JP2553091B2 - ウレタン変性アクリレ−ト樹脂組成物 - Google Patents
ウレタン変性アクリレ−ト樹脂組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ウレタン変性アクリレート(以下、メタク
リレートも含めてアクリレートと称す)と重合性単量体
を原料とする硬化して耐久性、強靭性に優れたウレタン
変性アクリレート樹脂を生成する組成物に関する。
リレートも含めてアクリレートと称す)と重合性単量体
を原料とする硬化して耐久性、強靭性に優れたウレタン
変性アクリレート樹脂を生成する組成物に関する。
従来の技術 近年、放射線硬化しうる樹脂組成物が多く開発され、
塗料、接着剤、粘着剤、磁気テープ用バインダー等に利
用され始め今後さらにその利用範囲は拡大していくもの
と考えられている。なかでもウレタン変性アクリレート
は、嫌気性が弱く酸素濃度が高くても重合するうえ、そ
の硬化物の物性はその構造(ジイソシアナートの種類、
ポリオールの種類および分子量、縮合度など)によつて
大幅に変化し、非常にバラエテイーに富んでいることな
どによつて注目を集めている。ウレタン変性アクリレー
トと重合性単量体とからなるウレタン変性アクリレート
組成物としては、種々の組成を有するものが知られてい
る(例えば特公昭39−14805号公報、特公昭45−15629号
公報、特開昭47−13693号公報、特開昭48−25095号公
報、特開昭55−54316号公報、特開昭59−191772号公
報、米国特許第3297745号など)。
塗料、接着剤、粘着剤、磁気テープ用バインダー等に利
用され始め今後さらにその利用範囲は拡大していくもの
と考えられている。なかでもウレタン変性アクリレート
は、嫌気性が弱く酸素濃度が高くても重合するうえ、そ
の硬化物の物性はその構造(ジイソシアナートの種類、
ポリオールの種類および分子量、縮合度など)によつて
大幅に変化し、非常にバラエテイーに富んでいることな
どによつて注目を集めている。ウレタン変性アクリレー
トと重合性単量体とからなるウレタン変性アクリレート
組成物としては、種々の組成を有するものが知られてい
る(例えば特公昭39−14805号公報、特公昭45−15629号
公報、特開昭47−13693号公報、特開昭48−25095号公
報、特開昭55−54316号公報、特開昭59−191772号公
報、米国特許第3297745号など)。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら金属をはじめとする種々の被着体との良
好な接着性、密着性、可撓性、強靭性を保持し同時に耐
加水分解性、耐候性を具備したウレタン変性アクリレー
ト樹脂を与えるウレタン変性アクリレート組成物は未だ
に得られていないのが現状である。
好な接着性、密着性、可撓性、強靭性を保持し同時に耐
加水分解性、耐候性を具備したウレタン変性アクリレー
ト樹脂を与えるウレタン変性アクリレート組成物は未だ
に得られていないのが現状である。
本発明の目的は優れた耐加水分解性、耐候性とともに
強伸度、可撓性、弾性、密着性および接着性に優れたウ
レタン変性(メタ)アクリレート樹脂を与える組成物を
提供することにある。
強伸度、可撓性、弾性、密着性および接着性に優れたウ
レタン変性(メタ)アクリレート樹脂を与える組成物を
提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、上記目的は、ウレタン変性アクリレ
ートと重合体単量体とからなるウレタン変性アクリレー
ト組成物において該ウレタン変性アクリレートが次の一
般式(I) (式中、R1およびR′1は水素またはメチル基、R2およ
びR′2は多価アルコール残基、R3は有機ジイソシアナ
ート残基、R4は 気、または/および 基を含有するポリカーボネートポリオール残基、mは1
〜8の数、lおよびnは1〜3の整数を示す。)で表わ
される化合物である事を特徴とするウレタン変性アクリ
レート組成物を提供することによつて達成される。
ートと重合体単量体とからなるウレタン変性アクリレー
ト組成物において該ウレタン変性アクリレートが次の一
般式(I) (式中、R1およびR′1は水素またはメチル基、R2およ
びR′2は多価アルコール残基、R3は有機ジイソシアナ
ート残基、R4は 気、または/および 基を含有するポリカーボネートポリオール残基、mは1
〜8の数、lおよびnは1〜3の整数を示す。)で表わ
される化合物である事を特徴とするウレタン変性アクリ
レート組成物を提供することによつて達成される。
本発明で使用される前記一般式(I)で示されるウレ
タン変性アクリレートとは、ポリカーボネートポリオー
