JP2553369B2 - 液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents

液晶表示パネルの製造方法

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JP2553369B2 JP62313000A JP31300087A JP2553369B2 JP 2553369 B2 JP2553369 B2 JP 2553369B2 JP 62313000 A JP62313000 A JP 62313000A JP 31300087 A JP31300087 A JP 31300087A JP 2553369 B2 JP2553369 B2 JP 2553369B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 液晶表示パネル内に液晶を充填し封止する方法に関
し、 液状充填用の開口を、液晶表示パネルの対称位置に配
設可能とし、かつ液晶浸入防止用のストッパーのため
に、スクライブに支障を来すことの無いような方法で液
晶を節減可能な液晶表示パネルの製造方法を実現するこ
とを目的とし、 2枚のガラス板を貼り合わせて、シールラインの内側
の空間に液晶を充填してなる液晶表示パネルを製造する
際に、 シールラインで囲まれた液晶充填室に対し対称位置
に、液晶充填用の開口を形成し、 開口より外側のスクライブ線から切除される余剰領域
に、該開口と、液晶表示パネルの角部の液晶充填口間を
連通する充填路を形成すると共に、液晶の浸入防止用の
ストッパーを形成し、 液晶充填口を液晶ボート中に没入させ、充填路を経由
してシールラインの内側に液晶を充填した後、スクライ
ブ線から余剰領域を切除し、シールラインの開口を封止
するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、液晶表示パネル内に液晶を充填し封止する
方法に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の液晶表示パネルの製造方法を工程順に
示す図である。(a)は液晶表示パネルの側面図と低面
図であり、液晶表示パネルは、2枚のガラス板1、2間
に長方形の環状にエポキシ系の樹脂をスクリーン印刷し
て、貼り合わせることで、シールライン3の内側に空間
14が形成されている。このとき、1箇所だけ樹脂を印刷
しないで残しておき、液晶充填用の開口4とする。シー
ルライン3の内側の空間を真空状態とした後、開口4か
ら液晶を充填するが、次にこの液晶充填方法を説明す
る。
まず(a)図において、破線で示すスクライブ線5か
ら余剰部6をスクライブして切り落とし、(b)の状態
とする。次に(c)のように、チャンバー7内におい
て、該チャンバー7中を真空にし、シールライン3の内
部14を真空状態とした後、開口4側の端部を、液晶8の
入ったボート9中に没入させ、窒素ガスなどをチャンバ
ー7中に充填する。すると、窒素ガスの圧力で、ボート
9中の液晶8が開口4からシールライン3の内側の空間
14に充填される。充填後、開口4を樹脂で封止する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、このように液晶表示パネルの一端を全幅に
わたって液晶ボート9に入れると、端部のガラス表面に
液晶が付着したり、毛管現象で、シールライン3の外の
隙間10に液晶が浸入する。そのために、液晶が無駄に消
費され、材料費が高くつく。
これに対し、第5図に示すように、開口4を液晶表示
パネルの角に設け、各部のみを液晶ボート9に入れるよ
うにすれば、ガラス表面への液晶付着はある程度防止で
きる。しかしながら、液晶表示パネル両側の電極引き出
し領域13、13が有るために、開口4が液晶8中に浸漬さ
れるようにするには、ボート9を深くしなければなら
ず、やはり大量の液晶をボート9に入れる必要がある。
また、シールライン3を形成する際に同時にストッパ
ー11を印刷しておけば、隙間10に入った液晶は、ストッ
パー11で遮られ、それ以上浸入できない。しかしなが
ら、2枚のガラス板1、2を貼り合わせた後、外周をス
クライブ線12から切除して整形する際に、ストッパー11
の部分で、ガラス板が真っ直ぐに切断されず、電極端子
の引き出しに支障を来すなどの問題がある。
別の問題として、液晶表示パネルは、中心線Cに対し
対称形状に形成するのが、ストレス対策上好ましい。し
たがって、第5図のように、角部に開口4を設けるの
は、ストレスをバランスさせる上で好ましくない。
本発明の技術的課題は、従来の液晶表示パネルの製造
方法におけるこのような問題を解消し、液晶充填用の開
口を、液晶表示パネルの対称位置に配設可能とし、かつ
液晶浸入防止用のストッパーのために、スクライブに支
障を来すことの無いような方法で液晶を節減可能な液晶
表示パネルの製造方法を実現することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明による液晶表示パネルの製造方法の基
本原理を説明する側面図である。液晶充填用の開口4
は、液晶表示パネルの中心線C上に設けるなど、シール
ライン3で囲まれた領域に対し対称位置に配設されてい
る。そして、スクライブ線5から切除される余剰領域6
に、該開口4と液晶表示パネルの角部の液晶充填口15間
を連通する充填路16と、液晶の浸入防止用のストッパー
17が形成されている。
液晶充填に際しては、液晶充填口15を液晶ボート9に
没入させ、充填路16を経由してシールライン3の内側に
