JP2552484Y2 - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JP2552484Y2 JP6429792U JP6429792U JP2552484Y2 JP 2552484 Y2 JP2552484 Y2 JP 2552484Y2 JP 6429792 U JP6429792 U JP 6429792U JP 6429792 U JP6429792 U JP 6429792U JP 2552484 Y2 JP2552484 Y2 JP 2552484Y2
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陸郎 白勢
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本考案は、所定の型締装置に装着されて射
出成形用キャビティを形成する射出成形用金型に係り、
特に、固定金型および可動金型が、それぞれ、内部金型
と外部金型との分割構造とされた射出成形用金型におい
て、外部金型に対して内部金型を固定するクランプ構造
の改良に関するものである。
【0002】
【背景技術】近年、射出成形装置においては、成形効率
の向上等のために、型締装置の固定盤および可動盤に対
する金型(固定金型および可動金型)の交換作業を、自
動的に行なうことが考えられている。
【0003】そこで、本出願人は、先に、特願昭61−
263266号(特開昭63−116829号)におい
て、型締装置の固定盤や可動盤に固定される外部金型
(外部固定金型および外部可動金型)と、かかる外部金
型に対して着脱可能とされて、製品キャビティの変更に
応じて交換される内部金型(内部固定金型および内部可
動金型)とからなる分割構造の金型を採用した射出成形
システムを、明らかにした。
【0004】かくの如き分割構造の金型を採用すれば、
型締力に対する金型強度を十分に確保しつつ、金型交換
作業の容易化と、金型交換のための装置や金型収納ステ
ーションの小型化が、有利に図られ得るのである。
【0005】ところで、このような分割構造の金型にお
いては、固定盤および可動盤に取り付けられた外部固定
金型および外部可動金型に対して、それらの対向面間に
水平方向側方からの移動によって挿入される内部固定金
型および内部可動金型を、それぞれ、取外し可能に固定
するクランプ手段が、必要とされる。
【0006】そこにおいて、かかるクランプ手段として
は、一般に、先の出願にも示されているように、外部金
型内に油圧シリンダ機構を設け、該油圧シリンダ機構の
ピストンロッドを内部金型装着面側に突出位置せしめる
と共に、その先端部に係止爪を設けて、油圧シリンダ機
構にてピストンロッドを引込み作動させることにより、
かかる係止爪を、内部金型に設けられた係合部に係止さ
せて、該内部金型を外部金型に対して固定するようにし
た油圧シリンダ機構が、採用されることとなる。
【0007】ところが、かくの如き油圧シリンダ機構を
採用すると、固定金型の肉厚を、少なくとも内部に油圧
シリンダ機構を配設できる寸法に設定しなければなら
ず、金型の小型化、軽量化が十分に実現され難いという
問題があった。
【0008】しかも、かかる油圧シリンダ機構において
は、内部金型の交換時に係止爪による係止を解除するた
めに、ピストンロッドを突出させるための付勢手段を配
設したり、複動型油圧シリンダを採用することが必要と
されることから、それに起因する油圧シリンダ機構、延
いては金型の大型化が問題となり、更に、該油圧シリン
ダ機構の構造の複雑化が避けられないという問題もあっ
たのである。
【0009】
【解決課題】ここにおいて、本考案は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、内部金型を外部金型に対して取外し可能に
固定するクランプ手段として、スペースの有効利用が図
られて金型の小型、軽量化が達成されると共に、構造が
簡単で製作が容易な油圧シリンダ機構を備えた射出成形
用金型を提供することにある。
【0010】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
考案の特徴とするところは、型締装置の固定盤および可
動盤に取り付けられる外部固定金型および外部可動金型
に対して、それらの対向面間に水平方向側方からの移動
によって挿入される内部固定金型および内部可動金型
を、それぞれ、取外し可能に固定するようにした射出成
形用金型において、前記外部固定金型および前記外部可
動金型における、各対向面の前記内部固定金型または前
記内部可動金型の装着部周りの複数箇所に、それぞれ、
係止爪を有する係止部材を型合せ方向に移動可能に装着
すると共に、該係止部材の基部側に、該係止部材を前方
に向って付勢する付勢ばねを配する一方、該係止部材の
先端側に、油圧シリンダ室を形成すると共に、該油圧シ
リンダ室内に入り込むピストン部材を、かかる係止部材
に一体的に設けて油圧シリンダ機構を構成し、該油圧シ
リンダ機構にて、該係止部材を前記付勢ばねによる付勢
力に抗して移動させることにより、該係止部材の前記係
止爪を、前記内部固定金型または前記内部可動金型に設