ル、有機ジイソシアナートおよび水酸基含有アクリレー
トまたはメタクリレートから製造され、ポリマー主鎖中
にウレタン結合を有し、ポリマー末端にはアクリロイル
基またはメタクリロイル基を有するポリマーである。
タン変性アクリレートとは、ポリカーボネートポリオー
ル、有機ジイソシアナートおよび水酸基含有アクリレー
トまたはメタクリレートから製造され、ポリマー主鎖中
にウレタン結合を有し、ポリマー末端にはアクリロイル
基またはメタクリロイル基を有するポリマーである。
本発明で使用されるポリカーボネートポリオールは の基または/および の基を分子内に含有する分子量250〜10,000の範囲のも
のが好ましい。特に上記のメチル分岐を有する炭素数9
の基を分子内に含有するポリカーボネートポリオールを
用いることにより、得られた組成物の耐加水分解性、耐
溶剤性、強靭性、可撓性が総合的に優れると同時に、メ
チル分岐を有するので、非晶性となり、特に低温柔軟性
が良好であり、さらに基材に対する密着性も優れる。
のが好ましい。特に上記のメチル分岐を有する炭素数9
の基を分子内に含有するポリカーボネートポリオールを
用いることにより、得られた組成物の耐加水分解性、耐
溶剤性、強靭性、可撓性が総合的に優れると同時に、メ
チル分岐を有するので、非晶性となり、特に低温柔軟性
が良好であり、さらに基材に対する密着性も優れる。
分子内に 基または/および 基を有するポリカーボネートポリオールの製造方法とし
ては、2−メチル−1,8−オクタンジオールまたは/お
よび1,9−ノナンジオールまたはこれを含有する低分子
ポリオールを、ジフエニルカーボネートジエチルカーボ
ネート、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネー
ト等のカーボネート化合物と反応させるか、あるいはホ
スゲンまたはクロル蟻酸エステルと反応させる方法があ
る。
ては、2−メチル−1,8−オクタンジオールまたは/お
よび1,9−ノナンジオールまたはこれを含有する低分子
ポリオールを、ジフエニルカーボネートジエチルカーボ
ネート、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネー
ト等のカーボネート化合物と反応させるか、あるいはホ
スゲンまたはクロル蟻酸エステルと反応させる方法があ
る。
2−メチル−1,8−オクタンジオールまたは/および
1,9−ノナンジオールと併用でき低分子ポリオールとし
て1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタジ
オール、1,5−ペンタンジオール、1,4−ブタジオール、
1,3−プロピレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、トリメチロールプロパン等が挙げられるが、これら
に限定されるものではない。しこしながら本発明におい
て低温特性、耐久性、柔軟性を特に要求する場合はこれ
らを併用しない方が好ましい。
1,9−ノナンジオールと併用でき低分子ポリオールとし
て1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタジ
オール、1,5−ペンタンジオール、1,4−ブタジオール、
1,3−プロピレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、トリメチロールプロパン等が挙げられるが、これら
に限定されるものではない。しこしながら本発明におい
て低温特性、耐久性、柔軟性を特に要求する場合はこれ
らを併用しない方が好ましい。
本発明で用いられる有機ジイソシアナートとしては、
イソシアナート基を2個有する公知の芳香族、脂肪族、
脂環族イソシアナートのいずれでもよい。例えば4,4′
−ジフエニルメタンジイソシアナート、p−フエニレン
ジイソシアナート、トルイレンジイソシアナート、1,5
−ナフチレンジイソシアナート、キシリレンジイソシア
ナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、イソホロン
ジイソシアナート、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジ
シイソシアナート、ビス(イソシアナートメチル)シク
ロヘキサン等が挙げられる。
イソシアナート基を2個有する公知の芳香族、脂肪族、
脂環族イソシアナートのいずれでもよい。例えば4,4′
−ジフエニルメタンジイソシアナート、p−フエニレン
ジイソシアナート、トルイレンジイソシアナート、1,5
−ナフチレンジイソシアナート、キシリレンジイソシア
ナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、イソホロン