液晶を充填した後、スクライブ線5から余剰領域6を切
除し、シールライン3の開口4を封止する。
〔作用〕
このように、液晶表示パネルの角部に液晶充填口15を
形成してあるため、液晶表示パネルの角部のみを液晶ボ
ート9中に没入させて、液晶を充填することができ、ガ
ラス板表面への液晶付着を最少限に抑制できる。またス
トッパー17が有るため、液晶が2枚のガラス板間の隙間
に浸入するのを防止でき、液晶が無駄に消費されること
はなく、材料費が節減される。
ストッパー17は、余剰領域6に形成されており、スク
ライブ線以外の位置に有るため、余剰領域6を切除する
際に、ストッパー17も切除される。そのため、スクライ
ブ時に支障を来すようなことはない。
〔実施例〕
次に本発明による液晶表示パネルの製造方法が実際上
どのように具体化されるかを実施例で説明する。第2図
は本発明方法により液晶充填が行なわれる液晶表示パネ
ル、第3図は液晶充填後の液晶表示パネルである。
第2図に示すように、2枚のガラス板間において、液
晶充填室14を形成するためのシールライン3を余剰領域
6の角部まで延長することで、液晶の充填路16と、スト
ッパー17が形成されている。この液晶表示パネルの液晶
充填口15を、第1図に示すように、液晶ボート中に没入
させて、シールライン3の内側の液晶充填室14に液晶を
充填した後、スクライブ線5から余剰領域6を切除す
る。そして第3図に示すように、開口4を樹脂18で封止
し、左右両側をスクライブ線18、19から切除することに
より、液晶表示パネルが完成する。
この実施例の液晶表示パネルは、左右両側もスクライ
ブ線18、19から切除する例であり、第1図のように左右
に電極端子引き出し用の領域13、13を設ける場合は、左
右のスクライブ線18、19は、電極端子引き出し用の領域
13、13の外側に設ける。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、スクライブ線5から切
除される余剰領域6において、シールライン3を液晶表
示パネルの角部まで延長して充填路16を形成し、かつス
トッパー17を設けている。そのため、液晶充填口15を液
晶ボート9に没入させて液晶を充填する際に、液晶がガ
ラス板の外面に付着したり、2枚のガラス板間の隙間に
浸入したりして無駄に消費される液晶の量が最小限に抑
制され、経済的である。また液晶充填口15は、液晶表示
パネルの角部に形成されるため、液晶ボートの液晶深さ
が浅くてすみ、面積も小さくて足りるので、液晶ボート
に入れる液晶も少なくなる。ストッパー17は、余剰領域
6と一緒に切除され、スクライブ線上に残存しないた
め、スクライブに支障を来すようなこともない。液晶充
填室14に対し、左右対称の位置に、開口4が配設される
ので、液晶表示パネルに与えるストレスも対称に現れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による液晶表示パネルの製造方法の基本
原理を説明する側面図、第2図は本発明方法で液晶充填
が行なわれる液晶表示パネルの側面図、第3図は本発明
方法で液晶充填が行なわれた液晶表示パネルの側面図、
第4図は従来の液晶充填方法を工程順に示す側面図、第
5図は従来の別の液晶充填方法を示す側面図である。 図において、1、2はガラス板、3はシールライン、4
は開口、5はスクライブ線、6は余剰領域、9は液晶ボ
ート、10は隙間、11、17はストッパー、13は端子引き出
し領域、14は液晶充填室、15は液晶充填口、16は充填路
をそれぞれ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−112718(JP,A) 実開 昭62−16925(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚のガラス板を貼り合わせて、シールラ
    インの内側の空間に液晶を充填してなる液晶表示パネル
    を製造する際に、 シールライン3で囲まれた液晶充填室14に対し対称位置
    に、液晶充填用の開口4を形成し、 開口4より外側のスクライブ線5から切除される余剰領
    域6に、該開口4と、液晶表示パネルの角部の液晶充填
    口15間を連通する充填路16を形成すると共に、液晶の浸
    入防止用のストッパー17を形成し、 液晶充填口15を液晶ボート9中に没入させ、充填路16を
    経由してシールライン3の内側に液晶を充填した後、ス
    クライブ線5から余剰領域6を切除し、シールライン3
    の開口4を封止することを特徴とする液晶表示パネルの
    製造方法。
JP62313000A 1987-12-09 1987-12-09 液晶表示パネルの製造方法 Expired - Lifetime JP2553369B2 (ja)

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JPH01152421A JPH01152421A (ja) 1989-06-14
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US6844910B2 (en) * 1999-12-28 2005-01-18 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Liquid crystal display device and manufacturing method thereof

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