けられた係合部に係止せしめて、該内部固定金型または
該内部可動金型を、前記外部固定金型または前記外部可
動金型に固定するようにしたことにある。
【0011】
【作用・効果】すなわち、本考案に従う構造とされた射
出成形用金型においては、係止部材を内部金型に対する
係止方向に駆動する油圧シリンダ機構を、係止部材に対
して外部金型の対向面側(内部金型の取り付け面側)に
形成するようにしたことから、内部金型の肉厚分だけの
スペースを有効に利用して油圧シリンダの配設スペース
を確保することができるのであり、それによって、外部
金型延いては金型全体の肉厚寸法の縮小化が、極めて有
効に図られ得るのである。
【0012】しかも、かかる射出成形用金型において
は、係止部材の背後に、油圧シリンダ機構に比べて小さ
な配設スペースで済む付勢ばねを配設し、該付勢ばねの
付勢力にて、係止部材を内部金型に対する係止解除方向
に駆動させるようにしたことから、係止部材の背後側の
スペースも有効に利用され得ることは勿論、前記油圧シ
リンダ機構を複動型とする必要がないのであり、それに
よって、油圧シリンダ機構、延いては金型の構造の簡略
化および製作性の向上が、極めて有効に達成され得るの
である。
【0013】
【実施例】以下、本考案を更に具体的に明らかにするた
めに、本考案の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明することとする。
【0014】先ず、図1乃至図3には、本考案に従う構
造とされた射出成形用金型の一実施例が、示されてい
る。これらの図において、10は固定金型、12は可動
金型であり、それぞれ図示しない型締装置の固定盤およ
び可動盤に対して、互いに対向位置する状態で装着され
るようになっている。そして、型締装置の可動盤が固定
盤に対して駆動されることにより、可動金型12が、固
定金型10に対して、接近,離隔方向に移動せしめら
れ、それら両金型12,10の型合せ面間に、成形キャ
ビティが形成されるようになっている。
【0015】より詳細には、固定金型10は、型締装置
の固定盤に対して、ボルト等にて固定される外部固定金
型14と、キャビティ形成面を有し、外部固定金型14
の可動金型12に対する対向面16側に着脱可能に取り
付けられる内部固定金型18とから構成されている。ま
た、可動金型12も同様に、型締装置の可動盤に固定さ
れる外部可動金型20と、該外部可動金型20の対向面
22側に着脱可能に取り付られる内部可動金型24とか
ら構成されている。なお、図面中、内部固定金型18お
よび内部可動金型24におけるキャビティ形成面は、省
略する。
【0016】かかる外部固定金型14は、固定用ボルト
の挿通孔26が設けられた矩形平板状の取付板28を備
えており、該取付板28の中央部分にロケートリング3
0が装着されている。また、この取付板28の上下方向
両縁部には、上部支持部材32および下部支持部材34
が、それぞれ固設されている。更にまた、下部支持部材
34の長手方向一方の側には、連続して側方に延び出す
ガイドレール36が、取り付けられている。
【0017】一方、外部可動金型20は、固定用ボルト
の挿通孔38が設けられた矩形平板状の取付板40に対
して、その上下方向両縁部に、上部スペーサ部材42お
よび下部スペーサ部材44を介して、上部支持部材46
および下部支持部材48が、それぞれ固設されている。
更にまた、下部支持部材48の長手方向一方の側には、
連続して側方に延び出すガイドレール50が、取り付け
られている。
【0018】そして、これら外部固定金型14の対向面
16上における上下支持部材32,34間および外部可
動金型20の対向面22上における上下支持部材46,
48間に、内部固定金型18および内部可動金型24
が、それぞれ、配設されている。なお、かかる内部固定
金型18および内部可動金型24は、図4に示されてい
るように、互いに重ね合わされ、連結部材52にて連結
された状態で、図示しない駆動手段により、ガイドレー
ル36,50上を移動せしめられて、外部固定金型14
と外部可動金型20との間に、側方より挿入されるよう
になっている。
【0019】ここにおいて、内部固定金型18には、そ
の上下面に対して、それぞれ、外部固定金型14に対す
る挿入方向に直線的に延びる係合溝54,54が、形成
されている。
【0020】また一方、内部可動金型24は、内部固定
金型18と同様、上下面に対して、それぞれ、外部可動
金型20に対する挿入方向に直線的に延びる係合溝5
6,56が設けられた内部可動金型本体58と、該内部
可動金型本体58の背後に位置せしめられたエジェクタ
プレート62とによって構成されている。このエジェク
タプレート62は、内部可動金型本体58に対し、連結
ロッド60を介して接近、離隔可能に連結されており、
通常は、圧縮コイルスプリング64により、内部可動金
型本体58から最も離隔した位置に保持されている。ま
た、図示はされていないが、エジェクタプレート62に
は、エジェクタピンが立設されており、内部可動金型本
体58の内部に挿入されている。
【0021】そして、公知の如く、射出成形後、かかる
エジェクタプレート62が、図示しないエジェクタシリ
ンダにて内部可動金型本体58側に駆動されることによ
