JP2553572Y2 - 段差用の踏板装置 - Google Patents

段差用の踏板装置

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JP2553572Y2
JP2553572Y2 JP3954391U JP3954391U JP2553572Y2 JP 2553572 Y2 JP2553572 Y2 JP 2553572Y2 JP 3954391 U JP3954391 U JP 3954391U JP 3954391 U JP3954391 U JP 3954391U JP 2553572 Y2 JP2553572 Y2 JP 2553572Y2
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JP
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unit
tread
leg
treadboard
flat
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JP3954391U
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JPH04126904U (ja
Inventor
一雄 須崎
Original Assignee
不二グレート工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車道と歩道、道路と建
物や車庫、駐車場など人、車輌等が出入する高さの異な
る、すなわち段差のある場所に設けられ、傾斜面を形成
する段差用の踏板装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車輌などの道路の両側には縁石が
設けられ歩道、建物の出入口などは道路より縁石の高さ
だけ段差があり、そのため人または車輌を通り易すくす
るために、長尺の綾鋼板などをへ字状に折り曲げ、綾鋼
板が傾斜するように縁石に懸架し、踏板として使用して
きた。
【0003】また、段差のある車輌等の出入口の縁石に
傾斜面を有するコンクリート製の縁石を並らべて使用す
ることがあったが、道路と縁石の間に僅かでも段差があ
ると、車輌等が通過する際に衝撃が加わり破損すること
があった。
【0004】このため、近時破損しにくい美粧な、実開
昭57−137604号に見られる如き鋳鉄で製作さ
れ、相対する両側辺に傾斜に合わせた直角三角形状の脚
片を垂設したほゞ正方形の傾斜面を有する踏板が広く使
用されるようになってきた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】以上述べた如く、人、
車輌が通過する段差のある場所には、傾斜面を有する踏
板が使用されるようになってきたが、鋼板を使用したも
のは重量があり、取扱いに容易でなく、車輌等の通過に
伴ない次第に窪みが生じたり、がたつき音が発生するな
どの欠点があった。
【0006】このため鋳鉄で製造された傾斜面を有する
方形の踏板が、美粧さと取扱い、設置の容易さにより広
く使用されるようになってきたが、車輌が通過すると踏
板と踏板間に隙間が生じたり、脚片の下などに石などが
挟まると、がたつきが生ずるなどの欠点があった。
【0007】本考案は、がたつきの生じない、かつ踏板
と踏板の間に隙間の生ずることのない、段差用の踏板装
置を提供するを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】二等辺三角形状とした踏
板を主単位体となし、両端に主単位体を頂部より2等分
した直角三角形をなす踏板を副単位体となし、二等辺三
角形状をなす等しい辺のなす頂部において隣位する踏板
の底辺の両端に突設した係止片を担持、係止するように
構成することにより解決せるものである。
【0009】すなわち、主単位体をなす踏板は、二等辺
三角形状をなし2つの等しい辺のなす頂部において脚片
を垂設し底辺に向って傾斜面を形成した脚片付き踏板単
位体と、同形の二等辺三角形状をなす平板状踏板単位体
の2種の組合わせによって構成される。
【0010】なお、主単位体をなす踏板単位体が所要の
長さ連設されるが、その両端には、主単位体の踏板単位
体を頂部より左右に2等分した直角三角形状の踏板単位
体が、副単位体の補助踏板単位体として使用され、必要
に応じ2等分した辺には垂直又は連設方向より外方向に
傾斜した三角形状板の脚片が形成される。
【0011】
【作用】踏板は、建物の出入口、車庫や駐車場の出入口
などにおいて、車道などの道路と段差のある場所に、主
単位体をなす2種の踏板が交互に所要の長さになるよう
連設し、両端に副単位体をなす主単位体を2等分した補
助踏板が取付けられ、傾斜面を有する通路が形成され
る。
【0012】
【実施例】本考案を、図面に示す実施例に従って説明す
るに、図1に示す如く主単位体をなす2種の踏板単位体
は、図2に示す如く二等辺三角形状をなし、図2に示す
如き2つの等しい辺のなす頂部(5)において図6に示
す如く脚片(6)を垂設し、底辺に向って表面が傾斜面
を形成させた脚片付き踏板単位体(1)と、図3に示す
如き平板状踏板単位体(2)とよりなる。なお、脚片付
き踏板単位体(1)の脚片(6)は図6に示す如く下端
を内方に折り曲げ高さは道路の縁石の高さに合わせる。
また、平板状踏板単位体(2)の頂部(9)には約2倍
位の厚さとして脚板を図3に示す如く裏面に形成すると
よい。
【0013】また、図1に示すように連設したとき、脚
片付き踏板単位体(1)に隣位する平板状踏板単位体
(2)の底辺に平行に突設した係止片(11)を担持
し、かつ係止する係止溝(7)を頂部(5)の表面の両
側に設ける。この場合、係止溝(7)は、隣位する平板
状踏板単位体(2)の係止片(11)が係合したとき、
表面が同一面となるよう図6、図7に示す如く側面に開
口する逆L字状の係止溝(7)とするが、さらに浮上が
らないように、頂部(5)よりの二等辺三角形を2等分
する線(a)に対し、図8に示す如く側面より断面形状
がZ字状をなすよう係止溝を形成するとよく、従って、
脚片は踏板単位体(1)の係止溝(7)、(7)に嵌合
係止する平板状踏板単位体(2)の底辺に添って両端に
突設せる係止片(11)、(11)は逆L字状またはZ
字状に形成される。
【0014】また、図2に示す如く脚片付き踏板単位体
(1)の底辺の両端部に底辺に平行に突設せる係止片
(8)、(8)は、図3に示す如き隣位する平板状踏板
単位体(2)の頂部(9)の表面両側に開口するように
設けた段部(10)に重合し担持される。
【0015】この場合、図1に示す如く設置されたとき
に、脚片付き踏板単位体(1)の係止片(8)の表面と
隣位する踏板(2)の表面が同一面を形成するように、
係止片(8)の厚さを平板状踏板単位体(2)の段部
(10)の深さと同一にし、また脚片付き踏板単位体
(1)の係止片(8)、(8)の裏面には突起(図示せ
ず)を垂設し、平板状踏板単位体(2)の段部(10)
に設けた係止孔(12)に係止するようにする。
【0016】図1に示す如く、連設したときに両端部に
配設される副単位体をなす2種の補助踏板単位体は、図
3に示す如く主単位体の平板状踏板単位体(2)の頂部
(9)より底辺の中点を通る中心線により左右に2等分
した直角三角形状をなし、図4,5に示す如く2等分し
た中心線のなす辺に傾斜角度に合わせた垂直または連設
方向より外方向に向って傾斜した脚片(13)を設けた
左側補助踏板単位体(4)により構成される。
【0017】なお、図示しなかったが、図2に示す主単
位体の脚片付き踏板単位体(1)を同様に頂部(5)よ
り底辺の中点を通る中心線により左右に2等分した直角
三角形状をなしたものに脚片を設け、補助踏板単位体と
するも差支えなく、また脚片(13)には図1、図5お
よび図6に示す如く雨水が流れるように透孔を設けると
よい。
【0018】
【考案の効果】本考案は、以上の如く構成されているの
で、各主単位体の踏板単位体の2つの等しい辺のなす頂
部のみが接地し、底辺の両端の頂部を担持し係止するの
で、がたつく恐れなく、かつ、頂部においてお互いに隣
位する踏板単位体と係止しているので、踏板単位体間に
隙間が生ずることなく、浮上ったり、がたつき音を発生
したりする恐れがなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施状況を示す部分斜視図
【図2】脚片付き踏板単位体(1)の斜視図
【図3】平板状踏板単位体(2)の斜視図
【図4】左側補助踏板単位体(3)および右側補助踏板
単位体(4)の斜視図
【図5】右側補助踏板単位体(4′)の別の実施例を示
す斜視図
【図6】脚片付き踏板単位体(1)の部分拡大斜視図
【図7,8】脚片付き踏板単位体(1)の頂部における
係止状況の実施例を示す部分断面図
【符号の説明】
1 脚片付き踏板単位体 2 平板状踏板単位体 3 左側補助踏板単位体 4 右側補助踏板単位体 5、9、9’ 頂部 6、13 脚片 7 係止溝 8、11 係止片 10、10’ 段部 12 係止孔 13 脚片

