JP2552884B2 - ティーチングプレイバック方式の三次元計測ロボットの自動計測に於ける穴探しの方法 - Google Patents

ティーチングプレイバック方式の三次元計測ロボットの自動計測に於ける穴探しの方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ティーチングプレイバック方式の三次元計
測ロボットに於て被計測物上の穴の位置を探す方法に関
する。
[従来の技術] ティーチングプレイバック方式の三次元計測ロボット
で自動計測を行う場合には計測ロボットに被計測物の測
定点及び経路をティーチングした後に自動計測を行う
が、例えば被計測物上の穴の中心座標や直径等を自動計
測する場合には、その対象となる穴に対してティーチン
グデータに基いてプローブをアプローチし、次にプロー
ブをそのアプローチ方向と直角に動かして穴の縁の数箇
所に当たってその座標を求め、これらデータから対象と
なる穴の中心座標や直径等を演算で算出している。
[発明が解決しようとする問題点] このように従来の被計測物上の穴の計測は、教示した
データに基いて計測開始点にプローブをアプローチさせ
ることでプローブを対象となる穴の中に入れ穴の計測を
始めるのであるが、ティーチングの誤差や加工精度に由
来する被計測物上の穴位置のバラツキ等により対象とな
る穴が教示したデータ通りの位置にあるとは限らず、テ
ィーチングデータによる計測開始点にプローブをアプロ
ーチさせても穴から外れそれ以後の穴計測を実行しない
ことが起こる。
勿論、教示したデータによる穴位置と実際の被計測物
の穴位置が大きく異なるということになれば、計測しよ
うとする物の加工精度に大きな問題があり、それはそれ
で不良品ということであえて計測の必要もないのである
が、従来のティーチングプレイバック方式の三次元計測
ロボットの自動計測では、実際の穴位置のバラツキが許
容範囲にあってもこれを計測できないことがあり、この
点が問題であった。
本発明はこのような従来の問題点を解決するものであ
り、ティーチングデータによる穴位置と実際の被計測物
上の穴位置とが許容範囲内で多少異なったとしてもこれ
を見つけ出すことができ、それ以後の穴の自動計測を支
障なく実施できる穴探しの方法を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 上記の問題点を解決するため、本発明のティーチング
プレイバック方式の三次元計測ロボットの自動計測に於
ける穴探しの方法は、ティーチングプレイバック方式の
三次元計測ロボットで自動計測により被計測物上の穴の
計測するに際し、プローブをティーチングデータに基づ
く被計測物の穴の計測開始点上に位置させるとともに該
計測開始点にアプローチさせ、このアプローチ中にプロ
ーブがON信号を発した場合に、前記計測開始点を中心と
する同心円上に設定した複数個のサーチポイントに対し
てより半径の小さい円周上にあるものから順にプローブ
をアプローチさせ、このアプローチ中にプローブがOFF
信号であったときにそのサーチポイントを真の計測開始
点とすることを特徴とするものである。
[作用] 上記のような手段を持つ本発明方法では、プローブを
ティーチングデータによる計測開始点にアプローチさせ
た結果、プローブの先端が穴から外れて被計測物上に突
き当たりON信号を発した場合に、プローブを計測開始点
を中心にした同心円上に複数個設定したサーチポイント
に対し順にアプローチさせるものであり、したがってテ
ィーチングデータによる穴位置と実際の被計測物の穴位
置とが食い違った場合でもその違いがサーチポイントを
設定する同心円の範囲内にあれば穴を探し出すことがで
き、穴を見つけることで以後の穴計測が実行できること
になる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は三次元計測ロボットの一例を示すもので、1
は直交3軸の計測機機構であり、2はその計測機機構1
のアームに設けた多関節アーム、3は多関節アーム2の
先端に設けた被計測物に接触するプローブである。
直交3軸の計測機機構1は、被計測物を載置する定盤
4に沿って水平に配置した固定ベース5と、この固定ベ
ース5の上面に長手方向に設けたレール6,7上を移動可
能に設けた移動ベース8と、移動ベース8上に垂直に立
設したコラム9と、このコラム9上を摺動可能に配設し
たヘッド本体10と、固定ベース5とコラム9に夫々直交
しヘッド本体10を貫通して摺動可能に配設したアーム11
とから構成される。
なお、この直交3軸の計測機機構は従来より十分に公
知であるため、詳しい説明は省略するが、各動作部は所
定の駆動機構を備えている。すなわち、移動ベース8上
には移動ベース駆動用の交流三相サーボモータが配設さ
れ、このモータにて減速機を介して回転駆動されるピニ
オンギヤが固定ベース5に沿って配設されるラックギャ
と噛み合うことで移動ベース8を固定ベース5上に沿っ
て駆動する。またコラム9の頂部にはヘッド本体10の駆
動用の交流三相サーボモータ及び減速機が配設され、こ
の減速機の出力軸と連結されたボールねじ軸がコラム9
内に配設されるとともにヘッド本体10に固定されたボー
ルねじナットと螺合されており、モータによりボールね
じ軸を回転駆動することによりヘッド本体10をコラム9
に沿って上下駆動する。またヘッド本体10にはアーム11
の駆動用の交流三相サーボモータが配設され、このモー
タにて減速機を介して回転駆動されるピニオンギヤがア
ーム11に沿って配設されるラックギヤと噛み合うことで
アーム11をヘッド本体10に対して駆動可能にしている。
次に多関節アーム2は、直交3軸の計測機構1のアー
ム11の先端に配設され、このアーム11と同軸に回動可能
に配設される第1回転アーム部12と、この第1回転アー
ム部12に対して曲折可能に配設される第1曲折アーム部