り、射出成形品が、エジェクタピンにて離型せしめられ
るようになっているのである。
【0022】さらに、上記内部固定金型18および内部
可動金型本体58には、それぞれの内部に、外部固定金
型14および外部可動金型20に対する挿入方向前方側
の面に開口部を有する温調媒体通路66,68が設けら
れていると共に、それら各温調媒体通路66,68の開
口部には、それぞれ、雄型カプラ部材70が装着されて
いる。
【0023】また一方、外部固定金型14および外部可
動金型20における、内部固定金型18および内部可動
金型24の挿入方向奥方には、側面支持部材72,73
が固設されており、挿入される内部固定金型18および
内部可動金型24の挿入方向前方側の面が、当接支持さ
れるようになっている。更に、かかる側面支持部材7
2,73の外方には、それぞれ、雌型カプラ部材74,
74が装着された接続ブロック76が配設されており、
側面支持部材72,73の外面上に立設された案内ロッ
ド78,78にて案内されつつ、エアシリンダ80によ
り、側面支持部材72,73に対して接近,離隔方向に
駆動されるようになっている。
【0024】そして、外部固定金型14および外部可動
金型20に対して内部固定金型18および内部可動金型
24を挿入し、後述する係止部材82によって位置決め
した後、エアシリンダ80にて接続ブロック76を側面
支持部材72,73側に駆動することにより、内部固定
金型18および内部可動金型24(内部可動金型本体5
8)に装着された雄型カプラ部材70が、接続ブロック
76に装着された雌型カプラ部材74に接続されるよう
になっているのである。
【0025】なお、これら雌雄カプラ部材70,74
は、それぞれ弁体を備えており、非接続状態下では開口
部が遮断状態に維持される一方、接続されることによ
り、自動的に開口,連通されるようになっている。それ
によって、内部固定金型18および内部可動金型24を
外部固定金型14および外部可動金型20に装着せしめ
ることにより、自動的に、該内部固定金型18および内
部可動金型24(内部可動金型本体58)の温調媒体通
路66,68に対して、雌雄カプラ部材70,74を通
じて、図示しない外部の温調媒体給排手段により所定の
温度に調節された温調媒体が供給、循環されるようにな
っているのである。
【0026】さらに、前記外部固定金型14および外部
可動金型20には、それぞれ、上下支持部材32,34
および46,48の内部において、4個の係止部材82
が配設されており、内部固定金型18および内部可動金
型本体58の周囲に位置せしめられている。
【0027】かかる係止部材82は、外部固定金型14
側の拡大図が図5に示されているように、略小判形の係
止爪84に対して、軸方向一方の側に突部86が、軸方
向他方の側にピストン部88が、それぞれ、一体的に突
出形成されてなる構造とされており、該係止爪84の一
部が、上下支持部材32,34の対向面上に突出した状
態で、金型の型合わせ方向(前後方向)に所定量だけ移
動可能に配設されている。
【0028】また、かかる係止部材82には、その突部
86の先端面に開口する凹部90が設けられていると共
に、該突部86の先端部が、取付板28に設けられた凹
所92に入り込んだ状態で、配設されている。更に、突
部86の凹部90と取付板28の凹所92との間には、
付勢ばねとしてのコイルスプリング94が収容された状
態で介装されており、このコイルスプリング94によ
り、係止部材82が、常時、取付板28から離隔する方
向に付勢されている。
【0029】更にまた、かかる係止部材82の前方に
は、上部支持部材32または下部支持部材34によって
油圧シリンダ室96が形成されており、かかる油圧シリ
ンダ室96内に、係止部材82のピストン部88が挿入
されていることによって、油圧シリンダ機構が構成され
ている。そして、給排通路98を通じて、圧力油を油圧
シリンダ室96に導くことにより、図6に示されている
如く、係止部材82が、コイルスプリング94の付勢力
に抗して、取付板28側に移動せしめられるようになっ
ている。
【0030】それによって、かかる係止部材82の係止
爪84が、内部固定金型18に設けられた係合溝54に
係止され、以て、該内部固定金型18が外部固定金型1
4に対して固定され得るのである。また一方、上記油圧
シリンダ室96の圧力を抜くことにより、係止部材82
が、コイルスプリング94の付勢力により、取付板28
から離隔する方向に移動せしめられることとなり、以
て、内部固定金型18の、外部固定金型14からの取り
出しが可能とされるのである。
【0031】なお、外部可動金型20側に配設された係
止部材82も、図1から明らかなように、上記外部固定
金型14側に配設された係止部材82と同様な構造とさ
れており、上下スペーサ部材42,44との間に介装さ
れたコイルスプリング94によって、常時、型合わせ方
向前方に付勢されている一方、該係止部材82の前方に
形成された油圧シリンダ機構により、コイルスプリング
94の付勢力に抗して、型合わせ方向後方に移動せしめ
られるようになっている。そして、それによって、かか
る係止部材82の係止爪84が、内部可動金型本体58
の係合溝56に係止されて、該内部可動金型本体58が