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主単位体をなす2種の脚片付き踏板単位
    体(1)、平板状踏板単位体(2)は同形の二等辺三角
    形状をなし、交互に連設したときに2つの等しい辺のな
    す頂部(5)、(9)において、隣位する平板状踏板単
    位体(2)、脚片付き踏板単位体(1)の底辺の両端の
    頂部に底辺に添って突設せる係止片(11)、(1
    1),(8)、(8)をそれぞれ担持し係止せしめるよ
    うにし、脚片付き踏板単位体(1)には頂部(5)に脚
    片(6)を垂設し底辺に向って傾斜面を形成せしめ、
    設せる主単位体の脚片付き踏板単位体(1)、平板状踏
    板単位体(2)の両端に位置する副単位体の2種の左側
    補助踏板単位体(3)、右側補助踏板単位体(4)は、
    主単位体の脚片付き踏板単位体(1)または平板状踏板
    単位体(2)の頂部(5)または(9)より底辺の中点
    を結ぶ線により左右に2等分した直角三角形状をなし、
    2等分した辺に脚片(13)を設けたことを特徴とする
    段差用の踏板装置
  2. 【請求項2】 主単位体をなす脚片付き踏板単位体
    (1)の頂部(5)において、表面の両辺に開口する逆
    L字状またはZ字状の係止溝(7)、(7)を設け、
    板状踏板単位体(2)の底辺両側に突設した係止片(1
    1)、(11)は該係止溝(7)、(7)に嵌合する逆
    L字状またはZ字状の形状とし、主単位体の脚片付き踏
    板単位体(1)と隣位する平板状踏板単位体(2)を
    止するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の段
    差用の踏板装置
  3. 【請求項3】 主単位体をなす平板状踏板単位体(2)
    の頂部(9)に、脚片付き踏板単位体(1)の底辺両端
    部に突設せる係止片(8)、(8)の厚さに等しい深さ
    の段部(10)を形成せしめると共に、該係止片(8)
    の裏面垂設した突起が嵌合する係止孔(12)を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の段差用の踏板
    装置
  4. 【請求項4】 副単位体をなす左側補助踏板単位体
    (3)、右側補助踏板単位体(4)の脚片(13)が、
    踏板の連設方向より外方向に傾斜するよう構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の段差用の踏板装置
JP3954391U 1991-05-01 1991-05-01 段差用の踏板装置 Expired - Lifetime JP2553572Y2 (ja)

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JPH04126904U JPH04126904U (ja) 1992-11-19
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