JP2553416Y2 - ベッド装置 - Google Patents

ベッド装置

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JP2553416Y2
JP2553416Y2 JP4330993U JP4330993U JP2553416Y2 JP 2553416 Y2 JP2553416 Y2 JP 2553416Y2 JP 4330993 U JP4330993 U JP 4330993U JP 4330993 U JP4330993 U JP 4330993U JP 2553416 Y2 JP2553416 Y2 JP 2553416Y2
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floor plate
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plate
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JPH0713249U (ja
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雅和 野村
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France Bed Co Ltd
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France Bed Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C19/00Bedsteads
    • A47C19/005Bedsteads dismountable

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  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は上面に床板を介してマ
ットレスが載置される基体の内部空間を物入れとして利
用するベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】居住空間を有効に利用するためのベッド
装置として、このベッド装置を構成する基体の内部空間
を物入れとして利用するようにしたものが知られてい
る。基体の内部空間を物入れとして利用する場合、基体
の内部を上面が開放した収容部に形成し、その上面側に
床板を上記基体の幅方向に移動自在に設け、その床板を
移動させることで上記収容部を開放させて使用する構成
がある。このような構成のベッド装置として実公昭54
−33524号公報に示されるものが知られている。
【0003】上記公報に示されたベッド装置は、内部を
収容部とした基体の上面に、その幅方向に沿って移動自
在にマットレス体(床板とマットレスとが一体形成され
たもの)を設け、このマットレス体を移動させて収容部
を開放させることで、その収容部を物入れとして利用で
きるようにしている。
【0004】上記収容部を利用しないときには上記マッ
トレス体が基体の幅方向に移動しないようにしなければ
ならない。そこで、上記マットレス体の下面の幅方向両
端部に帯状の一対の弾性板の一端を連結する。各弾性板
の他端は下方に向かって湾曲し、その他端部には上記基
体の側板の上端部外面に係合する突片が設けられてい
る。そして、基体の幅方向一方の弾性板の他端部を上方
へ弾性変形させ、その突片と側板との係合を外せば、上
記マットレス体を基体の幅方向他方へ移動させることが
できるから、それによって開放された基体の収容部を利
用することができる構成となっている。
【0005】ところで、このような構成によると、マッ
トレス体を移動させる場合には、基体の幅方向一端側の
弾性板を弾性変形させ、他端側へ移動させなければなら
ない。そのため、弾性板を操作するための空間部と、マ
ットレス体を移動させるための空間部とを基体の幅方向
一端側と他端側とに確保しなければならないということ
が生じる。
【0006】ベッド装置は、通常、室内空間を有効に利
用するため、その幅方向一側を壁面に接合あるいは近接
させて設置されることが多い。しかしながら、上述した
従来のベッド装置では、基体の幅方向両側に空間部を確
保して設置しなければならないから、室内空間の有効利
用が計れないということがあったり、設置場所に制限を
受けるなどのことがある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このように、床板を基
体の幅方向に移動させてその内部に形成された収容部を
利用できるようにした従来のベッド装置は、基体の両側
に空間部を確保しなければならなかったので、室内空間
の有効利用が計れなかったり、設置場所に制限を受ける
などのことがあった。
【0008】この考案は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、床板を移動させる基体の
幅方向一側方向に空間を確保するだけで、基体の内部空
間を収容部として利用できるようにしたベッドを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの考案は、幅方向一端側が上面に開口した収容部に
