生器の第2吸気通路に連通可
    能な第1連絡通路を有し、さらに該空気流入口側のフィ
    ルタ収納室端部に第2連絡通路を有するフィルタ部材
    と、 前記フィルタ部材に沿って延びるシリンダ室を有し、一
    端が前記フィルタ収納室の第2連絡通路に連通可能に形
    成され、他端が該シリンダ室の一端部に連通された導通
    孔を設け、該シリンダ室の他端部に弾性部材によって該
    シリンダ室の一端側から他端側へ向かって付勢され摺動
    自在に設けられたピストンが該弾性部材の付勢力に抗し
    て所定位置に移動したことを検知するセンサを有する検
    知部材とを備え、 当該真空発生器の第2吸気通路と前記フィルタ部材の第
    1連絡通路間及び該フィルタ部材の第2連絡通路と前記
    検知部材の導通孔間にそれぞれ密閉材を介在可能とし、
    前記真空発生器の流路に対して直交するように該器体の
    四隅と、前記フィルタ収納室に対して直交するように該
    フィルタ部材の四隅と、前記シリンダ室に対して直交す
    るように該検知部材の四隅とにそれぞれ連結ねじ孔が螺
    設されて、該フィルタ部材および検知部材を当該真空発
    生器に連結ねじを介して螺着固定することも、該フィル
    タ部材と検知部材のいずれか一方を当該真空発生器に連
    結ねじを介して螺着固定することも可能な構成とされた
    ことを特徴とする真空発生器組立体。
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