ジイソシアナート、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジ
シイソシアナート、ビス(イソシアナートメチル)シク
ロヘキサン等が挙げられる。
本発明で用いられる水酸基含有アクリレートまたはメ
タクリレートの例としては例えば2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、1,9−ノナンジオールモノ(メタ)
アクリレート、プロピレンオキシド変性モノ(メタ)ア
クリレート、カプロラクトン変性モノ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールエタンジ(メタ)アクリレート、
トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールトリ(メタ)アクリレート等を挙げる
ことができる。UVによつて硬化させる場合、アクリロイ
ル基とメタクリロイル基を比較すると反応速度は、アク
リロイル基が圧倒的に速く、アクリレートを用いること
が好ましい。
タクリレートの例としては例えば2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、1,9−ノナンジオールモノ(メタ)
アクリレート、プロピレンオキシド変性モノ(メタ)ア
クリレート、カプロラクトン変性モノ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールエタンジ(メタ)アクリレート、
トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールトリ(メタ)アクリレート等を挙げる
ことができる。UVによつて硬化させる場合、アクリロイ
ル基とメタクリロイル基を比較すると反応速度は、アク
リロイル基が圧倒的に速く、アクリレートを用いること
が好ましい。
前記ポリカーボネートポリオールおよび有機ジイソシ
アナートとの反応割合はポリカーボネートポリオール中
の水酸基(OH)がイソシアナート基(NCO)に対して1
未満(OH/NCO<1)である。上記反応割合で反応させる
ことにより末端イソシアナート基含有プレポリマーが得
られる。反応温度は20〜130℃、特に50〜100℃が好まし
い。触媒としては、トリエチレンジアミン、トリエチル
アミン、ジブチルスズジラウレート、ジメチルオクチル
スズなどが好適である。
アナートとの反応割合はポリカーボネートポリオール中
の水酸基(OH)がイソシアナート基(NCO)に対して1
未満(OH/NCO<1)である。上記反応割合で反応させる
ことにより末端イソシアナート基含有プレポリマーが得
られる。反応温度は20〜130℃、特に50〜100℃が好まし
い。触媒としては、トリエチレンジアミン、トリエチル
アミン、ジブチルスズジラウレート、ジメチルオクチル
スズなどが好適である。
上記反応により得られる末端イソシアナート基含有プ
レポリマーを次いで水酸基含有アクリレートと反応させ
てウレタン変性アクリレートを製造する。水酸基含有ア
クリレートの量は末端イソシアナート基含有プレポリマ
ー中のイソシアナート基に対して該化合物(反応モル比
OH/NCO)が等モル以上になる量であることが好ましい。
このウレタン変性アクリレートの分子量は1,000〜20,00
0、より好ましくは2,000〜15,000である。
レポリマーを次いで水酸基含有アクリレートと反応させ
てウレタン変性アクリレートを製造する。水酸基含有ア
クリレートの量は末端イソシアナート基含有プレポリマ
ー中のイソシアナート基に対して該化合物(反応モル比
OH/NCO)が等モル以上になる量であることが好ましい。
このウレタン変性アクリレートの分子量は1,000〜20,00
0、より好ましくは2,000〜15,000である。
また上記ウレタン変性アクリレートと配合される重合
性単量体としては、スチレン、ビニルトルエン、クロロ
スチレン、ジビニルベンゼン等のスチレン系単量体、メ
タクリル酸メチル、アクリル酸メチル、1,9−ノナンジ
オールジアクリレート、2−メチル−1,8−オクタンジ
オール、1,6−ヘキサメチレングリコールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリエチ
レングリコールジアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、ノニルフエノキシエチルアクリレート、ジ
シクロヘキシルペンタジエチルアクリレート、ペンタエ
リスリトールトリアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート等のモノアクリレート及びポリアク