形成された基体と、この基体の長手方向一端側と他端側
とにそれぞれ取付けられたボ−ド体と、この一対のボ−
ド体の対向する内面に幅方向に沿って不連続に設けられ
たそれぞれ一対のガイド部と、上記基体の上面に幅方向
に沿って移動自在に配設され上面にマットレスが載置さ
れる床板と、この床板の長手方向両端の幅方向一端部に
設けられ上記各ボ−ド体の一対のガイド部のどちらか一
方に係合され上記床板の移動方向と移動量とを規制する
係合体とを具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】このような構成とすれば、床板を基体の幅方向
一側で操作してその一側方向へスライドさせるため、他
側に空間を確保せずにすみ、また基体に設けられた係合
体を、ボ−ド体の一対のガイド部のどちらに係合させる
かを選択することで、基体の設置状態に応じて床板の移
動方向を変えることができる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を参照して
説明する。図1と図2に示すベッド装置は基体1を備え
ている。この基体1は一側面が開放した箱状体2を有
し、この箱状体2の他側面側には矩形状の底板3の幅方
向一端が連結されている。
【0012】上記底板3の幅方向他端には側板4が立設
され、この側板4と上記箱状体2との間の空間部は複数
の仕切板5によって複数の第1の収容部6に区画されて
いる。つまり、第1の収容部6は基体1の上面に開放し
た空間部となっている。
【0013】上記箱状体2の内部空間は図4に示すよう
に仕切板7によって2つの第2の収容部8に区画されて
いる。各第2の収容部8にはそれぞれ引出し9が出し入
れ自在に収容されている。
【0014】上記基体1の長手方向一端面にはヘッドボ
−ド体11、他端面にはフットボ−ド体12がそれぞれ
着脱自在に連結されている。つまり、各ボ−ド体11、
12の第1の収容部6側に位置する幅方向一端は各ボ−
ド体の内面に突設されたピン10aを側板4の端部に設
けられた連結具10bに係合させ、他端は箱状体2の端
面に図示せぬねじによって取付けられている。
【0015】なお、上記各ボ−ド体11、12の内面の
幅方向両端部には図1に示されるように埋め込みナット
10cが設けられ、その埋め込みナット10cを利用し
てピン10aが取付けられたり、ねじが連結されるよう
になっている。
【0016】図1に示すように、各ボ−ド体11、12
の対向する内面の基体1の上面よりもわずかに上方の部
分には、ガイド部としての第1のガイド溝11a、12
aと第2のガイド溝11b、12bとが各ボ−ド体1
1、12の幅方向に沿って不連続に形成されている。各
ガイド溝の両端部には後述する第3のロ−ラ16がわず
かに落ち込んで係止する係止部11c、12cに形成さ
れている。
【0017】上記基体1の上面には、床板13が幅方向
に沿って移動自在に設けられている。上記床板13は基
体1の平面形状とほぼ同じ大きさの矩形状に形成されて
いるとともに、その上面にはマットレスMが載置されて
いる。
【0018】上記基体1の上面の長手方向両端部にはそ
れぞれ第1のロ−ラ14が回転軸線を基体1の長手方向
に沿わせて設けられている。また、床板11の下面の長
手方向中途部には、図3と図4に示されるように一対の
第2のロ−ラ15が幅方向に所定の間隔で離間して設け
られ、さらに長手方向両端面の幅方向一端側にはそれぞ
れ第3のロ−ラ16が回転自在に設けられている。
【0019】上記床板13は、一対の第3のロ−ラ16
を各ボ−ド体11、12の第1のガイド溝11a、12
aに転動自在に係合させ、下面の幅方向一端側の両端部
を第1のロ−ラ14に接触させるとともに、一対の第2
のロ−ラ15の一方を箱状体2の上面に転接させて設け
られている。なお、床板13を長手方向一端側へ強く移
動させれば、他端側の第3のロ−ラ16が第1のガイド
溝11a、12aから外れるから、床板13を一対のボ
−ド体11、12間から取外すことができる。
【0020】このように、上記床板13は、各ロ−ラに
よって基体1の幅方向に沿って移動自在に設けられてい
るとともに、第1のガイド溝11a、12aと第3のロ
−ラ16との係合により、その移動方向と移動量とが規
制されている。
【0021】図3に実線で示すように床板13が基体1
の上面に一致した位置にあるときには、上記第3のロ−
ラ13は第1のガイド溝11a、12aの一端側の係止
部11c、12cに係合している。それによって、床板
13はそれ以上、図3に矢印AとBとで示す幅方向に自
由に移動するのが阻止される。
【0022】上記床板13を、図3に矢印Bで示す方向
へ強く引くと、第3のロ−ラ13を係止部11c、12
cから外すことができるから、この第3のロ−ラ13が
第1のガイド溝11a、12aに沿って移動自在とな
り、この第3のロ−ラ13が第1のガイド溝11a、1
2aの他端側の係止部11c、12cに係合するまで、
上記床板13を矢印B方向へ移動させることができる。
床板13を移動させた状態は、同図に鎖線で示す。
【0023】このような構成のベッド装置によれば、第
1の収容部6を利用する場合には、利用者は床板13を
第2の収容部8側に立って手前側へスライドさせる。そ
れによって、第1の収容部6の上面を開放させることが
できるから、この第1の収容部6を利用することができ
る。
【0024】つまり、床板13がスライドする方向と、
