JP2552164Y2 - 外筒回転型スクリュープレスにおける外筒の支持装置 - Google Patents
外筒回転型スクリュープレスにおける外筒の支持装置Info
- Publication number
- JP2552164Y2 JP2552164Y2 JP4718892U JP4718892U JP2552164Y2 JP 2552164 Y2 JP2552164 Y2 JP 2552164Y2 JP 4718892 U JP4718892 U JP 4718892U JP 4718892 U JP4718892 U JP 4718892U JP 2552164 Y2 JP2552164 Y2 JP 2552164Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- support
- screw press
- external cylinder
- cylindrical
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、スクリーンを張設し
た外筒が回転するようにしたスクリュープレスの外筒の
支持装置の改良に関する。
た外筒が回転するようにしたスクリュープレスの外筒の
支持装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種外筒回転型のスクリュープレスは
公知である。実公昭49−38633号はその一例であ
り、この考案では、外筒の両端にそれぞれ駆動用のスプ
ロケットを設け、スプロケットのボス部を機枠に設けた
ボールベアリングで支持している。
公知である。実公昭49−38633号はその一例であ
り、この考案では、外筒の両端にそれぞれ駆動用のスプ
ロケットを設け、スプロケットのボス部を機枠に設けた
ボールベアリングで支持している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、スクリュ
ープレスでは、送り軸の送り力の反力として外筒にも強
大な推力がかかり、従って、高圧搾作業をするもので
は、外筒は機枠を固定されるのが一般的であり、前述の
考察のような構造のものでは高圧搾作業は困難である。
ープレスでは、送り軸の送り力の反力として外筒にも強
大な推力がかかり、従って、高圧搾作業をするもので
は、外筒は機枠を固定されるのが一般的であり、前述の
考察のような構造のものでは高圧搾作業は困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、上述のよう
な課題を解決して外筒回転型でありながら高圧搾作業を
可能にしたものであり、その要旨とするところは、周部
にスクリーンを張設した外筒を水平状に支架し、その外
筒の内部に送り軸を支架して一端に供給された原液を他
端に向かって搬送しながら固液分離するようにしたスク
リュープレスにおいて、機枠に一対の円筒状の支持部材
を固定し、この一対の支持部材の外周辺に、その回転軸
を同心円上に位置させて複数個の鍔付円筒状のローラー
をそれぞれ配設すると共に、一方、前記スクリーンの両
端部には、その内面が上記配設したローラーに摺接する
円筒状の支持部をそれぞれ設け、さらに、スクリーンの
外周部の適所に駆動輪を設けたものである。上記鍔付ロ
ーラーを支持部に配設するには、支持部に固定した支持
ベースに取り付け、その鍔を外筒の支持部材の端面に当
接させる。尚、この鍔付ローラーはスクリーンに設けた
支持部材の内面に設けてもよく、この場合は鍔が当接す
る部材を機枠側の支持部に設けるものである。
な課題を解決して外筒回転型でありながら高圧搾作業を
可能にしたものであり、その要旨とするところは、周部
にスクリーンを張設した外筒を水平状に支架し、その外
筒の内部に送り軸を支架して一端に供給された原液を他
端に向かって搬送しながら固液分離するようにしたスク
リュープレスにおいて、機枠に一対の円筒状の支持部材
を固定し、この一対の支持部材の外周辺に、その回転軸
を同心円上に位置させて複数個の鍔付円筒状のローラー
をそれぞれ配設すると共に、一方、前記スクリーンの両
端部には、その内面が上記配設したローラーに摺接する
円筒状の支持部をそれぞれ設け、さらに、スクリーンの
外周部の適所に駆動輪を設けたものである。上記鍔付ロ
ーラーを支持部に配設するには、支持部に固定した支持
ベースに取り付け、その鍔を外筒の支持部材の端面に当
接させる。尚、この鍔付ローラーはスクリーンに設けた
支持部材の内面に設けてもよく、この場合は鍔が当接す
る部材を機枠側の支持部に設けるものである。
【0005】
【作用】この考案は、上述のように構成してあり、外筒
は、その両端が鍔付ローラーに支えられていて駆動輪へ
入力することで回転する。このとき、鍔付ローラーは、
同心円上に配設してあるので、その芯軸を送り軸の芯軸
と合致させておくことによって、外筒を鍔付ローラーに