13と、この第1曲折アーム部13と同軸に回動可能に配設
される第2回転アーム部14と、この第2回転アーム部14
に対して曲折可能に配設される第2曲折アーム部15とか
らなり、この第2曲折アーム部15の先端にプローブ3が
設けられる。
なお、各アーム部には駆動用の直流サーボモータ及び
減速機が内蔵され、これら減速機の出力軸に各アーム部
が連結されており、回転・曲折アーム部はこれら駆動機
構によって所定の角度範囲で回動・曲折される。
16はコンピュータ装置を含む制御装置であり、ティー
チング時に三次元計測機機構1及び多関節アーム2の姿
勢及びそれに至る経路を前記角度センサーの検出値によ
りティーチングデータとして記憶し、次に自動計測の際
にティーチングデータに基づいて各動作部を駆動制御す
るとともにプローブ3が計測点と接触してON信号を発生
したときに前記角度センサーの検出値を読みとって計測
点の座標の計測を行う。
本発明は、このようなティーチングプレイバック方式
の三次元計測ロボットの自動計測に於ける穴探しの方法
に関し、ティーチングデータに基いてプローブをアプロ
ーチさせても対象となる穴が見つからない場合に穴探し
のコンピュータプログラムを実行して穴の位置を探すも
のである。
以下、穴探しの方法について詳しく述べると、第2図
に図示するように、プローブ3を計測開始点P,P′へ移
動し、一定距離Lだけアプローチさせる。この場合、テ
ィーチングデータによる計測開始点がP′のように穴21
の中に存在すればプローブ3を一定距離Lだけアプロー
チすることによりプローブ3は穴21のなかに入りON信号
を発生することはないが、Pのように穴21から外れてい
る場合はプローブ3は被計測物20の表面に突き当たり、
このときはプローブ3がON信号を発生する。プローブ3
の検出信号はコンピュータに入力されており、したがっ
て、プローブ3のアプローチ中にON信号が発生するか否
かで穴21の位置が見つかったか否かを判別できる。この
アプローチ中にプローブ3のON信号がある場合は、最初
のアプローチでは穴位置が見つからないことであり、以
下本発明の穴探し方法が実行される。
第3図は計測開始点を中心にして一定の範囲に設定し
たサーチポイントを示すものであり、計測開始点Pを中
心に半径R1,R2が大小異なる2つの仮想円C1,C2上に適
当な間隔(例えば等間隔)にて複数個のサーチポイント
S1〜S20を予め設定しておくものである。この場合、テ
ィーチングデータによる穴位置(計測開始点P)と実際
の被計測物上の穴位置とのズレには当然に一定の許容範
囲があるので、前記仮想円C1,C2及びサーチポイントは
その許容範囲内に位置させることは勿論である。
本発明の穴探しは、このように設定したサーチポイン
トに対しより半径の小さい円C1上のポイントから順に
(この場合は反時計回り)各ポイントにつきプローブ3
を一定距離だけアプローチさせる。そして、このアプロ
ーチ時にプローブ3がON信号を発しない場合は穴21の位
置が見つかったことであり、そのサーチポイントが真の
計測開始点となり、その時点から穴計測を実行するもの
である。
ところで、サーチポイント数は、ある限られた範囲内
に適当な間隔で設ければよいから、余り数を多くしても
意味がなく、かつ計測の効率も悪くなるので、例えば第
3図図示のように20ポイントに決め、それでも穴位置が
不明のときはそこで穴探しを終了し見つからないものと
して処理する。したがって実際にはサーチポイントを1
個ずつアプローチするに従いこれをカウントし、カウン
ト数が20に達した時点で終了することになる。
なお、仮想円C1,C2の半径R1,R2及びサーチポイント
数は適宜に決めることができる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明方法によれば、ティーチング
の誤差や実用上許容される範囲での被計測物上の穴位置
のバラツキ等によって、プローブのティーチングデータ
による計測開始点と実際の穴位置とが食い違っても穴を
見つけ出すことができ、穴の自動計測をスムーズに実施
できる。
またサーチポイントは、ティーチングデータによる計
測開始点を中心とする同心円上に配置され、すなわち一
定範囲に規則的に配置されるため、しかも穴探しは半径
のより小さい円周上にあるサーチポイントから順にプロ
ーブをアプローチさせて行うため、漏れがなく効率よく
穴探しが実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る三次元計測ロボットの全
体図、第2図は同じくプローブと被計測物の穴との関係
を説明する図、第3図は計測開始点とサーチポイントと
の関係を説明する図、第4図は穴探しの手順を表わすフ
ローチャートである。 3……プローブ、20……被計測物 21……穴、P……計測開始点 S1〜S20……サーチポイント

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ティーチングプレイバック方式の三次元計
    測ロボツトで自動計測により被計測物上の穴を計測する
    に際し、プローブをティーチングデータに基づいて被計
    測物の穴の計測開始点上に位置させるとともに該計測開
    始点にアプローチさせ、このアプローチ中にアプローチ
    がON信号を発した場合に、前記計測開始点を中心とする
    同心円上に設定した複数個のサーチポイントに対してよ
    り半径の小さい円周上にあるものから順にプローブをア
    プローチさせ、このアプローチ中にプローブがOFF信号
    であったときにそのサーチポイントを真の計測開始点と
    することを特徴とするティーチングプレイバック方式の
    三次元計測ロボットの自動計測に於ける穴探しの方法。
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