その床板13を利用者がスライド操作する位置とが基体
1の幅方向の同じ側方で行える。そのため、基体1を、
その第1の収容部6側の側板4を壁面に接合させて設置
しても、その第1の収容部6を利用することができる。
しかも、床板13のスライド方向が第2の収容部8の引
き出し9の引き出し方向と同じであるから、そのような
設置状態であっても、第1の収容部6だけでなく、第2
の収容部8も確実に利用することができる。
【0025】上記床板13のスライド方向を変えたい場
合には、床板13を長手方向一方へ移動させて第3のロ
−ラ16と第1のガイド溝11a、12a、との係合を
取り外し、上記床板13を180度回転させてその第3
のロ−ラ16を各ボ−ド体11、12の第2のガイド溝
11b、12bに係合させる。
【0026】それによって、床板13は第2のガイド溝
11b、12bに沿って移動することになるから、その
移動方向を基体1の幅方向において、先程とは逆にする
ことができる。
【0027】床板13の移動方向を変えると、その床板
13を移動させても第1の収容部6を開閉することがで
きなくなる。したがって、そのような場合には、床板1
3とともに一対のボ−ド体11、12間で基体1の向き
を180度変えることで、上記床板13のスライドによ
って第1の収容部6の開閉を行うことができるようにな
る。
【0028】図5は床板13のスライド方向とベッド装
置の設置状態とを示している。同図において、ベッド装
置をXで示すように設置する場合には、床板13のスラ
イド方向を同図に矢印bで示す方向にすればよく、また
Yで示すように設置する場合には、床板13のスライド
方向を矢印aで示す方向にすればよい。
【0029】つまり、床板3のスライド方向を変えるこ
とができるため、図5に示すX、Yいずれの設置状態で
あっても、第1の収容部6は勿論のこと、第2の収容部
8の引き出し9も確実に利用することができる。言い換
えれば、床板13をスライドさせて収容部6、8を利用
する構成のベッド装置であっても、その設置場所に大き
な制限を受けることがないため、非常に利用し易いとい
うことになる。
【0030】なお、この考案は上記一実施例に限定され
ず、種々変形可能である。たとえば、床板に設けられた
第3のロ−ラが係合する、ガイド部としては、各ボ−ド
体にガイド溝を形成する代わりに、プラスチックや金属
で形成されたガイド体を取付けるようにしてもよい。
【0031】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案は、床板をス
ライドさせて基体に形成された収容部を開閉する構造の
ベッド装置において、上記床板のスライド方向と、その
床板をスライド操作するための方向とを、上記基体の幅
方向の同じ方向で行えるようにした。
【0032】そのため、スライド方向と操作方向とが基
体の幅方向において逆である場合のように、基体の設置
状態に大きな制限を受けるということがなくなるから、
使い勝手がよい。
【0033】また、ボ−ド体に、その幅方向に沿って不
連続に第1のガイド部と第2のガイド部とを形成したか
ら、床板に設けられた係合体をどちらのガイド溝に係合
させるかを選択することで、上記床板のスライド方向を
変えることができる。
【0034】そのため、ベッド装置の設置状態に応じて
上記床板のスライド方向を変えることができるから、そ
のことによっても、設置状態の自由度を増大させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の全体構成を示す分解斜視
図。
【図2】同じく組立て状態の斜視図。
【図3】同じく基体の幅方向に沿う断面図。
【図4】同じく基体の長手方向に沿う第2の収容部の部
分の断面図。
【図5】同じくベッド装置の配置状態と床板のスライド
方向との関係を説明するための説明図。
【符号の説明】
1…基体、6…第1の収容部、11…ヘッドボ−ド体、
12…フットボ−ド体、11a、12a…第1のガイド
溝(ガイド部)、11b、12b…第2のガイド溝(ガ
イド部)、13…床板、16…第3のロ−ラ(係合
体)、M…マットレス。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向一端側が上面に開口した収容部に
    形成された基体と、この基体の長手方向一端側と他端側
    とにそれぞれ取付けられたボ−ド体と、この一対のボ−
    ド体の対向する内面に幅方向に沿って不連続に設けられ
    たそれぞれ一対のガイド部と、上記基体の上面に幅方向
    に沿って移動自在に配設され上面にマットレスが載置さ
    れる床板と、この床板の長手方向両端の幅方向一端部に
    設けられ上記各ボ−ド体の一対のガイド部のどちらか一
    方に係合され上記床板の移動方向と移動量とを規制する
    係合体とを具備したことを特徴とするベッド装置。
JP4330993U 1993-08-06 1993-08-06 ベッド装置 Expired - Lifetime JP2553416Y2 (ja)

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JPH0713249U JPH0713249U (ja) 1995-03-07
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