セットすることによって送り軸に対して芯出しすること
ができ、運転時に外筒が偏芯回転して摩耗等するのを防
止することができる。また、運転時に外筒には大きな推
力が加わるが、これに対しては鍔付ローラーの鍔が外筒
の支持部の端面に当接しているので、この推力を鍔付ロ
ーラーすなわち機枠で受け止めることができ、高圧搾運
転が可能である。以下、図面に基づいてこの考案を具体
的に説明する。
は、その両端が鍔付ローラーに支えられていて駆動輪へ
入力することで回転する。このとき、鍔付ローラーは、
同心円上に配設してあるので、その芯軸を送り軸の芯軸
と合致させておくことによって、外筒を鍔付ローラーに
セットすることによって送り軸に対して芯出しすること
ができ、運転時に外筒が偏芯回転して摩耗等するのを防
止することができる。また、運転時に外筒には大きな推
力が加わるが、これに対しては鍔付ローラーの鍔が外筒
の支持部の端面に当接しているので、この推力を鍔付ロ
ーラーすなわち機枠で受け止めることができ、高圧搾運
転が可能である。以下、図面に基づいてこの考案を具体
的に説明する。
【0006】
【実施例】図1は、この考案に係るスクリュープレスの
縦断面図であり、符号1は、その両端を機枠2で支持し
たスクリュー軸、3はその周部にスクリーンを張設した
外筒でその両端が機枠2に回転自在に支持されている。
図2は、その支持部の詳細を示すもので、図中、符号4
は、外筒3の端部に固着したフランジ、5はフランジ4
に固定した円筒状の支持体、6は支持体5の外周に巻き
回した駆動用のチェーンである。また、符号7は機枠2
に取り付けた円筒状の支持体で、その外周部には、その
回転軸を同心円上に位置させて複数個の円筒状の鍔付ロ
ーラー8が配設してあり、これら鍔付ローラー8は、前
述の外筒3側の支持体5の内周面を転動するようにして
ある。符号9は、鍔付ローラー8の支持ベースである。
以上は外筒3の基端側の支持構造であるが、外筒3の終
端側(ケーキ排出側)も同様に構成してあるものであ
る。
縦断面図であり、符号1は、その両端を機枠2で支持し
たスクリュー軸、3はその周部にスクリーンを張設した
外筒でその両端が機枠2に回転自在に支持されている。
図2は、その支持部の詳細を示すもので、図中、符号4
は、外筒3の端部に固着したフランジ、5はフランジ4
に固定した円筒状の支持体、6は支持体5の外周に巻き
回した駆動用のチェーンである。また、符号7は機枠2
に取り付けた円筒状の支持体で、その外周部には、その
回転軸を同心円上に位置させて複数個の円筒状の鍔付ロ
ーラー8が配設してあり、これら鍔付ローラー8は、前
述の外筒3側の支持体5の内周面を転動するようにして
ある。符号9は、鍔付ローラー8の支持ベースである。
以上は外筒3の基端側の支持構造であるが、外筒3の終
端側(ケーキ排出側)も同様に構成してあるものであ
る。
【0007】図3は、外筒3の駆動機構を示すもので、
符号10は駆動モーター、11はチェーン、12はピニ
オンスプロケットである。図4は、外筒3の中間の支持
機構を示すもので、図例では一対のローラー13,13
を用いている。尚、図例のスクリュープレスは、スクリ
ュー軸1内にスチームを供給してケーキを加熱するよう
にするとともに、外筒部を密封して防臭構造としてい
る。図1において、符号14はスチームの供給管、15
はスチームの出口管、16は防臭カバー、17は汚泥供
給用のホッパー、18はろ液トラフを示す。
符号10は駆動モーター、11はチェーン、12はピニ
オンスプロケットである。図4は、外筒3の中間の支持
機構を示すもので、図例では一対のローラー13,13
を用いている。尚、図例のスクリュープレスは、スクリ
ュー軸1内にスチームを供給してケーキを加熱するよう
にするとともに、外筒部を密封して防臭構造としてい
る。図1において、符号14はスチームの供給管、15
はスチームの出口管、16は防臭カバー、17は汚泥供
給用のホッパー、18はろ液トラフを示す。
【0008】この考案に係る装置は上述のように構成し
てあり、チェーン6を駆動することによって外筒3が回
転する。このとき、外筒3は、同心円上の配設した鍔付
ローラー7でその両端が支持されて送り軸1と回転軸芯
が合致しており、従って、送り軸1と外筒3との間に偏
芯がなく、両者が摩耗等することがない。また、スクリ
ュープレスでは運転中送り軸および外筒3に対して汚泥
の送り力の反力が作用し、特に、この考案のように外筒
3が回転するものでは、その強力な支持機構が必要であ
るが、この考案では、機枠2に固定した円筒状の鍔付ロ
ーラー8の鍔8aを外筒3の支持体5に当接させ、反力
を機枠2で支持するので、汚泥を強力に圧搾することが
できる。
てあり、チェーン6を駆動することによって外筒3が回
転する。このとき、外筒3は、同心円上の配設した鍔付
ローラー7でその両端が支持されて送り軸1と回転軸芯