リレート、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレー
ト等のアリル系単量体、酢酸ビニル、ジブチルフマレー
ト等でありこれらの一種以上が配合されうる。
性単量体としては、スチレン、ビニルトルエン、クロロ
スチレン、ジビニルベンゼン等のスチレン系単量体、メ
タクリル酸メチル、アクリル酸メチル、1,9−ノナンジ
オールジアクリレート、2−メチル−1,8−オクタンジ
オール、1,6−ヘキサメチレングリコールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリエチ
レングリコールジアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、ノニルフエノキシエチルアクリレート、ジ
シクロヘキシルペンタジエチルアクリレート、ペンタエ
リスリトールトリアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート等のモノアクリレート及びポリアク
リレート、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレー
ト等のアリル系単量体、酢酸ビニル、ジブチルフマレー
ト等でありこれらの一種以上が配合されうる。
上記ウレタン変性アクリレートはこれらの重合性単量
体と混合してウレタン変性アクリレート樹脂とすること
ができる。ウレタン変性アクリレートと各種重合性単量
体との混合使用比は95:5〜5:95好ましくは90:10〜30:70
重量比である。
体と混合してウレタン変性アクリレート樹脂とすること
ができる。ウレタン変性アクリレートと各種重合性単量
体との混合使用比は95:5〜5:95好ましくは90:10〜30:70
重量比である。
このようにして得られる組成物の密着性、接着性能を
さらに向上させるため、一般式(II) (式中、R5は水素またはメチル基、R6は2価の有機基、
qは1または2、rは1または2であり、q+r=3で
ある。) で表わされるリン含有アクリレートを添加してもよい。
リン含有アクリレートとしては、リン酸モノ[2−アク
リレートエチル]、リン酸モノ[2−アクリレートプロ
ピル]、リン酸ジ[2−アクリレートエチル]、リン酸
ジ[2−アクリレートプロピル]等を挙げることができ
る。リン含有アクリレートの添加量は全樹脂の50重量%
以下が好ましい。
さらに向上させるため、一般式(II) (式中、R5は水素またはメチル基、R6は2価の有機基、
qは1または2、rは1または2であり、q+r=3で
ある。) で表わされるリン含有アクリレートを添加してもよい。
リン含有アクリレートとしては、リン酸モノ[2−アク
リレートエチル]、リン酸モノ[2−アクリレートプロ
ピル]、リン酸ジ[2−アクリレートエチル]、リン酸
ジ[2−アクリレートプロピル]等を挙げることができ
る。リン含有アクリレートの添加量は全樹脂の50重量%
以下が好ましい。
また、生成したウレタン変性アクリレートのラジカル
重合を防止するために、約0.001〜0.05重量%程度のラ
ジカル重合抑制剤を系内に添加することができる。その
抑制剤の例として、たとえばハイドロキノン、ハイドロ
キノンモノメチルエーテル等をあげることができる。
重合を防止するために、約0.001〜0.05重量%程度のラ
ジカル重合抑制剤を系内に添加することができる。その
抑制剤の例として、たとえばハイドロキノン、ハイドロ
キノンモノメチルエーテル等をあげることができる。
本発明の組成物を硬化する手段としては、例えば電子
線硬化、紫外線硬化、熱硬化あるいはその他の公知の手
段のいずれも採用することができる。
線硬化、紫外線硬化、熱硬化あるいはその他の公知の手
段のいずれも採用することができる。
紫外線により本発明の組成物を硬化させる場合には、
以下に示すような光開始剤を添加する。その具体例とし
てはたとえばベンゾフエノン、p−メトキシベンゾフエ
ノン、アセトフエノン、プロピオフエノン、キサント
ン、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、アントラ
キノン、ナフトキノンなどであり、その量は組成物中に
含まれるウレタン変性アクリレートに対して約0.1〜15
重量%程度添加する。その際さらにメチルアミン、ジエ
タノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、トリ
ブチルアミンなどの光活性剤を加えてもよい。
以下に示すような光開始剤を添加する。その具体例とし
てはたとえばベンゾフエノン、p−メトキシベンゾフエ