外部可動金型20に対して固定され得るのである。
【0032】従って、このような構造の油圧シリンダ機
構を備えてなる、上述の如き射出成形用金型において
は、かかる油圧シリンダ室96を、内部固定金型18お
よび内部可動金型24の肉厚分だけのスペースを有効に
利用して形成することができることから、固定金型10
および可動金型12の肉厚寸法の縮小化および軽量化
が、極めて有効に達成され得るのである。
【0033】しかも、かかる射出成形用金型において
は、係止部材82に対して油圧シリンダ機構とは反対側
に、油圧シリンダ機構に比べて小さな配設スペースで済
むコイルスプリング94が配設され、該コイルスプリン
グ94の付勢力にて、係止部材82が内部金型18,5
8に対する係止解除方向に駆動されるようになっている
ことから、係止部材の背後側のスペースも有効に利用さ
れ得ると共に、上記油圧シリンダ機構を複動型とする必
要がなく、油圧シリンダ機構、延いては金型の構造の簡
略化および製作性の向上が、極めて有効に達成され得る
のである。
【0034】以上、本考案の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本考案は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0035】例えば、前記実施例では、係止部材82を
係止解除方向に移動させる付勢ばねとしてコイルスプリ
ング94が用いられていたが、皿ばね等の他のばね手段
を用いることも可能である。
【0036】また、前記実施例では、内部可動金型24
側にだけエジェクタ機構が設けられていたが、成形品の
形状等に応じて、内部固定金型18側にもエジェクタ機
構を設けてなる内部金型を採用することも可能である。
【0037】更にまた、前記実施例では、固定金型10
側にロケートリング30が設けられており、該固定金型
10側から、水平方向に射出樹脂材料が成形キャビティ
内に導かれるようになっているが、それに代えて、固定
金型10と可動金型12との型合わせ面において、垂直
方向に射出樹脂材料が成形キャビティ内に導かれるよう
にすることも可能である。
【0038】その他、一々列挙はしないが、本考案は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本考案の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本考案の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての射出成形用金型を示
す縦断面図であって、図3におけるI−I断面に相当す
る図である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1における III−III 矢視図である。
【図4】図1に示された射出成形用金型における内部固
定金型および内部可動金型の外部固定金型および外部可
動金型に対する装着操作を説明するための説明図であ
る。
【図5】図1に示された射出成形用金型における係止部
材の要部拡大断面図である。
【図6】図5に示された係止部材の別の作動状態を示す
断面図である。
【符号の説明】 10 固定金型 12 可動金型 14 外部固定金型 18 内部固定金型 20 外部可動金型 24 内部可動金型 28,40 取付板 32,46 上部支持部材 34,48 下部支持部材 36,50 ガイドレール 54,56 係合溝 58 内部可動金型本体 82 係止部材 84 係止爪 86 突部 88 ピストン部 94 コイルスプリング 96 油圧シリンダ室

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型締装置の固定盤および可動盤に取り付
    けられる外部固定金型および外部可動金型に対して、そ
    れらの対向面間に水平方向側方からの移動によって挿入
    される内部固定金型および内部可動金型を、それぞれ、
    取外し可能に固定するようにした射出成形用金型におい
    て、 前記外部固定金型および前記外部可動金型における、各
    対向面の前記内部固定金型または前記内部可動金型の装
    着部周りの複数箇所に、それぞれ、係止爪を有する係止
    部材を型合せ方向に移動可能に装着すると共に、該係止
    部材の基部側に、該係止部材を前方に向って付勢する付
    勢ばねを配する一方、該係止部材の先端側に、油圧シリ
    ンダ室を形成すると共に、該油圧シリンダ室内に入り込
    むピストン部材を、かかる係止部材に一体的に設けて油
    圧シリンダ機構を構成し、該油圧シリンダ機構にて、該
    係止部材を前記付勢ばねによる付勢力に抗して移動させ
    ることにより、該係止部材の前記係止爪を、前記内部固
    定金型または前記内部可動金型に設けられた係合部に係
    止せしめて、該内部固定金型または該内部可動金型を、
    前記外部固定金型または前記外部可動金型に固定するよ
    うにしたことを特徴とする射出成形用金型。
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