が合致しており、従って、送り軸1と外筒3との間に偏
芯がなく、両者が摩耗等することがない。また、スクリ
ュープレスでは運転中送り軸および外筒3に対して汚泥
の送り力の反力が作用し、特に、この考案のように外筒
3が回転するものでは、その強力な支持機構が必要であ
るが、この考案では、機枠2に固定した円筒状の鍔付ロ
ーラー8の鍔8aを外筒3の支持体5に当接させ、反力
を機枠2で支持するので、汚泥を強力に圧搾することが
できる。
【0009】
【考案の効果】このようにこの考案に係る装置は、外筒
回転式のスクリュープレスにおいて、送り軸と外筒との
回転軸芯を正確に合致させて偏芯によるこれらの摩耗や
破損を防止することができると共に、外筒を支持するロ
ーラーによって外筒にかかる推力を機枠で支持させ、強
力な圧搾運転を可能にしたものである。
回転式のスクリュープレスにおいて、送り軸と外筒との
回転軸芯を正確に合致させて偏芯によるこれらの摩耗や
破損を防止することができると共に、外筒を支持するロ
ーラーによって外筒にかかる推力を機枠で支持させ、強
力な圧搾運転を可能にしたものである。
【図1】この考案に係るスクリュープレスの縦断側面図
である。
である。
【図2】この考案の要部の拡大縦断側面図である。
【図3】図1のA−A線に沿っての断面図である。
【図4】図1のB−B線に沿っての断面図である。
1 スクリュー軸 2 機枠 3 外筒 5,7 支持体 6 チェーン 8 鍔付ローラー8a 鍔 9 支持ベース
Claims (2)
- 【請求項1】 周部にスクリーンを張設した外筒3を水
平状に支架し、その外筒3の内部に送り軸1を支架して
一端に供給された原液を他端に向かって搬送しながら固
液分離するようにしたスクリュープレスにおいて、機枠
2に一対の円筒状の支持部材7,7を固定し、この一対
の支持部材7,7の外周辺に、その回転軸を同心円上に
位置させて複数個の鍔付円筒状のローラー8をそれぞれ
配設すると共に、一方、前記外筒3の両端部には、その
内面が上記配設したローラー8に摺接する円筒状の支持
部材5,5をそれぞれ設け、さらに、外筒3の外周部の
適所に駆動輪6を設けたことを特長とする外筒回転型ス
クリュープレスにおける外筒の支持装置。 - 【請求項2】 上記鍔付円筒状のローラー8が支持部材
7の外周面に設けた支持ベース9に回転自在に支架され
ており、一端に設けた鍔8aに外筒3の支持部材5の端
面が当接させてある請求項1記載の外筒回転型スクリュ
ープレスにおける外筒の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4718892U JP2552164Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 外筒回転型スクリュープレスにおける外筒の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4718892U JP2552164Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 外筒回転型スクリュープレスにおける外筒の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666888U JPH0666888U (ja) | 1994-09-20 |
JP2552164Y2 true JP2552164Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=12768137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4718892U Expired - Lifetime JP2552164Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 外筒回転型スクリュープレスにおける外筒の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552164Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4518501B2 (ja) * | 2005-10-12 | 2010-08-04 | 月島機械株式会社 | ろ過装置 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4718892U patent/JP2552164Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0666888U (ja) | 1994-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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