ノン、アセトフエノン、プロピオフエノン、キサント
ン、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、アントラ
キノン、ナフトキノンなどであり、その量は組成物中に
含まれるウレタン変性アクリレートに対して約0.1〜15
重量%程度添加する。その際さらにメチルアミン、ジエ
タノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、トリ
ブチルアミンなどの光活性剤を加えてもよい。
熱によつて本発明の組成物を硬化させる場合、ラジカ
ル重合開始剤して知られている例えば過酸化水素、過酸
化ベンゾイル、クメンパーオキシド、t−ブチルハイド
ロパーオキシド、アゾビスイソブチロニトリルなどを使
用することができる。電子線を照射して硬化させる場合
には、光開始剤またはラジカル重合開始剤等の添加を特
に必要としない。
ル重合開始剤して知られている例えば過酸化水素、過酸
化ベンゾイル、クメンパーオキシド、t−ブチルハイド
ロパーオキシド、アゾビスイソブチロニトリルなどを使
用することができる。電子線を照射して硬化させる場合
には、光開始剤またはラジカル重合開始剤等の添加を特
に必要としない。
これらいずれの硬化方法を採用しても、本発明で得ら
れるウレタン変性アクリレート組成物はこれまでに得る
ことのできなかつた強靭で、優れた耐加水分解性、耐候
性、可撓性、密着性、接着性を有する硬化物を与える。
また硬化時の体積収縮に伴う内部歪も小さく、特に接着
剤、塗料、コーテイング剤等として有用である。
れるウレタン変性アクリレート組成物はこれまでに得る
ことのできなかつた強靭で、優れた耐加水分解性、耐候
性、可撓性、密着性、接着性を有する硬化物を与える。
また硬化時の体積収縮に伴う内部歪も小さく、特に接着
剤、塗料、コーテイング剤等として有用である。
なお、本発明組成物に対しては、本発明の目的を損わ
ない範囲で通常の各種添加剤を使用目的に応じて添加す
ることができる。
ない範囲で通常の各種添加剤を使用目的に応じて添加す
ることができる。
具体的な用途についてさらに述べれば、本発明によつ
て得られるウレタン変性アクリレート組成物は、塗料、
コーテイング剤、接着剤、インキ、シーリング剤、バイ
ンダーに有用である。
て得られるウレタン変性アクリレート組成物は、塗料、
コーテイング剤、接着剤、インキ、シーリング剤、バイ
ンダーに有用である。
実施例 本発明をさらに具体的に説明するために以下に実施
例、比較例を挙げる。例中、部とあるのは重量部を示
す。
例、比較例を挙げる。例中、部とあるのは重量部を示
す。
硬化塗膜の性能は次の方法によつた。
(i) 密着性;ゴバン目セロテープ剥離による方法に
より試験片100個中何個が接着していたかをx/100で示
す。
より試験片100個中何個が接着していたかをx/100で示
す。
(ii) 可撓性;幅5mm、長さ10cmのタンザク状の試験
片を直径2cmの円柱の外周にそつて折り曲げ被膜がひび
われるかどうかで判定した。
片を直径2cmの円柱の外周にそつて折り曲げ被膜がひび
われるかどうかで判定した。
(iii) 耐水性;70℃の熱水中に試験片を240時間浸漬
した後に外被膜層の外観および密着性(上記(i)によ
る方法)を評価した。
した後に外被膜層の外観および密着性(上記(i)によ
る方法)を評価した。
(iV) 耐候性;試験片をサンシヤインウエザオメータ
ー中に1000時間保持し、外被膜層の外観および密着性
(上記(i)による方法)を評価した。
ー中に1000時間保持し、外被膜層の外観および密着性
(上記(i)による方法)を評価した。
また、破断伸度、破断強度の測定はJIS K6301に準拠
して行った。
して行った。
参考例1 窒素気流下、2−メチル−1,8−オクタンジオール870
g、1,9−ノナンジオール870gおよびジフエニルカーボネ
ート2,140gよりなる混合物を加熱し、190℃で反応系よ
りフエノールを留去した。温度を徐々に210℃〜220℃に
上げ、フエノールをほとんど留去させたあと真空にし、
6〜10mmHgの真空下210℃〜220℃で残りのフエノールを
完全に留去した。その結果、水酸基価56のペースト状物
質が得られた。数平均分子量は約2,000であった。この
ポリカーボネートの100℃における粘度は500センチポイ
ズであつた。また重クロロホルム溶媒中で1H核磁気共鳴
スペクトルを測定したところ対照化合物としてヘキサメ
チルジシロキサン(HMS)を基準にポリカーボネート中
の2−メチル−1,8−オクタンジオールのメチル基の水
素が0.9ppm、2−メチル−1,8−オクタンジオールおよ
び1,9−ノナンジオールの酸素原子に隣接するメチレン
基の水素が4.1ppmに共鳴ピークを示し、これらの積分値
から2−メチル−1,8−オクタンジオール残基、1,9−ノ
ナンジオール残基のモル比を計算すると0.51/0.49とな
り仕込組成からの計算値0.5/0.5に近い値であつた。こ
の共重合ポリカーボネートを試料Aとした。
g、1,9−ノナンジオール870gおよびジフエニルカーボネ
ート2,140gよりなる混合物を加熱し、190℃で反応系よ
りフエノールを留去した。温度を徐々に210℃〜220℃に
上げ、フエノールをほとんど留去させたあと真空にし、
6〜10mmHgの真空下210℃〜220℃で残りのフエノールを
完全に留去した。その結果、水酸基価56のペースト状物
質が得られた。数平均分子量は約2,000であった。この
ポリカーボネートの100℃における粘度は500センチポイ
ズであつた。また重クロロホルム溶媒中で1H核磁気共鳴
スペクトルを測定したところ対照化合物としてヘキサメ
チルジシロキサン(HMS)を基準にポリカーボネート中
の2−メチル−1,8−オクタンジオールのメチル基の水
素が0.9ppm、2−メチル−1,8−オクタンジオールおよ
び1,9−ノナンジオールの酸素原子に隣接するメチレン
基の水素が4.1ppmに共鳴ピークを示し、これらの積分値
から2−メチル−1,8−オクタンジオール残基、1,9−ノ
ナンジオール残基のモル比を計算すると0.51/0.49とな
り仕込組成からの計算値0.5/0.5に近い値であつた。こ
の共重合ポリカーボネートを試料Aとした。
参考例2〜7 表1に示した組成の両末端水酸基のポリカーボネート
(B〜G)を参考例1と同様の方法で合成した。表1に
その構造および分子量を示す。
(B〜G)を参考例1と同様の方法で合成した。表1に
その構造および分子量を示す。
実施例1 参考例1のポリカーボネートポリオール(A)500部
にイソホロンジイソシアナートを111部及び触媒として
はジ−n−ブチルスズジラウレート0.2部を加え、80℃
で6時間加熱攪拌して末端イソシアナート基含有ウレタ
ンプレポリマーを得た。
にイソホロンジイソシアナートを111部及び触媒として
はジ−n−ブチルスズジラウレート0.2部を加え、80℃
で6時間加熱攪拌して末端イソシアナート基含有ウレタ
ンプレポリマーを得た。
次いで2−ヒドロキシエチルアクリレート58部とヒド
ロキノンモノメチルエーテル0.4部を加え、60℃で6時
間反応させた後1,9−ノナンジオールジアクリレート200
部およびリン酸ジ(2−メタクリレートエチル)を加え
てウレタン変性アクリレート配合物を得た。
ロキノンモノメチルエーテル0.4部を加え、60℃で6時
間反応させた後1,9−ノナンジオールジアクリレート200
部およびリン酸ジ(2−メタクリレートエチル)を加え
てウレタン変性アクリレート配合物を得た。
得られたウレタン変性アクリレート配合物100部にベ
ンゾインエチルエーテル3部を加えて、被覆組成物を調
製した。これをアルミニウム板上に75ミクロンのアプリ
ケーターで塗布し出力80W/cmの高圧水銀灯で照射した。
塗膜は6m/分のスピードで2回照射することによりタツ
クウリーとなり4回照射で完全硬化した。物性の測定に
は6回照射した塗膜を用いた。
ンゾインエチルエーテル3部を加えて、被覆組成物を調
製した。これをアルミニウム板上に75ミクロンのアプリ
ケーターで塗布し出力80W/cmの高圧水銀灯で照射した。
塗膜は6m/分のスピードで2回照射することによりタツ
クウリーとなり4回照射で完全硬化した。物性の測定に
は6回照射した塗膜を用いた。
実施例2〜6 実施例1と同様のモル比で、同様の方法により表2に
示す組成でそれぞれのウレタン変性アクリレート組成物
を得た。
示す組成でそれぞれのウレタン変性アクリレート組成物
を得た。
比較例1〜4 実施例1と同様のモル比で同様の方法により表2に示
す組成でそれぞれのウレタン変性アクリレート組成物を
得た。
す組成でそれぞれのウレタン変性アクリレート組成物を
得た。
それぞれの組成物の硬化物の塗膜物性およびフイルム
の引張強度および破断時の伸びを測定し、表2に記し
た。
の引張強度および破断時の伸びを測定し、表2に記し
た。
発明の効果 以上のように、本発明は可撓性、強靭性、密着性、耐
水性、耐候性等に優れたウレタン変性アクリレート組成
物を提供するという点で工業的にきわめて有用なもので
ある。
水性、耐候性等に優れたウレタン変性アクリレート組成
物を提供するという点で工業的にきわめて有用なもので
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】ウレタン変性アクリレートと重合性単量体
とからなるウレタン変性アクリレート組成物において該
ウレタン変性アクリレートが次の一般式(I) (式中、R1およびR′1は水素またはメチル基、R2およ
びR′2は多価アルコール残基、R3は有機ジイソシアナ
ート残基、R4は 基を含有するポリカーボネートポリオール残基、mは1
〜8の数、lおよびnは1〜3の整数を示す。) で表わされる化合物であることを特徴とするウレタン変
性アクリレート組成物。 - 【請求項2】ウレタン変性アクリレート、重合性単量体
およびリン含有アクリレートからなるウレタン変性アク
リレート組成物において該ウレタン変性アクリレートが
次の一般式(I) (式中、R1およびR′1は水素またはメチル基、R2およ
びR′2は多価アルコール残基、R3は有機ジイソシアナ
ート残基、R4は 基を含有するポリカーボネートポリオール残基、mは1
〜8の数、lおよびnは1〜3の整数を示す。) で表わされる化合物であり、かつ該リン含有アクリレー
トが次の一般式(II) (式中、R5は水素またはメチル基、R6は2価の有機基、
qは1または2、rは1または2でありq+r=3であ
る。) で表わされる化合物であることを特徴とするウレタン変
性アクリレート組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62181310A JP2553091B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | ウレタン変性アクリレ−ト樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62181310A JP2553091B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | ウレタン変性アクリレ−ト樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6424817A JPS6424817A (en) | 1989-01-26 |
| JP2553091B2 true JP2553091B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=16098441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62181310A Expired - Fee Related JP2553091B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | ウレタン変性アクリレ−ト樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2553091B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6441087B1 (en) * | 1999-10-19 | 2002-08-27 | Shell Oil Company | High gloss acrylic coatings with improved impact resistance |
| JP2006117858A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 粘着材形成用感光性樹脂組成物 |
| CN105295616A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-02-03 | 常熟市裕茗企业管理咨询有限公司 | 耐压测试仪 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6254711A (ja) * | 1985-09-03 | 1987-03-10 | Kuraray Co Ltd | ウレタン変性アクリレ−ト樹脂組成物 |
| JPH0796670B2 (ja) * | 1986-12-27 | 1995-10-18 | 東亞合成株式会社 | 接着剤組成物 |
| JPH0613692B2 (ja) * | 1986-12-27 | 1994-02-23 | 東亞合成化学工業株式会社 | 接着剤組成物 |
-
1987
- 1987-07-20 JP JP62181310A patent/JP2553091B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6424817A (en) | 1989-01-26 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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